義援金の配分についての記者発表(資料配付)


記者発表(資料配付)
月/日
(曜)
担当課(室)
係名
TEL 発表者名
(担当係長名)
その他の発表・配布先
7/12
(金)
兵庫県南部地震災害義
援金募集委員会事務局
(078)362-4560 義援金募集委員会
事務局長
藤井 昭範

 

義援金の配分について

 兵庫県南部地震災害義援金募集委員会で取りまとめた義援金の募集状況及び被災者への支給状況等について、6月30日現在で取りまとめたので報告します。
 なお、「死亡者・行方不明者見舞金」、「住家損壊見舞金」、「重傷者見舞金」、「要援護家庭激励金」、「被災児童・生徒助成金」については、7月1日から申請窓口及び支給事務は、募集委員会事務局で行っています。

1 義援金の募集状況(別紙1) 1,768億4,200万円

2 義援金の配分決定済額    1,739億6,700万円

3 現在の義援金の支給状況(別紙2、3)

  1. 一次の「死亡者・行方不明者見舞金、住家損壊見舞金」、2次の「重傷者見舞金、要援護家庭激励金」「被災児童・生徒助成金」については、おおむね支給を終了しております。
  2. 「住宅助成」については、被災各市町で支給中です。
  3. 被災市町へ配分した総額150億円については、被災各市町で「住宅再建助成」等について、現在、支給中です。

4 義援金の募集について
 募集委員会では、自立支援が必要な高齢者などの被災者も多いことから、引き続き義援金を募集していますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 


別紙1(H8.6.30)


義援金の受入状況について

       
1 兵庫県 43,458百万円
(24百万円)
(6/30現在)
2 自治体(兵庫県、大阪府内) 15,702百万円
(357百万円)
(6/30現在)
3 日本赤十字社  
  (1)兵庫県支部
 (義援金募集委員会分を含む)
9,374百万円
(18百万円)
(6/30現在)
(2)本社 48,988百万円 (4/30現在)
(3)各都道府県支部 43,425百万円
(19百万円)
(6/30現在)
4 中央共同募金会 15,895百万円
(2百万円)
(5/31現在)
合 計 176,842百万円  

※各項目ごとに百万円未満は切り捨てています。
( )内は、前回記者発表分(5月31日現在)からの増加分

 

義援金の月別募集状況(単位:百万円)

月別 金額 備考
平成7年1月 42,386 1/17〜2/2までの実績
2月 67,015 2/3〜2/28までの実績
3月 39,633 3/1〜3/31までの実績
4月 8,817 4/1〜4/30までの実績
5月 5,759 5/1〜6/2までの実績
6月 4,047 6/3〜6/30までの実績
7月 835 7/1〜7/28までの実績
8月 916 7/29〜9/1までの実績
9月 725 9/2〜9/29までの実績
10月 1,833 9/30〜10/31までの実績
11月 815 11/1〜11/30までの実績
12月 299 12/1〜12/31までの実績
平成8年1月 572 1/1〜1/31までの実績
2月 311 2/1〜2/29までの実績
3月 1,574 3/1〜3/31までの実績
4月 806 4/1〜4/30までの実績
5月 79 5/1〜5/31までの実績
6月 420 6/1〜6/30までの実績
合 計 176,842  

 


