直訴状 1601〜1650


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直訴状1650  (11/06/01)  (その他)  (けんめ)
1644について
書いていらっしゃることが事実ならば,そのような医者は実名で告発すべきですよ。医者としてよりも,人間として失格なんじゃないでしょうか。埼玉の大学病院なら,数は限られますし,白血病,助教授としぼりこんでいけば数人に絞り込めますけどね。

直訴状1649  (10/29/01)  (患者)  (チタン)
60才になる私の母が2年前より、頚椎の髄内にできた腫瘍により全身麻痺になり、大学病院での出来る限りの治療のかいなく、3ケ所の病院を経て現在、長期療養型の病院にお世話になっているのですが、先日、床擦れの検査からMRSAの菌が多少?発見されたとのことで大部屋より個室に移されました。
以前大学病院に入院中も同じ症状があり、その時は付き添いの家族も病室の出入りには白衣をつけ、消毒したりとの病院側の気のつかいようだったのですが現在の病院においてはそのような事はいっさいありません。母の症状も以前とは違い、熱もなく食事も全くいつもと同じようにとっています。母も早く大部屋に戻りたいとのことですし家族の負担も今までの入院費に加え、毎月8万円もの個室料金の自己負担金が増えることになります。そんな折、朝日新聞の投稿記事に、MRSAなどの菌により大部屋から個室に移るような場合には、患者側の要望ではないので個室料金を病院側が請求するのは正当ではないというお医者様からのお話がありました。早速、母が入院している病院の院長にうちの母の場合はその記事の場合とどこが違うのかお伺いしたところ、院長いわく、私の母の場合は、現在の病院に入る前から菌を持っていて、私の母が入院した時はその院長はまだ着任前の事で、前院長が大部屋に入れたので私は関知していない。もしイヤならいつでも出ていってもらってかまわない。と言われてしまいました。ただ、現院長が着任してからすでに4ヶ月はたっております。回復の見込みは・
ネく病気に対する治療行為もなく、あとはどこも動かない身体を背負って生きていくしかない母は、在宅で介護するには家族の負担が余りにも大きく、(床擦れや、昼夜問わずの2時間置きの体交、原因不明の長期に渡る皮膚の湿疹など)病院のお世話にならざるを得ない現実の中で、毎月の経済的な負担に正直家族もまいっています。それと同時に院長の入院させてやっている的な発言には驚きと落胆を感ぜずにはいられません。母に直接接していただいている看護婦さんなどは本当にすばらしい方ばかりで母もいままでの病院にいた時よりも精神的に落ち着き、できる事ならば病院を移るようなことは避けたいと思っています。現在、菌に対する投薬をしてもらっているので、それまでの事は忘れ、院長に薬が効果を示し、菌が問題ない範囲になったら出来る限りはやく大部屋に戻していただきたいとつたえると今度は、あなたのお母さんの場合は、菌が直る事はない。と突き放されてしまいました。
専門的な知識もなく、できるだけ母にいい環境ををいう事を一番に考えると何も言い返す言葉が浮かばず、ただ思案にくれています。

直訴状1648  (10/28/01)  (薬剤師)  (ID)
私は以前は病院、現在は調剤薬局で働いている者です。
私が勤めている薬局では、1日300枚近くの処方箋を受け付けていますが、その中には、いわゆる「疑義照会」をしなければならない処方箋が大体10〜20枚はあります。その中には時々とんでもない処方箋もあります。
 用量が異常に多かったり、(小児科に多い)他に飲んでいる薬との飲み合わせが悪いなどというのも多いのですが、患者が医師から聞いていたのとまったく違う内容の処方がされている場合が結構多いのです。
 処方箋をパソコン入力している故の間違いだと思われるのですが、風邪ひいてないのに風邪薬が出ていたり(前処方をそのまま複写したため)セルベックスとセフ
ゾンを間違えるといった、薬剤名を選択する際のミス、その他、これは特殊な例だと思うのですが、医師が薬の効能を間違って覚えていた為に、低血圧ぎみでふらついている患者さんに降圧剤が処方された例もありました。
 これらに関しては、投薬時に患者さんから病状について話をしたので間違いに気づくことができましたが、何も聞いていなかったら...。
 こういったミスは、院内の薬局であればチェックできるというものでもありません。以前私も病院で働いていたのでわかるのですが、院内の薬局でも患者さんの病名まで確認して調剤しているとは限りません。
 薬局薬剤師なんて、薬を袋に詰めてるだけ、といった意見があるようですが、医療ミスを防ぐ為に少しは役に立っているということを理解していただければと思い、投函しました。

直訴状1647  (10/26/01)  (医師)  (calm/医学慨論)
【1】リチャード・クー氏の『良い改革、悪い改革ー日本経済・生か死かの選択』(徳間書店、2001年10月発行)を読んでます。前著の『良い財政赤字、悪い財政赤字』に次ぐ日本経済に対する立派な「経済処方箋」だと、感服しております。
 ところで、日本の医療事情の改善に向けての「処方箋」が書ける人は何処にいらっしゃるのでしょうか?キチンと「診断」でき、「治療」を提案できる人材が待たれます。
 もう実在されているのかも知れませんが、どなたかご存知でしたら教えてください……・いろいろ探してはおるのですが、勉強不足で見つかりません。
 もし、まだいらっしゃらないのなら、誰かがその任務を引き受けなければなりません。あるいはそういう人材の育つ環境を整備しなくてはなりません。
 ひょっとして臨床の現場で働く有能な医療従事者の方の中に、適性のある方がおられるかも知れません。でも、適性はあっても臨床に忙しくて医療改善の研究までは手が回りませんよね・・……残念です。
 医学部・看護学部・福祉学部の研究者の方達のなかにいらっしゃると考えるのが一番妥当です。でも、どこにおられるのでしょうか?
 K大学のK講師は、小生も私淑する方で、立派な提言が出きる研究者ですが、いかんせん、放射線科の専門医かつ研究者ですので、医療事情全般までは、手が回らないような印象です。
2】(27日投函)いつも書き過ぎでスミマセンです。
 確か文学者の広津和郎でしたでしょうか?冤罪事件に取り組んだノンフィクション『松川裁判』なども書いた優秀な作家ですが、氏の言葉の一つに「世の中で大事だと思われる事は、何度も何度も繰り返し語り続けなければ、世の中に普及しない」とかいう言葉もあったでしょうか?そんな訳で、大事な事かどうかは判然としませんが、今しばらくは「語り続け」させて下さいマセ。
 最近の小生の考えを整理させて頂きますと・・…………
 (一)日本の医療費は、国力(GNP等)に比較して低く押さえられている。その為、必要十分な医療施設・医療スタッフが確保されていない。
 (二)この十年の日本の不景気は、数十年に一回の特殊な「バブル崩壊後のバランスシート不況」。これに対しては長期間の国の財政支出が唯一の「治療法」なので、もうしばらくは国が(借金してでも)需要を支えねばならない。そして財政支出が不可欠なら、このチャンスに医療施設の充実・医療スタッフの充実にお金を配分すべきだ。 
 (三)医療現場での医療ミス・不適切対応などは、「人手不足」からくる医療スタッフの慢性疲労が原因の一つ。
 (四)過剰投薬・過剰検査・鮨詰め外来&病棟・老朽化病院・一部スタッフの医療技術の未熟さなどは、「資金難」からくる倒産回避行動およびスタッフ教育投資削減などが原因の一つ。………………続きは、また後ほどという事で……
 また、これに対しては色々ご意見も御ありかと思いますが、遠慮無くご批判下さいませ。ただ、ご批判にご返事は致しませんので悪しからず、願います。始めから読んでないかも知れません(笑)。論争とか批判は嫌いですので(笑)……・つまり一種の「のど自慢大会」という事で如何でしょうか。審査員は、読者の皆様です。
【3】『フロン』(岡田斗司夫、海拓社、2001、1500円)からの引用です。
・・…………………………p235・・………………子供にお金をかけ過ぎない事です。
 産業社会では、多少無理をしても、子供に多額な教育費をかけました。そうしても、あとで見返りがあったからです。
 が、今の子供は本当に「自分の気持ち至上主義」(p50・・今の自分の気持ちを一番大切にしたい。その気持ちを貫く事が信念であり、その気持ちを失う事が挫折である。「自由」こそ最も重要な価値だと教育を受けた世代の信条・主義)で育っています。高い学歴を取得して大企業に就職しても、他に興味があることが出来れば、簡単に辞めてしまうでしょう。
 また、年老いた親の面倒を子供が見ないからといって法律的な罰則は何もありません。
 「自分の気持ち至上主義」の子供が、ぼけた親を介護する、という重労働を引き受けてくれる可能性は、皆無だと考えて差し支えありません。
 こどもにお金をかけても、あとで一つもいい事はないのです。(中略)
 子供の「本当にやりたいこと」や「隠れた才能」探しに付き合っているとキリがありません。気がつくと「専門学校だ、留学だと遊び続ける大人を援助している」という事態に陥ってしまいます。
・……………………………………………了・………………………・・・……
 こう言う時代に時代に、我々は生きている訳です。ですので、重労働の介護や看護の世界に来る若者はそれだけで「大変立派だ」と、小生は思います。またもっと社会的に評価して行かないと、志す人は今後減少するでしょう。
 ちょっと思いを巡らしてみましょう。貴方も私も、将来もし寝たきりになってしまった場合、誰が下の世話(大小便処理)をしてくれるのでしょうか?誰が優しく「おじいちゃん、おばあちゃん」と声掛けしてくれるでしょう。貴方の配偶者も入院中だったら?……・自由を求めて熟年離婚してたら独居老人?・………
 自分の子供達や孫達は、そんな汚い事には鼻を摘んで嫌がるでしょう。入院費だって援助してくれないでしょう。戦後はそういう教育で子供を育てて来たのですから・・…・・・。
 そう考えてくると、介護職・看護職の皆さんの有り難さが分かって来ます。お互い、感謝したいものです。
【4】(28日投函)今日の日経新聞一面に『新療報酬3%程度下げ』と出ていました。・……引用・・…政府は2002年度から、医療保険が病院などに支払う診療報酬を3%程度引き下げる検討に入った。膨らみ続ける医療費を抑制し、医療保険財政の悪化を防ぐ。患者負担増だけでなく、医療機関にも負担を求める事で、医療改革を進める。小児医療など必要性の高い分野の診療報酬を手厚くするなどの配分も見直す方針だ・………・了・・………
 「医療機関にも負担を求める事で、医療改革を進める」ってドウ言う意味ですか?益々病院経営が赤字化し、人件費抑制で過重労働が増え、心身疲労による医療事故が増えるのではないでしょうか?苦し紛れの過剰投薬・過剰検査も増えるでしょう。残念なことですが・……優秀な医師や看護婦は、海外に流出するかも知れません。残るは我々三流医師ばかりです。不安です、我々も(笑)。
 リチャード・クー氏が言われるように、今の日本の状況では景気対策と財政再建は両立しません。98年当時の**内閣の時のように、意図に反して景気は急降下・財政赤字急増という最悪の状況に陥ります。奇しくも、98年に厚生族の**首相が、社会保障負担アップ・診療報酬を1%程度下げています。こう言う時代は、患者負担を増やせば、益々「貯蓄を増やさねば」という心理になり、消費が減り景気は失速します。
 「痛みをガマンする」政策とかなんとか言ってますが、以前医療界でも激痛に苦しむ末期患者さんにモルヒネ等を使わず徒に苦痛を放置していた時代がありました。「苦痛」は基本的に除去すべき症状です。麻酔法が発見・発明されて手術も安全かつ苦痛が少なくなりました。経済の方でも、苦痛が少ない方法論がありますので、キチンと「処方」箋を切るべきです。国の財政支出継続という処方箋は今の日本経済の「病期」には正しい処方でしょう。
 それにしても、なんで三流医者の小生が、国家の経済「処方箋」にまで口出さなきゃなんないの?(笑)ただ、岡目八目と言うんでしょうか、三流なヤツほどコンプレックスが強い為か「一流」の人間を見分けれる事もあるものです。だから、経済界一流の人間も見えてくるんでしょうか?
 くどいですが、「手術は成功しましたが、患者さんは死にました」ではないですが、「財政再建は出来ましたが、国民は死に絶えました」にならないように気をつけて欲しいです。
 ・・……ところで、「赤ひげ」ならぬ「あかひん(赤貧)」医者の小生も、いつも半額バーガー・水ドリンクという訳では御座いません。学会参加など「投資」すべきお金はキチンと使っています。先日の学会も、総費用8万円(学会費2.5万、交通費3万、宿泊費2,5万)でした。ウチでは休診した分の給料は出ませんので、「逸失利益」も入れると目が回りそうです。でもやはり、出すべきものは出さないとイケナイのです(トホホホ・…)。
【5】(30日投函)何度も済みませんです。サービスの精神を勉強する為に買った「100円古本」です。『あなたのお客さんになりたい』(中谷彰宏、三笠書房、1998)の中からの引用です.・・…………………p46・・…………………・・……
……お客さんのクレームを最後まで聞く事で、クレームの50%は解決します。
  残りの50%は、誤るだけで解決するのです。
  加えて、あと1%のサービスをする事です。
  その1%で、お客さんのクレームは「満足」に切り替わります。
  ところが、これがなかなか出来ないのです。
  まず、最後まで聞けない、ここで50点失点。
  さらに、素直に誤れない、ここで50点失点。
  何かで埋め合わせようとしても絶対にダメです。
  ミスをお金で弁償しようとしても、絶対に解決しません。
  一番肝心なのは、こころのねじれをほぐす事です。
・・……………………………………………・・………………・・………了・………・
 「クレームの半分は、聞くだけで解決する。残りの半分は、謝るだけで解決する。」という指摘には、ある種の説得力があるように思います。
 クレームを受けた時にこの法則も思い出してみたいと思います。
 小生の場合、謝る場合「辛い思いをさせてしまってスミマセンでしたね」という謝り方をする事が多いです。
 一般論として、様々な場面での対応マニュアルの中に「謝罪マニュアル」があってもいいと思うのですが・・……「マニュアルだなんてココロがこもっていない」と言うご批判もあるかと思いますが、緊急事態に際して冷静に成る為にも「マニュアル」という「御守り」は、大切です、
 そしてこの事は、医療従事者だけでなく患者さんの為にも成ると思われます。
【6】(5日投函)またしても御節介なご紹介本です。再入学をご考慮中の方へです。
 『「もう一度学びたい人」の勉強ガイド』(坪田一男、ごま書房、1999、1200円)です。著者は、東京歯科大・眼科教授です。読みやすくために成るかも?
………p17・……以前、広島カープにゲイル・ホプキンスという野球選手がいた。外国人助っ人として活躍していた人だが、今はアメリカで整形外科医になっているという.野球を辞めてアメリカに戻ってから大学で医学を学んだのだろうが、すでにプロ野球選手時代から医学の道を志していたらしい。なんでも、試合の合間に暇な時間が出きると、他の選手はブラブラしているなかで、彼は一人ベンチで医学書を読んでいたと言う。プロ野球選手でありながら、いずれは医者になろうと寸暇を惜しんで勉学に励んでいたと言う訳だ。・……………………・・了・・……
 ホプキンス氏は、広島にいた時には、広島大学医学部の解剖学教室に通って勉強もしていたようです。面倒を見ておられた解剖の教授にお聞きした事があります。凄い人だ。
・・…………・p53……僕には貯金がほとんどない。クレジットカードの支払いが出来なかった事も何度もある。僕の車は十年以上前に買ったもので、窓が開かない。ガムテープも貼ってある。「なんでこんな車に乗ってるの」と友人達は言うが、勿体無くて買いかえる気が起きない。
 しかし、たとえば、アメリカに出張に行くとき、「これで本が一冊読める、この論文が読める」と思えば、迷わずビジネスクラスかファーストクラスに乗ってしまう、やっぱり読みやすいし、現地についてからの体調もすこぶるいい。また、読まないものも多いのだが、年間の書籍代も相当な額になる。
 (中略) ここで僕が言いたいのは、自己投資にお金を使う事に不安を覚える必要はないと言う事だ。
 これからの時代は、「お金はあるけれども、能力のない人」よりも、「お金はないけれども、能力のある人」のほうがサバイブ出きると僕は考えている。
 (中略) そうかといって、生活が出来なくなるほど自己投資に使うのも考えものだ(僕の事かも知れない!)。お金がなくて生きて行けなくなったら自己投資も意味がない。資本の投下のし過ぎはリスクになる事も忘れない様に.………了……
 なかなか、ユーモラスな文章が読みやすく書かれています。窓の開かない車に乗っているところに親近感を覚えました。小生も、一年近く窓の開かない中古車に乗っていました。高速道路でのお金の支払いなど結構大変でした(笑)。
 書籍代が沢山掛かるというのも、身につまされます。ウチでも、食卓の半分は本に占領されています。3DKの部屋の2部屋は本置き場になっています(笑)。
 ではお仕事・勉強にお励みの皆さん、お身体に気をつけて頑張って下さい。


直訴状1646  (10/26/01)  (その他)  (ぷーきん)
東京のkリハ病院(そこの病院に入院してる旦那様を見舞に来てた奥さんの話では死に来た病院が作った新しい病院なのよと言っているところです)
そこの病院ではある一部といっても一人の患者(くも膜下の後遺症で入院)になぜかほかの患者と待遇が全然違うようです、その患者の面会の自由を妨げたり患者本人の自己決定をむしするような出来事がこの4月25日以来続いています。ここで又患者の気持ちを考えずに今度は転院をその患者の責任者(それも院長との密約がその人とあったみたいです)の言うがままに又だれも面会させないような病院を紹介するようなんです
こんな病院と言うよりも院長が許されるのでしょうか?
そこの院長も新任といっても50代位かと思いますけど、3月に開院したばかりで患者を増やすことだけで内情も詳しく解らないままその責任者と自負する人の言うががまま入れさせられてしまい監禁状態でした、そのことを院長に談判しても君には関係ない(一番その患者との関係が深いのに)と捨てぜりふをのこし電話をいきなり切る始末ですそんな病院及び関係者に不信を抱くばかりです。

直訴状1645  (10/25/01)  (医師)  (ラインハルト・ハイドリヒ)
はじめまして。最近は極めて希薄な蓋然性の元に、医療裁判を提訴する人たちが増えています。被害者と称する団体やマスコミの煽りもあると思います。
 これをお読みの医療関係者の中で、裁判沙汰に巻き込まれた方々は、勝たれた後で、どうか、反訴して欲しいのです。そうでないと均衡が取れず野放しになってしまいます。
 患者さんは弱者なのだから・・・と言うのは、訴状を送りつけられる前までの話です。敵意剥き出しで、非人間的で侮蔑的主張を送り付け続ける人たちには「鉄槌をくらわす!」のは当然です。
 ああいう人々を野放しにしていたのでは、医療の現実の中にさまざまな注意義務違反を突きつけられ身動きが取れなくなってしまいます。あの人たちは我々の超人的な努力と誠意、医療が不確実性のある分野であることを、敢えて理解しようとしません。
 やられたらやりかえす。丁度、テロに対してアメリカが攻撃しているのと同じ正義があると思います。

直訴状1644  (10/20/01)  (患者)  (怒る母)
はじめまして。
私の子供Aは骨髄性白血病で入院しています。
骨髄移植を受けましたが、再発し、現在は臍帯血移植を受け、準無菌室で生着をまっています。埼玉県の某大学病院です。
信頼していたB医師にこのごろ少し疑問を感じ、皆さんのご意見をお聞きしたく、投稿します。
ある診察の日に、Aがいつもと変わらずに診断を受けていて、B医師が首のリンパ節を触れたときに、「痛い」と言った一ことにたいして「つめは切ってきている、 おまえにそんな態度をされる覚えはない。診てやっているのに、もう二度と診てやらない。」と言い捨て、ドアを思い切り閉め、出て行ってしまいました。
Aはつめが痛かったのではなく、しこりに当たっていたかっただけなのに、いきなりそのような態度を取られ、呆然としてしまいました。
B医師は、Aの主治医であり、病院では助教授で忙しいらしく、質問をしても、「そのことだったら、C医師に全部言ってあるから、C医師から聞いて。といわれ続けてきた。
 Aもそういう状況をさりげなく察しており、自分の体の調子や、検査結果などはC医師に聞くようになりました。
するとB医師は「君はいつも僕には何も言わないで、C先生にばかり言うんだね。
と言う始末です。
同じような病気で外来にきた人に、「Aちゃんの様子はどうですか?」ときかれたB医師は「ああ、白血球は1000あったよ。まったく態度が悪くて、もう診てやらないって言ったら、もうこなくていいって言われたから、もう知らない」と言ったらしい。
この問題があった時、私もそばにいたが、Aは「もうこなくていい。」
とは決して言っていない。
前々からこの医師は、入院患者や外来に通院している子の母親に、入院患者の様子や治療法、検査結果の数値まで、話していることは私も知っていた。
なぜB医師がAに対してこのような態度を取ったのか納得がいかず直接B医師に話したいけれど、臍帯血で生着しなかったら再度骨随移植を勧められているため、 子供のことを考えると、今後の治療法に影響を及ぼしそうで、恐くてできません。
(B医師は骨髄バンクとの病院内で唯一の担当であるため)
あの日以来、B医師は他の患者の部屋は診察しているようですが、Aのところにはきていません。
このような不満は、どこに持っていけば良いのでしょうか。
怒る母より
この直訴状に対するコメント

直訴状1643  (10/15/01)  (患者)  (セット)
私は神経症を患って愛知県の大学病院に入院したのですが物の盗難、看護士の侮辱最後には医者が頓服薬を出さないので煙草を覚えましたひどい病院だ。

