TOMMYのホームページ ( 最終更新日 Mar. 22 ) |
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(「改正 教育基本法」)
(「教育基本法(旧)」)
(「日本国憲法」)
学校教育の問題については、旧自民党が与党の時代に中教審とか、教育改革国民会議、21世紀日本の構想懇談会など多くの審議会で十分審議しつくされて今日の日本の教育が成り立っていると思うのですから、いじめや虐待、体罰、暴力などの問題がなぜクローズアップされてきたのでしょうか?
今夜のプライムニュース(BSフジ)では、作家の曽野綾子さんを迎えて、それらの問題と教育改革についてお聞きしましたが、いじめの問題や自殺などの生きることの大切な問題は、教育というよりは家庭の子育ての際の親と子の関係に原因があって、人が生きることの大切な問題を話し合って育てることが疎かになっているのだと指摘されました。私たちもそのように思いますし、そのために私たち夫婦は地域で"子育て支援"という活動を続けているのです。"子育て支援"というと、如何にも大げさなようですが、何のことはない、公民館に子どもの遊び道具やオモチャを用意して就学前の(赤ちゃんもきます)幼児と若いお母さんたちに遊びに来てもらって、私たち年寄りが子どもと一緒に遊ぶのです。すなわちいろいろな階層の人たちの中で、お母さん方や子どもたちが楽しく仲よく交流することで、良い子に育ってもらうことを目的にしています。
曽野綾子さんのおっしゃることと同じかもしれませんが、人の嫌がることをしない、オモチャの取り合いや乱暴をしないで仲よく楽しく遊ぶことができるようになるのが目標です。多くの友達と知り合い、仲良くなって楽しく会話がはずめば、いじめや暴力は自然になくなるのではないかと考えていますが、いかがでしょうか?何も学校教育を持ち出さないでも解決できるような気がしますがねぇ。共稼ぎで、幸せがお金で買えると勘違いしている親子が増え、親が仕事に忙しくて、学童保育や塾に子どもを丸投げして、肝心の子どもとの会話や家庭教育が損なわれてきているのではないかと、心配しているのです。
学校教育や教師、指導者の問題などについては、別に「教育問題」として論じてみたいと思っています。なにしろ、"いじめ"は人の嫌がることはしないことと、みんなが仲よくなればなくなる問題ではないでしょうか? でも、番組への投書で「そんな簡単なことではない!」とねじこまれた人もいましたから、確かに簡単な問題ではないことも確かでしょう! 私たちみんなの親子が真剣に取り組むことが重要で、一人でも脱落者がいては実現できない問題ですから…。( Apr. 1. 2013 )
寒さが先立ち、梅の花がほころばず、梅林は当てが外れるは、早咲きの河津桜は開花が遅れて、花見客の当てが外れ、てんやわんや。三月半ばに一斉に咲き、四月の初めの桜の花見が、果たして桜の花が残っているかどうか心配の種がつきません。当地の福祉会が予定している高齢者の花見会が心配されています。当地の早咲きの「春めき(足柄桜)」のお花見はもう終わりです。
おかげで、我が家の玄関先は、花の展覧会です。水仙の後はラッパ水仙、河津桜の隣は、サンシュの黄花、その隣が白い雪柳。梅の花の隣はワビスケの斑入りの赤、八重椿も咲き始めています。今年初めて銀木犀の白い花が満開です。それらの下にはクリスマスローズの白と赤。玄関周りは、白と桃色の桜草。。にぎやかな三色すみれ群、紫のムスカリ、ニラの白い花、鉢植えのシンビジウムの白とピンク。デージーの白。白のアリッサムも咲き始めています。今に庭一面、白に覆われるでしょう。
季節は移り替わっても、毎年、どんな花も忘れずに必ず咲き誇ります。この花のように、東北の被災地にも必ず多くの花がきっと咲く時が来るでしょう。希望を失わず頑張ってくださいね!!! (Mar.22.2013)
