Re: 終了アニメ作品感想 ( No.45 ) |
- 日時: 2007/09/27 20:02
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- ×ながされて藍蘭島
最終話でなんとか0点まで戻してギリギリ×入り。
数チームが独立して順番に作り、横のつながりが全くないのが見える、キャラ絵のタッチが毎回違う作品でした。 話の中身は中学生向きくらい。高くて高校生がギリギリで、薄っぺらだったのが飽きるんですけど…すずのキャラクター性でなんとか最後まで見れました。 この作品、どこをどう考えても深夜ではないです。 深夜アニメの幼稚化は深刻です。
=機神大戦ギガンティックフォーミュラ この作品も目一杯子供向け。 初回だけは映像にすごいセンスが仕組まれていたのですが、それ以降は…
映像云々言う前に、この作品の問題点は、思いつき一発ネタで強引に進めてしまい、中盤が無味乾燥な時間つぶしの連続だったこと。 神話ロボットがあり、国ごと1体の代理戦争。これしか用意してなかったのはどうかと、、、 結局間を埋めるために覗き見システムと称して他国の裏事情を細々と見せるだけなんだけど、これが前後のつながりがなく薄っぺら。視聴者ナメるのもいい加減にしてくれってくらいの、いい加減な中盤でした。また、それが長い…長すぎる。 これだけ企画段階で見切り発車した作品であれば、1話担当したスタッフが脱退しても仕方がない。情熱が報われない。 こんな企画で自分が美術系のスタッフだったら、、、監督に「こんなモノが面白くなるのか?」と猛抗議します。誇り持って仕事してたら当然でしょ?クビなんか知るか。
アニメーションが原作の作品は大歓迎したいんだけど、もう少し情熱持って作り込んで欲しい。 1話の構図のセンスは唯一の見せ場で、この作品の生命線だった。逃げられた時点で終わってたのかも。
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.46 ) |
- 日時: 2007/09/28 21:13
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- ×おおきく振りかぶって
全盛期は◎まで上昇。 丁寧さは素晴らしかった。けれど、試合に入ったら丁寧さがなくなり、一部使い回しも目立ち、過剰なゆったりペースが飽きる原因になった。 どんなに長くても試合は2週。悪くても3週以内にキッチリ仕上げてもらいたい。そうでなければ必ずダレる。 まとめられなかったら、試合は2時間スペシャル、他の話は30分というイレギュラーな時間枠で放送すればいい。 後期13週のうち、11週を1回戦の試合に消化するのは尋常じゃない。
1期◎(6位)、2期=。 平均して×。2期目は貯金をハイペースで食い潰し、なんとかプラス点で収まったけど、もう1週試合が長かったら危なかった。
=モノノ怪 絵柄に関しては開始の感想の通りで。 気合とセンスは絶品なんだけど、静止画なら美しい絵柄がアニメーションになると、見づらくなるのだけは勿体無かった。 話は、期待はずれが正直なところ。 一般対象に作ってると思いきや、妹崇拝⇒超子供向けのハヤテのナレーターの声⇒絶望先生のような低次元の古い劇画のパロ。 コアなアニオタが喜びそうなネタばかりなのに、絵柄と話がかみ合わず、支離滅裂。 香を扱った「鵺」だけがまともに見れました。後は、私にはまるでダメ。というか、演出レベルで上のような嫌悪する要素が大きすぎ。
はっきり言って、企画自体は悪くないはずなんだけど、もったいない作品。 怪-ayakashi-の頭2作は名作だと思うけど、なんで化猫がシングル化したんだろう。。。
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.47 ) |
- 日時: 2007/09/29 17:58
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- ◎精霊の守り人
今期の私のランキングでは7-9月期1位。堂々の準殿堂。
アジアンファンタジー童話。 テーマ・絵柄、全てが今のTVアニメからは路線が全く違うのですが、大地に根をどっかり張った骨太の作りは安定感ある。 難点としては、地味すぎ・派手さがないなど、途中少々我慢する話が混じってましたが、それでも、レベルの高い背景絵と強力なアニメーションの力で十分楽しめました。 絵と動画の両方に☆を付け、それを維持した作品は、これが初。
萌えもなければ、妙な感動の押し売りもない。 ここにあるのは、農民と武人の魂、そして王子の誇り。こんな切り口が安心感を呼んでました。 ホンモノ指向の方は是非!
