直訴状 1301〜1400


メニュ−に戻る


直訴状1400  (08/24/00)  (医師)  (ドクターA )
直訴状1399の方へ
貴方は同様のことで「アンタ何様!?お医者様」というホームページに 書き込みしていらっしゃいましたよね。訴状も公開していらっしゃいま したね。もちろん裁判所に提出した書類の公開が認められているのは、 私も存じております。 しかし同じ内容を2度に渡って違うページに書き込むとは、気持ちは良く 分かりますが、貴方の言動は理解できません。あの書き込みだけ見たら、 医療従事者なら誰でも答えは同じだと思われます。恐らく。 掲示板で公表して何をお望みなのですか。 同情ですか。それとも支援なのでしょうか。 「アンタ何様!?お医者様」に投稿されていた内容が全て事実であり、 かつ大西様の心の中にただの1つも曇った部分がないというのなら、 徹底的に人生をかけて“法廷で”戦うべきであります。 もしかして、あちらのページで「訴状を公開したことにより裁判官の 心証を悪くしたのでは」というレスをされたので…、なんて事はあり ませんよね。 もう1度お聞きしたいと思います。 掲示板で公表して何をお望みなのですか。是非、教えて下さい。 私の今後の人生に役立てたいと思いますので、よろしくお願いします。

直訴状1399  (08/21/00)  (患者)  (大西)
血液検査の結果、クレアチニンが1.9又は1.8の場合、血液検査を続行スル必要はないのでしょうか。 私はこれがどうしてもわかりません。医者は(循環器科)は血液検査続行の必要性はないと言っております。 内科のお医者さん・・・どうかご意見ください。必要に応じてご質問にはキチンとお答えします。
この直訴状に対するコメント   コメントその2

直訴状1398  (08/18/00)  (看護婦(士))  (現役看護婦)


直訴状1397  (08/16/00)  (医師)  (かとう)
直訴状1395に対して
主治医が必要と判断して、それなりの処方せんを記載すればよいですね。

直訴状1396  (08/16/00)  (医師)  (あたりまえじゃん )
1395の発言に対し
鎮痛剤以外の基液の成分が全く同じで、清潔操作が行われていたのなら名前を書き換えてUさんに使えばいいのでしょうが、最初の段階でボトルを作り直していることからも、おそらく基液の成分が異なるのでしょうね。 それだったら当然使い回しは不可でしょう。

直訴状1395  (08/13/00)  (患者)  (特命希望者 )
横浜市*区のK奈川県******学校付属病院でのことです。 平成11年5月19日・水曜日の午前6時頃「外科病棟のナースステーション内」で 事故が起こりました。末期癌で麻薬等を使用して痛みのコントロールをしていた人の うち、I氏はソセゴン(劇薬)を、U氏は塩酸モルヒネを医師の指示に基づいて使用して いました。この2人は24時間持続してこれらの薬剤(注射薬)を点滴の中に混入する という方法をとっていました。 午前6時近くになってほぼ同時に点滴を交換する為、2人の深夜勤務の看護婦は2人で 指示を確認した上でそのうちの1人が薬液を注入するべく、薬液を注射器に吸引する迄 は良かったのですが、恐らく事故はこの後に起こったのでしょう。 “U氏のものとして吸引した塩酸モルヒネ50mg=5ml”のうち10mg=1mlが、I氏の 名前を書いた点滴ボトルに混入されてしまいました。 2人の看護婦はすぐに気付き、注射器に40mg=4ml残っていることを確認後、 更に10mg=1mlを確認・追加吸引し50mg=5mlになったことを再々確認した後で U氏の点滴ボトルの中に混入しました。 I氏のものに関しては、同様の方法でまったく新しい物を作って投薬しましまし、U氏にも 指示通りのものが投薬されているので『誤薬』ではありません。 尚、この時点で“I氏の名前が書かれており(本来はU氏用として使われる予定だった)塩酸 モルヒネ10mgが混入されている点滴ボトルがある事”を忘れないで頂きたいと思います。 そしてI氏もU氏も主治医は同じ***医師でした。 時間が時間だったこともあり、深夜勤務の看護婦は2人とも通常業務をこなしていきました。 そして定刻より少し早めに出勤した**婦長氏に上記の事故を報告しました。**間婦長氏は何を思ったのか、近くにいた***医師に対して「これをI氏に使ってもらえない だろうか」と依頼していたというのです!!! この時の**婦長氏が言っている“これ”とは「I氏の名前が書かれており、本来はU氏用として 使われる予定だった塩酸モルヒネ10mg=1mlが混入されている点滴ボトル」のことです。 これに関して皆様のご意見、ご指摘等を承りたいと思いますので、よろしくお願いします。
この直訴状に対するコメント   コメントその2

直訴状1394  (08/07/00)  (医師)
直訴状1384について
内容が真実ならば、病院側としての説明に問題があると思われる。 まず、消化器の手術をする病院、しかも食道癌の手術をしようという病院で、術後問題になるような肝硬変が術前に診断できないのはおかしい。 手術に際し、肝機能のチェックはするはずであり、超音波、CTの検査もするはずなので、その段階で診断されるはずである。 傷が化膿することは肝硬変とは関係なく、起こることがあるのでそれ自体は医療ミスとはいえない。肝不全、腎不全、呼吸不全という多臓器不全は、手術合併症の終末像なので、術後肺炎や縫合不全による縦隔炎などが引き金になったと思われる。 その誘因は肝硬変である可能性が高い。 この病院の不適切な点は、まず、術前に肝硬変であること(もしくはその可能性のなること)を診断できていない、もしくは家族に説明していないこと。 そういった合併症のある患者に対し、食道癌の手術といった侵襲の高い手術をする危険性について十分家族に説明していないこと。 本当に早期の食道癌ならば、そういったハイリスクの患者は、現在内視鏡による切除なども可能なので、そういった危険性の低い術式をオプションとして提示してしかるべきである。 以上から、病院の責任を追及することが十分可能なケースであると思われる。 まず、病院に対し、カルテ等の開示を求め、拒否するようなら、法的手続きをとることも視野においたらいかがだろうか。

直訴状1393  (08/07/00)  (患者)  (masami )
母の死因について疑問
1999年12月5日02:30にお腹の痛みを訴え救急車にて病院へ行ったが日曜日の為担当の医者がいないとの事でとりあえずレントゲンを撮った所便がたまっているとの事で点滴をして、薬を貰い05:00に帰宅させられた。それでも痛くどうしょうも無い、浣腸など行ったが便は出ず、ますます痛くなるばかり、たまらなくなり13:00頃、再び病院へ行ったが、便が出ず、痛みも止まらないがそのまま帰された。 痛いまま、一晩我慢して12月6日(月)朝救急車にて病院へ行った所、急性膵炎との診断をされた。どのような処置を施したのか不明だが同日20時過ぎ血圧が下がったので至急来てほしいとの病院からの連絡により家族全員が呼ばれた、その時はまだ意識がありましたがやがて集中治療室へ運ばれ麻酔をかけられてからは話をする事も出来ず、そのまま12月7日火曜日の朝、帰らぬ人となってしまいました。 疑問は、最初に救急車で運ばれた時の診断が間違っていた事,したがって処方の方法にも誤りがあったのではないか、又 2回目に病院を訪れた時も本人がこんなに痛がっており、便も出ないし薬も効かないのになぜ他の原因を考えなかったのか。 内科の担当医がいないのならなぜ他の病院へまわして呉れなかったのか、本人や家族は医者の言う事を信じるしかないのです,それが例え間違った診断であってもです。最初の診断が適切で、処方が適切であったなら、母はもう少し長生きできたのではないかと悔やまれております。

直訴状1392  (08/05/00)  (患者)  (とも)
治療費についてわからないことがあるので、どなたかにお答えしていただきたく、投稿させて頂きます。 私は去年の11月からにきびで皮膚科にかかかっている者です。 (その病院は保険のきく病院で、所謂、町医者と呼ばれるような規模です。) 皮膚科にはよくあることですが、診察して頂かなくても薬だけいただけますよね。 私もいつも薬(シナ−ルとアタラックス)を2週間分定期的に貰っています。 ところが、毎回請求される値段が違うのです。 これはどうしてですか。 薬の代金に加え、診察していただかなくても、診察代みたいなものを取られているのですか。それとも薬の値段は変わるのですか。

直訴状1391  (08/05/00)  (医師)  (塔谷 彰 )
いままで医療事故р曹Aここではお返事がありませんので、別のホームページに投書してます。良かったら見て下さい。 >医療過誤で家族を失いました http://www63.tcup.com/6300/rukavlove.html
*一部文字化けを起こしております再投函をお願い致します

直訴状1390  (08/02/00)  (医師)
研修医は医者ではないというご意見がありました。 確かにあなたの体を障害者にした責任は重大であり、かつ許されない行為です。 しかし、そこまでいうのはまずいですよ。そこまでいってしまうと新米タクシー運転手の車には乗りたくないだからタクシーに乗せるな、新米サラリーマンの売るものは買いたくないだから営業するな、新米料理人の料理は食べたくないだから作るななどといったことになり新しい力は永遠に出てこないことになります。医師の立場ですから医師をかばう形になりますが、手術の前にこういった後遺症が出ることがあるといったお話はなかったのでしょうか。なかったとすればそれも問題ですが、あったとすればそれを納得した形で手術を受けたんですよね。最初に書いたように今回のあなたに対するミスは許されないものですがこの研修医がまともな医師であったならこの失敗を自分の糧として今がんばっているでしょう。もし、そのミスを全く気にもとめずにひょうひょうと医師を続けているのであれば断罪に処すべきだと考えます。 研修医だって一生懸命にやっているということを頭の片隅においといて、医師ではないなんて言わないであげてください

直訴状1389  (08/02/00)  (患者)  (キティちゃん )
7、8年前大学病院の先生に、別に珍しい病気でもなかったのですが、「ここで検 査するなら、いつでもセッティングしてあげる。ただし大学では教授のご意見とか 聞かなくてはならないから入院は2週間。○○病院なら4〜5日でできる」といわ れました。ってことは、9日分ぐらいは教育のため無駄な医療費を使ったり、ベッ トをふさいでいるんだろうか。その3、4年後、夢を見るのは追加された薬のせい ということをテレビで知り、○○病院に検査入院しました。(もちろん夢の話は、 内緒ですが)入院した当日か次の日か忘れましたが、夜の11時頃、看護婦さんが 回ってきたので、セデスでももらいたいと思って、「頭が痛い」と訴えました。す ると、その病院での担当の先生が白衣のまますぐに現れました。たまたま宿直だっ たのかもしれませんが、結構どの先生も遅くまで残っているような病院でした。そ れで、笑えるのは、緊張して熱がでたのかと思ったら、そのあとその部屋にはいる ひとほとんどが、熱がでるのです。つまり、冷房がこわれてて、変温動物になった だけらしい。検査の結果、夢見る薬から解放されたのですが、その年の11月には 結局その薬が復活。これも無駄な医療費だったのかも。新聞に病院の食事がおいし くないと書いてありましたが、それはわがままではないかと思います。朝早く出て きた調理のおばさんが作ってくれたことを考えたら、ばちがあたりますよ。旅館じ ゃないんだし。もちろん病院によって差はあるのでしょうが、私はおいしかったで す。こんなどんぶりめし食べてたら太る。と思ったけれど、太らなかったので、自 分がどれほど家でお菓子を食べているのかにも気がつきました。理想的な食事なん ですよ。上げ膳据え膳はうれしかったけど、ひまで早く家に帰りたかったです。帰 りたくないひともいるそうですが、家に居場所がなかったり、それなりに、不幸な ひとなんだと思います。

直訴状1388  (08/02/00)  (その他)  (くっき〜 )
直訴状68について
個人への質問というのは、良いのでしょうか?と思いつつ、質問させていただきます。 68番の方は「助産婦」という存在についてはどうお考えですか? 確かに67番の方のような事もあり、私は迷わず全例医師に立ち会ってもらっていますが、本来は自分で判断し、異常時に間に合うように医師に連絡をとるというのが助産婦の役目じゃないのかな?と思います。 67番の方の時にはいつ、どのような状態で産科医師に報告しているのかわかりませんが、医師だけでなく助産婦にも問題があったのでは・・・と思います。 結論:本当の正常分娩には医師は立ち会う必要は無いと思います。ただ助産婦には異常を正しく判断する目を持って欲しいと思います。 もっと分娩の管理者としての助産婦の責任って追及してもいいんじゃないのかな? 帝王切開はできませんけどね。

直訴状1387  (08/02/00)  (医師)  (塔谷 彰 )
現在、社会的風潮として、事の真偽を確かめることなく、医師および病院糾弾に走る傾向があります。医師としては襟を正さなければならない点は謙虚な姿勢で臨み、主張すべきところは主張することで、患者さん、ひいては国民の理解を得て、良い医療に向けて努力して行くべきと思います。  私がこの投書で訴えてきたのは、個人の責任へと矮小化するのでなく、医療事故u低予算による人手不足から来る過重労働」が背景にあると言うことです。患者さん側(特にその弁護士)は個人の責務や病院の管理体制ばかり訴えますし、それを否定はしませんが、その根底にある日本の低医療費政策に対して病院の企業努力も限界に達して来た感があり、昨今それが医療事故として噴出して来たのは否めないはずです。  病院にはドラマがあります。外来(一般、救急)から入院、手術、その後のリハビリ、退院、外来でFollow、そして最終診察で最期に「先生、本当に有難うございました。」と言われて診察室を出て行く姿をみるとき、ジーンと熱いものを感じます。日々の診療に苦行と感じる時も有りますが、真剣に患者さんに向き合う時、自らの存在感を覚える時も多いものです。そして診療の合間に、この仕事をやっていて良かった・・・と思います。

直訴状1386  (08/01/00)  (患者)  (nadeshjko )
先日、私のところへ初めて電話相談してきた病友が、「国立大学K病院泌尿器科医長にチップを要求され、また、朝はベーチェット病の症状と認めたのに、午後にはべ病と違うと言われた。頭にきたから私のほうから泌尿器科の診療拒否したウンヌン」という訴えに私のほうが???。よく聞いてみると発熱と血尿、激痛で救急診療受けたら「この診療にはお金がでないから、2万円払って欲しい」と言われたとか。彼女は生活保護をうけている、初めは役所から診療費が出ないという意味かと思ったが、チップ要求とわかって頭にきたという。察するに、彼女が救急で来たので医長が病院から呼び出されてきた、しかし、この掲示板でかなり書き込みがあったので、気が付いたがこの医長には時間外勤務手当も何も支払われない。だから、自分のサービスが2万円に相当すると、本気でか、たとえ話でか発言したのでしょう。でも、彼女にはそんな事情は理解できません。その後も症状はでているのに、彼女は泌尿器科に行っていない。ベーチェット病には稀に腎臓や膀胱にも炎症がでることがあります。その時の医学的見解の妥当性については、患者の立場では検証できませんが、他ぁw)良袖い任△辰討蘯N鼎鷲・廚覆里法⊆・・里覆ご擬圓縫船奪廚鰺弋瓩靴銅・任鯆セ瓩気擦襪覆鵑撞・擦泙擦鵝・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込闢痺筬葦雎握韶隰閼隨痲・闍uモ黼髷燥緕・ヒ陏蛹赱・・ヲ竢逅癆蛯跂・羊錨ウ・瓜ユ蜴粹・キ稀w)
*文字化けを起こしてしまいました再投函をお願いいたします。

直訴状1385  (08/01/00)  (その他)  (す-)
今祖母が筋力アップ目的で、リハビリをうたっている栃木県庁近くのI医院に入院しています。毎日見舞いに行っていますが、看護婦、補助婦の対応、質の悪さに怒りを感じています。母に対する婦長の暴言ともとれる発言の数々(婦長はウチの母のことをあなたと呼びます。介護保険の認定もそんな必要はない、役所に勤めててそんなことも分からないのと受けさせてくれません。父についてもどんなお偉いさんか知らないけどなどといいます。)、また祖母に対する嘲笑、これが医療に携わる人間なのかと思うと身の毛もよだちます。祖母は足腰が弱いだけで痴呆などの症状はありません。世話のかかる人だ、世話をしてやってるんだ・・全部聞こえて分かっています。それと入院中の4回の転倒による頭部打撲。明らかに管理ミス、医療過誤です。しかしそれも祖母のせいだということです。打撲により両眼瞼は腫脹し、出血斑で真っ黒になりました。それを見て看護婦、補助婦はパンダみたいと声をあげて笑いました。お金を払ってバカにされに行っているようなものです。退院させれば済む事ですが、中傷されたことに対する怒り、悔しさは消えません。I医院・u「隆埜酩悗量筏・軛ァ∧篏・悗硫鮓曚鯔召爐曚匹竜せ・舛任后・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込・鉈欝外・韶・鈕阯繧・絎褓w)專纈ソ艱銓込酪F跛甎堪・・闕鞜・碎綮ヒ喇・堪葦・怏鈔阯・晃・
*文字化けを起こしてしまいました再投函をお願いいたします。

直訴状1384  (08/01/00)  (患者)  (たま)
私の父は胃の具合が悪く胃カメラをした結果、食道ガンが見つかりました。主治医の先生は「幸いに初期ですので、手術自体は大きいのですが大丈夫。」という事でした。父はお酒がとても好きで肝硬変で入院した事がありましたので、手術前に何度も「肝硬変ではありませんか?」の問いかけに、主治医の先生は「手術に絶えられない肝臓ではありません。肝硬変にはなっていません。」との答えでした。そして食道ガンの手術が10時間にもおよびました。手術をした結果、肝硬変である事がわかったのです。そして、意識もうろうとして暴れる父をほぼ2ヶ月間薬で眠らせ(看護婦の手を取るため)個室に3日ほど出ては様態が悪くなり、ICUに逆戻りでした。そんな父は肝硬変・肝不全・腎不全・縫合不全・ブドウ球菌など合併症といわれる全ての症状が出てきました。傷もつかないで出血はするばかり、そんな父に個室での3日間の時、主治医以外の先生がスプレーの消毒を傷口に吹きかけガーゼもしないで服を着せていました。(暴れるため)そんな父は傷口が化膿し、パンパンにはれあがったのです。そんな治療の中、肺に水がたまりICUにもどりましぁw)拭・修靴董☆・・ぢヶ月半後主治医の先生は「普通こんな状態が1ヶ月続いたら亡くなっていますよ。幸い心臓が強いのでいろいろ試していきましょう。」とか「私が出来る治療は全てしましたので、後は患者さんの心臓の強さにかけましょう」などという言葉がかえってくるようになりました。私達は治療をしていても手術後から良くならず悪くなっていくばかりなのに、他の治療がなくてどうなるのか不安でした。主治医の先生も「どうなるかわかりません。」「何故かわからないが、尿も出ていないが、腎臓は少しよくなっています。」など曖昧な説明しかしなくなりました。そしてICUに戻ってから1ヶ月半後、鼻からの管では窒息死する可能性があるため、喉からの管に変えました。それから5日後ぐらいに状態は悪くなっているばかりなのに、個室に移されました。その3日後父は亡くなりました。私達家族はずっと、「肝硬変のため傷がふさがらない」と肝硬変のせいだとずっと聞いてきました。しかし、手術前に肝硬変であることがわからなかったのか?こんな大きな手術とわかっていて肝硬変の可能性が高い患者に、検査ミスがなかったといえるのでしょうか?父の死ぁw)・妬・里覆い茲Δ覆發里任△辰燭箸蝋佑┐蕕譴泙擦鵝・存蛎罎砲気譴討い燭茲Δ僻・世發△蠅泙靴燭掘∋簔・・稗達佞傍嫐瓩蠅料阿法嵒磴・譴靴い茲Δ妨・┐襪里任垢・廚量笋い・韻法・埜酩悗蓮已發・燭泙辰討い襪・蕕任靴腓Α・廚叛萓犬砲眦舛┐討・譴覆・辰拭L襪凌夕蠅梁C蠅覆せ・箸呂い─・袷幹埜遒任△詆賊,隆埜酩悗・嵒佞d困い鬚エ蠅い靴泙后・廚噺世辰討C董△困辰噺・討覺擬圓硫搬欧琉娶・砲蘯、鬚・気此△い辰燭げ燭鬚靴討い襪里・・蟒儻紊・號瓦・覆襪泙婆瑤膿欧気擦蕕譴討い辛磴箸蕨辰校・気┰侏茲困頬瓦・覆辰討いC泙靴拭K瓦・覆訌阿瞭セ砲眛・坊譴・瓩阿辰討い覆い里・¬椶眤里眩瓦・阿・覆・覆辰浸・砲眄萓犬浪燭發靴討・譴困坊谿気・爾・辰燭蕁⊃鏤・谿亀,鬚、い董⊃澗,・紊・覆辰燭蘓澗,竜ヽ・鬚、い董∋爐未里鯊圓辰討い燭・里茲Δ砲気┯・┐泙靴拭・併簔2搬欧僕預屬諒儔修砲弔い討寮睫世發覆・飽媼韻里△襪Δ舛北瑤鮖澆瓩堂搬欧範辰控_颪鰺燭┐討・譴討睥匹・辰燭里任呂覆い世蹐Δ・・埜酩悗・C蠅覆い里如∨修譴燭蠅垢覺擬圓鰐瑤婆欧蕕擦銅蠅鮗茲蕕擦覆・垢襪里蓮・岼磴辰討い襪里任呂覆い世蹐Δ・0貳崑膸・覆里牢擬圓任呂覆い里世蹐Δ・・w)全く病院にはミスがなかったのだろうか。そんな不満でいっぱいです。
*文字化けを起こしてしまいました,再投函をお願いいたします。
この直訴状に対するコメント

直訴状1383  (08/01/00)  (その他)  (あっちゃんちゃん )
江戸時代まで日本には医学などなかった.それでも長い目でみれば人口は増えつづけていた.人口や寿命には,医療などより栄養状態や社会の安定性の方が遥かに大きな影響力をもっている.医療が大衆に普及したのは,産業革命期に病人を手っ取り早く労働に戻すことが必要になった資本家が導入を図ったときからだったが,この構造は今も変わっていない. 確かに,医療が絶大な威力を発揮する場面もある.移植医療などはその典型だろう.心臓病の子どもを一人助けるために数千万円が費やされる一方で,内戦の犠牲になった子どもが栄養不良でごろごろ死んでいる.心臓病の子どもの治療費を難民救済に回せというのではない.支払う金があるのなら,移植でもなんでもやって助けたらよい.自由主義社会では,人の命は不平等で金次第なのだと承知してさえいればよいのだ. 国民医療などは所詮教育や治安と同様の為政者の政情安定化の一手段に過ぎない.政治が腐りきっているからその手段も腐る.それで教師や警官や医師の不祥事が多発する.子どもに福祉活動の体験を義務化する? やりすぎた真面目警官は首で何もしなかった課長さんは一ヶ月の休職=夏のバカンス? 医療訴訟が多発すると医療が委縮して重症患者の受け入れを拒否する? 笑わせちゃあいけない.いつまでこんな共産主義みたいなたわ言を言いつづけているのか.

直訴状1382  (07/31/00)  (患者)  (まき )
昨夜、救急外来から入院になりました(夫)。本日、ドクターの回診は16時すぎ・・・。その間激痛と鎮痛剤による副作用とでなすすべなく、夫は悲惨な状態でした。看護婦も医者も人の痛みのわかる人であってほしい。本人や家族の心の痛みなんてうすれている・・馴れ合いになっているのではないでしょうか。秋田県能代市の秋田XX病院!! 今も夫は痛みの中。明日転院を申し出ます。

直訴状1381  (07/31/00)  (医師)  (短期労働医師 )
  「東京都立xx病院)の医師2人が後任不在のまま突然異動させられた。2人は、医師の当直勤務が過重だとして病院との交渉にあたっており、立川労働基準監督署が同病院に是正勧告を出した。異動の発令が勧告の直後だったため、医師らの間には「報復人事」との見方もあり、医師らは異動の撤回などを求める決議文を都や病院に送った。都衛生局は「通常の人事異動の一環」としている。同病院は夜でも救急窓口を訪れる患者が多く当直医は睡眠もとれないのが実態だった。労働基準法や労働省の通達では、救急患者の診療など昼間と同様の仕事をした時間は、時間外労働として2割5分増以上の割増賃金を払わなければならない。労基署は今年2月に立ち入り調査をし、3月10日付で割増賃金の支払いなどを求める是正勧告をした。その直後の3月28日に、異動が内示された。」という記事が朝日新聞にでていますね。
このようなことはどの業種でもあるのでしょうから、医師が特別なわけはありません。ただ、このHPでの議論でも医療体制の責任論と労働者としての医師の立場が混同されているのは問題です。都立でなくてもどこの地方基幹病院でも40時間以上の連続勤務は珍しくありません。この病院に限らず、勤務条件や夜間緊急体制の改善の提案は医師側からも提案しているはずで、別に傍観しているわけではありません。しかし地方自治体本庁に改善を要求しても、予算がないからしょうがないの繰り返しです。私も週5日30時間労働契約の非常勤扱いですが、実態は週7日90時間労働です。契約どうりにしろとはいいませんが、3交代で休日のある看護婦さんが羨ましいです。医者が特別と思うなというのは当然ですが、それならば医者に特別な使命感を持てというのは矛盾と思いますが。  国公立の医学生に教育費が一人あたりいくらかかっているかというのは、 大学教育の実体を知らない妄言です。  
学部教育などに金をかけないのは、どの学部でも私立でも同じです。国の借金が600兆あり、国民一人あたり500万あるのと同じようなものでしょう。 公共事業のなれの果ての国債に責任を持ちますか?  風邪で大学病院へ行かれた方のお友達へ。 若い女性が何人もの人前で診察されるのに抵抗があるのは当然でしょう。確かに、もう少し配慮は必要と思います。ただし、行かれたのが大学病院となると医学生の見学があり得るというのは当然かと思いますが、いかがでしょうか?また、風邪で大学病院へ行ったというのは???と思いますが。今の医療の仕組みとして高次機能病院へは紹介で行くような仕組みになっていますが、ご存じですか?医療の仕組みへの理解が不足されているようですね。このように医療への不満は医療者側の配慮のなさだけでなく、患者さんの側の無理解からも起こるのです。    

直訴状1380  (07/31/00)  (患者)
直訴状1367について
医療従事者にとって「わがままな患者」は扱いやすいということですが、それは、 病状がまったく改善されなくても、「わがままだから、言うこと聞かないから、治 す気がないから」と責任をなすりつけることができるからとも解釈できます。それ に対して、「生真面目で、医者の言うことをよく聞く患者」が勧められるままに手 術に耐え、苦しい治療も受ける、あるいは何年も医者のいうとおりカロリー計算を しながら、生活習慣病なんてえん遠い理想的な生活を送り続ける。それでも悪化の 一途をたどり、しかしながら相変わらず医者に感謝ばかりする。例えば、あべたけ しのような悪人系の医者でも、1度は人を救ける使命感に燃えたことがあるならば こんな患者こそ「苦手」かもしれない。医者の言葉も、医学の進歩も患者にはなん の役にもたたないことは、お互いよーくわかっているのに、一言の愚痴もこぼさず 年中感謝し続けられたんでは、自分の無力さを思い知らされて、いい気分になれな いでしょうね。