穏やかなお正月となりましたが、民主党から、念願の政権を奪還した自民党の安倍首相は、ゴルフなどでのんびり衆院選挙の疲れを癒しておられるそうですが、政局はそんなに呑気なものではありません。何しろ、東日本大震災の復旧や原発事故によるエネルギー対策について、あんなに民主党の決断の遅さをせっついていた喫緊の問題処理が目白押しなんですから、のんびり雑煮など食べたり飲んだりしている余裕はありませんねぇ。政権を奪還するのが目的ではないのですから…。
ともあれ、恒例の子供たちの里帰りの行事は、三日でほぼ終了しましたから、私たち老夫婦は、のんびりお茶でも飲んで、出し遅れた年賀状の書き込みに専念しているところです。
現実には、ほとんどの年賀状は全てパソコン処理で手書きの部分がないものが多く、書き手の心の温もりが感じられなくなっているのを嘆きながら、毛筆(実際は筆ペンですが)での宛名書きを踏襲し、通信文を手書きで記すことにしているため、一枚仕上げるのに相当の労力を必要とします。ましてや相手の様子を頭に描きながら話しかけるように作文するので、ついついお正月も半ばになってしまいます。それに、ここ数年は自筆の図案が間に合わせられず、ついつい既成の図案を借りてデフォルメすることでお茶を濁しているのが心苦しいところです。来年こそ! と思いながら悔しい思いを続けています。老齢化して益々筆の進みが遅くなってしまい、野田どじょう首相みたいに決断が遅速になって、皆さんからケッチンを食らうのではないかと心配です。ごめんなさいね、遅くなった上に、新規性もなくなってしまって…。来年こそガンバります!<2013.1.5>
ところが、治療をすすめるうちに、何という不思議か人体の機能の調節力の神秘というか、右耳の聴力を補うために聴力の低下していた左耳が少しづつ聴力を取り戻してきて、何とか聞き取れそうになってきたのです。万全ではないのですが、補聴器を使えばかなり聞き取ることができるようになったのです。
右耳の聴力の回復はほとんど期待できないのですが、左耳が補聴器を使うことで、多少不自由ですが会話には十分耐えられる状態になってきました。やっとホームページの更新に復帰できる状態が整いました。改めまして、一層のご愛顧をお願いいたします。
ところが、はたまた使い慣れたパソコンの具合が悪くなってきて、更新せざるを得ない状態になり、新しく買い替えたものの、モデムが内蔵していない機種だったので(未だダイヤルアップ接続という、若者は見たこともない古典派、いや原始派だったですから…)、もう時代に逆らえなくなって、一気に光ネクストに変身することにしました。ところが、OSがXPから一気にセブンになるし、MSオフィスは、これもXPから2010になって、浦島太郎のtommyさんの頭は混乱し、手も足も出ない状態が続いていました。
やっと、メールの受発信に慣れてきたところで、これから、カビの生えたホームページの更新で頭のサビを落とそうというところです。しばらくはギクシャクするかもしれませんが、ご辛抱をお願いいたします。
世の中も、期待していた民主党政治が破綻し、予想もしなかった古い自民党政治へ振り出しに戻ったみたいで、投票率59%という未曽有の低迷選挙は、若者の自動車離れと奇しくも一致しているのではないかと(tommyさんは電気自動車と家庭用蓄電装置で夜間電力を有効に使い、地球温暖化防止に邁進していますがねぇ…実際には、CO2の排出削減には寄与しないのですが)、事故や犯罪の増加とともに憂慮しているのですが…。(2012.12.19)
もともとサッカーは好きではありませんが、東日本大震災の復興を賭けて、被災地の皆さんに喜んでいただけたらと、懸命にメダル獲得に全精力を傾倒している“なでしこジャパン”の小柄な選手たちを見て、大きな背丈の外国の女子サッカー選手に立ち向かう姿を見れば、応援したくなります。それに、強豪ドイツと準々決勝でめぐり合わせて、延長戦までもつれ込んでは、「ガンバレ! なでしこ!!!」と、思わず叫ばずにはいられません。それに、まさか、まさかの1:0の快勝! もう止まりません! あと一つ勝てば宿敵アメリカとの決勝戦ではありませんか? でも、スウェーデンだって侮れない相手です。ところがどうです! 見ている私たちの心配をよそに、前半1:1の後、後半では、何と2点を追加して、堂々と決勝に進出したではありませんか?
