『すたあと長田のサタデーエクスプレス』ゲストコーナー

Vol.37:1996年9月28日放送

《DJ・ディレクター》 小野幸一郎●すたあと長田
《アシスタントDJ》  中川久美子●すたあと長田
《エンジニア》      筒井裕貴●すたあと長田

・テープ起こし:金原雅彦
・校正    :沼田英俊

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オープニング★(BGM:“エンドルフィン・マシーン”byプリンス)


“さあ、今週も『すたあと長田のサタデーエクスプレス』の時間がやってまいりました。ノリノリで勢いのある愉快なスタッフが、素人の本格志向で長田の街に密着! と言ってもこだわる訳ではなく、面白く爽やかな話題から泥臭くって下らない、クレイジーな濃い下世話も織りまぜた、笑いあり涙ありの皆様から愛される、アット・ホームで温か〜い番組をブッ飛びで、行ってみよ〜う!!
 お聴きの放送は77.8MHz(メガヘルツ)、FMわぃわぃからお送りします”■

小野:
「はい、1週間の御無沙汰でございました。ボランティア・グループ“すたあと長田”がお送り致します『サタデーエクスプレス』。DJを務めさせて頂きます小野幸一郎と」

中川:
「アシスタントDJ、中川久美子でございます」

小野:
「よろしくお願いいたします」

中川:
「よろしくお願いします」

小野:
「さてさて、え〜と何か知らんが今日は温かいっすね」

中川:
「ねぇ。う〜ん。なんか朝・晩、でも冷えますよねぇ」

小野:
「あ、確かに。昨日の夜ね、このオレ今、半袖の柄シャツにね、あの寝てたら寒い寒い!」

中川:
「まだもうねぇ、Tシャツだけだったら寒いですよねぇ、う〜ん」

小野:
「なんか、秋だか何……もう秋なんだよな、でもな」

中川:
「秋ですよ〜、もうみんな長袖で」

小野:
「だよねぇ。うん。まぁ何か気温の結構その移り変わりというのが、非常にバランスがいいんだか悪いんだか、悪いと言うんかなぁ感じなんで、皆様お体の方はどうでしょうか? え〜と今週も1時間、愉しく過ごしていきましょう。よろしくお願いしま〜す」

中川:
「よろしくお願いしま〜す」■

 

1曲目●“杓子定規”(96モノノケ・サミット・ヴァージョン)
     byソウル・フラワー・ユニオン


★ゲスト・コーナー(前半)★


「ソウル・フラワーの音楽活動紹介〜北朝鮮ライヴ」
奥野真哉●ソウル・フラワー・モノノケ・サミット/
     ソウル・フラワー・ユニオン(key)
【聞き手】小野幸一郎●すたあと長田
     中川久美子●すたあと長田
     金田真須美●すたあと長田

奥野真哉さん

小野:
「はい、てな訳でございまして、え〜とソウル・フラワー・ユニオンのえ〜と歌をお送りしましたが、え〜さて今日ですねゲストで来て頂きましたのは、あの〜『桜亭』でお馴染みのですね、え〜金田真須美殿がですね、え〜先日実は某え〜FM……わぃわぃ、じゃねーよ! それはここや!(笑)」

中川:
「FMの(笑)」

小野:
「Kiss(KissFM)あっ、某じゃない、もうええわ!(笑)」

中川:
「もう言うてしまいました(笑)」

小野:
「そこでですねぇ(笑)、え〜まぁお話をね、実はされてですね、それは…の番組をですね、担当されている方で、え〜実はえ〜、ボクらの方も何度か今までお会いしています」