直訴状1642  (10/15/01)  (医師)  (calm/医学慨論)
【1】秋の恒例の学会に行って参りました。いやあ、皆さん、勉強熱心でいらっしゃいます。押すな押すなの大盛況でした。
 それにしても、この学会は「ひょうきん」な所もあり、アトラクションでマラソン・駅伝大会もやってました。大学や企業の「エネルギーに溢れる」若手選手がエントリーして走り回っていました。それを実況中継したりして、ホント能天気な学会で、私はこの学会が大好きです。若手と言っても46歳の臨床系の教授も、短パンはいて選手やってますから、元気良いですよー(笑)。
 それから、学会のオープニングも、ミュージカル仕立てで中々の感動ものでした。お偉いサン達も、この時ばかりは医者でなく「役者」に成り切って良い演技を見せてくれました。聴衆(学会参加者)もヤンヤノ喝采で、楽しい学会です。
 来年あたりからは、「学会」でなく、「学芸会」という名前になってたりして(笑)。とにかく、真面目と「遊び心」が適度にミックスして、いい学会です。それでいて学問水準も高く、世界的な発見や手術法の開発も進んでますから、素晴らしいと思います。駅伝走った46歳の臨床教授も、学会の講演では勿論スーツ着て、世界で始めての発見をホント嬉しそうにお話しされていました。発見内容もご自分の「持病」に関係された疾患ですので、一挙両得ですから、タイシタモノデス。
 前置きが長くなりました、ココからが、本題です。
 この学会では、「医者の倫理」に間するシンポジウムも行われました。こういうテーマは、大事な事ですが、扱いにくいので中々シンポジウムには出ないテーマなのですが、ここではしっかりやってました。シンポジウムの題名は『○○手術倫理ー手術倫理について思うことー』で、7人の演者がご講演されました。皆さん、それぞれの専門手術分野の第一人者の方々で、内容も深く感銘させられるものでした。
 その中で、一番若くしてご講演されていたのが、駅伝で走られた教授でしたが、興味深い引用もされていました。医学以外の分野の論文(ゲーム理論?)の引用でしたが、「倫理的に行動することは、社会で成功する秘訣である」という要旨でした。中々の説得力でした。今後はこういった論法が、若い人達に受け入れられやすい「倫理のススメ」になって行くであろう、と思いました。
 【2】またも古本で「100円ゲット」した本の紹介です。以前にも、ちょっとご紹介した本です。もう古本で出まわっているんですね。という事は、新本でかなりの売れ行きがあったという事でしょうか?小生は、この本は2冊目の購入です。反省のヨスガにする為に買っています。
 『よくない治療、ダメな医者』(近藤誠、三天書房、2000年、1600円)という本です。久々に「目次」の引用をさせて頂きます。
・………………………………・・・・………………
 第1章 医師の腕前の差
       ・実例・乳がん手術あとにみる技量の違い
       ・内臓手術の成否は経験数で差がつく
       ・優秀な内科医と外科医の条件
 第2章 医者が病気になったとき
       ・救急救命センターが頼りになるか
       ・手術をするなら依頼したい医師
       ・「手術がうまい」名医の危険性
 座談会1 医療消費者と語る・よい医療の見分け方
       ・「もう二度と行きたくない」病院
       ・緊急時、能力のある医師を探す方法
       ・いい病院を探している人に言えること
       ・有名病院でも科によって評判は違う
       ・ランキング本に載っている危ない病院
 第3章 あらゆる医療にひそむ危険性
       ・電話相談に寄せられた医療被害の数々
       ・手術死亡数でわかる真実の事故件数
       ・薬の副作用死が年間10万人にのぼる米国
       
 第4章 患者が被害をうけないために
       ・九割は医療者にしかわからない過失
       ・必ず一定の確率で医療事故は起きる
       ・単純ミスは医療者も防げない
       ・医師が専門ミスをおかす理由
       ・患者ができる被害を防ぐ最も有効な手だて
 座談会2  よくない治療から逃れるヒント
         ・「念のため」の検査で事故にあう人々
         ・手術ミスにつながる「バラ色の説明」
         ・薬を三剤以上処方する医師は要注意
         ・誤診かなと思ったら、すぐ転院を
         ・医療幻想が無駄な治療を増やす
         ・***産婦人科病院事件は終わらない
 第5章 病院情報はどこまで信じられるか
       ・悪評は信じてもいいことが多い
       ・病院発表の生存率は目安にならない
       ・日本医療評価機構の認定は本物か
       ・情報を取るならランキング本より患者会
 第6章 目の前の医師を見極める方法
       ・診察室での減点ポイント
       ・病院をかえる決心をすべきとき
       ・診断のあとに必ず聞いておくこと
       ・「危険がない」は「危険」な証拠
       ・人間全体をみる医者・病気しかみない医者
 第7章 あなたを守るセカンド・オピニオン
       【効用1】医者の誘導から逃れられる
       【  2】危険な検査や治療をしないですむ
       【  3】納得して治療法を選べる
     【ハードル1】主治医の機嫌をそこねたらどうしよう
       【  2】どこに聞きにいったらいいか
       【  3】すぐに治療しなくて大丈夫かと焦る
       【  4】紹介はあったほうがいいか
       【  5】入院してしまったらもうだめか
        なぜ自分で治療法を決めなければならないか
 座談会3 心ない医者の誘導を見抜く
        ・医者だから許される「暴言」はない
        ・あらゆる病気でおこなわれる医者の誘導
        ・必ず聞きたい後遺症・副作用の説明
        ・不利益な治療を承諾する患者の気持ち
        ・「患者」と呼ばれる身になったら
・・…………(第8章から終章は、またの機会に持ち越させてください)・…………・・
【3】(16日投函)『ピット・ブル』(パンローリング出版、2000年)の中に、米国の付添い看護婦の記述がありました。
・………………(p377)……唯一の吉報は、ホックマン(近医)が病院と掛合って個室が確保出来た事だ。私達はその病院に(午後)一時に到着したが、入院手続きが完了するまで3時間もかかり、その間にも色々な検査が行われた。医療保険制度の為に、各病院は独自の検査を入院条件の中に取り入れる事が出来るようになった。そこでまた新たに、脈が測られ血液検査をされレントゲンも撮られた。この病院は、これらの検査を診察料として患者に負担させる事が出来る。この検査中に熱が四十度を超えている事が分かった。入院するだけの為に長時間待たされ、更に病状が悪化した。
 やっと個室に案内された。オードリー(著者の妻)は、すぐに24時間体制で看病してくれる看護婦を雇った。この看護料は、一日なんと780ドル(約94000円)もした。しかしこの際、料金はどうでも良かった。誰かが私の側に常に一緒にいてくれないと困る。(中略)(妻は)家に戻って子供達の世話をしなくてはならなかった(のだ)。
 入院手続きが完了し、私の保険加入が確認された今、ブルークロスがカバーする医療サービスをとことんまで受けられるようになり、次から次へと医者と看護婦が部屋に入ってきた。みんな手には注射器を持っており、血液採取を何回も行ない色々な検査が実施された。(中略)医者に自分の状態がどうなのか尋ねたが、全く無視された。彼らにとって、私がチャンピオン・トレーダーだという事など全く関心がなく、ただ一人の患者に過ぎなかった。ここでも私の味方になってくれる人が現れた。オードリー(妻)が雇った看護婦エスター・フレデリクセンである。エスターは、医者が私の質問に答えるまで問い詰め続けた。それに彼女が手順を全て把握するまで、誰にも私に指一本触れさせなかった。(中略)(エスターは)頻繁に私の状態を確認しては、医師や看護婦に質問し指示を与えていた。
 それでも、医師たちや看護婦たちは私のベッドの周りをうろついていた。エスターは、何故大量の血液を必要としているか、私に説明してくれた。(中略)「エスター、どんな治療方法がウイルス感染には効果があるの?」この(私の)質問に、エスターは今まで聞いた事もない医療専門用語を次から次へと用いて答えたので、ただかなり時間のかかる治療になるのだろうと感じた。そうこうしているうちに、また看護婦達が新たな管を私の腕に刺し込み始めた。
・・…………………引用了…………………………………・・
 この本は、米国の有名なトレーダーの自叙伝なので、殊更米国の医療状況を美化もしていなければ問題視する事も無く、自分が見た有り様を記述していると思われます。
 ここで小生が感じた事は、@付添い看護料は、流石にアメリカ料金である。付添い看護料は恐らく個人負担。A米国の医者も、何故か患者の質問を無視する(患者があまりにウルサカッタリ、無礼な質問だった?)。B米国の付添い看護婦は、依頼者(患者)の為にトコトン働く弁護士のような存在か?C付添い看護婦が、病院の医師や看護婦に「指示」を出してしまう所が凄い。それにしても付添い看護婦自身が納得できなければ、入院先の医療スタッフにさえ指一本触らせないのなんて本当だろうか?D病気や検査に関する患者の質問に対して、病院スタッフに代わって丁寧に返答している付添い看護婦だが、患者に医療知識が足りないと「ちんぷんかんぷん」になる。患者である著者は、有名大学・大学院卒なので、理解力は在る筈・・。E米国も検査がかなり多そうだ。診断・治療に必要な以上に、医療訴訟に備えて、検査データ(証拠)を集められるだけ集めておこうとするのかも知れません。F「うろついている」と表現されるほど、医療スタッフは多いのかも?Gもしこの著者が、保険に入っていない事が判明したら、米国ではどうなるんでしょう?折角辿り着いた病院から門前払いされ!
るのでしょうか?
 そんな事を考えさせられました。
【4】(17日投函)『よくない治療ダメな医者』の目次の紹介続きです。著者のK先生も、あまりこういう話しばかりだと、医学生などの士気を減退させてしまうのではないかと、『医原病』の中でおっしゃてましたでしょうか。引用している自分も、何となく医療にプライドが持てなくなりつつあるのを感じます。これで良いのでしょうかネ?
・……………………………………・
 第8章  受けて得する医療・損する医療
       ・患者に不利益な治療をする医者がいある
       ・かぜで治療してもらうのはいいことか
       ・医者が教えない解熱鎮痛剤の副作用
       ・「薬で熱を下げる」は非常識
       ・オランダの家庭医のガイドライン
      
 第9章  慢性病・患者と医師の落とし穴
       ・慢性関節リウマチにみる薬との付き合い方
       ・人工関節置換術を勧めるのは医者の蛮勇?
       ・手術後にも濫用される抗生物質
 第10章 「予防」という言葉を疑うわけ
        ・脳ドックで動脈瘤が見つかったら 
        ・それでも予防手術をうけますか
        ・偽りだった動脈瘤の破裂率
        ・なぜ医師はいらない手術を勧めるのか
        ・後遺症を負っている人はもっと多い
 第11章 コレステロール低下薬にみる嘘
        ・高コレステロール=病気という図式
        ・何百万人もが無用な薬を飲んでいる
        ・低下薬の販売に協力する医師のメリット
        ・五十歳以上の女性の四割が高脂血症
    
 第12章 治療に意味があるかどうかを知る方法
        ・EBMは患者にとって両刃の剣
        ・治療をうけるかどうか決めるのは患者本人
        ・素人にできるEBM
      【ステップ1】治療の根拠となるデータを要求する
      【    2】英語の論文があるかどうかをチェック
      【    3】もらうデータは必ず原論文を
      【    4】意味がないという論文結果は信用できる
      【    5】データはくじ引き試験がベスト
      【    6】副作用や後遺症情報の読み方
      【    7】データを判断するときはマイナス思考で
      【    8】自覚症状がないときの治療方法こそ要注意
      【    9】生存率や死亡率の有無も分かれ目
      【   10】簡単に出来るグラフの読み方
      【   11】適切な治療かどうか価値判断する
 終章  あとがきに代えて
       ・根拠のない医療がおこなわれているわけ
       ・不要な治療や検査に近づかないという選択
・・……………………………以上です・・…………………………
 ちなみに、座談会に出席された医療市民団体は、@イ○アフォー、A医療消費者ネットワーク・○コ○、B医療を良くする会・あい○ホスピス研究会、Cたんぽ○、の皆さん方です。
5】(18日投函)よくファミレスなどで、お茶するのですが、いつも思いますのは、喫煙者の多さです。勿論、個人の自由・権利ですので、文句言う方が間違っているのでしょうが、「清浄な空気を吸う権利」とかも考慮して欲しいかな、とも思います。
 確かに禁煙席は設けられていますが、室内の換気状況はまだまだ不十分で、従業員サン含めてミンナ仲良く副流煙を吸わされてます(受動喫煙)。また最近増えているのが、若いお母さん同士が子供連れでファミレスにいらしての御喋り(井戸端会議?)です。始めは微笑ましい風景ではあるのですが、お母さん方がタバコをスパスパ吸い始めると一転して気の毒な風景です。かなりのタバコの煙を幼児達は吸わされてマスでしょう……
 それからファミレスなどに入店する時、案内の方が、「おタバコをお吸いになられますか?」とイチイチ確認されておられますが、あれって一種の「喫煙の勧め」みたいになってませんか?テレビコマーシャルと同じで、人間の潜在意識を刺激して、喫煙行動を助長しそうです。タバコ会社サンから広告費頂いているのかな?(笑)
 出来れば「禁煙席・一般席(喫煙も可という意味)、どちらになされますか?」と聞いていただければ、「そうだ、私は今禁煙中だから、禁煙席にしよう」てな風になりませんかね(笑)。
 最近躍進中の「ス*ー*ッ*ス」というお洒落なコーヒーショップですが、店内禁煙にしています。綺麗な内装とインテリアもさることながら清浄な空気はとても「美味しい」です。素晴らしいお店が出来てくれて小生は喜んでいます。
 ついでながら、長年の喫煙行動の為か、老年期に入って肺気腫で苦しんでおられる方が増えているそうです。あまりのシンドサ(呼吸困難)に、ついつい医者に文句言う方もおられるそうです。曰く「タバコを吸うと肺がんになるとは聞いていたが、肺気腫になるとは聞いてなかったぞ!」と。暗に「医者の説明不足でこうなった」とおっしゃりたいのでしょうが・・……責任転嫁で少しは精神的に楽になるのであれば、敢えて反論する医療従事者は少ないと思います。「自業自得だ!」なんて、やはり患者さんを傷つけますし…・…そんな事言う権利は誰にもアリマセン・・・・
 それから、救急医療は一昔前から比較すると改善傾向にあると思いますが、まだまだ不備の点が残るそうです。そんな状況下で、何故か車の無謀運転が減っていないような気もします。運転に自信過剰になっているとトンでもない事故を引き起こし得ます。スピード違反、信号無視、飲酒運転などは良く見かける風景です。自動車事故を減らせれば、救急医療にお世話になる頻度も減らせます。医療にかかる頻度が減れば医療事故頻度も減ります。簡単な算術ではないでしょうか?ちなみに小生は、三流とはいえ医者ですので、算術は得意です(笑)。
 言いにくい事ですが・……「救急医療のスタッフが無愛想で思いやりがない」とか言う方もおられますが、「貴方が無茶な運転で事故を起こさなければ良かったのだ」という反論も一応成り立ち得ます。「貴方の事故のせいで道路は渋滞してしまい、皆の迷惑になっている」と言い放つ勇敢な(?)マスコミさんはいませんかね(笑) 「事故にあって大変な目にあっている気の毒な『被害者』に向かって、なんて事を言うんだ。人でなしめ!」と罵られそうですね、こんな事書くと・……。でも他人の無茶な運転の為に、「本当の」被害者になった方と同列で論じる事は無理があるような気もします・・・・・・・。
 もし救急患者が2人いて、一人は自動車事故の加害者でもう一人はその被害者だったと仮定します。傷害の程度が同程度で、種種の事情でどちらか一人しか治療できない状況になった場合はトリアージ(患者選別)される訳ですが、やはり被害者優先でしょうね………・・…………祈願・交通安全・………
【6】(21日投函)いつも落書きのような内容でスミマセンです。今日の落書き(珍案・愚案)は、「お笑い・医師の新分類」です。
 小生は、この目安箱では、「三流・藪ダメ医者」のキャラクターで登場させて頂いてます。実際そうなのですが、一応こういうキャラを創作して、言い難い事を好き勝手に(笑)書いてきた訳なのです。そして段々と、これは意外に「医師分類」に使える可能性もあるように思えてきました。まあ、一種の「妄想」ですが、暇な方は読んで見て下さいマセ。
 世間一般では、医師を(1)立派な医者、(2)藪医者、(3)悪徳医者の3分類で分けているようです。悪徳医者が非難されるのは当然ですが、藪医者は馬鹿にされつつも仕方がないものとして一定の社会的容認がされて来たように思われます。勿論、立派な医者が一人でも多く自分の住む近所に(笑)居て欲しいという願いは、万国共通・人類の歴史共通の願望だったでしょうが・………
 小生の新分類は、@一流医師、A準一流医師、B三流医師、C番外医師の4分類です。旧分類の(1)立派な医師が、新分類では主に@一流医師とA準一流医師に入るでしょうか。(2)藪医者がB三流医師、そして(3)悪徳医師がC番外医師に主に分類されます。
 このように分類すると、今まで無理やり3分類に分けられてしまって実態が見えづらくなっていた医師形態が、姿を現して来そうです。
 例えば、意欲的で献身的な研修医さんなどは、旧分類では何処にも居場所がありませんでした(笑)。新分類では、目出度くA準一流医師の中に分類出来るのではないでしょうか?まだ、実地研修中ですので@一流医師では荷が重いですよね。B三流医師では、士気(やる気)にかかわります。C番外医師だなんて、長い勉強期間を過ごし国家試験にも合格された方に失礼です。と言う訳で、将来の一流を目指して頂くポジションとして準一流と言う訳です。
 奮闘努力にもかかわらず、一流になれなかったとしても、準一流の肩書きは立派な肩書きとして保持する事も可能です。小生のように、準一流もシンドイという方は、しょうもありません、B三流医師に成り下がるしかないです。でも、ココが肝腎です。旧分類では、成り下がったら藪医者になってしまいます。
 しかし、藪医者と三流医師では、違いがあります。三流医師の方は、今後の心掛けや努力によって準一流(更には一流も?)に昇格する可能性のイメージが残っています。藪医者の方は現状に満足しているという固定的なイメージです。というか、ご自分が藪だと言う自覚が少ない感じです。自分の手に負えない患者も抱えて自責の念も無いという感じです。三流医師の方は、まだ三流という自覚がある為、自分の手に余る患者は上級医師に送ると言う行動が取れるイメージです。この差は大きいですよ。
 ・・…………「ヒポクラテスの誓い」に「患者に危害を及ぼすな」という金言がありますが、「三流医師の誓い」(通称・ヘボクラテスの誓い・笑)では、「手に負えない患者には手を出すな。自分より有能な医者の所へ早く送れ(アドバイスを聞け)」という金言があり得ます。・・……・……………
 それから、一流医師・準一流医師でも、不可抗力的に医療事故を起こした場合でも、一旦格付けは三流医師になって、また善行(笑)を積んで昇級して行くという精神的敗者復活もイメージ出来ます。また現状のハードな勤務に疲れたら、無理されずに、自主的かつ一時的に三流医師に成り下がって、「のんびりまったり」勤務で疲れを癒して下さい。再び元気がでたら、一流・準一流に見事カムバックされて頑張って下さい。有能な医師の方々の、「緊急非難地」として三流医師ポジションは使えますよ(笑)。
 (3)悪徳医者も、最初から酷かった訳では無かったのでしょうが、道を踏み外し一旦悪徳医者というイメージを自他ともに持ってしまうと、精神的レッテルの変更は難しいのでは?その点、C番外医師では、心を入れ替えてセメテB三流医師になろうという「更正」の機会もあり得ます。勿論、悪徳医者は、医師免許剥奪や裁判・刑務所送りが真っ当な処置だと思いますが、そういうシステムが完備されていない現状では、自己更正を促すイメージ操作も必要なのかも知れません・・・・・・・・。
 いやあ、今回は青年の主張ならぬ、三流医者の主張になってしまいました。笑って、お忘れ下さいマセ・………。
 【7】ちょっと書き過ぎですかね。以前ご紹介の「元ナースの漫画家」さんですが、最近『やんドル』(岸香里、幻冬社、2000年)と言う本も出されてます。
 著者は、看護学校時代に○○館マンガ大賞に入賞しているそうです。卒後は、整形外科医院、産婦人科医院、総合病院に勤務されたそうです。現在はマンガとエッセイに専念中だそうです。
 看護婦をモチーフにした漫画は、他のマンガ家さんによる『オタンコナース』(全6巻)とか色々出ていますが、小生はこの著者のマンガの方が好きです。エッセイもお上手です。絵画的表現のエッセイですが、間の取り方といい生きた言葉の選び方と言い、「うまいなー」といつも感心してます。
 思いますに、看護学校の授業には「文学」あり「教育学」あり「哲学」ありで、中々豊富な教養科目があります。こういう所で、受験に国語があるのに加えて「言葉のセンス」を磨いているのかも知れません。・・……ついでながら、医学部にも国語・哲学・教育学はあってもイイと思うのですが・・………教養部で選択すれば少しは勉強できますが、選択しなければ触れる機会はありませんでしょうか・・…………
 「賢い人とは、全ての人から学び得る人」とかいう外国の諺があるそうです。  我々も、素晴らしいマンガからも、多いに学んで行きたいものですネ。
【8】直訴状1636(ありさん)の方へ。小生の直訴状を好意的に御読み頂き有難う御座います。一つだけ、付け加えさせて頂いて宜しいでしょうか?
 「一生懸命でいい人も沢山残っておられる」という法則も付け加えさせてください。実際にそうだと思いますし・・……。確かに「いい人ほど早く辞めてしまう」法則とは、矛盾します(笑)。「論理的」に言えばそうなのですが、なんと言いますか「条理的」に言えば矛盾はない(笑)と思います。世の中、「論理」と「条理」のバランスで成り立っておると思いますので、如何なものでしょうか?「条理」とは物事の筋道というか、人の従うべき道理とかいうニュアンスです。
 シンドイ状況で頑張っておられる看護職の皆様に、感謝の意を込めて付け加えさせてくださいマセ。
 【9】(22日投稿)「自律的健康作り」について一言。
 @ 最近、小生の住む町では、朝晩二人位で連れ立ってオシャベリしながらウォーキングする方達が増えています。適後な防寒服を着て、「反射板」を肩からかけて自動車運転者に自分たちの存在が分かり易くなるように工夫しておられます。
 昔の方が丈夫だったのは、良く歩いたからだと言われています。現代人が、生活習慣病に悩まされているのは、身体を動かす事(特に歩く事)が減った事と関係しているそうです。そう言った意味合いで、ウォーキングの人気が高まりつつあるのは良いことだと思われます。気心の合った人と、またウォーキングが好きな同好の士と語らいながらのウォーキングは、健康に良さそうです。傍から見ていても、ご健康そうなお顔を拝見出来て、「いいな」と感じさせられます。その点、ジョッギングな方達はちょっと苦しそうですし、他の歩行者を邪魔者扱いしている表情も垣間見れて、敬遠したい方達です(笑)。
 A 田舎では減反政策の為、休耕田が増えていますが、そこにコスモスなどを植える行政指導(?)がとられており秋には綺麗な御花畑になります。三三五五(さんさんごご)近所の人や遠くから御花見にやってきた人達の間で「オシャベリの花」も咲いてます。
 B 日帰り旅行が安く楽しめるようになって来ました。5000円程度で、日帰り観光バスでちょっと遠出の景勝地巡りは、良い気分転換です。簡単な御弁当付きだったりしますので、気軽に参加出来ます。皆が自家用車で走り回って排気ガスを撒き散らすより、環境にも良いのかも知れません。また、幸い自然に恵まれた日本ですから、ちょっと遠出すれば素晴らしい景色の場所は沢山あります。
 こういう自然・社会環境もあって、日本人の平均寿命も伸びてこれたのでしょうね。有り難い事です。
 C ただちょっと気掛かりなのは、国民的娯楽の一つであるパチンコです。  
 時々、トイレをお借りするので(笑)悪く言いたくは無いのですが、室内の空気はタバコの副流煙でかなり汚染が進んでいると思われます。換気もされてるのでしょうが、完全には程遠いような気がします。こういう中で、長時間&長年パチンコをすると少なからず健康被害があるのではないでしょうか?従業員さんも同じ環境の下で長く働いておられるので、彼らの健康も心配されます……・・。
 経済競争激化で貧富の差が大きくなりつつある日本ですが、その他にも健康状態の「貧富の差」も広がって来ているようで残念です。
【10】100円古本のご紹介です。『福祉は投資である』(岡本祐三、八田達夫、木村陽子、永峰幸三郎、他、日本評論社、1996、1800円)と言う本です。
 この本は、医療や介護という福祉施設・福祉サービスが、高度経済成長政策の中で「お荷物」として扱われ、不当な扱いを受けてきたと述べられています。こういった事実に対し、単に反発するので無く、「経済原則」という相手側の土俵にあがって、実は福祉にお金をかける事は内需振興などの有益な経済的利益に繋がる「投資」たり得るのだ、と論を進めているところは流石だと思いました。
 著者の皆さんは当時、某病院内科医長・某大学社会経済経済研究所教授・経済学部教授等々です。
【11】(22日投函)厚生労働省は、珍しくすばやく炭疽菌に対する警戒要請の文書を各病院・診療所に配布したようです。片田舎の我が診療所にも届きました。ただ具体的な対策までは書かれていなかったようで、心許無い限りです。手元の『感染症の診断・治療ガイドライン』(日本医師会編、医学書院、1999)では、p135に四類感染症として記載されてます。しかし、『週間文春』(10・25号)などの記事の方が詳しかったりして慌てて購入です。「開業医も知らない特効薬・治療法公開」なんて書かれては、買わずにはおれません。・・…確かに詳しい(正しいかどうかは感染症が専門でないので不明)。
 ちょっと前に出た本ですが、『バイオハザード』(ケン・アリベック、山本光信訳、二見書房、1999、1900円)は、この辺の事情を考えるのに参考になりそうです。
 著者紹介によれば、アリベック氏はカザフスタン生まれ(旧ソ連領)、トムスク医科大学軍事学部卒業(医師)。ソ連の生物兵器製造組織に入所。ペスト兵器とツラレミア兵器の研究開発により微生物学の博士号取得。ついで炭疽兵器の大量生産技術を開発して理学博士号取得。1987年から1992年まで、生物兵器開発の実質的リーダーの役目を担う。1992年、家族と共に米国に亡命。以来、米国の軍事諜報部に情報を提供し、現在は防衛用生物学の研究に従事している、そうです。
 なんか恐ろしい事に従事した人が書いた懺悔本みたいな本です。第7章「スベルドロフスク事故」では、1979年3月にソ連国内で起こった炭疽菌兵器の漏洩事故が起こった時の事を告白しています。のちのソ連政府発表では、96名が発病し66名が死亡した、と書かれています。
 今後は、医療従事者も「サリン」や「生物兵器」による疾患と対峙せねばならなくなりそうです。ラッサ熱などでは、アフリカで少なからぬ医療従事者が患者から感染し死亡したようです。こころして掛からなければ成らない時代になりました。
 『安全と水はタダである』と思い込める時代ではなくなっているのでしょう。
【12】『○○取りの商法』(○○○、ワニの本、1983年)から引用です。
・…………………p96・・………(当社では)、社員の為に、毎年1000万円の金を捨てている。と言っても、なにも溝に捨てているのではない。社員とその家族に万一の事があった時に備えて、東京の荻窪の**病院と大阪の**病院に合計1000万円を払って、ベッドを確保しているのだ。社員とその家族に、もしもの事があっても、ただちに手術が出来る体制を整えている。
 だから、日曜に倒れて病院をタライ回しされているうちに死ぬような不安は、わが社の社員に関してはない。昨年も一昨年も社員で倒れて担ぎ込まれたものはいない。だから年間1000万円、4年間で4000万円も丸損している計算だが、その為に社員が安心して働けるのであれば、結局は会社にとってもプラスになる。
 全社員とその家族には、いつでもこのベッドが使えるようにカードを渡してある。そうやって社員の万一に備えている会社は、日本にもまだ沢山はない。社員の為に金を捨てる事を惜しんではならない。
……………………引用了……………………………………・
 この会社の創業社長は、持病でカロリー制限している人だそうですが、「マダマダ日本人は摂取カロリーが足りない」と全社員・アルバイトに激を飛ばしているような方です。日本人の健康はイザ知らず(笑)、社員の健康には気を配っているように感じられます。医療機関も、せめてこの会社に見習って、従業員の健康に配慮するようになって貰いたいものです。