しかし、かって対戦して勝てたことの無いアメリカが相手です。むろん“なでしこ”の目指すところは、このアメリカを倒すことです。昨年の優勝者のドイツでさえ下したのです。向かうところ敵なしの“なでしこジャパン”なのです!!! でも、大丈夫かなあ? あんなデカイ選手相手に、スタミナはもつのかなあ? 見ていてハラハラします。(「疲れているだろう! 代わってやろうか?」すぐにドイツに飛んで行って…。/何を寝ぼけたことを!!! サッカーなんてやったこと無い爺さんが、転んでケガするのが関の山だッ!)
しかし、心配ご無用! 元気いっぱいの“なでしこ”達です。攻められても、攻められても、巻き返しています。1:1でまたもや延長戦に持ち込みました。疲れているはずのアメリカが反撃に転じました。直ちに1点を先取され、延長戦の残り3分しかありません。“なでしこ”も、これまでか? と半ばあきらめかけて、テレビの前を離れたのです。その時歓声が沸き起こったのです。やっぱり、ムリだったのか? とテレビを振り返ると、“なでしこ”達が歓声を挙げているのです。何事かとみると、宮間のコーナーからのゴール前へのパスボールを必至で蹴り込んだ澤の足が、同点のゴールに繋がったのです。
最後はPK戦となりました。こうなったら精神力しかありません! アメリカの落胆に比べて、“なでしこ”達には笑顔が見られるのです。信じられない光景です。ここまでこれれば、もう十分だと言う笑顔なのか? それとも、ここまでくれば、もうシメタものだ! 金メダルは貰ったぞ!!! と言う自信と期待の笑いなのか?
PK戦は、落胆のアメリカと決戦に賭ける“なでしこジャパン”の差が明らかに出たのです。まさかのゴールキックに失敗するアメリカに対して、挑戦者の“なでしこ”の気力が勝りました。堂々3:1で優勝! 金メダルに輝きました。宿敵アメリカに逆転勝利となりました!!! バンザ〜イ、ばんざ〜い、万歳ッ!!! 良く戦いました。飽くなき攻めに徹しました! フェアプレイ賞も獲得しました。世界中の人たちから沢山の賞賛の辞がおくられました。きっと、東北の被災地の皆さんにも勇気が与えられたに違いありません!
サッカーをあまり好きでなかったtommyさんも感動しました。金メダルにもまして、「なでしこジャパン」の皆さん(監督さんやコーチも含めた)の真摯で、決して最後まで希望をつないで諦めない精神の結果を見せていただいて本当に有難うございました!!! 私の、緑内障で見えなくなるかもしれない左目にも、決して諦めず、希望をもって生きましょう。( Jul. 19. 2011 )
しかしながら、今回の大震災による福島原発の壊滅状態と放射能汚染の拡大を見る限り、今後の日本における原子力発電を主にしたエネルギー政策についての見直しは必至であると考えられます。まして地震大国のわが国では、現在定期点検で停止中の多くの原発が今後も正常に稼働できるのかどうかは、福島原発の事故収束を待ってから、十分な原因究明と対策を確立してからでないと安全が保証できないのではなかろうか?
産業界からは、“原発なくして産業・経済の発展は無い”と菅さん退陣の圧力は強いが、さて、世界に向けて日本の原子力発電の信頼性を担保できるかどうか?
