『すたあと長田のサタデーエクスプレス』ゲストコーナー

Vol.31:1996年8月17日放送

テーマ:「琵琶町夏まつり生中継!!」

ゲスト(所属):
中川清司・たみ子夫妻&池田是彦さん(灘区「琵琶町復興住民協議会」)

中川ご夫妻

【聞き手】小野幸一郎&中川久美子(すたあと長田)
【テープ起こし】金原雅彦(すたあと長田)

「琵琶町の現在」へ

ゲストコーナー一覧へ


小野:
「今週はですね、また電話で実況中継をしますが、今日電話がつながっていますのは灘区は“琵琶町”という街からですね」

(中川)久美子:
「あっそうですか。琵琶湖の近くじゃないんですかぁ?」

小野:
「ありがとう! ボケてくれて。パチパチ〜(笑)!!……じゃないんですよ。まじめな顔して言っちゃいますが」

久美子:
「あっ、そうなんですか(笑)」

小野:
「え〜とJRのね、六甲駅の下の方にあるというか…すぐ近くなんですけどね、ある町で、ちょっととある縁で実はお近づきになりましてね、今日、諸々の話は琵琶町の方と話していきながらですね、みなさんにご紹介していきたいなと思いますが。今日、琵琶町の夏まつりを実は行うんですよ。その夏まつりとですね、それから集会所の開所式を行いますので、そこら辺のことを含めながらですね、お話を伺いたいなと思いますので早速電話をつなぎたいと思います。もしもし!」

中川(清):
「もしもし」

小野:
「あっ、どうもどうも。こんにちは! 小野でございます」

中川(清):
「こんにちは。琵琶町の中川でございます。よろしくお願いいたします」

小野:
「はい、よろしくお願いします。え〜とですね、え〜《ピ!ポ!》あっ、ごめんなさい。いま(電話の)変なボタンを押してしまいました(笑)。え〜と中川さんはですね、いま琵琶町の復興住民協議会の事務局長さんをお勤めされていらっしゃるということで、今日はですね、何かお固い空気なんですけれどもね(笑)、そのうちちょっと崩して行こうかなと思うんですが」

中川(清):
「ハッハッ(笑)、はい」

小野:
「このラジオを聴いている方でですね、琵琶町の事をあまりご存じのない方がですね、特にこの長田の方とか実はあまりご存じなかったりとか、ちょっと離れてますんでね…という方に、まず琵琶町のご紹介をして頂きたいなと思うんですけれども、え〜琵琶町は灘区……」

中川(清):
「そうですね。三宮と芦屋のちょうど中間辺りになるんですけれども、灘区、JRで行きますと『六甲道』という駅があります。その六甲道の少し西側の南側。JRと(国道)2号線の間に位置するんですけどね」

小野:
「今ちょっとアシスタントDJの久美ちゃんがですね、『琵琶湖の近く?』とか言うてとぼけたこと言ったんですけども(笑)、でも(字が)同じ“琵琶”ですよね?」

中川(清):
「そうです。同じ字を書きますね」

小野:
「ですよね。非常になんかあのぅ…何て言うのかな…優雅な…名前(笑)、なんちゃって。なんちゃってでもないんですが(笑)。中川さん琵琶町の名前の由緒とかご存じですか? いきなり難しいこと聞いちゃうんですけれども。昔、琵琶湖が近くにあったとか(笑)」

中川(清):
「それは…(笑)全く関係ないです。昔の文献見てみますとね、なんかここの地形が果物の“びわ”に似ているっていうことで、なんか付いたらしいですけどね」

小野:
「果物のびわがアレなんですか。なるほど。琵琶町はですね、僕も何度か伺っているんですけれども、震災以前の街並みっていうのは、比較的古い家が沢山あった……?」

中川(清):
「そうですね。あの、この辺は『小泉製麻』っていう戦前戦後非常に繁栄した会社がありまして、そこの持ち物の長屋形式の家が多くありまして、非常に古い街並だったんですね。約560世帯の家がありまして、人口的には約千四、五百名の方が住んでこられた所なんですけどね」

