Posted by NORIKO on August 01, 1997 at 15:10:41:
すっかり遅くなってしまいましたが前に約束していた15年前の聖地訪問記を
アップします。ニフティに載せたのと同じ内容です。まずノーフォーク編です。
地図は『オオバンクラブの無法者』のものを参照してください。時期は82年
8月なかばです。
第一日
ロンドンを16:30発の列車に乗り、ノリッジのソープ駅に18:47着。
ユースホステルに泊まる。
第二日
インフォメーションへ行き、地図などを入手。駅に近いホテルを探してヨットス
テーションのすぐ近くにあるRiverside Hotelにチェックイン。
Broadsをまわる遊覧船に乗るために、列車でロクサムへ。乗っているときに雨が
降ってきたけれどもさすがイギリスの雨、着く頃にはやんでいました。
遊覧船は14:30ー17:15で、ロクサムを出発し、ロクサム沼、ホーニン
グ、ランワースとまわってロクサムへ戻るものです。ヨットはたくさん走って
いるし、鳥もオオバンをはじめいろいろいました(名前がわからない)。ホー
ニングでは、白鳥亭や渡船亭が本当にあるので感激しました。魚の風見のある
家を思わず探してしまったけど、代りに船の形の風見を見つけました。物語の
世界にすっかり浸り、風景を堪能しました。
19:01の列車に乗る前に夕食を買おうと、テイクアウトの表示のある店に
入ったのに、テイクアウトは出来ないと言われ、大急ぎで食べる羽目になりま
した。ぎりぎりの時間になり必死で駅に走ると、5分くらいよく遅れるイギ
リスの列車のおかげでなんとか間に合い、ノリッジに戻りました。
第三日
ノリッジの自転車店で自転車を借りて今度は陸から物語の舞台を訪ねます。
ロクサムまで1時間、ホーニングに11:30ごろ到着。ホーニング・メイン
ストアでパイを買い、船着き場のベンチで食べました。お店をのぞいて見ると、
ホーニングとかノーフォークとか書いてあるだけでなんでも買いたくなってし
まいました。ノーフォークのいくつかの町の絵の描いてある小さなマグを買っ
たのですが、けっさくなことにこれがMade In Japan。買う前に気がついたし
この絵のはここでしか買えないからいいんだけど、一体どこで作っているんで
しょう。それからBure Boutiqueという店でホーニングとかいたTシャツを買
いました。白鳥亭や渡船亭の前も通ったけれども、警察は見つかりませんでした。
それからルーダムをへてポッターヘイガムへ。あの、通るのが大変な橋が本当
にあります。そしてサーン川がビュア川に合流するあたりにある風車の所を
通ってエイクルまで走る。道は川からずっと離れていて、麦や野菜の畑のなかを
走っていきます。疲れたのでエイクルから列車に乗ろうかと思ったけれども、
駅に着いたら列車が出ようとしているところ。反対側のホームだし、自転車も
あるからまあいいやとあきらめました。次の列車は17:00で1時間以上エ
イクルで待つよりブランダルまでいけば列車の本数も増えるからとまた走るこ
とにしました。ブランダルの近くで若い女性がさっそうと馬に乗っているのに会
い、あんまり素敵なので、思わず駅までの道をわかっているのに聞いてしまい
ました。17:10に列車に乗り17:25ノリッジ着。自転車を持っていて
も追加料金なしで乗れますが、乗るのは荷物車で、大きなバックパックの人も
ここに乗ってました。駅から自転車に乗ったり押したり、足ががたがたになっ
て自転車店に返しにいきました。
第四日
ホテルが今日は満室なので、小さなB&Bに移りました。荷物を置いて紅茶をご
馳走になってから、ノリッジの町を歩き、Castle Museumを見たりお土産を
買ったりしました。それから列車でローストフトへ。途中のハディスコーで降
りてあたりを歩き回り、聖オレイブズ、ニューカット、イェア川を見ました。
真ん中から開くハディスコー橋(『オオバンクラブ』379ページの絵)は、
新しい大きな橋にかわってました。ローストフトについてすぐグレートヤーマ
スまでのバスを探し、それまでの時間に食事をしました。グレートヤーマスに
着くとすぐ駅を探し、ブレイドン湖のそばを通るほうの(エイクルでなくリー
ダム経由の)ノリッジ行き列車に乗りました。曇りでしかも7時過ぎなので水
面の色はさえないけれど、ブレイドン湖の広いこと!ここでティーゼル号が座
礁して、死と栄光号が助けに来たんだ・・・
バーニイ・アームズの風車も見ました。
第五日
予定ではケンブリッジあたりにいくつもりだったのですが、ノリッジの町がと
ても気に入ったのでもう一日ゆっくりまわってイプスウィッチで泊まることに
しました。荷物をあずかっていてもらって、Stranger's Hall, Bridewell
Museum等の博物館を見たり、買い物をしたりしました。雨が降ってきたので
教会にはいるとちょうどオルガンの演奏をしていました。雨がやみ、空が明るく
なったときのステンドグラスがきれいだったこと!名残惜しいながら、夕方
イプスウィッチへ。
第六日
午前中少しイプスウィッチの町を歩いてからハリッジへ。(この辺は『海に出
るつもりじゃなかった』の中の地図を参照。)夜にはオランダへ渡る船に乗り
それからドイツを少し旅するのです。ハリッジのインフォメーションで聞いた
ら、ひみつの海のWalton-on-the-Nazeには乗り換えも含めて2時間もバス
でかかるということで、船の時間も疲れも心配なのであきらめました。(今から
思えばイプスウィッチから列車でWaltonに直接行ってからハリッジに行けば
行けたのかもしれない。ピンミルへいってButt and Oyster亭へいくというの
もありましたね。)ハリッジから南の方にTheNazeが見える・・・と思う。ひ
とつひとつの島は区別できないけれど何となく感じがつかめます。行きたかっ
たところは大体まわったので満足しましたが、やっぱり船のための所なので、
陸からまわるのは大変でした。夜オランダのHook of Holland行きの船に乗り
イギリスに別れを告げました。(ふと、この船ってジョンのお父さんが乗るはず
だったものの逆方向のものかと思いましたが、それはフラッシング発でした。)
以上、長くなりましたが聖地訪問記ノーフォーク篇でした。
『アーサー・ランサムの生涯』や『自伝』、その他いろいろな本を読んだ今
なら(インターネットで情報も入手できるし)、もっと違うコースも考えられ
そうです。もう一回行きたくなってしまいました。
NORIKO