中川:
「ソウル・フラワー・ユニオンのメンバーの」

小野:
「そう、お人‥ですね。え〜奥野真哉さんです」

奥野:
「奥野真哉です」

一同:
「(拍手)!!」

中川:
「凄い今日は」

小野:
「てな具合で、拍手が鳴っちゃって今日はですね、実は後ろにですねぇ……」

中川:
「大勢の……」

小野:
「ずらーっと3人程ですねぇ(笑)」

中川:
「ずらーっとファンのね」

小野:
「……方が遥々、明石と遥々垂水と、遥々長田から(笑)……全然遥々じゃないけど(笑)」

奥野:
「ヘッヘッヘッ(笑)。具体的ですねぇ(笑)」

小野:
「えっ!? そうですねぇ(笑)。あっどうもどうも!」

奥野:
「どうも。久しぶりです」

小野:
「本当です。御無沙汰しております」

奥野:
「ねぇ」

中川:
「こんにちは」

奥野:
「お元気そうで」

小野:
「ああもう、それだけなんですよぉ」

奥野:
「相変わらずやかましいですね」

小野:
「ああ、ありがとうございます(笑)。パンッ!!〈とテーブルを叩く〉。いきなりなんか(笑)……、まぁいいや!(笑)」

中川:
「フフフッ(笑)」

小野:
「……てな具合で今日はですね、え〜と、ま、いろんなお話をですね、して頂きたいなと思いまして」

奥野:
「ええ、はい」

小野:
「よろしくお願いします」

奥野:
「お願いします」

小野:
「さて、でですね、えーまぁあのぅ、聴かれている方でね、もうソウル・フラワーって聞いたら、『あああああああっ!!』っていう方もいらしゃるだろうし」

奥野:
「そうですね、うん」

小野:
「えー、『それ何や?』と。『カタカナやなぁ』とか言って(笑)。そんな風に思われる方もね……」

奥野:
「ええ(笑)」

小野:
「いらっしゃると思うんで」

奥野:
「そうですね」

小野:
「まず、ちょっとやっぱ軽くですね、え〜、そのソウル・フラワー・ユニオンと、そしてソウル・フラワー・モノノケ・サミットと。えーまぁ2つですね」

奥野:
「ま、2つ、活動しているバンドは2つ今やっているんですけれどもね。元々ソウル・フラワー・ユニオンというのは何て言うんですかねぇ、ロック・バンドって言うんですかねぇ」

小野:
「ロック!」

奥野:
「一応だからそれで、あの、メジャーのあの、レコード会社(キューン・ソニー)と……そういう………仕事ですね! あの、金銭的なもんをこう生産するような……(笑)」

小野:
「ハハハッ……そんなぁ(笑)」

奥野:
「ロック・バンドですよ(笑)」

小野:
「でも、プロのロック・バンドですよねぇ」

奥野:
「まぁ、プロらしくもないプロなんですけど」

小野:
「あぁそうですか(笑)」

奥野:
「それの活動をですね、まぁ93年くらいからえ〜始めまして、ま、今年で3年目やねんけどね。でまぁロック・バンドの活動をしていていくうちに、その95年に、あの、ね、神戸の方で震災があって、でまぁオレらとしても、何て言うかなぁ、そう音楽っていう事やっているっていう事を、まぁ活用したいなっていう形で、あの〜被災地とかね、あの仮設とか、そういう所を回るように“チンドン・ユニット”っていうのを組んだんですよ」

小野:
「ええええぇ」

奥野:
「アコースティックのね」

小野:
「はい」

奥野:
「あんま電気とか使えないんで、で、それの名前が『モノノケ・サミット』。ソウル・フラワー・モノノケ・サミットって言うね、あの〜名前でやっている訳なんですけれどもね」

小野:
「っていう訳ですよねぇ。もうモノノケ・サミットで、え〜と神戸の中だと何ヶ所になりますか?」

奥野:
「何ヶ所なんやろ……? もう百は越えてるかな……?」

金田:
「う〜ん」

奥野:
「そんな行ってないか」

金田:
「うん。いきなり金田真須美ですけれども(笑)。百弱ですね」

奥野:
「百弱ですかね」

金田:
「うん。神戸っていうか、あの被災地・阪神間全て入れて」

奥野:
「そうですね」

金田:
「淡路も西宮も全部入れると。もう百近くになりますね、1年半で」

小野:
「なるほど、はい。え〜と奥野さんは、もうずーっとソウル・フラワー・ユニオンが結成された時からずーっと」

奥野:
「そうですね。あの〜もうちょっと深く言うとですね、そのソウル・フラワー・ユニオンになる以前に、『ニューエスト・モデル』っていうバンドと『メスカリン・ドライブ』っていうバンド2つあって……」

小野:
「ニュ、ニューエスト・モデルと、メ、メス……」

奥野:
「メスカ(笑)、メスカリン(笑)」

小野:
「ウッハッハッハッハッ(笑)」

金田:
「メ、メスカリンって、あんた(笑)」

中川:
「舌を噛みそうな」

奥野:
「フッ(笑)、メスカリン・ドライブっていう2つのバンドがあってですね、まぁメスカリン・ドライブっていうのはその女の子バンドですね。全員女の子で。ほんでオレはニューエスト・モデルっていうバンドに所属してて」

金田:
「男の子バンド」

奥野:
「男の子バンド。元気のいい」

小野:
「ああ」

奥野:
「で、その2つのバンドでその、レーベルをやってたんですよ。あの、2つのバンドでこうレコードを出す時に、その“ソウル・フラワー”っていうレーベルを組んでて、そのレーベルからあのC……あの昔はアナログ盤ですかね、LPを出したりとかしてて、でまぁ、2つでよく活動とかしてたんですよ。でまぁちょっとね…その……色々と問題がありまして(笑)、まぁこう一緒になったら余計面白いものが出来るんじゃないかと。で、ソウル・フラワー・ユニオンっていうバンド結成するっていう事になって」

