1月27日(月)

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 現地(三国町)では携帯(関西デジタルホン)の電波が届かないため、公衆電話でかけています。宿にかけ直して下さい。ただし、宿・他の宿泊者(ボランティア)に迷惑になるので、長電話はできません。

 昨夜神戸を出発。朝8時半頃、福井県坂井郡三国町入り。三国町ボラ・センのコーディネートに身を委ね、午前9時から作業に入る。場所は東尋坊の近くにある「浜地」地区。

ナホトカの船首 船首部分を拡大 仮設道路

「海辺に油が漂っている光景」を予測していたが、見た感じではそうでもなかった。浜にて、砂に混じった重油の塊や漂流物を回収するのが、主な仕事内容であった。三国町では、現在5カ所の作業地点があり、うち2カ所が浜辺、残り3カ所が岩場。

 格好は、合羽の上下。雨が降っていたので上は合羽だったが、下については、合羽の替えを持ってきていなかったので、汚れるのを防ぐため、合羽の上から古着をはいていた。

 使用道具はバケツ・ちりとり・スコップ(あるいは木の棒)。道具は全て、三国町ボラ・センから貸し出された。今日担当した浜辺の作業地点においては、作業人員は、各地からのボランティアが現地にて1グループ20人でまとめられ、全部で3グループあった。 そのほかに地元の警察の人などが浜辺にいた。

 基本的には9時から17時までの作業なのだが、27日の自分の作業場は15時に一通りの作業が終わったので、そのまま早めに宿に戻った。昼は地元の方々による炊き出しで”具たくさんのお味噌汁”や”おにぎり”をごちそうになり、また作業終了後には、おにぎり・ハンバーガーなどが三国町ボラ・センにより配布された。

 今晩は三国町の「米ヶ脇区民館」(0776-82-2716)に泊まっている。明日も三国町ボラ・センのコーディネートに従い、越前町に移動して作業の予定。

以上です。

 

※「三国町ボラ・セン」=「重油災害ボランティアセンター」
 現地のJC(青年会議所)福井県ブロックが三国町社会福祉協議会と連携し、Response協会、NVNAD(日本災害救援ボランティアネットワーク)などがともにコーディネートをおこなっている共同プロジェクト。

本部長:三国町社会福祉協議会 森安会長
Vセンター長:東角 操 (日本青年会議所福井ブロック)


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numata@sakuraia.c.u-tokyo.ac.jp