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2003/06/06〜06/12

フランス
ANAの直行便でパリまで。今年はSARSの影響もあり海外旅行客は
減少しているとのことですが、ヨーロッパはあまり影響ないようですね。
飛行機は満席でした。

パリに着いたらまづはノートルダム寺院へ。本当は上に登りたかったの
ですが、長い行列が出来ていたため断念。 
また、今回のパリは丁度大規模なストに遭遇してしまい、地下鉄やバスが
通常の半分以下の運行になっていました・・・・それも一週間以上もの
長期戦らしいです。
美術館なども通常通りとはいかず結構不便な感じ〜。予定が立て難
いです。早くパリを脱出せねば!


という訳でベルサイユ宮殿へ。
女性ならば一度は読んだことのあるベルバラの舞台ですね。私も憧れた一人です。以前に友人と来た時には丸々一日ここの中を歩き回っていました。
そして今回びっくりしたのは・・・・宮殿に入るにももちろんチケットを買いますが、建物を出て庭園の方へ行くところに新たにチケットブースが出来ていたんです!別料金になってました!いやはや、でもこの宮殿を維持していくには必要ですね。

シャンボール城。ダビンチが設計したといわれる有名な2重螺旋階段が中央にあります。このお城は現在は国の所有だそうですが、建物の中にはあまり調度品などはなくガランとした感じ。生活していた当時の様子などは個人所有のシュノンソーやシュベルニー城の方がお薦めです。
古城めぐりをしながらトゥールへ。
パリと今回初めてのモンサンミッシェルを親子で旅行。 6月のヨーロッパは新緑にあふれ本当にきれいでした。
鏡の間。夜シャンデリアに火が灯ったところを見てみたいです。
少し写っていますが、
大運河。そして右の奥の方に
はプティ・トリアノン、グラン・
トリアノン。田舎家も。
全部見学するには一日必要
ですね。レンタサイクルもあるので借りるのもいいかも。

そしてブロワ城。三つの異なる年代様式(ルネッサンス、ゴシック、古典)の建物を見ることが出来ます。
カトリーヌ・ド・メディシスの書斎には毒薬をしまうための隠し戸棚が・・・・
血なまぐさい歴史を感じます。
モンサンミッシェルの全景です。尖塔にいるのが黄金色に輝く大天使ミカエルの像。同じ大きさのものが建物内部に
ありました。現在でも三人(二人だったかも・・・)の修道僧の方がいらっしゃるそうです。
そしてモンサンミッシェルへ。
モンサンミッシェルといえばオムレツが有名ですね!この赤いひさしのお店が発祥の地だそうです。覗いて見るとホイップした卵を大きなフライパンで焼いていました。私は違うお店で食べたのですが(上のオムレツの写真)、味がなくて半生のようであまりお世辞にも美味しいとは言えませでした。ケチャップをかけて食べていた人もいました。
修道院内部から下を見ると陸地とつながる橋が見えます。バスも沢山駐車してますが、満潮になるとバスの辺りは海の下になります。道路1本だけが海面上に。でもこの道路の影響で辺りの潮の流れが変わりつつあるのだそうです。現在では道路ではなく橋にしようという計画もあるとか。
今度来るときにはまた様子が変わっているかもしれませんね。
パリへ戻ります〜。
オペラ座へ。シャガールの天井画は華やかで大好きです。
そして、オペラ座の中で写真を撮ると何故かディズニーランドのホーンテッド
マンションになってしまうのは気のせいでしょうか?オペラ座の怪人が
本当に居そうです〜。
凱旋門の上に登り、次の行き先を考えて〜と。セーヌ川をバトー・ムーシュでクルージング。1時間15分で主要な建物をオープンデッキから見てきました。船の上から初めて見たオリジナルの自由の女神。お台場にも来ていましたよね。
そしてコンコルド広場。ここは大きなデモ行進の場になっていてバリケードが築かれていました。シャンゼリゼ通りへ抜けたかったのですが・・・・・現地フランス人も猛然と怒って警察官と何かしらやり合っていましたが・・・・。
ランチを食べたビストロ(赤いお店)です。友人が貸してくれた本に出ていたので場所をチェックしていたのです。場所はオルセーの後ろ辺りです。1時をとうに過ぎて行ったので予約はしていませんでしたが席は空いていました。案の定、英語のメニューなんてものはなく、フランス語のメニューを見ても無駄なので、お薦めを聞いてその中から幾つか選んでみました。量も程よく、味も今までの中で一番美味しかったです。お店の味と雰囲気を信用して通ってくるお客さんのためのお店といった感じでしょうか。だから日本人である私たちにもとても親切でした。もうランチの閉店時間でディナーの準備を始めているのがわかりましたが、私たち二人しか残っていないのにきちんとデザートメニューを持ってきてくれました。おなか一杯で食べられませんでしたけど・・・・・
お値段は写真の4皿とグラスビールとミネラルウォーターで約9000円でした。
手前は鴨です!
奥はフォアグラのテリーヌ!
Bistrot de l'Universite
最終日はもう一度ルーブルへ。
今度はゆっくりと古代オリエントのあたりを。フランスにきてもやっぱり中近東好きなんですね〜。自分へのお土産もなぜかエジプトもの。現地ではあまりいいものがありませんが、逆にルーブルでは出来のいいレプリカとかが沢山あるので楽しみなんです!スカラベやアンクのマグネットとか買ってきました。
そして写真は何故か王冠。ここは他の展示室より人が多かったように思います。やっぱり光ものに弱いのは全世界共通なのでしょうか??
久しぶりのヨーロッパ、しかもユーロに変わってから初めてです。そのせいか物価はとても高く感じました。日本は結構安いのね〜と実感した旅でもあります。そしてスト。フランス人はストが大好きらしいので仕方ないですが公共機関がストップするのは辛いです。出来れば遭遇したくないです。今回もまた見たいと思っていたコンシェルジュリなどはストの影響で何度か行きましたが、ついぞ見られませんでした。残念!
今度はゆっくりとレンタカーなどで田舎をまわりたいです〜〜。お終い
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