直訴状 1101〜1200


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直訴状1200  (03/08/00)  (その他)  (医学生)
<医師と看護婦は同等のパートナー。だから現在の給与差、地位差はもっと近づけ られてしかるべきか>
という論議があった場合、受験生の立場としては仮に看護短大、医学部看護学科出身の看護婦だとしても、医学部の偏差値レベルと比較し雲泥の差という認識があり
かつ修業年数の違いから、同等となりえないと思います。
そこでならば医学部間での偏差値差から、医師間での評価が成り立つかと言った場合、とりあえず同等の国家資格を得ていると言う理由で逃げます。
医師=看護婦という国家資格順位(語弊を招きますが)がなり得た場合は
上記命題は成り立つのですが、現状では評価・難易度にも差があり同等とは言えないと思います。
勿論そんな職業の入り口での偏差値で、評価されるべきでなく仕事の中身次第と言うことは重々承知していますが、資格のレベル差で等が違うと言うのが未だ多種の職業で見られます。ですから看護婦(士)の方にお聞きしたいのは、もっと医師並に評価しろといえる背景・理由・自信はなんなのかということです。
ふと疑問に思っただけなのですが、お答え頂ければ幸いです。

直訴状1199  (03/07/00)  (その他)  (ひねくれモン太)
医師が、医療界を批判して見せる本などが、最近出まわるようになったけど、それって少し嘘っぽくないかい?
 仲間はずれにされた人間が、怨みツラミも含めて、咆哮している様にも見えるのは、ワシの性格が歪んでるせいか?
 とにかく、医者が医療界を批判している本にも、頭から「立派」と決め付けないで、是々非々の立場で検証をして行きたいものだ。
 差し当たり、今回は『誤診列島ーニッポンの医師はなぜミスを犯すのかー』(中野次郎、医師、元オクラホマ大医学部教授、集英社、2000.3)を取り上げたい。
 中野氏は、日本の兵庫県立医専(現・神戸大学医学部)を1949年に卒業され、1950年に渡米、後にオクラホマ大医学部教授やハワイ大学臨床内科準教授などをされたそうだ。1995年には母校・神戸大医学部の講師をされたという。
 随分期待して読み始めたのだが、書いてある内容は、マスコミや雑誌などで言い古されたような批判が多く、解決策も「またこれか」と思われるものであり、がっかりしてしまった。「まえがき」や「もくじ」が立派な分、拍子抜けしてしまった。これで定価1600円は、少し値段が高いような気がする。

直訴状1198  (03/06/00)  (その他)  (ゴンザレス)
接骨院について
今の接骨院の状態はひどすぎると思います。かなりの不正請求が横行してるのではないでしょうか?
接骨院の院内で物品販売をしたり、マルチまがいの健康食品を売りつけたりしているところもあります。
ほとんど野放しですが、これで良いのでしょうか?
保険の使えるのは骨折や捻挫ですが、それに対してほとんど電気を流したりさすったりしているだけ。
なんでこんなものが長い間放置されてたのでしょうか?
ちょっとおかしすぎると思います。

直訴状1197  (03/06/00)  (医師)  (figaro)
直訴状1195に対して
madoさんのおっしゃるとおりだと思います。優秀な人物が多い再受験生の医師への門戸をとじるべきではないでしょうし、彼らの医学への貢献は大変期待できるものです。またその権利も有しています。いろいろな人物がいるのは再受験生に限ったことではありません。

直訴状1194に対して
>その場合は医師不適任者の数は彼らの数を上回ってしまうということになる。
「保阪正康氏の著書」がよくわからないので、上の発言の根拠となる具体的な数字を示してください。

直訴状1189に対して
アメリカでの臨床研修では目線の使い方、リラックスのさせ方など具体的に教育するようです(“笑顔の作り方”は知りませんが)。日本もこの医師ー患者関係を一応勉強しますが、実際の臨床の場での具体的な方法は(私の印象としては)まだ広がってないように思います。

直訴状1184、1180に対して
直訴状1180  (02/26/00)  (医師)  (figaro classics)の発言は私ではありません。まぎらわしいハンドルネームを付けるのは避けていただきたいですね。それに“再受験者「攻撃」”どころか“攻撃”なんてものをしたことはありませんが。質問や批判を“攻撃”だと思っているんでしょうか?


直訴状1196  (03/05/00)  (患者)  (悪徳患者)
最近の建物で、汚いもの。それは病院です。もう少しきれいな病院に、見た目だけでも出来ませんか。あまり汚いと、病原菌が巣くっているように見えてしまいます。

直訴状1195  (03/05/00)  (医師)  (mado)
1180に対して
 再受験生を入試段階で厳しくふるいにかけよ、というご意見のようですが、これは現実的にはかなり難しいです。私の周囲でもひじょうにまじめな再受験生もいますし、どうしようもない人間もいます。ただ、医学教育を受ける権利は平等にあるわけですから(もちろんある程度の基礎的学力がある場合)、年齢や社会経験だけで差別するわけにはいきません。入試段階ではむしろ海千山千の再受験生の方が面接はうまく通り抜けそうに思います。学部教育の中で、医師として不的確な学生に対しては基礎医学に進むか進路変更を勧めるかどちらかがいいのですが、そこまでしっかり指導できる教官が大学にいるのかということも問題になります。あるいは画一化された医師を養成しろと言う暴論がでてきます。