直訴状1379  (07/30/00)  (医師)
カルテ返却についての個人的な意見   日向内科 井ノ口 裕
カルテの返却が現実に行われるようになりました。今までは現実の問題ではなくて、いわばアイデアの出し合いでしたが、これからは、生身の人間が実際に行わなければならないことになります。私は、カルテの返却という事が、単に便利とか、検査の重複が無くなるとか、薬が判るというような、いわば利益に置き換えて語られるものではなく、人間とは何か、人間と人間の関係はどうあるべきなのか、職業とは何か、職業を通じての対等というのはどのようなシステムのことなのかと言う、いわば人間にとっての価値とは何かということが議論されるべきと思います。 私は特に、大々的に導入がなされようとしているカルテ管理士と言うシステムと、口述筆記という手段についてみなさんの意見を聞いてみたいと思います。私は以下のように考えて、反対の意見を持っており、こんな事までしなければならないのであれば、カルテの返却はむしろやめるべきと思っています。 1 大体「目的」はきれい事。その達成手段にこそ目的の性質がでてくる。 ある本に医療現場の話として「オイ、そこの看護婦、患者をレントゲンにつれていってこい。」という会話がのっていました。 日常の医療現場では「そこのクスリ屋」「オイ、メーカー、ちょっと来い」などという会話は多く、カルテ返却を語るのも、そして この様な人間の扱い方をするのも同じ医療現場であります。 私はこの様な点こそが医療の問題だと思っています。そうすると「それはアンタの個人的な好みの問題でしょう。別に法律違反じゃあるまいし、それぞれの勝手で、カルテ開示と関係ない」と言われます。 その通りです。だから私はカルテ作成の具体策を問題にするのであります。法律違反でなければ何をしてもOKというわけではないと思います。 大体において「運動の目的」「会の目的」というのは描象的な言葉の羅列であって、言い換えれば「きれいごと」であります。 しかし、目的達成の為の手段というのは極めて具体的であり、誰の目にも見えるものであり、人間の生の行動であります。 だから「目的」の文字を隅々まで読むよりも 具体的方法を少しだけのぞく方が、その「目的」をより深く理解できると思います 。 少し大げさですが、ドイツのナチスがゲルマン民族の優秀性を唱え、それを守る手段としてユダヤ人の抹殺を行いました。ゲルマン民族の優秀性と、ユダヤ人の虐殺を切り離して「それとこれとは別の話」というわけにはいかないのであって現に行われていることの方が重要でと思います。 「どういう積もりか知らないが、こんな事やっていいの」ということであります。 2 口述筆記は、先生と言われる人が、先生という人にさせる作業だと思います。 高級官僚がそうでない官僚に、公務員特別職の高給取りの裁判長が、1号俸の月給15万の事務職の人に、社長が平社員に、そして医師が看護職にさせるものです。どんなに忙しくても、その逆はないのです。自分で書けばよいのに彼らは書かなくて当然、書かせて当然と思っているのです。みていても彼らの態度は横柄です。彼らは情報は自分がコントロールするものと思っています。 私は、情報を開示しないということより、開示しないでも存在できた組織をなくす、または組織の内部を作りかえることが重要だと思います。仕事では分担があるだけで、上も下もあってはならぬ。自分でかけるのだから書け、というのが私の気持ちです。 3 私はこの近くの労働基準局の所長をみて驚きました。案内してくれた署員の人の子供かとおもいました。20代でしょうか。こんな年齢で、過剰な接待や扱いを受けていたら、おかしくなるはずだと思いました。私は田舎の開業医ですから、そんな経験もありませんが、それでも「先生」と言われ始めたときは気持ちが悪かったのを覚えております。だから近藤さんが「先生というのはやめよう」と言ったときには同感でした。ただこんな人は滅多にいないのも事実です。私は人を人とも思わない横柄な態度は、職業などで身に付くと思っていましたが、看護婦と呼び捨てにする若い医師もいるし、看護婦さんと言う教授もいるし、人によると思い始めました。先生と言う言葉が医療の現場から無くなれば、横柄な態度も一緒に無くなると思います。カルテ返却の目的は、本当はこれであると私は思うのです。だから口述筆記などもってのほかであります。 4カルテ管理士は、カルテ清書士になってしまう。 カルテ管理士がカルテの不備を指摘して、それを医師が書き直すなら、私は賛成です。現在は指導医が研修医に対してそれを行っています。カルテ管理士がそれを行うというのですが、中中と思います。循環器、内分泌、血液など専門化したカルテはその分野の専門医以上には不備の指摘は難しく、内科も外科も婦人かもというのは不可能です。結局は清書をしてそれを医師が見て追加をすることになりましょう。整備されたカルテは、おそらく医師の字ではないと思います。 カルテ管理士ではなくて、カルテ清書士になってしまうのはあきらかです。これは医療の仕事の分担ではありません。私は患者さんの症状をききとる、患者さんの症状の経過をきちんと追う、問診用のコンピュータの導入とその使い方の指導など、医師の縛りのない職業の制度の確立を目指すべきだとおもいます。つまり患者ーー医師ーー看護婦ーー准看と言う縦の流れではなく、患者と医師、患者と看護婦、患者と准看と言うような関係を作るようにすべきであります。 5 カルテは原則無料 一部が1万円であれば、日本中が返却されたカルテで埋まるでありましょう。1万は極端ですが5千円でも事情は同じとおもいます。5百円でも無料と比べれば簡単に実現ができます。私はこんな議論はいやなのです。カルテを返す人も受け取る人も侮辱するようでいやなのです。しかし、カルテを返してもらえばそれでいい、他のことはかんがえもしない、と言う人がいます。カルテの返却だけが目的なら、患者の権利とか義務とか言わずに値段の交渉をした早いと思います。患者の権利、人間の権利というならカルテは原則無料と言うことは譲れない1線ではないかと思うのです。選挙は権利であって、いくらか払った人だけが行えるというのは権利では無いでしょう。
宮崎県日向市原町2丁目3番6号 日向内科医院 井ノ口 裕  メール hiroino@face.ne.jp
ホームページ http://www.face.ne.jp/hiroino/ 病院への意見箱 カルテ作成についての個人的な考え 医療現場に身を置いている者として考えると、カルテの作成については、以下の3つに方向は別れると思うのである。 1つは、正道を歩む道。 つまり医師自身が、必要にして十分な医学的な情報を、誰もが判読できる文字で記入すると言う方法である。正道を歩むと言うことであるが、問題はこの方法では1日に診ることが出来る患者さんの数が限られることである。私の実感と、色々な医師の感想では、1日の数は20人前後と考えられる。この方法でカルテの返却を行っているのは東京の王さんで、彼女は1日に40から50人は可能であると書いている。実際に行っている王さんの意見が正しいと思うが、王さんも言っているように、やはり患者さんの数を制限しなければならない。 このことは、診療を予約制にするとかしないとかという問題にとどまらず、保険診療でやっていくことが可能かどうかの問題でもあり、カルテ返却の議論をするだけでは結論は出せない問題である。仮に保険診療でやっていくとすると、誰も雇わないで夫婦2人でやっていく診療所という形態になろうかと考える。しかもかなりの都会で無ければ難しいであろうというのが私の実感である。 2つは、恥を忍ぶか、居直る道。 医師のみならず、医療現場に働く人の意見は、「医師は非常に多忙である」と言う点で一致している。従ってカルテは極めて乱雑な字で、2−3行のわけの判らぬ記載があるだけである。診療録管理学会の木村明氏のいうところの「後日の検証に耐えるカルテ」というものではなく、弁護士さん、また市民団体の人には極めて評判の悪いカルテを作る道である。我々個人の開業医では「どうも個人開業の先生のカルテは.....」と言う言葉にも耐えなければならない。「これが現実でしかたがない」と居直るのも、恥を忍ぶのと同じ性質のものである。 日本医師会の最近の報告では、1診療所あたり75人の患者さんが受診している。これは平均であって1年の半分以上は75人以上の患者さんを診ていることになる。私の診療所では6年前の阪神大震災の時は1日で200人の患者さんが風邪で来院した。「後日の検証に耐えるような科学的なカルテ」の手書きによる作成は不可能である。したがって、恥を忍ぶか居直って、何行かのメモをカルテとしてコピーするという道を選ぶということになる。どちらを選ぶにしろ「カルテと呼べるものではありませんが」と思いつつ仕事をすることは変わりない。そして、どうにかしなければならないことでもある。 3つは、知恵と工夫をする道である。 私は日本を代表するような病院が、知恵も工夫も努力もせずに、カルテ管理士という制度を取り入れることに反対である。あまり長い話にするつもりは無いが、コンピュータの音声入力措置などで、出来る限りの工夫をして、どうしても人間の手書きの部分が現段階では必要であると言うのであれば、私もそれには同じ考えである。 私は20年前に開業した。その時にレセプトコンピュータを導入したが、近所の金持ちの病院の院長から「人件費の方が、ちびっとばかり安い」と言われた。「機械を買うより人件費が安いから、機械の代わりを人にやらせる」ということも、確かに法律違反ではない。レセプトを受け取る側では、手書きであろうとコンピュータであろうと、期日までに届けばそれでよいのである。 しかしそれは、レセプトを受け取る側の話であって、毎月の深夜に及ぶレセプト作成の労働をしている側では、話は別である。レセプトの作成時期が近づくと、職場全体がいらいらしてくるというのが普通である。しかし、レセプトコンピュータのおかげで、働く人は本当に助かっている。普通は1週間の深夜に及ぶ残業は、私の所では20年間1回もない。 以前、東京都知事に美濃部達吉という人がいた。彼は、都知事に当選してから、東京都の仕事をひととおりやったそうで、ゴミの収集、糞尿の収集も自分でやったときいている。美濃部さんについての評価はいろいろあるし、このようなことをやったと言うことにも意見は様々とおもう。しかし、人に何かの仕事をさせる立場にいる者は、毎日毎日それをやっている人が楽になるように考えるべきである、と私は思うのである。 知恵と工夫と投資を惜しまなければ、人間の労働は相当程度軽くできる。私は個人の診療所をやっているが, 2千万円以上のコンピュータの投資はしている。日本を代表するような病院は、5億円や10億円のコンピュータの投資はすべきなのである。実際にそれくらいの事をすれば、かなりの事がコンピュータでできる。楽に何かを行う手段の有無は極めて大切なことである。役場の情報の開示もコピー器があって出来るわけで、あれを人間が手書きで何百枚も書かなければならないとしたら、情報開示も何もあったものではない。つまり、情報の開示をやるなら、コピー機を買う金はださなければならない。 以上の3つの中からそれぞれの自分の姿を選ばなければならないが、私は3つの中では3番のスタイルを選んでいる。私なりの理由があっての話であるから、私はこの方法が広まることを念願している。               しかし、問題は今からカルテの返却を行う多くの医療機関で、具体的にどんな方法がとられるのか、ということである。現在は有名な病院でカルテ管理士と言う制度が採用され始めていて、後戻り出来なくなるのではないかと心配である。私が望みを抱いている流れは一般的には電子カルテ方式と言われるものに近いが、この方式はまだ医療現場の多様性に対応できていない。ある分野では便利だが、ある分野では使いにくい。更に日本人にはキーボードを使うということも障害である。知恵と工夫を行って使いやすくなり、更に音声入力の精度が高まることを期待したい。音声入力が出来るようになれば殆どの問題は解決される。 だが現在でも、工夫次第で相当な事ができる。私がコンピュータを買ったのが20年近く前で、1台が150万円であった。しかし今では1台が20万円である。 更にあのころに作ったソフトは400万円かかったが、現在では既製のデータベースソフトで作成できて、値段は5万円程度である。20年前には1000万円かかったシステムが、今なら50万円くらいで作ることができるということになる。特別の決意をしなくても、やろうという意志さえあればできる。 私はこのシステムで20年間で20万人のカルテは返却しているので、一般的な個人の診療所ならすでに実証済みである。急性の一過性の疾患の多い医療機関ではこのシステムは役に立つ。あとは診療形態に合った形につくればよいのである。そうすれば、診療所のナースもナースらしい仕事の仕方で働けるし、小さな診療所の事務の人も、患者さんとの直接の関係の中での仕事をおこなうことができる。更に個人の診療所の医師も、もはや1冊のパンフレットといえるくらいのカルテを、工夫次第では即座に作る事ができる。 私は、以上のような考えであるが、医者だけの会やマスコミの人や、または患者の何かの権利を求める会の人たちには評判がわるい。弁護士さんにも良くはないようである。「なぜ、あんなにムキになって口述筆記に反感を示すのだろう」と言うくらいのものである。 しかし私は、医療現場で働いている医師や正看、准看、事務、受付などの人が全て集まった集会では必ず賛同を得られ、実現する可能性のもっとも高い方法であると考えている。

直訴状1378  (07/28/00)  (看護婦(士))  (現役看護婦 )
直訴状1371の方へ
まずは幾つか質問があります…というか、21才女性の彼氏である貴男の不満に感じている点が伝わってきません。羞恥心に対する配慮に欠けると思われるDrについての不満なのか、実験台として使われていると感じたことに対する不満なのか、あとは診察室へ他者が入ることを告げられた時に断らなかった彼女に対する不満なのか…。それと診察にあたったDrが「教育していただけませんか」と言ったとの事ですが、“教育”ではなく“協力”だったのではないかと思いますが違いますか? それと、これは厳しい言い方になりますが、彼女は21才にもなる一人前の大人です。社会的には。何も恥ずかしいのを我慢してまで若いDrを育てるのに協力してもらいたいというDrは居ないと思いますけど…。上半身を脱いで下さいと言われた時に断る時間はあったでしょう。なぜ“その場で断らなかったのか”という方が不思議な気もします。意思表示の機会は平等に与えられていますし、本人の性質やその場の状況もあるとは思いますが、あとで貴男に対して不満を口にしたのでしょうから言えないことはないでしょう。 最後にこのホームページを読んでいる方に考えていただきたいのですが…。 不満や怒りを“表出”して問題提起をすることは簡単に出来るようになりました。しかし、それだけでは何もならず怒りの矛先を見せただけです。 ほとんど患者さん達の不満等が書かれていますので、それに対する相談コーナー等も考えた方が良いのではないかと思いました。 不満を書くだけなら私も書きたいですよ、本当に。

直訴状1377  (07/27/00)  (医師)  (K3F10 )
直訴状1371に対して
「わざわざ、若い女性である必要があるのですか?」 もし彼女が美人でスタイルも良い女性だったとしたら、男性医師・医学生の好奇の餌食になった可能性はありますね。老若男女の何人かいたはずであろう初診患者のうち、男性や老人ではなくて若い美しい女性が選ばれたのですから。勿論スケベ心などまったくかけらもなく、医業修練の気持ちのみあったのかもしれませんが、心の中までは分かりません。 しかし、かぜで大学病院に受診(しかも紹介状なしの初診?)することを非常識と思わなかった彼女の無知は非難・嘲笑されるべきではないですか? 無知は彼女個人に責任はなく社会的な啓蒙活動が不足しているためでしょうか? 過去の書き込みにたとえ軽症でも自由に大学病院を受診できるのは質の高い医療を受ける市民の権利と言わんばかりの内容があったように記憶しますが、賛成できません。 大学病院を理想の万能的病院と捉える(あるいはその方向への改革を求める)ことは間違っていると思います。 大学病院は万能ではなく特定の機能に絞って、割り切って、居直った病院です。

直訴状1376  (07/26/00)  (患者)
見習研修医には気をつけましょう. 外来時の主治医と実際に手術を行う医師は違う場合があります. 私は平成8年4月にヘルニアの手術を、**市の某公立病院にて受けましたがその日 から激痛と痺れを伴う、下半身麻痺の状態になってしまいました. 完全な手術ミスです。 外来時の主治医は評判のよい経験豊富なDr.(当時の整形外科部長)でした、色々と 説明をしてもらい、納得して手術を受けたのですがp日にOpe.をしたのは 主治医の指示のもとで見習の研修医が執刀したそうです。(暫くたってから解りま した)主治医はこれは手術ミスではなく、あってはならない事故で真に申し訳ない 事をしたと言い、アフターケアーyびフォローアップはしますとの事でしたが、 2年目にはもうこれ以上回復は見込めないので医療固定させてくれと言うことにな ってしまいました。私を障害者にした若い見習の研修医は術後私には勿論他の担当 していた患者にも何の挨拶も無く姿を消してしまいましたpを受けるときはっき りと担当医を確認しましょうt免許を持っているだけの若い見習医師は患者を 実験台にしているのです.白衣を着ていても研修医なんか医者じゃありません、 又大きな病院は医師を育てると言う大義名分のもとで研修医を受け入れていますが 患者はたっまたものではありません. 私を障害者にした医師には必ずお礼をしたいと思っています・・・・・・・・・。 まずいかな?

直訴状1375  (07/25/00)  (医師)  (rin )
直訴状1371さんへ
そもそも大学病院というのは研究及び教育を目的としている病院です。そのような性格上、学生に問診を取らせたり、診察させたりするのは当たり前のことです。もちろん若い女性ばかりにしているわけではなく、老若男女を問わずです。大学病院の入り口にも必ず「当院は教育機関でなんたらかんたら」と書いてあるはずです。つまり大学病院を受診するというのは、そのような実習に協力してくれということなのです。 恥ずかしいとは思いますが、皆さんの協力が必要なのです。 そもそも、大学病院は一般病院で手に負えないような難病等を対象にしている病院です。風邪をこじらせたくらいでは行ってはいけません。市中の病院に生きましょう。

直訴状1374  (07/25/00) (患者)  (キティちゃん )
最近の事件をみると、看護婦さんが多いですよね。今回の保険金殺人事件、信じら れない。何で男に金貢ぐんだろう。援助交際のほうがまだ理解できる。看護婦さん って、人に尽くしたり、人を愛したりするのが仕事だから、私だってたまには愛さ れたいって愛に飢えてるんだろうか。1246の人は、かなり看護婦さんから反感 をかっているようだけど、若くて病弱な人は、お医者さんにちやほやされたりする から、嫉妬されやすいのかも。

直訴状1373  (07/25/00)  (医師)  (かとう )
直訴状1371に対して
御不満のようですが、大学病院ですから仕方ありません。患者様の御協力を得て学生や研修医の「練習台」になっていただくことはあります。大学病院によっては玄関にそのような趣旨がハッキリと大書してあるところもあるようです。もちろん嫌なら許否はできます。

直訴状1372  (07/23/00)  (看護婦(士))  (現役看護婦 )
直訴状1246の方へ
いるんですよねぇ。貴方のような患者さん、って。幾つかのコメントに書かれているとの重複する部分もあると思いますけど、きっと何処の病院に行っても同じような事を繰り返していることでしょうね。お察しします。そして迷惑、厄介と思われている事に気付いてないか、気付かないふりをしているかのどちらかでしょう。 こういう貴方の気質が病的かどうかは別として、医療者との関わりだけでなく、かなりの確率で通常の人間関係においても同様の傾向があると思われます。胸に手を当てて良ーーーく、良ーーーく考えてみて下さい。 だからなんだと言われても困るのですが、どうぞご自分の納得がいく治療をしてくれる病院なり、医師なりを世界の果てまで探し求めて頂きたいと思います。 もし、そのような病院や医師が見つかったら是非このホームページで皆に公開して下さい。私も楽しみに待っております。

直訴状1371  (07/22/00)  (その他)  (KIKI )
私の彼女(21歳)の不満の代弁です。彼女は、カゼをひき体の調子悪かったので、K大付属病院にいった時のことです。診察室に呼ばれ医師の前に座ると、医者が「ここは大学病院で、医療研究、教育の場だから、教育していただけませんか」と言われました。彼女は意味がわからかったのですが、「はぁ、はい」と答えました。すると医師は横にいた看護婦に何か合図をし、しばらくすると若い医師(恐らく学生)が4人(内女性1人)がはいってきて、よこに立ち並びました。彼女は、何がおこたのか理解できなく、わまりを見て、助けを求めたのですが、察知して暮れる人はいなく、医師の問診が始まりました。病状など聞かれ答えていると、医師は学生にむかって「このよう訴えの時は、何が考えられる」のような質問をし、学生がそれに答え、講義のような事を始めました。次に、「上半身裸になっていただけますか」といわれ、回りが気になりいやでしたが、渋々上半身すべて脱ぎ裸になりました。さらにびっくりしたことには、学生に聴診器をあてさせるのです。医師が指導する形で2人も聴診とか行いました。
私の彼女は、あたりまえですが、恥ずかしくてたまらなかったそうです。 私はこのことを聞いたとき、学生の練習につかわれたと非常に腹が立つ と同時に、「なぜ断らないんだ」と彼女を責めてしまいましたが、よく考えると、病院でわまりが医療関係の人ばかりいるなかで医師に言われると、気の弱い彼女では断れません。彼女からの話なので医師の言ったことは正確に分からないのですが、この程度の説明で、このような人権無視が、大学の付属病院では行われているのですか? わざわざ、若い女性である必要があるのですか? ただでさえ、裸になるのが恥ずかしいのに、大勢の前で裸にするなんて 医師は人の気持ちが分からない人間なのでしょうか。 女性の学生がいたそうですが、学生どうしで、練習すればいいではなですか。それをすれば、人の気持ち、羞恥心が理解できるのではないでしょうか。たとえ、すごい手術ができる大学病院であっても、基本的な ことがわからない医師はダメだとおもいます。ふざけるな。
この直訴状に対するコメント   コメントその2  コメントその3  コメントその4

直訴状1370  (07/21/00)  (患者)
はじめましてよろしくお願いします 日記の抜書きで大まかな経過説明ですが是非とも御所見を頂きたく投函しました 平成9年8月9日両足踵圧迫骨折外傷出血なし160床の越谷〇〇病院入院、8月12日 手術を受ける 9月12日両足 ギプスの解放,左の術創は右と異なり縫合2番が大きな丸形で窪み褐色変色だった 9月20日右足は包帯解放,xれる 何の検査もしないで快復も遅いのに毎日イソジンで拭いて包むだけで良いのだろうか 10,11月中も蝿脾の説明ばかりであったが患部養生の週2回入浴は有難い 「同じ手術をして何故右より左が60日以上も遅れるのですか?」医師「判らない」 洗うこともない包帯の下は垢状で汚いが患部への汚染は快復と関係無いのか快復が遅い 12月2日 退院年内見込みの問い合わせに,同10日の術創の縫合手術を受ける 27日退院となったが,翌年1月4日術跡から膿が吹き出す 1月5日から近くの医院で消毒して貰った「術跡からの吹出しは良く有ること」と聞いたが治らぬまま, 1月19日予約して有った塩原の病院にリハビリ入院,20日患部と血液検査などを受ける 30日大学からのパート主治医「質の悪い骨髄菌で薬もないし治療法もないので出来るだけ・・・」= 毎日イソジンで洗うだけ 患友「来るところが違うのでは?」意味が良く理解できなかったが、地元で質の低さが評判らしい イソジンゲルを鼻孔に付けるのは激しくシミル涙がぽろぽろ何のための治療か判らないが 入浴は皆の後から時間区分け、踵の感染菌に何故かリハビリルームはマスク着用指示、 3月2日 主治医沛・lRSAで治らないから治療は終りますOの病院に帰院要請 菌の判明時に言うべき事柄では無いかと無駄な1ケ月に腹が立つ、 感染源らしい機関への帰院はまことに抵抗を感じるが妻の「帰院ベスト」の情報にやむなく服従納得 3月9日 越谷に帰院,≠Aってくれば良かった,綺麗に治しちゃいましょう 毎日イソジンで拭くだけでは悪化しないのだろうかと不安が高まる 3月17日三郷の病院へMRIの撮影に患者個人で費用も事故の危険も患者持ちは判りません   18日CTの撮影を受ける3月19日 楊枝径位の吹出し口を大きく開き踵の骨を削る手術を受ける 患部をビニールで包み終日A,イソジン点滴で洗う→B,透明液→C,うすピンクの粉状を溶かした液→3日目夜 供給管が詰り不能(ドレーン廃液も不調でぐちゃぐちゃ)→そのまま、翌日回診の10時過ぎ開封術後初めて術創を見る、 足はふやけてシワクチャで術前の洗浄記憶のない垢状が溶けた為か拭いてくれる看護婦も「臭い・・」 昨年同様のイソジンで拭く治療となる、手術の効果無く縫目2番がパックリ開き骨が見え術前より遙かに悪い なにか間違えてるのでは?,連日の激痛は半端でなく前年手術の3倍近い痛み止め薬に治療法も2転3転 私「再度縫直しては?」医師「付かないのは何回縫っても付かない・・これは菌だがね!」 説明も「治りにくい部位だ・・だめなら方法を変える」痛みと不安や不信感からか?口内炎発症 4月2日 イセパシンの投与開始患部はヒビテンで湿らせ封印24時間消毒、 少ない説明の不安と痛みで精神衛生悪下、心細さで心配の問い合せに4月からの 転任医師はE・l柄に非ず この整形外科は主治医は年間変らず後輩が6ヶ月毎に交代するが2人共大学からのパート医(私には3人目です 5月2日看護婦 }イナス菌となる」抗生剤投与終了,ヒビテン消毒のみとなる、 なんで医者が説明しないのか?しかし何日たっても患状は変らず 納得できる説明を聞ける状況ではない(聞難い医者)ナ-ス情報「抗生剤一月は長い方です」 6月2日医師 vラス菌Cセパシン投与再開,(抗生剤の副作用を隠してる?)不安高まる 血管が消えかけ注射ミスが多くなり青あざが両腕に広がり術創周りのかゆみが激しくなり 死の不安が込み上げる「なんでもっと説明してくれないんですか?」 医師「きりがないから!聞きに来れば説明しますが大体の件は説明して有る訳だ・・Fもびっくり 6月6日 医師@内感染ではない,ブドウ球菌だ,骨髄菌は存在しない♂膜恊窓 しかし私だけをこの階の最後に回診をしていたのは感染意識の行為に思えました 6月15日術創が塞がる、医師桙v抗生剤中止,  7月2日越谷〇〇病院退院 再度この機関には世話になりたくないと願うは浅はかでしょうか? 〇左右で3針位の手術差が包帯の解放に70日以上も差が付くものでしょうか 〇包まれた術創は機関の管理下にて患者が触れる事が無いのに何故感染するのか 〇感染の想像は如何なものでしょうか(アバウトで結構です) 〇感染が手術室と仮定したとき何故右足が免れたのか(手術室ではない?) 〇塩原や越谷の治療方法は現代の常道治療の方法なのでしょうか 〇骨を削る手術は抵抗したのですが(不可欠の手術で有ろうか)、弱くて知らない患者は押切られてしまう 結果は踵がへこみ、違和感が強く踵を着けて仰向け寝が出来ないのは治るでしょうか 〇帰院して手術まで10日、イセパシン投与迄の10日の治療の変転は何を意味するんでしょうか 〇なぜ説明が不足の問い合せに怒るような威圧的になるのでしょうか、 〇医者や機関を選ぶ権利が有れば転院要領などを教えてください(トラブル転院の患友が市立病院から帰院しましたが) 〇落度があればどの様な聞き方が医療者に受け入れられるのでしょうか(回診時がだめならチャンスの時間帯) 〇苦痛を治してもらう患者の身は医療者の機嫌の悪さは極めて堪えるのであります 〇本来は医療記録をもっての直訴が当然の筋でありますが、弁護士に「保全のみではねー」と 言われますとカルテ開示無用の国情行政下叶わぬ状況にございます、 ご理解のほどよろしくお願い申上げます

直訴状1369  (07/21/00)  (その他)  (えびね )
私は東京のとある歯科医院で歯科助手をしていました。一人15分もない診療時間、待ち時間は30分以上、田舎の町医者なのに結構混んでいました。それは、その先生が地元の人で、知り合いの人たちが来ていたから。  混んでいるのに、「おなか痛い」といっては、家に帰り(自宅の1Fで開業)、嫌いな、または嫌な患者さんだと「OUT!」といって、スグに助手にまかせる。患者さんのちかくで、舌打ちはするわ、ためいきはつくわ。  なによりもゆるせないのが、消毒や様様な感染病の予防の対処。これが、されていないのです。その、対処にお金がかかるとしない。助手が病気になっても、出勤させる。病気の予防注射をうけたいといったら、「勝手に受ければ」というだけ。勤務における最低限のお願いも聞いてはくれないし。最低でした。  仕事は楽しかったのですが、病気になりやめました。  その病院について、近所の方々にお知らせしたいのですが、地元の有力者の息子さんなのでできません。

