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平成14年第1回定例会
 平成14年3月

【小林林鈴子君】
それでは、通告に従いまして一般質間をさせていただきます。
まず初めに、高齢者の住宅支援についてお伺いいたします。

国民の住生活への関心は、阪神大震災後、耐震診断の指導等により一層の高まりを見せ、同時に少子・高齢化の進展、ライフスタイルの変化、環境問題の顕在化により、住宅を取り巻く状況も大きく変化してまいりました。国土交通省は、国民生活の基盤である住宅をより豊かでゆとりあるものにするため、また住生活の質の向上を目指して住宅政策を積極的に推進しております。

昨年4月に国は高齢者の居住の安定確保に関する法律を公布いたしました。この法律は、民間活力の活用と既存ストックの有効活用を図りつつ、良好な居住環境を備えた高齢者向けの住宅の供給を促進するとともに、高齢者の居住を拒まない住宅環境を提供するものであります。この法律のもと、高齢者の方が入居可能な賃貸住宅を提供する高齢者円滑入居賃貸住宅の登録閲覧制度と、登録された住宅を対象とする家賃債務保証制度が昨年10月よりスタートいたしました。

この制度を本市においてはどのように普及、啓発をし、活用していらっしゃるかお伺いいたします。

また、この法律に対して東京都では、独自で東京都防災建築まちづくりセンターの安心入居制度を加えて、高齢者が円滑に入居できるよう支援する制度を始めました。この制度も本市の住宅にお困りの高齢者の方々が利用するためには、市はどのように活用していらっしゃるかお伺いいたします。

現在、本市では高齢者の住宅の支援のために行っている高齢者世帯居住安定支援事業がありますが、この事業の利用状況をお伺いいたします。

次に、市内では都営住宅、市営住宅の建て替えが進められておりますが、高齢者の方の入居に対してどのように考えていらっしゃるかお聞きいたします。。

最後に、公的保証人制度については、平成10年に我が会派の市川議員の質問に対して、実施している団体の状況を調査し、その必要性について研究しているというふうに答弁されておりますが、その後の研究の成果をお伺いいたします。


次に、子どもの読書運動の推進についてお伺いいたします。
昨年11月、超党派の衆参両院の国会議員有志でつくる子どもの未来を考える議員連名を中心に法案を取りまとめ、国会に提出し、12月には子どもの読書活動の推進に関する法律が成立し、施行されました。
そこでこの法律の施行に伴い、子どもの読書活動の本市の推進の考えをお伺いいたします。

この子どもの読書活動の推進に関する法律の中に、国民の間に広く子どもの読書活動を行う意欲を高めるため、4月23日、子どもの読書の日を設けるとあり、またこの日は国連教育科学文化機関ユネスコが定める世界本の日でもあります。この4・23子どもの読書の日の取り組みをどのように考えていらっしゃるかお伺いいたします。

この2月、ブッシュ大統領が来日した折、ローラ夫人が小学校で絵本の読み聞かせを行いました。ローラ夫人はアメリカで児童の読解力向上に向けた運動に従事しており、インタビューでも子どもが小さいころから母親が本を読み聞かせることが大切と語っておられたそうです。本市においては、絵本との出合いということで、2000年子ども読書年にちなみ「こどものえほん」が作成されましたが、このしおりはどのように活用されているのかお伺いいたします。

また、平成14年度に子育てハンドブックの発行が予定されておりますが、その中にも読み聞かせの重要性、そしてこの「こどものえほん」のしおりをしっかりと盛り込んでいただきたいと思います。さらに14年4月からの学校5日制に対するサタデースクールや地域活動の中での読み聞かせの実施に向けて、人材育成のために講習会を開催していただきたいと思いますが、お考えをお尋ねいたします。