直訴状1194  (03/05/00)  (その他)  (MAY(大学助手))
ここには再受験生に対し、非常に辛辣な意見が多いが、確かに最近、いくつかの再受験掲示板を見ていると、彼らが医師にふさわしい人格かどうかについては再考せざるを得ない。合格者(医学部生)や自分が不合格になった大学、通っていた予備校を口汚く中傷する書き込みを繰り返す者。合格者は合格者で必要以上に自分の成功談をひけらかし、そのくせ医学の勉強には身が入らない者。また、勉強の仕方を自分で考えられず、安易に受験情報を求めようとする依頼心のかたまりのような者。はっきり言って見るに耐えない状況である。その動機にしても安定した収入と社会的地位を求めてとか会社で人間関係がうまくないから等情けないものばかりである。そうでなければ、あまりに紋切り型の理想主義。多分裏にある本当の理由は似たようなものだろう。現役生にあるような医学・医療にまつわる実体験に根ざした動機はほとんどないのが実状である。ネットが広く普及した3〜4年前までに再受験した人なら多く知っているが、ここまでひどい人たちはいない。年限の短縮をはかるための学士入学制ているが、ここまでひどい人たちはいない。年限の短縮をはかるための学士入学制度が拡大されたのはここ十年ほどの再受験生の入学後の真摯な努力が評価されたからだと思うが、去年、今年あたりの再受験生達がそれを全てぶちこわしにするように思えてならない。学力試験重視の傾向の強い前期日程では既に合否判定が済んだ大学も多いであろうが、面接、小論文重視の傾向の強い後期日程はまだこれからである。再受験生に対してはその人間性を見極めるために現役生に対するものを上回る厳格な判定をお願いしたい。そうすることが今なお残っているであろう真摯な再受験生達への最低限の礼儀であると感じている。保阪正康氏の著書によれば、再受験生はその真摯さで現役生の模範になる場合もある一方、世間ずれした再受験生が現役生の向上心を多いに損なう原因になることも多いとのことである。ここで激しい非難を受けているのは後者のタイプであろうが、その場合は医師不適任者の数は彼らの数を上回ってしまうということになる。本当ならば実に恐ろしい話である。

直訴状1193  (03/04/00)  (その他)  (バックナンバー)
過去の直訴状を拝見しておりましたが、「(自分の書いた文章を)曲解している」とか「真意を汲んでいない」という言葉が、チラホラ見られました。
 この手の意見交換は、真意は往々にして伝わらず、意見は誤解されて読まれると考えた方が、実際的なのではないでしょうか?我々は自分で思っている程の文章表現力はないものですし、読解力も弱々しいものです。
 家庭や職場での、意思疎通の難しさを思い起こせば、尚の事、インターネットでのコミニケーションは難しいはずではないでしょうか?
 難しい事ほど、挑戦のしがいがあるともいえますが(笑)・・・・・
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1192  (03/03/00)  (その他)  (一応健康、時々患者)
前回の続きです。本の題名だけの羅列では、少しも面白くない事に気づきましたので、本の前書きの部分を、紹介させて下さい。
『本音で語る!よくない治療 ダメな医者』(近藤誠、慶応大学医学部講師)からです。
「はじめに
 医療機関にかかることが、今日ほど不安に感じられる時代はないはずです。大病院でも患者取り違えや点滴ミスなど医療事故が頻発していますから、自分がひどい目にあわないだろうかと心配になるのが当然です。
 不安になる理由としては、どうも医師に腕前の差があるらしい、病院によって治る治らないが違ってくるようだ、という認識が社会に広がってきたことも大きい。
 それゆえでしょう。いざ病気になったとき、いい医師やいい病院を探す人が増えてきました。でも部外者には悲しいかな、どこのだれの腕前が優れているのかわかりません。それでマスコミが発信する「名医・名病院リスト」などの情報に頼って右往左往してしまいます。
しかし医療事故は、マスコミが折り紙をつけた医療機関でも生じています。そのうえじつは、腕が悪い「名医」も少なくないのです。
 この本は、そういう実態を分析して、みなさんがいい医師やいい病院をみつける手助けをしたい、という目的で書きはじめました。でもいざ書きはじめても、結論を先に言うようですが、みつけるための即効薬はなかなか浮かんできませんでした。ただそれでも、即効薬がない理由を知ることは、いい医師や治療にめぐり合うための第一歩になるはずです。
 本書では、医師の腕前を判断する材料の一つとして、薬の使い方に着目することを提案します。薬はほとんどの医師が処方しますし、どういう薬を処方したかは、本人、家族、知人にもわかります。それで薬の処方の仕方から、医師の知識や考え方を推し量ることができると思うのです。内科系の医師ばかりでなく、外科系の医師も処方することが多い、抗生物質や解熱鎮痛剤の適正な使い方について考えてみましたから、目の前の医師の知識や考え方を推し量る参考にしてください。
 :  そしてかりにみなさんが、いい医療をうけることができないとしても、最低限よくない医者や治療に当たってしまうことはさけたいものです。ことに医療事故の被害者にならないことが肝要です。その方策の一助にと、医療被害の実態を分析してみました。
 また、現状認識を深めることができるよう、医療問題に取り組む市民団体の方々と座談会をもちました。患者たちの切実な訴えに接していますから、その話は参考にもなり、勇気づけられもするはずです。そのうえ、いい医療をうけるためには、うけるがわの自発的な行動が大切であることにも気づくでしょう。(後略)・・」
 目次も付けましょう。
第1章 医師の腕前
第2章 医者が病気になったとき
座談会1 医療消費者と語る・よい治療の見分け方
第3章 あらゆる医療にひそむ危険性
第4章 患者が被害をうけないために
座談会2 よくない治療から逃れるヒント
第5章 病院情報はどこまで信じられるか
第6章 目の前の医師を見極める方法
第7章 あなたを守るセカンド・オピニオン
座談会3 心ない医者の誘導を見ぬく
第8章 うけて得する医療
第9章 慢性病・患者と医師の落とし穴
第10章 「予防」という言葉を疑うわけ
第11章 コレステロール低下薬にみる嘘
第12章 治療に意味があるかどうかを知る方法
終章  あとがきに代えて
 以上が、目次でした。なんと我々が知りたがっている事が、丁寧に説明されています。ただ内容が内容だけに、滅入るような気持ちになります。しかし、事実をしっかり把握しておかねば、いい医療に出会えないのですから、気を奮い立たせて読んでみては如何でしょうか?

