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タイガーマスク
ザ・スター

Tiger Mask the Star
 

Special Thanks! 「劇画マイノリティー・リポート」Kさん(ザ・スター情報提供)

祖国を離れ、孤独なマットで闘う虎よ、タイガーよ!!
おまえの胸中に燃える炎は誰のために!!
そして何のために……!?

gif  「タイガーマスク☆ザ・スター」(作/真樹日佐夫、画/風忍)は、1993年4月5日から1994年4月17日までの約1年間、東京スポーツ新聞に連載された劇画である。「タイガーマスク」「虎の穴」といった言葉が登場するが、元のタイガーマスク作品とはつながりのないオリジナル作品である。逆に、元のタイガーマスク・シリーズにはないダークでドライな側面が、この作品ならではの新鮮な魅力となっている。真樹先生が実兄・一騎先生に捧げたオマージュと私は見たい。

 残念ながら、諸般の事情により、単行本にまとめられたのは全体の1/3ほどに当たる第2巻まで。その2冊も現在は出版差し止めとなっており、タイガーマスク・ファンにとってはまさに幻の作品といってよいだろう。ちなみに、当初の予定では連載期間は2年となっている。その途中で問題が発生したために、急遽連載を1年ほどで打ち切り、その後釜として同じ真樹&風コンビによる「六本木ソルジャー/喪服の探偵」が開始されたとの読みもできる。

 この作品を翻案した「ビハインド・ザ・マスク/闇のファイター」なる実写映画も2本製作されている。これはまさに「翻案」といった感じで、劇画版とは大きく異なるストーリーだ。とはいえ、登場人物のキャラクター設定などは劇画版をベースにしているため、微妙に似た雰囲気が構築されているあたりが面白い。この映画の存在も世間ではあまり知られておらず、幻といえるかもしれない。余談だが、前述した「六本木ソルジャー/喪服の探偵」も実写映画(ビデオ?)化されており、主役を初代タイガーマスク佐山聡が演じている。そんなところにも、タイガーマスクとの因縁浅からぬものがあった!

 このコーナーでは、そんな幻の作品の全貌を皆さんに紹介したい。

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