直訴状1368  (07/19/00)  (その他)  (ちょこぼ )
直訴状1363について
利口になって沈黙するはずだったのですが、きまじめさや、純粋さが災いし、挑発 にのって、また書いてしまいます。まず、私がどれほど社会に貢献してるかですが あなたが男なら、確実に真似できない偉業をなしとげました。この少子化の時代に 地球よりおもい大切な命をなんと3つも生み出したのです。種は男とお思いでしょうが、どれほど科学や医学が発達しても、試験管と、保育器では命を生み出すことはできません。ただ、この3つの命が将来確実に税金を払うとはいえませんが。次 の医学生に医者になる義務があるかですが、たぶん自治医大では、いまもお礼奉公 の義務があるのではないかと思います。入学の時念書とられるんだろうか。まあ、 それはともかく、おっしゃるように、義務はないかもしれない。国立の教育学部 をでれば、以前はほとんどが教員になっていたけれど、今は、2.3割もなれるか どうか。そのせいか、授業参観に行ってみると、自分たちの時よりずっと興味を そそる内容(授業参観用マニュアルがあるのかも)で、教員の質は確実にあがって いると感じる。医師も資格を取った人の半分ぐらいが、医師として就職できるほう が、いいのかもしれない。
 どうすれば、医師の数を半分にできるか。受診抑制しかないと思う。いまお年寄り たちは、病院が530円にまけてくれていると錯覚している人もいるとおもう。医 者の中にも「530円で診てやってんだから、つべこべ言うな」と錯覚している人 もいそうだ。看護婦、その他のスタッフも同様。これを、労働者、働いていなくて も国民健康保険をかけている人たちの、助け合いだということを今一度認識しても らうために、外来については全額自分で払ったらどうだろう。次の月の10日以降 ぐらいに、病院にレセプトを取りに行き、そのレセプトを、たとえば郵便局にもっ ていけば、換金してくれ、まれに、そのレセプトが通らなかったときは、病院ごと にまとめて、返納させる。お年寄りはたぶん毎月万単位。無駄な受診、検査は相当 減るとおもう。それで病院はあぶなくなり、雇用者は人気のない医者からくびをき るだろう。やさしいだけでは病気は治らないが、大金払った患者としての待遇が、 受けられることは期待できる。私たちは年とってるからいいけれど、今の20代の 方などが、高齢者になるころは、人工透析は60才までは保険がきくけれど、それ 以降は自己負担(つまり貧乏人は死ねってこと)なんてなりかねない。

直訴状1367  (07/18/00)  (医師)  (かとう)
1336に対して
『趣味で金払って、不自由な入院生活おくってる人なんていると思う?いたとしたら、それはれっきとした「病気」。』…いるんですよ、ちゃんと。「疾病利得」などというコトバもあります。「退院していいよ。」と言うと怒り出す。「じゃあ、もう少し入院して様子を見ましょうか?」と言うと急にニコニコ。ご本人は「なんで好き好んで病気になんかなるもんか!」とおっしゃいますが‥。医療従事者にとってはわがままな患者はむしろご自分の気持ちをさらけだしているのでかえってやりやすいですよ。深い悲しみに打ひしがれているはずなのに、明るく振る舞う患者にどう関わるかの方がずっと難しいものなんです。
この直訴状に対するコメント

直訴状1366  (07/15/00)  (患者)
直訴状1357について
2日に一度の回診なんて、いますぐ医療保険の支払い基金にチクろう。絶対変だと 思う。法律上は問題ないとしても、その病院こそ患者の病気を「治す気があるの」 と問いたい。
1246については、私はそんなに簡単にいいきれるものではないと 思う。回診のたびに病室を抜け出すほど元気なようでも、死に瀕してないとは、い えないから。例えば、拒食症、自殺未遂、・・・。自分が入院することを考えてみ れば、それがいかに困難なことかわかると思う。仕事にあなをあけ、家族にも迷惑 をかけ、それが、3ヶ月も認められるのは、相当変だから。要するに重病なのだと 思う。他人からはわがままにしか見えなくても、自分では早く治したいと苦しんで いるのかも知れない。確かに医者は、たんなる「歩く医学事典」、頼らないほうが いい。教科書にないことは、「気のせい、そんなことない、勝手に病気をつくって る、暇だから、気楽だから」趣味で金払って、不自由な入院生活おくってる人なん ていると思う?いたとしたら、それはれっきとした「病気」。テレビでやってた、 自分や子供に毒盛ったり、傷つけたりして悲劇のヒロインになる怖い病気。

直訴状1365  (07/13/00)  (患者)  (ごんべい )
静岡のとある病院で入院していたのですが、とんでもない所で病室は雨漏りはするはゴキブリはうじゃうじゃいるは、網戸はなく冷房も外気温に関係なく夜9時までで窓すら空ける事が出来ない病院設備でした。 さらに、入退院は主治医ではなく事務長が決めてるとの事、主治医は「雇われの身ですから・・・」が口癖で、カルテは盗み見しただけですが大ウソ。普通退院はお医者様が決めるものではないのでしょうか? まだまだあるのですが、カルテがウソでも会話の内容をテープにでも撮っておかないと証拠にならなく水掛け論にはならないんですか? 入院したって言う感覚がまるっきり0なので、お金なんか払いたくないです。 誰か僕の相談にお答えして頂けないでしょうか? このままだと悔しくてたまりません。 宜しくお願いします。

直訴状1364  (07/12/00)  (患者)  (あっちゃんちゃん )
直訴状1357 の看護婦さんへ
■引用開始■ 直訴状1246について はっきり言わせてもらいます。 あなたは、なにをしに病院にきているのでしょう。治す気がないのであれば、無理に入院している必要もないし、その分待っている患者さんのためにベットをあけて欲しい物です。病院、医者は病気を治療するために存在しますが、病気を治すうちの50%は患者自身の気力です。協力する気がないのなら入院の意味はありません。カルテのコピーにしてもそうです。本当に必要であれば医師は紹介状でもなんでも海外の病院に当ててきちんと英語で書くでしょう。本当に海外に持っていく気であったのならば、日本のカルテを持っていったところで完全に読める外国の医者は少ないですよ。忙しいこの業界の邪魔をして、みんなの手を煩わせているとしか思えません。 ■引用おわり■ あなたのおっしゃっていることは矛盾していませんか? 1246の患者の方は,前段であなたが問題視している医師⇔患者関係のことをいっているんですよ.教授回診があるからといって急に病室を清掃したり,患者に私物の整理をさせたり,etc, etc....病院は患者のためのものですか? それとも教授のためのものですか? 大名行列をなにからなにまで否定する気はありません(学生や若い研修医に勉強してもらわなきゃいけないからね)が,しかしあれが本当に最適の指導方法であるとあなたは確信をもって言えますか? 確かにカルテを外国にもっていくつもりなら単なるコピーでは役に立たないでしょうが,「患者の命と人生とプライバシーは患者本人のもの」ということには一片の誤りもありません.むしろ,問題にするなら,同じ日本人でも何が書いてあるのかわからないような走り書きのメモしか作らないことを問題にすべきです.POMRでもSOAPでもなんでもいいけれど,きちんとした書式で,患者・家族や代理人(弁護士,保険会社etc)が見て理解できるように書いてほしいですね.医学知識がなければ理解できないだろうなんていう人がきっとでてくるでしょうけど,そんなことはありません.患者は自分の病気についてだけ理解すればよいのですから.医者のように何百何千とある病気について理解しなければならないわけじゃない.自分自身の病気についての机上の知識だけだったら医者に追いつくのはそんなに難しくはありません.薬ひとつとったって,医者が薬剤の化学成分から薬理学的に効能・副作用を理解しているケースなんてむしろ稀なことです.ほとんどは,製薬会社のMRから得た情報か,せいぜい添付文書や専門誌に掲載される医薬品副作用情報から知識を得てぁw)い襪鵬瓩・覆ぁイ修譴垢蘰匹泙困亡擬圓鮖Δ弘綣圓發い泙垢韻匹諭・・w)w)あきらかに言いがかりとしか言いようのないクレームをつける患者ももちろんいます.扱いにくい患者や,困った患者もいるでしょうが,生殺与奪の権限を握られている患者の立場の弱さをよく理解して,まずわが身を正すところから始めなければ,○印乳業と同じ轍を踏むことになるでしょう.

直訴状1363  (07/10/00)  (その他)  (PMS(医学生) )
直訴状1353のちょこぼさんへ
私は国公立大医学部在籍のPMSというものです。あなたが仰るような「貧乏人の税金で教育受けれてんでしょ」発言は耳タコなんですよね。「義務」を医学生が背負ってる様な物言いは、どのような高見から仰ることが出来るんでしょう? あなたが今まで國から受けてきた恩恵を差し引いても、貢献の方が絶対に多かった。と断言できるお人なのでしょうか?我々医学生が多額の税金を使い、教育を受けているというのは事実です。でもそれとあなたが高見から仰っていることはイコールではないんですよ。 少なくとも私は義務を背負っているつもりはありません。貧乏人だかなんだか知りませんが、私の親だって納税者です。あなただけじゃないんですよ、納税者は。そのような人達の総意が、あなたの意見に集約されるとおもいますか?違いますよね。 義務を背負わせたいのなら、受験要項にあらかじめ明記するよう1人市民運動でもお始めになられたらいかがですか?結果は火を見るより明らかだと思いますが。
PS:本音で書きましたのでやや挑発的になってしまいました。これを読まれ不快になられた、関係の無い方々にはお詫びします。
この直訴状に対するコメント

直訴状1362  (07/10/00)  (その他)  (ちょこぼ )
質問しといてその回答にケチつけるなんて、(本当に患者?)と思いつつ、どんな バトルがくりひろげられるか、ワクワクしていた私はやっぱりアホ?それなりの、 理知的な表現で、ご立派なことで・・。「運が悪かった」発言がひきがねとも思える死を迎えた、運が悪い政治家もいましたが、あまり言いたいことをいいすぎると 「悪い運」を引き寄せかねないので、沈黙したほうが利口なのでしょうが、「運」 は絶対にあると思い、20年も前の予測しない死の事故。アメリカで研修を終えた 女医が、職場の歓迎会で酒を飲み、自宅の前まで同僚と一緒で、タクシーから降り たのに、自宅に戻れず、山の中を歩き回り、足ははだしで血だらけで、凍死してし まったのです。前途ようようのその人が、なぜ死ななければならなかったのか。こ の辺は、きつねの難産を途中できつねと気づきながら助けた、産婦人科がその後、 繁盛したなどという話がのこる、昔はよくきつねに騙される人がいた地域。西洋医 学をじかに学んできた人が、きつねに騙されて死亡。なんてことはないと思います が、家族にとっては予想もしない悲しい出来事だったでしょう。これは「運」でな く、「当然の結末」だったのでしょうか。私は運が悪いと思う。本人も家族も。
冷たい親の私でも、運が悪かったで済ませられないのは、デパス10倍処方事件。 事故ではなく、事件だと思う。殺人未遂事件。新聞報道では、指導医は口頭でデパ ス5ミリ粉末にして。と指示。要するに「ドジ」。研修医は疑いもなくそのまま処 方箋に記載。「マヌケ」。薬剤師は1人の患者と知りながら、普通の患者に処方す る10個分を粉末にしたのです。「信じられない大バカ」。医薬分業の啓蒙なの か、新聞や雑誌によく「正しい薬の飲み方」が書いてありましたが、いつもの決ま り文句の中に「のみ忘れても、次に2回分のんではいけません」というのがあった と思いますが、2回でだめなのが、どうして10回分だせるのか。自分の20代の 息子に10個分の粉末、医師の指示だからと調剤できるのか。私でもお金があれば きっと裁判すると思う。ただ、90代の親とかなら、こっそり示談かも。そんなふ うに、示談になっている事故、事件はどのぐらいあるのだろう。患者側の無知を利 用して、隠しとうせた事件も相当あるのだと思う。
直訴状1361  (07/10/00)  (その他)  (あっちゃんちゃん )
直訴状1352 のドクターへ
■1352より引用開始■ 『「かかりつけ医」が「最適な専門医療機関を選択」できることはどうやって保障されるのかな.何の説明もありませんね.専門医療機関では,家庭医を招いて内覧会でもやるのかな?』…やっていますよ。これを「病診連携」といいます。パーティーなんかをやる病院もあるそうです。 ■引用おわり■ ふうん.『パーティー』ですか.楽しそうですね.そういえば厚生省の人なんかも『研修旅行』とか国費を使って行くらしいですね. ■1352より引用開始■ 『あのさあ,それじゃあ「献金」じゃなくて「贈賄」だっての.』…実質的にはその通りです。どの業界にもあるソレですよ。医療法の改正でも結局医師会の横やりで骨抜きにされたでしょ。『なんで処方箋に診断名や病状がかかれていないことを疑問に思うのならあんたが書かないの? それを書ける立場にいるのは処方箋を書くあんただけでしょ. デバス10倍の薬剤師がクビなら,処方箋を書いた医師は刑務所行きだよね,当然.』…前半部分は医師の守秘義務に反しますから絶対にできないことです。後半部分については人間はミスをすることを前提に考えてダブルチェック・トリプルチェックをしましようという発想で、医師や薬剤師に全責任を負わせるのではなく、というのが元発言の真意だと思いますが。 ■引用おわり■ 献金に関しては率直なご意見をどうも.ただし,後半の解釈は間違っていますよ.裏を読むのはお上手ですが,書かれていることを読み取るのは苦手のようですね.元発言は,これ. ▼ここから▼ 最近は医薬分業とやらで、院外処方せんを書かされることが多くなりました。でも、患者さん、薬局でどんな説明を受けてるんでしょ。だって、処方せんには、患者の診断名も病状も書かれてないんですよ。 たとえば、βブロッカーと呼ばれるクスリ。これ、血圧を下げる、不整脈を押さえる、心不全の悪化を予防するetc、いろんな効果があるんだけれど、薬剤師さん、こっちの処方意図をわかってるかどうか、甚だ疑問なんですよね。 私自身は、現状では明らかな医師の処方ミス等を指摘する以外に、彼らの存在意味はないようにも思えます。その意味では、かのデパス10倍処方事件の薬剤師、はっきり言って、クビになってもおかしくない位の大罪だと思うんだけど ▲ここまで▲ 元発言が,医薬分業に否定的な見解を述べんとするものではなく,「人間はミスをすることを前提に考えてダブルチェック・トリプルチェックをしましょう」という意味であるという解釈がどうしたら出てくるんでしょうね.せいぜい,医薬分業はダブルチェック・トリプルチェックの妨げになるという意味に捉えるのが精一杯で,「医師や薬剤師に全責任を負わせるのではなく」なんて発想はどこにもありませんね. 1353のちょこぼさんへ >文章の書き方が下手なのか、読解力がないのかわかりませんが、 多分,読解力がないんです.
直訴状1356 のドクターへ
■1356より引用開始■ @さらに別の視点で検証してみましょうか。 (中略) 「医療事故の費用まで負担させられた事に対して」ふくいさんが言いたい事は、包括医療にしてしまえば、「胃癌の手術=100万円」で仮に医療事故があっても、患者さんへの請求額は増えずに病院の負担となる。けれど、デメリットとして”定額医療になので、最低限(または不充分)の検査や処置のみですまそうとする病院の出現も危惧される、という事じゃ〜ないんでしょうか? ■引用おわり■ はてさて,どこが別の視点なんでしょうか? ふくいさんがうえのようなことをおっしゃるから,それは現状を追認しているだけでしょといっているんですけど. ■1356より引用開始■ A>肝心なことは,腕のいい医者が儲かり,腕の悪い医者が淘汰されるように (中略) ____これはまさにその通りですが、ふくいさんはこの話しを議論されている分けではないですから、論点が異なりませんか? ■引用おわり■ 読解力ないのかなあ.あのね,話を逸らしたのはふくいさんの方なの.事故のツケを払うのは患者か医者か→包括医療なら医者だ→包括医療には問題がある→包括医療が良い医者や患者にとってプラスになるかどうかわからない→馬鹿医者にも金が落ちるのは癪だけど,良い医者が潤って患者にもプラスになるためには医療費の総額上げろ,ってのがふくいさんの論でしょ.私は事故の件について医者の腕が良かったとか悪かったとかなんてなにもいっていないんですよ.たんにふくいさんに付き合ってあげただけなの. ■1356より引用開始■ B>にある大学病院は、いわば医療の『最後の砦』なんですね。だから、 (中略) このコメントは「他の業種では顧客紹介はしない」に対するものですね。それだけを意図したものなら問題ないのですが、ここでふくいさんが言いたかった事は、「大学では、市中病院・開業医で手におえない、診断のつかない患者が紹介されてくるため、一般的に治療には難渋するケースがままある」と言う事なんじゃ〜ないんでしょうか?確認まで。 ■引用おわり■ ふくいさんが何を言いたかったかなんか問題じゃないの.この人の思考のスタイルを問題にしているの.「絶対しないでしょ」なんてろくに知りもしないことでもかまわず決め付けてしまうこの人の論理構造をを問題にしているんです. ■1356より引用開始■ C>一般の方は、『○○病なら××病院』てな単純な認識で病院の評価を (中略) ____話しが飛躍していると思いませんか?情報公開その他で、患者さんが病院を選ぶようになった場合でも、すべてを患者さんが自己決定する事の困難さ、について述べているだけですからね。 ■引用おわり■ だからね,このひとはまだありもしないか,始まったばかりのことについて,先見的に断定してしまうんですよ.私だって日本の患者がお利口さんだとは思っていませんよ.しかし患者を子ども扱いしてうすら馬鹿にしてしまったのはあなた方の責任でしょ. ■1356より引用開始■ D>個人的には、患者はかかりつけ医を介して専門の・・・この場合、 (中略) かかりつけ医」が「最適な専門医療機関を選択」できることはどうやって保障されるのかな.何の説明もありませんね.専門医療機関では,家庭医を招いて内覧会でもやるのかな?_______ちゃかしが入ってますね。これも論点がずれてますね。ここでの話しは、患者が医療機関を受診する場合にまず一次医療(かかりつけ医)にかかり、手におえない等の場合に二次医療機関(専門医療機関)を受診するシステムがベターだという話しでは? ■引用おわり■ やれやれ,私の発言どころかふくいさんの発言まで誤解していますね.ふくいさんは「家庭医」の役割について,もっと突っ込んだ論を展開されていますよ.三回深呼吸してからもう一度読んで御覧なさい.手間を省くために,もう一度引用しておいてあげましょう.以下は私の発言ではなくて,ふくいさんの#1335からの引用ですよ. ▼ここから▼ この場合、かかりつけ医の仕事は、自ら病気を治療することではなく、もっぱら患者に最適な専門医療機関を選択することとなります。かかりつけ医の"治療成績"は、どの医療機関に自分の患者を託すかで決まりますから、専門家(かかりつけ医)による医療機関の評価が行われることになります。 ▲ここまで▲ ■1356より引用開始■ E>ほど赤字が膨らむやっかいモノにするわけです。そして、最終的には (中略) 確かに必要な事で実際やってます。こんなふうに。ただ、”厚生省に責任転化”ではなく、国が音頭を取って、国の医療方針(軽症患者は開業医へ)をもっと打ち出してくれればよい、という話しですよね。 ■引用おわり■ 国が音頭をとってやってくれればいい,みたいに自分でやらないで人にやらせようとすることを責任転嫁っていうの. ■1356より引用開始■ F>患者の要望は個々の医療機関や医師に集中します。しかし、医療機関は (中略) 口喧嘩じゃ〜ないんだから。コストがかかる事は、全国の病院の約7割くらいが赤字経営(開業医を除く)だという事実からも国は周知の事です。問題は、そんな中でも、国の予算配分で医療側に回ってきてない事でしょう。 ■引用おわり■ だれも国に言えなんて書いてないでしょ.「これだけかかるんだと情報公開して訴えてみたら」ってのが見えないのかな? ふくいさんは諸所で医師と患者が連携して運動することも必要だと書いておられるから,患者や一般人の目にも入る形で資料として出してみなさいよ,といってるんです. ■1356より引用開始■ G>医療を総体として思うままに動かしてるわけです。この構造を (中略) 新聞にも出てますが、内情は別として一応献金ですよね。 ■引用おわり■ 裏道の話をするなといっているんです.そのくらい理解しなさい.別のドクターが「実質的にはその通りです。どの業界にもあるソレですよ」なんてより率直にお書きですけど,銀行屋とか土建屋とかその手を多用してきた連中が軒並み馬鹿扱いされるようになったことをよく肝に銘じるべきですね. ■1356より引用開始■ 充分な医療費→充分な人員→医療ミス減少、と単純に考えているわけではありませんが、少なくとも人員不足が原因とされるミスに関しては減少するのでは? ■引用おわり■ 第三世界の貧しい国の子どもたちのために使われるはずだった金が役人の懐を肥やすだけだったことはめずらしくありませんよね.充分な医療費の中身や医療資源の配分の中身をきちんと出さないうちは,医療費の増加が医師会会員のゴルフ会員権や乗用車に化けるだけではないということを納得させるのは無理ですね.医者は儲けちゃいけないなんていいませんよ.儲かる医者と儲からない医者を作っちゃったのはあんたたちの責任なんだから,あんたたちで何とかしなさい,ってことです.世界一の借金を背負って破産寸前の政府に何とかしろっていったってだめだってことです. ■1356より引用開始■ H>定前より値下りしてます。 コンマ何パーセントの値上げ幅自体をうん>ぬん ちょっとこの文章だけだと判断できません。前を見返す時間もないんで・・。パス。 ■引用おわり■ アホ! 何が「別の視点」だ.スレッドで読まないで何がわかる. ■1356より引用開始■ 医師の処方箋にも10倍量の記載があればそうですね。 ■引用おわり■ だからそうなんだよ.ニュースくらい見ろ. ■1356より引用開始■ I>すから、結局、コスト削減は現場で働く医師や看護婦の労働強化に (中略) JCOの例はちょっと違いません?あれはなにも過酷な労働条件下で、目が行き届かない、または過剰労働による疲れから生じたミスとは異なりますよね。手抜きマニュアルを作成していただけの話しですから。具体的提案って。。だから過剰労働を減らすことじゃ〜ないんでしょうか? ■引用おわり■ 手抜きマニュアルを作成していたのはコスト削減のためだろ.放射性物質を生身の体でバケツを使って扱う労働が苛酷な労働じゃないっていうのか? 消毒薬と抗生剤を同じ注射器で計量するのは,なるほど「違法」じゃないよ.でも手抜きじゃないって言えるのかい? いくら疲れていたからって,患者を取り違えて手術するなんてことの言い訳にはならないの. ■1356より引用開始■ ちなみにご職業を明らかにする事は可能ですか? ■引用おわり■ 知ってどうするの? 文字化けしちゃって,答えたものか答えずにいたものかわかんないや.
直訴状1359 のドクターへ
■1359より引用開始■ こと細かなご反論をいただき、誠に恐縮しております。[改]  私は主として制度や医療費の面から日本の医療を良くするためにどうすればいいかを考えてきました。1332に対するコメントもその視点で書いたものです。いま考えれば、個別の事例に対する具体的な回答を期待されたあなたにとっては、いささか的外れの文章であったとも思えます。この点については、私の愚行をおわびしたいと思います。[改]  もっとも、私の本業はベッドサイドで患者を診療し、それでメシを喰っている勤務医(循環器内科)です。匿名が原則のWeb上で無料の個別相談をしたり、ましてやあなたの希望を満たす回答をしなければならない義務は存在しません。謝罪と同時にこの点だけは明確にしておきたいと思います。 ■引用おわり■ もちろん,義務はありませんよ.私の方でも明確にしておきたいと思いますが,あなたの「愚行」は,的外れの文章を書いたことではなく,特定の書き込みに対するレスポンスの形で発言されたことです.あなたは具体的な回答をしたつもりはないようですが,レスポンスの形式をとっていれば,読み手しだいで個別の事例への具体的な回答であると捉えることもある,というよりそう捉えるのが普通です.「お示しの症例を検討すると...」ともいっておられますからね. 「人間だからヘマもする」と言っていたから,事故を起こしても``その''医師・病院は無過失」 「上により,``その''患者が医療費を負担するのは当然」 これがレスポンスしたあなたの具体的回答と解釈されても致し方ないというべきです.あなたはあなたがそれをする義務はない『無料個別相談』を事実上してしまっているのですよ.あなたのおっしゃるとおり,ここは匿名が原則のWebです.こういう場所で発言するのであれば,レスポンスか新しい発言なのかはきちんと区別して扱うべきです.他者の発言を自己の見解を展開する題材に使うなというのではありません.具体的な回答を意図したものではないことを明示して発言しろということです. ■1359より引用開始■  『こんな誰が見ても穴だらけの対案しか出さないのは,はじめから採用する気などさらさらなく,単に現状を肯定するための手段であると思われてもしかたがないでしょうね.本当にやる気があるなら,もっとマシな案をいくらでも出せるはず』どころか、この方式は先進諸国の多くで採用される傾向にあり、厚生省も本気で検討しています。実際、既に一部の国立病院で試行が始まってます。 で、その『穴』(あくまでも医師側からみた欠点ですが)というのが、症状の急変とか、超重症患者への対応なわけです。確かに、医療費の抑制や医療の効率化には極めて効果的であろうと思われますが、例外的な重症患者を皆で助けるという保険本来の機能を制限することにもつながります。現在の出来高払いとは根本的に異なる方式で、医療のスタイルも大きく変わることが予想されますが、国民(患者)の皆さんはこのことをご存知なのでしょうか。 ■引用おわり■ 私は「ご存知」ですが,国民に周知されているとはいえないでしょうね.しかし,情報が届いていないことには厚生省と医療者の問題が大きいのではありませんか.また,「一部の国立病院で試行が始まって」いることを承知しているのであれば,成績が明らかになるまではいたずらに否定的な見解ばかり述べるべきではないのではありませんか.あなたが指摘している問題点は,試行結果についてチェックすべき事項です.効くか効かないかわからないような薬の治験ならどんどんやる方々にしては,いかにも保守的な発想ですね.断っておきますが,私が「はじめから採用する気などさらさらなく」といっているのは,為政者に採用する気があるか否かではなく,あなたご自身の持論として採用する気がないという意味です.「穴だらけ」なのは,あなたのイメージするシステムであって,現実に将来採用されるかもしれないシステムとは別のものです. ■1359より引用開始■  かつて私が公的基幹病院に勤務してた頃、毎週決まった日に電話をかけてくる開業医がいました。自分が紹介した患者の治療経過について、主治医である私に詳細にお尋ねになるんです。正直言って、緊張しましたよ。だって、相手はプロだから、変なゴマカシや手抜きは効かないわけです。結果的に、私はその先生からの紹介患者は他にも増して細かく丁寧に診療してました。 (これ、つまり、専門家である開業医が患者に代わって私のやってることをリアルタイムに評価・監視してたわけですね。その結果、患者さんはよりいい医療を受けられたわけです。万一私に過失があって裁判になれば、当然この先生は原告側証人となって私のミスを指摘すると思います。私が考える『かかりつけ医』というのは、こういうイメージです。 ■引用おわり■ 「かかりつけ医」がついているのが特定の患者だけなら『他にも増して細かく丁寧に診療』もできましょうが,全ての患者に「かかりつけ医」がついていたらどうなんでしょうか.お説のとおりなら,常に緊張感を維持できるようになるのでしょう(ホントかな).しかしまあ,監視付きでないと緊張感を持てないというのもなさけない話ですが,「かかりつけ医」と専門医の知識の差は,「ゴマカシや手抜き」が効かない程度の差なんでしょうか.患者と専門医の差よりは「まし」だというのは首肯できますが,裁判で専門医の鑑定を要するような高度な水準での事故の認識まで「かかりつけ医」に要求されるとなると,こりゃ「かかりつけ医」も大変ですね.診療そっちのけで日々国内外の学会・出版社から発刊される医学雑誌を読了し,毎日MEDLINEを検索し,専門医の意見を聞いてまわり.....自らの医学知識と判断力の研鑚に励まなきゃならない. ■1359より引用開始■  この場合、専門病院のPRの対象は、患者ではなく家庭医ということになります。『内覧会』という言葉が適当かどうかはわかりませんが、家庭医を対象とした説明会等も行われるでしょう。実際、現在でも紹介患者を集めたい基幹病院(紹介患者の多い病院は診療報酬が増える仕組みになっています)では、幹部医師が開業医めぐりをしています。 ■引用おわり■ 家庭医と専門病院が癒着したり,家庭医が患者の周旋屋になって,専門病院の新薬の治験や研修医の手術の練習用に手ごろな患者を紹介したりしないといいですけどね.最近も良性か悪性か判定が出ないうちに『乳癌の摘出手術』をした病院がありましたが.別のドクターが私の『内覧会』というオチャラケ表現に代えて『パーティー』という言葉をお使いのようですけれど,パーティーで家庭医はどんな情報を持ち帰るのでしょうか. ■1359より引用開始■ ]  医療費については、『じゃんじゃん』値上げできるとは思っていませんが、対GDP比の国際比較から見ても、日本の医療費が低すぎることは明らかです。ことに病院医療への配分があまりに少なすぎます。 ■引用おわり■ 政府が世界一の借金を抱えている国ですし,現在の健康保険制度に立つ以上やむを得ません.「病院医療への配分があまりに少なすぎ」るというのはそのとおりだと思いますが,医師会会員だってかつては医学部で学んだのでしょうし,これから医者になって医師会に加入する人も医学部で学ぶのでしょう.学生生活を送る間に,専門医療への配分が少なすぎる問題の重要性をきちんと教えて,薬屋や開業医ばかりが大儲けする歪みを是正できる人を養成してもらいたいものです.「医学部試験に合格できない程度の頭のやつと話ができるわけがない」とかなんとかここでいっていた学生がいましたが,こういう知性のかけらも感じられない発言をする世間では「頭が悪い」と見なされる人間がそのまま医者になることがないことを望むばかりです.
直訴状1360  (07/10/00)  (医師)  (塔谷 彰 )
昨年の医療裁判の一審(地裁)の原告側勝訴率は27、9%でした。一昨年は44、9%で過去最高となっており、読売新聞の医療ルネッサンスに「勝ちだした医療裁判」と言う見出しで記事が載った程でした。昨年までは長い年月を経て原告側勝訴率が漸増してきたのですが、冒頭の27、9%とは丁度10年位前に戻った格好です。
 裁判の判例を見ても医師の注意義務に対して、医師の過労や病院の人手不足を考慮せず益々高度なものを要求しているのに、昨年原告側勝訴率が大幅に下がったのは、ひとえに乱訴が増えてきているからと思えます。最近「医療過誤原告の会」などの「事故」でもvと決めて掛かりそうな団体や弁護士の働きかけが誤った提訴を増やしていると考えます。インターネットでも原告側が医師側を一方的に糾弾したり茶化したりしながら裁判を公開しているものも目に付きます。
 裁判が増えすぎ安田火災の医師賠償責任保険など崩壊寸前です。私は弁護士費用も負けた側が負担するアメリカと同じ法整備を一刻も早くするべきだと思います。日弁連では毎年協議されていることです。インターネットでは患者側弁護士が患者側の悲惨さを強調し、1億円を超える一層の損害請求額のアップと無過失責任論(医師に責任が無くても損害賠償させる)を展開していたりしますが、裁判で勝って、もし1億5000万円の損害賠償請求が通れば、弁護士は10%位報酬を得るわけで、労は多かろうとも通常事件よりずっと見返りは良いわけです。負けても着手金(損害賠償請求額の3〜4%)を帰す必要はありません。乱訴を予防し、弁護士にも応分の負担をしてもらうため、裁判で患者側が負けたら、代理人弁護士は、相手側の弁護士費用を含めた裁判費用を負担するよう法整備すべきです(しかし、実際難しいでしょうが・・・)。
裁判が増えすぎ安田火災の医師賠償責任保険など崩壊寸前です。私は弁護士費用も負けた側が負担するアメリカと同じ法整備を一刻も早くするべきだと思います。日弁連では毎年協議されていることです。インターネットでは患者側弁護士が患者側の悲惨さを強調し、1億円を超える一層の損害請求額のアップと無過失責任論(医師に責任が無くても損害賠償させる)を展開していたりしますが、裁判で勝って、もし1億5000万円の損害賠償請求が通れば、弁護士は10%位報酬を得るわけで、労は多かろうとも通常事件よりずっと見返りは良いわけです。負けても着手金(損害賠償請求額の3〜4%)を帰す必要はありません。乱訴を予防し、弁護士にも応分の負担をしてもらうため、裁判で患者側が負けたら、代理人弁護士は、相手側の弁護士費用を含めた裁判費用を負担するよう法整備すべきです(しかし、実際難しいでしょうが・・・)。