別紙2


義援金配分計画及び所要見込額

区分 内容 配分単価
(千円)
配分決定済額
(億円)
支給開始
第一次配分(平成7年1月29日決定)
  1.死亡者・行方不明者見舞金 死亡者・行方不明者に見舞金を支給する 100 5.8 平成7年2月1日〜
2.住家損壊見舞金 全壊・焼 住家の損壊(全壊・全焼)した世帯に見舞金を支給する 100 450.9
半壊・焼 住家の損壊(半壊・半焼)した世帯に見舞金を支給する 100
第二次配分(平成7年4月21日決定)
  1.重傷者見舞金 1か月以上の治療を要する負傷者に見舞金を支給する 50 6.1 平成7年5月16日〜
2.要援護家庭激励金 住家が全壊・半壊した要援護家庭における生活基盤の回復と 自立助長を促すため、激励金を支給する。 300 163.4
  ひとり暮らし老人 80歳以上のひとり暮らし老人
要介護老人 65歳以上の介護が必要な老人のいる世帯
母子 配偶者のない女子が児童を扶養している世帯
父子 配偶者のない男子が児童を扶養している世帯
両親のいない児童 父母の両方がいない児童が同居している世帯
重度障害者
  • 1〜2級の身体障害者手帳の交付を受けている身体障害者(児) 及びこれらの者が同居している世帯
  • A判定の療育手帳の交付を受けている精神薄弱者(児) 及びこれらの者が同居している世帯
  • 1級の特別障害者証明書等の交付を受けている精神障害者 及びこれらの者が同居している世帯
生活保護 生活保護法による保護を受けている世帯
特定疾患患者 特定疾患患者及びこれらの者が同居している世帯
公害認定患者 特級〜2級の公害認定患者及びこれらの者が同居している世帯
原爆被爆者 認定書等の交付を受けている原爆被爆者及びこれらの者が同居している世帯
3.被災児童・生徒教育助成金 被災を受けた児童及び生徒の修学を支援するため、教育助成金を支給する。
  • 高校生の教科書助成
  • 高校生の新入生助成
  • 保育所、幼稚園、小学生、中学生の新入生助成
  • 20
  • 50
  • 保幼10
    小20
    中50
18.3 平成7年8月19日〜
4.被災児童特別教育資金 両親又は父母のいずれかを失った児童の教育環境を著しく低下させないため、特別教育資金を支給する。 1,000 5.0 平成7年10月9日〜(支給中)
5.住宅助成 持ち家修繕助成 全壊(焼)・半壊(焼)した持ち家(住家)の早期復旧を支援するため、住宅を修繕する者に助成する。 300 939.8 平成7年8月21日〜(支給中)
賃貸住宅入居助成 住家が全壊(焼)・半壊(焼)した世帯の住宅の確保を容易にするため、民間賃貸住宅の入居する者に家賃及び敷金等を助成する。 300
被災市町への配分額   150.0 平成8年4月2日〜
合 計     1,739.6  

※被災者への支給済額は、1,000億円となっています。


別紙3


義援金支給状況(単位:千円)

区分 対象件数 配分決定済額
第一次配分 死亡者・行方不明者見舞金 5,859 585,900
家屋損壊見舞金 450,930 45,093,000
456,789 45,678,900
第二次配分 重傷者見舞金 12,364 618,200
要援護家庭激励金 54,490 16,347,000
66,854 16,965,200
被災児童・生徒教育助成金 55,632 1,835,010
被災児童特別教育資金 500 500,000
住宅助成 313,300 93,988,200
被災市町への配分額 15,000,000
合 計 893,075 173,967,310

 


義援金の第三次配分についての記者発表


記者発表(発表)
月/日
(曜)
担当課(室)
係名
TEL 発表者名 その他の発表・配布先
7/23
(火)
兵庫県南部地震災害
義援金募集委員会
事務局
(078)362-4560 兵庫県南部地震災害
義援金募集委員会
会長 赤松 達夫

 

義援金の第三次配分について

 昨年4月の第二次配分時に決定された住宅助成(持ち家修繕・民間賃貸住宅入居助成)について、その後の被災者の動向、住宅助成の支給状況等から、今後の支給見込みを検討した結果、特に民間賃貸住宅入居助成分が当初の見込み額を大幅に下回る見通しとなりました。
 このため、義援金の配分額が生じましたので、去る7月19日の募集委員会で、次のとおり第三次配分を決定いたしました。なお、支給対象について、一部他の意見もありました。
 今後、被災市町において支給準備を進めるとともに、できるだけ速やかに対象となる被災者の手元に届くようにいたします。
 特に広報については、被災者にこの内容を周知することが最も重要でありますので、市町広報誌等を活用してその徹底を図ります。

1 支給対象世帯
住家の全・半壊(焼)した世帯で、主たる生計維持者の前年(平成7年)の総所得金額が690万円以下の世帯

2 支給額
1世帯当たり 10万円

3 申請受付日
平成8年9月上旬を目途に申請受付の整った市町から開始します。

4 添付書類
原則として、所定の申請書、罹災証明書、課税証明書

5 問い合わせ先
上記内容について、詳細は被災時に居住していた市町に問い合わせてください。

 

お願い
記事掲載は平成8年7月24日朝刊以降、放送は
平成8年7月23日夕方ニュース以降にお願いします。


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