15年前の聖地訪問記(湖水地方篇)


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Posted by NORIKO on August 01, 1997 at 15:13:03:

余り大したことをしていない湖水地方訪問記です。話を膨らませるために湖
水地方にいく前にいったスコットランドのことから始めます。。これは全然
ランサムのことは考えてなかったのですが、今気付いてみると『シロクマ号』
の地図に載っているところにいっているので参考までにお話しします。

スコットランドで景色が素晴しいというスカイ島にいきたかったのに列車を
乗り間違えて(20分遅れてきた行き先の違う列車を、珍しく時間通りに来た
と思って乗ってしまった)『シロクマ号』の地図の下端に載っているオーバン
に着いてしまいました。仕方なくフェリーで対岸のIsle of Mullに渡り、そこ
ととなりのIsle of Ionaで数日をすごしました。この辺でGreat Northern
Diverが見られるらしいですが、当時はどんな鳥か知らず、見ていません。
[前にいいましたが、カナダではこの鳥はLoonと呼ばれ、1ドルコイン
(=Loony)の図柄になっていて、実物は見たことないにしてもたいていの
人は知っている、有名な鳥です。]

ここは日本人なんてきたことがあるのかなあと思うような場所で、Tobermory
という町の小さなユースホステルに泊まりました。Ionaに移ってからStaffaと
いう島への遊覧船に乗りました。この島は、日本でいえば福井県の東尋坊の様
な柱状の岩でできていて、階段のようで歩きやすくて面白かったです。この島
に、メンデルスゾーンの曲の『フィンガルの洞窟』の洞窟があり、そのなかも
柱状の岩でできてます。Iona島は小さな島なのでハイキングでほぼ一周して
たくさんの鳥やあざらしをみたり、海に浮かぶヨットをみたりしました(海と
船がみられればとても幸せ)。こんな人も少ないのんびりしたところから、
次に湖水地方にいったのでそのギャップが大きかったです。

さていよいよ湖水地方にいきました。

第一日
スコットランドの田舎からウィンダミアに来ると人や車の多さにびっくりしま
した。ここは有名観光地なのですね。ボウネスから船に乗ってアンブルサイド
へ。大きく立派なユースホステルに泊まりました。でも小さいユースのよう
に誰とでも仲良く出来るという雰囲気ではないのがさみしい。疲れもあって
あこがれの湖水地方に来たのにちょっと気が滅入っています。

第二日
Waterhead付近の湖岸を歩いたあと(北極はこの辺なのかな)、バスでコニ
ストン湖へ。ウィンダミアのにぎやかさにめげていた私は、コニストン湖が
とても気に入りました。2時間程ここでのんびり水辺を歩いたりしてすごし、
バスでアンブルサイドに戻りました。20:30ー21:30のウィンダミ
ア湖のイブニングクルーズに乗り、夕暮れの湖がとてもきれいでした。

第三日
船でLake Sideへいき、Newby Bridgeのあたりを歩きました。アンブルサ
イドのインフォメーションで、この辺のHill Topというところにランサムが
昔住んでいたと教えてくれたのですが、公開はされてないということです。
船の時間があり、途中までしかいけませんでしたが、ランサムが歩いた道だ
と思うだけで満足です。でも、インフォメーションの人は蒸気船博物館の
こととかなにも教えてくれなかった・・・それから、ランサムサガは
"Partly Windermere,partly Derwent"について書かれたものだといって
いましたが、あれ、Conistonは?Derwentって?(ダリエンがあるところ
なんですね)
この日はウィンダミアのユースに泊まりました。

第四日
ウェールズ目指して列車に乗ったのですが、発車直前に忘れ物に気付き、飛び
降りる羽目に。ユースに忘れ物を取りに戻り、湖でもう少しのんびりしてから
再び列車に乗り湖水地方をあとにしました。

その後、ロンドンの大英博物館のKing's Libraryで、S&Aの古い本を見まし
た。初版の次のものでイラスト入と旅行ノートには書いてありますが、これ
はランサム自身が描いたイラストのものということかな。記憶が不確かで
すみません。初版本は、トロント市図書館のオズボーンコレクションで91年に
見て、イラストは違う人のはずですが、これもなんとなくしか覚えてません。
今なら目を皿のようにして、後に削られてしまったアルツンヤン家への献辞
とか確かめるのに。

こんな訳で、とにかくあこがれの地にいったと満足していたのですが、数年
前、高柳佐知子さんの『ファンタジーランドの料理ノート』をみて蒸気船博
物館やケンダルの博物館のことを知り「えー、そんなの知らなかったよー!」
とくやしくて大騒ぎしました。この次いく時はばっちり調べてしっかり見て
来ようと思ってますが、はたしてそんな日は来るのでしょうか。
以上、枝葉のほうが多くなってしまった聖地訪問記でした。
                         NORIKO



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