小野:
「なった訳ですね。無事男の子バンドと女の子バンドが(笑)」

奥野:
「そう、融合した訳です」

小野:
「融合して(笑)」

金田:
「怖いなぁ(笑)」

小野:
「ハッハッハッ(笑)。今メンバーの方はだから6人」

奥野:
「6人ですね。うん。ちょうど3対3で(※現在は男性4:女性2)」

小野:
「なるほど。なんか、フィーリング・カップル・ナンチャラカンチャラみたいに……」

中川:
「3対3」

奥野:
「いや、それは無いです」

小野:
「アハハハハッ(笑)」

中川:
「無いんですかぁ? メンバーの中で(笑)」

奥野:
「全然無いです」

小野:
「ちょうど数は合ってるし、とか(笑)。奥野さんはその中で、えーと担当されている楽器は、え〜先程伺ったらまぁ」

奥野:
「うん。まぁ一応、鍵盤楽器っていうんすかね、ああいう白と黒の」

小野:
「鍵盤……」

中川:
「はい」

奥野:
「あれが付いている楽器を一般的にやっています」

小野:
「だから、え〜とソウル・フラワー・ユニオン……要するにロック形式のやつやったら、えーキーボード……」

奥野:
「ピアノとかね、オルガンとか」

小野:
「で、モノノケの方ではアコーディオン」

奥野:
「アコーディオン! 難しいっすよ」

金田:
「う〜ん」

奥野:
「で、アコーディオンもモノノケ・サミットやるっていう風にみんなで決めてから、オレも練習し始めたんで」

小野:
「ええええ……」

奥野:
「まだね、だからその最初被災地の方に行った時とかねぇ、子供にバカにされてねぇ……(笑)」

小野:
「ウハッ(笑)」

金田:
「えっどうしてどうして?」

中川:
「え〜!」

奥野:
「いや、子供はほら、学校で習ってたりとかするんですよ」

小野:
「えっ! アコーディオンを?」

奥野:
「うん」

中川:
「ピアニカだったらねぇ、あるんですけど」

小野:
「あー、ピアニカはねぇ、そうだよねぇ」

奥野:
「で、居たんですよねぇ、あの、ガキでねぇ……。『習ってるから弾いたるわぁ』とか言って。凄く上手かったんですよ!」

小野:
「アッハッハッハッハッ!(笑)」

奥野:
「ちょっとショックを受けて(笑)」

小野:
「それうちの菅ちゃん(菅田智子/すたあと長田)じゃないですよねぇ(笑)」

奥野:
「いやちゃう(笑)。菅ちゃんじゃない(笑)。アハハッ、(笑)子供には見えない(笑)」

小野:
「ハハハッ(笑)、ハァ…じゃそれでずっと練習しはって」

奥野:
「そう、その子供にですねぇ、ライバル的ななんか要素を感じてですねぇ、ちょっとオレも頑張らなあかんなぁと思って」

小野:
「ミュージシャンっ子の一応名がすたると」

奥野:
「そう、一応プライドに賭けて(笑)」

小野:
「フフフフッ(笑)なるほど。う〜ん今あのそれで、え〜先程一番最初にね、あの言いましたけど、え〜某KissFMで」

金田:
「はいはい」

小野:
「番組を持たれてて、え〜『ロッキング・アジール・ジャミング』!」

奥野:
「『ロッキン・アジール・ジャミング』ですね」

小野:
「あっ、ロッキングじゃねぇのか。クッキングじゃねぇんだから、ヘヘヘッすいません(笑)」

中川:
「いやぁ全然違うと思うんですが(笑)」

奥野:
「そうそう」

金田:
「『奥野真哉のロッキン・アジール・ジャミング』かな?」

奥野:
「うん。という……」

金田:
「毎週土曜、え〜と今までは木曜日の夜、午前1時から2時まででしたよね」

奥野:
「そうです」

金田:
「で、来月から曜日が変わって」

奥野:
「10月から、火曜日の1時から2時までと、夜中なんすけどね」

小野:
「夜中ですよねぇ、ええ」

奥野:
「ちょっとあの、眠いかも知れないすけど……」

金田:
「またこれが聴きながら、眠い眠い!」

奥野:
「オレの声がねぇ」

金田:
「眠たい眠たい!!」

奥野:
「凄く(笑)……眠気を誘う(笑)……魔術の様な声をしてまして(笑)」

中川:
「眠れない人には(笑)」

小野:
「そうそうそう、とか、後ろに居る(ファンの人たち)……あっ、うなずいてますよ(笑)」

奥野:
「オレもねぇ、自分で聴いて寝たりしてまうもんで(笑)」

金田:
「オイっ!」

小野:
「アハハハハッ(笑)。それはでも、逆に考えれば夜中の番組に相応しいとも言えるんかな(笑)。ほんまかいな(笑)」

奥野:
「そうそう、オレ口をもうちょっとねぇ、小野君みたいにこう、ハッキリ開けて喋るっていうのが日常にないんですオレ。普段からねぇ、ボソボソボソボソって喋ってるんで(笑)、ちょっとねぇ、その辺どないかせなあかんなと思ってるんやけど」

