【ホームページの見方】 =-=-=-=-=-==-=-=-= [参考文献] -=-=-=-=-=-=-=-=-=
トンボの住む環境の分け方は,ヤマケイポケットガイドQ『水辺の昆虫 今森光彦著』の分類を参考にして合わせました。
 また,コメントなども『水辺の昆虫』からの引用の場合は, と略記します。
草地・平地・丘陵河口付近の汽水域は本には無かったので,筆者が追加いたしました。
 
市街地・人家周辺 平地の池・沼・水田 草地・平地・丘陵 平地の河川 山間部の池沼 山間部の河川・渓流 湿 地 汽水域
 トンボはハネがあるので,どこにでも飛んでいくことができて,気ままに好きなところで生活をしているように思ってしまいますが,実は自分によく合った環境を選んで住んでいます。
 もし,その環境が破壊されるとトンボは生きていけず滅んでしまうのです。ですからトンボは自然環境のバロメーターといえるでしょう。
 7つの生態場所のアイコンの意味は次の図と写真の通りです。
 各アイコンをクリックすると,それぞれの環境のトンボを全て抽出し表示します。
 また,本ホームページでは水辺や草原で見かけるトンボでないその他の昆虫の写真もまじえて紹介しています
 そういった幼虫時代に水に入らず,アリジゴクのように陸上ですごす トンボ以外の昆虫に限ってだけ,→(草地・平地・丘陵のアイコンを使います。ウスバカケロウやツノトンボなどがこの分類に入ります。

市街地・人家周辺

平地の池沼・水田

 

 まわりに人家の多くある町の中の池や堀は,人間の生活によって汚染され,そこにすむ昆虫の種類が変わっていく。
 生息できなくなって数をへらす昆虫がいる一方,汚れた水が平気なものが増える。

 水田は春に水が引かれて,夏になると水は無くなる。
昆虫の中には,そのような環境にうまく合わせてくらすものがいる。
 また,用水路を生息場所としている昆虫もたくさんある。

草地・平地・丘陵

平地の河川

 

 トンボではないが,水辺やその周辺で見られるアメンボやタガメ,カゲロウやカワゲラなども見かけたら写真におさめ,若干紹介してある。  

 かつては子どもたちの遊び場所であった小川も, ここは危ない! の看板が立って近づけずドジョウやヤゴ,タニシなどを見たことのない子どもがほとんどとなった。
 小ブナやメダカなどを捕ることもなくなった。

山間部の池沼

山間部の河川・渓流

 

 山地の池や沼は,人間による汚染が少なく水質がきれいだが,雨が流れ込んで汚れたりもする。
 栄養分がたまり,プランクトンが増えて生物にとって栄養分の豊かな環境となる。 朝と夜の水温の変化が大きいが,このような環境を好んでくらす昆虫も多い。  

 山あいの川は流れが急で,水底は石がおおい。
 こんな所では流れに流されないように,石の下に棲んだり,水がしたたり落ちる崖などにくらすものがおおい。
 水質がきれいなところでないと生きていけない昆虫がすんでいる。  

     

湿地

河口付近の汽水域

 

 低山地や丘陵地の木立に囲まれた湿地,寒冷地の樹林に囲まれた高層湿原など環境によって異なる昆虫が生息する。

 河口などの汽水域にあるヨシ原などで生活しているトンボはきわめて珍しく,汽水域に棲むトンボとしてはヒヌマイトトンボが唯一知られている。