○ラブ★コン ○で3位4位争ってるってのも、ちょっと寂しい今期だったのですが、安定して楽しめました。 後期開始時に出てきたマイティだけはちょっとありきたりすぎで難だったのですが、長くはメインでなかったのでそれ無視すれば十分。
特徴は、表情豊かなキャラクターの個性。上手く表現できていて、引き込まれます。 多彩な顔の表情の中には、かなり引き込まれるのもあり、これも作品の魅力のひとつになってました。 関西舞台ってのことで、ドツキ合いが強調された友達付き合いなんですけど、まぁ、これはこれでテンポ良くてなかなか。
ハイテンションラブコメディ。 くっついた・はなれた・繰り返す中高生のような表面の付き合いなんですけど、そういうタイプの付き合い方を実際してる人も多いわけで、個人的にはどうかと思うけれど、これはこれでスタイルとして見ればいいかなぁと。 恋愛相談を数々受けていて、聞いて状況考えてってのを繰り返してると色々経験にもなるわけで、このパターンも多いんですよね。 そんなこんなで、少々悪ノリとも思えることもありましたが、勢いは楽しめました。
×ロミオ×ジュリエット 終盤、原典無視のファンタジー傾向は興味をそぐ。 正直言って、もう少し原典に沿った話で作って欲しかった。 これを作るなら、ロミ・ジュリの名前使わずに、オリジナルキャラクターで作り直すべき。 全然別物なんだから、当然です。 正しいものを伝えるという、【使命感】ってのはないのか???
結局キャラだけ借りた焼き直し、、、それに加えて、2期目の開始頃から話の密度が激減して単調。最初だけの作品だったのには、目一杯【騙された気分】にさせられた。 こんな話に仕立て上げちゃうのって、日本のアニメ界は全部ではないと思いたいけど、やっぱりおかしいよ・・・。 最初は☆クラスの滑り出しだったんだけど、2期目開始から転落開始。結局平均しても20点くらいのお粗末な結果でした。
=魔法少女リリカルなのは StrikerS 期待したタイトルだったんだけど、、、正直キャラだけ借りた別作品にしか見えなかった。 最初はなかなか細かな設定してる意欲作かな?と思ったのですが、全員同じ部隊に集結してしまう仲間集団ってのは、現実味がない。組織の設定がここで消えてしまいました。 最大の難点だったのが、味方に新キャラを大量に投入してしまい、敵役に魅力を感じられなかったこと。只の勧善懲悪はリリカルなのはではないと思うのですが。 絵も最初だけで、最初の方もメカニックでの手抜きは目立っていたのですが、崩れ始めたら怒涛って感じ。
企画自体を考えてみると、なのはママだけ描きたくて壮大な空回りしたって印象でした。
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.48 ) |
- 日時: 2007/09/30 19:14
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- ○アイドルマスター XENOGLOSSIA
キャラ絵・背景・動画面など、非常に丁寧で、話の作りや演出の隅々まで神経が行き渡った良作でした。 前向きと後ろ向きの2人や、仲良くする2人と喧嘩する2人を対比したり、こっそり込められた意図を探しながら見るだけでも楽しさ倍増。
メカニック等のデザインも意欲が見れる部分が多かったです。 筆頭が、衛星をアイドルの手持ち銃型カタパルトから射出する手法。斬新でびっくり。 スキンタイト型のSF宇宙服が主流の中、女の子描く作品でも敢えてブカブカ宇宙服を選択したのも逆に斬新さが出ててセンス良。