小野:
「元々なんかそういうDJとかされてた訳じゃなくて……」

奥野:
「全然してないですねぇ」

小野:
「ではなくて、この度白羽の矢が立ち、みたいな……」

奥野:
「そうですね」

金田:
「あたしはねぇ、以前から“DJ奥野”と聞いてて、で、ほんでそれは何の事やったかというと、あのいわゆるクラブなんかで音楽なんかの……」

奥野:
「そうですねぇ」

金田:
「それ、何と言ったらいいんかなぁ」

中川:
「DJ」

小野:
「レコードこうやってやりながら」

奥野:
「そうそうそう」

小野:
「『はい、次は何とかいきましょう〜』とか、そんなもんじゃない?」

奥野:
「あっ、そういう喋りはしない(笑)」

金田:
「テキ屋の兄ちゃんや、それはっ!(笑)」

小野:
「『はい、次は〜』!」

中川:
「それは違いますねぇ」

奥野:
「『安いよぉ〜!』って(笑)。そういうんじゃなくて、まぁディスコですよねぇ」

小野:
「はあはあ」

奥野:
「昔で言うね。そういう所でそのレコードをかけててやる、とかいうのはやってたんですよ」

小野:
「あっ、それ何か結構ムッチャ、カッコええやん!」

奥野:
「うん。カッコいいんですよ、オレって」

小野:
「ダハハハハッ(笑)」

中川:
「あっ、そうだったんですか(笑)」

奥野:
「知られてないですか? あんまり」

金田:
「ラジオで良かった」

小野:
「ハハハハッ(笑)。え〜それはもう、あの〜バンドされる前からされてはったんですか?」

奥野:
「いやいやいや、あのここ4、5年の話ですかねぇ」

小野:
「ああ……。えっ、今でもやってはるんですか?」

奥野:
「時々ね」

中川:
「へぇ〜」

奥野:
「で、あのまぁクラブでねぇ、え〜と昨年かな、そのまぁオレもお金を生産したかったんで」

小野:
「アハハッ(笑)、お金(笑)」

奥野:
「いやボク個人じゃなくて、その、被災地の方にね」

小野:
「ああああ……」

奥野:
「お金を生ます為にですねぇ、ちょっとねぇ面白い企画ないかなぁ思って、クラブであの『被災者義援金収奪ギグ』っていうのをやったんですよ。『収奪ナイト』ですかね」

小野:
「アッハッハッハッハッ(笑)」

奥野:
「で、クラブでそのボクの知っている……」

小野:
「ネーミングが凄い(笑)」

奥野:
「DJ友達とかミュージシャンとか色々呼んで、あの無償でね、出てもらって、で、そこでちょっとお金を、莫大なお金を生んでですね。ま、それはオレらの『ソウル・フラワー(震災)基金』って言うの持ってんですけど」

小野:
「えええぇ」

奥野:
「まぁ、そん中に入れて、あの使ったと」

小野:
「ふ〜ん!」

金田:
「そのソウル・フラワー基金やけど、あれあの〜何て言うんかな、ソウル・フラワーっていうバンドが活動する中で基金を募って、それらを被災地のえ〜と、障害者団体に手渡しで渡してるんやね、あれ」

奥野:
「そうですね」

中川:
「ねぇ〜」

奥野:
「もうだから、何て言うかねぇ、もう一般的なその、公的なねそういう募金活動とか、そういうね、あの援助とかね、そういうのって結構そのお金出した人たちが、最終的にどの方に渡ってる、とかどういう所に行ってる、とかっていうのが結構明確には分からない部分が結構多いでしょ?」

金田:
「分からん分からん」

小野:
「うん、そうですよねぇ」

奥野:
「ま、その辺はだからオレらとしては、もうパシッと決めて、ここに行くんだっていうのをハッキリとした上で、そういう基金をやろうっていう、元々そのねぇ、あのソウル・フラワー・モノノケ・サミットを組むと同時に、その基金も始めたっていう」

小野:
「は〜ん。それはでもねぇ、何か……凄いっすねぇ。何か行動的ですよねぇ、何かねぇハッ!ハッ!ハッ! とか何か……。普通基金とかだったら義援金とかねぇ」

金田:
「はいはいはい。赤十字なんかを通してね」

小野:
「そういうのに渡すのに」

中川:
「う〜ん、そうですよねぇ」

奥野:
「って言うかね、やっぱりハッキリさせないとね、そのお金をその募金する方もですね、次につながっていかないんですよね」

小野:
「あああああああぁ!」

奥野:
「このお金出したけども、じゃどこに行ったか分からない。じゃ次は止めとこうかって。何かそういう風な感じが……」

金田:
「要はね、仕切りたがりなんよ」

小野:
「ハッハッハッ(笑)」

金田:
「その金の最後の最後まで行き道をね。ほいでそれをちゃんと、要は自分たちの基金じゃなくて、ファンの子から預かっている分でしょ? それをね、明確にする為に毎月かな、あれは、『魂花時報』って言うあのファン通信って言うか、そういう通信誌があって、そこの誌面でずっと報告してたりって、それをずっと継続させたりしてるの。途中できっとね、普通やったら嫌になると思う、あれ」