今回の原発の事故による停止で電力の需給が逼迫して、一般家庭までも節電要請して電力のピークカットを必至に進めてきているが、産業界の強力な生産シフトなどで危機をしのいでおり、予想をくつがえして余剰電力が得られて、東電は、他の地方電力会社へ電力を融通できるなどと嘯いています。
それでも産業界は、電力のコストアップが経営を圧迫し、生産を海外にシフトせざるを得なくなると、既存の原発の早期稼働を要請していますが、菅さんの提案する太陽光発電などの再生可能エネルギーへの早急なる転換には懐疑的で、反対を表明しています。確かに、直ちに再生可能エネルギーで代替するには時間がかかるかもしれませんが、現在の電力需給を緩和するためのものとしては、日中に発電力を得る太陽光発電はとても有効です。
家庭の太陽光発電の導入が、節電とは全く異なった次元で電力を発生することは事実で、既にtommyさんは実証し、全戸に太陽光発電を導入して、地球温暖化防止を推進することを提案しています。また、神奈川県の黒岩知事もそれを推進することを表明しています。太陽光発電の効果を軽視している方は、実際に太陽光発電設備を導入していないため、実態が把握できていないのではないでしょうか?
太陽光発電を導入して9年の実績を、次のグラフで説明しましょう。日照さえ確保できれば、昼間の電力は十分得ることが出来ます。特に午前11時を境にして、その前後3〜4時間は十分な発電量が得られることが分ります。既に研究が進んでいる宇宙空間での太陽光による発電電力を、マイクロウェーブで地上に送信して電力に変換できれば、地上のお天気に関係なく、常時太陽光発電が可能になるでしょう。
導入した太陽光発電は、一般的な出力3KW(2.92kw)のもので、平均して 262kwh/月 発電しています。我が家の使用電力は、導入当時、平均して 392kwh/月 でしたので、約70%を節電したことに相当します。CO2の排出量としては、当時 総量4,132kg-CO2/年 でしたので、その内の 1044kg-CO2分 約25% の排出量削減となりました。
もしも、太陽光発電を用いないで、15%の節電を行おうとすると 約58kwh もの電力を節電しなければならず、並大抵ではありません。これだけを見ても、太陽光発電の導入は大きな効果を生むことがお分かりでしょう。更に夜間電力を蓄電して、昼間の電力を補完すれば、産業界が心配する電力需給の問題は大きく改善できるのではないでしょうか? クリーンエネルギーは、太陽光発電だけではありません。エネファーム(燃料電池発電)、風力、地熱、波力など多くのものがあります。これ以外でも新しい発電方法が開発できるに違いありません。新しい再生可能エネルギーの実用化こそが、新しい日本の産業の源となるに違いありません。
十年前から太陽光発電などの導入に、産業界や自民党政権で強力に推進しておれば、今日の原発事故での電力需給の問題だけでも回避できていたのではないでしょうか? 二酸化炭素を発生しないというだけの理由で原子力発電にこだわった指導者の見識・先見性が問われているのです。( July 17. 2011 )
大至急、世界に事実と調査データを公開して、世界中の知恵を結集して至急対策を講じなければならない。これは、現在の対策では不十分で、東電の安定収束化の工程表もそのままではすまないのではないか? これについては、菅首相が工程表を修正せず(そのままの予定作業で?)工程で示された期間で安定化工作を継続させると答弁しているが、すべての作業の見直しを行い、現状発生している問題点の原因を追究し、的確な対策を打たなければならないのではないか? このままでは、チェルノブイリの二の舞になる危険性があるのでは? 頼りにならない原子力保安院のたわごとを聞いている暇はない。(何の役にも立たない保安院の発表で、テレビの時間をムダづかいするな!!!) 正確なデータに基づいて、原子力利用に詳しいブレーンを集めて協議し、至急対策を講じないと手遅れになって取り返しが付かなくなるような気がするが…。( May 17. 2011 )
tommyさんも、節電対策のつもりで夜間電力を蓄電して、昼間のテレビなどの消費電力を削減しようと奮闘していますが、なかなか厳しいのが現実です。夜間電力は有効利用できても、肝心の二酸化炭素の削減が疎かになって、京都議定書のマイナス6パーセント、どうします? 原発壊れたからって、世界はカンベンしてくれますか? 世の中そんなに甘くはないのです。産業界も節電に協力したくても、生産を止める訳にもいかないのです。工場の稼働を夜にシフトするしかありません。
ここは、国民のガマンのしどころです。昼間の冷房を止めて扇子と団扇の出番です。できたら昼間の冷蔵庫の使用を止めましょう。その代わり、保冷剤を沢山ぶち込んで、冷蔵庫の開け閉めを止めて温度の下がるのを食い止めなければなりません。(冷凍食品は使用禁止です)もちろんエアコンはご法度で、扇風機の大活躍です。扇風機なら電力消費はわずかで済みます。日差しの入る窓は雨戸を閉めて(或いは、簾やゴーヤの緑のカーテンで)、日差しの入らない窓は開放して、自然の涼風を満喫しましょう。少なくとも午前11時から夕方の5時までの辛抱ですから、大震災に遭った東北に皆さんの辛抱と比べりゃ大したことはありません。左団扇で暮らしましょう!