次に、学校図書室についてお伺いいたします。

来年度から始まる特色ある学校づくりの中で、読書教育について取り組む学校はありますでしょうか、お聞きいたします。

また総合的な学習の中で調べ学習が実施されておりますが、学校図書室の蔵書で対応できているのでしょうか。お伺いいたしまして、1回目の質問を終わります。


議長【寺田元信君】健康福祉部付参事。
健康福祉部付参事【船引元子君】
高齢者円滑入居賃貸住宅の登録閲覧制度と、家賃債務保証制度のことにつきましての普及、啓発のことでございますが、現在、高齢者居住支援センターが作成をいたしましたパンフレットを高齢者支援課の窓口に置きまして、案内及び配布をしているところでございます。

東京都が開始いたしましたあんしん入居制度について、どのように活用しているかとのことでございますが、入居時の保証人が確保できないとの御相談があった方に対して、このあんしん入居制度を御紹介し、高齢者の方が安心して円滑に入居できる仕組みがあることを説明したり、あらかじめ登録されている住宅の御紹介をしているところでございます。

高齢者世帯居住安定支援事業の現在の利用状況についてということでございますが、現在の利用者は2名でございます。この制度はバブル期に取り壊しにより転居を求められていて、公営住宅に入居を希望している人が入居できないため、民間の賃貸アパートに転居する場合の家賃の差額などを助成するものでございますが、鎮静化した現在は利用者は多くないのが現状でございます。

それから、都営住宅、市営住宅での高齢者の方の入居についてでございますが、高齢者の住宅入居確保につきましては、シルバーピアを住宅の建て替え計画に合わせ順次整備をしていることとしております。
また、住宅のバリアフリー化を図り、高齢者が入居しやすい環境づくりを支援してまいります。

それから、公的保証人制度についてでございますが、他市の制度の要綱及び利用状況等を取り寄せ、また聞き取り等を行ってまいりました。その結果、実施している区市は、23区中2区、26市中4市であり、また利用人数も区部で1件から4件、市部で1件から3件と極めて低く、本市においては事業開始するには様子を見る必要があると考えているところでございます。

議長【寺田元信君】学校教育部付参事。
学校教育部付参事【永関和雄君】
本市における読書活動の進め方についてでございますが、読書活動の基本はまず国語力であるというふうに考えております。そこで、小中学校の国語の授業を充実するよう指導するとともに、時間割りを工夫して、継続的な読書活動の推進を働きかけております。

また、来年度、読書教育を柱に特色ある学校づくりを進めようとしている学校はあるのか、またどのように取り組もうとしているのかという御質問でございますけれども、市内小中学校中26校が読書教育の充実を計画しております。主な内容といたしましては、保護者や地域のボランティアを活用した読み聞かせの実施、朝の読書タイムの設定、司書免許を持つ地域ボランティアの図書室への配置、また全校で取り組む読書週間の充実など、さまざまなアイディアを生かした取り組みを進めようとしております。

さらに、学校図書室の蔵書は十分とは言えない状況であるけれども、教育委員会としてはどのように対処しようとしているのかという御覧間でございますけれども、従来、各学校においては学校配当予算の中で図書を購入しております。

来年度につきましては、これに加えまして特色ある学校づくりの事業
推進費の中でも図書を購入することができるように配慮しております。

議長【寺田元信君】社会教育部付参事。
社会教育部付参事【高野国利君】図書館に関する質問にお答えいたします。
まず、1点目の子ども読書活動の推進に関する法律で、4月23日が子ども読書の日と定められましたが、これに関する本市の取り組みという御質問でございますが、図書館では子ども読書の日を記念いたしまして、中央公民館と共催して記念講演会を計画しております。
4月23日は平日でございますので、4月2旧、日曜日にクリエイトホール視聴覚室で行います。内容は「私と本との出合い」と題しまして、児童文学者の古世古和子さん、「子どもと本が出会うとき」と題しまして、ブックスタート支援センターの佐藤いづみさん、それから「読み聞かせってどうやるの」の演じ方等を八王子子ども文庫連絡協議会の方々に記念講演等をしていただく予定にしております。そのほか子どものブックリストの配布、・あるいはその前日には臨時のお話会も計画しております。周知は4月1日の広報はちおうじ、あるいはポ
スター等で行っていきたいと考えております。

