市場散策日記


背中から”たっくる”?(4/2)
”虎の瞳の”ルマは語る
昨日の”月光の煌めき”亭での「うちあげ」楽しかったのダ〜。今まで知らなかった人とも何人か仲良くなれたしナ。でも昨日ルマと飲み比べした人、なんでみんな今日は「頭痛い」って寝たまま起きないんだロ?みんなで樽1つくらいしか飲んでないと思うんだけどナ?■お酒飲んだ後だケド、朝早起きしての槍の練習は休まないのダ。強い戦士になるの、日々の鍛錬が必要なのダ!■今日もいい汗をかいたのダ。槍の練習の後は、いつも通り広場で朝御飯なのダ〜!今日は何処のお店で食べようかナ〜?■今日は挽肉いっぱい詰まった揚げパンなのダ!熱々でとっても美味しそうなのダ〜・・・あ!!!葉っぱで包んである揚げパン取ったラ、弾みでパンがもう1つ飛び出しちゃったのダ!もったいないのダ!”きゃっち”するのダ!■・・・”きゃっち”は出来たケド、前歩いてた人に思いっきり背中から体当たりしちゃったのダ・・・派手に転んじゃってるのダ。「ああ〜ごめんなさいなのダ〜!これはお詫びの印なのダ・・・」ルマ、転んだ人立ち上がるの手伝って、葉っぱの中に残ってた揚げパンを差しだしたのダ・・・許してくれるかナ?

うわっ・・(4/2)
シルフェス=ローレライは語る
●昨日はさっさと寝てしまったから朝起きて宴会があったって聞いてちょっと残念だった。自分たちが冒険を終わらせたわけではないけど、宴会みたいなところではいろんな人と知り合えるからね。●しかし今日もここは相変わらずの人出だな〜、うん、時間もあることだし何か食べ物を買って・・それからあっちで誰かがやってる演奏でも聞いてみるかな・・・●うわっ、突然後ろから誰かに押されてこけてしまった。油断しすぎたかな〜●「ああ〜ごめんなさいなのダ〜!これはお詫びの印なのダ・・・」ってすぐにぶつかってきた人が立ち上がるの助けてくれた。・・ってどっかで聞いたことがある喋り方・・「いえ、自分もぼーっとしてましたから、その揚げパンはいいですよ。それよりもあっちでちょっと話しでもしませんか?」●突然の出会いだけど・・仲良くなれるといいな。知り合いが増えるって嬉しいことだから!

購入(4/2)
マリウス=エターナルクライムは語る
「ミュートの店」...か。また旅に出るならば、薬草の類はあったほうが便利だろう。そう思い、購入することにした。「血止めの薬草を3つ、気つけ薬を1つ、安眠の香を1つもらおう」ん...?シルフェスか。知り合いだろうか、少年と話している。...顔に刺青?どこかの部族の出だろうか?...まあいい、戻るとするか。

目論見は外れたが...((4/3))
”銀麗”シャープトゥース(NPC)は語る
メジオンから調査隊が戻ってきたらしい。ちっ、クリムゾン・アリゲーターめ、もう少し王宮やフリーガードの目を引きつけてくれれば良かったのだがな。まあいい、しょせんはイレギュラーだ。次の手は打ってあるし、そろそろあれも始まるからな...ククク。

正面から”たっくる”(4/4)
”虎の瞳の”ルマは語る
こないだはシルフェスさんに後ろからぶつかって悪い事をしたのダ〜。でも、それでシルフェスさんと仲良しなれたのは嬉しいのダ!これが”サイ爺さんの馬”ってやつなのカ?■今日もいつも通り槍の練習の後に広場で朝ご飯を食べに来たのダ!今日は何食べようかナ?■・・・ん?とっても大きな焼き鳥なのダ!胡麻がまぶしてあってとっても美味しそうなのダ!これなのダ!■熱々なのダ!・・・フヘ!・・・焼き鳥かぶりついたらとっても熱い肉汁で舌、火傷しちゃったのダ!・・・はずみで焼き鳥落としちゃったのダ〜もったいないのダ〜”きゃっち”するのダ〜・・・ん?前もおんなじ事したような気がするのダ?■ルマがそう思った時、前から歩いてきてた人に思いっきり体当たりしちゃったのダ・・・派手に転がってるのダ。・・・またやっちゃったのダ〜。「ああ〜ごめんなさいなのダ〜!これはお詫びの印なのダ・・・」ルマ、転んだ人立ち上がるの手伝って、串に残ってた焼き鳥を差しだしたのダ・・・今度も許してくれるかナ?