それ以外で節電するには、各家庭が太陽光発電か燃料電池発電(エコファームなど)を導入してクリーンエネルギーを電力会社へ供給すればよいのです。日照時間に発電する太陽光発電は昼間のピーク電力を抑えるには最適です。燃料電池発電では、節電の必要な時間帯に合わせて発電できるので更に効果的です。ですから、政府が本当に必要な節電を考えているなら、これらの発電システムの導入に半額助成金を投入するくらいの覚悟が必要なのです。それだけの決心がないから“クールビズ”などという大して効果の無い節電対策を喧伝しているのでしょう。繊維業界を喜ばせて票集めができますからね。
また、相変わらず“電気(照明)をこまめに消しましょう”、“コンセント(家電製品の電源プラグ)を抜いて待機電力をカットしましょう”などと宣伝していますが、どれだけ昼間の節電に寄与しますかねぇ? ほとんど効果はありませんよ。実際にやってみればよくわかりますょ! tommyさんは、もう8年以上も電力消費を抑えて二酸化炭素削減対策を実施していますが、電気をこまめに消したり、待機電力カットで実績をチェックしていますが、未だ、そのような方法で目に見える大きな効果は得られていません。(やらないよりはマシですが…)実際に効果を定量的に確かめて実施したことの無い人が、そう考えているだけなのです。実際にやってみて、データーで示して見せて下さい。
それよりも、白熱電灯や蛍光灯の照明を“LED照明”に全部替えたり、37インチ以上の大画面テレビを止めて、消費電力の小さな(100W以下)画面の小さいテレビに替えてもらえば、節電に効果的ですねぇ! でも、そのためには、かなりな投資が必要となるのですょ! 経済産業省や環境省の皆さん、自分で実際にやってみてから、国民に事実を伝えて指導して下さい!“事実は小説よりも奇なり(?)”なのです。貴方も、真実を確かめてから実行に移してくださいね。( May 6. 2011 )
世界各国からは間髪をいれず、多くの機材と救急隊など派遣して頂き、また世界各地の人々からも多くの暖かいご支援を頂いて、改めて“地球市民”をスローガンとしているネットワーク『地球村』の会員になって間違いなかったことを喜び、ご支援いただいた世界中の皆様に心から御礼を申し上げたいと思います。日頃から、ユニセフやフォスタープラン協会等を通じて、ささやかに世界各地の子どもたちへの支援や自然災害への義捐金を届けてきましたが、世界中からこのように思いがけない支援を頂いて、改めて世界は一つだなぁと感涙しました。これからも、ささやかでも世界中の人たちに手を差し伸べていくことを、心に誓いました。世界中の皆様、ご支援ほんとうに有難うございました。
また、このように各国間の対立や紛争が解消し、核兵器や戦争の無い平和で安心な社会が、一日も早く実現することを心から祈っています。( Apr. 29. 2011 )
その上、被災者や原発事故対策現場の作業者たちの対応にも十分目が届いておらず、原発処理完了後の復興対策に心を奪われて、現状で最も大切な被災住民の就職斡旋や被災現場の瓦礫の早期排除などが後手に回ったばかりか、被災地方の農作物や魚介類の出荷制限に気を取られて当事者たちへの補償対策が伴わず、収入の道を絶たれた住民の救済も後回しになっていて、震災・津波災害直後の被災者の防寒対策や食糧支援の遅れと同じ過ちを犯して混乱を招いた。また、東電の停電の実施と実施予定の不明確さも、被災地域も含めて首都圏全体にも大きな不安と製造業の生産計画や出退勤などに多大な影響と混乱を発生させた。