直訴状1641  (10/10/01)  (患者)  (言い返せなかった母)
埼玉県幸手市の2児の母親です。次男が腹痛で、隣町のK病院小児科に初診でかかりました。その日は非常勤の女医さんが当番でした。主訴の腹痛を見ていただき、そのあとで、女医さんは、次男の身長を計り、身長が平均より低いことを指摘し、治療法、それの検査があること、など情報として伝えてくれました、しかし、勿論任意であること、治療時期なども教えてくれて、また翌日腹痛の検査結果を聞きに来るように、とおっしゃいました。翌日、再診でかかりましたが、その日は、常勤の小児科医M川先生でした。もちろん私達は初対面です。検査結果が出て、腹痛に関しての状態はいいとの事、私はその日はそれで終了と思っていました、しかし、M先生は、身長が低いようなので、手の骨で見る骨年齢を計る検査をする、といいました。私は、『その検査、今日するんですか?』と聞くと、M川さんは、『したほうがいいでしょう』と言いました、私は、今日はしなくていい、とだけ言いましたが、先生は、『何で検査しないの?』と聞き返し、治療をすれば身長が伸びる、お宅の子は、極端に背が低い、他の人はみんな検査したがっているのに、お宅の子ぐらい小さくて、治療しないでいるわけないでしょう、第一身長が低かったら困るでしょう、と言いました。困るって誰が?それに、昨日の女医さんの説明によれば、全部の人が治療対象になるかどうかと言う問題もある、治療の苦痛、副作用に付いて、などデメリットもあるとのこと、常勤のM川先生は、そんなことは一言もおっしゃいませんでした。私達親子におっしゃったのは、傷つく言葉だけです。看護婦に、次男の身長を計るように指示を出したので、私が、『昨日も先生に計って頂いたので、そこに記入されていませんか?』というと、もう一度計る、と言って、看護婦の『99cmです』の声に、M川先生は、わざとなのか、大袈裟に、『ええええーーーーー???きゅうじゅう、きゅう、、きゅうじゅうきゅうせんちだって〜〜〜????』とわざわざ区切って、おっしゃいました。子供が傷ついていないか、それだけが心配でした、私も幼児の頃は身長が低く、現在でも、とても低いのですが、先生が困るとおっしゃった、何が困るかって、そういう心無いことをいう人が一番困りました。私は、この先生はこれでも小児科医なんだろうか、と思いました。我が家では、子供達に(長男も身長が低いので)治療をするかどうか、いまだ心に決ておりません、治療も大変そうなので、時期を見て子供にも話して、みんなで決めようと思っていた矢先でした。患者を治療する、治して、癒す。この小児科医であろうM川先生は、そこをどう考えているんだろうか、と思わざるを得ない、非常な配慮に欠ける発言に、私は立腹しつつ、がっかりし、子供達が傷ついていないかが心配でした。悲しいけれども、そういう、感性の欠片もない人が世の中には居るのだと言うことを教えなければなりません。私はその後の先生の話には、耳は、右から左に、言葉を聞き流し、口をつぐみ、心を閉ざしてしまいました。先生の話が途切れたのをきっかけに、腹痛の診察のお礼だけを述べて、病院を後にしました。この先生には、人の心をもっと勉強して欲しいです。とは言っても2度とこいつに診療してもらおうとは思いません。

直訴状1640  (10/09/01)  (患者)  (ユウ)
この掲示板を読ませて頂いていると患者という立場だけでなく激務を日々こなしておられる医療関係者の方々の生のお話も聴くことができ医療に対する考えや問題意識もいろいろな立場によって、異なることがよくわかり、違う視点を知る事ができるのでとても勉強になります。
私の立場はと言えば、医療過誤被害者です。
といっても、私のケースで、医療裁判にしても勝てないと弁護士に言われ、裁判に持ち込む事を断念した為世間的に、医療過誤に遭ったと言っても信じてもらえるかどうかわかりませんが。
定期検診のつもりで行った病院で検査中に事故に遭い、手術、その後は、起きている事もままならない状態になってしまいました。
でも、医者は病院側に責任はないと言い張りました。
協力してくれる弁護士にも巡り合えませんでした。
医療問題弁護団等の弁護士でも結局は、仕事を探しに来ているだけなのですね。
言葉は悪いかもしれませんが、楽して儲かる仕事を物色しているんです。
弁護士とはいっても、犯罪者の弁護に心血を注ぐほどには一生懸命にはなりたがらないようです。
それは、今更になってからわかったことですが。話がそれてしまいましたが、、、。
人の人生を破壊しておきながらその後も平然と続いていく日常が与えられている医者目の前で痛め付けられている人間を放置できる弁護士そういった与えられている地位ほどにその責任を果たす気もない人達が本当に許せません。
考えないようにしてはいるつもりでも癒すことの出来ない悔しさに押しつぶされそうです。
同じような思いをされた方とお話がしたいです。
abby1@lycos.ne.jp

直訴状1639  (10/07/01)  (医師)  (calm/医学慨論)
【1】米国の医学部受験も検討されておられる方への参考本です。
 『医学生ガイダンスー学びのテクニックと心の健康法』(R・ウイリアム・ベッチャアー著、田中勧監訳、MEDSI出版、1989、2500円)。著者は、確か臨床心理学で博士号を取得した後に医学部に入り直した方です。医学部で学ぶにあたっての「心の健康法」に注意すべきだと説いている部分は、さすがに臨床心理学の専門家です。以下、何箇所か引用してみましょう。
・………(著者の序より)・・・・・本書は、医学校の1,2年生や医師になることを真剣に考えている人達に向けて書かれたものです。医学進学過程の学生に役立つ章もありますが、未来の医学生にとっても、医学校の持つ潜在的な危険性と充足を早くに知っていれば、自分が本当に医師になりたいかどうかを判断するうえで非常に役にたち、医学生になったときによりよいスタートをきることが出来ると確信します。 (中略)重苦しく耐えがたいのは本当の科学(学問)ではなく科学主義です。遊び心は、私達が過度に真面目になり過ぎる事への最も確かな解毒剤なのです。
 (中略)医学教育における最も深刻な欠陥は‘魂’の欠如なのです。優秀な人材や印刷物が溢れるほどあっても、メヂカルマシーンの心を論ずるものはほとんどありません。医学校での勉強の問題と人間的な問題にもがき苦しみながら、学生の行き付く所は、自分のしていることに意味を見出せず、信念の欠如、人間的きずなの欠如、将来の仕事との関連の欠如の痛感です。ただ、生き延びて行く為に、医師になるために必要だと要求される事柄に我が身を捧げ続けながら、本書を書き終えた後の、私のインターンとしての経験は、私の確信をさらに深めたに過ぎません。
 つまり、修行の若き医師たちが、皮肉と「燃え尽き」から自分を守るには、自らすすんで自分をいたわり、自分の価値観に表現の機会を与えてやる事が絶対必要だという事です。自分のキャリアにおける早い時期に自分自身の成長と言う事に気がつけば、将来の患者は、単に技術的に優れているだけでなく、生き生きとした人間としての医師に人間として接して貰えるであろうと期待できます。
……………(p229)………・私の父は、「病院は危ない所だ」と言うのがクセでした。父は院内感染や医原性疾患の危険を指していたのですが、私には別の意味の危険が感じられます。つまり、病院ガ患者のみならずスタッフの人間性をも亡くしてしまう事です。最近、私が経験した二つの例を紹介します。これはけっして私が知っている最悪のケースではありませんが、間違い無く典型的な見本です。(中略)
 この二例はの医師たちは「悪い」人ではありませんでした。私は非常に思いやりのある人でも冷たい人に変わり、「出来損ない」とか「ゴミ患」と言って患者を馬鹿にするようになるのを見て来ました。それは、どんな人でも自分を見失って非人間的になってしまう可能性から免れず、人を人でないように扱う事ができる、と考えさせるに十分でした。
 長時間の勤務、過酷な作業、不十分な睡眠時間、人間として最も基本的な欲求を満たす事も出来ず、病院の外から自分を支えてくれる者と無理やり引き離され、そうした状態の中で私たちは先が見えなくなってしまいます。非人間的な状況が非人間的な気持ちや行動を作り出します。患者への思いやりを減じさせる事を防ぐ為には、自分自身の欲求にも敏感であり続ける事しかないのです。
 (中略)自分の周囲の人達はどうあれ、自分自身にムチ打つ事は医師になるために必要な事ではありません。
 (中略)自省のみを勧めるような教育をする人には、一貫して誤りがあると思われます。自分の内面を探り表現する事を許せずして、そして自分の欲求を十分大切に扱う経験を経ずして、優秀で人間性に溢れた医師になるのは難しい。だからといって、人を脅かして医学から遠ざけようとしている訳では決してありません。実際、医療の非人間性に非常に苦しめられた人こそ、一層医学にしがみついてくれるよう力づけたいと思います。何故なら、そういう人こそ医学がいっそう必要としている人だからです.
・・…………………引用了・・………………………………
【2】(7日投函)続けて引用させて頂きます。(米国の本には、具体的で生々しい本がありますね。)
………………………(p231)………悲しむ時がある一方、笑いもまた心を清める感情で、それに対しても素直であって欲しいと思います。
 医療に関係する人が、深刻な病気について冗談を飛ばしているのを耳にしたら、大抵の一般人は仰天するでしょう。時には、こうした冗談は度を越してしまい、よくて幼稚、悪ければ患者を卑しめます。患者の事を笑ったり、いつも物笑いの種にする事は、たとえ勤務時間以外の事でも、正当化できる理由は全く見当たりません。ですが、もっとも深刻な事でさえ必ず無症候的にばかばかしい事に近づくのです。
 医師は、避けられない運命をかろうじて食い止めたり、最後の瞬間を引き延ばしたり、それも理性が安らかな瞬間をと叫んでいる時でも、あるいは自滅の道を歩んでいる人でも、治療を要求する患者を世話しなければならないといったトンでもない使命に対応しています。こうした状況の中では、絶望の他にはユーモアしかないのです。
 建設的なユーモアと皮肉との間には、そして、耐えられない感情からの一時的な逃避としてのユーモアと人を動揺させ得るもの全てに対して平素の反応としてのユーモアの間には、はっきりとした一線があります。私自身の経験から言えば、いつか別の時に、事柄が持つ意味を冷静に捉え直せれば、患者について冗談を言っても差し支えないと思われます。
 自分の感情同様、自分の人間関係も積極的に大切にしていかなければなりません。病院に長期間隔離されているとき、配偶者や友達といった自分の大切な人と接触を保つ努力は大切です。
 (中略)病院という非人間的な組織の中で、ほんのわずかな時間しか触れ合えないという現実にあっても、人間的な繋がりを育てて行く事は可能です。スタッフの名前を覚えたり、その人達に心を開いて接する機会を捜し、不特定多数の医学生より、少し人間味のある興味をそそる存在としてスタッフに映るようにする事です。
 (中略)医学生として、自分は力のない存在のように感じられるかも知れませんが、同時に医師としての振舞い、管理し指示を出す事を始める事も期待されています。あいにく、医学の分野に集まって来る人達は管理者になる事が好きな人達のようで、実習の間にこの特性を強化しています。礼儀や尊敬の念、協力しようとする意志などによってこの態度が和らげなければ、最終的には自殺行為になります。こうした傲慢な態度は病院外の人間関係にも持ちこまれ、貴方にも貴方の周りの人にも個人としての人格が失われるからです。
 (中略)患者や学生の面倒を特に良く見てくれる臨床の教師とは長く接触を絶やさないようにすれば、いっそう慈しみ深い医師になれる事でしょう。そうした教師を眺める時、将来の自分の姿に対するひらめきが得られるものの、まだそのレベルに達していないからといって自分の事を決して悪く考え過ぎない事。
・・……………………引用了・・………………………………・・
 訳された方々のご苦労には感謝しますが、全員が医師の方々で翻訳の専門家ではない為、意味が分かりづらい所も、少しですがありますね。
【3】(6日投函)古本屋で見つけた本です。『医者の歯ぎしり』(庄司 肇、南窓社、昭和52年)という本ですが、著者は、眼科の開業医サンだそうです。書かれた当時は50歳位だったそうです。小説や評論も書かれている才人です。その為か、文章もこなれていて読み易いです。
 昭和52年発行ですので、今から25年位前の医療現場の事を縷々述べられています。そういった意味で、この25年間の医療事情の変化を垣間見る事ができます。
 また、開業医という第一線で活躍される医師としてのプライドと、「独立自営」という立場が、かなり自由な発言を可能にしているようです。
 気になった所を、少し引用させて頂きます。
……………………(p87)・・………医者にはジンクスがある。手術が一番適切な例だが、紹介状のついた患者、もらい物を沢山した患者は、必ず失敗するというのである。全部がそうなるのではなく、そういう窮地に立たされる場合の確率が多いのである。これは、そう言い切って良いのかどうか分からないが、邪念が或る為に却って手元が狂ったり、判断を誤ったりする為であろう。医者も平凡な人間である。私達は、家族の診断治療はやらない。どうしても感情移入があって、見立て違いやヘマをやるのである。同じ事だと思う。(中略)だから、医者側に対しても、それ以上の感情移入をしてくれる事を期待しないがいい。
・・…………・(p96)・……「医者を選ぶのも寿命のうち」と言う名言があるそうである。とすると、救急車のハンドルさばきも同じ事で、寿命のうちになろう。昔の人はこれを、「運」と言った。運のいい人は助かり、運の悪い人は次々と不運なネックにぶるかって時を過ごし、失わなくても良かった生命までなくす破目になる。こうした緊急事態の評価は、現場に立ち会った人でなければ分からない。後になって、ああすればよかった、こうした手を打つべきだったと断罪した所で意味はない。どうして当の医師がとがめられる前に、救急隊が、その前に救急体制に万全の対策を取らなかった自治体の責任者が責めを負わせられないのだろう。
・・……………・(p27)・・…………日曜を休診にする第二の理由は、働き過ぎの疲れ過ぎで、医者がどうにもならなくなっているからである。医者は修行期間が永いので、一人前になるのに三十を越え、時に三十の半ばを越える。開業して三十代は、まあ、まだ残る若さにものを言わせて、どうやら頑張って行ける。四十の声を聞いたら、がっくりとくる。私はそろそろ五十だが、仲間と顔を合わせれば、お互い、我が身の病気の話ばかりだ。そちこちで頓死するやつが現れ始めた。それも熱心な男ほど、早く不幸に見舞われる。夜の往診を断った事がなく、シャツのまま寝ると言う仲間が、先日も、朝目覚めることなく冷たくなった。開業三年、ばりばり切りまくっていた練達の外科医は、手術後の一服、長椅子に横になったきり、もう起きる事が出来なかった。あとには鉄筋の大病院と借金の山が残った。桑原、クワバラである。私達の別れの挨拶は、「御身大切にゆこうぜ」である。
 (中略)医者の平均寿命が一般の人達より十年短い事を世間の人々は知っているのだろうか。とにかく、私が医者をしているこれからの時間には、今より身体が楽になる事など到底望めないという事は分かりきっているのである。となると、自衛手段を講ぜねばならない。私のところでは、木曜日を休診日にして、いちはやく週休二日制をしいているのであるが、これも自衛の一手段あのである。
・…………………引用了………………
 過労死と言えば、以前大学のトイレの清掃に来ていたオバサンとトイレで立話ししました。
 オバサンの亡くなったご主人は、外科医で臨床に熱心な医学部講師だったそうですが、若くして過労の為か亡くなられたそうです。まさか、こんなに若くして死亡するとは予測していなかったし、これほど熱心に患者サンの為に働いていれば「神様のご加護」で健康でいられる筈だ、と過信されたのでしょうか。その為、満足な生命保険も掛けていなかった為、残された家族はお金で苦労してます、という御話しでした。その口調も亡くなったご主人を少し恨みがましく思っているような感じでした。
 医療に携わる「大黒柱」の皆さん!。
 たとえ少ない給料でも生命保険はタップリ掛けておきましょうね。残されたご家族は、大変ですので・……。
 生命保険会社の皆さん、医者だからって掛け金を高く設定しないでネ。お願いします。
 【4】(6日投函)雑誌『SPA』(9・26号)の記事です。本当かドウか分かりません。ある女性へのインタビュー記事です(p50)。
………○○経験はのべ27人。いわく「女の華は30まで」。30歳までに都内の開業医を○で虜にし、結婚するのが目標。現在、○テク研究の為、○人の男性とッ時進行中。・………………………
 医者と言わずに、「開業医」と言い放つ所がミソでしょうか(笑)。勤務医はお金持って無いという事を、さすがにギャルさんは把握されてます。だからと言って開業医さんが持っているかドウかは知りませんよ(笑)。
 まあ、マスコミの皆さんも、世間の常識位は、お勉強して貰いたいものです(笑)。
【5】(8日投函)『日経ビジネス』(10・8号)の中の「一刀論断」コーナーに、世界医師会会長の論説が載ってました。
 この方の御名前は、坪井栄孝さんで、なんだ日本医師会会長サンか(笑)。
 まあでも、世界医師会会長だなんて、ご苦労様です。頑張って下さいませ。
 折角ですので、ちょっと引用させてもらいます。
・……………(p206)……市場主義者たちは米国の医療の方が日本より素晴らしい制度だと勘違いしている。彼らが目標にしているのは、改革を始めた頃、つまり十年前の米国の姿であって、その後の惨憺たる結果をご存知ないようだ。(中略)患者に対してアクセスの制限を加え、質の低下を招いているのが実態であり、保険加入者からの反発が起きている。
 もっと問題なのは、米国民の約20%に当たる4300万人が無保険のまま放置されている事だ。(中略)弱肉強食の資本主義の中では、相互扶助を前提とする皆保険の導入は難しく、結局は導入に失敗した。
 (中略)世界保険機構(WHO)の調べだと、日本は健康寿命と総合的な健康達成度は世界一だ。乳児死亡率も一番低い。しかし、国内総生産に占める医療費は低い。市場主義者達は、こんな立派な制度を崩壊させ、マネーゲームの中に医療を置こうとしているのではないか。私はそう疑っている。是非とも、反論を伺いたいものである。・・………………………引用了・……………
 と言う訳で、ご反論のある方は、「日経ビジネス」編集部で受けつけているそうですので、どうぞ思いきり反論なさって下さい。