直訴状1359  (07/08/00)  (医師)  (ふくい)
こと細かなご反論をいただき、誠に恐縮しております。[改]  私は主として制度や医療費の面から日本の医療を良くするためにどうすればいいかを考えてきました。1332に対するコメントもその視点で書いたものです。いま考えれば、個別の事例に対する具体的な回答を期待されたあなたにとっては、いささか的外れの文章であったとも思えます。この点については、私の愚行をおわびしたいと思います。[改]  もっとも、私の本業はベッドサイドで患者を診療し、それでメシを喰っている勤務医(循環器内科)です。匿名が原則のWeb上で無料の個別相談をしたり、ましてやあなたの希望を満たす回答をしなければならない義務は存在しません。謝罪と同時にこの点だけは明確にしておきたいと思います。
病名ごとに保険が支払う医療費を決めてしまうという方法というのは、DRG-PPS(Diagnosis Related Group - Prospective Payment System)のことです。(医療経営コンサルタント会社のものですが、HPがありますので、参考にしてください。http://www.jmcnet.co.jp/drgh/drgindex.html)
 これ、まさしくあなたがおっしゃる『屑が儲けることのないしくみ』です。(ただ、『まともな医師・病院に金が落ち』るかどうかは不明ですが)
 『こんな誰が見ても穴だらけの対案しか出さないのは,はじめから採用する気などさらさらなく,単に現状を肯定するための手段であると思われてもしかたがないでしょうね.本当にやる気があるなら,もっとマシな案をいくらでも出せるはず』どころか、この方式は先進諸国の多くで採用される傾向にあり、厚生省も本気で検討しています。実際、既に一部の国立病院で試行が始まってます。
で、その『穴』(あくまでも医師側からみた欠点ですが)というのが、症状の急変とか、超重症患者への対応なわけです。確かに、医療費の抑制や医療の効率化には極めて効果的であろうと思われますが、例外的な重症患者を皆で助けるという保険本来の機能を制限することにもつながります。現在の出来高払いとは根本的に異なる方式で、医療のスタイルも大きく変わることが予想されますが、国民(患者)の皆さんはこのことをご存知なのでしょうか。
決して患者さんを馬鹿にしてる訳ではないのですが、診療の内容が妥当か否かが患者に判断しがたいというのは事実だと思います。現在は、患者が泣き寝入りをするか、あるいは事故が起こってから弁護士と相談して裁判になるわけですが、現実には弁護士自身が医療・医学の知識を持ってるわけではないので、第三者の医師の協力が不可欠になります。ところが、これに協力する医師が少ないのも事実なんですね。協力医師にしてみれば、被告医師の過失を指摘しても何のメリットもないですから、あたりまえと言えばあたりまえです。また、患者側が勝訴しても、患者の生命や健康は戻ってきません。
 かつて私が公的基幹病院に勤務してた頃、毎週決まった日に電話をかけてくる開業医がいました。自分が紹介した患者の治療経過について、主治医である私に詳細にお尋ねになるんです。正直言って、緊張しましたよ。だって、相手はプロだから、変なゴマカシや手抜きは効かないわけです。結果的に、私はその先生からの紹介患者は他にも増して細かく丁寧に診療してました。
(これ、つまり、専門家である開業医が患者に代わって私のやってることをリアルタイムに評価・監視してたわけですね。その結果、患者さんはよりいい医療を受けられたわけです。万一私に過失があって裁判になれば、当然この先生は原告側証人となって私のミスを指摘すると思います。私が考える『かかりつけ医』というのは、こういうイメージです。
 この場合、専門病院のPRの対象は、患者ではなく家庭医ということになります。『内覧会』という言葉が適当かどうかはわかりませんが、家庭医を対象とした説明会等も行われるでしょう。実際、現在でも紹介患者を集めたい基幹病院(紹介患者の多い病院は診療報酬が増える仕組みになっています)では、幹部医師が開業医めぐりをしています。
あなたがご指摘のとおり、現在の日本の医療の仕組みは、医師は間違いをしないという前提で成り立っています。私もそれは間違いだと思います。しかし、現状では、これを未然に防ぐ方法もなければ、あとになって司法の場で検証することも困難です。これを解決するためのひとつの提案が『かかりつけ医』制度なのです。
]  医療費については、『じゃんじゃん』値上げできるとは思っていませんが、対GDP比の国際比較から見ても、日本の医療費が低すぎることは明らかです。ことに病院医療への配分があまりに少なすぎます。日本ではとっくに病院医療が主流となっており、患者のニーズも病院での専門医療を求めているはずなんですが...。このへんは、厚生省と事実上開業医を代表する日本医師会の『結託』と言われても仕方ない状況でしょう。ちなみに、私も含めて、勤務医の過半数は日医の会員ではありません。
この直訴状に対するコメント

直訴状1358  (07/08/00)  (患者)  (todoriki )
些細なグレーな問題も解決できます。 行政相談で解決した事例 皆さん勇気を出しましょう。 http://www.somucho.go.jp/kansatu/saisin.htm 高すぎる国立病院の医療費証明手数料  私は、A国立病院へ通院しているが、加入している互助会から医療費の還付を受けるため、1年間分の医療費証明書を交付してもらったところ、前回は1通1,500円だったものが、今回は1通6,500円になっており、驚いた。  このように、医療費証明手数料が高くては、医療費の還付金が少ない場合、還付を受ける意味が無くなってしまう。以前、通院していた市民病院や私立病院では、わずか500円〜1,000円であった。A国立病院の手数料は法外ではないか。もう少し安くしてほしい。  国立病院における医療費証明手数料は、厚生省の通達に基づき各国立病院等の院長が周辺の公的医療機関との均衡を考慮して定めることとされています。相談を受けた管区行政監察局では、県内の公的医療機関の医療費証明手数料について調査を行ったところ、A国立病院の周辺の公的医療機関の手数料は500円から1,500円の範囲でした。これに対して、A国立病院は、1か月分の手数料は1,000円とし、複数月分証明する場合、1か月につき500円を加算する徴収方法を取ることとしていたため、1年間分では6,500円となったものでした。  管区行政監察局は、厚生省の通達の趣旨からこのような手数料は周辺の公的医療機関との均衡を失するもので改善の必要があるのではないかと考え、手数料の設定の在り方につき公正・中立な立場からの判断を得るため、民間有識者で構成する行政苦情救済推進会議の意見を聴きました。これに対して、同会議は、「国立病院の医療費証明手数料の徴収方法が周辺の公的医療機関と均衡を欠くような場合にはこれを改善し、またその額が著しく均衡を欠くような場合には利用者に不公平感を与えない妥当な手数料となるよう指導する必要がある。」との意見でした。  管区行政監察局は、同意見を踏まえ、厚生省B地方医務局に対して改善指導を行うようにあっせんしました。これを受けて厚生省B地方医務局は、管内の国立病院について調査を行い、医療費証明手数料等文書料の徴収方法及び金額が周辺の医療機関と著しく均衡を欠いていたA国立病院を含む国立病院10施設について複数月の場合に加算する方式を止めさせるなどの指導を行い、改善しました。  その結果、A国立病院においては、1通1,000円で証明が行われるようになりました。

直訴状1357  (07/07/00)  (その他)  (にゃーす )
医師の仕事について最近思うこと 私は地方病院で働く看護婦です。以前は大きな都市の総合病院で働いていました。現在も一応公立の総合病院です。しかし、医師と患者の関係が全然違うのに驚きました。今の病院では、医師が患者のところへ回診に行くのは2日に1回くらい、患者の訴えが医師に届き指示がくるまでも2日ぐらいかかります。看護婦から医師へ催促すると”いそがしい。だったら看護婦がもっと働けばいい”と言われます。もちろん私達でできることはやりますが、看護婦にはどうしても医師の指示が無いと動けないことがあります。たとえ、私達が”この痛みだからこの鎮痛剤を”と思っても医師の指示、処方が無いと動けません。それに、回診はあくまでも医師の仕事であり、看護婦が何度足を運んでも補えません。以前は1日でも主治医が来ないと不満を訴える患者さんがよくみえましたが、今では主治医の名前すら知らない患者さんが少なくありません。この状況をおかしいと思わないスタッフたちや病院は問題ではないのでしょうか。もっと田舎の病院にもDrを増やして欲しいとつくづく思います。こんな状況他の病院でもあるのでしょうか?
直訴状1246について はっきり言わせてもらいます。 あなたは、なにをしに病院にきているのでしょう。 治す気がないのであれば、無理に入院している必要もないし、その分待っている患者さんのためにベットをあけて欲しい物です。 病院、医者は病気を治療するために存在しますが、病気を治すうちの50%は患者自身の気力です。協力する気がないのなら入院の意味はありません。 カルテのコピーにしてもそうです。本当に必要であれば医師は紹介状でもなんでも海外の病院に当ててきちんと英語で書くでしょう。本当に海外に持っていく気であったのならば、日本のカルテを持っていったところで完全に読める外国の医者は少ないですよ。忙しいこの業界の邪魔をして、みんなの手を煩わせているとしか思えません。
の直訴状に対するコメント

直訴状1356  (07/07/00)  (医師)  (呼吸器内科医 )
@さらに別の視点で検証してみましょうか。 >そこで、病名ごとに保険が支払う医療費を決めてしまうという方法が検討されています。胃癌なら○○円、心筋梗塞なら××円というように・・・・、この方式では、今とは逆に検査や手術をしないほうが病院が儲かることになります。検査回数は激減し、そのために患者の容体の変>化に気付くのが遅れる例も増えると思います。 ------------------------------------------------------------- とかくこの手のレトリックを使われるとふんふんと読んでしまいかねないのだけれど,典型的なダマシのトリックですね.要するに「でっち上げ」. 肝心なことは・・,いつのまにか現状追認にもっていってしまう._____「医療事故の費用まで負担させられた事に対して」ふくいさんが言いたい事は、包括医療にしてしまえば、「胃癌の手術=100万円」で仮に医療事故があっても、患者さんへの請求額は増えずに病院の負担となる。けれど、デメリットとして”定額医療になので、最低限(または不充分)の検査や処置のみですまそうとする病院の出現も危惧される、という事じゃ〜ないんでしょうか?
A>肝心なことは,腕のいい医者が儲かり,腕の悪い医者が淘汰されるようにする方法(それは「腕の悪い医者」とそれに寄生している医療関係業界人以外の全ての人が望んでいること)の話のはずなの____これはまさにその通りですが、ふくいさんはこの話しを議論されている分けではないですから、論点が異なりませんか? >神様が創造した有限の寿命を持つ肉体をいつまでも健全な状態に保つ- ---医療の本質は、大変な困難に立ち向かうことです。医療がいかに身近かなものになっても、その本質に変りはありません。患者さん、そして医療に携わる者は、いま一度、このことを真剣に考えてみる必要があると思ってます。 ------------ 代議士の選挙演説みたいな内容の乏しい決り文句・・____”代議士の選挙演説”・・うまい事いいますね。ここは特に。。
B>にある大学病院は、いわば医療の『最後の砦』なんですね。だから、その治療成績が芳しくないからと言って、医療レベルが低いとは言えないわけです。(蛇足ながら、自由競争下にある一般の企業なら、自分の顧客をわざわざ同業他社に紹介するようなマネは絶対しないでしょ。でも>、医療の世界ではごく当たり前のことで、単純な自由競争が導入できない証拠のひとつとも言えます。) -------------------- 自社で扱えないことを同業他社に紹介することくらいどんな業界にだってありますよん.同業者・関連業者間には縦のつながりばかりでなく,横のつながりだってあります.________このコメントは「他の業種では顧客紹介はしない」に対するものですね。それだけを意図したものなら問題ないのですが、ここでふくいさんが言いたかった事は、「大学では、市中病院・開業医で手におえない、診断のつかない患者が紹介されてくるため、一般的に治療には難渋するケースがままある」と言う事なんじゃ〜ないんでしょうか?確認まで。
C>一般の方は、『○○病なら××病院』てな単純な認識で病院の評価をさ>れていると思いますが、我々医師が自分の患者を紹介するときは、・・・つまり、医療機関の評価、ある患者にとって最適の医療機関を選択するということは、ことほどさように難しいものなのです。 インターネットで病院の情報を公開したら・・・情報公開そのものには反対しませんが、疾患の重症度とか合併症の有無等までもを考慮した医療機関の選択は、患者自身にはまず不可能だろうし、・・・の高い患者を拒絶する病院が増えることは間違いありません。 ------------ 相変わらず「一般の方」を小馬鹿にした発言ですが,言いたいことといえば結局「てめえらは俺の言うことを聞いてりゃあいいんだ」それだけですね.____話しが飛躍していると思いませんか?情報公開その他で、患者さんが病院を選ぶようになった場合でも、すべてを患者さんが自己決定する事の困難さ、について述べているだけですからね。情報公開の流れ+患者さんの自己決定意欲の高まり+医療従事者のアドバイス、が合わさって、最終的に患者さんが決定していければいいですね。
D>個人的には、患者はかかりつけ医を介して専門の・・・この場合、かかりつけ医の仕事は、自ら病気を治療することではなく、もっぱら患者に最適な専門医療機関を選択することとなります。専>門家(かかりつけ医)による医療機関の評価が行われることになります。狭い意味での医療機関の評価としては、これがいちばん確実でしょう。 --------------------------------------かかりつけ医」が「最適な専門医療機関を選択」できることはどうやって保障されるのかな.何の説明もありませんね.専門医療機関では,家庭医を招いて内覧会でもやるのかな?_______ちゃかしが入ってますね。これも論点がずれてますね。ここでの話しは、患者が医療機関を受診する場合にまず一次医療(かかりつけ医)にかかり、手におえない等の場合に二次医療機関(専門医療機関)を受診するシステムがベターだという話しでは?「最適な医療機関・・」・・保証されるか、に関しては、「保証はないから大きい医療機関へ行くんだ」という事なんでしょうか? 「その保証」は、@開業医の力量はどうなのか?Aここの開業医はどの病院と関連を持っているのか?という事につながりますが・・。
E>ほど赤字が膨らむやっかいモノにするわけです。そして、最終的には大学病院の医師の口から『あなたは軽症だからここに来る必要はありません。近くの開業医に行って下さい。』と言わせるわけですよ。当然、患者の苦情や不満の大部分は大学病院や医師会に集中し、厚生省は知らん --------------------- これは必要なことでしょ.難病・重病者はどうであれ高度な医療施設が必要になるのだから,大学病院が軽症者に開業医の受診を勧めたからといって全ての患者からそっぽを向かれることはない.勇気をもってやったらいいんです.厚生省に責任転嫁してやっぱり「現状追認」._______確かに必要な事で実際やってます。こんなふうに。 ただ、”厚生省に責任転化”ではなく、国が音頭を取って、国の医療方針(軽症患者は開業医へ)をもっと打ち出してくれればよい、という話しですよね。国がやっている事といえば、高度医療機関の受診料を少し高くする事で患者集中をさけている事くらいでしょうか?ベストな方法はなかなか思いつきませんが。
F>患者の要望は個々の医療機関や医師に集中します。しかし、医療機関は原価割れの良質な医療をすべての患者に行うことはできません。病院が潰れるからです。すべての患者に良質の医療を行うには、真に必要な医療に赤字がでないだけの値段をつける必要があるのです。 ---------------------- だったら,その「値段」を出してこれだけかかるんだと情報公開して訴えてみたらいいじゃありませんか._______口喧嘩じゃ〜ないんだから。コストがかかる事は、全国の病院の約7割くらいが赤字経営(開業医を除く)だという事実からも国は周知の事です。問題は、そんな中でも、国の予算配分で医療側に回ってきてない事でしょう。一個人の医者として(政治的背景を持つ医療機関は別ですし、通常の医療をほとんどやらず政治活動なんかが出来る人は除きます)、なんらかのアクションを起こせるのは、やはり選挙になりますが中々力は及びませんね。。。あ、無駄とされる公共事業なんかをやりそうもない政党に投票すると言う意味ですが(もちろん即、医療側にお金が回るとは思ってません)。
G>医療を総体として思うままに動かしてるわけです。この構造を知っている医師会は、国会議員に献金して厚生省を押さえにかかるんですが、--------------- あのさあ,それじゃあ「献金」じゃなくて「贈賄」だっての.______新聞にも出てますが、内情は別として一応献金ですよね。 >医療への不満は自分がかかっている医療機関けに言えばいいと思ってるんですね。医療訴訟だって・・・・。はっきり言って、これでは日本の医療は患者本位のものにはなりませんよね。医療費というと、何パーセントの------------ 充分な医療費を出せば日本の医療が「患者本位のもの」になるっていうんですか.20年前の発想ですね._______確かに「患者本位・・」はいいすぎかも知れませんね。ただ、ここで述べられているのは、「医療ミスの原因に、過剰労働・人員不足等があり、その予算を配分している厚生省にも責任の一端がある」という事ですね。充分な医療費→充分な人員→医療ミス減少、と単純に考えているわけではありませんが、少なくとも人員不足が原因とされるミスに関しては減少するのでは?
H>定前より値下りしてます。 コンマ何パーセントの値上げ幅自体をうん>ぬんするより、・・・患者さんも一緒に考え、・・。場合によっては、患者と医師会が手を組んで、厚生省を動かすこと --------------------------- なんで「値上げ」のことは「棚上げ」で配分の話になるのかなあ.医療費の話をしているんだから,値上げも配分も同時に考えるべきことでしょ.要するに配分のことに話をすりかえて値上げは押し通そうというわけね.______ちょっとこの文章だけだと判断できません。前を見返す時間もないんで・・。パス。 > 最近は医薬分業とやらで、院・・・。でも、患者さん、薬局でどんな説明を受けてるんでしょ。、処方せんには、患者の診断名も病状も書かれてないんですよ。 ・・・・。その意味では、かのデパス10倍処方事件の薬剤師、クビになってもおかしくない位の大罪だと思うんだけど...。 ------------------------------- なんで処方箋に診断名や病状がかかれていないことを疑問に思うのならあんたが書かないの? デバス10倍の薬剤師がクビなら,処方箋を書いた医師は刑務所行きだよね,当然._____医師の処方箋にも10倍量の記載があればそうですね。
I>すから、結局、コスト削減は現場で働く医師や看護婦の労働強化につな>がります。患者を取り違えた、血液型の異なる輸血をしてしまったetc 、『何でこんなことしたの?』という低次元の医療事故の多くは、スタ>ッフの過労等が大きな原因であろうと思われます。医師や看護婦の指導・教育を強化したって、問題の根本的な解決にはつながらないでしょう ----------------------- コスト削減が労働強化につながっているのはどの業界でもいっしょです.JCOの例に見られるように,事故が人命にかかわることだって同じです。まともな医師・病院に金が落ちて,屑が儲けることのないしくみを考えたらよい.具体的な提案のひとつでもしてみてはどうですか.______JCOの例はちょっと違いません?あれはなにも過酷な労働条件下で、目が行き届かない、または過剰労働による疲れから生じたミスとは異なりますよね。手抜きマニュアルを作成していただけの話しですから。具体的提案って。。だから過剰労働を減らすことじゃ〜ないんでしょうか?ちなみにご職業を明らかにする事は可能ですか?あっちゃんちゃんさん。いぁw)筺△匹譴曚桧緡鼎慮従譴鮹里辰討襪里・福舛隼廚辰董・・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込嘘凱牡・換・鯵w)專纈ソ艱銓込酪F跛甎堪・・闕鞜・碎綮ヒ喇・堪葦・怏鈔阯・晃・

*一部文字化けを起こしております再投函をお願いいたします。
この直訴状に対するコメント

直訴状1355  (07/04/00)  (医師)  (ローソン )
患者さんから見れば、「医者がそこにいるなら急患を診察するのは 当然の義務だろう」って考えなのでしょうが、親切心から受け入れ ていると「時間外にしか受診していない患者」や「昼間は働いてい るからこんな時間にしかこれないという投薬のみの患者」こんなの ばっかりなんですよね。 こういう状況なら、24時間営業のコンビニエンス病院もありかな? って思ってしまいますね。但し、コンビニがほとんど定価販売なの と同じく、それなりに高額な自費診療ならね。 だって通常の診察時間に来てる患者さんに失礼でしょう。 現在の保険点数の時間外・休日加算は安すぎるよ。

直訴状1354  (07/04/00)  (患者)  (まさむね )
直訴状1348の方へ
ずいぶんと冷たい親ですね。私も小さい子供がいます。自分の子供が病気になったらちゃんとした専門のお医者さんに見てもらいます。ついでにみてもらって運が悪くて死んだといわれても納得できるわけがありません。敵討ちに訴訟の一つもしてやろうとおもうのが人間です。私にとっても子供にとっても適切に小児科医を紹介してくれる先生が良い先生です。子供でも何でもみてくれるといっていいかげんに診療する医者こそ傲慢以外の何者でもありません。

直訴状1353  (07/04/00)  (患者)  (ちょこぼ )
直訴状1351について
文章の書き方が下手なのか、読解力がないのかわかりませんが、私がいいたかったのは、救急患者のことではなくて、救急の時間帯に来る普通の患者のことです。「風邪気味だけど、明日もぜひ保育所で預かってもらいたい」とか、「お父さんが 帰ってきたから、下の子みててもらって上の子連れていく」とか、「日中はこのぐらい平気とたかをくくっていたけど、夕方になったら急に心配になった」とか、理由はさまざまでしょうが、開いてるから行くというお母さん達が多いなら、そこで 一儲け、と一般の人なら考えると言いたいのです。採算については、自分の過去の 支払いから予測して、1人5000円位の収入とすると、20人くれば、10万円 6時から10時までの4時間あけておいたとして、時給2500円なら10人のスタッフが雇えることになりますが、風邪がはやってない時期には、閑古鳥が鳴く可能性もあるので、私たちのような時給700円に満たない労働力を確保できない、 「病院」経営では、確かに儲からないかもしれませんね。でも、この時給、高ければ高いほど、偉い人のようですね。まるで、学校の偏差値。医者なんだから、看護婦より高く、看護婦なんだからヘルパーよりも高く、ヘルパーも、身体介護する2級は家事援助 の3級よりも高く、と介護保険でも決まってました。ところが、下にいけばいくほど謙虚で親切で、親身になって話聞いてくれて、せっせと働くんですよね。かくゆう私も、殊勝な気持ちから、3年ぐらい3級のホームヘルパーやってました。ある おばあちゃんが、ぼやいていたのは、「前は、きついといえば、ピンクの点滴してくれて、それしてもらうと、ずいぶん楽になるのに、今は全然してくれない」という話。詳しくはわかりませんが、ビタミン剤が保険きかないとかの改訂でもあったのかなあと私は思ったので、心の中で(今まで、親切ぶって、やってたんなら、手のひら返すな。自費でもいいからやってやれよ)と思ったのですが、自費で勝手にやるのって禁止だったんですか。歯医者さんは保険きかない歯も入れてくれるみたいだけど。私は貧乏だから経験ありませんが。話はあちこちに飛びますが、地位も 時給も高いお医者様方。皆様の医学生時代の(特に国公立)学費誰が払ったと思います?私たち貧乏人から取り立てた税金ですよ。確かに医学部に入る権利を得たのは、皆様のもって生まれた頭脳と努力のたまものでしょう。でも、そこで学んだ知識は、 個人の財産だけではなく、国民の財産でもあると私は思いますよ。それが、素人に言ってもわからない。わかりもしないでゴタゴタ言うなと見下すのはどういう訳? 皆様を玄人にしたのは誰?こんなこと言うと、きっと「私は毎年3千万の税金を払っているから、医学生時代の学費の何倍もすでに返したわい」という声が聞こえて きそうですが、その利益にしたって、8割ぐらいは労働者が支払った保険料という 公のお金。皆様には患者を救う(心も身体も)義務があると思います。仮に医者の 時給500円という時代がきても、タクシードライバーになるときは、テレビにでて「たくさんのライバルを蹴落とし、医大に入り、皆様の税金で医学を学び、医師となりましたが、このたび一身上の都合により、義務なかばにして、転職することになりました」とでもいってほしいですよ。
この直訴状に対するコメント