奥野:
「いやいやいやぁ」

金田:
「面倒くさくって。エライなぁと思うよ。ちゃんとね、お預かりしたお金は何処にどういう風に持って行きましたよって、いう事をね、伝えてるねあれね」

中川:
「へえ〜。その方がねぇ」

小野:
「ねぇ。う〜ん。まぁえ〜そういう形で、え〜とずっと神戸にですね、ま、関わってソウル・フラワーとしても、ほんと関わってらっしゃるという事で……」

奥野:
「もう第2の故郷って感じがしますね。凄く」

小野:
「じゃ、(金田真須美は)第2の故郷のお母ちゃん……?」

金田:
「いえいえ、お姉さん!」

小野:
「あああぁ……(笑)、そうやった(笑)」

金田:
「弟で(笑)」

奥野:
「ババアですかね(笑)」

金田:
「あれっ!」

小野:
「アハハハハッ(大笑)」

中川:
「あらっ!」

小野:
「オレ知らんで! 後!(笑)。この番組終わった後(笑)」

中川:
「あたしも知りませ〜ん」

奥野:
「ウソですぅ!(笑) ウソですぅ!!(笑)」

金田:
「たっぷり時間はあるよ!」

小野:
「アッアッアッ(笑)。……はい、え〜後半はですね、え〜と実はちょっとつい最近、奥野さんがですね、ちょっと行かれた所があるんですね、そこについてですね、ちょっとお話していきながらですね、愉しく時間を過ごしていきたいなと思いますが、ところで後ろに居る、え〜女の子の方々は、ソウル・フラワー基金にお金出した? ………はいっ、どうもありがとうございましたぁ(笑)。というところで、曲をお送りしたいなと思います」

中川:
「はい、ソウル・フラワー・ユニオン、“やまんばの里”」

 

2曲目●“やまんばの里”(96ゴースト・ミックス)
     byソウル・フラワー・ユニオン


★ゲスト・コーナー(後半)★


小野:
「はい、という訳でございました。後半に移らさせて頂きたいと思いますが、え〜とこの前、え〜奥野さんを初めとした……」

奥野:
「えっ(笑)」

中川:
「初めとした(笑)」

奥野:
「奥野率いる!」

金田:
「団長!」

中川:
「あっ、団長だったんですね」

小野:
「いっ、いいのかなぁそういう事言ってて。へへへ(笑)。え〜とあのソウル・フラワーのみなさんが、ピースボートという船のグループに乗って。えっ、何人くらい行きはったんですか? 結局」

奥野:
「え〜とねぇ、え〜あれは300人弱」

小野:
「は〜ん。結構な数ですねぇ」

奥野:
「そうですね」

小野:
「あの船を丸ごと1艘借りてね、それで朝鮮半島……北朝鮮の方に実は行かれたんですよね」

奥野:
「うん。地を踏んで来ましたけどね」

小野:
「で、今日はちょっとその話をね、聴きたいなと思って」

金田:
「まぁ珍しいよね。民間のあの個人レベルが集まって北朝鮮という国に行くっていう事がね。で、そこにまたこういうあの、赤毛やらなんかもう訳分からんもう、不良〜っ! って言う様なね、街歩いてると『不良〜っ!』っておばちゃんらから言われそうなロック・ミュージシャンらが北朝鮮へ行くっていうのはね」

小野:
「アアッ(笑)。あっ、当然いつもの恰好で行った?」

奥野:
「そうですね、あの〜ピースボート側からは、ちょっと正装お願いしますよ、とか言われてたんですけど(笑)」

金田:
「無いもんなぁ」

奥野:
「正装って何じゃらホイ!? みたいな(笑)。取り合えずね、普段の恰好のちょっとキレイ版っていう(笑)」

中川:
「ちょっとキレイ版(笑)。え〜」

奥野:
「それで行ってきてんよねぇ。だからもっとねぇ、オレら自身そういうねぇ、あの自分らではそう思わないんやけども、何かこう一般の人から観たら、凄く特異なルックスに観えるらしいんですけども」

金田:
「うん、凄く!」

奥野:
「フフッ(笑)。でもね、北朝鮮の若者? そういう子らは、逆に、別に何とも思ってないっていう」

金田:
「え〜、うそうそうそ!」

中川:
「え〜、そうですかぁ?」

小野:
「ええ〜?」

奥野:
「ホントホント!」

金田:
「あのね小野ちゃんね、聴いた話やけどね、子供が泣きだしたらしい……」

一同:
「(大笑)」

中川:
「怖くて(笑)」

奥野:
「それわぁ……日本でもそうじゃないすか」

金田:
「まあねぇ!」

奥野:
「オレ子供やったら泣くと思うなぁ……あのうちのヴォーカル(中川敬)の顔とかね」

小野:
「アッアッアッ(笑)」

金田:
「うん。で、誰かメンバーの1人が、熱出したかお腹壊したかで、ホテルで寝てたらしいね。ほんで、あのう何て言うのかなぁ、ルーム・サービスのおばちゃんたちが、寄ってたかって、で、分からないやない、北朝鮮の言葉が。分からないんやけど、その髪の毛珍しいみたいでね、ベットで伏せっている患者の髪の毛を触ったりとかね(笑)」