2点目の2000年の子ども読書年にちなんで作成いたしました絵本を紹介した冊子rこどものえほん」というしおりはどのように活用されているかという御覧間でございますが、「こどものえほん」は年齢別あるいはジャンル別に未就学児童向けの絵本を紹介した冊子でございますが、各図書館や保健センターあるいは子育て相談センター等で配布しております。また、1歳6ヵ月検診の会場でも配布しておりまして、保護者の方から大変好評をいただいております。

それから、3点目の学校5日制に対するサタデースクールや地域活動の中での読み聞かせを行う人材の育成について、講習会を開催してほしいという御覧間でございますが、現在、市の図書館におきましてもボランティア団体との共同によりまして読み聞かせを行っております。また、昨年小学校からの要望によりまして、父母の方を対象にした読み聞かせの講習会等説明会も実施したところでございますが、今後もボランティア団体との連携を図りながら読み聞かせをする人材の育成に努めまして、地域活動等を支援していきたいと、そのように考えております。

議長【寺田元信君】健康福祉部長。
健康福祉部長【三宅壮三君】
14年度に作成することになっております子育てハンドブックの中に絵本のしおりの紹介をしてほしいということでございますが、私ども、ハンドブックの中には子育てに関する事業だとか、あるいは各種手当、公共施設など子育てに関する情報のサービス、そういうものを盛り込んでいく予定でございます。その中で今御質問のありました絵本のしおりについても掲載できるかどうか検討してまいりたいというふうに思っております。


議長【寺田元信君】第5番、小林鈴子君。
【小林林鈴子君】
それでは、2回目の質問を行います。

高齢者の方がアパートの建て替え等で立ち退きを迫られ、移転先を探してもなかなか貸してくれるところがなく、困っていらっしゃいます。私もある高齢者の方と不動産屋を回りましたが、民間賃貸住宅の家主は、高齢者のひとり暮らしの方や高齢者夫婦世帯の入居をとても敬遠されがちであり、高齢者は大変入居しづらい状況にあります。
その理由として、高齢者の方は身元保証人がいないことや、収入の面から家賃の滞納が心配であったり、また病気や事故、火事の心配もあり、入居が厳しい状況にあります。ただいまそれぞれの御答弁をいただきました。

この高齢者円滑入居賃貸住宅の登録閲覧制度、家賃債務保証制度に対しては、市の窓口で案内、配布していらっしゃるものと伺いましたが、この制度に登録されている住宅も現在八王子市内は8住宅であり、場所も限られており、また、中には家賃が10数万円ととても高く、この住宅だけではまだ入居しづらい状況にあります。
登録住宅の不動産事業者に電話したところ、今現在4件の御紹介をしたが、成立はまだないとのことでありました。

また、都の安心入居制度も現在利用されている方がとても少なく、インター率ットや市の窓口だけではこの制度を知らずにいる人がほとんどであります。そして市の高齢者世帯居住安定支援事業も、利用者が2名ということでございましたけれども、大変少ないようであります。

私はこれらの制度が残念ながら市民に対して周知徹底が不十分と思いますので、今後は広報や各地域の老人会などあらゆる場を活用して周知をしっかりとお願いしたいと思います。

また、住宅の登録閲覧制度にも不動産事業者や住宅所有者・貸し主等の理解を得るための働きかけが大事だと思いますが、市の今後の対応をお尋ねいたします。
高齢者の都営、市営の入居に対しては、入居しやすいように整備をしてくださっておりますが、今後高齢化が進み、住宅の需要がふえてまいりますので、都営、市営住宅における高齢者のための住宅の確保支援や、さらに住宅で悩んでいる方に対しての相談体制を充実させることが大事だと考えますが、お考えをお聞かせください。