不意討ち...(4/4)
マリウス=エターナルクライムは語る
ぼーっとしていたからか、気づかなかったが。気がつくと空を見ていた。自分が倒れていることに気づくには時間はかからなかったのだが。...誰だ?...差し出された手を断り、一動作で起き上がる。...胸のあたりが少し痛む。受身も取れなかったのは、最近なまっていたというより、呼吸ができなかったからのようだ。見ると、先日ここでシルフェスと話していた少年だ。顔見知りの知り合いとはいえ、ぶつかったことは謝ってもらうとして...。「...いや、その焼き鳥はいい。君が食べればいい。...ところで、君はディアスやレインと一緒の冒険者グループにいなかったか?」ふと思い出し、聞いてみた。

今日は”たっくる”しないのダ・・・多分(4/5)
”虎の瞳の”ルマは語る
昨日もまた人転ばせてしまったのダ〜注意しなくちゃダメなのダ・・・■昨日ぶつかったマリウスさん、立ち上がるときの身のこなしがとっても素早くて、カッコよかったのダ!マリウスさん、ディアスさんやレインさんと知り合いだったみたいデ、”ぐろりあすしーかーず”で一緒に冒険してるって言ったら、うなずいてたのダ。■今日も練習の後の朝御飯なのダ。いままで熱いの食べて失敗したかラ、今日は冷たいお肉をパンにいっぱい挟んだのにするのダ・・・今度こそぶつからないのダ・・・

あああっ(4/5)
リーンは語る
◆昨日は良い1日だった。面白いモノを見物できたし、新たな知り合いも増えた。しかし、あの後ハインは口調こそ丁寧だったものの、私を問い詰める目は笑っていなかったような・・・今日は、ちょっと散歩でもしていようかな・・決して、あの目がコワイ訳ではない◆「しまった!」考え事をして歩いていたせいで、誰かにぶつかってしまった!「すまなかった、そこの人。ちょっと考え事をしていたもので。・・・あ、謝っているじゃないか、そんな泣きそうな顔しないでくれ・・・」ふと足元を見ると、おいしそうなパンが落ちていた。「そ、そうか。悪かった。パンは弁償するよ、2コ買ってもイイ!わ、私の名はリーン。面白い冒険の話もしよう!頼むから、許してくれ〜」

さてと・・・(4/5)
エフォル・ルシェンは語る
■そういえば・・・こないだメジオンで取ってきた鰐(?)の皮をどうしよう・・・。こないだみたいに買ってくれる所があるかな?■広場の中を店を探し歩くと・・・リーンだ・・・。よそ見をして歩いていると・・・’どん!!’ほらやった・・・。まったく何をしているんだか■一見目の店に入り、”この鰐の皮を買って欲しいんだけど。”と赤い皮と黒い皮を取り出す。さて買ってくれるかな・・・ 

知られざる世界・・・(4/6)
”虎の瞳の”ルマは語る
昨日も人にぶつかってしまったのダ・・・ルマは注意して歩いてたの二・・・後ろからぶつかられちゃったのダ・・・ちょうどパン食べようとしたところだったかラ・・・■でも、ぶつかったリーンさんにはパン3個も買ってもらったし、”びっくり箱”っていう冒険者パーティでの面白い冒険聞かせてもらったから楽しかったのダ!■でもパン食べてるときにコウモリやムカデ食べた話は・・・ちょっと気持ち悪かったかもなのダ・・・タイガー族も街の人では食べないようなもの食べるって言われてたケド・・・ムカデ・・・なのカ?■今日の朝御飯の時もつい昨日の話思い出しちゃって、ちょっと気分が蒼い(こういう時の気分を西の言葉ではこう言うって教わったケド・・・変な言い方だナ?)のダ〜

密かに燃えている少女(4/7)
マロリア=ディッツ(マリー)は語る
前の冒険からかなり日も経つけど、魔法の勉強に没頭していて気付いたらお金がかなり減っていたのよね。ブランおじさんに少し貰いはしたけど、こないだ今月分の前払いしたらもうだいぶ減ってきてるし・・・。そういうわけで、少なくとも今夜のご飯代ぐらいは稼ごうと横笛を握りしめて噴水前まで来た。(よし、今日はとにかく明るく楽しい曲吹いてなるべくたくさんの人を集めなきゃ)そう決心し、腰掛ける。ちらっと回りを見ると、優しげな雰囲気のエルフの人が子供達に囲まれて歌ってる。さすがに上手だなぁ、あたしなんか足元にも及ばないね。でもでも、今日はあたしだって負けないんだから!さぁ、街を行くお兄さんお姉さん、あたしの演奏聞いていかない?

フルートのデュエット(4/7)
ディアス=ウィングウェイは語る
市場でのんびりと鼻歌を歌いながら店をのぞいてちょっとした買い物をしながら歩いていると明るいメロディーが耳に入ってきた近くによってみると……おっ,マロリアじゃねぇか。なかなかいい感じだな。しかしどうもあっちのエルフに客をとられてるようだ……演奏の切れ目に近づいていき声をかける。「よぅ,マリーひさしぶりだな,俺にもいっしょにやらせてくれよ。二人のほうが目立つし演奏に厚みが出るぜ。そうすりゃ客もあつまるだろうしな。じゃあなに演ろうか?……そうだな俺もマリーもオラン出身だし知ってる曲も似通ってるだろう……じゃあマリーが適当に演奏してくれよ,俺がそれに合わせるからさ。じゃあはじめようぜ。

懐かしきは東方の調べ(4/7)
マリウス=エターナルクライムは語る
広場を歩いていると聞こえてきた懐かしい歌と聞いた事のある声。マロリアとディアスか。がんばっているようだな。...飲み物でもおごるか。「どうだ?調子は。疲れているようだが、飲むか?」市場で買った飲み物を手渡しつつ、銀貨を数枚取り出し、渡す。「東の歌...一曲聞かせてもらえるか?」