直訴状1352  (07/03/00)  (医師)  (かとう )
直訴状1349の投稿はある患者さんが書いたものですが、この中の『これは必要なことでしょ.難病・重病者はどうであれ高度な医療施設が 必要になるのだから,大学病院が軽症者に開業医の受診を勧めたからと いって全ての患者からそっぽを向かれることはない.勇気をもってやっ たらいいんです.厚生省に責任転嫁してやっぱり「現状追認」.』…いやぁ、厚生省の官僚が聞いたら小躍りして喜びそうな発言ですね。病院の機能分化にしても医薬分業にしても厚生省は表には立たず、第一線の医療機関や医者に責任を取らせようというのが厚生省の基本的なスタンスです。 『「かかりつけ医」が「最適な専門医療機関を選択」できることはどうやっ て保障されるのかな.何の説明もありませんね.専門医療機関では, 家庭医を招いて内覧会でもやるのかな?』…やっていますよ。これを「病診連携」といいます。パーティーなんかをやる病院もあるそうです。
『あのさあ,それじゃあ「献金」じゃなくて「贈賄」だっての.』…実質的にはその通りです。どの業界にもあるソレですよ。医療法の改正でも結局医師会の横やりで骨抜きにされたでしょ。 『なんで処方箋に診断名や病状がかかれていないことを疑問に思うのなら あんたが書かないの? それを書ける立場にいるのは処方箋を書くあん ただけでしょ. デバス10倍の薬剤師がクビなら,処方箋を書いた医師は刑務所行きだよ ね,当然.』…前半部分は医師の守秘義務に反しますから絶対にできないことです。後半部分については人間はミスをすることを前提に考えてダブルチェック・トリプルチェックをしましようという発想で、医師や薬剤師に全責任を負わせるのではなく、というのが元発言の真意だと思いますが。
この直訴状に対するコメント

直訴状1351  (07/02/00)  (医師)  (かとう)
1343に対して
 何をお書きになるのも自由ですが、事実誤認がある様ですので一言申し上げます。 <「コンビニエンスホスピタル」ならもっと体制を整えて、儲かるところに人員を配置・・・。  ということは夜間の救急部門には人員を配置できないと言うことになりますよ。救急は「儲かりません」。 <病院は自由競争でありながら、価格は決まってて、患者もいくらでもやって来るんだから、改善なんてする必要ないんですよね。
自由競争とは言えないですね。いろいろ規制が多いですから。例えば看護婦の数を増やしてサービスを良くしようとしても、その分の費用を患者に転嫁する方法はありません。診療報酬は一定ですから。入院患者1名に対して看護婦2名を配置するなどと言うことは今の診療報酬体系では絶対にできないことです。ある程度までは保険でカバー、それ以上は自費診療、という制度(混合診療)が一つの解決策ですが、日本医師会は猛烈に反対しています。それからサービスが悪ければ患者は来ないですよ。来てもよそに逃げます。
この直訴状に対するコメント

直訴状1350  (07/02/00)  (医師)  (塔谷 彰 )
最近の医療裁判は原告(患者)側の損害賠償請求額が高額化し、1億円を超えることも珍しくありません。患者・医師、勝訴した方は1億円に対しては、約1千万を弁護士に払うことになります(日弁連の規定)。ここで問題なのは、医師が勝っても、その弁護士費用を原告(患者)側に負わせられない点です。何の過失も無い医師が、大変疲れる裁判に巻き込まれた挙げ句、弁護士費用を負けた方に払ってもらえないのは、おかしいと思います。だから権利意識の高まりで医療裁判が急増しているとも思えます。医師や病院には保険がありますが、全てに適応するわけではありませんし、近年保険は崩壊寸前です。アメリカの場合、弁護士費用は負けた側が負担するのです。フェアと思えます。ただ私が強調したいのは、患者側にとって「何か良く分からないが意外な結果になった。病院の責任か?」と考えるのは自然であり、結局相談を受けた弁護士が提訴に踏み切らせているのです。ですから患者側が負けたら、その代理人弁護士が、病院側の弁護士費用(1億円で請求したら、約1千万)を払うべきと思います。御意見お待ちします。

直訴状1349  (06/27/00)  (患者)  (あっちゃんちゃん )
直訴状1341に関して
くちさきだけの医者を蔓延らせないためにもう少し補足しておきましょう.
■要するに反動だということ: -------------------------------------------------------------
>患者さんの心情として、結果的に成功しなかった治療にまでカネを払うのか、という気持ちはよくわかります。また、多い腕の悪い医者ほど、>病院の売り上げを伸ばすという矛盾もあります。
 そこで、病名>ごとに保険が支払う医療費を決めてしまうという方法が検討されていま す。胃癌なら○○円、心筋梗塞なら××円というように、多少の合併症 >があっても、医療費は同じにしてしまうのです。この場合、病名がわか>れば患者の払う医療費は決まりますし、腕のいい医者ほど病院の利益も増えます。  ただ、前にも書いたとおり、同じ『胃癌』といっても、合併症その他 によって、治療に要する手間や費用は大きくことなります。結果的に、 >重症の患者さんの治療を事実上拒否する例が出ることは間違いありませ ん。また、この方式では、今とは逆に検査や手術をしないほうが病院が 儲かることになります。検査回数は激減し、そのために患者の容体の変>化に気付くのが遅れる例も増えると思います。 ------------------------------------------------------------- とかくこの手のレトリックを使われるとふんふんと読んでしまいかねない のだけれど,典型的なダマシのトリックですね.自民党が共産党を攻撃す るとき(共産党が自民党を攻撃するときにも同じ手を使うが^^;)といっ しょで,要するに「でっち上げ」. 肝心なことは,腕のいい医者が儲かり,腕の悪い医者が淘汰されるように する方法(それは「腕の悪い医者」とそれに寄生している医療関係業界人 以外の全ての人が望んでいること)の話のはずなのに,いつのまにか現状 追認にもっていってしまう.「前にも書いたとおり」って何のことかと 思っていましたが,別のコメントのことだったみたいなので,そちらの内 容も確認してみました.やっぱり同じ手ばかり^^; --------------------------------------------------------------  神様が創造した有限の寿命を持つ肉体をいつまでも健全な状態に保つ- ---医療の本質は、大変な困難に立ち向かうことです。医療がいかに身近かなものになっても、その本質に変りはありません。患者さん、そし て医療に携わる者は、いま一度、このことを真剣に考えてみる必要があ ると思ってます。 -------------------------------------------------------------- 代議士の選挙演説みたいな内容の乏しい決り文句を並べているこの人が 他の発言でどんなことを言っているかみていくことにしましょう. ------------------------------------------------------------ >にある大学病院は、いわば医療の『最後の砦』なんですね。だから、そ の治療成績が芳しくないからと言って、医療レベルが低いとは言えない わけです。(蛇足ながら、自由競争下にある一般の企業なら、自分の顧 客をわざわざ同業他社に紹介するようなマネは絶対しないでしょ。でも>、医療の世界ではごく当たり前のことで、単純な自由競争が導入できない証拠のひとつとも言えます。) ------------------------------------------------------------ 自社で扱えないことを同業他社に紹介することくらいどんな業界にだっ てありますよん.同業者・関連業者間には縦のつながりばかりでなく, 横のつながりだってあります.そういう紹介サービスを行うことで, 顧客の信頼を得て将来のビジネスチャンスにするんです. ------------------------------------------------------------ >一般の方は、『○○病なら××病院』てな単純な認識で病院の評価をさ>れていると思いますが、我々医師が自分の患者を紹介するときは、そん な単純な判断はしません。患者の重症度や合併症、社会的背景、早く治>療してくれるかetc、そういう諸々の要素を勘案して紹介先を決めます 。つまり、医療機関の評価、ある患者にとって最適の医療機関を選択す るということは、ことほどさように難しいものなのです。 インターネットで病院の情報を公開したら、患者が自ら理想の医療機関を選択しう>るかのような論調がありますが、私はまったくの幻想に過ぎないと思っ てます。情報公開そのものには反対しませんが、疾患の重症度とか合併 症の有無等までもを考慮した医療機関の選択は、患者自身にはまず不可 能だろうし、表面的な数字だけがひとり歩きすると、重症患者やリスク>の高い患者を拒絶する病院が増えることは間違いありません。 ------------------------------------------------------------- 相変わらず「一般の方」を小馬鹿にした発言ですが,言いたいこととい えば結局「てめえらは俺の言うことを聞いてりゃあいいんだ」それだけ ですね. ------------------------------------------------------------- >個人的には、緊急の場合を除いて、患者はかかりつけ医を介して専門の>医療機関を受診するようなシステムが必要だと思います。この場合、か かりつけ医の仕事は、自ら病気を治療することではなく、もっぱら患者 に最適な専門医療機関を選択することとなります。かかりつけ医の"治>療成績"は、どの医療機関に自分の患者を託すかで決まりますから、専>門家(かかりつけ医)による医療機関の評価が行われることになります。 狭い意味での医療機関の評価としては、これがいちばん確実でしょう。 ------------------------------------------------------------- 「かかりつけ医」が「最適な専門医療機関を選択」できることはどうやっ て保障されるのかな.何の説明もありませんね.専門医療機関では, 家庭医を招いて内覧会でもやるのかな? ------------------------------------------------------------- >ほど赤字が膨らむやっかいモノにするわけです。そして、最終的には大学病院の医師の口から『あなたは軽症だからここに来る必要はありません。近くの開業医に行って下さい。』と言わせるわけですよ。当然、患 者の苦情や不満の大部分は大学病院や医師会に集中し、厚生省は知らん ------------------------------------------------------------- これは必要なことでしょ.難病・重病者はどうであれ高度な医療施設が 必要になるのだから,大学病院が軽症者に開業医の受診を勧めたからと いって全ての患者からそっぽを向かれることはない.勇気をもってやっ たらいいんです.厚生省に責任転嫁してやっぱり「現状追認」. ------------------------------------------------------------- >患者の要望は個々の医療機関や医師に集中します。しかし、医療機関は原価割れの良質な医療をすべての患者に行うことはできません。病院が>潰れるからです。すべての患者に良質の医療を行うには、真に必要な医>療に赤字がでないだけの値段をつける必要があるのです。 実に巧妙な ------------------------------------------------------------- だったら,その「値段」を出してこれだけかかるんだと情報公開して訴 えてみたらいいじゃありませんか. ------------------------------------------------------------- >医療を総体として思うままに動かしてるわけです。この構造を知ってい る医師会は、国会議員に献金して厚生省を押さえにかかるんですが、そ ------------------------------------------------------------- あのさあ,それじゃあ「献金」じゃなくて「贈賄」だっての. ------------------------------------------------------------- >れを知らない患者さんは、医療への不満は自分がかかっている医療機関 けに言えばいいと思ってるんですね。医療訴訟だって、被告になるの は個々の病院や医師だけです。技術や人手を要する医療に、ミスが生じ て当然の低い医療費しか出さない厚生省も被告席に座るべきなんですが、そんな例を私は知りません。はっきり言って、これでは日本の医療は患者本位のものにはなりませんよね。医療費というと、何パーセントの ------------------------------------------------------------- 充分な医療費を出せば日本の医療が「患者本位のもの」になるっていう んですか.20年前の発想ですね. ------------------------------------------------------------- >定前より値下りしてます。 コンマ何パーセントの値上げ幅自体をうん>ぬんするより、患者の望む医療を実現するために限られた医療費をいか に配分すべきか、患者さんも一緒に考え、厚生省を動かす必要がありま>す。場合によっては、患者と医師会が手を組んで、厚生省を動かすこと ------------------------------------------------------------- なんで「値上げ」のことは「棚上げ」で配分の話になるのかなあ.医療 費の話をしているんだから,値上げも配分も同時に考えるべきことでしょ. 要するに配分のことに話をすりかえて値上げは押し通そうというわけね. ------------------------------------------------------------- > 最近は医薬分業とやらで、院外処方せんを書かされることが多くなり>ました。でも、患者さん、薬局でどんな説明を受けてるんでしょ。だっ て、処方せんには、患者の診断名も病状も書かれてないんですよ。 た>とえば、βブロッカーと呼ばれるクスリ。これ、血圧を下げる、不整脈>を押さえる、心不全の悪化を予防するetc、いろんな効果があるんだけ れど、薬剤師さん、こっちの処方意図をわかってるかどうか、甚だ疑問 なんですよね。 私自身は、現状では明らかな医師の処方ミス等を指摘 する以外に、彼らの存在意味はないようにも思えます。その意味では、かのデパス10倍処方事件の薬剤師、はっきり言って、クビになってもお かしくない位の大罪だと思うんだけど...。 ------------------------------------------------------------- なんで処方箋に診断名や病状がかかれていないことを疑問に思うのなら あんたが書かないの? それを書ける立場にいるのは処方箋を書くあん ただけでしょ. デバス10倍の薬剤師がクビなら,処方箋を書いた医師は刑務所行きだよ ね,当然. ------------------------------------------------------------- >すから、結局、コスト削減は現場で働く医師や看護婦の労働強化につな>がります。患者を取り違えた、血液型の異なる輸血をしてしまったetc 、『何でこんなことしたの?』という低次元の医療事故の多くは、スタ>ッフの過労等が大きな原因であろうと思われます。医師や看護婦の指導 ・教育を強化したって、問題の根本的な解決にはつながらないでしょう ------------------------------------------------------------- コスト削減が労働強化につながっているのはどの業界でもいっしょです. JCOの例に見られるように,事故が人命にかかわることだって同じで す.自分の命を失うか,他人を殺すかの違いだけです. いまや青息吐息のゼネコンですが,かつては大多数の下請けを搾取して 大もうけをしていました.行き着く先は共倒れです.同じわだちを踏み たくなければ,まともな医師・病院に金が落ちて,屑が儲けることのな いしくみを考えたらよい.具体的な提案のひとつでもしてみてはどうで すか. ------------------------------------------------------------ >いでください。 医療ミスを公表し、医療訴訟に訴えればいい、という>声も当然あります。けれど、その場合、医療は恐ろしく委縮します。重 症患者・手のかかる患者の受け入れ自体を拒否する例が続発するでしょ ------------------------------------------------------------ トライ・アンド・エラーでよりよい方法を模索するはあたりまえのこと でしょ.こうしたことが問題化すれば政府だって重い腰をあげざるを得 ません.選挙民から苦情がくるんですからね. ------------------------------------------------------------ >裁判所が現状を無視した理想論と思える判決を出し、かつ、厚生省がそ>れに必要な予算をつけないならば、医療機関がとりうる選択は、事実上 、診療を拒否するか、早々に『この患者は助かりません』と宣言し、治>療を放棄することしかありません。(厚生省が狙ってるのは、案外後者 >かも知れませんが...)  いずれにせよ、医療の世界に真の競争原理を 持ち込むならば、現行の医療保険制度は解体せざるを得ないし、そのあかつきには『保険証1枚で、いつでもだれでもどこでも、一定レベル以 上の医療が受けられる』という日本の医療の特徴はなくなるでしょう。 ------------------------------------------------------------ 裁判所は現行法に則って法を運用しているだけで,理想もへったくれも ありません.事故の原因が医療スタッフの「過労」によるものだからっ て裁判所にお目こぼししろっていうんですか. 要するにこのドクターの言いたいことを整理すれば,国民皆保険制度を 維持しつつ医療費はじゃんじゃん値上げして,患者は無知なままにして 医者のパターナリズムを維持する. これって,天皇「タケミタロウ」氏が支配していた医師会そのままじゃ ん.(^_^;) いつの時代の話をしてるんだ? 確かに,厚生省には問題があります.天下り先を確保するために製薬 会社や医療機器会社に甘い顔をして日本の医療をダメにした責任は万 死に値する.しかし医師がその片棒を担いだことも事実なんです. いま,医師・病院が困難に直面していると感じているのなら,まずこ の癒着を断ち切って自己浄化を図るべきだとはおもいませんか.

直訴状1348  (06/26/00) (患者)  (ちょこぼ )
直訴状1338について
医者の常識は一般の常識と異なるのでしょうが、一般の常識で考えると、人のあげあしをとって、つまらないことを攻撃することこそ傲慢に思えます。確かに子供の 同級生も、日曜当番医のところで、腹痛止めの点滴をして、次の日か、二日後には 腸閉塞で亡くなったことがありましたし、お父さんがお医者さんなのにインフルエンザで亡くなったお子さんもいました。でも、それは、あくまでも運が悪い人で、 大多数は、2〜3日で、治るのです。ほんとかどうかわかりませんが、今のお母さんは、「湯冷まし」を薬局に買いに行くという話を聞いたことがあります。浅く広くは、厚生省でなくても望むところです。しかも、その当番医は小児科でしたし。 専門だって気づかなかったり、治せなかったり、は当然のこと、待ち時間を考えたら、誰だってついでに診てもらいたいですよ。いちばんいいのは、なんでも診ながら、危険を察知できるお医者さん。しかも、傲慢でなく、あたたかい人ですよね。
この直訴状に対するコメント

直訴状1347 (06/26/00)  (その他)  (ばんり )
こんにちは。私は看護学校に通っている者です。臨床に実習しにいきますが、そこでみる看護婦ははっきり言ってめちゃめちゃです。 患者さんに向かって「あんた臭い」「あーぁまたおしっこして」など実習にいっている私は看護婦ってこんなものなんだと情けなくなりました。端から見ると白衣の天使などといわれている職業ですがとんでもないです。患者さんの立場に立って看護を行える看護婦なんて今までみてきた看護婦のうち数人です。今から看護婦を目指す私は、こんなものに負けずに頑張ります。

直訴状1346  (06/26/00)  (患者)  (あっちゃんちゃん )
1341のドクターへ
きっとこういう内容のコメントがドクターよりつくものと思っていました^^; なんで日本の医療がダメダメかよく理解する格好の材料ですね. 以下,引用部分は改行位置を変えています.
■どこからも反論が来ないようなごく常識的なことから論を起こして,  自説の全体が妥当な内容であると思わせようとするレトリックの例: ------------------------------------------------------------ > 医師(病院)が患者さんに約束できることは、その時点での医療水準・ >医学知見に基づいて、妥当な医療を誠心誠意行うということだけです。 ------------------------------------------------------------ 本当はこれだって,常に妥当する「一般常識」ではありません.たとえば 町の診療所と高度医療施設が要求される水準は異なります.町医者レベル で「妥当な医療」をして,転院させれば助かるものを殺されたのではたま りませんし,大学病院が町医者レベルの診療をして患者を殺せば法的には 不作為と認定されます. このBBSに患者側が書き込む場合,常に特殊なケース(と患者側には感 じられる事態)について訴えているはずです.コメントするドクターが単 に自分の言いたいことを言うだけの目的で書き込みをするのでなく,患者 の訴えに誠実に応える考えがあるならば,それらの個々のケースについて 「その時点での医療水準・医学知見」を満たすものであるかどうか判断す るための材料を求めるでしょう.
■人の話に全く聞く耳持たない例: ------------------------------------------------------------- >基本的に、結果については一切保障できません。お示しの例で言えば、 >術中血管を損傷して大出血に至ったとしても、それがやむを得ないもの >であれば医師に責任はなく、それに対応するための費用も医療保険から >支払われますし、自己負担分は患者さんにもっていただきます。ここで ------------------------------------------------------------- やむを得ないものかそうでないのか,当事者のドクターがどう判断してい るかについて,質問者はそのドクターが自分から個室使用料の減額の話を 言い出したということ以外なにも記載していません.全く情報の無いとこ ろでも平気で「無過失」を想定した話をする.繰り返しますが,コメント 者に誠実に応える気があるのなら,過失の有無の判断を助ける情報を求め るか,過失のあるケースはどういうケースで,過失の無いケースはどうい うケースかを例を挙げて示すなどするでしょう. 多くの医療事故は,医師が患者のことばに耳を傾けないことから起きてい ます.ちょうど昨日(6/25),研修医が心停止を心電図の故障と思い込ん で子どもに重大な障害を与えた事故を特集した番組がありましたが,単に 聴診器を当てるだけで防げたかもしれないことを自らの勝手な先入見で大 事故にしてしまったこの例にもつながるものといえましょう.
■患者,非医学関係者を頭から馬鹿にしている例: ------------------------------------------------------------- >難しいのは、患者さんには医療水準・医学知見に基づいてやむを得ない >ものであったか否かの判断ができないことです。カルテその他の情報が >公開されても、専門知識のない患者さんには、やはりその判断はできま >せん。 ------------------------------------------------------------- そういうことは,まず開示してからいうのが筋というものです.本当に見 てもわからないと思うのならどんなに医者に不都合なことが書かれていて も平気でしょうから,安心して開示したらいいのです.他に開示して不都 合な理由があるのでしょうか.証拠保全措置を取られるまで開示に応じな いような馬鹿医者がいまだに後を絶たないのは,なぜなんでしょうね.
■またまた個別ケースと一般論をごっちゃにしている例: ------------------------------------------------------------- 患者さんの心情として、結果的に成功しなかった治療にまでカネを払う のか、という気持ちはよくわかります。また、多い腕の悪い医者ほど、 病院の売り上げを伸ばすという矛盾もあります。[改]  そこで、病名 ------------------------------------------------------------- 医学に限界があり,患者側の希望どおりにいかないことがあることくらい 誰でも承知している「常識」です.しかし,不成功にはさまざまなレベル があります.上は医学の限界に基づくものから,下は医者の悪意に基づく ものまで様々です.悪意のある医者が「医者」かどうかはまた別の問題で すが. 不可抗力でなしに患者に不利益を与えた場合には,民法上の不法行為・債 務不履行であり,病院に賠償責任が生じます.悪質なものは刑事訴追を受 けます.現在の医療制度の範囲内で個別のケースについて考えようとして いるところに,医療制度上の矛盾などを「医師側から」持ち出す必要性は 認められません.単なる「言い訳」ですね.
■もともと馬鹿げていて採用されるはずも無い愚案を出して現状の不備  を正当化しようとする例: ------------------------------------------------------------- >ごとに保険が支払う医療費を決めてしまうという方法が検討されていま >す。胃癌なら○○円、心筋梗塞なら××円というように、多少の合併症 >があっても、医療費は同じにしてしまうのです。この場合、病名がわか >れば患者の払う医療費は決まりますし、腕のいい医者ほど病院の利益も >増えます。 > ただ、前にも書いたとおり、同じ『胃癌』といっても、合併症その他 >によって、治療に要する手間や費用は大きくことなります。結果的に、 >重症の患者さんの治療を事実上拒否する例が出ることは間違いありませ >ん。また、この方式では、今とは逆に検査や手術をしないほうが病院が >儲かることになります。検査回数は激減し、そのために患者の容体の変 >化に気付くのが遅れる例も増えると思います。 ------------------------------------------------------------- こんな誰が見ても穴だらけの対案しか出さないのは,はじめから採用する 気などさらさらなく,単に現状を肯定するための手段であると思われても しかたがないでしょうね.本当にやる気があるなら,もっとマシな案をい くらでも出せるはずです.
■社会常識の欠如を専門知識をひけらかして隠蔽しようとする例: ------------------------------------------------------------- >  さて、お示しの症例を検討すると、担当医は予め『人間のやること >だからうっかり切っちゃいけないところを切ることもないとはいえない >』と言ってるわけですから、手術の危険性については一応事前に説明さ >れていたものと思われます。たとえ緊急手術と言えども、承諾書がなけ >れば輸血できないのは当然だし、自身の手に負えないことは専門医に任 >すのは当然です。(血管の損傷・修復は、特殊な技術がいるので、『血 >管外科』という専門のセクションが存在します。) ------------------------------------------------------------- やっと「症例の検討」に辿り着きましたが,全く中身がないのは最初から 「検討」しようとしているのではなくて,「言い逃れ」を試みているから です.(他人事なのにご苦労様です^^;) いいですか,「人間のやることだからうっかり切っちゃいけないところを 切ることもないとはいえない」なんてのは,説明でもなんでもないんです. 鉄道で事故に遭ったときに鉄道会社から「人間が運転しているから事故を 起こすこともあります」といわれて納得するでしょうか(ちなみに,乗客 は乗車券を買うことで,安全運行契約を結んだことになり,乗車中の不利 益に関しては賠償を受ける権利があります).車の修理を依頼したら別の ところを壊されてその修理代も要求されたとしたら,それを当然と思いま すか.こういうふうに医者が社会常識からずれてしまっていることが最も 根深い問題なんです.おまけに,自身の専門領域に関する知識もあやふや. インフォームド・コンセントの成立要件は,そんな出鱈目なものではあり ません.一般に,緊急度,必要度が高い処置ほど説明は簡略でよく,オプ ションの多いほど説明は詳細かつ慎重であることが要求されています(仮 に「全く」説明していなかった場合は傷害罪です).元質問で,この症例 には緊急性はなく,別の治療方法も(治療しないというオプションも含め て)あったと記述しています.執刀医が処置できないような合併症が発生 する可能性があるのなら,それを説明して同意を求めておかなければなり ません.なぜって,不測の事態の時に「血管外科」のスタッフと設備が利 用可能かどうかわかりませんからね.常にバックアップを図っているよう なお人よしの医療機関はまず無いでしょうから,普通は事が起きてから慌 てて手配するのが普通です.それで間に合うかどうかは運次第ですが. また,この場合,発生する不利益がどの程度のものかも当然説明すること が必要です.もちろん不利益には,身体の障害程度と,後療法に必要とな るコスト(医療費はもちろん,入院期間の延長による遺失利益)を患者が 予測できるだけの情報が提供されなければなりません.
■「患者のため」ではなく,「金のため」の例 -------------------------------------------------------------- > なお、医療費については、保険適用分については、いなかる事情があ >っても医療機関の裁量で自己負担額を減額することは許されません。室 >料差額については交渉次第ですが、通常病院の現場医師にそれを決める >権限はなく、院長と事務長あたりが相談して決定します。『差額ベッド >代は安くするようにいっときます』というのは、しかるべきセクション >に減額をお願いしておくという意味でしょう。 -------------------------------------------------------------- 保険適用するかぎりは一部負担金の減額はできません.ならば,請求しな ければよいだけです.不法行為のツケを健保にまわすのは不正請求も同然 です.たとえば,交通事故被害者の場合,医療費は加害者が負担し,原則 として健保に請求されることはありません(立替する場合はありますが). 医療事故の場合,しばしば加害者と被害者の治療を行うものが同じことが あるというだけのことです.交通事故の加害者には,医療費以外の損害賠 償・慰謝料も支払う義務がありますが,これはもちろん病院も同じです. なお,差額ベッド代は,本例の場合,書類が事務方に届いていなかった (あるいは,事務方と口裏を合わせているだけ?)ことが判明しています. 患者が何もいわないで支払いをすればそのまま頬かむりするつもりだった のでしょうが,医師としての義務はさておき,自分が「しかるべきセクシ ョンに減額をお願い」したのならば,結果がどうなったかもやはり自分で 患者に報告するのが人間として最低限のマナーでしょう.それをしていな いことが明らかなのに,「現場医師にそれを決める権限はなく」などと 筋違いのことを言っているところにも,社会性の欠如がありありと伺える というものです.
■またもや先入観にとらわれている例: -------------------------------------------------------------- >  肝心の大出血の原因が医師の過失によるものか否かは、情報がない >のでまったく判断できません。 -------------------------------------------------------------- 医者が自分から「差額ベッド代を安くする」などといっていることだけから でも,この医師が事故をどう捉えているか想像がつきませんか? それとも 親切なお医者さんだから気を効かせたとでも思っているのでしょうか. 判断できないのであれば,情報を求めればよいのです.中立な立場で検証し ようという意志があるのなら,この文章は文頭に置くべきことでしょう. 繰り返しますが,その上でどのような追加情報が必要か,あるいは過失かそ うでないか判断する助けとなる具体的な情報をコメントすればよいことです.
■責任転嫁の例: ------------------------------------------------------------- >のサービスと同じ『結果を保障するサービス』と誤解するようになりま >した。[改] 確かに、統計上99.9%成功する治療をしくじれば、医師のミ >ス・カネを返せと言われても仕方ないでしょう。けれど、99%成功する >治療だったらどうでしょうか? 90%成功するものだったらどうですかね ------------------------------------------------------------- 医療者は一般にアクセスできる形で成功不成功の統計を出していますか? どこぞの事故リピーターが言っているではありませんか.「俺なんか氷山 の一角だ」って.治療成績も事故も報告もせず,○○%などと数字をもて あそんで何を言いたいのでしょう.数字を出すべきは,治療手段について 患者に了解を得る手続きにおいてです.緊急性・必要性が大きければ, 成功率が低くてもそれに賭けてみるということは当然あります.逆に成功 率が高くても,得られるメリットが小さければ実施しないことを選ぶこと もあるでしょう.たとえば私は近視ですが,眼鏡で有効な矯正が可能なう ちはレーザー手術を受ける考えはありません. 一方,起こってしまった事故についてはいまさら確率の話をしても意味は ありません.どんなベテランドライバーでも交通事故を起こすように, どんなに安全性の高い医療でも事故は起こり得ます.このような場合, 患者が覚悟すべきは,大なり小なり健康を害すであろうということだけの はずです.こと,医療以外の世界では,金銭に代えられる損害は加害者が 負担することに異論を唱えることなどあり得ないのに,どうして医者にだ けこんな簡単なことがわからない者がいるのかなあ.
■責任転嫁の例2: ------------------------------------------------------------- > 最近の患者さんの要求を見てると、このあたりを誤解してるとしか思 >えないものが散見されますね。医療訴訟も、患者の訴えを重視するあま >り、現実の医療・医学の水準を遥かに超えたことを要求する裁判が目に >付くようになりました。 ------------------------------------------------------------- 確かに,一部の訴訟には誇大な要求と思えるものもあります.たとえば, 癌で,治療法次第ではあと数ヶ月余分に生きられたかもしれないという ような,高い水準での医療の質を問う訴訟にはそのようなものがみられ ます.しかし,このような「誤解」を生み出したのは,医療の現実につ いて正しい情報を伝えようとしてこなかった医療者なのではないでしょ うか. * * * うちの近所の床屋さんは,髭剃りで皮膚を切ってしまった場合には髭剃 り代を負けてくれます.実害の無いごく小さな切り傷でもです.同じ祖 先をもつ職業にしては,ずいぶん職業倫理に開きができてしまったもの です.