奥野:
「で、オレもねぇ、実はその1日ね、腹壊してホテルでずっと寝とってんけど、その向こうの青年同盟っていう、あの、人らが居って、腹壊してる言うのに、凄くこう好意的にね、『あの水ギョウザ食べますか』とか(笑)」

金田:
「ハッハッハッ(笑)」

奥野:
「水キムチか。『水キムチ食べますか』とかね、『メロン食べて下さい』とかね」

中川:
「それ、向こうの食べ物でお腹壊されたんですか?」

奥野:
「え〜とねぇ……」

金田:
「食べ物というか、やっぱお水かな」

奥野:
「そうですねぇ」

中川:
「お水ですか」

金田:
「お水って言うのは、あの消毒成分があるでしょ? カルキ抜きだとか何だかんだ。塩素であったり。で、そういう濃度が国々によって違うから」

奥野:
「うん。オレねぇ、ダメなんですよ」

金田:
「急には合えへんね、あれ」

奥野:
「4、5年前もね、香港旅行行ってねぇ、そん時も腹壊してねぇ」

中川:
「あら」

奥野:
「だから、凄いなんか、なんちゅうのかな、1人っ子やったから、そのなんか(笑)、甘え、甘えら(笑)」

中川:
「大事に大事に…育てられて(笑)…箱入り息子さん」

奥野:
「そうそうそうそうそう、育てられて、ちょっとねぇ、生活の何かこうパターン変わってしまうと、すぐ体壊しちゃう……」

金田:
「うん。よう、拾い喰いするしね」

奥野:
「フッ……(笑)、すいません」

小野:
「それはだからあの、劣悪な環境にもし居たら、劣悪な環境で慣れているから、突然良い環境になってもうたら腹壊れるとか、そんな様な……」

奥野:
「うん、それもある」

金田:
「ある(笑)」

奥野:
「だからあの何て言うのかなぁ、ポ、“満月ポン”(関西地方の子供の基本的お菓子! 丸いせんべい)とかいつも食べてるから」

中川:
「ああ……、知ってます〜(笑)、満月ポン(笑)」

奥野:
「その、ちょっと高い和菓子とか食べたら腹壊すとか、そういう感じもありますねぇ」

金田:
「……で、北朝鮮どうでした?」

小野:
「ああそうか(笑)、そうそうそうそう!!」

中川:
「話を戻さないとね」

金田:
「外れてまう」

奥野:
「まぁそうそう北朝鮮ね。そのね向こうに滞在してたんは、あの1週間ぐらいやったんけどもね、国自体を全部分かるっていうのは、やっぱ無理ですよね1週間じゃ。ただでもオレらがこういう行く前にあの情報としてね、知らされてたイメージとはちょっと全然違う部分があって、うん。凄いなんか向こうの青年の子らとか向こうの人らと、まぁ喋ったりとかしてんけども、すっごいね、良い人たちっていうかねぇ」

金田:
「仲良くなってきてたよね、ガイドの子らとね」

奥野:
「うん。も、ホンマね、純粋なんですよね。考えから何からね。そのオレらって凄いもう情報の中で生きてて、もう自分の考えっていうのも、こう錯綜するっていうかね、その日々なんかこういろんな情報によってこう変わっていく、みたいな部分もあるじゃないすか」

小野:
「えええええええぇ……」

奥野:
「そういう部分があの、ないっていうかね、ほんまに何か自分の考えっていうの、凄くしっかりと持ってて、オレなんか20……1、2の子らと喋っとってんけどもね、もう凄い21,2には考えらへん様な、自分のしっかりした意見とか持っててね、自分はこうしていきたいとかね、そういうのハッキリ聴かされんですよね」

小野:
「あれ、オレももちろん行った事ないから、やっぱりその、言ってしまえば、あるイメージに多分とらわれてると思うんでね、あの平気でちょっとアホな事聴くねんけど、例えばほら前、かつての中国ってのは人民服っていうのありましたでしょ。で、あのよくね、北朝鮮とかって映されるやつがさあ、やっぱみんなで一斉にこう……」

金田:
「制服っぽい様な」

小野:
「そうそうああいう服装……」

金田:
「ああ日常でね、街でね」

奥野:
「あの男の人はね、やっぱりこう開襟シャツとスラックスっていうパターンが多かったすけどね。でも、女性は方はね、凄いモダンなね、もう……全然何ていうんかね、今日本の東京とかね、大阪、そういう街中と同じ感じっすねぇ」