参加申し込み(4/8)
ジェダ=グローエンは語る
俺は、昨日酒場の張り紙で見た料理大会に参加するために、市場に来た。たしか、ここで店を出しているナイスバディーって人の所へ行けば良かったんだよな・・・珍しい名前だし、探せばすぐに見つかるはず・・・あ、あれかな?「すいませーん、酒場で広告を見て大会に出ようと思ったんですけど」とっとと、申し込み手続きを済ませたら次は何を作るかじっくり考えなきゃな。大会まで5日しかないんだし。

長旅の疲れを癒すために(4/8)
ゾディアックは語る
活気のある街というのはいいものです。やはりあの汚れきった街を出てきたのは正解だったのかも知れない。まぁ、あの街が嫌いなわけではないのだけれどね。広場に流れる雰囲気がわずかに疲労を和らげてくれる。さあ、これから私の新しい生活が始まる。とりあえずシーフギルドでも探してみなくては。ツカレタ身体を推して私は雑踏の中へと入っていった。

これから・・・(4/8)
エフォル・ルシェンは語る
■さて、昨日はクォータ・スタッフを買ったけどまだ1度も振ってないなぁ・・・。冒険に出ていきなり扱うのもなんだし、どこかで訓練しようかな・・・■広場に来てはみたものの・・・ちょっと人が多過ぎる。こんなとこで振り回すのは危ないなぁ・・・別の場所にしよう。あれ?あれはコックの兄さんだ。料理大会に出るのか・・・ま、あまり関係無いか・・・■そして広場を後にする・・・

歌い踊るグラスランナー(4/8)
ペッポは語る
一昨日はひさしぶりに面白かった〜。あのおねえちゃんの反応も面白かったけど一番笑ったのはスープの中に入ったカエルを本当に食べようとしたあの人!■というわけであの一件を基にしてジグなど作ってみてたりする。しかもこの広場で歌って踊ってみようっと♪誰かノッてくれるかな〜。

カラメルアップル(4/9)
アラザン・モニク・カトルカースは語る
■今日はホセと二人で散歩がてら、ここまで足を延ばしてみる。いつ来ても賑やかで楽しいわね。並べられた品物を眺めたり、ソーダ水を飲んだりしながら、のんびり歩く。■そうそう、パーティ用の血止めの薬を補充しときましょう。この前の冒険で使い切っちゃったものね。そうね・・・三束にしときましょうか。■あの宝探しの報酬、結局私は鞘になったわね。何でも「鍛えの鞘」っていうらしい。貴重な代物だから、大切にしなくっちゃ。■歩くうち、ちょっとお腹が空いてきた。食事を採るってほどじゃなくて、口を慰める程度のものでいいんだけど・・・。■あ! いいもの見つけた。カラメルアップルだって。でもちょっと大きいわね。ホセと二人で分けようか。「おばさん、ひとつ下さいな」■林檎飴を買って歩き出すと、ふと賑やかな音楽が耳に入って来た。「噴水の方だわ。ねえ、行ってみましょう」

カラメル・カップル、絡める舌と舌(嘘)(4/9)
幼児ホセ・カトルカースJr(闘士ホセ・ディアズ)は語る
■ママンとボクはきょうもいっしょ♪ きょうはいちばにきています。■いろいろなものやひとがあふれていてみててあきないのでボクはいちばがだいすきです。ママンもなにかおかいものをしているみたい。■ママンがりんごあめをかってくれました。ふたりでペロペロなめあいました。おいしいな♪■ふんすいにいくと、こびとのペッポさんがたのしそうにおどっていたのでぼくたちもいっしょにおどりだしました。そうしたらいちばのひとたちもおどりだしました。なかにはかおがまっかになっておこっているのにおどっているひともいました。へんなの。おわり。

やっぱ、血がさわぐしぃ〜(コギャル調)(4/9)
”陸鯱”ミラ・サーチは語る
チャ・ザ神殿から出て通りを歩く。ぼーーーと歩きながら道行く人をつぶさに観察するにぎやかな音楽と人々の悲鳴&罵声が聞こえてきた・・・・騒ぎ?へぇ、どっかのバカがダンスを歌ってるのか。■ミラは少し考えた。(皆注意がそっちに向かってる。人だかりは多い。いい具合に野次馬が出来ている。さっき一仕事してきたばかりだが・・・・)考えはすぐまとまったようだ。■ミラはするりと野次馬の中へ姿を消した。

知られざる真実と奇なる誘い(4/9)
諺学者アーヅェルハイン(ハイン)は語る
●「ほほう・・・」何気なく紅茶の買い足しに向かった市場。買い求めた飴を片手に噴水の縁に腰掛け、尋常とは言いたくない光景を横目に話し込んでいる相手は・・・カトルカースさんである。もう一人いるが気にすまい。これは女性としての話である。●ディアス=ウィングウェイ・・・なかなかの好青年だと思っていたが、なるほど。忌々しい先日の三人と同業でしかも・・・な。至高神に仕える神官の言である。私の審美眼はまだまだ、と言うことか・・・。●攻撃対象を再発見し牙を研ぎ澄すかの如き彼女と、精神集中を兼ねた世間話に興じていた私だが、物好きにも話掛けてくる者がいた。ナイスバディと名乗ったが・・・気分の良かった私は、その申し出をさして熟慮することもなく了解した。清流亭の張り紙を見たのは昨日である。カシスさんを誘う口実にもなろうし・・・笑顔でカトルカースさんに別れを告げ、言行録の増強のため羊皮紙を買い足す私であった。