直訴状1638  (10/02/01)  (医師)  (pes)
"直訴状1589(06/08/01)(鍼灸治療院)"へのコメント
 貴殿の論点が何処にあるのか今ひとつハッキリわかりませんが、要は1厚生労働省は鍼灸院の保険診療規制を緩和せよ2医療機関は鍼灸療法に手を出すなということでよろしいですか? とりあえずそういうことにさせていただいて、
 1の論点は全くその通りと思います。そのためには鍼灸士の教育・国家試験体制等において、国民の納得するような改善が必要なのかも知れませんが。
 2については多少お気づきでない点もあるようですのでコメントします。
鍼灸(私の場合ハリ治療)は、TravelやBordrey(二人とも医師)らの理論に基づいた医学的治療法の一つです。一般の鍼灸院の方々が行っておられる様な経絡等を重視する方法とは論理的根拠は異なりますがやっていることは一般の方からみれば同じように見えるでしょう。現在の保険請求項目では一般消炎処置になるでしょうからそのように請求します。(安いです)
 問題は厚生労働省がこれら一定の技術水準を要する治療法を認めたがらないと云うことです。彼らは薬剤か医療器械を用いた治療法でなければ一定以上の保険点数を与えたがりません。それはその業界団体に天下りしなければならないからです。しかし、それではいつまで経っても医療費が高騰しますし、薬漬けという状態も改善されません。(検査漬け・薬漬けについては患者さんの側にも責任があると思います)精神科医の問診がいくら時間をかけても点数にならないのも同じ理由です。
ここでは今までのようにいたずらに医療機関を目の敵にされることなく、患者さんのため、我が国の医療制度のためには何が望ましいのかと言うことを第一に考えていただいた方がよろしいかと考えます。

直訴状1637  (09/27/01)  (医師)  (mambo)
直訴状1632に対して
 『痴呆症状も出て来たため、夜中に勝手に歩こうとし廊下での転倒を数回したため病院側から「目の行き届く個室に移動してほしい」といわれました。』とのことですが、このように治療の必要上個室に入る場合には病院から差額ベッド代を請求できません。もっともこのような症状で個室に入らなければならないとは思いませんが。それなら老人病院はすべて個室なのかというと決してそうではありませんしね。
 ついでてすが、『完全看護』という用語はありません。『基準看護』のことを誤解されているようです。病院の設備・看護体制によりいろいろな基準があり、それによって入院料が決められますが、そのような基準に適合しているという意味が『基準看護』で、もちろんその中身は色々です(いろいろな基準があるということ)。少なくとも今の日本に(保険診療での)「完全看護」という病院はあり得ないと思います。

直訴状1636  (09/26/01)  (看護婦(士))  (ありさん)
直訴状1629(calm医学概論)さん 
「のんびりまったり」っていい言葉(笑)
医療の現場で働いていると、本当にこのままいったら病院って崩壊するんじゃないかとか、10年後には個人的に看護婦を雇わないと世話してもらえなくなるんじゃないか(仕事つらくて、条件悪くてせっかく資格があっても定着しないから)などと考えてしまいます。
そう、「一生懸命でいい人ほどやめちゃうことが多い」の法則は成り立つかも(笑)

直訴状1635  (09/26/01)  (患者)  (ミヤビ)
薬を使わず、心のケアのみで全ての病気を治せる。という医師がいます。本人曰く内科と脳神経科の病院の院長なのですが、どうも様子がおかしいのです。その医師の存在を知ったのは、本人が運営されているホームページなのですが、「薬は一切に使わず、精神的なケアで全ての病気を治せる」と言うのです。国の指定難病であるクローン病までも、一切の薬品投与無しで治せると言っていました。もし、本当ならば願っても無いことなのですが、全国から患者が集まる様な、消化器ではとても有名な大学病院にいた私には、全て鵜呑みにする事出来ません。その診療所は関東にあるそうですが、私の住まいは関西なので、交通費もかかりますし。せめて、医療施設としての認可がされてるか、医師免許を持っているかさえわかればいいんですが。
一応、そのホームページのURL書いておきます。
「未来ある子供たちを守るために/
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=rcage」
やはり難病が治ると聞くと、わらをも掴む持ちになります

直訴状1634  (09/22/01)  (患者)  (hooper)
今年の2月19日から5月2日迄札幌****に入院。
病名は大腸憩室炎で、当初手術の必要はないと言われていたが、開腹手術を行わなければならない程ひどい膿が発生した。
手術を受け、4月4日に首から下が動かなくなり「薬害」と判断された。
**医師(外科医)は「薬害だから放っておいても治る、大丈夫」と言われた。
しかし、5月2日に退院する際も身体は不自由で左手も動かないため、おかしいと思い、その後市立**病院に診断をしてもらった。
そこでMRIにて診断、「多発性脳梗塞」と診断され、再入院。
市立病院の**医師曰く「恐らく術後の血栓が出来やすい状態を考えなかったために脳血栓を起こしたのが原因」と判断された。
その際、脳梗塞を起こしてから経過した時間が長すぎたために治療方法はリハビリしかないと言われ、リハビリに専念した。
もし、脳梗塞を起こしてから直ぐに治療を行っていたならばこのような症状にはならなかった、と言われた。
その後、****に示談を申し入れたが、その脳梗塞は入院中に出来たものではなくあくまでも薬害であった、と判断され、示談には一切応じないとの返答があった。
今も左手の不自由・目の視野の中に空白がある・背中から足にかけてこわばっている、等の症状があり、大変不自由な思いをしている。
弁護士(*******氏)に相談したが、立証は非常に難しいと言われた。
弁護士から「費用については最初にカルテなどを押収する際に20万かかる、そのカルテを札幌市内の、とある医者に見せて、過誤の疑いが無い、と判断されたならば20万は無駄になることもある」と言われ、そのような余裕もないことからこのまま泣き寝入りになるであろう、と思うと悔しくて、情けない・・・。
今も私のように悔しい思いをしている人は多いと思います。
どうか私のような人が今後出ないような医療の改善を望みます。

直訴状1633  (09/20/01)  (その他)  (pooh)
医者を目指している高校三年生です。
私は医学部に入るために勉強していたのですが、アメリカにどうしても行きたい大学があり、その大学があきらめられないので、アメリカの大学に正規留学しようと思っています。
将来はアメリカで働きたいという希望もあるので、アメリカの医学部に入って医師免許をとるのが一番いいのかなぁ・・・と思っているのですが、アメリカの医学部には入るのは相当難しいというのを聞いたことがあります。
帰国子女として、日本の医学部に行って日本で医師免許を取り、その後でアメリカの医師免許をとるほうがいいのでしょうか。
誰か教えてください!!

直訴状1632  (09/19/01)  (患者)  (ある)
こちらに投稿して良いかわからない内容ですが、書き込みいたします。
祖父が入院し、6人部屋に入りました。
その後、一人での歩行が厳しくなり、動くときにはナースコールを押し、車椅子で移動していますが、痴呆症状も出て来たため、夜中に勝手に歩こうとしてしまいます。
その際、廊下での転倒を数回したため病院側から目の行き届く個室に移動してほしいといわれました。
その場合の、差額ベット代は支払わなければならないのでしょうか。
また、完全看護の病院から患者に目が行き届かないので、家族に夜中も付き添ってほしいと言われましたが、これは完全看護の病院で有り得ることなのでしょうか。
是非教えてください。
またこちらにそぐわない内容でしたら削除をおねがいいたします。
この直訴状に対するコメント

直訴状1631  (09/17/01)  (医師)  (空我)
初めて投函します。私は、ある地方で医師をしています。
どこの地方でも一緒だと思いますが、中絶について悩んでいます。というより、憤りを感じています。基本的に中絶は妊娠21週までと決まっているはずなのですが、これ以降の中絶が当たり前のように行われているのです。また、この中絶は無理に行う方法のため、後遺症に悩む女性も受診してきます。
何のための法律・規則なんでしょうか?代理母の問題よりも重大だと思うのですが、このことは黙認され改善されようとはしていません。
実際、日赤病院(地方)でも、この行為が正当化され問題にはされていませんでした。このブラックな部分が見逃されていること自体が、今の保守的な医療現場の実際ではないかと思うのですが・・・

直訴状1630  (09/17/01)  (患者)  
直訴状医者の態度について”
私の母は、つい先日料理の最中に鍋をひっくり返してしまい、腿に激しい火傷をおってしまいました。冷やしておけば大丈夫だと、その日は冷やして寝てしまったのですが、次の日、恐ろしいほどの水膨れになってしまい(直径20cmほどがいくつか)病院に行くことにしました。今日の診察で4回目になり毎日通っているのですが、私が付き添ったのは初めてでした。車の乗り降りもままならないのですが、診察室の椅子から高いベットに移るように指示し、やっとの思いで移ると、今までの薬を綺麗にぬぐうこともなく、水疱をつぶしながら薬を塗ってお終いでした。「良くなってますね」とも「お大事に」との言葉もなく終始無言の診察でした。そしてまだ洋服を正し終わらないうちに「次の人呼んで」。。。”忙しいから”とか”変わりないから”とかそういう問題ではなく、医師たるもの、診察して患者の不安を取り除く義務があるはずです!母に聞いたところ、そんなもんだ。とのことでした。私も同じ医療に携わる者として許せません。病院名を全国に教えたいくらいです。    私は作業療法士ですなぜ理学はあって作業は選択欄にないのでしょうか。

直訴状1629  (09/14/01)  (医師)  (calm/医学慨論)
【1】(14日投稿)差し出がましいですが、直訴状1627(ありさん)の方へネギライの言葉を一言かけさせて頂きます。
 「お仕事、ご苦労様です。」患者様に、ナースさんがいらっしゃると、挨拶と自己紹介(名前&「宜しくどうぞ」)の次に出てくる小生の言葉です。
 なかなか、看護職の皆様方のご苦労を分かって頂けない時代なのでしょうか?
 しかし、分かっておられる方は、分かっておられると思うのですが……
 それにしても、地方とは言え公立病院ですから、職員さんは天下の(笑)「公務員」様です。今のご時世、公務員人気は急上昇しています。なったら最後、辞めるなんて勿体無い事する人なんかいません(笑)。そんな中、唯一辞めていかれる公務員は看護職だけでしょうか?(そうそう、医局の人事でタライ回しさせられる若手医師もおれれますね)
 それだけ、大変なのでしょうね。
 そういった状況で、「出来るだけの事をしようとして努力」される貴方は、もう天使のような方です。天使は、「悪魔」どもにイジメラレル運命なのでしょうか?「ああ、天使の運命は如何に」なんて冗談言っている場合ではありませんです、ハイ。
 このままでは、過労で倒れたり、バーンアウト(燃え尽き)したりしかねません。折角の有能な頭脳と経験・献身的な心をもったナースさんが退職されるのは、社会にとっても大きな損失ではないでしょうか。
 どうしたらイイのか、小生にも分かりません……。
 まあ気晴らしに、小生の「ずっこけ授業」を聞いてってください。
・……(ずっこけ授業再現・その3)・……「君達、看護職を目指す諸君の長所でもあり欠点でもあるのは、真面目過ぎるという所だ。今の医療現場では、真面目過ぎると『過労死』か『燃え尽き症候群』のどちらかになってしまう。ここは一つ、私のようなダメ教師・ダメ医者を見習ってですな(笑)、『真面目半分、非真面目半分』ていうのはドウだろうか?『非真面目』とは『不真面目』というのでなくてネ、云々。・………」
・・……(その4)・………・「100点満点の看護婦が髪振り乱して5年働き詰めに働いて身体を壊して退職される場合と、60点のヘボ看護婦が『のんびりまったり』ヤリながら10年働いて、とうとう『辞めさせられる』(笑)のとでは、どちらが社会貢献した事になるでしょうか?
 満点看護婦さんは、『100点×5年間』で500単位の貢献があるとすれば、ヘボ看護婦さんの方は『60点×10年間』で600単位の貢献と言う事になりますね。という事は、貢献単位でヘボ看護婦サンの方がより貢献しているという解釈も成り立ちます。てなわけで、君たちもシブトク看護婦(士)さんを続けて下さい。……いやね、君たちがヘボ看護婦(士)になるって言ってるんじゃないですよ(笑)。
 100%完璧でなくてイイのです。100%やってイイのは有給休暇消化だけ(笑)。あとは、手を抜ける所はキチンと手を抜きましょう。そうすれば、長続きします。風邪をひいたらキチンと仕事を休んで回復に努めましょう。イザとなったら、他病院で診断書を書いてもらったり、他病院に入院して休息しましょう(笑)。診断書にも『過労により云々』と一筆書いて貰いましょう(笑)。
 患者さんの健康と命も大切ではありますが、君たちの健康と命も同等以上に大切です。貴方達が過労死したら貴方達のご家族が悲しみます。『自己犠牲』ではなく『自己看護』の精神(笑)で、シブトク長く看護の世界で貢献していってください。………」
 話はかわりますが、漫画の本で『笑うナース』とか『踊る老人病棟』とか言う漫画は面白かったです。作者の漫画家さんは、元ナースのナントカさん(忘れてしまいました)です。他にも『天使のたまご』(全3巻)を描いた人です。
 看護現場で起こる様々な出来事を、笑いとペーソスで包んで心優しく描いておられます。
 真面目に考えたら頭痛くなるような事でも、視点を換えて見て見ると、意外と笑えちゃう事ってアリマセン?
 『お笑い看護慨論』てなタイトルで、匿名で結構ですから、書かれてみては如何でしょう。読者も、「看護婦(士)免許取得者限定販売」なんて特定しちゃったら面白い事一杯書けそうです。意外と、闇で色々販売されて回し読みされるほど人気出ちゃうかも(笑)。
 どうも変な事ばかり申し上げて、スミマセンでした。
 免責、じゃなかった(笑)、謝罪させて頂きます。
【2】『レベル4 致死性ウイルス』からの引用です。
 ………・・p312・・………60%以上が陽性だ。こうなっては、(1993年ごろの・引用者注)パキスタンの小さな村で無作為に抽出したサンプルの過半数がC型肝炎に感染していて、考え得る唯一の感染源が開業医の診療所であるという現実を受け入れるしかない。わたしたちの推測では、そういう開業医は一本の注射針で平均3人の患者に注射していた。滅菌処理なしで、もっと多くの患者に使用されている場合もあるだろう。悪夢である。
 (中略)公立病院に行ってみれば、病棟には末期の肝臓病患者が沢山いる。その大半はC型肝炎によるものだ。その事は前からわかっていたはずだった。いまやそれがどうして起こるかもわかった。アフリカでエボラやラッサが流行した時と、状況は似ていなくもない。時には善意から、時には金のために、医師たちは衛生学の基本を思い浮かべることもなく、近代的な医療器具をまずいやり方で使い、致死性ウイルスをばらまいていたのだ。だがエボラやラッサと異なり、C型肝炎ウイルスはHIVと同じように体内にじっと潜み、感染を疑ってもいない宿主に破壊的な生化学的攻撃を仕掛けるまで、何年も待ち続けるのである。わたしたちが話を聞いた医師の中には、自分達のしていることや、その恐ろしい意味に気づいた者は、まったく、あるいはほとんどいなかった。何人かは明らかに、自分のやっていることを悪いと聞いても信じなかったし、そんなことは全く気にしないという者もいた。世の中で幅を利かせているのは、相も変わらぬ実利主義なのだ。
 ……………………・・引用了……………………………・・
 昔、日本も公衆衛生の一環として、ツベルクリン反応を診る為の注射を小学校で回し打ちしていた時代があります。子供ゴコロにも恐ろしかった記憶があります。
 日本全国で、似たような事が行われていたのでしょうし、売血からの輸血も頻繁に行われていた時代があったようです。
 本当にお気の毒なのですが、他の先進国に比べて日本にC型肝炎のキャリアーが多いのは、医原病によるものではないでしょうか?
 C型肝炎ウイルス除去の方法やC型肝炎の治療も進んで来つつあるようですが、かなりの治療費がかかるようです。
 国家賠償として治療費の無料化なども考慮していって欲しいものです。
【3】(23日投函)『日経ビジネス』(9・24号)の記事からです。「敗軍の将、兵を語る」というコラムで、@日本臓器移植ネットワーク会長のインタビューが載っていました。
 小生は知らなかったのですが、社団法人「日本臓器移植ネットワーク」が6月27日に厚生労働省から立ち入り検査を受けたそうです。その事に対する弁明といった感じです。
 記事を読む限り、会長の○紫○夫氏は、善意からはじめた移植ネットワークが誤解されて憤慨されておられます。
 このコラムの良い所は、マスコミで非難を受けている団体・人物に直接インタビューをして弁明の機会を提供している所です。同時に、関係者の反対意見も載せているので、双方の言い分の比較検討が出来ます。
 今回の「抵抗勢力」(反対意見者の比喩です・笑)は、A厚生労働省・臓器移植対策室長と、B日本臓器移植学会元理事長・○○医学研究所長の御二人でした。
 つらつら意見を拝見いたしますに、お三方とも善意の人で、職務に忠実な方達だと思われます。
 世の中の不思議の一つに、当時者が全て善意の人にもかかわらず、紛争や諍いが起こり得る事です。当事者一人一人が、ご自分の「善意」に確信を持っていればいるほど、物事の進捗が上手く行かない原因を、相手側の「邪な心(悪意)」に求めがちです。相手のほうも、自分の「善意」には自信タップリですから、非難の応酬が始まってしまいます。すると、自分の「善意」を非難された双方とも、「こちらの善意を踏みにじる相手は、やっぱり悪意の輩だ」という確信を深めてしまい、対立は泥沼化していきます。
 あまり二進も三進も行かなくなったら、最後はもう「自分の善意の絶対化」を放棄するしか、納まりはつかないのではないでしょうか?「小さな親切、大きなお世話」「貴方の善意が、みんなの迷惑」なーんちゃて(失礼)。
 しかし、社団法人・ナントカ、○○省、○○学会理事長などとなると「善意の塊」を体現している様なモノですので、引っ込みはつきにくいでしょうねー。(お気の毒様です)
 いやあ、その点、「三流ヤブダメ医者・土下座医者」と自他共に認めている人間は、すぐに引っ込みがつきますので、気が楽です。もともと争いの場にもそぐわないので、争いません。争いになりそうな時は、尻尾を巻いてしまいますので、相手も争う意欲をなくします。(コンな所で自慢してドウスル!笑)
 カール・R・ポッパーという胡椒をまぶしたオヤツみたいな名前の哲学者さんが昔言ってました。「人間は概ね善意の人であるが、愚かでも在り得る」とか何とか・・・・・・出典は忘れました・引用も不正確かも知れません……・……
 一方で、バートランド・ラッセルという有名な哲学者は、「人間は知性に優れているが、邪悪である」とか申しておりましたかね?
 小生としては、「胡椒をまぶしたオヤツ」のようなオジサンの方を支持したい気分です(笑)。
 ちなみに、「愚かさ」を克服するには、「自己批判」していく勇気と能力が必要、とかもおっしゃってましたでしょうか?いやあ、小生の事を非難されているようで、面目在りませんです、はい。
 小生、非難を甘んじて受け止めずに聞き流していては、イツまで経っても進歩しない筈です(笑)。
 