また、この緊急事態にありながら、与野党の協力体制がギクシャクして、優先すべき災害救助をほったらかしにして、政治家の思惑や政権ばかり気にする国会議員や与党内の責任のなすりつけ合いばかりが目に付き、政治家に対する不信感がつのる結果となっている。同時期に行われた都道府県知事選挙などでも、それらの投票率の悪さは、正に政治家不信の結果ではないかと考えられるし、我々国民も正確な情報や先行きが不明確なため、選挙への関心が失われる結果になるのかも知れない。
まだまだ大きな余震が続いており、原発被災事故処理や住民の避難先についても、早急に手を打つ必要に迫られている。とにかく、原発の被災による放射能汚染の対策をとりあえず最優先にしてほしいが、前述の全ての不具合を併行的に処理できるような緊急体制を確立願いたいものだ。( Apr. 20. 2011 )
このように大きな激甚災害ですが、同時に発生した福島原発の被災事故処理の不手際もあり、原発建屋の爆発に伴う放射能汚染の発生と原子炉の制御や冷却水の供給困難など多くの問題に対応するため、外国の原子力関係の技術者や米国の防衛軍の救援隊などが渾然一体となって事故処理に大童となっていて、肝心の地震・津波の被災者の救援作業が霞んでしまっています。本来なら、生命に及ぶ人的災害の救援こそが第一でありながら、全世界に大きな影響を及ぼす原子力発電施設の事故処理と防災が急務となって、過去に発生したチェルノブイリ原発やスリーマイル島の原発事故に見合う原発事故災害の色彩が強くなっています。
むろん、放射能汚染という重大災害に直結するため、緊急度も高いものですが、良く考えると原発事故の問題は、地震や津波によって引き起こされた災害と言うよりは、原子力発電所の立地や設備、自然災害に対する防護の不備と言う人的災害の面も大きいのではないかと考えます。また、事故・災害が発生した後の状況の判断や処置が悪く、危機管理体制が不備であった面がかなり問題なのではないかと思われます。東京電力の説明や原子力安全・保安院による情報開示がなんとも不明確であったことが、意図したデータや状況の隠匿と考えられても仕方が無いのではないかとも思われます。
しかしながら、福島第一原発の事故によって、原発の設備の詳細が一般に周知されたことと、原子力の取り扱いの難しさと怖さが改めて認識できたことは、今後の世界の原子力平和利用に際する警告が発せられたものと考えれば、大変有意義な知見と経験が得られたのではないかと考えます。
最多の原発を有するフランスや新規な原発の建設を避けようとしているドイツ、地球温暖化対策として電力の増強のために原発化を推進しようとしているアメリカなど、多くの世界の国々に重大な問題の投げかけとなったものと思われます。
ここで今一度、今回発生した原発の問題点を整理してみようと思います。その上で原発は是か非かという問題に訴求してもよいのではないかと考えます。
@ 福島第一原発と同じように被災した女川原発は、なぜ大丈夫だったのか? A 1号機の原発の建屋が爆発したのは何故か? B 3号機、4号機が爆発したのはなぜか? また、2号機はなぜ爆発しなかったのか? C 燃料棒の温度上昇をなぜ制御できなかったのか? D 使用済み燃料の温度上昇がなぜわからなかったのか? E 使用済み燃料プールへの放水は的確に注水できたのか? F プールへ注水して溢れた水は何処へいったのか? G 燃料棒は冷却できたのか? H 原子炉の中の燃料棒の冷却はどうして出来たのか? I 放射能がなぜ外に漏れたのか? : : :これらの問題点一つ一つを“なぜ?”、“なぜ?”、“なぜ?”と追求していけば原因が明確になり、それによって、その問題点をつぶしていけば解決が出来ることになります。もし、解決できない問題点があったとしたら、現在の技術だけでは解決不能となって、現在の方法を用いた原子力発電は、安全性が保証できないので廃止しなければなりません。(建設費用、維持管理費用、耐久性、停止後の解体処理費用および安全性などについても十分検討しなければならないでしょう)