演出パターンで目立ったのは、最後に感動的シーンで〆るARIA的手法。 今年を代表するような壮大で美しいシーンが随所にあったのも素晴らしい。 OPも、ただしいの〜で指出してる女の子誰???メカニックにもオペレータでもないし、脇役って顔でもないし、誰???と、毎回思わせて、1期終盤にやっと登場する不思議な演出。一番目立たせたキャラが最後の登場ってのもすごいです。 EDも美しいメロディーだけでなく、そこへ引き継ぐ終盤の流れを意識して話を作りこんでるので、一貫性のある安定感は安心して見れる下地を作ってたと思います。
各所の丁寧さや意欲は、形だけ作って短いサイクルで適当に売れればそれでいいという他の作品はしっかり見習って欲しいし、カネ出してでも買いたくなる作品はこういうものではないでしょうか。
ロボットのAIに恋する女の子。 クライマックスはAIのインベルの奪い合い(笑)。 別に恋愛モノと言うわけではないのですが、ロボットモノという枠を取っ払って色々なエッセンスを詰め込んだ内容が面白かったです。 ですが、やはりロボットもの&製作チームの枠は抜けきれず、時々ガッカリする内容も多かった。 私が好みの回の方針でずっと進んでれば☆作品になってたのですが、それはそれで単調になりますし、仕方ないのかも…。
最大の難点は、各回でも書いたけど、ドリーマーvs狂信者vs狂人の構図。 敵方に魅力が全くなく、嫌悪の対象である、私欲のみの集団と支配欲で固められた陰謀集団であったこと。 子供向けロボットアニメでありがちな構図なんだけど、この存在感だけは練り直して欲しかった。 ガンダムなどのサンライズ作品の精神世界が茶番にしか見えない私には、はっきり言って興味をそぐ。120点くらいの作品が80点だったのは、ここに大きな原因がある。
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.49 ) |
- 日時: 2007/10/07 09:15
- 名前: izumi
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- ×ムシウタ
原作ファン限定、一見さんお断りって作品だと感じました。
完璧に説明不足。これでも出てくる勢力を大きく削って解りやすくしたんでしょうけど、逆にそれが興味が持てない単純演出になった原因かもです。 とにかくイメージだけで作ろうって演出かなぁ。暴走族風のチーム系の仲間と、夢にこだわってウダウダ中味のない暴力。 本質面の夜のムシにまつわるパートでは、原作とかなり違う方向なんじゃないかと推測されますが、話を組み立てなおす力量が明らかに不足していて、全くつまならいものでした。
オマケの恋愛モードはまだ見れました。 ただ、主人公の少年に関して、昼間の学校と夜の組織での、表情や行動や声など、明らかに変わりすぎ。 もし、ここまで別人のように変わってしまうなら、キッチリとした説明が必要なんだけど、何も触れられてない。 違和感の塊でしかなく、これでは、「どちらかの部分しか楽しめない作品に自ずから選択した?」と解釈するしかないのですが・・・。 こっちは、アニメを見る側の立場に立った演出をする、基礎的な力量が不足してる。
結局、悪い作品ではないと思うんだけど、何だったのかさっぱり解らなかった。 全てを知ってる原作ファン限定の映像用サービスだと感じるしかなかった。 ・原作のレベルが元々この程度 ・製作スタッフの力量不足 ・アニメ化できる傾向の作品でないのを無理に作った企画の責任 この3個のうち、どれ?