直訴状1191  (03/02/00)  (その他)  (一応健康、時々患者)
calmさんが、よく本の紹介をされてますが、私も真似させてもらいます。
 1.『本音で語る!よくない治療ダメな医者』(近藤誠、三天書房、1600円、    2000年)という本が出ています。近藤氏は、医師で、慶応大学医学部講師   (放射線科)です。他にも、
 2.『乳がん治療 あなたの選択』(1990.11、三省堂)
 3.『患者と語るガンの再発]移』(1994.2、三省堂)
 4.『抗がん剤の副作用がわかる本』(1994.11、三省堂、1700円)
 5.『それでもがん検診うけますか』(1994.11、ネスコ|春秋)
 6.『がんは切ればなおるのか』(1995.10、新潮社、1300円)
 7.『患者よ、がんと闘うな』(1996、文芸春秋)
 8.『がん専門医よ、真実をかたれ』(1997.3、文芸春秋、1456円)
 9.『なぜ、ぼくはがん治療医になったのか』(1998.4、新潮社、1400円)
10.『ぼくがすすめるがん治療』(1999.2、文芸春秋、1429円)
 うーむ、かなり執筆されています。内容を読むと、医学界を敵に回してしまうのではないか、と危惧されるほどの内容です。

直訴状1190  (03/02/00)  (その他)  (岡目ハチモックン)
3月2日付けの読売新聞一面に、「20弁護士の懲戒処分請求、東京の3弁護士会刑事告発も検討」と載っている。さすが弁護士業界、世間からの指弾を受ける前に、自分たちで仲間を処分している。これで、自浄作用が働いている事を、世間に十分アピールできるであろう。
 その点、医師の業界は、世間対策がお粗末に過ぎるようだ。一応、医道審議会があって、毎年何人かが処分されるようだが、審査が甘過ぎるような気がする。もっと厳しく審査をして、ドンドン医師免許を取り上げたり、停止させたりするべきだ。免許取り上げた後で、懺悔や再研修・再度の国家試験合格などのペナルチーの後で、免許再交付という敗者復活の道も残しておけば、良いだろう。
 とにかく、仲間内で自浄作用がない職能団体は、世間からのペナルチーを課されるのは仕方がないと思う。専門家は勿論助け合って良いが、一方では相互監視をして、専門職の水準を保つ努力をすべきである。
 また、医療事故の疑惑や、医療倫理の疑惑に対して、患者側がすぐさま相談できる窓口を、医師会側でも地域に設けるべきではないだろうか?疑惑の医療機関や医師に対しては、照会や立ち入り調査も実行すべきであろう。裁判にまで縺れ込んでは、患者側だけでなく医療機関側までも多大な費用と時間を浪費してしまうから。

直訴状1189  (03/01/00)  (その他)  (アマノジャック)
今日(3月1日)の読売新聞の一面に「笑顔づくりの講習を受けるヘルパーたち」という写真が載っていました。笑顔が、ヘルパーさんの素晴らしい「道具」なんでしょうね。
 医師も、場合によっては、医学教育で「笑顔の作り方講習」を取り入れても良いのかも知れません。
 ただ、ウイリアム・オスラー博士が述べたごとく、医師の持つべき資質である「平静の心」「沈着のこころ構え」とやや隔たりがあるかもしれませんが・・・・

