★「つづら折りの宴」開催に向けて
すたあと長田から緊急のお願い★


 1月21日に、震災一周年イベント「つづら折りの宴(つづらおりのうたげ)」を開催します。それに当たって、皆さんのご来場とご支援を賜りたいと思いますので、その告知を致します。

<目次>


<1.イベントの内容・主旨>


「つづら折りの宴」
《神戸ボランティア有志による新春特別企画“蘇れ!長田”》


<長田神社の表参道・拝殿>

日時:1996年1月21日(日)午前11時〜午後5時
場所:神戸・長田神社(市営地下鉄長田駅、高速長田駅下車)
   入場無料・雨天決行
内容(予定):
   ○大和・沖縄・韓国・はやり唄……プロのミュージシャンによる演奏
     出演:ソウルフラワーモノノケサミット・リクオ・朴保&切狂言
        川門正彦・山口洋・ちんどん通信社・がじまるの会
        どんと(元ボガンボス)・石田長生・梅津和時 その他
   ○屋台多数出店
   ○その他、もちつき、ちびっ子絵画展、フリーマーケットなどを企画。
主催:つづら折りの宴の会(神戸ボランティア有志)

※同時開催:長田神社前商店街 復興ぽっぺん祭


<長田商店街>


<2.「つづら折りの宴」企画と主旨>


 様々な波乱が噴出し、文字どおり「激動」の1年が終わろうとしているここ神戸では、元の場所で生活を営む人は2〜3割にも満たない状況です。数万の人が町を離れ、「仮設住宅」に身を寄せているため、ガレキだらけだった町は、殺風景にも今は「更地だらけ」となり、人の匂いを感じさせない「空間」があちこちに点在しています。

 そんな状況の中で迎える震災後1年。神戸最古の長田神社において、ボランティア有志による無料コンサート「つづら折りの宴」を開催します。
 この催しは、地震後まもない頃から、長田を中心に、避難所・テント村・仮設住宅などで民謡などの自主演奏活動を行ってきた、プロの若手ロックグループ「ソウルフラワーユニオン」などを中心に、多くのミュージシャン達や神戸のボランティア有志たちと作る企画です。民謡や懐かしの唄を中心に若者からお年寄りまで幅広く楽しんでもらえる内容を予定しています。

 この「宴」は、ボランティアから被災者への一方通行のイベントではなく、お互いがいっしょに楽しめる場としたいと思っています。そして、ぜひこの「宴」を機に、神戸内外に散りゞゝになった多くの方々に、馴染み深い「長田さん」に集って頂き、旧交を温め、和める場になればと願ってやみません。

 現在この企画の準備は、地元の商店街・学生・社会人・商店主・事業主などが進めています。あの震災を経験した者達が、日常生活の空いた時間を、このイベントの成功のために少しずつ費やしています。自分なりの使える時間や費用を負担して催す「つづら折りの宴」は、(出演するミュージシャンも含め)ボランティアの、いわば手作りのコンサートなのです。


<3.支援していただきたい内容>


振込口座:さくら銀行長田支店
普通口座:6818273
口座名:つづら折りの宴

以上、ご連絡はメールか、もしくはお電話にてお願いいたします。

NIFTY-Serve:VZB02412 河合敏雅

「つづら折りの宴」の会
TEL:078-521-7170(すたあと長田内)
TEL:030-81-42250(金田真須美)


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numata@sakuraia.c.u-tokyo.ac.jp