説教と美食の不等式(4/10)
ミーズ・セペスマイダは語る
やや緊張しつつ、私は第一声を放った■「あ〜、道行く諸君、ラーダ神の教えに耳を傾けないかね」■旅の途中で見かけたのだが、神の教えをこうして街の広場で説く、というのも勇気が必要である。・・・冒険者がするものではないのかも知れないが・・・仕事もない■「大いなるラーダ神はおっしゃられた、無用の争いは避けねばならない。理性と知性があれば、争いは避けられる」■と言い出そうとしたその時、香ばしい香りが・・・む、美味しそうな料理ではない。「というわけで、ラーダ神の教えに興味がある者は私にいつでも聞きたまえ」よし、これから食事だ。

3人の魔術師(4/12)
”蜂鳥”ジェナは語る
■何だか今日はいやに早く目が覚めちゃったな。…そうだ、散歩にでも出かけよう。■ハープを手にすると朝もやの中へと歩き出した。■■昨日は色んな人に出会ったわねぇ。ギルドの先輩であるラッシュさんとディアスさん。ラッシュさんは銀色の瞳が印象的だったし、ディアスさんは青い瞳がきれいだったわ。二人並ぶと夜に浮かぶ月と青空に光る太陽みたいね。フフフッ。■それにこの間、一緒にサルを追い駆けてもらったリカルドさん。やっぱりキレイな人だわ。男にしておくのがもったいないくらい。銀髪も良く似合っていたし。少しはあたしも見習わなけりゃね…■そう言えばみんな、魔術師だったんだぁ、何か変な偶然ねぇ。■■さ〜て、噴水前に到着〜♪。それじゃ1曲いってみようかな。■そして静かに歌い出す。「♪〜♪〜 聖なる左の腕(かいな)に宿る 煌く光 ファリスの光り あまねく世界を照らし輝き 悪しなる闇を切り裂き滅す 邪悪を暴き 罪過を裁く 法が導く正義の光り ♪〜」

音痴とは、自らが音痴であることを知らぬ者である(4/12)
ミーズ・セペスマイダは語る
ぶらぶらと歩いていると・・・うん、なんだあれは・・・ファリスの・・・信者なのか?■神を称える賛美歌を歌っているようだが・・・ふむ、この街はファリス信者が多いのか?■対抗心が私の中で燃え上がったのは仕方がないだろう。時にマイリーの蛮勇に倣うべき時もある■「おお、ラーダは果てなき星界の極みより地上を見給えり、偉大なるラーダは知恵を授けたり、そは争いを防ぐ知恵なり、諍いを鎮める術なり、讃えよ、偉大なる知識神ラーダの英知を、そして願わくば愚かなる我らに、神の叡知が欠片なりとも宿ることを」■完璧だ・・・かつて私の賛美歌を聴いた者が「音痴だ」などと失礼なことを言ったこともあるが、今回は完璧だ。

歌い手2人・・・(4/12)
エフォル・ルシェンは語る
微笑み亭から出て、会場になろうであろう広場へと足を向ける。広場では至高神を称える歌が流れていた・・・■歌い手は・・・ギルドで見た事のある女性だった。そしてそこにしばらく前に氷菓子を3つも食べ、僕を驚かせたあの男がやって来た。■その男は何を思ったのであろうか・・・おもむろに歌を歌い始めた。これが至高神を称える歌ならまだ聴けたかもしれない・・・しかし、男の歌は女性の歌とはけして調和する事は無かった。そもそも歌っているものが至高神を称えるものではなく、また聞けたものではないのである。■音波が辺りを飛び交う・・・僕はそうそうにその場から逃げ去った・・・ 

三度目はあるのか?(4/13)
”蜂鳥”ジェナは語る
■昨日はラーダに仕える司祭が、ムキになって大きな声で賛美歌を歌っていたけど…どうしたのかな、何か嫌なことでもあったのかしら?(笑)まぁ大きな声を出すって良いことよね。■でも一昨日は煌き亭で、昨日はこの広場でしょ、二日も続けて会うなんて妙な縁を感じるわね、これも歌と運命の紡ぎ手ヴェーナー様の御業なのかしら?■でもあんなに大きな声じゃ、あたしの歌の続きなんて聞こえなかったでしょうね、きっと。せっかく知識神を歌うところもあったのに…。だってあの歌はタイデルの五大神祭りの時に歌う歌なんですもの、フフフッ。■至高神ファリスから始って、順に戦さ神マイリー、知識神ラーダ、幸運神チャ・ザ、そして最後に大地母神マーファって歌い続ける歌なのにねぇ…■■「…♪〜♪〜 星の高みに座したる頭(こうべ) 智恵の源 ラーダの教え 力を制するその術を知り 全ての謎はその手の中に 闇夜に輝く綺羅星のよう 迷えるものを真理へ導く…♪〜」■■今度、見かけたら話しかけてみようっと。三度目のなんとやらって言うじゃない。■そして今日もハープと共に歌い出す。