直訴状1188  (03/01/00)  (その他)  (總入れ歯)
歯科治療費について
1999年 10月から12月まで 12ー13回通院し 暫定入れ歯をつくって貰いました。
そのうち 1回は インプラントの金属棒3本を埋め込みました。(下奥歯 )都度、個人負担分の治療費 500ー1500円を払いました。
これまでの治療費は 保険治療で 入れている義歯は仮ですからすぐ こわれます。 パーマネントのものにしますので500万円かかります。といわれました。 エー、、、と当然いいました。
次に 300万円のものもありますよ。といいました。
100万円位になりませんか?と いうと、 2ー3回後に 200万以下には なりません。とのことでした。
その後、お正月が来てしまい、200万円ねえ、、、と考え込んで2ヶ月が過ぎました。 その間 3ー4回医者から いつ 来るのか催促のでんわがあり、時間が出来たら、連絡します。と答えました。
それでも、最近の高額歯科医療のトラブルの問題もあり、保険外医療は素人と商売人の、密室の、しかも 契約書のない契約で、なにをされても、追加請求されようが、仕上がりが、不満足であろうが、多分泣き寝入りかなあ、、とウジウジしていました。
そしたら、 最近 その医者より 電話があり、来ないのなら、これまでのかかったぶん請求する と 言われました。
えっ? 今まで、その都度、治療終了時にはらって、完結しているでしょう?、、、(と思っているのですが、医者には言っていません。)
そこで教えてください。どういうものが請求されるのでしょう?(つまり、こういうものを作った、ああゆうことをした、、とかいわれていちいち 全部払うものなのでしょうか?)
200万円は いくらなんでも高すぎる、、、という私の考えは違いますか?
いずれ 歯は直さなければなりませんので、将来 医療トラブルを起こさない為に私のすることは? 医者に言っていい事、悪いこと? などなど、
敬具

直訴状1187  (03/01/00)  (その他)  (責任「会費」の納入を)
最近の警察の不祥事などを見ていると、何となく社会全体が、ルーズになりつつあるように思えてならない。しばらく前に、『となりの山田くん』という映画を見ていたら、小学校の女先生の「今年の抱負」が、なんと「適当」と出てきた。今の社会の雰囲気を表す言葉かもしれない。「適当」が蔓延するようになれば、社会には、かなりの危険も発生してくるだろう。JCOの杜撰な核燃料処理事故も、この風潮の文脈で読み取らねば成らないのかも知れない。
 恐らく、医療機関もこの風潮から逃れる事は難しいだろう。医療事故は今後も増えていく恐れもある。
 この風潮は、ひょっとしたら我々一人一人も助長しているものかも知れない。お互いに、自分の「持場」(職場、家庭)で、適当に終らせずに、しっかりやってこうではないか。
 他人の批判ばかししていて、それで社会が良くなってくれるという甘い幻想は、責任と行動の労を取りたくない人々の特徴かも知れない・・・・。


直訴状1186  (03/01/00)  (医師)  (smfan)
1182のフムフムさんへ
3歳の子どもは押さえつけないと診察ができないのは当然だと思います。3才児は感情や行動のコントロールはまだできません。個人差がかなりあって、しつけとはまだ無関係です(中学生のガムは別)。ただ、押さえつけるときに、ふつうに話しかけながら押さえつけたか、突然怒鳴ったり、脅したりして恐怖感を与えて押さえつけたかです。大人でも、突然何も言わずに大男に押さえつけられたらこわいですよね。3才児はまだ、感情や行動のコントロールができませんが、言っていることは意外に分かるものです。ですから、看護婦さんがこどもに話しかけながら押さえつけるのであれば、何回か受診するうちにできるようになるし、恐怖感を与えていればいつになってもできません。恐怖感を持つこどもの感情を理解してあげてほしいと思います。こどもには自分を理解してくれる大人がそこにいるということが大切です。理解してくれる大人のいうことはよく理解できます。病医院はしつけをするところではないと思いますが、しつけのことを言うのでしたら、こどもが自分を理解してくれていると感じる大人になってほしいと思います。それが最高のぁw)靴弔韻世隼廚い泙后・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込鞦・繖蛛鶤鈬・闍uモ黼髷燥緕・ヒ陏蛹赱・・ヲ竢逅癆蛯跂・羊錨イ・・浴窰倆・鯰辿w)
*文字化けをしてしまいました、再投函をお願い致します

直訴状1185  (02/29/00)  (医師)  (田舎者)
私は最近長い医員時代をやっと終えてようやく助手に昇進しました.しかし,これまで再受験入学の研修医の問題で困ったことはありません.但し,私の大学では院生あがりはほとんどいませんので少し事情はちがうかもしれません.東大出身者はいますが,もちろん彼らが優秀だということは全くありません(笑い).おそらく私が想像するに,再受験生特に院生あがりを嫌う指導医がいるのは彼らにリクツでやっつけられてしまうことが多いからでしょう.H大みたいにT大なんかの(上に出てるけど)の院生あがりが徒党を組んでたら,さぞやりにくいとは思いますが.でも医療手技の面だけでなく,特に教官ならリクツでも勝てなければ情けないですね.私は昨年のimpact factorの合計がはじめて年間30を超えて鼻高々なんですけど,院生あがりに徒党を組まれては確かにいやです.でも患者さんの診療においては再受験生うんぬんは全く関係ないと思いますが(現役受験生の人格が優れているという論文を米国の一流誌に出してみてよ!).税金については,大学は学部学生のためにほとんど金は使っていません.教官が使っています.税金泥棒という・uニ麁颪呂任C泙擦鵝・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込鉗釶薜貴竚蜴・繖・闍・蓍轣√・祟褓w)專纈ソ艱銓込酪F跛甎堪・條痞ヲ浴竕銓闢荵ヌ・佩辿w)
*文字化けをしてしまいました、再投函をお願い致します

