[ フュージョンの定義 ]
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物事を定義つけるのは非常に難しいのですが、よく「フュージョ ンって何?」とか「○○○はフュージョンなの?」と聞かれることが多いので自分なりの考え方の中で定義付けてみました。
まずフュージョンの曲調は、インストである事が多い、単純なコード進行が少ない、16ビートの曲が多い、16分音符のシンコペが多い、曲中に楽器のソロがある。ベースやドラムでも希望すればソロができる。
ミュージシャン的には、技術的にうまいミュージシャンが多い、ベーシストの大半がチョッパー(私はこう呼びます)好き、ベーシストは5弦・6弦のベースを使いたがる。ベーシストはフレットレスに挑戦したがる。ドラマーはラテン系を練習したがる、ドラマーは一応4ビートができる、 楽曲的にロックであってもフージョンミュージシャンと呼ばれる人達が多数参加しているアルバムやバンドはフュージョンにカテゴライズされても良い。
1.アルバムの参加ミュージシャンの殆どがフュージョンミュージシャンであること。
例外
微妙な線 ジョージ・ベンソンはれっきとしたジャズ・フュージョンミュージシャンだが "In your eyes" 以降はブラコンにカテゴライズされる。 "Give me the night" も音楽的にはブラコンであるが、随所にジョージ・ベンソン節が見れるのでフュージョンアルバムにカテゴライズ。
バリバリのフュージョンミュージシャンがリーダーでもリーダー以外がフュージョン畑の活動をあまりしておらず音楽的にもフュージョンから離れているバンドはフュージョンにカテゴライズされない。(ハービー・ハンコックのロックイットバンドなど)
どんなに音楽的にフュージョンから離れていてもバリバリのフュージョンミュージシャンのソロアルバムはフュージョンにカテゴライズされる。(ウィル・リーやオマー・ハキムのソロアルバム)
2004/08/21(Sat)
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