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1991年GW−南ア:塩見岳
1991年4月28日(日)〜30日(火)
地図はこちら
 
 GW、どこへ行こうかと考えた挙句、三伏峠から塩見岳へと行ってみることにしました。 GWならトレースも有りそうだし、塩見小屋の手前までは樹林帯だし、大丈夫だろうと考えたのですが・・・・?

第1日目
 塩川小屋(1040)→尾根分岐(1145-1200)→1850m(1245-53)→2200m(1400-10)→2400m(1500)→三伏峠(1610)
 夜行電車を乗り継いで伊那大島に着いてもバスは無く、タクシー相乗りで塩川に着きました。 塩川小屋で一眠り・・・・。その後は、三伏峠へのジグザグ登りが始まります。急登の連続で寝不足の身には結構こたえました。 テントを持っていたのですが、三伏峠小屋が開放されていたので、使わせてもらうことにしました。
塩川谷から稜線を見る
第2日目:雪のため停滞
 朝、目が醒めて外を見ると小雪が舞っています。 小屋は快適だし、日数的は余裕があるので、急がず停滞することに決定しました。 昼頃には雪も止んだので、稜線に出て写真撮影をしていました。
塩見岳稜線が霞む 三伏峠から見た塩見岳 兜の形の塩見岳 雪の稜線
塩見岳稜線 小河内岳から南へと続く稜線 雲かかる塩見岳 小河内岳の稜線
三伏峠にて 兜に似た塩見岳 雲煙る荒川岳
第3日目
 三伏峠(0515)→本谷山(0615)→塩見小屋(0800)→塩見岳(0930-1000)→本谷山(1155) →三伏峠(1305-1335)→1900m水場(1435-45)→尾根分岐(1505)→塩川小屋(1540)
 未明に起床し、薄暗いうちに身支度を整え、塩見へと出発しました。 三伏峠からの往復になるので、身軽にサブザックで出かけます。 塩見小屋手前までは樹林帯の歩きですが、稜線に出ると風が強く、歩くのに苦労しました。 天狗岩の岩稜を慎重に通過し、西峰への急斜面をやっとの思いで登りきれば、そこが山頂です。 気温が上がって雪がクサリ始めていたので、早々に下山することにしました。
出発前の三伏峠 本谷山から見る御来光 塩見小屋付近から塩見岳山頂 間ノ岳・農鳥岳の稜線遠望
南ア北部の山々 塩見小屋へと下る登山者、遠景は中央アルプス 塩見小屋付近から仰ぐ塩見岳 白根三山の雪の稜線
中央アルプス稜線の遠望 再び白根三山 樹林から見える塩見岳 樹林から見える塩見岳
仙丈・甲斐駒・白根三山 本谷山から見た三伏山
 
 朝早かったこともあり、三伏峠に返り着いてみると13時。 今日中に帰れるかもしれない、との考えが頭をよぎったこともあり、大急ぎで塩川へ下山しました。 塩川から鹿塩まで車で送ってもらい、鹿塩から伊那大島までタクシーに乗り、どうにか東京まで帰りつきました。 忙しい一日でした・・・・。

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制作:加藤 輝男 2000年11月26日
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