直訴状1184  (02/29/00)  (その他)  (再受験者の見方(味方?))
直訴状1180の投稿者の方へ
 figaroさんの再受験者「攻撃」は、相変わらず物凄いですが、この位になると一種の名誉毀損にはならないものかと、心配です。
 再受験者の数は全国でかなりの数にのぼると思われますが、figaroさんがその全てを知っている訳ではない事を、まずは思い起こして下さい。
 そして、出きれば、再受験者の良からぬ所の具体例をあげて下さい。そうしないと、第三者には、貴方の判断の適否が分かりません。
 また、失礼ながら、他の直訴状へのfigaroさんの反応を、拝見しますに、思いこみと断定的意見が多い様に見うけられます。これでは、貴方の再受験者批判は、説得性に欠けてくるのではないでしょうか?
 以上の事から、「思いこみと独断」で言わせてもらいますと、貴方の指導医としての適性が、まずは再検討されるべきなのではないでしょうか?
 ここは一つ、他の指導医と再受験者の遣り取りを、じっくり観察されてみるのも良いかも知れません。

直訴状1183  (02/29/00)  (医師)  (村医者)
>直訴状1180への意見
確かに、ここは日本であなたの意見も受け入れられますね。だから、その事はどうでもいいとして、一番許せないのは再受験生に対しての考え方ですね。私も、大学で教鞭をとった事がありますし、再受験生の医学生を研修医として迎えた事もあります。確かに、歳を取った再受験生はプライドが先になってしまう事があります。しかし、あなたはそういう再受験生がプライドを持っている事に気づいたなら、いくらでも対処して行けるでしょう。人間同士、真正面からぶつかっていない証拠です。プライドを持っている事を指摘するなり、話し合うなり出来ると思います。もし、そういうことをしてからの意見だったのであれば、それはあなたが人間として一生懸命その人達と向かい合っていないからだと思います。あなたの中には、どうせ再受験生だからとか、先入観のようなものがあるのでしょう。ひとまず、再受験生の文句を言う前に、人として人間と正面から向き合い、医者として新たな医者を育てる事が出来るようになってほしいと思っています。

直訴状1182  (02/27/00)  (医師)  (フムフム)
直訴状1169に対して
 3才くらいの子供なら、押さえつけなければ仕方がないですね。耳痛でじっとしていることもつらいのですから。殴りつけるのは多少行き過ぎかもしれませんが、押さえつけるられるのも子供にとっては殴られるのと大差ありません。私は耳鼻科医ではないですが、ウチの病院でも大声で子供を叱りつけて、押さえつけて診察しています。当然子供は泣きわめいて暴れます。3才くらいになると親がしっかりと言い聞かせてから来院すると、言うことをきく子供もいますが。逆に待合いでお菓子を食べたり、中学生になってもガムを食べながら診察室に入ってくるなどというおおよそ親の躾がなっていないのもいます。医者も患者や親の態度を見ながら診察しているものです。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1181  (02/26/00)  (患者)  (RA)
現在、小児科医が足りないそうです。理由は小児科医になろうという医学生、研修医が減っているからだそうです。人気の無い理由は、労働条件が過酷(救急当直は必須)、収入(保険点数)が低い、そのうえ状況はもっと過酷になるという悪循環だそうです。親にとって子供は宝です。この状況について詳しい方、意見のある方情報をおねがいします。子を持つ親として、子供の事故や、急病時のたらいまわしの話題は胸が痛みます。

直訴状1180  (02/26/00)  (医師)  (figaro classics)
>直訴状1170
日本と外国は制度そのものが違う、ということを無視した全くの暴論ですね。
再受験生は日本ではイレギュラーな存在(特に国公立の場合は税金泥棒の誹りを甘んじて受けるべき立場。如何なる反論も先に税金を返してからすべき。)
であり、社会が厳しい視線を向けるのは至極当然なのです。最後に帰国子女的意見について一言。あなた達は自分に都合の悪いことがあるといつでも日本は真の国際化を達成していないダメな国だと糾弾しますが、他国の価値観を鵜呑みにした意見の方が遙かに真の国際化からかけ離れていると感じますね。もう少し謙虚になったらどうですか?再受験生が嫌われるのは彼らが自分だけに都合の良いものの考え方をして、他人に迷惑をかけるからです。逆に言えばそういう破廉恥な人間以外は再受験なんかしないのです。研修すら素直に受けられない彼らには医師になる資格どころか社会人の資格ありませんね。入試担当者の方には、より厳しい判定をお願いいたします。現場から切実に。
>直訴状1169
暴力医師!しかも子供に!親御さんはいたたまれない思いとお察っしします。
しかしまことに残念ながらこれからもそういう手合いは増えると思われます。
その理由は言うまでもなく、今の医学部生の人格レベルが低いからであります。
彼らは自分たちの収入や地位に関係する保険制度や医療訴訟には大きな関心がある一方、そのような訴訟に出来ない(患者の被害者妄想としてごまかせる)心身への小さな暴力には無関心です。そのような流れを作ったのは世間で挫折しひねくれて入学してきた再受験生という人種であることを記銘して下さい。
その医師は再受験ではありませんか?そろそろ再受験生を医学部から締め出すべき時が来たようです。学士入学制度という似たような制度が出来つつあるようですが(現場としては悲鳴の出る思い)それにも引っかからない人間を若い素直な学生の学籍を無駄にしてまで医学部に入れる必要はありません。百害あって一利なし。それが私達現場の医師の再受験生に対する認識なのです。
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2  コメントその3