直訴状1628  (09/10/01)  (医師)  (呼吸器内科医)
>>1622 だいぶ感情的になられてるようですが、もう一度良く読み直してください。察するに1622さんは自分の都合だけで受診したりしない患者さんだからそのように思ったんだと思いますが。一応引用しますね。(以下引用)直訴状1486  あの〜皆さん、特に夜間、休日の対応でご不満な皆さんへ。・・・もちろん当直に行った限りは、死にそうな人は全力を持ってそれに向かいます。ただ、そのエネルギーを緊急性の全くないような患者さん(例えば数日が悪いが昼間だと混むから)が深夜、早朝に続くとやってられません。・・・頼みますから昼間は混むから、自分の都合でといった理由で救急外来をゴンビニ代わりに利用するのはやめてください。(引用終わり)と、1486さんは何も夜間に来る患者すべてに対してこのように発現してるわけではないですよね。夜間に突然具合が悪くなったりした場合に診療することは当然でこのことに関して問題にされてるわけではありません。問題にされてる患者さんは、「昼間は込むから」「夜間はあまり待たないから」「何日も前から具合が悪かったが平日の外来に受診せずに何故か深夜に受診する」と、このような人たちに対しての気持・
ソだと思いますが・・。なお、夜間救急がコンビ二化していて本当に治療が必要とされる患者さんのさまたげになるとの見方は読売・毎日新聞などでも記事にされ問題になっていますよ。

直訴状1627  (09/09/01)  (看護婦(士))  (ありさん)
地方の公立病院で働く看護婦です。
人員不足は深刻で、よく事故がおこらないものだと日々ぴりぴりとしています。
先日も、39度以上の熱が2〜3日続きましたが、シフトの関係上交代ができず坐薬と点滴をして仕事をしました。今回の私だけに限らず、誰もが同じような条件で仕事をしています。そのため中堅の看護婦さんが辞める確率も高く、状況も悪化する一方です。そのなかで、でできるだけの事をしようと努力しても結局は看護婦のくせに、看護婦のくせに、看護婦のくせに、と言われ、中には入院してくるすぐに、ナースコールをして何分で看護婦がくるか確認し、看護婦の誰がきて何時に何をして、何を話していったかをノートにせっせと書き込む(もちろん夜間も)家族までいたりします。なんだかこんな仕事をしているほうがむなしいと言うか、ばかばかしく思えてしまうのは私だけでしょうか?

直訴状1626  (09/08/01)  (患者)  (チェロキー)
先日 私の甥(5歳)が、細菌性髄膜炎と診断され、現在地方の 県病院に
入院しております。
細菌性髄膜炎について、詳しく知りたく 投稿しました。このホームページの
主旨より外れますが、この病気について、詳しい医療関係の方など おられましたら、教えて下さい。

直訴状1625  (09/06/01)  (患者)  (ルーク)
大阪の*******に長男(4ヶ月)が先天性心疾患で入院しています。
入院時に検査を受けた後、担当の医者より説明を受けました。
その際には担当医は白紙に絵を書くだけでカルテ、レントゲンなどは一切見せませんでした。恐らく30分〜1時間の説明の後、カテーテル検査、輸血等の承諾書にサインを要求されたのでサインしました。
担当医は「何かありましたら何でも言ってください。」とその時は親切に言ってくれました。
カテーテル検査の前に、血液検査があったので素人の私に分かるのはそれ位だろうと結果を下さいと看護婦さんに要求すると「それは普通は出来ませんが先生に言っておきます」と告げられました。
しばらくすると担当医がきて「血液検査の結果は、既にカルテに貼っているのコピーはできません」「コピーする場合は受付に申し込まないとダメ」と強い調子で言われました。
病室の入り口に「厚生省の指導によりカルテを開示しますのでお申し付け下さい」と書いてあったのでお願いしたのですがいかにも面倒くさそうに結果を口頭で並べ立てました。私が正式に依頼したいと言うと、暫く考えた挙句「今ここで書き写してもらうならいいです。でもこれは違法ですので...」と意味深に言われました。他の患者さんからはこの病院はとてもいい病院よと言われているのですが、
私としてはこういう事があるとどうしても疑問の目を向けざるを得ません。
こういう事は当たり前のことなのでしょうか?
私としては血液検査の結果位、簡単にくれても良さそうなもんだと思うのですが...どなたかご意見お聞かせ下さい。

直訴状1624  (08/30/01)  (医師)  (calm/医学慨論)
【1】『死を受け入れて生きる』(吉○○子、海竜社、1994)からの引用です。医療者側の説明(ムンテラ)の重要性に気づかされます。
・・……p144………・・あれだけの患者が待っていれば時間を割きたくても割けない事が分かりながらも、まるで(某大病院では、引用者注)診療の対象物のように扱われた事でわたくしの人間としての自信はこなごなに打ち砕かれてしまっていた。
 得体の知れない病名をおっつけられ、病気の実態を知らぬ無知なる状態で町中を歩いていたときほど、死の恐怖におののいたことはこれまでになかった。無知でちっぽけで、どこを捜しても、病と闘う意欲はかけらも見当たらなかった。
 だが(かかり付け医の、同上)主治医と相対しているうちに、わたくしの萎え切ってしまっていた生きんとする意欲が、身体のすみずみまで行き渡っていくのが感じられた。勿論、病因不明の、それもゆっくりであるといくら説明されても間違い無く進行性の病気を患っているという事実を知らされた事による衝撃はなみなみならぬものがあった。人生が不吉な鳥の大きな翼に覆われ、光のささぬ黒い影ばかりになってしまったような、そんなおののきすらも抱いていた。
 それでも生きんとする意欲が甦ってきたのは、主治医の懇切丁寧な説明によって無知の恐怖心から解き放たれ、人間としての自信が取り戻せたからではなかろうか。それよりもなによりも嬉しかったのは、相談ずくで治療の方針を決めようとする主治医の態度だった。難病を患っているのは患者本人、痛みを辛さも、時には病人特有の孤独感もそして死も引き受けるのはだれでもない、患者本人である。
 だとすれば、自分の病気の正体をとっくりと見極め、治療法を選択する権利があってしかるべきではないか。理屈ではなく患者を人間としてまるごと捉えている主治医の人間観のごく自然な発露が患者と医者を上下関係ではなく、生身の人間同士という平らかな関係に位置付けさせていたのだと思う。
 選択する権利を持っている存在と見なされているという実感が、わたくしに人間としての気品と尊厳を自覚させ、難病を受容させる理性と勇気を呼び覚まさせたのであった。そのことが涙がでるほど嬉しかったのである。………引用了………・・・…
 【2】・・………引用続きです(p147)………・・…(かかりつけ医の)待合室はいつも患者で溢れていた。診察に入る前は、すぐれぬ表情でそわそわしている患者のだれもかれもが、部屋から出てきたときには、みな一様にさっぱりした表情をしている。この変化が無知の恐怖心から解放されてのことであることが、何度も診察を受けるうちに、わたくしにも次第に分かり始めてきた。
 じっくりと患者の愚痴にも近い訴えにも耳を傾ける。ときには絵までも書いて病状を克明に説明する。そのうえで、治療のあり方を分かり易く話し、了解を求める。こうされれば、医者任せではなく自分自身が主役。主役がへたっていたのでは、病気に主役の座をとってかわられてしまう。そんな事態に身を置くことは自尊心が許さぬとばかり、病気を理性と勇気をもって受け入れ、個々の病気に打ち勝つ意欲を燃え立たせる。
 なかには勝手に不治の病にわが身を仕立てあげて、恐怖に身をおののかせつつ過ごしている人もいる。いわれのない恐怖心であることが、懇切丁寧な説明で理解され、晴れ晴れとした表情で帰っていく。
 当然の事ながら、ひとりひとりにかかる診療の時間はきわめて長い。現行の保険制度では、相談や指導やカウンセリングは点数の対象にならない事を知っているだけに、つい、「ひとりひとりの患者に、先生のように時間をかけていたら、大変でしょう」と、余計な心配を口に出してしまった事があった。
 「いやあ、お恥ずかしい。建物を古びるにまかせているから、なんとなく貧乏臭く見えるんだろうな。
 たしかに、繁盛している割りには現行の保険制度の枠外の診療行為が多いせいだろう、実入りは少ない。しかし自分が好んで選択した道だからまったく不満はない。
 以前はK総合病院の内科の医局長をしていたのだが、患者を捌くことに追われる毎日でね、まさに三分診療の典型だった。
 あるとき、患者のひとりが自殺をした。胃潰瘍だったのだが、本人は胃がんだと思い込んでしまったんだね。そうではないと言ったのだが、時間に追われていた為だろう、かなり事務的な物言いになっていたのだと思う。医者から見捨てられるほどがんが進行していると、ひどく落ち込んでいたと遺族に聞かされて愕然とした。本来医者の仕事は患者の生命を救うことであるはずなのに、逆に生命を奪ってしまったという自責の念で随分苦しんだ。
 ちょうどその頃開業医だった父が亡くなってね、それを機に病院を退職して開業医になったんだよ。自分の患者から二度と自殺者を出すような事務的な診療だけはすまい。ま、診療の初心に帰ったといったらいいだろう。
 以来、患者の納得できる診療を心掛けているのだが、そうなると直接的な治療行為よりは、相談や説明やカウンセリングといった事柄に、大方の時間が割かれてしまう。
 しかし三分診療でどさっと薬を持たして帰していたときよりも、納得ずくの診療のほうが治癒率が高い。自発的に治そうという気持ちが湧いてくるからなんだろうな。身体や生命は自分自身のものだという自覚を持つ事によって、病気を受容し、これを克服しようとする勇気が持ち得るのだという事をしみじみと悟らされてきた」
 これがわたくしのいらざる心配に対するSの回答だった。
 たんに人柄だけでなく医者としての哲理に魅せられ、気づいたらなんと30年の長きにわたって主治医としての御付き合いをねがっていたのである。考えてみれば、わたくしの主治医はインフォームド・コンセントを30年前から実行していたと言っていい。・・…………引用了…………
【3】(31日投函)8月30日付けの日経新聞・社会面に、1998年に過労死された研修医の裁判結果(地裁)が載っていました。・……引用……○○裁判長は「研修医は労働者に該当する」との判断を示した上で、「私立学校教職員共済制度に加入させる義務などを怠った過失がある」などとして大学側に計約916万円の支払を命じた・・・・・・引用了・・・・・
 研修医は、労働者とやっと認められたようです。今までの身分は「奴隷」同様でしたから、やっと人間らしく扱われる様になりました。それにしても、共済にさえ加入させないで、こき使っていたんですねー、大学附属病院とあろう所が……。雇用者側の刑事裁判も進行中だと思いますが、判決が待たれます。
 それにしても、過労死の損害賠償金が、26歳の医師に対してたったの916万円だそうです。
 全国の研修医の皆さん、この国は研修医の命ををこの程度にしか認めていないのですよ。自分の命は自分で守りましょう。自分の命さえ守れない人間に他人の命は守れるはずはありません。
 たとえ虫けらの様に扱われようとも、患者さんを同じように扱うのは止めましょう。勿論、そんなことはないと思いますが……念の為。
【4】(2日投函)9月2日付けの日経新聞の広告からです。某損害保険会社が新型保険を開発したそうです。
 ・・…引用……医療費の負担を心配することなく、世界水準のガン治療に専念していただける保険です。・・…A全国のガン治療に定評のある医療機関をご紹介。あわただしい入院手続きも代行。B当社ガン専門医による医療相談やセカンドオピニオンもご提示。……了……
 この損保は、A社の関連会社で、A社は例の企業立の病院を作ろうと企んでいる(笑)会社ですが、時代のニーズを良く受けとめている様です。
 企業に負けるな、日本医師会!(笑)。
 【5】同じ日の日経新聞からです。失業率が約8%もあるEUで、医療従事者の人材不足が深刻化しているそうです。
 仏国では、全国で二万人に上る看護婦不足があるそうです。
 英国でも、他の先進国から数千人の医師を受け入れたい考えだそうです。英国では待遇の良い米国やカナダに流れる医師が少なくないほか、1970年代に大量に募集したインド系の医師が退職時期を迎えるそうです。また英国は昨年一年間だけで、五千人を超える看護婦を南アやオーストラリアから採用したそうです。
 「ナイチンゲールを生んだ国」でも、労働環境が厳しい為、医療に従事する方が少なくなってきているのでしょうか?
 日本でも、看護職の待遇改善が進まないと、間後職の担い手が少なくなってくる恐れは十分あります。夜間の交代勤務のある職場は、基本的に一日6時間労働・週5日勤務という事になれば、経験を積んだ看護職の方がもっと看護職に留まってくれると思いますが……
 看護学校のダメ非常勤講師の小生は、生徒さん達に「君達の職場は、日本国内だけとは限らない。アメリカ・ヨーロッパ・豪州など色んな可能性がある。良い仕事をする為に、良い職場環境を求めて海外に出るという方法も、可能性として考えましょう。その為にも英語もやっとこう」とかナントカ言ってましたネ。解剖・生理学の試験に、医療用語の英単語・英文和訳の問題も一部ですが出していました。・…ちなみに、小生は英語教諭免許所持です。働きながら通信制大学で取得しました。医師失業時代にも、英語教えて食べていけるかな?(笑)そう言えば、尊敬するK大学医学部のK講師も、日本の医療を告発し始めてから、将来医師でやっていけなくなることを心配して、司法試験の準備を始めた時期があったそうです。なんと忙しい最中の受験で2次試験(短答式試験)まで合格したそうです。今は、医師でやってけると思い直して試験勉強はやめておられるようですが……
 要するに、もっと職場環境を良くしないと、日本からも海外へ雄飛する看護職の方が増えてしまうかも、と言いたいわけです。
【6】毎回、色々書き過ぎで失礼致します。ご不快の方も大勢おられるかと思いますが(笑)、しっかり無視して下さい。そうして頂けると、小生も気が楽です。小心者なもので……
 でもどうして小生、こんなに性格歪んじゃったのでしょう(涙)。
 医師になり立ての時代に、小生の将来を危ぶんだ医学部教授(他大学)が、小生に「土下座の仕方」を研修させてくださった時からでしょうか?教授自ら土下座の実演をしてくださっている以上、小生も土下座しないわけには行きません。勉強会の仲間の見守る中、土下座の振りはした記憶があります。そういったトラウマ(寅馬?)が、きっと性格に影響しているのかも(笑)。診たても治療も下手なくせに、土下座だけは上手な医者がいたら、「それが私です」(笑)。でも、土下座する羽目にならないよう毎日気をつけてますです、ハイ。
 ……ある診察室での会話・・…患者A「あんた、謝ってばかりいないで、早く診察してよ」小生「ハイ、どうも済みません」(笑)・……患者B「あんたねー、医者なんだからもっと毅然としたら」小生「ハイ、気をつけます」(笑)・・…
 【7】『日本経済回復への青写真ー診断・治療そしてリハビリ』(リチャード・クー、PHP、1999年)からの引用です。
・・……p27・・…財政支出が効いていない、効いているという議論の最大の問題は、65兆円も使ったのにまだゼロ成長じゃないかという見方です。ということは、「非常に高価な薬を患者さんに6年間も投与したにもかかわらず、患者さんはまだ38度の熱がある。だからこの薬は効いていない、やめましょうよ」という議論なのです。
 しかし、それをいうのなら、この薬をやめてもこの患者さんは38度の熱なのだという事を確認しなくてはいけない。もしこの薬をやめたら、それこそ患者さんは大変な状態になる危険性もあるわけです。それをまずチェックして、絶対大丈夫だという確信がもてたら、薬をやめてもいいわけです。
 けれども残念ながら、あの時点で政府(橋本内閣・引用者注)はそういう検証をまったくしなかった。とにかく38度の熱がずっと続いていて、いつになっても回復しないようだから、この薬はやめてしまえということになったわけです。しかし、実はその薬は恐ろしいほど効いていたのです。・……引用了……
 政策ミスも怖いです。経済がガタガタですと、困窮する人も増え、このところ日本は自殺者が毎年三万人以上だそうです(合掌)。
 現内閣にも、慎重な判断を望みたいです。財政再建は大事ですが、時期を誤ると大変だそうです。まだまだ財政支出が必要との声もあります。
 そこで提案なのですが、公共事業の再拡大と言うことになりましたら、くどい様ですが、病院のリニューアルをお願いしたい。できれば、病室は個室をもっと増やして欲しいです。病気の回復にプライバシーは大事な要因です。
5】(5日投函)ある新聞の記事の引用です。「切り抜き」なので日付け・出典不明です。済みません。
・……引用・…………医療事故をいかに減らすかーこの問題に正面から取り組むシンポジウム「欧米医療における質改善の試み」(日本品質管理学会主催)が?月23日、東京都内で開かれた。参加者のドナルド・バーウイック・ハーバード大教授に米国での動きなどを聞いた。
  【Q】米国の昨年の報告書では、医療事故の年間死者数が4万4千人以上とあるが、事故を防ぐポイントは?
  【A】人は必ず失敗を犯すが、個人を罰しても事故は減らない。医療事故の背景の98%には、事故を起こすべくして起こすシステムの欠陥がある。システムを見直せば、事故は必ず減らせる。「すべての欠陥は宝」だ。
  【Q】具体的にどんな対策が取られてきたのか。
  【A】1988年、医療の質改善に関する全米検証プログラムが発足。病院の評価や患者満足度評価などの動きはヨーロッパにも広がっている。ある教育プログラムでは、参加医師達は「院内感染を減らす」などのテーマを定め、一年間専門家の指導を受ける。電子メールなどで意見交換しながら、@実行A成果の評価B改善ーを何回も繰り返す。
  【Q】情報の公開は?
  【A】いくつかの州では、各病院について病気や担当医別の死亡率を公開している。民間組織のホームページでは、医療関係者から事故例報告書を受けつけ、互いに参考に出来るようになっている。ニュージーランドには、医療事故の被害者らが病院側を法的に訴えない事を条件に、政府が保証金を出す制度があり、病院側は法的な処罰を受けない代わりに、事故の報告が義務付けられている。日本でも、事故を隠すのではなく、改善の為に明らかにして話し合う意識つくりが大切だ。
  【Q】日本では、インフォームドコンセントも不十分だ。
  【A】米でも、医療の質の研究が始まって50年以上、改善への動きが本格化したのはここ数年だ。日本の国民も「医療サービスの消費者」として意識を深め、声を上げる必要がある。
……………引用了・………………………
 そう言えば、米国の航空機事故やニヤミスなどで、関係者に事情聴取する際に、関係者の「免責」を保証して、事実をありのままに証言してもらい、事故原因の究明を図って事故を減少させた実績があるそうです。ある意味では、事故経験者はシステムの欠陥を知る貴重な証人です。「犯人弾劾」の姿勢だけでは、貴重な経験が闇に葬られ、事故は何度もの繰り返し、犠牲者が増えつづけることにもなりかねません。
 世の中、「理想論」だけでは解決出来ないものもあるんですね・……
 それにしても、同教授の「すべての欠陥は宝」という発言は、逆説的な真理を突いているのかも・…・……
【7】ある地方都市の私立美術館にて、赤塚不二夫展が開催されてます。とうとう漫画文化も、アートの世界に「乱入」(笑)ですね。
 ところで、展覧会のポスターには、赤塚氏の代表作の一つ「天才バカボン」のキャラクター「バカボンのパパ」が元気いっぱいで登場してます。そして、有名なセリフ『これでいいのだ』をかましてくれています。
 世の中、「これでいいのか」「これじゃあ、ダメだ」「そん事しててイイのか!」と、訳知り顔のオジサン・オバサンがテレビやマスコミで、しかめっ面でツバを飛ばして国民を恫喝(笑)してます。
 まあまあ、いいじゃないですか、この位で。日本も随分頑張ってますよ。(笑)
 こんな発想も、時には必要かなー、と時々小生はツブヤイテマスです、はい。
 日本の昔の禅僧も、「天災に遭うときは遭うのが良かろう。それが天災を避くる一番の方法に候」とかおっしゃってましたでしょうか?
 そう言えば、一世を風靡したコメヂィアングループのドリフターズってありましたよね。リーダーの「いかりや長介」さんの名セリフにも、「だめだこりゃ」ってのがありました。
 バカボンパパも禅僧も、そして「いかりや長介」扮するサラリーマンも、どこか明るく健康的な性格をしてます。
 「これでいいのか」オジサン達は何故か不健康なお顔です。唯一、他人の欠点・社会の暗部を見つけた時だけ、ぱっと明るい表情をして、ストーカー(笑)のように付き纏ってきます。そして、聞いても無いのに「お前のここが変だ。ここを直せ」とか、さも楽しそうに言いつのって来ますが、ほんと鬱陶しい方達です(笑)。
 わたしゃ、何を直訴したいのでしょう?相変わらず、ピントがずれてますなー。
 看護学校も、もうすぐクビでしょうね(笑)。ろくでも無い事教えてますもの。
 ……・・(授業中継)……「君達ねー、いいかい。世の中、考える力・思考力が大事の一点張りだけど、『なーんにも考えない力』ってのも大事なんだゾー。そうそう暗記が馬鹿にされているけど、暗記も大切だゾー。ついでに『忘れる力・忘却力』ってのも大切だからネー。」・・……笑・・……
 わたすの学校での「あだ名」はバカボンパパだったりして(笑)。
【8】謝罪に関する考察です。『日本教についてーあるユダヤ人への手紙』(イザヤ・ベンダサン、山本七平訳、文芸春秋社、1972年)からの引用です。
・………・・p151………従って、子供が物心がつきますとすぐ、「私の責任=責任解除」という教育が、ほとんど無意識のうちに徹底的に行われます。日本人のうち、子供のときに「(私の責任です)ゴメンナサイ(またはスイマセン)と言ってあやまりなさい。そうすれば(そのことの責任は追及せず、無条件でユルシテあげます」と言われなかった者は一人もおらず、いわばこの考え方は、「子供のとき尻から叩き込まれている」のです。もし子供が、その行為に対して、むしろそれに相当する処罰を受けた方が良いと思って「ゴメンナサイ」とも「スミマセン」とも言わなければ、この「ゴメンナサイ」とも「スミマセン」とも言わないことに対して「強情なやつだ、ゴメンナサイといえ」といってゴメンナサイというまで処罰がつづけられることはありますが、この処罰はあくまでも「ゴメンナサイ」と言わないことに対してであって、そのもとになった行為に対して処罰が下されているのではないのです。従って、欧米の家庭で当然に行われている不当な行為に対する「体罰」は日本では皆無に近く、これが子供を甘やかすと誤解されますが、これは誤りで処罰の対象が違うだけです。
 小学校でも同様の教育を受けます。数年前ある事件が新聞に報道されたことがあります。これはある小学校で小事件があり、教師がそれを追求したところ、「私の責任です」といって一生徒が名乗り出ました。ところが教師がいきなりその生徒を殴打したところ、それが原因でその生徒が死亡した事件です。教師の行為はもちろん異常であり、あらゆる非難をうけ、法の裁きを受けるのは当然ですが、その時の関係者が揃って口にした非難は「自分の責任だと言った人間を処罰するとは何事だ」ということであっても、「(責任を認めたのだから)処罰は当然だが、そういう処罰をするとは何事だ」ではないのです。従ってこの処罰が何の事故を起こさなくても、この教師は、当然のこととして非難されます。
・・…………………引用了・・……………………
 あんまり「ゴメンナサイ、スミマセン」ばかり言って「責任逃れ」(笑)ばかししている小生は、やはり非難されてますです、ハイ・……。
 ところでこの本は、1970年に出版されてベストセラーになった『日本人とユダヤ人』(山本書店、1970年)の著者が書いた2冊目の本です。確か、どちらも文庫本になってたと思いますが、なにぶん30年前の出版ですので、今手に入るか分かりません。小生は、古本屋さんで、100円で見付けましたぞ(笑)。
 ベンダサン(弁打算?笑)は山本七平氏のペンネームとも言われてますが、『日本人とユダヤ人』の中で指摘された「日本人は、安全と水は無料で手に入ると思いこんでいる」(p14)という言葉は、当時の日本人に強く印象に残ったようです。今でも、色んな所でポロリと引用されていますから・…。
 ただ、ここで引用した「ゴメンナサイ=責任解除」と言う概念はあまり取り上げられなかったように思います。この概念は、他の「お前とお前の関係」「日本的民主的関係」という概念とも関連してきますので、ちょっと複雑でしたから仕方のない所です・・…。
 ちなみに、今でこそ山本七平氏の著作は、「山本学」「山本日本論」として広く認知されている様ですが、出版当時は、大学の知識人にかなり嫌われてましたねー(笑)。山本氏自身が、小出版社の経営者(従業員一人?)でしかなかったですし、大学の先生方を揶揄して「ひたすら暗記ばかししてきて自分でモノを考えないミイラみたいな人達」と言ったのが逆鱗に触れた(笑)ようです。やっぱし「褒め上手」で行きたいものですネ。
 ……………(看護学校・ずっこけ授業再現・その2)・・…「君たちは、『忘れる力』『何も考えない能力』は既に十分持っておられる。大変素晴らしいです(拍手)。その勢いで、残りの二つ、『考える力』『憶える力』を養成してして行こう。いくら自分が美人だからって努力を惜しんではイケナイぞ。」・………
 なーんちゃって、私は褒め上手というか、「詐欺師」に近いかも(笑)。
 診察室でも、患者さんへの最初の言葉が「どうされました」でなく、「良くいらっしゃいました」と言う「白衣を纏った謎の人物」がいたら、「それは私です」(笑)。
 そこで、すぐさま診療所を飛び出していかれても、「お代」は頂いておりませんので、ご心配なく(笑)。逃げ去る患者様の後ろ姿に手を合わせ、「いいお医者様に出会えますように!」と「私祈ってマス」です。そうすると、いつも近くにおられる看護婦様からケリを入れられ「また、逃がしたな、こいつ」と散々にいたぶられてしまいます(涙)。・……(最後の数行には一部フィクションが入っております事をお詫び致します(ウチの看護婦さんは皆さんイイ人ばかりです)……
【9】(9日投函)医学部学士入学考えておられる方、小生は応援者の一人です。見事入試を突破して、いつの日か立派なお医者さんになって下さい。そして、小生のようなヤブ医者やこの掲示板で糾弾されているような医師を「駆逐」(笑)して下さい。御待ちしておりますよ(笑)。
 今回も、学士入学希望者の為の元気の出る本(?)見付けましたので、ご紹介です。・・…医学部教養過程の方にも為になるかも?また、一度社会人や主婦になられてから看護職を目指す方にも、少し為になるかも?・…
 『レベル4、致死性ウイルス』(ジョーゼフ・E・マコーミック&スーザン・フィッシャー共著、早川書房、1998、2200円)と言う本です。著者はご夫婦だそうですが、御二人とも言わば「医学部・学士入学者」です。マコーミック氏は1944年アメリカ生まれで、エボラ出血熱・ラッサ熱の世界的権威。大学卒業後、ボランチアで訪れたアフリカの医療の貧しさに触発されて医師の道に進む事を決意したそうです。フィッシャー女史は、1940年イギリス生まれ、27才の主婦時代に医学の道を決意されたそうです。お二人とも、様々な困難を乗り越えて医学部合格・医学部卒業をされたそうで、その一端がこの本に書かれています(p18ー、p168ー)。
 またこの本を読むと、公衆衛生の大切さが実感できますし、恐ろしい新興感染症であるラッサ熱・エボラ出血熱の事、またエイズのルーツなどについての知識も得られます。
 ついでながら、図書館関係の方がおられましたら、この本を図書館に入れて下さい。有益な本ですので……。