さらに、公的保証人制度におきましては、様子を見る必要があるとの御答弁でありました。最近、御相談者に、家主から今までの保証人が年金生活になったので他の保証人を立ててほしいと言われ、保証人がいないため大変に悩んでいる方、また、建て替えで他の物件を見つけるときも保証人がいなく困っている方が多くいらっしゃいます。

他市においては、数例でありますが、目黒区、港区、国分寺市、川崎市においても公的保証人制度を設けて、高齢者の入居の手助けをしております。費用も他の区市を見ましても、目黒区では7件の利用があり、5万2,150円を、国分寺市では4件の利用があり、4万9,770円を市が保険料を負担しており、それほど経費がかからずにできているようであります。

つきましては、高齢者の方が安心してこの八王子で暮らしていけるよう支援すべきと考えます。この公的保証人制度を八王子市においても創設していただきたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。



次に、子どもの読書活動の推進についてお伺いいたします。
子どもの読書活動の取り組みが重要であるとのことでありましたが、経済協力開発機構の国際学習到達度調査で、日本の高校生の家庭での学習時間や読書時間は参加国中最低ランクで、学習意欲の低下が深刻化している実態も浮き彫りになりました。また、大学生協の調査によると、大学生が1ヵ月に使う携帯電話の料金は約8,500円であるのに対して、本代はその3分の1以下だったそうです。

その活字離れとともに、全国には2万軒を超える書店がありますが、昨年1年間で1,000軒もの本屋さんが倒産しております。さらに近年子どもたちの周囲にはテレビゲーム、ビデオ、AV、オーディオビジュアル関連機器が急速に浸透する一方、塾通いによる時間制約も加わり、子どもが本と接する機会がより少なく
なってきているとの指摘が教育現場などからあり、このように子どもの活字離れが浮き彫りにされております。そこで子ども読書の推進に関する法律の中に、市町村は子どもの読書活動の推進状況を踏まえ、子ども読書活動推進基本計画を策定するように努めるようにとあります。小中学校や図書館など八王子市を挙げてこの読書活動の推進ができるように、子ども読書活動推進基本計画を早期に策定していただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。

次に、4月23日の子どもの読書の日には記念の講演会が計画されております。この子ども読書の日の趣旨やイベントの開催を、広報はもちろんのこと、市のホームページ等でも普及、啓発をしっかりしていただきたいと思います。

次に、読み聞かせの人材育成の講習会の開催も前向きに御検討していただきたいと思います。

ここでブックスタートについて説明させていただきます。
ブックスタートとは、赤ちゃんが生まれて初めて出合う本を通して、言葉を交わしながら、赤ちゃんと楽しいひとときが持てるよう応援するための事業です。保健所での乳幼児検診に参加した赤ちゃんと保護者に対して、絵本や育児支援情報やブックレットなどが入ったブックスタートパックを、赤ちゃんと保護者が絵本を介しての心の通い合う温かい時間を持ってほしいとのメッセージを添えながら手渡すというものでございます。ここにブックスタートの一式を持ってきたんですけれども、これがコットンバッグでありまして、たくさんあるんですけれども、その中から2冊この本が入っています。そして、この中にオリジナルのイラストアドバイス集が入っておりまして、

そして赤ちゃんがよだれを垂らしますので、よだれかけ、これが入って、ブックスタートパックというんです。これをいただいたお母さんは家に帰ります。「さあ、りゅうちゃん、かずよちゃん、お母さんと一緒に御本読みましょう、いらっしゃい」と言うと、喜んでひざの上に乗ってくるんですね。

そして子どもに読んであげます。そして、この本を介して心が通い合い、絵本を通して子どもと心を通い合えます。「楽しかったね、きょうはこれでおしまいね」と、絵本の読み聞かせを終わります。