直訴状1179  (02/26/00)  (その他)  (騙されヤス坊)
とある国立大学内でのこと。
 生活共同組合(生協)と民間業者が共に入っていますが、どう見ても民間業者のほうがサービス面で上を行っています。接客サービスしかり、値段設定にしても中々のものです。生協は、理念は立派ですが、行動が伴っていないようです。こんな事いうと、「反○宣伝だ!」みたいに突っかかってくる所も、進歩を阻害しているのではないでしょうか?
 いわゆる社会主義的な行き方は、ソ連や東ヨーロッパのように行き詰まるのではないでしょうか?
 とすると、日本の行政(厚生省)が牛耳る医療サービスも、社会主義的であり、早晩行き詰まるのではないでしょうか?医療の公共性は勿論認識しておかねばなりませんが、公共性をダシにして日本の銀行業界が大蔵省と二人三脚でやってきた事を考えると、「公共性」に騙されない用心をしなければなりません。
 いかが思われますか?

直訴状1178  (02/25/00)  (患者)  (TAKASI)
私は、現代医療体制の改善を切望する者です。
しかし、医療体制の失態は、医療分野に責任の全てがあるのではなく、つきつめると、社会全体の責任と、いえなくもないと思います。
 その原因の1つに、結果だけを重視し、その過程を学ぼうとしない姿勢があります。あと、人体施術に対し、学問を重視していることがあげられます。
 以下のリンク先にで、私が今までに得た知恵を、述べてあります。
一人でも多くの方に、この情報(知恵)を知らせたく、ここに投函させていただく次第です。
http://member.nifty.ne.jp/takashi2/hp_igaku.htm
 この情報(知恵)により、一人でも多くの方が、医療事故に遭わないことを切望します。

直訴状1177  (02/25/00)  (患者)  (通行人)
千葉県にある某個人病院、そこの開業医について告発します。
友人の父親が急性アルコール中毒で意識が朦朧とした状態だった時。
夜間救急は近くのM医院。しかしそこは近所でも評判の「やぶ」です。
でも、さすがに適切な処置をしていただけるものと信じて救急車で運ばれました。

直訴状1176  (02/24/00)  (その他)  (警世家・気取り)
医療現場の不平不満もいいけれど、病院が混み医療費が嵩む原因の一つに、国民の健康管理の怠慢があるようにも思う。飽食の時代を反映して食べ過ぎはするは、タバコは吸い過ぎるは、遊び過ぎで睡眠時間は減らすは、車のスピードは出し過ぎるは、病気や怪我の原因を自分たちで作り出しているのではなかろうか?
 現代では、医学の本や保健の本は腐るほど出版されているが、そういった知識と無縁の人達も沢山いる。自分の健康の責任は自分ので取る、という態度が失われて来ているのではないだろうか?

