ピンク色がちょっといやらしいかも〜と渉部だけが思って止まないマウスみたいな装置に手をかけ虹野さんから問い掛けられた三択の中で自分の精神状態と照らし合わせた結果もっとも最適と思われる選択をしたら虹野さんが不機嫌になってゲームオーバーかよマジかよコナミふざけんなよそこまでしてインカム稼ぎてえかよ虹野さんも虹野さんでオレのことそんなに嫌いっすかオレはこんなにキミのこと思ってるのにでもイヤよイヤよも好きのうちって言うしね〜と悲しい妄想を巡らす渉部の横で見知らぬ野郎が虹野さんに告白されてやがってあまつさえ「もう虹野さんと一心同体だな」とか抜かしやがったなコノヤロウ虹野さんはオレと一心同体なんだよ上等だ今からそれを証明してやるからそこでおとなしく見てなこの糞野郎と心の中で叫んだらその糞野郎はその場から立ち去ったので再び心を落ちつけて『おしユア』に取り組んだら虹野さんがプリントされた紙切れを多量に入手できてやったぜってそれはオレが『おしユア』クリアできなくて何度もプレイしてる証拠じゃ〜んあ〜あという結論にたどり着いて悲しくなったので今は「チルコポルト」という言葉の響きがいやらしい店名に変わっちゃって残念な「ビガロ新宿歌舞伎町店」を後にした次の日には合宿で普通自動車免取得のため宇都宮の先の氏家("うじいえ"って読むんダ!)とかいうとこにある教習所に出向きその地域が非常にアレでナニな場所だったので退屈しのぎに往復するだけでスゲエお金かかっちゃうから悲しい宇都宮に出向いてゲーセン覗いたら『おしユア』があってよっしゃやるでしょプレイでしょ徹底的にやるでしょ〜と考え筐体の前に座り気がついたら超お金使ってんじゃんこのどうでもいいプリントいらないから1プレイ100円にしてくれよってプレイし終わってから言ってもしょうがないかあ〜あと思った瞬間、空間転移して教習所に戻って卒検受けたら合格したからこれで帰れるぜイーヤッハーッと思ったら『おしユア』代で金銭面がかなり逼迫してて追加の教習代と宿泊費が危なく払えなくなりそうになってかなり青くもなったがどうにか払えたしあとは家帰って免許センター行ってテスト受ければ免許持ちじゃんうれしいな〜虹野さんとドライブだ〜でも免許センター遠いんだよなあ行くのかったりいなあヤだな〜と考えたけど行かないとどうにもならないから根性で免許センター行ってテストに合格して免許持ちになって喜んでから色々あり現在に至るが、あれ以来『おしユア』はプレイしていない。あと、氏家という場所はバスが1日2本しか走ってなくて凄まじいなあと思った。
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