このブックスタートは1992年に英国のバーミンガムで始められた運動で、イギリスでは9割以上の地域にまで広がっています。バーミンガムでは、ブックスタートをきっかけにして家庭で本を読む時間がふえた、親子で図書館に行った回数がふえたなどの効果が報告され、さらに98年にバーミンガム大学が行った調査で、読む、書くご話す、聞くという言語面を考える力だけでなく、計数や空間の把握といった数学的に考える力にもブックスタニトが大きな影響を与えることが報告されて、社会的な関心を集めるようになり、全国へ一気に運動が広がりましたともブックスタート支援センターの方が報告されております。

日本におけるブックスタートは、2000年子ども読書年を推進するために民間の立場から280の団体、企業、個人が結集して子ども読書年推進会議を設立し、ブックスタート国際シンポジウムを開催したり、杉並区においてはブックスタートを試験的に実施を行い、大成功をおさめております。現在では34市町村が実施をしており、ことし4月から150を超える市町村で実施される予定であります。

そこで赤ちゃんが生涯で初めて出合う絵本を大切にし、親子で読書の喜びを共有するブックスタートの参考にするため、その環境づくりとして図書館にブックスタートコーナーを設置していただきたいと思いますが、お考えをお示しください。

また、八王子市は平成12年に生まれた新生児が5,698名ですので、この八王子の宝である子どもたちのため、そして一生懸命育てているお母さん方を応援する意味で、本市においても「こどものえほん」、これ八王子市でっくったものですけれども、この絵本、これからつくられる子育てハンドブックを入れた八王子のオリジナルのブックスタートに取り組んでいただければと思います。

さらに、保健センターで乳幼児検診のときに絵本の読み聞かせを実施していただきたいと思いますので、あわせてお考えをお尋ねいたします。


次に、学校図書室については、子どもたちが調べ学習が十分にできるように資料の充実を図り、また、特色ある学校づくりにおいても読書教育に取り組むところがございますので、それらに支障がないように、古い本は廃棄をし、蔵書をそろえるために図書購入の支援をしっかりしていただきたいと思います。

このたび子ども読書活動の推進に関する法律の策定とともに、政府として子どもの読書活動を推進していくための環境を整備する目的で、平成14年度から5年間で毎年約130億円、総額650億円を交付税として措置され、4,000万冊という学校図書館の図書整備が5年間で計画が図られることとなりました。

文部科学大臣は、学校図書館の図書整備費のこの交付税措置が行われ、学校において学校図書室の図書資料が計画的に整備されることを期待し、さらにこの経費で学校図書の充実、子どもたちの読書の機会をふやすねらいで活用するようにと説明されました。そこでお伺いいたしますが、この国の示した学校図書館の図書整備5ヵ年計画に基づき、本市は今後どのように対応されていかれるのかお伺いいたします。

私が先日視察いたしました三鷹市の高山小学校においては、学校図書館に管理用パソコンや、検索と調べ学習の機能を兼ね備えたパソコンを導入し、図書の検索をして公立中央図書館からの本の団体貸し出しを行っております。

さらに学校司書を置き、地域開放も行い、常に学校図書館がにぎわっており、子どもたちの学校図書館の利用や貸し出しもふえ、読書好きな子がふえております。全国学校図書館協議会での調査でも、学校図書館の整備計画を着実に進めている地域と整備がおくれている地域では、学校図書館の利用率や読書率に格段の開きがあることを示しております。

この意味を踏まえた上で、私は学校図書室はパソコンを導入し、学校司書を配置され、地域のボランティアの方々の協力も得て、マルチメディア時代に向けた学校情報センター、また読書センターとしての機能にしていただきたいと思います。さらに子どもたちにとって図書室が心のオアシスとなるような施設となるように強く願うものであります。

