機 動 動 姫
MoMo
(Mobil-Movementess)
モビル・ムーヴメンテス〜「動力の姫」

年表
history


・2045年
突如、世界各国に巨大な謎の構造物が現れた。 生物とも人工物とも見える多様な外観をもち、大きいもので50m以上。
彼らは積極的な攻撃等はしてこなかったが、神出鬼没で勝手気ままに歩き回り、その歩行や移動によって、一部の建造物などが破壊された。

その数は徐々に増えてゆき、この時点では100体前後が確認される。
人類はこれの討伐を試みたが、一切の武器が通じない。

・2046年
謎の構造物の由来については不明のままだったが、とりあえず「宇宙怪獣(仮)」と呼称された。
“space monsters (TBA)”
“space monsters (to be announced)”
“space monsters (tentative)”

新国連軍が結成され、各国が手を結びこれの討伐に乗り出したが、一切の戦闘行為が通じない。
「宇宙怪獣(仮)」は、この時点では200体前後。


・2047年
新国連軍、および各国が宇宙怪獣(仮)の討伐に取り組んだが、一切の戦闘行為が通じない。
「宇宙怪獣(仮)」は、この時点では300体前後。

・2048年
新国連軍、および各国が宇宙怪獣(仮)の討伐に取り組んだが、一切の戦闘行為が通じない。
「宇宙怪獣(仮)」は、この時点では400体前後。

・2049年
新国連軍、および各国が宇宙怪獣(仮)の討伐に取り組んだが、一切の戦闘行為が通じない。
「宇宙怪獣(仮)」は、この時点では500体前後。
宇宙怪獣(仮)の少ない土地をめぐり、国家間が争う事態に発展。
人類の経済活動、文化活動は著しく低下。 世界的に憂鬱な停滞感が蔓延し、自殺者が増加。 人々のメンタル的な部分も限界かと思われた。

・2050年
突如として、謎の使節団”Xodd”が来訪。正体不明の彼らは、暫定的に「宇宙人(仮)」とされる。
“mysterious aliens(TBA)”
Xoddより、巨大ロボット兵器(後のMoMo)が地球人に貸与される。これにより、宇宙怪獣(仮)の討伐に初めて成功。

・2051年
MoMoにより、宇宙怪獣(仮)が次々と討伐される。
MoMoの台数が100台を突破。
各国で、MoMoのパイロットとして選ばれた人物が出現しはじめる。
その一方で、各国にてMoMoの解析が進められたが、遅々として進まなかった。

・2052年
MoMoにより、宇宙怪獣(仮)が次々と討伐されてゆく。
MoMoの台数が200台を突破。
MoMoのパイロットたちが多数現れ、メディア等に露出。企業がスポンサーとなったり、行政や国家からの支援を受ける者たちが出始める。

各国にてMoMoの解析が進められていたが、遅々として進まず。
その一方で、動力源や心臓部以外の解析が進み、カスタムを施された強化モデルが登場。
色鮮やかなMoMoを駆るスタープレイヤー、エースパイロットたちが人気を世界的な人気を博すようになる。

・2053年
MoMoにより、宇宙怪獣(仮)が次々と討伐されてゆく。
MoMoの台数が300台を突破。
有名なパイロットたちが数多く登場し、世間を賑わせる。単なる人気商売から、世界的な経済活動として回りはじめる。
各国にてMoMoの解析が進められていたが、遅々として進まず。

・2054年
MoMoにより、宇宙怪獣(仮)が次々と討伐されてゆく。
MoMoの台数が400台を突破。
各国は、有名なスタープレイヤーや、腕の立つエースパイロットの獲得に躍起になる。
(金銭による買収、家族を人質にとっての脅迫、洗脳、等…非人道的なものもあったとされる)
各国にてMoMoの解析は遅々として進まず。

・2055年
MoMoにより、宇宙怪獣(仮)が次々と討伐されてゆく。
MoMoの台数が500台を突破。
この時点で、9割以上の宇宙怪獣(仮)が倒されていた。 しかし、国家間で密約が交わされ、これ以上の討伐にストップがかけられる。
(※世論の「MoMo不要論」を封じるためという説が有力)

・2056年
国家間の密約により、宇宙怪獣(仮)の討伐数が激減。
MoMoの台数が600台を突破。
宇宙怪獣(仮)の大部分が討伐されたことにより、「MoMoにより平和が取り戻された」という認識が定着。 新国連により「平和宣言」が出される。
同時に、多数のMoMoを保有する各軍事大国は「平和への貢献度」を主張。 その見返りとして領土や資源の優先的利用権を求めたことで、大国間の衝突が生じる。

・2057年
国家間の密約により、宇宙怪獣(仮)の討伐数が激減。
MoMoの台数が700台を突破。
大国間での武力紛争が表面化。 武力紛争にMoMoを使用しない、という多国間協定が制定される。
(※しかし、これは事実上ほとんど無視された)

国家ごとのMoMoの保有台数を申告し、同時に上限数を設けることが制定される。 しかし、申告されず隠匿された機体も多数あったという。
(※MoMoは事実上、地球上で最強の兵器であった為、1980年代の冷戦当時の「核兵器」のような扱いとなっていた)

・2058年
国家間の密約により、宇宙怪獣(仮)の討伐数が激減。
MoMoの台数が800台を突破。
表面的な国家間紛争は収まったかに見えたが、水面下でのテロや限定的な局地戦はむしろ激化。それらの戦闘には、もちろんMoMoが用いられた。
(※MoMoに対し、他の兵器はほとんど役に立たない為)

強化された国籍不明機や、正体不明のカスタム機、異形タイプのMoMoが確認されはじめる。
この時点でのMoMoの台数は800台前後と推定。


・2059年
MoMoを用いたテロや限定的な局地戦、衛星国どうしによる代理戦争が依然継続。
国籍不明機やテロリストを狩るための討伐組織が結成される。
この時点でのMoMoの台数は900台前後と推定。


・2060年

DR(ドレッドレッド)が現れ、国家樹立を宣言。 DRに所属しないすべてのMoMoの破壊を宣言し、大規模なテロ活動が各地で起こりはじめる。
これ以降、MoMoは台数減少へと向かう。





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