直訴状1345  (06/24/00)  (看護婦(士))  (MOG )
医師への批判、多いですね。でも、一生懸命、あるいは良心的医療を根底にしてる 医師も沢山おられます。もちろん、ウワッゥvう医師も中にはおられますが。 人の健康というか、人生そのものを左右する職業なので医師に限らずそういう場合 厳しい眼が向けられるのでしょうし。分かって欲しいのは、よく高齢者の方に多い のですが、検査や薬を沢山オーダーしてくれると、それが良い医院、医者だと 勘違いされるんですよ。でも実は老人医療だから、コスト要らないからとかで 無駄なものまで処方されてるということもあります。残念ながら・・・ 肝機能を気遣って、薬を控えたばっかりに、非難を受けた某Drがおられまして 私はその時とても残念でした。話術というか、上手く説明が伝わらない事も あるんですよね。あと、症状はあっても本当に原因の分からないというか、 コレダ!!と、断定できない時もありますので、内服薬の効果を見るなどして 様子を観るということもいっぱいあります。 でも、患者さんによってはこれくらいの事も診断つかないのかと、馬鹿にされる方も居られますよね。医師も医療も努力はしてますが、万能ではない事を事実として分かっていただきたいです。

直訴状1344  (06/23/00)  (患者)
先日子供を病院へ連れて行ったところ、とても納得できないような対応をされ、腹ただしく思っております。この怒りをドコヘ訴えたらよいのか。いろいろ調べ、「保健所に」とも思ったのですが、他の皆さんはこんなことがないのか、あった場合はどうしているのかと思い、投稿することにしました。  子供はまだ乳児(1歳未満)です。大きな病気はまだありませんが、アレルギーなのか鼻水がよく出ます。市販のものでよく効くものがあり、それを常用していましたが、今回に限ってなかなか効かず、苦しそうな感じがしたので病院へ連れて行きました。  行ってまずおかしいと思ったのは、オムツをしている子なのに尿をとるように言われたことでした。紙コップと大人用オムツを渡されました。結局出ないのでそのまま診察を受けることに・・・  診察室に通されましたが、明らかに、来た時点から私たち親子しかいなかったのに、意味のわからない検尿・長い待ち時間で私は不信感でいっぱいでした。でも、子供のためと思っていたのです。するとどうでしょう。診察室に通したのにも関わらず、医者は薬業者と薬の本に夢中で、私たちを完全に無視。業者の方が逆に気を使ってくれ診察を促してくれたため、やっと診察に。しかし、その一声は「ずっとほっといてたんだね。」  話を何も聞かず、その上不誠実な対応を見せ付けておきながら、そんな話があるでしょうか。おまけに、市販の薬を使用していた話をすると「安い薬だ。」などと薬についての云々を垂れる始末。(どこの何を使っていたかも聞かずに)  私たち患者は医療技術や医療知識を見たり聞いたりするために病院へ行くんじゃない!!少しでも悪いところを治してもらいたいという思いから行くのです。医者もそんな人たちを助けたいと思って免許を取ったんじゃないんですか。  更に、私が不満な様子を見せたところ、「(ほっといて)手遅れになる場合もある」と自分の発言を正当化。「患者が来ているのに業者と話をしている方が手遅れになるんじゃないか。」と反撃したら、とても大事な話だと。人の命より大切な話があるのか。  とてもじゃないが、こんな奴に子供はみせられないとその時点で診察を断ったところ、「紙代20円よこせ。」  こんなのが医者だと思うと恐ろしくて本当に許せない。それこそ、手遅れになったり、大きな医療ミスを起こす前に看板を下ろしてほしい。    もうひとつ付け加えますと、帰るとき、その場にいた看護婦たちが「どうしたの。」と私の話を聞いてくれたのですが、そこにも例の医者が現れ、「この人たちは使用人。私一人が医者なんだからこの人たちに話をしたって何も意味ない。」などとまで暴言を吐きました。  患者は、医者も看護婦も同じくらい信頼してるんです。自分の命を預ける人ですから。それなのにこの思い上がった態度と発言。どうにかして、医師免許を剥奪してほしいです。 (ちなみにその病院は評判が悪いにも関わらず、予防接種の指定医療機関にも入っている。どうしてそうなったのか。誰が決めているのかも知りたい。)

直訴状1343  (06/23/00)  (患者)  (ちょこぼ )
医療ルネサンス(読売新聞を検索すると読めると思いますが)に、また小児の救急 病院の事が書いてあって、小児科の患者の3割以上が夜間の救急外来に来るというのをみて、「そりゃ救急じゃないでしょう。遅くまで開いてて便利だからいくんでしょう」と思ってたら今日「コンビニ医療」といわれてるとでてたのでやっぱり。 でも、宿直の先生だけでたいへんならば、遅番ってことで、2人ぐらい9時まで残って診察すれば、さっさと済むのにと思ってしまいました。いくら(憧れの職業) でも、いまどき6時や7時に帰るのでは、あまりに恵まれすぎですよ。「コンビニエンスホスピタル」ならもっと体制を整えて、儲かるところに人員を配置・・・。 なーんて考える私はやっぱり庶民。なんだかんだいっても、病院は自由競争でありながら、価格は決まってて、患者もいくらでもやって来るんだから、改善なんてする必要ないんですよね。まさに「供給は需要をつくる」世界。でも、大人は検診やらマスコミの影響、寂しさ、暇つぶし、高齢化などで患者が増えるのはわかるのですが、少子化といわれながらどうして患者が増えるのだろう。私が子供の頃は、病気になると、お医者さんの方で来てくれるほど、お医者さんは暇だったのに不思議。 うちの子供達は、長男が幼稚園に行ってた頃は、つぎつぎ新しい風邪のばい菌をもらってきてくれるので、下の子たちにもうつり、病院通いがたえませんでしたが、 その後はわりと丈夫です。私は、今の子供達が丈夫なのは、栄養状態がいいからと ずっと思ってました。私はベジタリアン(貧乏で)でしたから、はっきりいって、 栄養失調状態だったのだと思います。今でも栄養失調で風邪ばかりひいている子供 がいるとしたら、お母さんのダイエット志向もあるかもと余計なことですが思います。やっぱり肉とか食べないと丈夫にはなれないと思う。もともと人間は狩りして たんだから。話は変わりますが、ベジタリアンの私が結婚した相手は、人並みはずれた野菜、くだもの嫌い。おかげで私は生活習慣病になりました。私のは「生活習慣病」ではなくて、「夫原病」だー。その証拠に最初にいわれたのが、「カリウムが足りないから」。でもこの言葉は、嘘だったのです。次に血液検査したときに、 「カリウムはどうなったんですか?」と聞いたら、「あっ」て感じで、3.4ぐらいなら心配ないからって。うるさいからだましたんだね。嘘はやめてほしい。患者は医者の話を信じるんだから。
この直訴状に対するコメント

直訴状1342  (06/23/00) (患者)  (あきれてる )
1335のドクターへ
日本の医師、医師会があなたのような方で構成されているのならよかったのですが・・。現実はクズばかりですね。私は巨大肝のう胞で何度もドレナージを受け、エタノールを入れてもまったく効果が見られない患者なのですがどこの病院へ行っても医者はみなふんぞり返って人を虫けらのごとく見下すような態度ばかり。こっちが「どんな治療が考えられるのか」を問うても無視。 現実はこんなもんですよ。 一番ひどかったのはKO病院のTAKAGI!クランケにはっきり聞こえるような大声で「ジャイアントだってよ。ケッ」なんて言わないでくれ。あんたの学校の創設者は「天は医者の下に人を作った」って言ったのか?違うだろ!

直訴状1341  (06/22/00)  (医師)  (ふくい)
1332のかたへ
 医師(病院)が患者さんに約束できることは、その時点での医療水準・医学知見に基づいて、妥当な医療を誠心誠意行うということだけです。基本的に、結果については一切保障できません。お示しの例で言えば、術中血管を損傷して大出血に至ったとしても、それがやむを得ないものであれば医師に責任はなく、それに対応するための費用も医療保険から支払われますし、自己負担分は患者さんにもっていただきます。ここで難しいのは、患者さんには医療水準・医学知見に基づいてやむを得ないものであったか否かの判断ができないことです。カルテその他の情報が公開されても、専門知識のない患者さんには、やはりその判断はできません。
患者さんの心情として、結果的に成功しなかった治療にまでカネを払うのか、という気持ちはよくわかります。また、多い腕の悪い医者ほど、病院の売り上げを伸ばすという矛盾もあります。[改]  そこで、病名ごとに保険が支払う医療費を決めてしまうという方法が検討されています。胃癌なら○○円、心筋梗塞なら××円というように、多少の合併症があっても、医療費は同じにしてしまうのです。この場合、病名がわかれば患者の払う医療費は決まりますし、腕のいい医者ほど病院の利益も増えます。
 ただ、前にも書いたとおり、同じ『胃癌』といっても、合併症その他によって、治療に要する手間や費用は大きくことなります。結果的に、重症の患者さんの治療を事実上拒否する例が出ることは間違いありません。また、この方式では、今とは逆に検査や手術をしないほうが病院が儲かることになります。検査回数は激減し、そのために患者の容体の変化に気付くのが遅れる例も増えると思います。
  さて、お示しの症例を検討すると、担当医は予め『人間のやること だからうっかり切っちゃいけないところを切ることもないとはいえない』と言ってるわけですから、手術の危険性については一応事前に説明されていたものと思われます。たとえ緊急手術と言えども、承諾書がなければ輸血できないのは当然だし、自身の手に負えないことは専門医に任すのは当然です。(血管の損傷・修復は、特殊な技術がいるので、『血管外科』という専門のセクションが存在します。)
 患者の希望で個室に入ったので、室料差額の請求も妥当ですね。
 なお、医療費については、保険適用分については、いなかる事情があっても医療機関の裁量で自己負担額を減額することは許されません。室料差額については交渉次第ですが、通常病院の現場医師にそれを決める権限はなく、院長と事務長あたりが相談して決定します。『差額ベッド代は安くするようにいっときます』というのは、しかるべきセクションに減額をお願いしておくという意味でしょう。
  肝心の大出血の原因が医師の過失によるものか否かは、情報がないのでまったく判断できません。
 昔、医療技術が未熟であった頃は、ちょっとした病気がすぐ死につながりました。
 患者もそれを知ってましたから、藁をもつかむ気持ちで医師にかかり、たとえ結果が思い通りにならなくても、『仕方がない』と納得してたわけです。
 その後、医療技術の進歩に伴って、助かる病気が増えました。また、国民皆保険制度の実現で、誰もが気軽に医師の診察を受けることができるようになりました。そして、結果として、患者の大部分は、医療も他のサービスと同じ『結果を保障するサービス』と誤解するようになりました。[改] 確かに、統計上99.9%成功する治療をしくじれば、医師のミス・カネを返せと言われても仕方ないでしょう。けれど、99%成功する治療だったらどうでしょうか? 90%成功するものだったらどうですかね。
 実は、90%の確率で病気を治せれば、それは画期的な治療法だと思います。クスリだって、有効率90%というのは、とんでもなくいい成績です。患者さんが考えているほど医学は万能ではなく、医療は確実ではありません。
 最近の患者さんの要求を見てると、このあたりを誤解してるとしか思えないものが散見されますね。医療訴訟も、患者の訴えを重視するあまり、現実の医療・医学の水準を遥かに超えたことを要求する裁判が目に付くようになりました。
 神様が創造した有限の寿命を持つ肉体をいつまでも健全な状態に保つ----医療の本質は、大変な困難に立ち向かうことです。医療がいかに身近かなものになっても、その本質に変りはありません。患者さん、そして医療に携わる者は、いま一度、このことを真剣に考えてみる必要があると思ってます。
この直訴状に対するコメント

直訴状1340  (06/20/00)  (患者)  (ちょこぼ )
「再診料」は行っただけでとられるのが普通と思ってました。私は「知りたい病」にもかかっているらしく、いろいろ試してみてしまうのですが、前に5年ぐらい通っていた診療所でも、忙しいおじさんの真似して、「薬だけでいいです」と言ってみました。慢性疾患指導料はとられないかも、と期待したのですが、いつもとまったく同じ料金でした。薬を処方するって事は、診察しなければならないってことで 料金もとらなくてはならないんだろうと理解しました。医師会などでも活躍していそうな先生なので、そういうことも、他の医院と足並みそろえなくてはならないのかななんて邪推してます。そこの医院はとっても混んでて、午前中は2〜3時間まち、午後も1〜2時間は待たなければ、診察してもらえません。おじさんはともかく、おばさんたちは、参観日に行くような装いで、しっかり化粧してます。私も、 すっぴんで行った日に限って怒られるような気がして、たいがい化粧して行ってました。(患者も苦労する)そこの医院がどうしてはやるのか、私の勝手な観察では どんな患者にも必ず脈をとるから。みんなが求めているのはスキンシップ、みんな寂しいんですよね。

直訴状1339  (06/19/00)  (患者)  (怒れる男 )
妻が子宮筋腫の手術で尿管を切られてしまいました。筋腫はかなり大きかったことから、手術時間も通常の倍以上かかりました。当初は、尿管を切られたといっても理解ができませんでした。とうよりも、尿管を切ったと言うことの重大性をひとことも説明をしてくれませんでした。その後いろいろと調べているうちに、このような発言が医師の口からありました。「新米医師はしょっちゅう尿管切っているよ」尿管を切ったことがそんなに問題なの?といった感じです。切られた身にもなってください。これは当たり前のことなのでしょうか?医師の方のご意見を伺えればと思います。

直訴状1338  (06/19/00)  (医師)  (HS)
直訴状1334について
開業医の見地からいいますと安易な気持ちでついでに小児も診るといういいかげんな発想は出来ません。まともな臨床医ならおわかりと思いますが成人と小児では医療形態がはなはだしく異なります。成人なら経過観察可能な事でも小児では病態が急速に憎悪する事が少なくありません。常識的に考えれば病状いかんで小児科へ紹介するのが妥当です。わかりもしないくせに安易に「家庭医」だとかなんとかいうのは不愉快だし傲慢だから撤回していただきたい。
この直訴状に対するコメント

直訴状1337  (06/19/00)  (医師)  (かとう )
直訴状1324に対して
  失礼ながらこの投稿者は本当に医師なのでしょうか。医師だとすれば多分「駆け出し」の方でしょうね。 1. いたずらに入院を長引かせていてもダメですよ。それなりの医療行為ができる患者でなければ病院は儲かりません。病床回転を良くすることは病院の収益を考える上でひじょうに重要なポイントです。 2. 小さい病院の方が医師の数も少なく、場合によっては過酷な勤務になります。医師の数を少なくし、手当てを厚くすることで医師を確保しているという面があります。 3. よくあることです。一概に「悪」とは言えません。もちろん架空請求はいけません。 4. 難しいところです。医師の判断で人の寿命を左右することができるのか、という問題もあります。
5. 今やクスリを出したり、検査をするだけでも病院は儲かりません。また、必要な検査や投薬をしなければ告訴された場合に病院側が負けることもあり得ます。原価がかからない(人件費だけ)の検査なら大いに奨励されます。たとえ査定されても原価はゼロですから。 6. 健保財政の赤字については、その大半が「老人医療」のためです。老人医療を別会計にしようという動きもある様です。現場の医師には健保財政をどうしようなどという崇高な考えを持って治療に当たる余裕はないですよ。とにかく目の前の患者の対応で精一杯です。  最後に付け加えさせていただければ、医療の世界に於いても「勝てば官軍」です。いくら崇高な理想をかかげていても病院が潰れてしまえばそれまでです。患者は別の病院に行けばいいですが、医療従事者は路頭に迷います。病院は「医者」だけのものではないのです。他のスタッフのためにも医師はしっかりと稼がなければならないのです。あなたの肩には他のスタッフとその家族の生活がかかっているのです。そこのところを十分わきまえていただきたいと思います。

直訴状1336  (06/17/00)  (患者)  (H.Y)
直訴状847  (06/16/99)  (患者) 開腹手術の後遺症についてご相談させてください。
私は、婦人科で開腹手術を受けてから、(手術自体は簡単なものであったはずなのに)下腹部や腰の痛みやさまざまな症状のために、日常生活も困難な状態になってしまいました。 手術をした病院では、医師によって言うことがコロコロ変わり、結局、ありえない、わからないということで厄介払いされてしまいました。 他の病院にいっても、取り合ってはもらえませんし、これまでいろいろな所に相談もしましたが、私のようなケースが他にもあるのかどうかさえ、分からないと言われつづけてきました。 これは、私一人の身にだけ起きたことなのでしょうか。 似たようなお話をご存知の方や、又は、どんな些細なことでもかまいませんので、何かご存知の方はいらっしゃいませんか。
この直訴状に対するコメント

直訴状1335  (06/16/00)  (医師)  (ふくい)
■1313のかたへ
 1年くらいまえのことだったと思いますが、某新聞に『大学病院の癌の5年生存率は一般病院より悪い』というデータが公表されて話題になりました。最高レベルの技術と設備がある病院の治療成績が悪いなんて、一般の方には理解しづらいでしょうけど、医師の私からすれば、それは当然のことではないかと思います。  ひと口に『癌患者』と言っても、癌の性状とか合併症の有無等によって、治療の難易度は格段に異なります。治療が難しい患者は高次の医療機関に送られますから、その頂点にある大学病院は、いわば医療の『最後の砦』なんですね。だから、その治療成績が芳しくないからと言って、医療レベルが低いとは言えないわけです。(蛇足ながら、自由競争下にある一般の企業なら、自分の顧客をわざわざ同業他社に紹介するようなマネは絶対しないでしょ。でも、医療の世界ではごく当たり前のことで、単純な自由競争が導入できない証拠のひとつとも言えます。)
一般の方は、『○○病なら××病院』てな単純な認識で病院の評価をされていると思いますが、我々医師が自分の患者を紹介するときは、そんな単純な判断はしません。患者の重症度や合併症、社会的背景、早く治療してくれるかetc、そういう諸々の要素を勘案して紹介先を決めます。つまり、医療機関の評価、ある患者にとって最適の医療機関を選択するということは、ことほどさように難しいものなのです。  インターネットで病院の情報を公開したら、患者が自ら理想の医療機関を選択しうるかのような論調がありますが、私はまったくの幻想に過ぎないと思ってます。情報公開そのものには反対しませんが、疾患の重症度とか合併症の有無等までもを考慮した医療機関の選択は、患者自身にはまず不可能だろうし、表面的な数字だけがひとり歩きすると、重症患者やリスクの高い患者を拒絶する病院が増えることは間違いありません。
個人的には、緊急の場合を除いて、患者はかかりつけ医を介して専門の医療機関を受診するようなシステムが必要だと思います。この場合、かかりつけ医の仕事は、自ら病気を治療することではなく、もっぱら患者に最適な専門医療機関を選択することとなります。かかりつけ医の"治療成績"は、どの医療機関に自分の患者を託すかで決まりますから、専門家(かかりつけ医)による医療機関の評価が行われることになります。狭い意味での医療機関の評価としては、これがいちばん確実でしょう。現実問題として、一般の患者が自分の意志で直接大学病院を受診できるようなシステムを持つ国(日本)は世界でも少数派に属します。多くの国では、専門医は家庭医の紹介状を持たない患者は診察しません。(家庭医による専門医の評価・選別が行われる!)  ただし、この場合、医師の態度であるとか、説明の分かりやすさ、施設の清潔さなど、患者の視点でとらえた評価はなおざりになる可能性があります。広い意味での医療機関の評価は、こうした要素をも加味する必要があるのですが、これまた客観的評価が非常に難しいことは容易に察しがつくでしょう。
この点では、患者同士による情報交換は非常に大切で、インターネットは大きな武器になる可能性があります。今のところ、この掲示板も含めて、患者さんからの情報の多くは、『○○病院の××医師はトンデモナイ』というnegativeなものが多いのですが、今後はpositiveな情報もどんどん流通させるべきだと思いますね。
■1321のかたへ  おっしゃることはもっともです。でも、なぜこういう妙なことになってるかを解説しましょう。  いま、厚生省は施策として大学病院に軽症の患者を受診させないようにしようと考えています。通常ならば、大学病院の診察料を値上げし、開業医のそれを下げるべきなんですが、医療でこれをやると『貧乏人には大学病院を受診するなと言うのか!!』という苦情が厚生省に殺到します。

そこで、厚生省は、ニーズがある大学病院の外来診察料に原価を大幅に下回る値段しかつけないという作戦に出るんですね。患者が来れば来るほど赤字が膨らむやっかいモノにするわけです。そして、最終的には大学病院の医師の口から『あなたは軽症だからここに来る必要はありません。近くの開業医に行って下さい。』と言わせるわけですよ。当然、患者の苦情や不満の大部分は大学病院や医師会に集中し、厚生省は知らん顔です。(なお、患者の自己負担はどんな医療でも2割もしくは3割の定率なので、大学病院の支払いのほうが安いという状況が生じます。) また、マクロ的には絶大な権力を持つ厚生省も、医師が行う個々の医療行為に口出しすることほとんどありません。患者が医療ミスだと思って厚生省に訴えても、のれんに腕押しなのはこのためです。これでは、自分の体験を通じてしか医療を見ることができない一般の患者には、厚生省は何の力もない存在にしか写りません。また、医師が一部の患者だけに赤字覚悟で特別に良質な医療をやろうと思えば可能ですから、これまた患者の要望は個々の医療機関や医師に集中します。しかし、医療機関は原価割れの良質な医療をすべての患者に行うことはできません。病院が潰れるからです。すべての患者に良質の医療を行うには、真に必要な医療に赤字がでないだけの値段をつける必要があるのです。  実に巧妙な仕組みだと思いませんか? 厚生省は、医療費の配分を通じて、日本の医療を総体として思うままに動かしてるわけです。この構造を知っている医師会は、国会議員に献金して厚生省を押さえにかかるんですが、それを知らない患者さんは、医療への不満は自分がかかっている医療機関だけに言えばいいと思ってるんですね。医療訴訟だって、被告になるのは個々の病院や医師だけです。技術や人手を要する医療に、ミスが生じて当然の低い医療費しか出さない厚生省も被告席に座るべきなんですが、そんな例を私は知りません。 はっきり言って、これでは日本の医療は患者本位のものにはなりませんよね。医療費というと、何パーセントの値上げということしか話題になりませんが、本当に大切なことは、その医療費がどのように使われているかということです。実は、医療費値上げと言っても、単純に全部の単価が上がっているわけではありません。厚生省がやりたいことは大幅に値上げしてるし、やりたくないことは改定前より値下りしてます。  コンマ何パーセントの値上げ幅自体をうんぬんするより、患者の望む医療を実現するために限られた医療費をいかに配分すべきか、患者さんも一緒に考え、厚生省を動かす必要があります。場合によっては、患者と医師会が手を組んで、厚生省を動かすことも必要かも知れません。もっとも、それは、自分が病気になったときでは遅いのですが....。
■1314のかたへ
 最近は医薬分業とやらで、院外処方せんを書かされることが多くなりました。でも、患者さん、薬局でどんな説明を受けてるんでしょ。だって、処方せんには、患者の診断名も病状も書かれてないんですよ。  たとえば、βブロッカーと呼ばれるクスリ。これ、血圧を下げる、不整脈を押さえる、心不全の悪化を予防するetc、いろんな効果があるんだけれど、薬剤師さん、こっちの処方意図をわかってるかどうか、甚だ疑問なんですよね。  私自身は、現状では明らかな医師の処方ミス等を指摘する以外に、彼らの存在意味はないようにも思えます。その意味では、かのデパス10倍処方事件の薬剤師、はっきり言って、クビになってもおかしくない位の大罪だと思うんだけど...。
この直訴状に対するコメント

直訴状1334  (06/16/00)  (医師)  (オペ )
直訴状1313について
 標榜科云々を反対しているのは開業医の集まりである医師会であって、勤務医ではないのです(というか、勤務医にはそういう団体がない)。更に言えば医者が万能と思っているのはむしろ世間の方だと思うけど。医者が本当に自分の専門だけ診れば済むのなら、こんな楽なことはない。ある患者が「内科」医院(一人でやってるような町医者)で風邪を診てもらって、ついでに「うちの子も風邪引いた診たいなんですけど・・・」って言われて、「それは専門外なんで小児科に行って下さい」ってのが許されますか?町医者には広く浅く診れる「家庭医」の役割も必要なんですよ?わかりますか?
直訴状1319について
 使命感がなくてどうして医者ができるの?今では決して良い条件ではなくなった医者という職業を続けているのは、やはり使命感じゃないですか? 他の職業の方が使命感を持っているか、いないかは別問題だと思うけど。(他の職業の方でもその職業に使命感を感じれば、悪い条件でも続けるでしょ?) あなたは研究者をどうして選んだのですか?使命感ですか?お金のためだけですか?他に行くところがなかったからですか?まあ、薬剤師の資格を持ちながら、「薬剤師なんてなんの役に立つの?」と言ってる人には薬剤師の仕事を真剣に続けている人の使命感もわからないだろうし、きっと他の職業の使命感もわからないと思うけど。「自分が社会を支えている」ってのは言い過ぎにしても、少なくとも自分を頼りにしてくれている患者さんがたくさんいる、ということです。こういう開業医と勤務医、大学病院の医者と一般病院の医者、有給医と無給医、厚生省の役人医者と現場医師などなど、現在の医学界の矛盾した二重構造もろくに理解せず「医者多い!贅沢言うな!」と叫ぶ「にわか医療通」の輩にはほとほと頭が痛いです。
この直訴状に対するコメント