地球温暖化対策としての原発の推進が、必ずしも最適であるかどうかはわかりません。これらの検証を経てはじめて判断できるのではないかと考えます。今後どれだけの電力を必要とするのか? また、それが従来の独占的な電力会社でやらなければならないことなのか、電力の自由化を含めて、各企業やオフィス独自の発電設備、充電設備を用いた分散化発電システムやスマートグリッド・ネットワーク等のシステム開発でやる方が危険分散になる可能性もあり、原子力とは異なる蓄電装置と組み合わせた太陽熱発電や風力発電、地域的な小水力あるいは揚水力発電、地中深く水を送入して蒸気化する地熱発電等が考えられるし、未だ実用化されてはいませんが、人工プラズマによるエネルギーの利用なども今後の課題となるでしょう。
それ以上に、電力に頼りきった我々の安易で便利な生活様式についても、もう一度見直してみる必要もあるのではないでしょうか?
貴方の今の生活には改善する余地はありませんか? 大画面で消費電力の大きなテレビを、冷暖房完備の、白熱灯などの間接照明を完備した部屋で、何時間も見て過ごしてはいないでしょうね? 人様のことは言えませんが、私の生活も、地球温暖化対策の為に照明のLED化やテレビの省電力化(23インチで消費電力50〜70W)を実施したり、ガスの使用削減でエコキュート給湯器に替えたり、ガソリンの使用をやめて電気自動車にしましたが、結局そのため、電力消費(342kwh/月平均)は必ずしも減少してはいませんからねぇ。やっぱり、山奥で隠遁生活(tommy仙人)しないとダメですかねぇ!( Apr. 11. 2011 )
亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りすると共に、かろうじて救出されたり、命からがら避難された皆様方にはお見舞いを申し上げます。また、行方不明の方々が一日も早く見つけ出されることを念じております。
私は震災当日、電気製品の量販店に買い物に出掛けており、しゃがんで下のほうの商品棚を物色しておりましたところ、足下の床が横方向に動いていくのを感じてビックリして“大地震だッ”と飛び上がりました。ほとんどの人がその時点ではわけが分らなかったようで、「何なの?」と目をパチクリしていました。店員さんの「急いで外に出てくださいッ!」と言う声で飛び出して、建物の下敷きにならないよう急いで自動車を発進させました。帰宅途中でまた大きな余震があり、車のハンドルがとられて恐怖を覚えました。てっきり関東・東海大地震かと思ったのですが、帰宅して見たテレビ中継の画面に呆然としたのです。
その後の情報で、福島原子力発電所の被災状況が加わり、益々危機感に陥り、それからの毎日はテレビの前に釘付けになっています。地震、津波、原発の放射能汚染の危機と三重苦に晒されています。日本だけでなく、世界中の国が原発崩壊の危機に注目しています。世界中から救援に駆けつけてくれていますので、一日も早く安全に収束してくれるのを祈るばかりです。
それにしても、東電、原子力保安院、政府や国会の対策の動きの鈍さにイライラしている毎日です。被災者の救済が第一ですし、食料や水だけでなく、現金の支給も大至急必要なのではないでしょうか? 家屋の損壊状況を調査した上で給付金をきめるとか。エコカー減税じゃないんですからねぇ! 後から振り込むんじゃあ、みんな死んでしまいますよ!!! 政府や国会議員さんは、すぐに東北の被災地に出掛けて一週間過ごしてみてください! この寒さに食料も無く、暖房も無い生活が耐えられるものかどうか良く分るはずです!(お前は分るのか?/そりゃ、厳寒の岩手で工場建設の現場監督をしていたのですもの、夜中には、冬はマイナス16℃にもなるんですょ。寒さも半端じゃありませんょ!!!)