中川:
「ああ、そうなんですか!」

金田:
「それはじゃ、みんなまちまち、好きなものを着てる訳ね、自分たちで」

奥野:
「そうですよ。おばちゃんはおばちゃんの恰好してますしね、やっぱりね。髪形も凄いオシャレでね」

中川:
「ああ、そうなんですか」

奥野:
「また、きれいな人が多いんですよね」

金田:
「いやいや負けられへんわぁ(笑)」

奥野:
「あっ、あれ!?(笑)」

小野:
「アッアッアッアッ(笑)」

金田:
「いやいやいや(笑)」

小野:
「ふ〜ん。あの平壌(ピョンヤン)が一番やっぱ長かった?」

奥野:
「そ、あの最初、元山(ウォンサン)っていう港に着いてから、え〜そこからこうバスで、あの平壌の方行って、平壌をもう中心に1週間いろんなとこバスで、あの観光したっていう……ね」

小野:
「なるほど」

金田:
「板門店もね」

奥野:
「板門店も行った。板門店でね(笑)、あの(笑)」

金田:
「ちょっと危なかった?」

奥野:
「あはは(笑)、英ちゃんがね……(笑)、うちのあのギター弾いてる伊丹英子いうのがいるんやけども、バシバシ写真撮ってたらね、あのその、オレらのバスがあって、そのバスのバス・ガイドが金(キム)君っていう子がおって、で、英ちゃんがこうウロウロ写真とか撮ってたら、『英子さん、そこ行ったら撃たれますよ!』」

一同:
「(大笑)」

奥野:
「注意されたんですよ(笑)」

中川:
「へえ〜」

小野:
「アッアッアッ(笑)。笑いこっちゃないんやけど(笑)」

奥野:
「かなり緊迫してた所やねん」

金田:
「うん! 残念やったなぁ」

奥野:
「ハッハッハッ(笑)。そうやね(笑)……何てことを言う(笑)」

小野:
「あの板門店は、あのなんやほら、テーブルがあって……」

奥野:
「えええぇ」

小野:
「あの何だっけ、マイク・コードみたいのがこうバーッとあって……」

奥野:
「うんうん、そうちょうどね、真ん中にね。で、こうピース・サインして写真撮ってきてんけど(笑)」

金田:
「あっ、あの中で?」

奥野:
「うん、中で(笑)。うん結構面白かったけどね」

小野:
「うーん。あとは何か、どこ行かれました?」

奥野:
「あとはですね、え〜とねオレらねぇ、まぁ元山…違うわ平壌から、その周辺っていうかね、そういう……あの何ていうかね、観光地っていう感じんとこばっかやったんですよね。だからねぇ、その例えばその金日成(キム・イルソン)の首席の、何かそのえー博物館であったりとか、その成し遂げたその業績のね、あの分かるようなその展示展であったりとか、そういう部分が凄く多かったんでね、まぁオレ個人としてはもっとねぇ、あの田舎の方とか行きたかったんで……、うん、ちょっと物足りへん部分もあったんやけどね」

小野:
「あのねぇ、この夏の水害でねぇ、あの大変な目に遇ったっていうのは、まぁちょっと新聞とかでも読んでるんですけども、やっぱそういう被害が……」

奥野:
「うんうんそう。オレらも凄くどないなってんのかなぁ、とか思ってんけどね。まぁあのその通過点ですごい田舎とかね、通ったんやけども、やっぱね土砂崩れなりとか、そのよくほら台風の後にこう…あの作物・穀物とかが全部こう横倒れになっている状況、全くそういうのが同じだったのね。そういうとこに、あのその地元の人らがすごい助け合って、うんあの復興してるっていうんかな、もうそういう部分がねぇもう全く、例えば去年の神戸の地震の後とかね、そういうのと凄く同じでね、うん。いずれこうまぁ、いま北朝鮮、国交がない国やねんけども、いずれはこうお互い手を差し延べあえるなぁ、というのは実感として分かりましたね」

小野:
「うーん……」

奥野:
「やっぱ人間、根本的ないい部分っていうのは、すごく一緒やなぁって思って。まあね、風潮とかそういう違いはあるけども、それはしょうがない事やし、当たり前のことやからねぇ」

小野:
「うーん。その何かやっぱ……そうか。やっぱああいう大きなね被害を受けたらね、人はどこも一緒やなぁっという……」

奥野:
「うん。すごい助け合う人たちやったね。もうもちろん、そのオレがあのお腹壊した時も助けてくれたけどね。水キムチ持ってきて(笑)」

小野:
「ハッハッハッ(笑)。向こうでは演奏の方は?」

奥野:
「うん、え〜とね2ヶ所くらいでさしてもらったんですけどね」

小野:
「これはあのーあれですよね。あのアジール・チンドン形式……」

奥野:
「アジール・チンドン……じゃない(笑)」

小野:
「……じゃなくて、ゴメンなさい。ゴメンゴメ……モノノケ形式」

奥野:
「モノノケ・サミット、モノノケ・サミットで」

金田:
「どうやった、反応は?」

奥野:
「いやぁ、もう凄くねぇ、あの“インターナショナル(音頭)”って曲知ってますよね?」

小野:
「はいはいはい」

奥野:
「あれをねぇ、最後にやってんけど、それまではねぇこう『なんやこれ!?』っていう様な視線を感じてたんですよ。でもねぇ“インターナショナル”をやった時にねぇ、もうこうみんな急にねぇ、こうなんて言うのかな、‘きおつけして’‘敬礼’して……」