直訴状1175  (02/23/00)  (医師)  (ぼんぼん医者)
このページにも時々でてくるような、新設私立医科大学(いわゆる偏差値の高くない医科大学)を卒業して医者になったものです。私の実家は、よくある話ですが、地方の開業医です。確かに子どもの頃から今まで経済的にはなにも不自由したことがなく、「お前ら金があったから医者になれたんだろう。」との御意見も学生時代、そして医者になってからでも時々聞いております。私は、学生時代に非常に悩んだ時期があります「経済的に恵まれていないだけで、僕よりもっと医者になるのにふさわしい人がいるんじゃないか?」とか、「こんな大学って存在していていいのか?」なんて。結局悩みながらも圧倒的な試験の回数(新設私立医科大学では国家試験合格率が重要なため試験が多くそして厳しい)を何とかこなし、7年かかって大学を卒業し(一回留年しました)、その年国家試験に合格しました。その後に母校の医局に入って(就職してということです。)今年で8年めの勤務医生活をおくっています。外科系の科を専門としており、昼夜を問わず診療と研究に従事しています。医者になって5年程たった頃に少し生意気になったこともありますが、今は・u「匹Δ任靴腓Α・・呂凌祐屬吠垢い討澆覆い箸錣・蠅泙擦鵝・崗茲辰討觴屬蓮☆・騨・ぢです。」とかって書くといかにもですが....。中古をローンで買ったんだからいいとしてください。とにかく私は医者であり、そして今の仕事に責任と誇りをもっています。医者になってよかったこともあれば、つらかったこともあるし、これはどんな仕事でもそうでしょう。何となく思うのは患者さんが、僕を育ててくれているという事でしょうか。(こんな事を書くと誤解される方もいらっしゃるかもしれませんが)いくら金持ちの息子で、苦労を知らない人間といっても病気や怪我に苦しんでいる方と接する機会が多いとやっぱりいろいろ考えてしまいます。今回このページに新設私立医科大学の偏差値が云々と語られている方がいらっしゃって、久しぶりに学生時代の悩みを思い出しました。懐かしい気持ちになりました。私は医者です、この事実は消し去ることができません。時々不機嫌にもなりますが、これからも研鑽を重ねて、医者の仕事を続けます。いつかは、実家の病院に帰ってこいといわれていますが、その時は経営のことも考えるでしょう。でも、不正請求だとか、出来高払いの今の・uネ欸魄緡点・戮鰺・僂靴堂圓瓦Δ箸・覆鵑橡榲・帽佑┐討い泙擦鵑韻鼻・笋楼綣圓覆里任后・燭箸・从甲佑・磴ぢ膤惱仗箸任癲⊆族箸・・醗紊廼盪・舛任△辰討癲兵疏任弊萓己・發い蕕辰靴磴い泙垢・法・匹Δ覆鵑任靴腓Δ・・笋里茲Δ憤綣圓・減澆靴討い襪海箸脇蝙「琉緡鼎糧・犬里燭瓩乏欧覆里任靴腓Δ・・・了笋呂修・廚辰討い覆い鵑任垢韻鼻・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込頏陂i諱・黶謇香E祟褓w)專纈ソ艱銓込酪F跛甎凱葦ル裃・・痺蜴・鼈・瓢ホ价・


直訴状1174  (02/22/00)  (医師)  (pucchimon)
1163のTAKAさんへ
>>医学の世界では東大、京大、阪大が日本の三頂点ですが(はっきり言って他は相当落ちるのが実状)<<
の根拠を教えて下さい。
論文のimpact factorの合計でしょうか。citation indexでの評価でしょうか。輩出している教授の数でしょうか。学会発表の数でしょうか。臨床能力のことでしょうか。人格的成熟度のことでしょうか。先生なりの考えを教えて下さい。

直訴状1173  (02/22/00) (医師) (smfan)
1169のかたへ
3歳の子どもに暴力を振るう医者がいるんですね。3歳児が診察で泣くのは当然で、私たち小児科医は声をかけて安心させて診察するし、たとえ泣いても診察できるものです。無表情で泣かない子がいたら、家で虐待されているのではと疑ってしまいます。よく『内科小児科』医院と書かれていますが、ほとんどの内科医は卒業してから開業までこどもをみたこともないはずです。でも多くの患者さんは内科医ならこどもが診られると思っていてよくトラブルが生じます。こどもは年齢によって病気も異なれば対応も異なります。子どもを診察するのには技術が必要ですから、今後は小児科や小児歯科、小児耳鼻科に受診されるか、受診前に子どもが診られるか確認して下さい。大人にしていけないことは子どもにもしてはいけないのは当然で、医師であれ傷害で告訴してもいいくらいです。3歳の子をたたくのは、親でも他人でも虐待以外の何ものでもないです。おそらく他の子どもの患者にも同じ事をしているはずですから、次の被害者がでないように啓蒙をお願いします。保健所、児童相談所、虐待防止センターなどで相談に乗ってくれるかもしれません。


直訴状1172  (02/21/00)  (患者)
人の体と心を傷つけ、謝らない。 右と左を間違え、明らかにとんでもないミス。
あんたの体も同じようにしてやりたい。
傷つけた上に、ののしられ、くそじじいーーーーー。
患者のみなさん、もう泣き寝入りはやめましょう。
医者との会話は、電話でもなんでも、テープに録音してやりましょう。
カルテはひったくってでも 奪い取って、改竄されないうちにコピーしましょう。
医者になめられてはいけません。
マスコミの力もかりて。

直訴状1171  (02/20/00)  (その他)  (TOY)
近頃、タバコを吸う未成年の数には目に余るものがある。
制服を着たままで、タバコをふかす女子高生も、田舎であってさえも目にする。
こういう若者が、将来呼吸器系の疾患に罹って、病院通いするとすれば、医療費は益々かかってしまうだろう。患者の自業自得でなった病気までも、やはり同情すべきものなのであろうか?生活習慣病もしかり。医療の目安箱において、患者を正当に批判する人はいないのだろうか?医療人、医療機関、行政、マスコミ、政治、いろいろ批判されるべきであろうが、「患者」も客観的な目でキチンと批判されるべきであろう。