直訴状1623  (08/29/01)  (看護婦(士))  (kome)
私の働いている病院は単科の病院ですが、内科と外科の医者は仲が悪く、治療にも響いています。ICUで内科の患者がいて、当直しているのが外科のDrの場合、もちろん外科のDrに指示をもらいますが、そうすると内科のDrに翌日おこられてしまう。これでは、当直の意味がありません。
 その他、看護部と呼ばれる方々について、開院してから2年もたっているのに手術室の場所が解らない急性期の責任者の某看護副部長。点滴のソフトボトルの流量の印をみて、「なんか印が均等にふられていないわ、おかしい」といまだに言っている。
 ICUで呼吸器を使用するとき、設定まで看護婦にきいてやろうとする医者。「わかりません」と言うと、「ちゃんとべんきょうしてよ、この患者は終わったな」と言われた。勉強するのはあなた。今ごろ教科書見てるんじゃない。

直訴状1622  (08/28/01)  (患者)  (銀次)
直訴状1486について
ふざけんな!!!!そんな事言うなら医者やめればいいやんけ!みんな朝から仕事はしてるわ。患者あっての病院やろ?ボケ。お前逆の立場やったら時間も関係無しで行くやろ?こっちも夜中に行きたくて行ってる訳ないやろ、治して欲しいから行ってるんや。夜勤嫌なら開業して昼間だけ仕事せ!まっ、こんな事言うようなやつやし開業する甲斐性もないやろし、もしまぐれで開業できてもすぐつぶれるわ!!こっちは真剣に読んでたのに気分悪いわ、このボケ!!!

直訴状1621  (08/28/01)  (患者)  (まなみ)
単独事故をして1年が経ち搭乗者障害(自分のかけている保険)の保険の請求をしようと診断書を病院に書いてもらおうと頼んだ結果、診断書の内容が明らかにこちらに対して何か恨みでもあるかのような書き方で事実と違うところがあり、実際の体の状態とは違う内容でした。再度書き直してもらおうと電話をしたら『書き直すと言う事は脅迫するのか?書き直すつもりはないし、あなたと話す事はない!』と一方的に電話を切られてしまいました。お医者さんに質問です。診断書は書き直す事が出来ないのでしょうか?また今は2件目の病院へ通院しているのですが、その2件目の先生に診断書を1軒目の分と一緒に診断書を書いてもらうということはできるのでしょうか?また2件目の先生に1件目と一緒に診断書を書く事が出来ないと言われた時、1軒目の先生にどうしても書き直してもらわなければならなくなるのですが、こちら何が原因で個人的な感情を持たれているのか解らないので、この先生にどのように接したら良いかわからないので、接し方についてもアドバイス下さい。

直訴状1620  (08/28/01)  (患者)  (パイン)
父の死
父は今年1月膀胱ガン末期と診断されました。5年前から膀胱ガンとは言われていましたが、80歳ですので、手術も必要ないだろうということでしたが、病院には各週通い、BCGをしたり、レーザーで焼いたりしながら、そう悪い状態ではないと言われてきました。ずっと私たちより元気でした。それが急に1月熱を出し、2ヶ月間原因がわからず、色々な病院で検査を受けました。もちろん泌尿器科には言ってましたが、悪い状態ではないと診断されてました。ところが、骨の検査を受けると脊髄が全部真っ黒になっていたのです。余命1年くらいと言われました。それを発見したのは内科医の他の医者でした。転移にまったく注意を払わない泌尿器科の医師。こんなことってあるんですか? 
熱はあってもあまりに元気な父の姿に、信じられなくて先生にお尋ねしても、「検査でそうでたのだから、そうなんじゃない?」 
こんな返事あり?
挙句に家族になんの相談もなく、父に「脊髄が真っ黒になってるから、もうダメですね」と宣告してしまったのです。ほんとに信じられません。
 あまりの不誠実、無能、無神経に転院しましたが、ここからがもっとひどいことになりました。肝臓への転移が見つかり、遠くの病院に通うのが、無理になったので、仕方なく近くの個人病院に入院しました。そこで2週間で亡くなりました。
入院した時は食欲もあり、一人でどこでも行けたのに、病院が勝手に弱いモルヒネ(医師曰く)(経口薬です)を投与したとたん父は口がきけなくなり、吐き続け動けなくなってしまいました。確かに不要な延命治療はしなくても良いとはいいましたが、勝手に強い鎮痛剤を使っていいとは言ってません。
そこまで父は痛がっていませんでした。
鎮痛剤が強すぎるのでないかと聞いても肝臓が悪いのだから、吐くのは当然という返事。確かにそうでしょうけど、前日まで全部ご飯も食べていたのに、納得できません。見る見る弱っていく父でしたが、最後まで意識はあり、病院にだまされた、悔しいといいながら亡くなりました。
父が亡くなった日、急に体温が下がったので、看護婦さんに知らせたのに、「冷房のかけすぎでしょ、今忙しいので後で行きます」と来てももらえませんでした。朝からタンをからませ、苦しんでいたのに、「これで取って」と割り箸とガーゼを渡され、家族で必死に父の口をこじ開け取り続けましたが、最後は取りきれなくてそのまま亡くなりました。その間医者は一度も顔を出しませんでした。父の死の確認をしたのは看護婦で、それもタンを取る機械が見つからないと探しに行ったまま、結局父の死には間に合いませんでしたし、医者が来たのは父を運び出す時でした。
あまりの誠意のなさに、そして父の無念さを思うと私たち家族はいまだに立ち直れません。私たちはこのまま泣き寝入りしかないのでしょうか。 医学の限界は理解できます。でもせめて患者に対して誠意だけは尽くして欲しいです。
誠意ある医者はいないのでしょうか?

直訴状1619  (08/22/01)  (患者)  (京子)
京都府宇治市にある**病院にはもう二度と行きたくありません。
病気・治療に関する質問をしても、**という医師はきちんと説明をしてくれません。
看護婦は話ばかりしてこちらの頼んだことを忘れる事がありました。
また、受付にも問題があることで患者の間でうわさになっているようです。
あまり、この病院にはお勧めできません。
研修時にきちんと教育してもらいたいものです。

直訴状1618  (08/21/01)  (歯科衛生士)  (夢夢)
ちょっと愚痴らせてください。
私は歯科衛生士なんですが、今のこの仕事に魅力を感じられないです。
以前は、患者さんのためにという志がまだあったので頑張れましたが、最近、うちのドクターは収入増や患者増ばかりに目がいって、モラルもなにも無いんです。
自分の知り合いの患者さんを優先させて予約外でも割り込ませ、元々のアポイント患者さんを適当に終わらせたり、「うまくやっておくからさ」なんてヒソヒソ話しして、実際のカルテ記載とはかけ離れた治療をしたり(勿論、保険で不正請求しています)、ウマの合わない患者さんの質問には聞いていて胃が痛くなるようなイヤミな言い方でネチネチ言ったり。
私はキャリアが長い方なので、当てにされてる(頼りにされてる?)のはありがたいのですが、違法業務(独断でのレントゲン撮影)やらカルテの記載やら、やっててくれて当然だろうという様な雰囲気です。受付や技工、掃除、その他諸々でいっぱいいっぱいなのに。
患者さんからの苦情対応や治療説明も、センセイは「めんどうだから、やっといて」と言って家族で買い物があるといって帰ってしまいます。
患者さんからも不安そうな顔をされるし、仕事を見ても、いつ事故が起こっても不思議はないという状態です。
なんだか本当に、私は何のために医療職で頑張ってるんだか解らなくなってしまいました。
先生のオソソウの後始末や違法行為の幇助。情けなくて、本当は辞めたい。でも年齢的に、歯科以外の職種ではもう無理かな。
他の歯科に転職と言っても、大体裏で根回しされるから厳しいし。
もう歯科衛生士はやりたくない。
皆さんはあまりご存じないかもしれませんが、歯科衛生士不足問題は、こんな現状が何処にでもありふれているからだと私は思います。ウンザリだもの。
殿様と奉公人の様な関係では、歯科衛生士はどんどんやめていきます。
まっとうな歯医者さんもいるのは解っています。極少数でしょうけれど。
でもウチはこんな感じ。ホント、辞めたい。

直訴状1617  (08/20/01)  (患者)  (TX)
直訴状1608について
医療従事者です。診療請求については患者の立場に方はもっと真剣に認識を持った方が良いと思います。この方のように不明な点は何らかの形で自己主張すべきです。今保険の財政が困窮している中で、表面にでてくる不正請求は氷山の一角だと思います。納得出来なければ保健の担当官庁に問い合わせるべきです。
正当であれば担当官が説明をしてくれるでしょうし、不正であれば、保険事務所の方で病院と話をしてくれます。私たちの保険料で賄われている財源が不正に搾取されるのは許せません。その部分をもっと真剣に被保険者である私たちがなる事だけでも不正請求をしている病院をなくす大きな力になり不正に支払われている診療報酬をなくす事になると思います。思いの外その金額は大きいように思えます。
まだまだ医療の世界は一般の企業に比べて優遇されていて医療の経営者達はそれに甘えている様に思えてなりません。

直訴状1616  (08/16/01)  (患者)  (病院名を公開しろ)
本日私の姉が、**総合病院で診察を受けるはずでした。先日からわきの下、腕の間接部分にしこりができ、市川の病院でMRIを取るように**総合病院の先生に指示をもらいました。しかし、そのしこりが非常に痛いために明日診察の予約が取れていましたが、なんとか痛みを止めたい一身で医者に頼みに本日外来で午後から、出かけましたが担当医師が診察をしないと何も分からないので、明日きてくださいと冷たく言われたそうです。整形外科は全て担当医師が見ることになってますので・・・それってどういう事でしょう?問いただしたところ、痛み止めを出すことはできますが、診察や説明はできません。カルテは読めません。との回答。姉はあまりの腹立たしさに痛み止めを断ってかえってきました。何のためのカルテでしょうか?何のための医者でしょうか?カルテも読まないで、痛み止めを出すというのは、間違いではないのでしょうか?適切な薬も出せないのではないのでしょうか?担当医師でないと診察できません、テキトーにきく痛み止めをだします。こんな回答は、小学生でも出来るんじゃないのでしょうか?何のための医者でしょう?何のために・・・この**総合病院は、医者ではなく小学生の脳みその医者がいると**中の自慢になるのでしょうね。いいお医者様もいる、看護婦もいるのに馬鹿な規則のせいで、患者は痛みを我慢するなんておかしい、カルテとは、どの医者が診ても診察が出来るように作られたもののはずですよね?規則に従うのならば、担当医師は患者が完治するまで、休みは取れないはずですよね?この、**総合病院から是非回答をいただきたいものです。どうせ、専門用語など並べ立て逃げるんでしょうけどね・・・

直訴状1615  (08/11/01)  (患者)  (出産地獄)
先月末に長女を妻が出産いたしました。
それで。産婦人科の医療金額がまちまちなのはしっていますが。
出産した子供が2100gの低体重だったのです。
それで、妻が先発で病院を退院したのですが。そのときに33万を支払いました
(まーだとうかなーと思いましたが)
それで。3日後の9日目に子供を退院させたのですが。
なんと、そのとき、低体重だから218000円を支払うようにいわれました。
よくよく、聞いてみると19万ぐらい保険で帰ってくるので払えと言われ私は、とりあえず払いませんでした。
内訳もださずに払えないというと。内訳を書いてきたが。入院費一日16000円+その他の検査料金などかいていたが。要は国にはらわすから限界(MAX)で請求しているようにしかみえません!
どうでしょうか?ここの産婦人科はTVとかでも宣伝している。産婦人科です。
不法請求だと思っていますが。正当なんでしょうかアドバイスください。

