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1992年秋−北ア:槍ヶ岳へ
1992年10月9日(金)〜10日(土)
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 昨年夏、今年夏、と北アルプスに行っていますが、槍ヶ岳、穂高岳にはまだ行っていませんでした。 夏山シーズンの人混が嫌いで近寄らなかったのですが、さすがにこの時期なら混んでいないだろうと、出かけました。 もう10月に入っているので、準冬山装備でした。 ( だからって、決して吹雪に会いに行ったわけではないのですが ^_^;; )

第1日目
 上高地(0630)→明神(0710)→徳沢(0745-0800)→横尾(0845-0900)→一ノ俣(0945) →槍沢小屋(1020-45)→殺生ヒュッテ(1500)
 夜行バスで早朝に上高地に到着、観光客を尻目に明神、徳沢へと急ぎます。まだこの付近は晴天でした。槍沢小屋で大休止。 気が付いてみれば、槍沢の紅葉が見事でした。が、稜線に雲がかかり始めています。 一抹の不安を感じながら、槍沢の半ばまで来ると、雪が降り始めました。 高度を上げるに従って雪がひどくなり、倒れこむように殺生ヒュッテへと逃げ込みました。ついてない・・・・
槍沢から稜線の雪が見える 槍沢から稜線の雪が見える 槍沢の紅葉 槍沢ロッジ付近からの東鎌尾根
槍沢からの東鎌尾根の眺め 雪と紅葉の山肌 槍沢上部からの南方の眺め?
第2日目
 殺生ヒュッテ(0830)→槍沢小屋(1115-40)→一ノ股(1200)→横尾(1240)→徳沢(1320)→明神(1355)→上高地(1425)
 一晩過ごしても雪は雪、なのであきらめて早々に下山しました。 上高地まで来ると青空がのぞいており、タクシーの運転手さんは「見事な三段紅葉ですね」と話していました。 雪、紅葉、常緑樹、う〜ん、天気さえよけりゃ・・・・。山の天気にあたっても仕方ないので、また来ることにしましょう。
 
 途中で一緒になった某山の会の人達には、困るやら呆れるやら。社会人向けの登山クラブの大変さ・問題点を目の当たりにしました。 今回の(これまでの経験の中で、かな)一番嫌な思い出でした。

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制作:加藤 輝男 2000年12月03日
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