小野:
「そこに今回の震災があって、かなりのダメージを受けたと。火事はあまりなかった?」

中川(清):
「いや、火事がやっぱ国道沿いに一区画全焼しましてね。やはり地震のあと直ぐに火事が起こりまして、一区画全部焼けた所なんです。約8割くらいの家が全半壊あるいは全焼ですね。で、70名の尊いお命が亡くなったっていう事で。今も神戸市の土地区画整理の事業の網が被せられている地域なんですよね。従ってあまりまだ人が戻って来ていない、っていうのが現状なんですよね」

小野:
「結構、区画整理がかかっているとか古い街並みが元々あって今は住める情況が厳しいというのは、比較的長田のすたあと長田がいる御蔵地区とかいうのと、事情が非常に近い部分があると思いますが」

中川(清):
「そうですね、近いと思います」

小野:
「中川さん御自身は、被災の方は」

中川(清):
「私の家は半壊だったんですけれどもね」

小野:
「写真を見せて頂いた時には、中川さんの家はなんとか無事で、周りの方々が大変な状況だった、というのを見せて頂いたんですけれども」

久美子:
「ああそうですか」

小野:
「そういう中で琵琶町復興住民協議会で活動されているという事なんですけれども。たみ子さんはいらっしゃいますか?」

中川(たみ):
「あっ、こんにちは。お世話になります」

小野:
「いつもお世話になっております。いま開所式の準備で大変だと思うんですけれども、ちょっとお話を伺いたいと思うんですが。いま清司さんのほうから琵琶町について簡単にお話を聞いたんですけれども、たみ子さん−奥さんの方はずっと琵琶町で生まれて育って、“生粋の琵琶町っこ”と伺っているんですけれども、震災前の琵琶町と震災後の琵琶町っていうのは随分変わっちゃったと思うんですけれども、たみ子さんの方としてはそこら辺の想いっていうのは?」

中川(たみ):
「そうですね。震災前っていうのは人も沢山いましたしね、下町の良さっていうのもあったんですけれども……」

小野:
「やっぱ下町っていうムードが。あっ本当長田にけっこう雰囲気が近い……」

久美子:
「あっじゃあ近いですね」

中川(たみ):
「そうですね。ちょっとまた違うような気もするんですけども。まあ下町ですね」

小野:
「やっぱなんか、気安さみたいのがあったような」

中川(たみ):
「そうですね」

小野:
「そういうのが震災後はちょっと……」

中川(たみ):
「震災直後はね、人が少なくなってましたので、ちょっと寂しいっていうところもありましたけど、ボチボチ人が帰ってきますのでねぇ」

小野:
「あ、少しづつ戻って来てて、なんとなく雰囲気が少しづつでも戻って来ているムードが……」

中川(たみ):
「そうですね……、ちょっと声小さくて……」

小野:
「あ、ごめんなさい。ちょっと僕の声が余りにも大きくてですね、いろんなものから…今マイクとか受話器とか遠ざけられているんですよ(笑)」

中川(たみ):
「アハハハハッ(笑)」

小野:
「なるほどなるほど。ごめんなさいね。今ちょうど準備の方でおおわらわでしょ?」

中川(たみ):
「そうですね。いま公園の方と上の集会所の方とがね、色々と行事の準備とか、それとこちらは“メンタル・ケア”とかそういった鍼灸(しんきゅう)のボランティアが月一回ね、こちらの方に震災後からずっと入ってますんで、それと祭りとドッキングさせたっていう形にしてますので、ちょっと色々とバタバタしてまして(笑)…」

小野:
「久美ちゃんゴメンネ。これ1人に1人しか話できないの」

久美子:
「そうですね。しゃべって下さい、あたしの代わりに」

小野:
「今ちょっと開所式とお祭りの準備でバタバタでほんと申し訳ないと思うんですけれども。今日実は3時から集会所の開所式を行うってことなんですけれどもね(現在PM2時24分)。ちょっと清司さんに代わってもらえますか?」