竪琴の旋律に耳を傾けて・・・(4/13)
セリス=ガートラントは語る
何気なく市場を散策していると、どこからともなく美しい調べが聞こえてきました。私は音色のする方へ行ってみました。するとそこにはハープを片手に歌う女性がいました。私はしばらくその旋律に耳を傾けていました。どうやら五大神を称える歌だということがわかりました。私は、歌がちょうど終わったところを見計らって声を掛けてみました。■「こんにちは、突然すみません。私の名前はセリス。知識神ラーダの神官をしている者です(微笑)あの、いつもここに来るのですか?まだこの街に来てから日が浅いものですから、知り合いがいなくて・・・。ごめんなさいね、こんなこと言われても迷惑なだけですよね(微苦笑)」

歌に関する考証と、パン七本は食べ過ぎである昼時に・・・(4/13)
ミーズ・セペスマイダは語る
ラーダ神を讃える歌声に誘われた・・・わけではない■とりあえずパンを大量に買い込んで、ぶらぶらと広場を散策しているとラーダ神を讃える歌声が聞こえてきた・・・うむ、私に負けずにすばらしい歌声だ■パンを食べながら、その歌声に私は耳を傾けていた・・・が・・・この歌い手、どこかで見たような・・・■考えることパン二つを食べる時間・・・「おおっ、昨日ファリスを讃える歌を歌っていた者ではないか!」思い出したぞ、なるほど、ファリスの信者ではないらしい■それから、ラーダの信者と名乗っている女性がなにやら話しかけていた。ふむ、もぐもぐとパンを食べつつ、その様子を眺めていた私は「ラーダの知恵があらんことを」と口にして歌い手である女性に語りかけた。「全ての謎は、とあったが、そこは謎の答えへ導く鍵は、であったように思うのだが・・・いや失礼、私もラーダに仕える者だ」。

グラスランナー、思索にふけること(4/15)
ルーノ・エッタ・ミルは語る
しばらくリファールを離れていた。人間に言わせると、「その辺をうろちょろしてた」らしい。別に目的がなかったわけじゃない。単にその場その場で目的を決めていただけだ。で、久しぶりのリファールなので特にやることがない、ので、市場にいるのだ。つまらないし、歌でも歌ってようかな…■最近になって、リファールが「夢見る都」と呼ばれていることを知った。理由は、リファールの人の性格を見れば分かる、そうだ。「明日は明日の風が吹く」的性格なんだそうだが、普通だと思う。一体どこが「夢見る」なのか、とっても理解に苦しんでいる。と、いうわけで、今僕はあの路地にいる今にも喧嘩を始めそうな三毛猫と黒猫のどちらが可愛いかで延々と悩んでいるわけだ。黒猫は不吉だというけど、三毛猫は目つきが悪いし…う〜ん、どっちだろう?

そろそろ頃合いか...(4/15)
”銀麗”シャープトゥース(NPC)は語る
市場に来た。相変わらずがやがやとうるさいところだ。そういうところだと教えられたのだが、うざったい。”火球”で吹き飛ばしたら、どんなに気分がすっきりするだろう。あそこのグラスランナーなんていい吹っ飛び方をしそうだねえ...。まあ、上に何言われるかわからんしな...またにするか。そろそろメジオンのほうも必要な資材が集まったころか。...実験に要するのは...ふむ。...その時には、せいぜいいい悲鳴を聞かせてくれよ、リファールの人間ども。...おっと含み笑いがもれちまったぜ。

仕事はないかな?(4/15)
セラシエは語る
ふむ〜、活気があっていいな〜・・・・・・はっ、忘れていた、仕事を探していたんだった。う〜ん、まあいいかここの人たちに聞いてみるか「何か手頃なお仕事はないでしょうかね〜」■うん?あんなところにグラスランナーが・・・・ちょっと脅かしてやるか(にやり)

やめときゃいいのに・・・(4/15)
エフォル・ルシェンは語る
■市場へ来たが・・・フェリックはいない。代わりにエルフの男が、グラスランナーを脅かそうとしているや・・・やめとけばいいのに・・・あ〜あ、返り討ちに遭ってるよ。何やってんだか・・・あっと、いけない。次を周らなくちゃ 

広場のお母さん(4月15日)
ジュラ/ライツは語る
■リディさんのところへ顔を見せに行った。ここは随分久しぶりだったからか、何時の間にか新しい店が出来ている。薬草屋…後で必ず寄ることにしよう■「リディさんは本当に“お母さん”って感じだね。え、いきなり何を言い出すのって?今回受けた依頼で、いろいろとね…。ねえ、お母さんって言われるのは嫌?まだそんな年じゃないって?」広場の皆に慕われている彼女は、まさしく“お母さん”だ。私がここへよく来るのは、彼女がいるから。彼女に会いに行くと、いつも安心できるのだ■帰り際、面白い光景を見かけた。エルフとグラスランナーの追い駆けっこ。なぜか二匹の猫(黒と三毛)も加わっている。目の回るような早さで駆けまわっている二人と二匹は、当然その後に余計な騒動も起こしていた。気のせいか、エルフの男性は楽しんでいるように見えた。