そして平成15年度までに配置が義務づけられている司書教諭の配置と、十分その職務を遂行できるための条件整備を図っていただきたいと思います。
最後に教育長にお伺いいたします。

本市においては、この学校図書室整備の充実に向けて、中長期計画の取り組みを具体的にどう進められるのかをお伺いいたしまして、私の一般質間を終わります。



議長【寺田元信君】健康福祉部付参事。
健康福祉部付参事【船引元子君】
高齢者の住宅入居に対する今後の対応でございますが、広報などで多くの市民の方々に高齢者円滑入居賃貸住宅の登録閲覧制度や家賃債務保証制度、あんしん入居制度、高齢者世帯居住安定支援事業にっいてお知らせするとともに、不動産業者や貸し主に対してもこの制度について御理解をいただき、登録住宅の拡大を図るために積極的に働きかけていきたいと思っております。

都営や市営住宅の高齢者住宅の確保の支援や相談体制の充実ということでございますが、都営住宅、市営住宅に高齢者が入居しやすいように、入居優遇抽選制度を設けて確保支援に努めているところでございます。また、相談体制にっきましては、今後住宅担当所管と協議をし、検討をしてまいります。

公的保証人制度についてでございますが、個人的な身元保証にかわるものとして、公的な身元保証制度も大事であると考えております。保証人がいない等の理由で入居を拒まれないよう、高齢者の入居を円滑にするため、昨年10月には国が家賃債務保証制度及び高齢者円滑入居賃貸住宅の登録閲覧制度を立ち上げ、また東京都の外郭団体は安心入居制度を開始いたしました。したがいまして、これらの制度を広くPRし、活用していただくよう努めていきたいと考えているところでございます。

議長【寺田元信君】学校教育部付参事。
学校教育部付参事【永関和雄君】
市として子どもの読書活動の推進計画を早期に策定してほしい、またそれにっいての考えはどうかという御質問でございますけれども、現在その必要性は十分認識しておりまして、このような計画を立てようとしております。

学校教育と社会教育とが連携をいたしまして、子どもたちの読書活動を推進するための取り組みを現在前向きに検討しているところでございます。今後も学校図書館が子どもたちの心のオアシスになるような方向でぜひ前向きに考えてまいりたいと考えております。

議長【寺田元信君】社会教育部付参事。
社会教育部付参事【高野国利君】
それでは、図書館に関する質問にお答えいたします。

赤ちゃんが生涯で初めて出合う絵本を大切にして、親子で読書の喜びを共有するブックスタートの参考にするため、その環境づくりとして図書館にブックスタートコーナーを設置してほしいという御質問でございますが、平成8年以降に建設されました分館では既に児童図書の書架に児童向けの絵本を集めたコーナーを設けでございます。

今後はこれをさらに充実させていきたいと思っておりますが、中央図書館におきましてもコーナーを設置いたしまして、絵本を介しての親子の触れ合い、子育てを支援していきたいと、そのように考えております。

議長【寺田元信君】健康福祉部長。
健康福祉部長【三宅壮三君】
子育て支援の意味でブックスタートに取り組んでほしい、考え方はどうかということでございますが、これにっきましては関係所管との協議もありますので、今後研究していきたいというふうに思っております。

議長【寺田元信君】成田教育長。
教育長【成田一代君】
小林議員からの教育長への御覧間にお答えいたします。

学校における図書館整備の充実に向けて中長期的な取り組み、その具体的な進め方ということでございまナが、現在、学校教育部と社会教育部とが連携いたしまして、市内の児童あるいは生徒の読書意欲を喚起し、そして読書に親しむことのできる環境づくりの一環として具体的な取り組みを検討しております。今後は各学校と市立図書館及び地域の図書室等々、保護者や地域の方々、広く市民の方々と積極的に連携を図ってまいりたいと思っています。

その一方で、蔵書の整備に努めてまいりますとともに、児童生徒が積極的に活用できる学校図書館の充実を働きかけてまいります。