中川(清):
「はい中川です」

小野:
「集会所、今日開所式っというおめでたい日なんですけれども、この集会所っていうのがですね、非常に熱望されていたというところで、何故そんなに集会所が熱望する必要があったのかというのを、是非熱い口調で語って頂きたいのですけれども」

中川(清):
「まず何点かあるんですけれども、我々役員会を開くにも、会合を行う場所が色々な所を転々として困っておったというのがあるんですね。いろんな市の相談所とか近くのデイホーム六甲であるとか。色々と借りておったんですけどいろんな時間的なもんとか制約が多くなりまして、思うときに開けないっていう問題があったのと。それと住民の方がですね、この琵琶町に帰ってこられた時に、気楽に休める場所がないっていうのが、これやっぱり大きな問題で、特に仮設住宅なんかを訪問しておりますと『たまに琵琶町に帰るけども、帰っても休む所がない』と。みんなと語り合いたいと思っても、なかなか気楽に話し合える場所がないということで困っておられたのが現状でしたので、是非欲しいなと。あるいは、今日のようにまた祭りをやるんですけれども、そういった準備であるとか、これから我々、琵琶町での記念文集っていうのを発行しようと思うんですけれども…」

小野:
「はぁ記念文集! 記録集みたいな形のものですよね」

中川(清):
「第一集目としては、とりあえず震災の体験談のようなものをまとめたものを作りたいなと思っているんですけれども、色々ボランティアでやりますんで、作業的なものが発生しますんで」

小野:
「そういうことを話し合ったり作業をする場所もずっとなかったという事ですよね。今ちらっとお話し下さったんですけれども、仮設をまわるっていう事で……これあれなんですよね、中川ご夫妻で、ずっと琵琶町に住んでいた方をずっと訪ねて」

中川(清):
「いわゆる仮設住宅に行って全部の家を訪問するっていうことじゃなしに、あくまで琵琶町に住んでおられた方の名簿が100%ではないんですけれども大体分かりますんで、そこを目指して行かせて頂いているということですね」

小野:
「これはやっぱり喜ばれますよね、琵琶町に住んでらっしゃった方とかは」

中川(清):
「おっしゃる通りでね、私はあまり知らない人が多いんですけれども、家内はちょくちょく顔を見て『あぁっ』っていう事でね、みなさんある程度分かって頂ける部分がありますんで、特にこの街の“『ナダシン』のおはぎ”っていうのがあるんですけれども、それをおみやげにお持ちさせて頂いたんですけれどもね、とても喜んで頂きまして、特に(神戸市郊外で山の方の)北区とか西区の方は『どうぞ上がって下さい』っていう事でね、いろんなお話聞かせて頂きました」

小野:
「いま北区・西区とお話し下さったんですが、これはやっぱ、かなりやはりバラバラにみなさん住んでらっしゃるんですよね」

中川(清):
「バラバラですね。(仮設住宅は)大阪にもありますし北区・西区、それとポートアイランドとか六甲アイランドをはじめ沢山ありますねえ、やっぱりねぇ」

小野:
「そこを一軒一軒行くっていうのもなかなかこれはちょっと(苦笑)。一軒お寄りになったら、きっとある程度長くお話しされるでしょうし」

中川(清):
「ほとんどまわらして頂いたんですけれども、お留守のお家もありましたけどもね。まわらして頂いてみなさんには喜んで頂けたんじゃないかと。ただ残念なのは第二回の訪問っていうのがなかなか今出来てなくってですね、時間的なものがなかなかなくって、それで出来ないのが残念なんですけどね。今後はまた他の役員の方とも協力しあいながら是非それは続けていきたいなと思っています」

小野:
「ボランティアが仮設訪問するっていう活動をしていますけれども、お話し聞いているとなんかほんと、ずっとずっと……まあもちろんボランティアの活動もけっこう意味があると思うんですけれども、やっぱり元いた街の方が訪ねるっていうのはすごく……」

久美子:
「いいことですねえ」

小野:
「……大きな意味があると思うんですよね」

中川(清):
「それは非常にいいことじゃないかと思うんです。だからその辺は是非、小野さん達のやってはる(長田区)御蔵(通)五・六丁目の方でも、そういう形で仮設住宅を訪問されるっていう形を採られたら、喜んで頂けると私は思うんですけどね」