グラスランナー、ちょこっとだけ警戒すること(4/19)
ルーノ・エッタ・ミルは語る
きょろきょろ………いないねよね、この前のエルフは?……大丈夫かな…?■大丈夫らしい…。ふう…今日はゆっくりでき……たらいいな…。う〜ん、久しぶりに歌でも歌おう。最近歌ってないし…。この前歌ったのは……昨日街角で猫さんに一曲………ずいぶん前だ…(汗)え〜っと、ハープの調子は…(ぽろろ〜ん♪)……うん、良さそうだ。じゃ、さっそく…ぽろろろ〜ん♪………

あれ。(4/19)
ラフィア・M・シュライデンは語る
荷降ろしの仕事は明日か。そう思って中央広場の所まで来てみたところ、おや。どこからかハープを奏でる音が……。懐かしい曲だな。昔聞いた覚えがある。何気なくその曲を口ずさんでみる。■と、曲の方を思い出すのに気を取られて誰かにぶつかった。「うわ、すまねえ!ついついぼーっと……」気がつけば、曲を弾いている人の近くまで来ていた。今ぶつかったのは聴衆の一人か。まずったなぁ。雰囲気壊したかも……。微妙に気まずい思いをしながら、静かにオレは曲が終わるまでそこに佇んでいた。

ふみぃ、人がいっぱいいるですぅ。(4/19)
”森の娘”フィリアは語る
街にきて2日目ですぅ。昨日は疲れたので、木の上で眠ったので町中に入るのは初めてですぅ。でも人間って、なんで石の箱(あとで聞いたら、それが巣の代わりらしい)で眠るんだろう。木の上の方がよっぽと快適ですぅ。で、今日はいちばと言う所に来たですぅ。果物とか野菜とかいろいろ並んでて、私の持っている銀色のメダルと交換してくれたですぅ。でも、いっぱい人がいて疲れたですぅ。きれいな泉を見つけたので一休みするですぅ。ふに?どこからか、きれいな音と歌が聞こえる。私も兄さんから教わった横笛を……あーあ、兄さんに早く会いたい。

薬草屋(4/20)
”三又槍の”フェルド(NPC)は語る
市場にやって来た。活気がある場所だな。おっ、薬草屋なんてあるのか。...ふむ、でも娘に効きそうなのは、熱さましと保温の根とかいうやつぐらいか...。やはり、一山当てる必要あり、か...。

冒険への誘い・・・かな?(4/20)
エフォル・ルシェンは語る
■ふぅ・・・ここんとこ根をつめすぎたかな・・・ちょっと散歩に出よう。■相変わらず市場は活気があっていいな・・・あれ?誰だっけ・・・あ、そうだフェルドさんだ!!■フェルドも気づいたのか、こっちに来て声をかけてきた。”おお、あんたらを探してたんだ。頼みがあるんだが暇か?”ん?確かしばらくは暇だった筈だけど。今んところは暇だよ。急ぎの用事でもあるんなら引き受けるけど・・・”ああ、そいつは助かった。詳しいことは明日話すので、清流の木漏れ日亭に来てくれないか?”明日?分かった。皆連れていくよ・・・■メジオンにいた彼が僕等を探しに街まで来ている・・・何かあったんだろうな・・・

毎日、人がいっぱいいますぅ(4/20)
”森の娘”フィリアは語る
朝になって、広場の近くにある木の上で目覚めた私は、そのまま木から下りた。朝靄の中でも人がいっぱいいますぅ。でも、私が木から下りた所を見た人が珍しそうに見ている。変なの、これが森の中では当たり前だったのに。特にすることも無いので、昨日見つけた噴水とかいう泉の前で昼頃までゆっくりと休む。今日は曲が聞こえない。何となく横笛を吹いてみる。今日は調子がいい、でもなぜか人が集まってくるですぅ。森で吹いていたときも鳥さんとか動物さんが集まってきたけど、みんな綺麗な音色が好きなようですぅ。そういえば兄さんも音楽が好きだった。唐突に兄の面影が頭によぎり、涙が浮かんできたですぅ。兄さんに会いたいですぅ

鉢植えはダメなのダ?(4/20)
"虎の瞳の"ルマ/Glorius Seekersは語る
リフレインさんっていう神官さんの呪文のおかげで、グラシアちゃんが目を覚ましたみたいなのダ。■お見舞い行く前にお花を買おうと思って広場に来てみたのダ。どんなお花が良いのかナ?ミラルゴの、病気のお見舞いの時持って行くと良いお花と縁起悪いからダメなお花判るんだケド・・・西の方だと違うかもしれないものナ?■やっぱり誰かに聞こうかナ・・・そこでお花見てる人・・・ちょっとすいませんなのダ・・・

