ニッカウヰスキー・余市工場を訪ねて
2003.9.28(Sun)
9月28日の「余市味覚マラソン2003」のレースが終わったあとに
競技会場のすぐ近くにあるニッカウヰスキーの工場を見学してきました
この工場の創業は昭和9年
竹鶴政孝が創業したのは有名です

日本初のウイスキー生産を目指し
スコットランドに渡り製法を学びました
そしてスコットランドと風土、気候が似ている
余市が彼の生涯を捧げる地となりました


現在、この工場は自由に見学することができます
その敷地は広く、なにより異国に来たような風景が
ニッカのこだわりと歴史を感じさせます

ゆっくり散策すると優に1時間はかかるコースです
札幌から1時間半の場所にこんな素晴らしい
異国文化があるのには驚きです
正門 正門より中を望む
竹鶴邸(復元)
ウイスキーを蒸留する「ポットスチル」 ポットスチルの下では石炭が燃やされていた
竹鶴の妻の名がつけられた「リタ・ハウス」
トレードマーク
樽を作る工場  材料はホワイトオーク
貯蔵庫・この中に沢山の樽が眠っている この樽には「昭和39年」と書かれていた
私と同じ歳だ。どんな味がするのだろう
最後に豆知識を
樽に詰められたウイスキーは1年で2〜3%ほど蒸発します
ですから、長い年月を経た樽の中味は半分くらいまで減るそうです
この蒸発してしまったウイスキーのことを
『エンジェル・シェア』といいます
訳すると「天使の分け前」とのこと
知りませんでした