小野:
「そうですよね。実は御蔵通でやってらっしゃる方がいたんですよ!」

中川(清):
「そうですか! それはそれは。やはり想いは同じで」

小野:
「でもこれ中川さんは、普段はお仕事されているんですよね?」

中川(清):
「そうなんですよ。やっぱり普通のサラリーマンなんですけどね」

小野:
「そうですよね。で、もう夜とか土日を使ってそういう活動をされているんですよね?」

中川(清):
「出来ることはさせてもらわなちゃいけないなっていう……、震災後は特にね、私は元々ボーイスカウトをやってますんで、そういう奉仕の精神ってのは……、そこまでカッコよくないんですけどね(笑)、出来ることはしなくちゃいけないな、させてもらわなきゃいけないなっていうことは思いますね」

小野:
「そういうことの活動の流れで、やはり集会所というのは必要だなと」

中川(清):
「やはり集会所っていうの、非常に重要な問題でしたね、我々ね。それを今回、非常に多くの協力の元にこうして設置させて頂きまして、今日は3時くらいからまさに開所式を始めようとしているところなんです」

小野:
「お忙しいところ本当に申し訳ないんですけれど(苦笑)。とっても可愛い名前が付いたんですよ! 集会所は」

中川(清):
「ええ、名前もですね『びわポケット』と決まりました」

久美子:
「可愛らしいですねぇ」

中川(清):
「そうですね。ちょうどここは神戸市の土地でして、将来ポケット・パークっていうかポケット公園になるんですよね。その意味も含めてね、“ポケット”っていう名前にしようっていうことで」

小野:
「何でも入れちゃおうって意味じゃなくて……ドラえもんのポケットじゃないって(笑)」

中川(清):
「ドラえもんのポケット(笑)、まあみんなが要するにいつもいらっしゃいと。みなさんにいつも立ち寄って欲しいなっていう意味ですよね。堅い名前よりもこうして和やかな名前がいいんじゃないかなっていう」

小野:
「かたわら夏祭りですね。えー夏祭りについては是非ちょっと奥さんに……」

中川(たみ):
「もしもし」

小野:
「えっとですね、夏祭りをいま準備されていると思うんですが、これ御菅(御蔵通/菅原通)の方でも先週(1996年8月10・11・13日)ですね、やはり夏祭りを開催して……」

中川(たみ):
「そうですね。行かせて頂きました!」

小野:
「来て頂きましてねぇ、浴衣姿で踊られているのを僕の目の裏で焼き付いていますけれども……。何を言ってんでしょうか(笑)。え〜とまぁやはり今ちょっとちょうど清司さんの方にお話伺ったように、まちに戻れない方とかが愉しく集える、集会所があれば愉しく集まれるのと同じような意味で、祭りっていうのがやっぱ……」

中川(たみ):
「そうですね。こういった祭りをやることによって琵琶町に帰ってくるきっかけって言うんですか、『あっ何かしてるから知ってる顔があるから行ってみようか』っていう風に思って頂ければね、それが一番私たちが望んでいることですからね」

小野:
「これはもう当然“従前居住者”っという方々ですか、ようするに以前からずっと住んでいらっしゃる方々にはご連絡して」

中川(たみ):
「そうですね。『いしずえ』っていう協議会の方から街のこういう風にこういう状況になってますよっていう風に、何かある度に『いしずえ』でお知らせして」

小野:
「あぁ、新聞を発行して……」

中川(たみ):
「転居された方もね、とりあえずは連絡がつく方にはもう、つけれるだけつけようっていう事で、連絡させて頂いているんです。なかなか全員が読まれているかどうかっていうのはまた‘?’なんですけどね。なるべく見て頂けるような書き方には注意はしているんですけどね」