直訴状1333  (06/16/00)  (患者)  (toudou )
行政相談で解決した事例 些細なグレーな問題も解決できます。皆さん勇気を出しましょう。http://www.somucho.go.jp/kansatu/saisin.htm 病院での再来の検査における基本診療料(いわゆる再診料)の徴収 A国立大学病院で診察を受けた際、検査は後日ということになり、指定日に検査部門で尿検査を受けたが、その日は、検査だけで医師の診察等はなかった。ところが、会計窓口で支払った明細書を見ると、「基本診療料」が徴収されていたので、なぜ徴収されるのか尋ねたところ、基本診療料は来院すれば請求するものであるとの説明であった。これには納得できない。  相談を受けて管区行政監察局は、再来で診察を伴わない検査に基本診療料(再診)(以下「再診料」という。)を徴収することについて、保険医療機関等を指導監督するB県から意見聴取したところ、基本診療料は、医師が患者を診察した場合は厚生省が定める医科点数表に基づき徴収することができるが、これは診察が行われなければ請求ができないものと考えているとのことでした。  しかし、A国立大学病院において調査したところ、同病院では、尿等の検査の受付、採血検査、レントゲン撮影などのための再来で、医師が診察を行っていない場合にも一律に再診料を徴収していました。同病院では、再診料は患者が病院を利用する際の基本料金のようなもので、診察の有無に係わらず徴収できるものと理解しているとのことでした。  また、他の4病院について、同様の調査を実施したところ、このうち1病院においては診察がなくても再診料を徴収していました。同病院では、検査部門に医師を配置し、診察はないが医師の管理の下に検査を行っているのであるから徴収できると考えているとの説明でした。  このように再診料の徴収に関する考え方がバラバラであったため、管区行政監察局では、その改善策について、検査で再来院した患者から再診料を徴収することの妥当性を含め、同局が開催する行政苦情救済推進会議に諮ったところ、医師の診察行為がない以上いかなる場合も再診料を徴収すべきではなく、この点について保険医療機関等に対する指導を行わせる必要があるとの意見を得ました。  上記の意見を踏まえ、同局がA国立大学病院及びB県に改善するようあっせんしたところ、次のとおりの措置が講じられました。  尿、便等の検体の受付及び診察を伴わない検査は、再診料を徴収しない。また、レントゲン撮影だけの再来患者は、診察を行った日に撮影する。(A国立大学病院)  B県内に所在する他の保険医療機関に対し、社団法人B県医師会の広報誌を通じ、再診料は、医師が問診、聴診等の診察を行った場合に限り算定できるものであること、基本診療料(再診料)に関する疑義等があれば、B県が保険医療機関個々に対応する旨の周知を行った。(B県)

直訴状1332  (06/15/00)  (患者)  (あっちゃんちゃん )
医療費のことで教えていただけますでしょうか. 人物・場所を特定されたくないのでたとえ話の形をとらせていただきますが, 本質的な部分は同じですのでお許しください. ある人が,今すぐ手術が必要なわけではないが,簡単だし,きれいに治れば この先安心でしょ,と医師に勧められて内視鏡手術をしたとします. 患者が「危なくないんですか?」と尋ねたところ,医師は「人間のやること だからうっかり切っちゃいけないところを切ることもないとはいえないけど, そんなことはまずないない.お腹切るのと違ってすぐ治るし,傷も小さいよ」 と請合いました. まあそういうことならと,手術を受けることにしたところ,術中大きな血管 を傷つけて大出血,危ないから家族を呼べの,輸血の準備をしてなかったの で日赤から取り寄せるまで開腹手術にかかれないの,輸血同意書にサインし ろのと大騒ぎになり,家族が「先生が手術されるんですか」と尋ねたところ, 当の医師は「この手術はとても僕には無理だから」と別の診療科の先生に頼 み込んで延々半日以上の大手術.幸い命だけは助かったとします.ちなみに, 治す予定だったところは結局治療するに至りませんでした. さて,抗生物質の副作用やら軽度の感染やらで患者はげっそり,精神的にも がっくり来ていたので,ICUからでられるようになったときに,騒々しい大 部屋ではなく,できれば個室に入れてくださいとお願いし,医師も「こんな 場合だから差額ベッド代は安くするようにいっときます」と二つ返事で了解, 個室使用料の減額願い書をもってきて家族にサインを求めました.その後, 患者は少しずつ回復,医師はまめに足を運んで丁寧に治療をしています. 医師がおろおろしながら「だめかもしれないから会わせたい人がいたら呼ん でください」と言ったときには,事と次第では訴えてやる!と怒りに震えて いた家族の心も軟化し,運が悪かったけれど,今後のこともあるし,ことを 荒立てるのはよそうと話していたところに,月が変わって病院から請求書が 来てびっくり,止血のために行われた手術代はおろか,減額するといわれて いた差額ベッド代も規定の料金で請求に含まれており,途方もない金額の請 求になっていました.こういう場合,医師の技術上のポカのツケまで患者や 健保にまわるべき筋合いのものなのでしょうか?
この直訴状に対するコメント

直訴状1331  (06/14/00)  (患者)
37歳女性の患者です。子宮筋腫の手術で、右尿管を切断されました。術後4ヶ月経った現在も右下腹部に痛みがあります。担当医師は、治ったと言いますが、どういうことなのでしょう。  術式は子宮全滴出術。筋腫は2s。執刀医は、右尿管を子宮動脈と誤認し切断、結紮。暫くしてから尿管だったことに気付き、急遽、泌尿器科医を呼び、尿管の修復が行われました。その際、尿管断端から膀胱にカテーテルを挿入するのに抵抗があったため、良く見えるようにと膀胱を数p切開されました。術後は真っ赤な血尿で、膀胱バルーンカテーテルは2週間留置。抜去後、極度の頻尿に悩まされ、つらかったです。一方、腎臓から膀胱までの尿管カテーテルは、当初術後4週間で抜く予定でしたが、術後20日でカテーテルが詰まり、強烈な痛みを伴う水腎症となり緊急入院。別の物に取り替え結局、術後2ヶ月で尿管カテーテル抜去。抜去後、数日間はうまく尿が流れず腎臓が腫れましたが、その後、尿の流れは良くなりました。しかし、その頃から断続的に右下腹部がぎゅうっと捻れるように痛むようになったのです。痛みの強さ、持続時間はまちまち。排尿時に痛むこともあります。泌尿器科医は、尿の流れが良好なので、痛みの原因は不明とのこと。婦人科でも所見なし。訳が分からないまま、ただ痛みに耐える毎日です。  尚、この件に関して、病院長、担当医師は「医療事故」だと認め、大学病院でのさらなる検査の手配なども考慮に入れ対応してくれていますが、事務長は、事故とは認めないと最近になって発言しています。なぜ、病院内の足並みが揃わないのか不思議です。どなたか、ご意見などありましたら、どうぞ、よろしくお願いいたします。

直訴状1330  (06/14/00)  (医師)  (おどろん )
直訴状1319について
医師の社会的使命感って、こういうことなのでしょうか?  「主治医」であれば、患者のために夜中でも休日でも駆け付ける事を要求される  「開業医」であれば、患者のために休日でも時間外でも診療に応じることを要求される  「医師」であれば、金銭勘定を抜きにして診療に当たることを期待される たしかに、「患者サービス」と称して医療機関の評判を上げる/維持するために これらの行動をとる人もいるのでしょうが、それだけなのでしょうか? 患者さんが待っていても、定時に帰る医者が後ろ指を指されないようになったら 「医師だけが使命感を持っているとおもうな!」というお言葉を甘んじて受けましょう。

直訴状1329  (06/14/00)  (患者)  (ちょこぼ )
医師や看護婦の給料が高いのは当然だと思います。なにしろ汚い仕事ですから。おじいちゃんの入れ歯みただけで、「おえっ」っとなりそうなのに、たばこの口臭きついおじさんや爺さまの口に手を入れたり、汚れまくった歯の治療したりする歯医者さんは、困ってる人を助けた喜びに支えられて仕事してるんだと思いますよ。看護婦さんも、うんこやゲロのしまつしてたら、休憩室でたばこでも吸って、気をとりなおすってのもわかる気がする。私は時給600円台のパートですが、きれいな仕事だから仕方ない。でも、薬剤師さんは超きれいな仕事で、まともにやってれば ミスの心配なく、力もいらず、時給は3倍となれば、薬科大さえでれば幸せな将来が待ってるってこと。でもそういう仕事ってやりがいないんじゃないですか?医薬分業で薬剤師の地位の向上もめざしたのでしょうが、実際はかえって失墜しましたよね。誰も尊敬なんかしてないよ。ただ薬詰めてくれる人って感じ。8時頃まであいてる、薬店のおばちゃんの方が、どの風邪薬が効くか、効果抜群のドリンク剤はどれかなんて、みんなに頼られてるよ。しかも、そこの薬店で、利尿剤下さいって 言った人、病院に行くよう勧められ行ったらすぐ入院だったんだって。

直訴状1328  (06/14/00)  (医師)
最近、医師を目の敵としか見ていないような意見を書く人が居ますよね。誹謗中傷としか思えないような。医師はそんなにえらくないとか・・・。そういうあなたは何様なんでしょうか。お偉い方なんでしょうか?一生懸命やっている(つもり)の私にとって甚だむかつくものであります。 昔は病状に対する質問とか、意見とかが多かったような気がしますけど。

直訴状1327  (06/14/00)  (医師)  (呼吸器内科医 )
直訴状1309
最初に話しを整理させて下さい。70歳男性で5年前から肺線維症があり、経過観察中に肺小細胞癌の合併が判明し、抗癌剤による治療をおこなったが約一ヶ月間で亡くなられた、との事ですね。また、癌の進行度が「4段階の3B」との事ですが、背骨に転移があるため進行度は「4段階の4」で、入院後の検査(骨シンチ)で判明したため説明の時点では「4段階の3B」となったのかと思います。  肺線維症についてですが、平均すると発症から5〜6年で風邪などが誘因になって呼吸困難をきたして亡くなられる、という経過をたどるたちの悪い病気です。  肺小細胞癌の治療に関してですが、基本的に抗癌剤と放射線治療を行います。手術は非常に早期のものに限って施行されるのみです。治療成績ですが、「4段階の4(EDと言います)」ですと、積極的に治療を行わないで(抗癌剤を使用しないで)、呼吸苦をとったりする治療(モルヒネも含みます)のみだと約5週間です。抗癌剤を使用した場合はその60〜80%に腫瘍縮小効果が認められて、平均で9〜12ヶ月の生存が得られます。
では、実際の御質問への回答ですが、 1.高齢者への抗癌剤投与は正しいか?肺線維症を悪化させないか? 70歳以上の高齢者にたいする標準治療は実は定まっておりません。と言いますのも、抗癌剤を世に送り出す臨床試験の対象が70歳以下であることが多く、今だ海外でも高齢者を対象とした充分な臨床試験がなされていないからです。70歳以下の肺小細胞癌に対しては、抗癌剤を使用した方が(腫瘍の縮小のみならず)延命効果があることは様々な臨床試験で証明されています。よってこの場合は70歳というぎりぎりの年齢ですので、通常の標準的な抗癌剤治療を行ったと考えられます(数年前から新規抗癌剤が出てはいますが、シスプラチンとエトポシドと大きな差はございません)。線維症を悪化させた可能性はなんとも言えません(胸の写真などで線維化している部分が広がったかどうかが不明なため)。通常は”肺線維症がある”という理由のみで抗癌剤治療を中止とはしませんが、線維症の悪化には注意します。抗癌剤を投与する前に、悪化するかどうかを判別する方法はありません。
2.抗癌剤治療一回目で無効の場合薬剤を変更しないのか? 抗癌剤の治療は通常4〜6回繰り返されます。全て同じ薬剤のこともあれば、途中で変更する場合もあります。今回のケースは”1回目の投与で癌が改善されないとわかった”とありますが全く無効(腫瘍の大きさに変化がない)だったのでしょうか?小細胞癌ですと、効く場合は早ければ一週間で腫瘍の縮小を認め始めますので、2回目も同様の薬剤を使用したのは少しでも腫瘍が縮小したからかな・・?と思います。逆に、大きくなったり大きさに全く変化ない場合は、確かに2回目から他の薬剤に変更する場合もあるかとは思いますが、2回目ももう一度動同様の薬剤で効果を見るケースもあります。回答は非常に難しいです。 3.は”の常用の薬を取り上げた医師はまだ学生であった”とありますが、医学部学生だったのでしょうか?それとも大学院生だったのでしょうか?いずれにせよまずい対応だと思います。
4.ですが、これも通常の対応ではありません。モルヒネ使用前に家族なりに告げるべきです。ただ、”副作用の恐い薬・・”とありますが、適正に使用する上では そんなことはありません。麻薬のイメージが強く、医師の中でもまだ誤解を持っている人がいるくらいなのでしょうがないですが。 5.患者さんの細かい状況がわからないので、なんとも言えない所はあります。ただ全身状態が悪い場合は、抗癌剤投与を中止するケースはございます。 6.全ての対応がまずいと思います。周りでこんな対応してる人は見かけませんが いるんですね・・。 私が言えるのはこれくらいですが、いかがでしょうか?まだ不明な点があればさらに詳しく書いていただければ、また御回答させていただきます。

直訴状1326  (06/13/00)  (医師)  (A医師 )
直訴状1309について
どちらかというと肺癌専門の医師よりコメントします。感想ですが、治療としてはベストに近いものでしたが、治療の反応性が悪く、残念な結果となったという印象です。 >1.この治療は70才いう高齢に対し、正しい治療なのか。また、抗癌剤は肺繊 維症の悪化の原因にならないのか。 臓器機能が保たれていれば75歳ごろまでは通常の抗癌剤投与が可能であるという見解があるようです(合併症が増えるのは75歳から。それ以下は成人とほぼ同じ確率らしい)。肺線維症だと投与できないということは無いと思います(禁忌ではないようです)。 > 2.2回目も同じ抗癌剤の投与を中止せず投与し続けた 治療は正しい治療か 通常は3-4回投与ですが、明らかに状態が悪化した場合は中止することもあります。2回目の投与は明らかな副作用がなければ行う傾向があります。もちろん本人が拒否すれば行いませんが。 3.腰痛に関しては、行き違いがあったかもしれません(余命にはおそらく関係なかったかもしれませんが)。 4.モルヒネはがん患者に対して積極的に投与する傾向があります。治療としては誤りはないと思われます。 5.小細胞肺癌は非常に進行が早く、あっという間に死亡に至るケースもあります。3B期小細胞肺癌に対してはシスプラチン+エトポシドに加え、同時に胸部放射線治療を追加するのが標準ですが、肺線維症があることなどから放射線照射は行われなかったと思われます。(骨転移があれば4期で、放射線照射の適応なし) 6. aについては、小細胞癌であれば抗癌剤が比較的有効で、また、治療しなければあっという間に進行すると思われますので、この例では化学療法をおすすめしたいところです。腎機能などが悪ければシスプラチンを別の薬剤に変更する場合もありますが、有効性は少々悪いと言われています。 bに関しては、本人の人権を尊重して、事実をまず本人に対して説明するべきであるという論調がありますので、明らかに間違った対応であるとは言えません。東京のある専門施設では、確定診断がつき次第本人に病名を話しているようです。 c.病状の説明については家族全員にすべてを説明するのは難しいので、通常は代表者を決めてもらって、その方に説明し、家族に周知させるのが一般的です。 d.解剖に関しては、死因に疑問があるなら(肺線維症が悪化して死亡したか、それとも肺癌が悪化して死亡したかどうか)行うべきでした。

直訴状1325  (06/13/00)  (患者)  (TOMATO )
直訴状1322について
私は、民医連の病院、医療生協の組合員として、班活動などをしたり、ちょっとだけかかわっているのですが、いい病院だと思っています。私の20年来の友達は、 お舅さんが、脳梗塞で、入院していた時に、リハビリをきちんとやってくれる病院 だったので、自分のお母さんもそこに入院させたかったけれど、兄弟などの意見で 日赤に入院したら全然やってくれなかったと言ってました。私のお舅さんは、10 年以上まえですが、尿管結石の発作で、あちこち電話したけれど、受け入れてくれたのは、この病院だけでした。もちろん今はどこでも喜んで診てくれると思いますが。でも、この情報だけでは、看護婦さん達が、手を洗っているかどうかはわかりません。私自身は、前の病院でトラブっている時に、この活動に首を突っ込んだので、はやくこの病院に変わりたかったのですが、なかなかガードが堅かったです。 検診受けて、5000円の精検受けたのに、外来の強そうな看護婦さんは、「結果は2診で聞いて」と、専門外来予約してくれませんでした。私が元気そうってこともあるけど、お昼上がるのが遅くならないように、まわさないのではないかと疑ってる。顔色見て患者を振り分けてるって感じ。
組合って事は、職員組合も強いのだろうから、それはそれで、仕方ないとして、私がちょっと気に入ってるのは、カルテが見られること。人手不足解消のため、カルテは、自分で会計に運ぶのですが、そのとき、待合室のいすに、どっかと腰掛けて 見ていても、とがめられない。消極的カルテ開示なのだそうです。自分でしっかり 専門外来電話で予約して、何回か通ってから、ここにすると決めて、前の病院から 紹介状をもらってきたので、その中身までよーく読んでしまいました。私の見た感じでは、先生より看護婦さん達の方が強そうな病院です。
追伸
カルテを見てても、とがめられませんが、見ている人は、めったにいません。そんなの見たいのは、医療不信系の人が、ほとんどでしょう。待合室でみんなでカルテを見ている風景を想像すると怖いものがあるので付け加えます。

直訴状1324  (06/13/00)  (医師)  (小児科医)
日々感じる矛盾点をいくつかあげます.
1.病床が埋まっていないと儲からない.患者のQOLを考えて,外来中心にすると 儲からない.そのため,退院できる状態にもかかわらず入院させなければならな い.そうすると,緊急患者が入院できる部屋がない.
2.重症患者が多く,過酷勤務を強いられる大病院よりも小さ目の病院のほうが医師の待遇がいい.つまり,大病院ではあまり働きたがらない.
3.保険上混合診療が禁止されているため,保険適応でない治療法に対してはうその病名をつける(患者から徴収できない).
4.最先端の治療に関しては「人の命を助けるため」といって,大赤字になる.医者,患者ともに負担はないからまったく気にしない.
5.薬を出し,検査をすればするほど儲かる.必要最低限の治療をすれば病院から嫌われる.
6.医者も患者も「人の命は何よりも大事」という. 国も医者も患者も膨大な保険の赤字をどうにかする気があるわけ?
この直訴状に対するコメント

直訴状1323 (06/13/00)  (その他)  (売文稼業 )
大学病院の講師の給料が安い、というお話がありましたが、一方で一部の民間病院の理事長や開業医は、非常に高い報酬を得ているのもまた現実ではないでしょうか。要は、医師の間での分配の問題なのでは……。現実に薄給で働いていることを否定はしませんが、制度やヒエラルキーを改善していかなければ、イビツなままに表層的な議論、感情的な意見ばかりが増えてしまうように思います。そのあたり、当事者である医師、研修医、医学生の皆さんはどう考えていらっしゃるのでしょうか。もしかして、さいしょからあるモノだから当然……ではないですよね。

直訴状1322  (06/11/00)  (看護婦(士))  (chari )
昨年、公立病院を5年間勤めたあと、今の民医連の病院にパートとして 勤め始めました。学生時代から民医連のことはうわさで知っていましたし、 真に「患者さんのための医療」を行っているのか、この目で見てみたく つとめ始めました。  すべての民医連の病院がそうとは、思いませんが、わたしのところの病院 のひどさにはあきれます。  まず第一に医師が非常に尊大で威張っています。自分の気に入った下敷き (カルテ用の)がないと言っては、怒り、処置を待つ患者さんが列をなし、 めまぐるしいほどに忙しい最中に、「これを透視室にもって来て」というので 抗生剤を1バイアル手に取り、走って届けると、そこにその医師もいるではありませんか。まだ何も始まっている様子はなく、なんのために私が届けなければいけなかったのか、はなはだ疑問です。  また、コスト削減のためなのか、物がひどすぎます。 消毒液や手洗い用の石鹸なども、十分に支給されず、結果ここのナースは きちんと手洗いをしてません。 医療器具なども古く、使い勝手が悪くとても不便です。  看護婦も(もちろん全員ではありません)、控え室で煙草を吸い、それを なんとも思っていないかのようです。  ここでは民医連の勉強には熱心で民医連の医療こそ最高という考え方を おしつけます。  本当に患者のための医療を考えるなら、自分の病院がその地域で一番求められる 役割を認識し、他の病院と連携をとって、必要な情報をやり取りし、患者に一番 適切な施設を紹介することだって必要なはずです。  にも関わらず「大学病院は、金持ちしか診ない」とかふたことめには「民医連医療を広げよう」です。期待して入っただけにショックです。
この直訴状に対するコメント

直訴状1321  (06/07/00)  (患者)  (ちょこぼ )
直訴状1301について
病院の領収書は明細かいてあります。診察料1160円、指導料870円、処方箋 960円となってます。でも、ここで変だなあと思うのは、指導料、この病院は、 ぎりぎりで200床になってないので、この値段ですが、婦人雑誌などによると、 200床以上は0円らしいですよ。診療所がいちばん高くて2千何円か、つまり、 近所のかかりつけ医に通うのと、大学病院に通うのとでは、3割負担として600 円ぐらい大学病院のほうが、安いってことになります。実際、私も開業医に通って いるときは、自己負担が1260円ぐらいだったのが、この病院にきたら、820 円になりました。あるとき、530円といわれたので、間違ってますといったら、 今日は指導事項が書いてないので、これでいいんです。といわれました。大学病院に行けば、この値段?・・・かも。大学病院にいったことがある人はわかると思う けど、外来にでている先生って、とっても親切で、丁寧。3時間待っても行く人が 絶えないのはわかる。大病院に行くなと指導するなら、まず料金を上げることだと 私は思います。自己負担1回2000円ぐらいにはしないと。本来行くべき珍しい 病気の人はタダなんだし。

直訴状1320  (06/06/00)  (看護婦(士))  (モグ )
直訴状1312について・・・
毎日、どれくらいの量の薬が日本中で処方されてるのかなぁって ふと思うと怖くなりました。実は、私もミスをした事があります。 点滴の基液を間違えてて、施行前に気が付いて作り直しましたが やはりそれでも怖かったです。 丁度、バタバタと一人で仕事をこなしてた時でした。 次から次へと来るオーダーと患者さんにテンテコマイでした。 これも機械ならチェックしてくれるのかも。 ・・・なんて事も考えちゃいますが、結局、個人の自覚やシステム、 いろんな要素がありますよねぇ。 忙しくって、ふと気が付くと流れ作業的な仕事になってる時って ほんとに要注意ですね。いつも怖いなぁ、この仕事って思っています。 そういう意味でも、もう少し人員にも余裕が欲しいです。

直訴状1319  (06/06/00)  (その他)  (ひろゆき)
直訴状1307について
 医師には社会的使命感がある。はあ、そうですか。では、他の職種には使命感がないとでも言うのでしょうかね。誇大妄想、思い上がり、夜郎自大、いろいろな形容詞が思い浮かびますが、ただ一つ言えることは、医師の離職率が低い現状では、まだまだ医師の給与は引き下げることが可能だということです。  繰り返しになりますが、医師の待遇を良くするには、医師の離職率が増加して、それこそ医療が破綻するところまで行かないと無理ではないでしょうかね。
この直訴状に対するコメント

直訴状1318  (06/06/00)  (看護婦(士)))
*直訴状1200について*
私は、この道を、はや22年あゆんできました。時代も変わって、この道も変わってきましたね。そして、お医者さんとは違う「この道」を極める努力をしています。私個人の意見からしますと、医師と同等に・・・というのはやはり無理があると思いますが、お互いに、互いの道を尊重する時代がきていると思っています。中には、同業者のことで、いいにくいものもありますが、資格の上にあぐらをかいて努力を惜しものがいることも現実です。(医師もおんなじですが)私や、私よりも上の時代の人達には、今要求されるものは、かなりの努力が要るのです。しかし、今、それが必要となってきているのですから仕方のないことです。看護婦の私たちにも「患者」を「看護」「観察」「ケア」してゆくための努力がなされているのです。それは医師だけでは患者を治せないと思っている私たちの「誇り」です。それを認めてほしいと思います。もとでが違うから、看護婦と医者の給料は違う、といわれたことがあります。その通りでしょう。しかし、そんなことではなく、人間として、お互いを尊重できる関係を築けたら、と思います。(参考までに)

直訴状1317  (06/06/00)  (医師)  (塔谷 彰 )
直訴状1290.1293について
 確かに労働者の労働状況をきちんと国民に説明する必要」があると思います。  大学病院の若い医師が「無給医局員」と称され、タダ働きさせられている現状は皆さんに知って欲しいところです。無給でない場合も薄給 に変わりなく、大学病院の若い医師の給料は看護婦より低いのが普通です。私が勤めていた昭和60年代、K大学病院の講師(教授、助教授の次)の月給は、税込み24万円でした。その為、夜の当直や休日の勤務を大学や外の病院で行ってました。  いっそ辞めて良い病院に勤めたいと思っても、市中の基幹病院はほぼ完全に大学のジッツである出向病院であり、フリーで雇ってもらうのは無理です。  開業医には医師会、看護婦には看護協会があり、圧力団体と成ってますが、勤務医には何もありません。看護婦は病院によっては労働組合を作って待遇改善を行っております(K大学病院、O市立病院)。  医療は共産主義の体制で、医局は封建的、勤務医は政治的に無力で悲鳴は外部に届かないのです。

直訴状1316  (06/05/00)  (患者)  (惠里子 )
体調が悪く***立病院産婦人科に通っていました。子宮内膜症とのことで色々な検査をしたあげく、MRI検査をした後で説明を求めましたが担当医は読影ができず、説明も要領を得ないものでした。さらに説明を求めると『説明が気に入らないなら別の病院へ行け』と言われました。病院宛にこの件に関して説明を求めたところ医長を介して、このような態度をとったことはインフォームドコンセントとして行ったとの回答がありました。最近の医師の行うインフォームドコンセントというのは患者を怒鳴りつけ質問ができないようにすることなのでしょうか? さらにリュープリンの注射後が非常に痛くてしようがないのでいろいろ調べてみたところ、この薬剤は同一個所に連続して注射してはいけないということが薬剤の添付書にかいてありました。この劇薬の注意書きについて質問してもかの病院は同じ場所にうったとしても看護婦の注射の仕方は間違えていないとしか答えません。このことからどんな劇薬であろうと経験だけで判断し添付書などの注意書きなど誰も読みもしないということがうかがわれます。 こんな病院や医師を野放しにしておけばどんな医療事故につながることか心配している今日この頃です。