直訴状1614  (08/11/01)  (医師)  (calm/医学慨論)
【1】日経新聞にて、8月8日より「医療再生」と題して医療改革の特集が始まりました。内容は、読売新聞さんと同様の内容で大差ないようです。しかし、日本を代表する日刊・経済新聞なので、経済面からの改善・改革案を期待したい所です。
 日本の医療を語る場合、医療費の「不足」を主張するマスコミ・評論家が見当たらないのがいつも不思議です。医療システムや医療水準、病院アメニチィーをヤリダマにあげる時は、米国や欧州の例をイヤと言うほど持ってきて、「さあ、どうだ」と言わんばかりですが、GNPに占める医療関係費の割合は何故か指摘されません。ちなみに先進国の中では日本が一番低い国の一つだそうです。
 有病率が高くなる高齢者が増えるのはもう既定の事実です。これで医療費を減らせでは、皺寄せは誰に寄せられるのでしょう。「わたしゃ十分皺寄ってるから若いモンに頼みますよ」とは言えませんよ(笑)。ともあれ、様々な観点からの検討が必要だとつくづく思います。
 それに何事も「先立つもの」の手当てを無視した議論は、実行に移されないのではないでしょうか。声高に主張する方達の「立派な御人柄」は十分伝わって来ますが、改善の具体的プランが見えてこないような気がしてます。
 景気もまだまだですが、一応「衣食住」は充足されつつある社会では、あとは「健康で長生き」する事が、最大の関心事(欲望?)になって来ています。平均寿命まで生きないと何故か「損」した気分になっている昨今です。
 ……・「納得できない」「どうして私が(平均寿命にもいってないのに)死ななきゃなんないの?」「まだ年金貰い始めたばかしで元取ってないぞ」「やっぱし美人薄命なのね」「犯人(加害者)は誰だ!」・……「新聞に日本の医療が悪いと書いてあるぞ」「やっぱし医療が悪いんだ、『鬼畜米英』め、云々・…」
 うーん、かなり反発受けそうな直訴になってしまいました。国民の皆様並びに「米英」の国民の皆様にお詫び申し上げます。
 【2】慌てて真面目な本の紹介をしてお茶を濁させて頂きます。リバイバル紹介です。以前『正直な誤診のはなし』をご紹介させて頂きましたが、先日古本屋さんの100円コーナーで、また見付けました。剄草書房から1986年に出版されたものです。この本の面白い所は、「誤診されないための医者へのかかりかた」という実際に役立ちそうな章立てがある所です(p151)。医療はチームワーク、誤診はご一緒に減らしましょう。患者様も「主人公」ですよ。
【4】(11日投函)最近は、週刊誌・月刊誌も医療問題のオンパレードのようです。「話題が尽きて紙面が埋まらない時には医療を持ち出す」という昔からのセオリーを忠実に守っておられる所は、流石に古くからご商売されている老舗出版社の知恵ですね。
 今朝、購入した「文芸春秋」九月号では、なんと109ページの大特集をやっていました。特集タイトルが「医療は今・・…幸福な患者になるために」とあり、流石に食傷気味の医療特集を視点を変えて特集されてました。「こんなにヒドイ・キケン・イイカゲン」というタイトルでは、やはり売上が伸び悩むのでしょうか。「幸福な……」という視点は、読んでみようと言う気にさせられます。
 「文芸春秋」常連のK大学医学部K講師は、相変わらずの健筆振りです。 変わり種としては、「脳死を人の死と認めない」論者の急先鋒であった哲学者のU氏の寄稿です。西洋医学は御嫌いなのかと思っていたら、ご自分の病気ではしっかり西洋医学を受けられておられ、今の所、少なくとも二度ほど命拾いされておられるそうです。
 あまり言いたくは無い事なのですが、U氏達が脳死論争を長引かせ、日本における脳死者からの臓器移植を遅らせたお陰で、悔し涙のうちに死んで行った多くの患者さん達がおられます。ご自分はしっかり西洋医学の恩恵を受けながら、他者の西洋医学を受ける権利を踏みにじっても許されるのでしょうか?哲学者と論争しては、負けるに決まってますので論争するつもりは御座いませんが、つぶやきとして書かせて頂きました。
【5】(12日投函)ある本の中で「日本の医療の貧しい理由」というのが載ってました。『ゴミ投資家のための人生設計入門』(海外投資を楽しむ会編集、メヂィアワークス発行、1999年、1600円)という本です。引用させて貰って宜しいでしょうか?
 ・・………p240・……ところで、過剰医療を減らして医療費を抑制するだけでは、日本の医療問題は解決しません。この国の医療のもう一つの大きな問題は、優秀な医者やレベルの高い医療サービスに適正な報酬が支払われる仕組みが無い事です。ここでも、全国一律の健康保険制度が市場ルールを大きく歪めています。
 日本の場合、健康保険制度が破綻に瀕し、財政が逼迫しているために、保険者側(支払側)はありとあらゆる方法で医療費を減額しようと努力します。厚生省も、自分達のつくった健康保険制度が崩壊しては困るので、医師会の顔色を窺いながら、医療費抑制策を次々と打ち出します。ただし、不正医療もマトモな医療行為もいっしょくたにして減額しようとするために、最先端医療や欧米で効果の確認された新薬はたいてい保険適用外ですし、高品質の医療サービスを提供している病院も、公費負担は一部しか認められません(サービスの質にかかわらず一律に減額するという乱暴なことをしているからです)。
 このような理由から、日本の病院は、高付加価値の医療を提供すればするほど、高額の医療費を患者に請求するか、自腹を切るか、どちらかしかなくなってしまいます。こんなことが続くと、病院側としてもわざわざ赤字になるようなサービスは出来ませんから、医療の質を落として採算を取ろうとします。サービスの質を思いきって落とした方が大きな利益が上がるわけです。
 このように、厚生省の管理する歪んだ健康保険制度によって、日本の医療の質は恐ろしく低下してしまいました。欧米の一流病院では完治するはずの病気が日本では治療できず、患者が死んでいく例がいくらでもあることは、医療関係者なら周知の事実です。…………・……引用了・…………
 うーむ、断定的な物言いが凄いです。 「海外投資を楽しむ会」のメンバーの方達は、おそらく20代後半から40歳くらいまでの給与所得者(サラリーマン)だと思われます。ご自分の仕事をしっかり遂行しながら、世の中の仕組みを観察・勉強・意見表明(出版)されておられる姿勢には脱帽です。
 ところで、腕前によって診察料に差が出来たら、三流医師の小生は真っ先に淘汰されそうです。今のうちにしっかり節約して貯金しておかねば・……マッ○さんや吉○家さんの御世話に今後もなりそうです。
【6】(15日投函)日経メヂィカルの8月号に「医事関係訴訟委員会」の記事が載っていました。………引用(p19)・・…先月13日、最高裁判所に新しく設けられた医事関係訴訟委員会が初会合を開いた。同委員会は、医学関連学会の協力を得て、医療過誤訴訟における鑑定人を円滑に選ぶ役割を担う。これにより、医療過誤訴訟の審理期間が短縮される事が期待されている。委員会は、医師、弁護士、一般有識者の計13人で構成され、委員長に日本医学会会長の森亘氏、委員長代理には元最高裁判事の大西勝也氏がそれぞれ就任した。・・……中略……医療過誤訴訟の審理期間は、平均35.8ヶ月(2000年)。10年前に比べ若干短縮しているが、通常の民事訴訟に比べれば、約4倍もの時間が費やされている。その最大の理由は、鑑定人の選定に時間がかかる事だ。・・……引用了・・……
 ついでながら、以前にもご紹介させて頂いた本の紹介です。『上手にトラブルを解決するための和解道』(廣田尚久/弁護士、朝日新聞社、1998年)の中に、弁護士会の行っている「仲裁センター」が載っています(p189)。医療過誤事件も扱っているそうです。仲裁では裁判に比べて早期解決がはかられるそうです。例えば、第一東京弁護士会仲裁センターでは、(全分野の仲裁の平均?)平均日数約65日、平均審理回数約3回で、和解または仲裁裁判による解決に達しているそうです。ちなみに、裁判は公開が原則だそうですが、仲裁は非公開が原則だそうです。
7】(16日投函)16日付けの日経新聞で、「医療再生・第一部」への読者からの反響を紹介しています。その中で、「日本の医者・病院に任せるのが怖かったため」五歳の息子さんを米国に連れて行き、手術を受けさせた男性の意見もありました。
 どこで治療を受けるかは、自由意志に任されていますので、それも一つの方法だと思います。ただ、これも十分な財産や借金する能力がある方や、高額の民間医療保険に加入しておられる方達のみに許された方法でしょうか。
 この方が、最後に言った言葉も印象的です。……「日本にも優秀で、親身になってくれる医師はいるのだろうが、医師に関する情報がないので探すのは難しい」・……
 せっかくの意見ですから、米国でかかった医療費の総額を教えて貰いたかったです。ついでに可能ならば、日本で同じ治療を受けたらばどの程度医療費がかかったと推定されるかも、教えて欲しかったです。
 欧米から来日し、日本の病院で医療を受けられた外国籍の方が、医療費の請求書を検討して不思議そうな顔をして、「他にドクターフィーは幾らかかるのか」と聞いたそうです。勿論、その請求書の中には医師の診察費・技術料も入っていたそうです。日本語が読めないので、料金の総額だけを見て、医師の診察代が入っていないと勘違いされたようです。
 ちなみに、同じ日の日経新聞には、国際面に「米民間保険料、来年、最大15%上げ」という記事が載ってました。
 引用です………米国の民間医療保険が2002年に大幅に引き上げられる。会員制健康医療団体(HMO)を運営する医療保険各社の引き上げ幅は平均で15%に達する見通し.・……2002年の保険料引き上げ幅は過去最大だった今年の11.5%をさらに上回る。……保険料は99年から2桁前後の上昇が続いている……1999年時点での平均月額保険料は個人保険が172ドル(約2.1万円、引用者注、)、家族保険が473ドル(約5.7万円)……保険料の高騰が続けば、米国でも公的保険の充実を求める声が高まる可能性もある………・・
 計算して見ると、11.5%、15%と連続値上げでは、2002年度は、個人保険で月額約220ドル(約2.6万円、年額31万円)家族保険で606ドル(約7.3万円、年額88万円)になってしまいます。3年連続値上げ続きですから恐らく今後も上昇は続くでしょう。また、上記のHMOは民間医療保険の中でも安い部類の保険だそうです。
 米国では、医療保険にも入れない所得層が3割近くもあると聞いた事があります。そういう方達は、病気が重くなって救急医療病院に駆け込むそうです。
 公的医療保険制度がない国は、ある意味でとても健康不安が強い国です。
 【7】(19日投函)先日の8月8日は、『医療の目安箱』様の、五周年記念日だったのですね。遅れ馳せながら、おめでとう御座います。本当は、このような「目安箱」のない世の中が、一番理想的な社会なのですから、「おねでとう」ではいけませんね。「ご苦労様です」で宜しいでしょうか。
 本当に、このようなHPを作ってくださる方が居て、キチンと管理して頂いているので、日本の医療も徐々に改善に向かっている(「改善」に関しては違う御意見の方もおられましょうが)のだと思います。その意味で、日本の医療への貢献は大であると、敬意を表させて頂きます。
 【8】『日経ビジネス』(8月20日号)の特集に、「患者や地域に開かれた病院ーランキング100ー」が出ていました。全国2083の病院にアンケート用紙を送り、期限内に回答を得た561の病院をランク付けしたものだそうです。この手のランキングは、いろんな雑誌が実施されておられますが、日経ビジネスさんのは、信頼できる所の一つではないかと、思っております。この雑誌は、小生かれこれ10年以上定期購読していますが、しっかりした特集を今までも組んでこられたように記憶しております。
 なおこの雑誌は、つい最近まで定期購読しか出来ませんでしたが、今では駅のキオスクなどで購入可能です。
 ついでながら、同じ号に「米国では医師の力量が一目瞭然に」「治療成績公表で競争促進・医療の質向上目指す」という記事(p124)も載っていました。日本の医療にも参考になりそうな記事です。
【10】(25日投函)とうとう今回10個目の直訴になってしまいました。こんなに直訴してては、誰も読んで(相手にして)くれませんね(笑)。ここまで読んでくださった方、どうも有難う御座います。心優しい方です、アナタは(笑)。
 ところで、『敗者のゲーム』(日経新聞社)を読んでいたら、「訳者あとがき」に・……・…医学史上最大の発見はペニシリンと手をよく洗う事、また、長生きするための最大の秘訣は禁煙とシートベル着用だ・………………
 と書いてありました。成る程、簡潔な表現ですね。
 国家試験の問題に出して欲しいくらい大事な事です(笑)。
 でも、「長生きする秘訣は、病院に行かない事、医者にかからない事」なんて書いてなくて良かった(笑)。


直訴状1613  (08/11/01)  (患者)  (ポチ)
家内が幼児期の虐待によってPTSDとわかったのは今年の4月上旬でした。三叉神経痛で8年以上も苦しんできたその原因がようやく発見されたのです。****病院の神経科に受診し、当初は薬(デプロメール)とカウンセラー併用で予後が非常によく、私も安堵していました。さてしばらくして私(高校教員)の受け持っている学校の生徒がPTSDではないかと思い、家内が診察してもらっている医師に紹介しました。ところが、その医師はこの生徒の症状の重さに辟易したのか、家内との面接のおりにそのことをこぼすようになり、ついには先日20分以上にわたって家内をその件で責め立てたのです。(家内のその子に対する接し方が悪い、家内はその子より年長者なのだからその子に対して責任がある等々)家内には責任のないことで責められ、家内にとってはトラウマティックな記憶の再現となり、その日帰宅すると手にはしびれは生じ、再び三叉神経痛がよみがえってきました。私の家内は神経科の医師によってPTSDをいっそう悪化させてしまったのです。また、家内は、このことにより、精神科の医師一般に対して不信感を抱くようにもなりました。医師が家内に向!けた怒りには、何らかの意義があるのでしょうか、医師は正当な理由を持って他者の治療の責任を家内に押しつけうる者なのでしょうか。

直訴状1612  (08/07/01)  (患者)  (やまと)
私は、この27年間てんかんにてある病院に通院しつづけているのですがここ最近、医師の勝手な薬の変更により体調不良が続いているのですが以前からこの状態を訴えてもてんかん病=精神病者と決め付けているように話を無視して”私の指示に従えばよいのです”と私が言ったことには耳を傾けてくれないままです。自分自身、病院を変えたい気持ちで一杯ですが27年も通わされて自分でも理解できない症状が起こるたびに病院を変えても説明がうまくできないと同じことの繰り返しになるのではと思って判断がつきません。このようにてんかん病で患者に了承なく薬の変更を度々行うことが出来るのですか?
 もし、できるのであればこれは患者の人権をどのように医師は考えているのか知りたいです。

直訴状1611  (08/03/01)  (患者)  (辞ウ)
自分はおならがよく出ます。ひどいときには5分間隔ぐらいで1時間や2時間ぐらいずっと出ています。それで腸とか腹部を調べてもらっても、以上なしとしか出ません。絶対どこかが異常あるはずなのに、どうしても答えが出ません。医学はこんなに進歩してもわからないことがあるのですか?ぜひ教えてください。

直訴状1610  (08/02/01)  (患者)
妊娠4ヶ月の時に子宮頚管縫縮術を受けました。手術前から健診の時に、微量の出血を医師に伝えていましたが、順調、問題なしとのことで特に処置はないまま手術を迎えました。手術前にも軽い下腹部痛を看護婦に伝えましたが、おなかのはりは感じられないといわれ、我慢しました。痛みのない手術と聞いていたにもかかわらず、術後は下腹部が激しく痛み、吐き気も伴いましたが、術後の処置の違和感だろうと聞いてもらえず、吐き気はつわりの影響と思わざるをえませんでした。さわった感じではおなかの張りもないと言われ、痛みも我慢するしかありませんでした。術後2〜3日は下腹部が重く痛みがあったものの、看護婦や医師がくるたびにおなかは張ってないといわれ、仕方なく我慢していたところ、退院の頃には痛みもおさまりました。我慢すればおさまる痛みと思うしかありませんでした。退院して数日後、安静にしても張り止め(ウテメリン錠剤)を服用しても痛みが治まらず、予定の診察より早く医師のもとへ相談に行きました。出血もありましたが、自宅安静と服薬でしばらく様子を見て、治まらないようなら再度入院と診断されて帰りました。その日の夜、下腹部!痛が激しく、我慢できなくなったため、夜間に病院へ向かいましたが、その途中に破水、妊娠継続は断念せざるをえなくなり、翌日陣痛をつけられて死産となりました。担当の医師は、まさかは破水するとは、と意外な様子で、これくらいの週数だと検査等の数値では異常がわかりにくいことが多く、痛みだけの訴えでは診断が難しいと言われました。その上、今回のことは、子宮内での感染がどこかでおこってのことだろうが、手術の影響とまぎらわしかったために対処ができなかったとも。痛みや不快感を訴えても、この手術では、とか、この処置では痛みが伴うことはないはずなんだが、と言われるだけで、具体的な処置はしてもらえず、結果死産となってしまって、納得がいきません。次回の妊娠でも手術は必要だが、通常以上に様子を見るようにすると説明されました。今回の件は、医師の注意、判断が甘かったのではないかと悔やまれてなりません。

直訴状1609  (07/30/01)  (医師)  (calm(医学慨論))
【1】今回も本を紹介させて下さい。『心なき医療・…その後・医療過誤裁判の現場から』(久能恒子/医師、ぴいぷる社、1997,1600円)です。久能氏の書かれた『心なき医療』(1993年)の続編です。続編が書かれた当時、医療過誤裁判は進行中だったそうです。娘さんを医療過誤で亡くされてしまった上、主治医の対応に憤りを感じで裁判をおこされたそうです。原告は、久能御夫妻で、御二人とも医師だそうです。続編では、進行中の裁判の模様が(被告の病院・医師ともに実名で)記述されています。
【2】『心なき医療』を一部引用させて頂きます。
・………p38・……これまで私達が受けてきた医学教育は、「医療に従事する人間は決してミスをしない」という架空の前提の上に成り立っていました。そうした考え方には私も「一理ある」と感じています。患者さん達が医療に従事する者たちの能力を疑ったり、施療方針を疑ったりしては、医師の方針を受け入れられなくなってしまいます。それでは治る病気も治らなくなるーこうした患者サイドの信頼を保つ為に、「医師は間違わない」という神話を創造する必要があるのです。
 でもこれは一方で、医療現場には決してミスはありえない、という見方をその場にいる人達に強制する事にもなります。こうした神話や幻想が、いざミスを犯したときに、医師のみならず病院側、ミスの現場にいた人のすべてを沈黙させてしまう所以なのです。
 だからーーというのもおかしいのですが、だから紹子の手術中や術後の集中治療室において、なんらかのミスがあったはずなのに、彼らはそれを正直に言えなかったのではないか……?
 医師としての私は、彼らのあの態度を、ミスをミスとして認められない医師としての職業的な本能と理解し、許容しようとします。そう考える事で強引に納得しよう、と。でも母親としての私は、そんな自分の「医師である」姿勢に、自らおぞましささえ感じるのです。・・……引用了……
【3】(1日投函)【2】において『心なき医療』の引用は、『ーその後』の方でした。失礼しました。今回も、『心なき医療ーその後』の引用です。この本には、巻末にK大学放射線科のK講師の「私的鑑定」も載せられていましたのでそこからの一部引用です。
・・……p332・……ここまで読んできた皆さんが真に知りたい事は、手術の名手とされるK大学医学部N科のK教授が、なぜミスをしたのか、ではないかと思われます。以下で、その点を考察してみます。
 K教授がミスをした原因はいろいろあり得ますが、私が指摘したいのは、「九州にある他人の病院へ出張して、初めて顔を合わせる医師を交えて手術のチームを組んだ」という足場の悪さです。○の手術と言う、繊細さの上にも繊細さが要求される手術では、チームワークがことに重要ですから、○子さんの手術は、最初からハンヂィを背負っていたようなものでした。
 また手術場では、「k大学の教授がどういう手術をするのか」「どの程度の腕前があるのか」という、医師や看護婦たちの好奇の目を意識せざるを得なかったと思います。その目がある為に、上手な所を見せ様と、ついつい普通ではメスを入れないところまで、メスを入れてしまうことも、十分に考えられるわけです。
 そして、○子さんの両親が医師だったことも、おそらくミスに関係しています。
 一般的に言って、患者の家族に医師がいると、失敗できない気になって、つい念入りに切除してしまうものなのです。そして余分に切除したために、普通の患者には見られない障害を生じる事がよくあるのです。
 医師の家族に生じる障害と言う意味で、「ドクターズ・ファミリー症候群」という言い方が米国に存在する事からも、いかに普遍的な現象であるかがわかります。
 「念入りに」と言う気持ちに輪をかけたのは、お金の問題もあったことでしょう。こういう場合、かなりの額のお礼が執刀者に渡されるのが常識ですが、それが心理的負担になって、普通では切除しないところまで切除して、それが動脈の攣縮や、術中急性循環不全をもたらした可能性があるわけです。
 結局ご両親の、「我が子に特別な治療を受けさせたい」という気持ちが裏目に出たようです。多額のお金を動かしたであろうことは残念ですが、わが子の事を思う気持ちは理解できますし、手術の結末はあまりに不幸で気の毒で、ご両親の行為を評価する勇気を私は持ちません。それよりも、○子さんのような不幸がこれから少しでも少なくなる様、○能○子さんのこれからの活躍を願って、筆を置くことにいたしましょう。・………引用了…………
 この本は、ある意味で実に率直な本で、この本の著者自身が医療過誤裁判の被告となり法廷に立たされた経験も語られています(p290−292)。
 たた、思いますに、まだ裁判が進行中であるにもかかわらず被告の実名を出して糾弾している事に関しては、疑問に思います。告訴した「自分たちの方が正しいんだ」と言うお気持ちは分かりますが、もし自分たちの告訴が誤りであったと分かった場合、被告(そうなると今度は被害者)に対して、どのように償いをするおつもりなのでしょうか。人間のするすべての行為には誤りがあり得ます。裁判に訴える告訴行為にだけ「誤りがあり得ない」と言う事はありません……・…。
 ついでながら、「忙しい」とは「こころ」を「亡くす」という様に意味分解できるそうです。「こころなき医療」とは忙しさから派生してくるのでしょうか、残念な事ですが・・・・・・・・・・・。
【4】(2日投稿)引用ばかしで済みませんです。あまりにも目に余る様でしたら、管理人サンのご判断で削除して下さい。
 病院の設立主体に、企業も認めるべきかという問題も議論されていると思いますが、それに関してです。セ○ムという会社が、参入して一時期話題になったかと記憶しておりますが、今はどうしてるのでしょう?
 先日古本屋さんで、『意志を貫く』(飯田亮・セ○ム創業者、東洋経済新聞社、1998年、1500円)を100円(笑)で買ってきました。この本の中に、「企業立病院」の構想が語られている部分がありました。その辺の引用です。
 ………・・p29・・……勿論、役所と葛藤する事もあります。在宅医療サービスについて、私は厚生省と衝突しました。例えば、看護婦が患者宅に出向いて注射をする。この医療行為は、法律では、医師の管轄下でなら出きるとなっている。では「管轄下」とうのは医師と同じ部屋という意味なのか、といった解釈の問題がありました。病院を見れば分かるように、医者がいない場所でも看護婦は注射を打っていますよね。医師の処方箋に基づいて注射をする限り、どの場所で打とうが「管轄下」ではないか。私たちはそう解釈して「やりますよ」と説得した上でスタートしたわけです。その後、公的な在宅医療が始まったのは周知の通りです。
 また、日本の救急車では医療行為が出来ないため、アメリカに比べて患者の救命率が全然違うと言う事実を、セ○ムがアメリカで展開した救急医療サービスの体験からアピールするや、ただちに救急救命士の資格制度が出来ました。これなども、社会的に意義のある事業に壁はない、規制は外されるのだという証明ではないでしょうか。
 実は今、厚生省とぶつかっている問題があります。「企業立」の病院、企業にも病院をやらせるべきだと言っているのですが、なかなか認めようとしない。セ○ムも東京都や銀行から頼まれて、東京・世田谷区で社会福祉法人が運営する病院と特別養護老人ホームの運営に取り組んでいる。ここは長年赤字に苦しんでいたのですが、企業発想、サービス発想の手立てを駆使して何とか黒字化させました。そうかといって、人員整理といったリストラをやったわけではないですよ。患者の方々に「医師・看護婦・職員の言葉使いはどうか」「病状や薬剤の説明は十分受けたか」「薬剤が出てくるスピードは?」「病院設備をどう思うか」「食事はどうか」「院内の雰囲気は?」などのアンケートを実施し、その結果を前提に出きるものから改善してきたわけです。いわば患者から見たCS(顧客満足度)調査ですが、企業では当たり前のことですよね。その結果、外来・入院ともに患者が増える事になり、収支も好転し始めたと言う事なのです。………引用了………
 規制緩和・規制撤廃の時代ですので、ひょっとしたら企業立の病院が続々と設立されるようになってくるのでしょうか。患者側が様々な選択肢を手にする事が出来るという事は、やはり良い事なのでしょうね。ク○ネコ○○トが旧郵政省と果敢に闘って宅配便を日本に普及させました。それと同じような事になるのでしょうか。
 ところで、アンケートで「医師の言葉使い」の良し悪しも評価されてました。当然の事ではありますが、厳しい時代です(笑)。

