1月31日(金)

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 今日は、今までで抜けていた石川県〜福井県三国町の地域を回ってきました。
芦原町 (あわら ちょう:福井県):
 ここは芦原温泉がある、三国の隣町です。町役場の災害対策本部に行ってきました。
 今日までで、のべ2868人のボランティアが作業を行ってきました。役場の職員を合わせて、のべ4373人ということです。一昨日(29日)までに一通りの重油を除去しましたが、さらに29日の夕方に漂着してきました。ただし、その後は悪天候のため、作業できない状態です。三国町ほど被害はひどくないです。よって人は足りている感じです(石川県のような状態)。重油が漂着したらその都度、新たに作業を行う…という感じですね。
ナホトカの船首 船首部分を拡大 仮設道路
加賀市(石川県):
 災害対策本部に行ってきました。
 昨日30日までで、のべ5888人のボランティアが作業を行ってきました。職員を合わせると、のべ11862人ということになります。作業は土日に限定して行っています。平日は地元の住民が自発的に行っています。ボランティアの受け入れについては、2/1・2は受け付けず、職員だけで、作業を行う予定です。2/9は、外部のボランティアを受け入れる予定となっています。
TEL: 07617-2-1115〜1116
 県外からのボランティアに対しては、宿泊施設の斡旋は行いませんが、紹介はします。「片野荘」に泊まってもらうことになるでしょう。前日までに予約を入れれば、定食の食事が出て1泊2食=6800円。予約なしの場合はドンブリ物で、1泊2食=5000円です。
TEL: 07617-3-2500
・小松市(石川県):
 ここも、毎日重油が来るという感じではありません。海岸線のパトロールを行い、重油が漂着していれば数時間後に、作業にとりかかるという感じです。市内の海岸線7.1kmのうち、2kmの部分に漂着しています。ボランティアについては、これまで地元の中高校生が来てくれており、学校・地元の各団体など、基本的に市内の人間で対応できているので、県外のボランティアは今のところ、必要ありません。今日(31日)も、地元の2校が作業を行ってくれました。市内2カ所の作業現場で、のべ440人が作業を行いました。ただ時折、飛び込み希望の問い合わせ電話があるので、受け入れの体勢は作っています。作業日と希望日が一致すれば、作業に参加してもらうことになります。基本的には他のもっと大変なところへ行って頂くよう奬めていますが。物資についても、近隣の企業などから、ドラムカン・軍手・合羽など頂いているので、足りている状態です。他に、市民団体などに、タオルを集めてもらう形で協力して頂いています。
・根上町(ねあがり まち:石川県):
 これまでに3回、重油が漂着しました。一番最近が1/22のもので、これはまだ除去しきれていません。これまで、休日に町民・役場の職員・町内ボランティアが作業を行ってきました。県外のボランティアについては、ひとまず登録のみをして頂き、作業日が決まった時点で呼びかけを行います(基本的に漂着が少なく、また町内に漁港もないため、危機感があまりない感じでした)。町内の海岸線は5.8kmあります。これまで、のべ5000人、ドラムカン100本分(これは比較的少ない)の重油を回収しました。物資については、近隣の企業からゴム手袋などをもらっています。ただ、今後の漂着状況によっては、ゴミ袋・ジュース(ボランティア用)などが足りなくなるかもしれません。ブルーシートなど消耗品でないものは足りています。
・美川町(みかわ ちょう:石川県):
 美川町役場の総務課に行ってきました。
 これまで、役場の職員・漁協の人たちで対応してきました。平日は、午前10人・午後10人の職員が現場に行っています。土日に大がかりな作業をまとめて行います。現在は、小さい漂着物を拾っているとキリがないので、大きめの漂着物だけを選んで除去しています。重油の流出が収まってから、小さいものを拾っていく予定です。地元の役場職員・消防・漁協の人たちで作業を行っており、県外のボランティアについては、登録のみを行い、必要が生じたときに呼びかけることになっています。物資も足りています。注文した合羽がまだ届いてない…ということがありますが、これも間もなく納入の見込みです。

 聞き込みは以上です。

 今日の日中は雪は降っておらず、海岸線は乾いていました。ただ、現在いる敦賀では、雪が降っています。福井市から敦賀市までの北陸自動車道(8号線)において、峠越えするあたりで雪がありました。雪そのものよりも、融雪のためのスプリンクラーの水が車のフロントガラスにあたり視界を遮るので、そっちの方が怖かったです。(^^;;

以上です。

 

※「三国町ボラ・セン」=「重油災害ボランティアセンター」
 現地のJC(青年会議所)福井県ブロックが三国町社会福祉協議会と連携し、Response協会、NVNAD(日本災害救援ボランティアネットワーク)などがともにコーディネートをおこなっている共同プロジェクト。

本部長:三国町社会福祉協議会 森安会長
Vセンター長:東角 操 (日本青年会議所福井ブロック)


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