『勇気』の象徴(4月20日)
ラアメン=ファルガード/ライツは語る
★グラシアちゃんのお見舞いのためのお花を選んでいた僕は突然好奇心旺盛そうな金色の瞳を持った少年に話し掛けられた。どうやら年は同年代くらいらしい。顔のあたりに見られる刺青がにミラルゴあたりの遊牧民族の色が見て取れる。★「はい・・・なんでしょう?」どうやらお見舞い用のお花を探しているらしい。「へぇ、病気になっていたお友達が・・・神の奇跡のおかげで・・・そしてお見舞いにお花をお探しなんですか?・・・そこですこしでも心の支えとなるお花を選びたいと・・・?なるほど、確かに花は人の心を安らげ、時には勇気を与えれくれますものね。」★僕はにっこり微笑んで一緒に見繕ってあげることにした。(うーんどっかで聞いたような話だよね・・・)「ところで、そのお友達って・・・月光亭の娘さんじゃ・・・ありません?」花を選びながらの雑談で何となくたずねてみる。★(そうか・・・じゃあ、僕が同じ物を持っていっちゃ・・・まずいよね。)★僕は自分が買おうと思っていた鉢植え彼にを手渡しこう言った。「あのこれなんてどうですか?これは咲き始めてから花の色が変わる珍しい花なんですよ。『勇気』を象徴すると言われています。今は蕾ですがもうすぐ星型の花を咲かせてくれますよ。」少し迷っているようのなので数点よさそうなお花を紹介し立ち去ることにした。★「あ、僕の名前ラアメン・・・ラアメン=ファルガードって言います。月光亭に宿取っているんで、よかったら足を運んでみてください。それとグラシアちゃんによろしく。」お辞儀をすると文献調査のためヒル邸に向かうことにする。

Step In Step(4/20)
紅薔薇のクフィールは語る
最近は、結構まともに冒険の仕事があって懐も暖かくていいな♪そんな気分のまま俺は市場を覗きながら昼間を過ごしてた。■そして人がまばらになるのを待って、いつもの様に舞の練習をする。■そう言えば前に習ったワルツのステップ忘れてるなぁとふと思うと通りすがる知り合いが・・・「カイル、ちと頼みがあるんだけどさ♪」

あれは・・・(4/20)
リーンは語る
◆こんな天気の良い日は散歩にかぎる。それにしても、あの青い空を自由に飛べたらどんなに素晴らしいだろうか。そう思うなら、エフォルのように、一生懸命勉強すべきなのだろうが、どうも、その気分にはならないな・・・。はぁ、何か面白い事はないものか。◆おや、あそこにいるのはエフォルじゃないか。今日は勉強していないのか?ん?エフォルと話しているあの人間は・・・フェルド、とか言ったな。買い物にでも来たのか?◆私達を探しにリファールまで?メジオンでまた何かあったのか・・・・詳しい事は明日?わかった、必ず行く。・・・ふふ、新たな冒険が始まるのかな◆おっと、あそこにルマという少年と・・・もう1人は知らない顔だな。とにかく、今日はぶつからないように気を付けよう。

ワルツ(4/20)
”夜風”カイル・マイストは語る
「カイル、ちと頼みがあるんだけどさ♪」…ん? クフールか…。ワルツ?…で、何故俺が相手なんだろう。その辺の女でも誘えばよいものを…練習…か。…まあ、俺も踊れないってわけじゃないから構わんがな…。…ワルツ…と言えば…またディアスの妹が夢にでてきた。…しかも、何故か一緒に踊っている夢。…どうでもいいか…

探すは猫のエサ(4月26日)
レイス・イーヴィル/ライツは語る
「・・・」憮然とした表情で市場を歩く。(はぁ、猫の機嫌取りの為にここに来てる僕っていったい・・・)ちょっとした事故で、猫を怒らせてしまったので、何か食べ物を持ってこうと思ったんだけど。何だかだんだんと気分が沈んできた。問題はその猫が次の依頼主になるであろう人の飼い猫って事、やはり何か持ってくべきだろう、たとえどんなに気分が沈んでも。(猫なのに、たかが猫なのに・・・)傍目にも市場の活気に似合わない状態、早いとこ何か買って帰ろう。完璧に浮いてる・・・。

……どうしたんだ?(4/26)
ラフィア・M・シュライデンは語る
市場を歩いていたら、なんか暗い顔して歩いている人がいた。何か「猫の餌……たかが猫なのに……」とかつぶやいていた。猫の餌って……なあ。そこまで暗くなるもんなんだろーか……?

姐さんの休日(4月28日)
”陸鯱”ミラ・サーチは語る
パーカー商会行ったついでに、暇なので市場を歩いてみた・・・久しぶりの日の光に、んっと伸びをする。やはりいいものだねぇ。こういうのは(のびのび)◆小腹が空いたので、ざくろを一つ買う。ぼりぼい噛りながら、ふと、テストラットの指令を思い出した。腰には、愛用のショーテルの他に、もう一本。魔法の輝きを放つカトラスがある。ギルド下級幹部の証だ。そして・・・この剣のもつ、もう一つの意味に気づかないわけではない・・(ぼりぼりぼりぼり)・・だけど。「人使い荒いねぇ。」人手不足ってやつは、恐いもんだねぇ・・・ほんと。 

あれはもしかして?(4/28)
ラフィア・M・シュライデンは語る
いつも通りの寝不足な頭で市場に寄ってみたところ、目の端に何か光る物が映った。■……あれ、あの剣は魔法の品物っぽいな。うん。オレもあーいう物を持てる日が来るのかね……。■それにしても。あれを持っている人はどこかで見たような……。ああ、確かオレがギルドに入るときに声を掛けてきてくれた……えっと……そう!ミラさん。しばらくこの町にいなかったみたいだけど、どこかに行ってたのかな。■とりあえずオレはその辺でオレンジジュースを買い、噴水に腰掛けて、じるじるとぼーっと飲んでいた。

