『シューティングの魅力』

 シューティングの魅力は? と尋ねられたことは今のところないですが、プレイしていると「ああ、こうやって弾を避けまくってるのが楽しいなあ」と思うわけです。そして「これが俺のベストシューティングだなあ」と思いながら『怒首領蜂』をプレイしているのである。
 『怒首領蜂』はとにかく弾避け行為が楽しい。それまでの常識を覆した敵弾の量。それを理不尽に感じさせない、当たり判定を小さくするというありそうでなかったアイデア。はっきり言って『怒首領蜂』1本あればシューティングに関しては一生事足りる。弾避け一点においては最新のシューティングと比べても劣ることはない。
 さて、一生事足りてしまう『怒首領蜂』を持っている俺は、一生シューティングを買わなくていいわけなのだが、もっと弾避けに特化した『怒首領蜂』が出ればあるいは買うかもしれない。
 『怒首領蜂』も最近のシューティングの中ではシンプルな作りだが、まだ弾避けへの集中を乱す余計なものがある。
 まず、ゲットポイントシステムやスコアといったものはいらない。確かにシューティングにはハイスコアを目指す向きもあるが、ただひたすら弾避けしていたい俺には邪魔以外の何物でもない。撤去(だって"蜂"とか取りに行きたくなっちゃうんだも〜ん。←んで死ぬのな)。
 操作系だってもっとシンプルでいい。ボムなどいらない。避けるべき敵弾をボムで消すとは何事かっ! ボムで弾を消すのは弾避け行為を否定するものだ。撤去(だってあるとどうしても使いたくなっちゃうんだも〜ん)。
 ショットも1種類で十分。いや、いっそのこと攻撃手段を無くしてしまえばいいかも。避けるべき弾を放出してくれる親愛なる敵機を撃墜するのはやはり申し訳無い。ただ敵弾を避けまくるだけのシューティング(非シューティング?)だ。これは斬新。でも、そんなゲーム出さなくても『怒首領蜂』は十分俺を満足させてくれるのである。

【余談】
 えーと、今回妙に短いです。というのもコレ、このページの更新用に書いたものじゃないんですよね。更新用のテキスト書いてる暇がなかったんで、昔に書いたのを引っ張り出してきました(『怒首領蜂』なんて全然最近のシューティングじゃないもんねぇ)。っていうかこんなこといちいち言わなくてもいいことなんですが、文章が妙に淡白なことに対するフォローをしたかったもんで。

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