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.50 ) |
- 日時: 2007/11/18 11:04
- 名前: izumi
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- =スカイガールズ
視聴やめて死者にムチ打つようであれなんですけど。 終了前ですが。
コナミって企画は悪くないと思うんですよね。コンセプトは独創性も見られる部分も多いし。 でも、出来上がってきたアニメはどれもこれも、話がダメすぎ。 形にするのが下手なのか、大きなちびっこ相手の商売を貫くのが社のポリシーなのか。
過去に、コナミという会社の体質と思ったシーンが。 ときメモOLで教師が夜な夜なネトゲで生徒に甘えた口調で愚痴ってるって回。 体質でなければ、こういう大人を大量に作って盲目的に自社商品買って欲しいって無謀な戦略なのか…。
スカガに戻して。 とにかく各話の状況設定がダメ(毎話だけど特に漂流回)。メカとキャラだけ作ってその後の生かし方がダメ(Qフォメとか艦運用等全て)。 どうやったら、ここまでボロボロの展開で作り上げられるんだ?というくらいのレベルでした。 幼児体型の女の子見てるだけで喜べるって人でないと、ちょっと厳しいか…。
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.51 ) |
- 日時: 2007/12/02 17:06
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- ×電脳コイル
1期◎(90点)、2期=(-40点)。平均して×(20点)。 メガネってアイデアはすごく良かった。 最初のうちのメガネのイメージを膨らませるために工夫を凝らした映像もGOOD。 しかし、好調もそこまでで大きな難点は2点。
@メガネを子供向け玩具って設定に無理がありすぎた多機能ぶり。 中盤から次々機能が追加。 パソコン・携帯電話。これが出てきた時点で既に子供向けではなくなっていて、これは大人も使う通常ツール。 エスカレートさせて欲張ればいいってもんじゃないといういい見本になってしまいました。
A2期目の話は全くダメ。 筋を追うのに精一杯になってしまい、見る人を引き付ける演出が全くなくなった。 そればかりでなく、「そうか!」「そうだったのか!」とキャラが勝手に自己解決の連続。 とても人に見せるレベルの話の作り方ではなくなってしまいました。
結局、一発ネタからスタートさせたんだけど、話は後付。 完成されてなかった時点で作り始め、膨らますことに夢中になった挙句、形だけ付けた終盤のまとめを追うのに手一杯。 素材は良かったし、1期目は親と子供が一緒に見れる骨太さも素晴らしかったので、実に惜しい作品でした。
自分の中では、前後と切り離されたサイドストーリーである11〜13話の「電脳ペット3部作」で終わりでした。
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.52 ) |
- 日時: 2007/12/25 23:15
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- 週末遊びに行きまくったので、今先週の感想作業やってます。
ということで、木曜と土曜に終了した2本を。
○ef -a tale of memories. 絵は素晴らしいし、個々のエピソードも真剣に生きてる物語で素晴らしい。 ただ、毎回そうか?と問われればNO。絵は動かずドラマCD状態が2本あったり、文字演出でごまかしたりはっきり言ってヒドイ回も発生。 手放しでは賞賛できない作品でした。 多分、彼の影響が大きくマイナスした部分でしょう。残念です。
初回感想でも書きましたが、minori原作作品で思い出されるwindを見てると、背景などの効果面で踏襲してる部分があって味わいが深くなるかも。 windのOVA版では屋外では全てのシーンで風を描いて特徴的だったのを思い出します。
更にストーリー面でも、2個平行で流す必要があったのか? 最終回のED後のシーンも、原作好きの内輪ネタに見えます。 構成自体がインパクト勝負で後どうでもいいという、ドラマCD状態の画像演出と同じような、真面目に見てる人をおちょくる意図を感じました。 2本出すなら、せめて両方の話をつなげるくらいはして欲しい。
結果、背景中心に絵と各話のエピソードは殿堂クラスですが、足引っ張る部分が大きすぎて準殿堂も見送り。 限定的なファンと、美麗な絵が好きならなんでもいいって人向けか。。。
=もやしもん 1話は面白いものになりそうな予感があったんだけど、 それ以降は単なるドタバタ&俗っぽい低俗ネタの連続。 最悪だったのは、巻き込む側が強権で強引に振り回してしまってる基本設定。これでは不快なだけで味も全くない。
展開にも難あり。 教師側が勝手に価値を押し付けた菌が見える能力。 本人も見る側も、大して重要と思ってないのに(そう思わせる展開しかしてこなかったのに)、旧に大騒ぎにしてクライマックスにしても白けただけ。 ひょっとして突然2話削られて準備なしで最後の展開に持ち込まなければいけなかった???