衣替えにはまだ早いかな?(4月28日)
アレックス”スマートな”ソーニーは語る
「さてと、なんかないかな…」俺は今回の無能王できまづく汚れてしまったマントや衣装を新調するためにいろいろ見て回っている。しっかし、今回は肥溜めに落ちたり香水をかけられたり…さんざんだったなぁ。「ん? これなんか良いな…」そういいながら俺が手に取ったのは無地のゆったりとりた藍色の服とクリーム色のマントだ。値段は…うう、ちょっと高いかな?「ねぇ、一緒に買うんだからまけてくれない? …いや、いいや、気に入ったからこの値段で買うよ」ちょっとは稼いでるし、ちょっとは洒落てみてもいいかな。さらに買い物は続く。「あ、そうだ。羊皮紙もそろそろ買い足しとかないと…それにインクも。ああ、ペン先もだいぶくたびれてきたからついでに買ってしまおうかな」たまに買い物にでると次から次へと欲しいものが…今日は財布が軽くなりそうだ。

盗賊はオシャレと疎遠(4/28)
"幸薄き"タイラムは語る
■微笑み亭で洗濯を頼み、紅茶をすすった後、俺は市場にやってきた。目的は、衣類である。衣服といえば、着心地と地味な色、と決まっている。実用的だし、なんといってもソレがかっこいいのだ。・・・しかも、そういう服は大抵安い。いいことだね。■果物の店でりんごを一つ買い、かじりながら歩いていると、噴水の辺りで見覚えのある顔があった。・・・誰だっけ・・・。そのハーフエルフは果物汁をじるじるとすすっている。・・・あぁ、ギルドの新入りか。顔をちらっと見たっけな。どうりで名前が出てこないわけだよ。■・・・あぁもぉ、じるじるとのんびり飲みおってからに。飲み物はこうやって飲むんだ、こうやって。俺はつかつかと彼に歩み寄り、声をかけた。■「やぁ、ギルドで見た顔だね。俺はタイラムってんだ、よろしくな。へぇ、ミラを知ってるんだ。さっきもここで見たって?普段のあいつはのんびりしてるからな、ぼやーっと歩いてただろ?」ひととおり話してから、俺は声をかけた目的を思い出した。■「そうだ、おまえさん、さっきからちびちび汁を飲んでるがな、俺が一人前の飲み方ってのを教えよう。いいか、こうやって腰に手を当ててだな・・・」■俺は自分がおっさんであることを自覚していない。

う〜ん……;(4/29)
ラフィア・M・シュライデンは語る
昨日市場に行ったら、地味な色の着心地が良さそうな服を着た、タイラムさんという人に声を掛けられた。何でもギルドの人だそうだ。■噴水に腰掛けてジュースをのんびり飲んでいたら、彼はいきなり現れた。颯爽と……っていうのかな。「へぇ、ミラを知ってるんだ。さっきもここで見たって?普段のあいつはのんびりしてるからな」あの……じゃあ普段じゃないときは……?タイラムさんの沈黙がみょーに怖かった。■それにしても、だ。タイラムさんて地味な服が好きみたいだな。オレみたいに目立つ服はどう思われるかなあ。羽織ってる布なんかは割とロープとかにも使えて便利なんだけど。■その後、「一人前の」ジュースの飲み方を指導してくれた。腰に手を当てて……要するに一気飲みってことだな。ちょっとやってみようか。うん。一気飲みするにはオレンジジュースじゃきついと思い、今日はバナナジュースにすることにした。えっと、こーやって、と。■ぐびぐびぐびぐび。ぷはぁっ!■バナナがドロドロしてて咽せそうになりながらも飲みきったオレの耳に、誰かの声が入ってきた。すなわち。「うーわっ。あの歳でおっさんくさー。うちのおとーさんの風呂上がりにそっくりっ」■ぴしっ!瞬時、オレは硬直し、心の中で涙した。……タイラムさんのうそつき……。

穏やかな市場の午後(4/29)
"幸薄き"タイラムは語る
■いい天気だ。洗濯物も返してもらったし、今日は気分がいいね。微笑み亭で昼飯を済ませた俺は、腹ごなしに市場を散策していた。おや、あれは・・・。■昨日出会ったギルドの新人、たしかラフィアっていったな。俺の教えたことを実践してるじゃないか。うむ、見上げたやつだ。「ラフィアじゃないか。いい飲みっぷりだね。やっぱ飲み物ってのはそういう風に飲まないと、飲んだ気がしないもんだよな」■気のせいか、このハーフエルフは少々恨みがましい目で俺を見ている。どうしたんだろう。あぁ、むせそうになったんで気恥ずかしいんだな。俺はそう解釈した。

羽根(4/29)
シルフェス=ローレライは語る
なんとなくでここに来てしまったけど・・何かあるかな?●あ、なんだろう・・鳥の羽根?真っ白できれいな一枚の羽根・・なんとなく・・呼ばれた気がして・・手に取っていた。●まあ・・こんなこともあるよね。こういうのを買ってもいい気がしたんだ・・今日は・・。