何はともあれ、救急、至急(支給)で頼みまっせ!!! むろん、原発の放射能の危険阻止も急いでくださいよッ!!!( Mar. 31. 2011 )
最近、この種の不可解な事件が多発しているようで、児童虐待による殺傷とは異なる、原因不明の無差別殺人が横行し、社会不安を増大させている。また、凶暴な殺人犯とは似て非なる、一見真面目でおとなしそうな犯人像に、更に不安が増大している。“人を見たら泥棒と思え”とは昔からの言葉にもあるが、現代では“見かけない人をみたら、強盗か殺人犯と思え”といわざるを得ない状況にある。
政治の不信が、そのまま世の中の不安に直結している気がする。有名大学4校を受験した予備校生が、ケイタイを持ち込んで監視員の目を盗んでインターネットに接続し、投稿サイトに試験問題を投稿して回答を求めた事件も、“どうしても合格して母親を喜ばせて親孝行をしたかった(?)から”という単純な考えからで、受験生の誰もが合格することを願って真剣に問題に取り組んでいることも念頭に無く、不正をしても“母親を喜ばせる”ことで自分を正当化しようとする考え方は、目的(大学で学ぶこと)ではなく、手段(試験問題の回答を手に入れる)だけを求めている異常さであり、異常な親子の関係が指摘できる。正義感とか倫理観とかが、全く欠落した親子関係としか思えない。
“目的(それが道理に適っていなくても)を達するには、手段(たとえ相手を殺傷してでも)をも選ばず”という結論に行き着く凶悪事件にも相当するのではなかろうか? 親子の関係が歪になって、他人は全て敵対するものという子育てになっている傾向が強いように思うのは、私だけなのだろうか?
現在、若いお母さん方と小さい子どもたちを囲んで、私たち年寄りが集まって、ささやかな「子育て支援」を行っているが、私たちが若いお母さん方を教育するのではなく“他人の振り見て、我が振り直す”と言うように、それぞれが、他の人の接し方を自然に学ぶことを目的としている。そこには、他人へのいたわりと協力(ありがとう、ごめんなさい)が必要なことを知ることが大事だと考えているのだが…。先の「有名大学に入る」のではなく、「学ぶ(人格形成のために)」ことなのではなかろうか?
これが政治家なら、「政権を奪還する(与党の弱点を徹底追及して)」ことではなく、「良い政治をする。(国民の安心安全のために)良い社会をつくる」そのために政府の旗振りの下、国会で超党派で政策を審議するのではないかと考えるのだが…。( Mar. 8. 2011 )
無差別殺人や自殺、児童虐待、いじめの問題、世に益々はびこる老人目当ての詐欺や詐欺商法、 先生や弁護士、警察官などの児童買春など、目に余る犯罪の増加、覚せい剤の密輸と販売、利用者の増加、家庭や子どもを無視した離婚の増加。企業の海外シフトで、少子化なのに就職先の無い大学卒業生。(菅さん、赤字国債の使い道として「雪かき、雪下ろし、火山灰処理・復旧救援隊」を組織して大学生や高校生を含めた就職応援を考えたら?)あながち求職者の職業に対する好き嫌いばかりではあるまい。金儲けばかりで、人材を大切に思わない経営者と倫理の凋落。政治も同じじゃないですかねぇ! 明るい春が来るのは、いつでしょうか?( Feb. 19. 2011 )