ノイタミナ枠もセンスがなくなってしまい残念です。
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Re: 終了アニメ作品感想 ( No.53 ) |
- 日時: 2007/12/28 19:29
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- 年末で消化が厳しい。
帰って掃除やら年賀状印刷やら、合間に見てる状態だったりします。 今日もこれからちょっとお出かけ。 そんな中で、今週終了2本の感想ですが、かなり厳しい意見ですm(_ _)m
×スケッチブック この作品のアニメ化は、雑誌社の意図が大きいみたいですね。 原作無視で、とりあえず当ったARIA路線を突っ走ろうと試みていたんだけど、、、感動の押し売り感が強すぎた。 ARIA自体も、自分にはアニメと原作は別作品にしか見えてなかったのですが…(特に第二期で)。
さて、作品に移って。 背景とキャラ絵の統一感はなかなか良かったです。 ただ、ネタがちょっと厳しい。 ストーリー仕立ての部分もアニメオリジナルなのですが「どうだ、こういうの見せてれば感動するんだろ?さぁ、感動しろ!」って押し売り感が強すぎでした。
一番引っかかった点が、動物ネタ。 虫なんかは原作から引っ張って、それなりにリアルなのに、ニワトリやネコは擬人化が激しく、実際に飼ったり接したりしてる人には、全く持って違和感。 なんでリアルさを両方で追求しなかったのか、、、一番この作品に関して微妙さを醸し出す部分でした。 (このニワトリやネコの描写も、感動を押し売りって感想に直結してました)
結論としまして、あってもなくてもどうでもいい、存在感の全くない作品。 質が高ければとても貴重なのですが、残念ながら物足りないというか、しっかりしろよって真面目に見てるとブーイング出したくなるレベルでがっかり。 こんな感じでした。
次回からARIAですか・・・。 OVAが全くダメで感動押し売りだったので、不安一杯です…。
=げんしけん2 冒頭から引いてしまったのが残念。 「OVA見てない一見さんは無視します。見てくれたファンの為に作ってます」という強烈なメッセージで、OVAエピソードを平気で会話に入れられたら、見る気もなくなるって物です。 もう一点。 派生したくじアンがボロボロで、似合わない感動モノに見境なく仕上げたのが更に引いて入った原因。 もうひとつ、 OPの映像。パロディでもなんでもなく、只の物真似。 オチもなければ作品に溶け込ましてもいない、規定路線の安易な2シーズン目か…と先にガッカリさせてくれたのは、明らかにマイナスでした。歌もげんしけんのもの?と疑問に思うものでした。
さて、内容。 オタでも人間ですから、社会に溶け込めず悩んだり、仲間と作り上げたり、恋愛もしたり。 そういう部分を正面から描いたリアリティはとても評価できる部分でした。 コスコンビの恋愛の回や、作品中2代目会長の就職面接の回がなかなかのもの。 しかし、いい部分だけでなく、間を埋めるエピソードは全くキレがなかった。米国姉妹編が筆頭だったのですが、卒業の回もくじアン回想だったのも地雷レベル。あんなダメな作品をずっと回想されて、こっちは退屈そのもの。
結局少しプラス点になったかと思えば、大きくマイナスを繰り返し、予想通りの低位置終了かなぁと。
![メンテ](./img/mente.gif) |
Re: 終了アニメ作品感想 ( No.54 ) |
- 日時: 2007/12/30 19:54
- 名前: izumi
- 参照: http://www4.airnet.ne.jp/parfait/
- 残り3本終了作品の感想です。
△BRUE DROP 映像面は力作と断言できるレベルにあったと思います。 今期数少ない情熱を感じるアニメでした。
しかし、序盤から話はかなり単調で物足りなかったのが残念。 転機は終盤。異星人が地球に来た理由が語られてからは、全くの別作品のように話がまとまってきた。 この時期があまりに遅すぎた。 遅くても3話以内に見てる人を納得させる下地を作らなければ、残念ながら自己満足にしか見えない。。。 この点を考えて作り直せば、相当にいい作品だったと思うだけに残念です。
=D.C.U 情熱感じなかったですね。 その他大勢の単なるエロゲ上がりにしか見えなかった。
ななかのソロ回の1話だけは評価できる内容だったのですが、それ以外は全くダメ。 美夏のストーリーになってしまうと、このテーマってTO HEARTで充分って状態になってしまいます。 ココは単なる脇役で、ポジションなかったしD.C.Uとは別物ではないかと思ってしまいました(ゲームやってないし、興味も出なかった)。 安直に宣伝だけのアニメ化はやめて欲しい。 固定ファンにとっても、いい加減なモノは迷惑でしかないんじゃない?
=ひぐらしのなく頃に 解 いい部分が見当たらないので、書くと悪口になってしまうので割愛。 ただひとこと・・・。 今回のシリーズは、妙に子供向けでした。
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