小野:
「まぁきっとそういうのを見て、今日お祭りにいらっしゃる方が沢山いらっしゃると思うんですけどねぇ」

中川(たみ):
「そうだと嬉しいんですけどね(笑)」

小野:
「きっといらっしゃいますよォ! なんちゃって、とか言って。なんちゃってじゃない!(笑)、いやでも本当にそう思います!!(笑)」

中川(たみ):
「だってあの朝ちょっと雨が降りかけていたので……でもこれだけ暑くなると…ビールも美味しいかなァ…」

小野:
「ビールが美味しいかなァ…あっ、そうそう今日お祭りの内容をちょっとですね、是非ご紹介して頂きたいと思うんですけど」

中川(たみ):
「そうですねえ。開所式が終わった後4時からなんですけどね、コンサートとかカラオケ大会、これは最新式のレーザー・ディスク!」

小野:
「最新式のレーザー・ディスク!(笑)」

中川(たみ):
「ちょっと昨日ね、ためしにちょっと前夜祭をやってしまいましたが(笑)」

小野:
「いや、なんか僕なんとなくマイクを持った覚えがあるんですけれども(笑)、まぁそれは置いときましょうか(笑){※昨夜“みすが夏まつり”で使用した七夕飾りを届けに琵琶町へ行った}」

中川(たみ):
「フフッ(笑)。それと子供たち向けにビン釣りゲームとかヨーヨー釣りとか」

小野:
「ビン釣りゲーム!」

中川(たみ):
「はい、ビン立てゲームでした。子供たちに綿菓子とかアイスクリームとか、おでん・焼きそば・焼きとり!」

小野:
「O-157にも負けずに(笑)」

中川(たみ):
「そうなんですよ。保健所に一応届け出を出して、検便も済ませて万全を期して。みんな気をつけるようにはしているんですけどね」

小野:
「なるほど。ほんと沢山の人がいらっしゃるといいですね。あの時間がちょっと押してきましたのでですね、もう1回中川さんの方にちょっと…アッ同じ中川さんや」

中川(たみ):
「あの副会長が来られましたので、ちょっと副会長に代わりますので」

小野:
「あっそうですか」

池田:
「池田です。昨日はどうもありがとうございました」

小野:
「昨日はどうもお世話になりました。今ちょうど中川御夫妻からずっとですねお話を聞いたんですけれども、今日ですねこの放送を聞いていらっしゃる方…まぁ長田の方が一番多いとかなと思うんですけれども」

池田:
「アッでもいま灘区でカーラジオで聴こえましたよ」

小野:
「あッ聴こえましたか! やったねッ!!」

池田:
「凄いね」

小野:
「あぁそうですか! じゃあもう今までしゃべった内容全部お聴きになって」

池田:
「僕いままで公園の方で準備して、近くにいた人がラジオかけてくれて、みんなそれを聴きながら作業していましたよ」

小野:
「あっそうですか。いやぁ〜しまったなぁ(笑)。しまったじゃないけど(笑)」

池田:
「凄いもんですね。電波管理法違反ちゃうかな?(笑)」

小野:
「いやいやいや! ちゃいますちゃいますちゃいます!!(笑)。その話題は置いておきましょう(笑)。今ちょうど今日ラジオを聴いている方に最後にほんと恐縮なんですけれども、琵琶町の方からメッセージを頂ければなと思うんですけれども」

池田:
「琵琶町だけに限らず、そちらの本拠の長田の方もみんなまだ大変な所がまだ多いんですけれども、どうしても東京とこちらの温度差とか色々言われるんですけれども、なんせ被災にあってこうやって連絡を取りながら、お互いに協力してやっていかないと大変だなあと。特にこの琵琶町もそうですけれども、高齢者が非常に多いんで、今日みたいに何かイベントをしますと遠くから集まってきてくれますんで。御蔵に見習ってイベントを一生懸命やりたいです(笑)」

小野:
「いやいやいやッ!(笑)」

池田:
「そんなんでお互いに協力してやって行くんが、これからの復興に一番いいんじゃないかなと思ったりしてます」

小野:
「そうですね。すいません今日はバタバタしている所で。時間がなくなっちゃったんで、中川さん御夫妻にもよろしく言ってください。どうもすいません」■


「FMわぃわぃ・ゲストコーナー一覧」に戻る


numata@sakuraia.c.u-tokyo.ac.jp