直訴状1315  (06/05/00)  (その他)  (売文稼業 )
某医療経営誌の記者をしております。 さまざまなご意見があり、思わず読み込んでしまいました。 なかで少し気になるのは、医療行為と経営とを分別せず、いっしょくた、に論じているケースが多い、ということです。 現在、基本的に医療機関の経営者は医師のみということになっており、そのあたりに原因があるのかもしれません。名医が必ずしも名経営者、名管理者ではないことは自明でしょうが、制度的にそれが分離しにくくなっているのではないでしょうか。 民間企業の参入を認めろというのではありませんが、経営やマネジメントの能力が、病院にも必要なことは言うまでもありません。医療事故を始めとするさまざまな問題の遠因になっているとは考えられないでしょうか。 いわゆる民間病院を見ていて、気になったことでした。

直訴状1314  (06/05/00)  (患者)  (ちょこぼ)
「医薬分業のすすめ」というホームページ見ました。分業反対の方から紹介されるのは、ちょっと笑えますが。難しい意見は素通りして、患者のための医薬分業というページをみて思ったのは、まさにそのとおり、病院の目の前に薬局つくっちゃいけない。ということ。私も本気で分業するつもりなら、病院のまわり200メートル以内に薬局つくらない。薬局のまわり200メートル以内に病院つくらないという規制が必要とずっと思ってました。ところが現実は、大きな病院の道路向かいに 3軒も調剤薬局があったりするんですよ。形ばかりの薬歴簿、5、6枚あちこちの 薬局に置いてある人は、ざらにいるんじゃないですかね。分業を成功させるには、 もうひとつ方法があると思います。薬歴カードを保険証なみに、1人一枚持たせる ことです。でも、それやったら、デパス30錠ためて、すり鉢ですりすりできない ので、きっと反対する人がでてくるでしょう。なんで30錠?10倍で意識不明なら・・・そんなことする人は稀でしょうが、プライバシーにかかわること、簡単にはいきませんよね。でも、最近思い出したのですが、薬局でもらえる薬の写真入りの説明書は、転院するには、とっても便利です。以前は薬の名前言っても、ポピュ ラーでない薬はわかってもらえませんでした。「サンドノーム」っていう薬です。なんていうと、「3度飲む薬?」なんていわれましたから。ホントに。その点、あの説明書は、一目瞭然、紹介状なんかなくても、転院できます。でも、毎月は転院 しないから、毎月あの説明書をもらうとがっかりします。1枚あれば十分です。薬が変わったときだけ発行すればそれで済むと思う。そのコピー1枚のために、自己負担○○円、健保から○○円でているのはもったいない話。将来老人だけの世の中 になった時のために、貯金しておいたほうがいい。病院の前の薬局は、苦労せず、 濡れ手で粟の状態。「転院のお手伝いして○百円」なんて、つまらない川柳でも、 いってみたくなる。
この直訴状に対するコメント

直訴状1313  (06/05/00)  (その他) (ひろゆき )
直訴状1307について
 労働者が仕事にしがみつきつつ、文句を言っても、雇用者になめられるだけだと思うのだが(笑)。待遇改善してほしかったら、他の職のオプションを持ちつつ、粘り強く交渉していくしかありませんね。  ナースの待遇改善は90年代前半に始まりましたが、当時はナースは不足してました。養成数が激増したおかげで、退職者が増えても、それをカヴァーできるようになり、現在は充足しつつあります。おかげで、ナースの要求(准看護婦を廃止しろとか)も、通らなくなりつつあるでしょ。  こういうところに発言する医師の特徴として、誇大妄想が多いんだよな。「自分が社会を支えている」みたいな。残念ながら、それは間違いです。
直訴状1310について
 競争原理が医療で成り立たない理由にもう一つ付け加えると、情報の流通がうまくいってないです。病院によって設備も人員も治療成績も違うはずなのに、それがわかる形で表示されていません。医師の能力にしたって、どこの大学出たかはどうでもいいけど、せめて、どの診療科が専門かくらいは表示してもらいたい。  単なる内科医が「小児科」を標榜するんだからなあ。  ところが、こういう「標榜科目の規制」について最も消極的なのは医師会なんだから、始末が悪い。医師免許と歯科医師免許の2種類しか免許がないというのは、どう考えてもおかしいのだがな。人間が万能なはずがない。私は有機合成化学が専門ですから、「私は分子生物学もできます!」と言っても、それで仕事はさせてもらえないでしょう。
この直訴状に対するコメント   コメントその2

直訴状1312  (06/03/00)  (薬剤師)  (ひろゆき)
おなじみの「薬剤師の資格を持つ研究者」です。
 医科歯科大学付属病院で処方ミスにより10倍量の精神安定剤を投与された 患者が植物状態になっています。
 一番責任があるのは、当然、処方せんを書いた医師ですが、そのまま調剤(といってもシート切るだけ)してしまった薬剤師は何やってたんでしょうね。  この病院は、普段は電子処方システムが稼働していて、常用量を超えると電算機が警告を出すそうです。休日なので電算機が動いていないと勘違いした医師が手書きで薬剤師に処方せんだしたらこの始末です。
 「薬剤師による処方せんのチェック」なんてのは、医薬分業論者が「言ってるだけ」であって、実際にはろくに行われてないんですよ。医科歯科大学付属病院では、その後、常に電子処方システムを使うようにしたそうです。薬剤師は信用されてない。どっとわらひ。  他の病院も、薬剤師をクビにして浮いた費用で、電子処方システムを使った方が、医療事故の防止になると思うよ。
この直訴状に対するコメント

直訴状1311  (06/03/00)  (その他)
東京都練馬区G歯科医院は最低。床に落とした器具は患者が見てないと 思って平気で使う。保険証や職業で患者を差別してる。自費で金儲けしてなんぼ。 お金持っているkr大歓迎。診療でくたくたでdrは充分な治療の説明してくれない。みんな駅前で便利だと思ってくるんだろうが、歯は一生使うもの。よく観察 してチェックしてから行かないと体の色々な部位に障害が出てきますよ。 受け付けの人がどんなに愛想がよくても親切そうな応対しても騙されちゃいけない。勉強してその道に進んだ以上真剣にいい仕事をするべきだ。僕は見ていた。 ある知的障害者の人が、診察について必死で尋ねていたにもかかわらず平気で 無視をし、当人がわからないと思って1時間以上も待たせていたことを・・ 人権侵害、差別的もはなはだしい。許さない。そんな医者がはびこる世の中・・ いずれ大きな医療ミスを犯し隠ぺい工作し、世間に素顔がばれてしまいますよ。

直訴状1310  (06/02/00)  (医師)  (ふくい)
1295のかたへ  日本のモノ作りは、市場での激しい競争に鍛え上げられた結果、世界に誇るMade in JAPANとなりました。だから、一般の方からは、医療の世界が競争のないぬるま湯的世界に見えることは確かだと思いますね。『医療の世界にも市場原理を』という声もよく聞きます。規制緩和や民営化が効を奏した通信(NTT)、鉄道(JR)の例を見ると、なおさらですね。  ところで、市場で自由な競争が行われるためには、その価格が市場原理に基づいて決定されることが条件です。実際、昔は政府の認可は必要だった電話料金や鉄道運賃は、今は単なる届け出で済むようになりました。しかし、今の日本の医療費は、認可や届け出どころか、恐ろしく古いやり方で決まっているのはご存知でしょうか。 一般の患者さんが実感することはまれでしょうが、実は日本の医療費(保険診療)の単価は、政府が決めます。初診料1回○○円、レントゲン撮影1枚××円、入院料1日△△円といったあんばいです。まあ、実際にはもっと複雑なんですけど、要は医療機関は、この公定価格から1円たりとも値引き・割り増しすることが許されていないのです。(それをやると、いわゆる『不正請求』となります。)
いま、マスコミでは医療事故が大きな話題となっています。もし、医療がほかのサービスと同じ完全な自由競争下にあれば、才覚のある病院経営者ならば相応の投資をしたあと、『ウチは事故防止のために、基準以上の人員と最新の機器を備えました。そのぶん、値段はちょっぴり高いですが、あなたにはそれ以上のメリットがあります。』と宣伝するでしょうね。もし、これが多くの消費者(患者)に受け入れられれば、同じことをする病院が増えます。やがて、同じサービス(医療)を提供するのにどれだけ値段を引き下げることができるかという競争が起き、最終的には消費者は安くていいサービスを買うことができることになります。(実際には、自由競争になっても医療の値段はそう下がらないでしょうが... このことは機会を改めて書きます。) ところが、前述のように、医療の単価が固定されているものですから、ある医療機関が、手厚い医療を行うために基準以上の医師や看護婦を配置しても、あるいは医療事故を防止するために特別な機材を導入したとしても、コストが増えるだけで、増収にはつながりません。現行の医療制度のもとでは、病院の企業努力とは、コスト削減とほぼ同義語なのです。
病院の倒産が珍しくなくなった現在、各医療機関は猛烈な企業努力をしています。つまり、コスト削減です。患者の多くは、外観や設備で病院を選ぶので、これらの費用は削れません。実は医療のコストの半分以上は人件費で(赤字垂れ流しの公的病院では、収入で人件費を賄えないところもあるそうです)、医師や看護婦の業務を機械化することは困難ですから、結局、コスト削減は現場で働く医師や看護婦の労働強化につながります。患者を取り違えた、血液型の異なる輸血をしてしまったetc、『何でこんなことしたの?』という低次元の医療事故の多くは、スタッフの過労等が大きな原因であろうと思われます。医師や看護婦の指導・教育を強化したって、問題の根本的な解決にはつながらないでしょう。 たしかに一般企業でも、総合職と呼ばれる幹部職員は猛烈に働いているでしょうが、パイロットとか運転士とか呼ばれる、人命を直接預かる現業職員は、十分な休養が取れるよう予め決められたスケジュールで仕事をしているはずです。医師は、一般企業の総合職に相当する職種であると同時に、第一線で患者と向き合う現場労働者でもあることを忘れないでください。  医療ミスを公表し、医療訴訟に訴えればいい、という声も当然あります。けれど、その場合、医療は恐ろしく委縮します。重症患者・手のかかる患者の受け入れ自体を拒否する例が続発するでしょう。
現行制度下でも、手のかかる患者には一定の割り増し医療費が支払われますが、それは原価を遥かに下回るものでしかありません。各病院は、医療機関としての良心に基づいてこれらの"原価割れ"患者を受け入れているわけですが、この種の患者の死亡率は当然高く、医療事故が生じる可能性も大きいので、病院経営者のホンネとすればお断りしたい患者なのです。  けれども、現実の医療訴訟の判決を見ていると、そうした現状をほとんど考慮してないものが多いですね。以前の医療訴訟は、医者の私からみても、『この病院、何でこんなアホなことしたの? 裁判、負けて当然でしょ』というのが多かったですが、最近は『今の人員配置じゃ、そこまで面倒見れないんじゃない』と思える判決が増えてきたように思います。
裁判所が現状を無視した理想論と思える判決を出し、かつ、厚生省がそれに必要な予算をつけないならば、医療機関がとりうる選択は、事実上、診療を拒否するか、早々に『この患者は助かりません』と宣言し、治療を放棄することしかありません。(厚生省が狙ってるのは、案外後者かも知れませんが...)  いずれにせよ、医療の世界に真の競争原理を持ち込むならば、現行の医療保険制度は解体せざるを得ないし、そのあかつきには『保険証1枚で、いつでもだれでもどこでも、一定レベル以上の医療が受けられる』という日本の医療の特徴はなくなるでしょう。
この直訴状に対するコメント

直訴状1309  (06/02/00)  (患者)  (佐藤)
医療相談
以下に父が受けた治療について示しますが、その治療に対しては納得できない ものがあり、これについて、お手数ですが見解をいただければ幸いです。よろ しくお願い致します。
=父の病気と経過(概要)=
私の父は5年前に肺繊維症と診断され、半年ごとに検査し、今年3月に新たに 肺癌(小細胞癌)が見つかり、即、新横浜の労災病院の呼吸器科に入院し、 治療に入りました。しかし、入院からわずか1ヶ月あまりで呼吸困難で亡くな りました。
=父が受けた治療(概要)=
1.父は肺癌(小細胞癌)と肺繊維症の合併症であったが、70才という高齢 にもかかわらず、抗癌剤(シスプラチンとエトポシド)が投与された。こ の治療は70才いう高齢に対し、正しい治療なのか。また、抗癌剤は肺繊 維症の悪化の原因にならないのか。
2.上記1の抗癌剤が2回投与され、その1回目の投与で癌が改善されないと わかった。しかし、2回目も同じ抗癌剤の投与を中止せず投与し続けた 治療は正しい治療か。
3.父は腰痛(ヘルニア)の病もあり、10数年以上し使用して効き目のある薬 を常用していたが、医師から「病院から出される薬と同じ成分が含まれて いるので、二重になるので良くない」という理由でその薬を取り上げられ、 代わりの薬が与えられた。しかし腰痛は直らず、父は常用の薬を返して くれるように頼んだが医師から拒否された。その後別の医師に薬の成分を 確認してもらったら「病院の薬と成分が重なっておらず、父の常用の薬を 飲んでも良い」といわれ、常用の薬を返してもらった。これによって父の 腰痛はすぐに直った。このように、薬の成分に問題があるかどうかは医師 であれば簡単にわかる内容であると思うが、成分も十分に調査せず、常用 の薬を取り上げた行為は正しい治療か。なお、その常用の薬を取り上げた 医師はまだ学生であった。 (父は常用の薬を取り上げられてから腰痛でかなり苦しんでいた)
4.父は鎮痛剤を投与され、これがモルヒネと医師から伝えられたのは死の 3日前であった。モルヒネは副作用など恐い薬であるため、家族への連絡は 必須であると思われるが、いつから使用したかを家族に知らされていなかっ た。このような医師の治療対応は正しいやりかたなのか。 (家族に対する治療の説明が不十分であると思われる)
5.検査入院し、その結果医師から「このまま放置すれば3ヶ月の命」と告知 され、即入院し、治療に入ったが、入院からわずか1ヶ月あまりで呼吸困難 で病院で亡くなった。ちなみに父の癌の進行度は「4段階の内の3B」で ある。このように癌の進行度を考慮すると、病院で正しい治療が行われたのか。
6.下記に示す医師の対応は適切かどうか。 a.70才の高齢者に対し抗癌剤の副作用は問題ないかどうかを医師に質問 したが、医師は十分な説明をせず「エトポシドだけにしますか」と家族 に判断を求めてきた。 b.検査入院前の段階で肺のレントゲンを見ただけで「肺ガンである」と父 に面とむかっていきなり告知したこと。 c.母は毎日病院に通っていたにもかかわらず、癌が背骨に転移していた ことを死の1週間前に医師から直接母に伝えられた。また医師から 「いつでも私に聞きに来てくれれば教えてあげましたよ」と言われたこと。 d.父が亡くなる1日前に主治医が代わったが、その代わった主治医は十分 な引継ぎがされておらず、父が亡くなった原因などを問い合わせたとき 「代わったばかりで父の経過はわからない」と回答があったのみ。 e.上記dに関連して、父が亡くなった経過の説明もせず、家族に対し 「解剖しますか」と尋ねてきたこと(家族に対する配慮がまったくない)。 ※その他たくさんありますが、5点だけあげます。 ※病院(医師)の対応に疑問と不満があったので、他の病院に移す準備をして いましたが間に合いませんでした。
この直訴状に対するコメント   コメントその2  コメントその3

直訴状1308  (06/02/00)  (その他)  (患者の娘より )
私の母は、横浜の**病院の**先生の処方箋ミスで殺される所でした。更に、担当医が、**といういい加減な医者に代り、そいつは、私の母の症状について、でたらめを言い、私たち家族をだまそうとしました。しかし、私たち家族は、そんな出任せの医者にはだまされません。何を言われようとも、母の症状は、嘘をつきません。今入院中ですが、母が退院したら病院を替えるつもりです。横浜の**病院の**を私は、何があっても許しません!!! 処方箋のミスを絶対に認めないのが医者だと思いますケド・・・。

直訴状1307  (06/02/00)  (医師)  (病気にならないで )
直訴状1293の方へ
あなたの言われることは、病気になり医師に行き、良くなったという多くの患者さんの実態を無視した発言です。医者が信用できない、文句ばかり言っているというならば病気になっても医者には行かない方がよいでしょう。医師の給料が高いと非難するなら、市民団体でもつくって「医者には行かないことにしましょう」と活動されては如何ですか。寝食惜しんで多数の患者を診ている我々の負担は減りますから大いに歓迎です。そこで、医師が必要なくなれば、多くの医師はさっさと他の職業に転職しますよ。クロネコヤマトでも時々間違いがあります。自分で荷物は新幹線に乗って運びましょう。看護婦は今は医者以上に増えていますよ。離職の本当の理由は結婚、育児で転職なんかしていませんよ。看護婦の待遇が良くなったのは団体交渉権をもつ労働組合があったからなんですよ。労働と責任に見合った対価を要求するのは医師という労働者の基本的人権ですよ。残念ながら今まではそれをやっていなかった。それはやっぱり、社会的使命感があるからなんですよ。医師は身を粉にして患者の回復と喜ぶ姿に生き甲斐を感じ頑張っているからなんですよ。マスコミや厚生省の医師攻撃に迎・uキ腓垢襪里呂笋瓩進・・いい鵑犬磴覆ぁ・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込鈑闍旭喜芦勲韶隰蜴肬・皰鈬・闍uモ黼髷燥緕・ヒ陏蛹赱・・ヲ竢逅癆蛯跂・羊錨ウ・・怏鈔阯・晃・堤臈・・
この直訴状に対するコメント   コメントその2

直訴状1306  (06/01/00) (患者)  (ちょこぼ )
読売新聞の医療ルネサンス、今週は脳症で、けいれんを起こした子が、当直の 研修医が、医学書見ながら、モタモタしてたために、亡くなった話が載ってました が、今日はそれに加えて、社会面に、研修医が心停止しているのに、機械の故障と 勘違いして、ほっといたため、植物状態になってしまったという記事がでてました 看護婦の医療ミスシリーズから、研修医ミスシリーズに変わったんでしょうか。 私も研修医にはちょっとだけ恨みがあります。 二男が1歳半位の時ですが、大学病院に通っていて、その日採血することになり ました。きのう医者になったような若いお兄さんが、採血を試みるのですが、 まったくうまくいかず、子どもはますます大あばれ、腕ダメ、足ダメ、手の甲 あちこち針刺しして、5、6回目でやっと成功、子どもを押さえつけてるベテラン 看護婦さん達は、手だしせず、私も泣きそうでした。次の月、もう一度採血する と、今度は30代半ば位の主治医、いつ採ったの?という早わざで、採血してくれ ました。練習は、外来じゃなく入院患者でしてほしい、と思うのは、たぶん私の わがままでしょう。でも新人は、どこの会社でも、要領が悪かったり、勘違いした り、失敗したりするでしょう。自分の事じゃないから言えるのだとは思いますが 脳症になった時点で、すでに運が悪いし、行った病院に研修医1人しかいなかった のも、死に神にとりつかれたからだと思います。確かに、360床の病院で、 午後7時半頃、医者が、たったわずか、研修医1人というのも、異様ですが、そん な病院もあるってことですね。 でも今回も、ぐったりしていた。わりばしの時も、ぐったり、キーワードは ぐったりなんですね。いい患者にならないで、へんだと思ったら、別のところへ 連れていく方がましですね。困った親、迷惑患者といわれても、子どもを失うより は、ずっといい。

直訴状1305  (05/30/00)  (その他) (モグ )
はじめまして。私は外来に勤務している看護婦です。 私の友人の家族が命の危機にさらされているのですが、その件で今私は一人の人間としてやるせない思いを抱いています。それは1週間ほど前のことでした。 同僚の看護婦さんの夫が、救急で心カテやオペを受け(心筋梗塞)、現在はその効果もむなしくあと2〜3日もつかどうかという状態におちいってます。 オペは某大学病院で行われたのですが、心筋の壊死がひどかったそうです。 しかしオペ後、突然家に電話があって「今から転院してもらいますのですぐ来て下さい。」と状態の不安定な患者を、自宅から遠いある病院に移されたそうです。 毎日往復4時間かけてその転院先に通わなければならないのです。 また、もろもろの書類作成の為に「これはこの部署へ」「それはこのDrに直接頼みに行ってください。」と、あちこちに振り回され、挙げ句の果てに 「その先生はつかまりにくいと思いますが、まぁ、なんとか会ってみてください」というような事まで言われたそうです。その間、御主人の容体が心配で気が狂いそうだったとのことです。まだまだ書き尽くせないのですが、とにかくその看護婦さんは 御主人の負債(保証人になっていた)やら自営業関係の支払い、二人の子どもの面倒、病院への4時間かけての道のり・・・・と、考えただけでもぞっとするほどのことを、毎日こなしていかなければなりません。こんな事を言ってはお叱りを受けるかもしれませんが、ちょっとアナウンスでDrを呼び出してくれるだけでも、その人は御主人のそば、子どものそばに居てあげれるのに・・・と、思ってしまうんです。それが無理なら、緊張している家族に代わって一言、Drに声をかけるだけでもいいんです。こんなに便利な世の中で、地域医療やらネットワークやらと呪文のように言われてますけど、書類1通すら病院内をあちこち振り回されて、冷たくあしらわれるんです。現場も忙しいんでしょうけど、ほんの一声、ほんの1分の思いやりすら与えられないんでしょうか・・・。そして自分自身にもそう問い掛け て、今日も白衣を着て頑張っています。

直訴状1304  (05/30/00)  (患者)  (not, )
私の父親がH病院のデ-ケア-サ-ビスを受けていました、平成12年2月8日病院の送迎車に車椅子で乗車してデ-ケア-施設に移動中に車が急停止したため父親はまえにほうり出され頭部を強打し出血その後、血圧低下50HPになり危篤状態が数日間続いた、痔病としては、脳梗塞、小脳の梗塞、(末しょう神経の病気で手足が不自由)、前から脳幹が異常に細くなっていて、血液の循環が非常に悪い。1週間後一般の病棟に移された、父親の様子は苦しそうで2ケ月ぐらい後には、少し元気になってきたが、事故前よりは、元気がない。 事故当日は、 事故前の健康に戻すよう治療すると約束してくれた、 入院して2週間ほどして、担当医師から、もう治療は終えたので2/28日には退院するよう言ってきた。私が父親の様子を見に行くと、点滴をしていて、食事も食べれない状態であった。1週間後には血液に細菌がはいり治療中であった、肺炎をおこしていることを担当医師に聞いた。また最寄りの警察には交通事故として病院から届けると約束したが2カ月後、警察に事故の事と居合わせると、そのような届けはどこにもなかった。病院担当者に事故の会ったことを届けてほしいと伝えたが届けようとさえしなかった。このことをもよりの検察庁に訴えたところ警察から病院に指示してから病院が応じることとなつた。そして病院側は事故の会った日に同乗していた介助士をすぐに辞めさせた。 このことは事故の会ったことをかくそうとしてる事実が確認された。 また症状固定ということで病院の保険会社の人と病院担当者と今後の賠償についての話が始まりましたが、被害者は5ケ月入院しているが医師の診断書には入院に要する日は2/8から2/28までと書いてるため 病院と保険会社のもっとも悪質で不等な対応に苦しめられています。個人は無力であることをつくづく感じています、病院は大きな組織です、被害者はどのように対応していけばいいのでしょうか、泣き寝入りするしかないのでしょうか、相応しいアドバイスをお願いします。

直訴状1303  (05/29/00)  (医師)  (T1)
直訴状1281について
>国公立大学の医局が医師の派遣を条件に、派遣先の病院に金銭を要求して、受け取ってもよいものなのでしょうか?他の医局や他の国公立大学ではどうなんでしょうか?また、法律的にはどうなんでしょうか 派遣先の病院に国への寄付をお願いしています.>
これは一旦国庫へ入ります.その後委任経理金として医局が使用します.使用目的は大学での研究,設備拡充等です.寄付をされた方には経費として認められ無税です.法的に全く問題がありません.大学病院において利害関係人との金銭の授受は,倫理法規制により法的に罰せられるようになりました.
直訴状1299について
>某国立大学病院の医師(大学院生)です。>県立病院や市立病院の人事には県や市職員の医療関係担当の人(キャリア?)が関わってくる(口を出す)と聞きますが、それは具体的にはどの部署の人達で、また実際どれくらいの影響力をもっているのでしょう?>
一例を挙げます.高知県立**病院と**病院は近い将来合併します.赤字によるリストラです.ここで問題となったのは,派遣大学が複数にまたがっていたことです.普通なら新病院長を派遣大学と根回しをして決定するところでした.ところがあの知事がとった行動は,他県から財政再建に堪能なスペシャリストを病院長として迎えようとしています. 公的機関としてある程度の赤字は許されることもありましたが,これからは財政として成り立たない医療は追いやられます.医師の過剰な時代に経営側が大きく出てきました. 参考になりましたでしょうか.

直訴状1302  (05/29/00)  (患者)  (ちょこぼ )
医師はなんといっても、頂点を極めた職業でしょう。一族の希望の星でもあるし、 どんなに大変でもそう簡単にやめられないと思いますよ。私もなれるものなら医師 の妻となって、贅沢したかったし、ナースも、白衣の天使にあこがれたのではなく 医師の妻にあこがれた、おたんこナースも少なからずいるんじゃないんですか。 しかも、何才までも続けられるし。でも、恐ろしい話もあります。5〜6年前、 子どもを近くの病院に連れて行ったときのこと。手術かなにかで、若い先生が 誰もいなくて、外来はあまり見たことのないおじいちゃん先生でした。うちの子は 私は皮膚科じゃないからね。と軟膏さえ出してくれず、手ぶらで帰され(小児科 の看板でてるんですよ)、どこかのおじさんは、私たちの目の前のベンチでうな ってる。この人診察室から出てきたのに、どうしたんだろうと思っていると、じき におとなしくなり、起きあがった。私もつい、「大丈夫ですか?」と聞くと、 「肋間神経痛と言われて、注射してもらった」と言う。「狭心症とかじゃないん ですか?」と聞くと心電図とって大丈夫と言われたそうな。でもその人ひやあせ を拭くためのタオルまで持参してるんですよ。でもそのうち歩き出したから、まあ いいか。と思っていると、しばらくして、また別のベンチで苦しんでいる。でも そこで、天の助け(私の良心のための)、おじいちゃん先生が出てきました。 診察が終わって待合室を通って帰るところだったみたいですが、苦しんでいる おじさんに近づいて、「そんなに痛いかい?」と一言。おじさんもおじさんで 「いえ、大丈夫です」で、おじいちゃん先生は帰ってしまって、そのおじさんが どうなったかは、私にはわかりません。その話には、後日談があって、そのころ 親しくしていた、その病院で薬剤師をしていたことがある人に、軟膏もくれなか ったと文句を言うと、「○○先生は、外来なんかできないよ」だって。じゃあ いったい、何ができるんでしょうね。年配の先生の方が、共感してくれたり、経験 から、正しい診断ができたりすることも、多いのでしょうが、人の命にかかわる 仕事なのだから、65才以上は、5年ごとに免許更新とかして、あぶない先生 には、引退していただけば、患者も安心だし、4半世紀後も若くて有能な医師が あぶれることなく、就職できるんじゃないでしょうか。

直訴状1301  (05/28/00)  (その他)  (ひろゆき)
直訴状1291について  診療所や病院だって、領収書はくれるけれど、明細書はくれないでしょ。初診料がいくらで検査料がいくらで基本診察料がいくらで…というようなことは、普通は書かれてない。薬局が明細出さないのもそれと同じ。単にOA化が遅れているというだけの話なんですがね。  調剤報酬は、情報提供料、薬の種類、日数によってかなり変わるが、おおざっぱに言うと、処方せん1枚で1500円てところ。これに、さらに薬価差益が加わる。  さて、薬剤師の仕事は報酬にふさわしいものか…?ふさわしくないね。調剤記録つけて、ハサミで薬のシート切ってるだけだもん。  薬科大学の内情については、下記のページに私の投稿が採用されているので見てください。こんなものは、決して医療技術者の養成所ではない。 http://www2.nsknet.or.jp/~s-yoshi/densimail18.htm
この直訴状に対するコメント

メニュ−に戻る 目安箱に投函する