小野:
「えええええ!!!!」

奥野:
「聴いてましたよ(笑)」

小野:
「あちゃ……。敬礼の中で歌った訳ですか」

奥野:
「うん。でもあのピースボートのね、辻元清美(現衆議院議員)…お姉さんっていう人がいるんですけども、その人が『この人らなんか変な感じでしょ! 変なリズムでやってるし』とか言ったら、『いや、形はどうでもいいんです。曲が良ければ』って言ってね(笑)、言ってくれたっていうね」

中川:
「へえ〜……」

奥野:
「ま、これからはやっぱりワールド・ワイドにモノノケ・サミットも……」

金田:
「トンでって下さい(笑)」

小野:
「う〜ん(笑)。向こうではあの、ロックとかそういうのは流れてんのかなぁ?」

奥野:
「えーとねぇ、さあちょっとその辺はねぇ、ハッキリしなかったんやけども、そのオレらの何て言うかなぁ、バス・ガイドの金君は平壌外国語大学って言うとこで、あの日本語を学んでんねんけども、日本の音楽とかは結構知ってたりする」

中川:
「ああそうなんですか?」

奥野:
「うん。長渕剛の“乾杯”が大好きやとか言って」

中川:
「へえ〜」

奥野:
「で、オレらにその『長渕剛の“乾杯”の様なロマンチックな曲はないんか?』とかって言われて(笑)。『すんません、作っときます』とか言って(笑)」

金田:
「彼の為に捧げなあかんな(笑)」

奥野:
「捧げなあかん。でも凄いホンマになんか、いい人たちばっかりで。凄いオレはいい国やなっていう印象は持ちましたね」

小野:
「なるほど。やっぱり行って見るというので、自分の眼で見て感じて考えるのと……」

金田:
「そうやね。見ると聞くとじゃ違うよね、やっぱりね」

奥野:
「そうやね。もう情報っていうのが如何にもう曖昧かっていうのが良く分かったね」

小野:
「う〜ん」

金田:
「またね、それをあたしらにね、色々伝えてもらえると」

小野:
「そうですよねぇ」

金田:
「助かるなと」

奥野:
「そうですよねぇ」

小野:
「さてさて、え〜とちょっとねぇ、あのあっという間にもう時間が過ぎてしまったんですけれども」

中川:
「時間がねぇ、もう迫ってきましたが」

小野:
「え〜とこの番組ではですねぇ、ゲストの方に最後に一応メッセージをですね、あのいつも頂いてますので、え〜と是非ちょっとメッセージをですね、お願い致します」

奥野:
「え〜そうですね、あのまぁソウル・フラワー・ユニオンとしてですね、10月…ちょっと宣伝なんすけど(笑)、10月21日に、ね、アルバム、ニュー・アルバムが出るんですよ。で、まぁそれはね、あのそれ2年ぶりなんですよね」

小野:
「あっ、そうなんですか」

奥野:
「うん。でね、その2年間にホンマ、オレらソウル・フラワーとして凄く色々な出来事とかあったしいろんな出会いもあったし、そういう事全てがね、そのアルバムん中に詰まってると思うんですね、自分たちで。で、まぁ自分たち自身もそのアルバム自体、今まで出した作品の中で一番素晴らしい作品やと思ってるけど。ま、オレがこの色々言葉でね色々喋っても、言葉で音楽を説明するのは無理やから、ま、どういう風なオレが人間であるかっていうのも、その音を聴いてもらったら良く分かると思うんで。一度そのねぇ10月21日発売の『エレクトロ・アジール・バップ』という素晴らしい作品が出るんで、是非その一度聴いて下さい」

小野:
「分かりました。まぁそれが要するにメッセージでもあり、ソウル・フラワーを知る事であると。いう事になりますね」

奥野:
「はい。そっからね、ま、これはそこで出会いがあってそっからつながっていったらいいなと思いますね」

小野:
「はい、分かりました。えーとそしてですね、え〜とツアーが始まるという事で」

奥野:
「そうなんですよ」

小野:
「で、神戸の方では、え〜と10、来月ですね」

奥野:
「そう、10、来月じゃないですね」

小野:
「再来月かな?」

奥野:
「うん年末ですね、12月……」

中川:
「12月19、20ですね」

奥野:
「そうですね」

小野:
「チキンジョージの方で、えーとやられるそうですので、もしよろしかったら、えーみんなで」

奥野:
「頑張ります」

小野:
「はい、今日はどうもありがとうございました」

奥野:
「いえ」

小野:
「まだ番組ありますので、引き続きよろしくお願いします。今日のゲストは奥野真哉さんでした」

中川:
「ありがとうございます」■

インフォメーション★中川久美子アナウンス


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