直訴状1608  (07/30/01)  (患者)  (PUD)
便秘の漢方薬が欲しくて、東京都江**区の**クリニックへ行きました。
初回は処方箋をもらい、レシートは出されませんでしたが、私の記録では850円を支払ったことになっています。
ところが、2回目の診療では、同じように処方箋を1枚出してもらい、900円を請求されました。2回目なのに、なんと値上がり!
不審に思った私はカルテ開示を求め、初診より2回目の方が高い理由を聞きました。私の希望で、2回目は初回で処方された薬ではなく、以前他院で出してもらっていた別の薬を頼んだのですが、受付はこの点に触れ「病名により出せる薬と出せない薬があって、事務処理上、病名を変えることがあり、そうすると指導料などが生じる場合があるんです」と説明。私の病名は「便秘と胃炎にしてある」とのことでした。
私は胃炎なんて全く言ってないし、頼んだ薬の適応には「便秘」もあるのに。だいたい、何の指導も受けてません。
見せてもらったカルテの点数欄にはその日の分しか書いてなく、しかも鉛筆書き。並んだ数字を見てても素人には訳が分からないので、詳しい人に相談するために書き写そうとすると、「コピーしますので」と。
たかが1枚コピーするのに、何分かかってんだーっ!と思って待ってると、別室に通され、医師が登場。開口一番「すみません」と謝られ、「これ、計算間違ってますね」と。「指導料などを請求できる方法もあるので、その点では間違ってないんですけど・・・」などと語り始め、結局、その日支払った900円のうち、480円を返金されました。(再診74点+外来管理加算52点+継続管理加算5点+処方81点→2割負担で420円となったのです。)
これはどういうことなんでしょう?「間違ってない」と言うなら、返金するんじゃなくて、堂々と説明すればいいのに。返金するなんて「水増ししてました」って言ってるようなものじゃないですか?
更に驚いたことには、受付で見せてもらったとき、点数欄には一行しか書いてなかったのに、いつの間にか、前回の分も合わせて二行に増えてたんです!何なんでしょうね?
また「前回から2週間以上経ってると、初診扱いになります」とも言われました。「1ヶ月じゃないですか?」と聞いても「いや、2週間です」と。再初診の算出は1ヶ月以上空いてないとできないはずでは?
しかも、2回分のレシートをもらうと、2回目のものは「900円」という記載で合ってたのですが、初回のものには「700円」と書いてあったのです!(初診270点+処方81点→2割負担で700円ということ。)
初診は850円だと思ったのは、私の勘違いだったこともあり得ないことではないけれど、その可能性は極めて低いです。いつの間にか増えてた一行の点数だし、怪しいなーという思いです。
この病院は、改ざん・水増し請求していると思います。
この直訴状に対するコメント

直訴状1607  (07/23/01)  (患者)  (疑屋乱)
石川県の某総合病院にて7月上旬、妻が出産しましたが、赤ちゃんは「胎便吸引症候群」とやらで、今現在もNICUに入っております。今思えば、以下の時に病院側は判断できたのではないかと思います。
妻は、陣痛が朝方から24時間ありました。その後、1時間半ぐらいかけ分娩出産です。陣痛室では赤ちゃんの心音や心拍、陣痛の状態を診る装置が、時折つけられたいました。
装置を付けている時、結構妻が動いたりした為、赤ちゃんの心拍数を記録する針がたまに上限、下限を行ったり来たりしました。その針のプロットは完全に不規則なものでしたが、一時期だけ、赤ちゃんの心拍数を示すプロットが60から80の間で完全に20秒ぐらいだったかきれいにプロットされていた時がありました。すぐに看護婦を呼びましたが、「又このようなことがありましたら呼んでください。」と言われ、そのままでした。この時に、すでに赤ちゃんは苦しかったのではないのでしょうか。この時期がいつだったか覚えていません。
陣痛が長時間だったため、担当医が陣痛促進剤を使用しました。それからしばらくしてから妻は「破水したかも」と言いい。看護婦を呼びました。その時看護婦は物を確認し、「様子を見ましょう」と言いました。しばらくして又妻が「破水したかも」と言ったのでナースコールをすると担当助産婦がきました。今度は破水検査薬で検査し、破水と判断されました。しかし時期に分娩ということでこのまま行くことになりました。
分娩室で赤ちゃんが出てきそうな時に担当医が呼ばれました。それまでは助産婦と看護婦だけでした。そこで担当医は看護婦に小児科の先生を呼ぶように言っていたので何事かと思いました。(p.s.立会い出産です。)子供が取り上げられましたが泣きません。処置台にのせられる前に一度泣きました。その時は安心しましたが、処置台の上で赤ちゃんはいろいろと処置されました。挿管がうまく出来なかったのかどうか判りませんが、もう一人の小児科の先生が来て二人の小児科の先生が処置していました。どのくらいの時間がたっていたかも判りませんがその後保育器に入れられ小児科へ連れて行かれました。それから3時間後小児科から呼ばれました。
赤ちゃんはNICUで処置されており、小児科の先生に病状等の説明を受け(呼吸不全等)「今晩が山です、、。」と言われました。NICUに入り、処置されている我が子を見て泣きました。でも、赤ちゃんの頑張りと小児科の先生や看護婦さんのお蔭で退院のめどが見えてきましたが、後遺症が心配です。
私は産科での判断・処置が悪かったと思うのですがどうなのでしょうか?

直訴状1606  (07/19/01)  (患者)  (ぽーちゃん)
直訴状1598の方へ
 直訴状1559のぽーちゃんです。直訴状をよんでもらうとわかると思いますが、私はお産の為の帝王切開で半身不随になりました。
 誰に聞いても、医療ミスでは。といわれます。私もこのままでは、納得できないので弁護士をたてて、話し合いをしているところです。

直訴状1605  (07/18/01)  (患者)  (ながさき)
先週、高熱が出て、息苦しくなり*****病院を16時頃受診しました。
そこは、17時からが夕方診療だったので、あと1時間待てるか聞かれましたが、とても辛かったのでみてもらうようお願いしました。
出てきたのは若い女医。ものすごい形相でにらみつけられ、話をしたくなる気も失せるほど憮然とした態度をとられました。何故怒っているのか全く分からない私は、病状のことよりも「なぜ怒っているの?・・」と言う気持ちばかり脳裏にありました。息苦しいという私にも、喉だけみて、「風邪だろうから薬出す。」と言った後、「時間外だから。診療時間は何時から何時、その間にこい」と告げられました。本当ににらみつけながらいいうのです。
たった1〜2分の診療を、しかも、聴診もしない様な医者に、何故こんな不愉快にされないといけないのか本当に頭にきました。言い方にも、態度にも限度があると思うし、お大事にの一言も言えない医者と看護婦にもあきれます。
患者は好きで病気になってるわけではありません。しかも、「急病の方いつでもどうぞ」堂々と掲げている病院の態度とは思えません。
そんなに時間外診療がいやなら、患者に当たる前に病院の組織の問題で改善すればいいのに・・。ああいう医者は最低です。医事課の人に話したら、度々クレームが出ていると言います。ならば、何であんな人ほっといているのか、本当に不思議です。心ある医者っていないんでしょうか・・。

直訴状1604  (07/18/01)  (患者)  (まある)
産婦人科でクラミジア感染の治療を受けました。
最初の2週間はオゼックスという抗生剤治療で、保険適応。
その後は保険が適応されないという説明により、自費治療となりました(ミノマイシン4週間)。
(各、1週間または2週間処方です)で、あるところに問い合わせると
≪クラミジア感染症はなかなか治癒しないので、私の病院では抗生物質を4週間服用してもらいます。勿論、4週間分いっぺんには処方できないので2週間分先に処方し、飲み終えたらもう2週間分取りに来るよう説明しています(先生が)。これで全て保険診療可能です。再検査の後、値が下がらなければ追加投与もします。自費という事は考えられません。≫
という、回答をいただきました。
いったい、どっちが正しいのでしょうか。
また、医師に自費ですと言われれば、知識もなく、何もいえなくなりますが、患者としては、どこで調べたらいいのかというなんだかやりきれない思いが残ります。

直訴状1603  (07/18/01)  (医師)  (calm・医学慨論)
【1】7月18日付けの読売新聞の一面に『○○総合病院グループ 10億円の所得隠し』とデカデカと出てました。「ここがそのワルな病院だ」とばかしに、読売新聞さんがカッコ良くヘリコプターを飛ばして撮った空中からの写真は、まるで廃墟のようなスラム病院でした。こんな汚い・ボロい・地震が来ればすぐさま倒壊しそうな病院に、患者も医療従事者も押し込められているんですだなー、と思ったら悲しくなって来ました。Y新聞社のお金の掛かったピカピカの本社ビルの空中写真も一緒に載せて、いかにこの病院がボロイか「情報公開」して欲しいものです。日本語読めない欧米人がこの一面の写真見たら、「日本のスラム特集やってんだな」と勘違いして、「オー、ベリーダーチィー!」・…なーんちゃって(涙)。ここが病院だなんて誰も信じないでしょう(笑)。
 ついでながら、こんな汚い病院で「院内感染だすな」とは、無理な注文だと思ってしまいました……・。「病原菌の固まりのような建物じゃないか!」「病院が病因だ!」、なーんちゃって・・…・・…同病院で働いておられる方には失礼な発言をお許し下さい。ここまで言わないと、なかなか分かってもらえないのですよ、世間様には…・。
 それにしても、この空中写真見たら、入院中の患者さんは怖くなって逃げ出してしまうのでは?・…確かにこれもある意味で情報公開ではありますが・……いたずらに患者さんの不安を助長してるかも?・…それに、綺麗な病院は何処にあるの?・・…Y新聞本社ビルに逃げ込んでも、そこは特権エリート族の御仕事場です。「汚いから病人は近寄るな」と追い出されちゃいますよ。それが特権エリート族の本音です。
 「国税局は・…重加算税を含めて約5億円を追徴課税」だそうです。国税局の職員さんも病気になったらここに入院しますか?ご自分達用には、綺麗で清潔な病院を特別に持ってるんじゃあないでしょうね。最近の外務省の御役人様たちの御振舞いをうかがっていると、つい疑ってしまいマス・…。
 小生が、国税局長なら、「病院のあまりの汚さに、所得税の免除・五億円の公金追加投入」をしちゃうぞ(笑)。どっかの国の皇族様にも、全国の病院リニューアル慈善運動でもしてもらいたいものです。
 嘆きついでに思い出しました。昔どっかの精神病院で、院長が欲張りで御金儲けばかししてて告発されてました。「院長は食費をちょろまかす為、院内の患者用の粗末な食事をこっそり院長室に運ばせ、長年にわたって食べ続けていた」と告発されてたけど、これって今時「美談」じゃあないの?(笑)・・…ところで、粗末な食事は、入院患者の食費が保険点数でギリギリに削られているからではないの?・……小生も、そろそろファーストフードで半額バーガー(ドリンクはなし)を食べるのを控えないと、国税局から、ごうつくばりの医者として査察を受けちゃうかも(笑)。でも身なりも粗末なので、見つけられなかったりして(笑)。局員「おい、そこの浮浪者!欲張りな医者が良くここニ来るそうだが、知らんか?」小生「さあ、見かけませんけど」(笑)
【2】直訴状1582の看護婦(士)さん、まだこのウェブ見てますか?
 教育に関しては、どこの組織も苦労しているようです。20代・30代の男性向けの雑誌SPAなどでは、よくそんな特集を面白おかしくやってます。笑ってしまう例も多いですが、笑いながらもフト参考になる部分もあります。例えば、ある上司が新入女子社員を叱った所、「私は褒められて伸びるタイプなんです」と言い返へされたそうです(笑)。そういえば、昔『八時だよ、全員集合』で志村ケンさん扮する子供が、「オコッチャやーよ」と言ってましたね。今後は、叱らずに指導して行くのが流行するようになるのでしょうか?
 それに関して、最近『ほめ芸王ー心を動かす135の法則ー』(中谷章宏、PARCO出版、2001年、1500円)という本が出てます。現代の「誉め名人」三人にインタビューした対談本です。対談相手は、毒蝮三太夫氏(御年寄りへのケナシ誉め名人)、渡辺篤史氏(人様のマイホームを誉める名人)、村西とおる氏(女性を誉める名人)です。中谷氏自身も、ご自分の芸風は「ほめ芸」を言ってますから、なかなか濃い内容の対談になっています。一部をちょっと、ご紹介してみましょうか?
 ………・p162……(村西氏との対談にて)・……、日本人は、ほめ言葉を言わなければならないところで、忠告をしてしまっていたのだ。「頑張って」は「励まし」という形の「忠告」だったのだ。「忠告」では、人は癒されない。説教するおやじが、嫌われるのと同じだ。看護婦さんには、こう言いなさいというマニュアルがあるわけではなかった。「苦痛をガマンする人を見ると、自然にそういう言葉になるんです」と、元看護婦さんは言った。それが「凄いですよ」という言葉だ。「頑張って」ではなく「頑張ってますね」なのだ。「ほめられることによって、いくらでも頑張れる自分に生まれ変わる。断末魔まで見せてもいいということがありますよね。・・……引用了・………………
 これからの教育現場には、「ほめ芸」が段々必要になってきているのかも知れません。ついでながらまたも引用です。
 ………p91・…「じゃべりを聞いてあげることは、年寄りにとって大変なごちそうになる」・…p240…「死を乗り越える勇気や、死と向き合える勇気を持つことが出来る(のは)自分を評価して、褒めてくれる人という存在(があるから)ということに尽きるんですね。」・……p241・・…「ほめることで、二人が幸せになれる。一人は相手。もう一人は、あなた自身」・…………引用了……
 言うまでも無いことですが、医療従事者には言葉の熟練が求められているようです。小生もこう言う本から学んで行こうと思っております。
【3】(20日投函)7月19日のNHKにて、参議院選挙の政党による政見放送を聞いていました。
 ある党は相変わらず、医療費削減をお題目にしていましたが、そんな事をして、果たして医療現場の医療水準と士気(モラール)は保てるのか疑問に思いました。また他の党は、手話通訳を画面に出して聾唖者に対しての配慮が覗えましたが、この党だけは、手話通訳なしでした(全党は視聴してませんので、主だった党という意味です)。
 この党の党首の書かれた『命だけは平等だ』(カッパブックスでしたでしょうか?)を読んだことがありましたが、どうもご本人の思いこみが激しいような気がしました。ご自分や自分の所の病院だけが「正義」で、日本医師会や大学病院はほとんど「悪の帝国」(笑)呼ばわりでした。
 一時期、この党は国政選挙で党員が全員落選して、政党助成金を貰う資格を失ったことがありましたが、どうにか無所属の参議院議員を党員にリクルートして政党助成金をゲットできたようです。今は、党首自身も衆議院議員に再当選できて、国会議員が二名になり、あとはもう一つの助成金付与の条件である得票率2%を目指して、なりふり構わぬタレント選挙を展開されているようです。
 このような選挙関係は、直訴状にそぐわないかも知れませんが、この直訴状が公開される頃は、29日の選挙は終了している事と思われますので、敢えて問題提起させて頂きました。
 ついでながら、各党党首が、出陣にあたってしたためたという色紙が某新聞紙上にも掲載されていました。あまたの党首の中で、ある党首だけが突出して感性の良さをアピールしていたように思いました。ちょっと引用してみます。………「君が○○党がいいと言ったから、29日には投票に行こう」・……たしかこんな現代俳句風だったと思います。この方は、世論の支持率80%以上の驚異的な数字を維持していますが、こういった感性に国民が反応しているものと思われます。またヨーロッパ歴訪の際に、時間を遣り繰りして「オペラ座の怪人」を観に行った事とかを、さりげなく政見放送で俳人・俵○智さんをパートナーにして披露して見せるあたり、流石に国民心理を掴んでいるなと思いました。
 つまり小生が言いたいのは、医療従事者も、今後も一層の言語感覚の訓練・向上が必要なのでは、という事です。一部の医療従事者のこころない一言が、多くの患者・家族を傷つけているかも知れない事を、この直訴状で知らされるにつけ、そのように感じる今日この頃です・……。
【4】(28日投函)7月27日・28日の二日間、今年は東京で「日本医学教育学会」をやっている様です。以前、8年ばかし会員になって覗いてみたのですが、会員の皆さんは皆ご熱心で、立派な方々だと思いました。しかも、ほとんどの方が手弁当でしょうか?私立医大の一部の教授には、大学から出張手当がついておられた(笑)ようですが、国公立系の先生方は出張費もかつかつで大変そうでした。
 学会の運営も健全経営なようでしたが、なにぶんどこからも援助(税金・製薬会社等の寄付など)がなかったようで、少ない会費を遣り繰りしておられたようです。(こういったことは、学会の総会で報告されてました。)
 ただ、もっと活発に研究・啓蒙活動を推し進めるは、資金が随分不足している様に思えましたので、総会で「広く世間から寄付を募ってはどうか」と提案した事がありましたが、その時は受け入れては貰えませんでした。
 小生の考えでは、こういった学会に出席している会員諸氏は、ほとんどが有資格者(医師・看護婦士)なのですから、こんな金にならん(笑)学会に出てるよりアルバイトにでも行ったほうが儲かるはずです(笑)。言いかえれば、この学会に出てる事で、「医学教育」向上の為に「お金と頭脳と時間」を「寄付」している様なものです。そういう考えからすれば、国民の皆様にセメテ「お金」だけでも、寄付を募っても許されるように思えます。折角の学会活動が、資金の不足で大きく発展できないでいるようで、勿体無く感じました。経済用語で言えば、「レバレッジ効果」が発揮できていないな、という事でしょうか?
 まあ、これも相変わらず「変人」的な考え方かも知れませんね。ただ、「変人首相」が受け入れられる土壌が醸成されてきている昨今、もう一回検討していただけても良さそうに思えるのですが・・……。
5】ある政党の新聞広告を見ていたら、『「みかん一個も受け取らない医者」を自ら実践し医療改革を成し遂げた○○○○』とか出てましたが、なんとなく「みかん一個位受けとってあげれば」という感想が浮かんできました。ささいな物のやりとりが、コミュニケーションになってくれる場合もあると思いますし、言葉では表現することの困難な人の場合、みかん一個が大きなメッセージになって信頼関係をつむぐ事があるようにも思えます。また、極端な考えかも知れませんが、ミカン一個で、医療従事者ー患者関係の無意識的な心理的プレッシャーを緩和しようとする行為かも知れません。
 それから、「みかん一個を受け取らない」を自らの潔癖さの証明に使おうとする行為は、なんとなくイカガワシイ感じもしてます。「みかん一個も受け取れなくてスミマセンネー」というのは卑屈(笑)ですが、まだマシのような気がします。
 なんか変な直訴状だなー、相変わらず……。
 ちなみに、ある真面目な(笑)新興宗教の教祖が述懐してました。「信者サンが、供養をしたとき(つまり喜捨、御布施をした時)、教祖はありがとうと言ってはいけないのです。信者サンの行為を汚すことになってしまいます。黙って受け取らねばならないのです。」・……患者さんからの付け届けを「お布施」と呼んだドクターが以前おられましたが、意味深長です。病院付き神父・牧師さん等がおらない国では、医師がそういった宗教者の役割を担わされている場合があります。うーん、ここいら辺は表現が難しいですね。要するに「みかん一個もらった医者がいたとしても、傍から偉そうに糾弾するな」と言う事でしょうか(笑)。ちなみに、小生はミカンは頂くぞ、あまり好きではない果物だけど(笑)。まあ、その場の雰囲気にもよりますが・・…。白衣のポケットをミカンで膨らまして歩いてくる医者らしき者がいたら、「それは私です」。

直訴状1602  (07/16/01)  (看護婦(士))  (ようこ)
直訴状1600の方へ
いけない事だとは思いますがよくあると思います。病院の体質はそこそこによって違うというか、TOPによって全く違ってくるでしょうけど、大なり小なりあり得ると思います。今のご時世、国民の税金を無駄遣いする人達が平気で大きな顔をしているのですし『どこでも叩けば埃の1つや2つは出る』と思いますけどね。

直訴状1601  (07/11/01)  (看護婦(士))  (キョン)
私は、中材とOpe室勤務をしております。病院は100床ほどですが、ものすごい赤字です。(何処もそうでしょうが…)
そのせいか、滅菌物のホギー袋は、一度使ったものでも、再使用できるようにきれいに切って、オートテープを貼って何度か再使用します。
院内感染が巷で問題視されている時代、こんな事止めなければ。。。と感じつつついつい何十年もの このしきたりに待ったをかける勇気もなく、ズルズルと今に至っています。
でも、最近就任したDrがこれにクレームをつけたので、病院ではコストの事で、もめています。
他の病院でまだこんな事してる病院があるのかしら?と疑問を皆さんにぶつけたいのですが、、、
どうでしょうか?突然現れて、とっぴ押しもない質問でごめんなさい。
いろんなご意見お願い致します。

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