直訴状1170  (02/20/00)  (その他)  (yowa)
私はいわゆる帰国子女(男ですが)です。11歳から大学を卒業するまで米国におりました。再受験で医学部に入るひとが話題になっていますがあちらではそれが普通です。理工学や生物学の基礎をもったヒト、広い教養をもったヒトのなかから選ぶのです。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1169  (02/18/00)  (患者)  (Kのママ)
はじめまして。頭に来ているのですが、ぶつけるところがわからず、さ迷っているうちに、こちらへたどり着きました。
先日、3才の子供が朝方に耳を痛がったので何度か受診したことのある開業医のところへ、すがるような思いで掛け込みました。もちろん診療時間を待って。口の悪い医者ですが、腕は確かだと信頼していたので、「押さえ方が悪いから診れない」だの「こういう暴れる子は○×病院へ行けばいい」というような言葉は聞き流していましたが、「こらっ、静かにしろ、動くな!」と握り拳で子供の頭を殴り始めたのでびっくり。あまりのもショックで、一瞬考えてしまい、その暴力については触れずに「もう結構です。○×病院へ行けば良いのですね。そちらへ行きます。」と言って出てきてしまいました。
ふっ、と息をついてからやはりおかしい事だと思い、受け付けの方に「殴ることないでしょう!」と訴えたのですが、目も合わせずに「そうでもしなければ診られないんです。」と言う。 たぶん、こような行為は当たり前に行われているかのような言い方でした。 主人が電話で文句を言ったそうですが、口先だけの謝り方だったそうです。子供だって患者です!暴力で押さえつけようなんて許せない! その後、大きな病院へ行きましたが、「ここでも殴られるの?」と3才の子供が言うんです。信じられないこの医者!どこに怒りをぶつければいいのでしょうか?
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2  コメントその3

直訴状1168  (02/17/00)  (患者)  (ゴマちゃん)
私は27歳ですが、既に殆どの歯が銀歯です。23歳位の時に行った歯医者で、何も言われず、たった半年位で4〜5本銀歯にされました。がんがん削るので、もしかして銀歯ですか?って聞いたら、深いのでそうなりますって。私は銀歯は、歯を磨いてる気がしないので、凄く嫌でした。最初に何も言ってくれないし。銀歯が最近、むずむずします、歯医者に行ったらレントゲンじゃ中は見れないから、解らないって言われるし、前に外れてみたら、凄く腐ってました!むずむずする銀歯は、また新しくした方がいいんでしょうか?でも、高いし。数もあるし。前歯も汚いから、差し歯にしようって言われるし、しかも何十万って言うし、怖くて歯医者に行けません。銀歯は、腐り易いのかな?もう持たないのかな?心配です。うるうる。

直訴状1167  (02/17/00)  (医師)  (calm)
このサイトは、現役医学生もご覧になっているようですので、またまた「お節介本」の紹介をさせて下さい。入学直後は、教養部で2年間の「医学勉強足止め」、専門課程最初の2年間も「基礎医学オンリー」、やっと後半2年で臨床に触れられる今までの教育体制では、ロールモデルとしての先輩医師の姿が見えにくいのではないでしょうか?(勿論、今では、楔型カリキュラムで、入学直後から、医学に触れられる機会が増えています)。
 そこで、雑誌や本などで、自分なりの理想像を求めて行くのが、宜しいんじゃないでしょうか。
 例えば、医学史の本を紐解くとか、医師の自叙伝などに触れるとか、です。
 具体的には、以下のようなものはいかがでしょう?
 1.『医学をきづいた人びとー名医の伝記と近代医学の歴史−』
    シャーウィン・B・ヌーラント(エール大で、外科と医学史を教える)
    河出書房新社  上@各3600円位 1991年
 2.『生と死のはざまでー救急医30年の奇跡−』
    杉本 つよし(大阪大_教授)永井書店 1500円 1995年
 3.『生と死にかかわる医療』
   広瀬輝夫(元ニューヨーク医科大学臨床外科教授)日本アクセル・シュプリ   ンガー出版 1998年 1800円
 4.『癒し人のわざ』
   エリック・J・キャッセル(内科専門医、コーネル大公衆衛生学教授)
   1900円 1981年 新曜社
 5.『未熟児』
   山内逸郎(未熟児医療のパイオニア、国立岡山病院名誉院長)
   岩波新書245 580円 1992年
 6.『腸は考える』
   藤田恒夫(新潟大学医学部教授、解剖学)岩波新書191 550円
   1991年・・これは医学研究者の研究自伝です・・
 雑誌では、
 7.「ジャミックジャーナル」日本医療情報センター、一部700円
 8.「ドクターズードクターのヒューマンドキュメント誌」   メヂカル・プリンシプル社 一部500円ついでに勉強方の本を一冊
 9.『医学生ガイダンスー学びのテクニックと心の健康法』  ・・・心の健康法を取り上げているのは、素晴らしい所です。  R・W・ベッチャ−著(MD.PhD)、田中勧訳
  メヂカル・サイエンスCンターナショナル 2500円 1989年
以上です。
  
直訴状1166  (02/13/00)  (その他)  (TOY)
直訴状1164の方へ
 「前医を批判せず」という格言が、医師の世界で守られていると聞きますが、研修医はこんな風に批判しても構わないのでしょうか?これでは。批判された研修医はもとより、批判している貴方まで人格が疑われませんか?結局医師全体の評価を下げる事にはなりませんか?他人事ながら心配です。

直訴状1165  (02/12/00)  (医師)  (フムフム)
直訴状1151に対して
保険診療に関わる費用以外を患者に請求してはならないことになっています。手術に必要なディスポガウンやガーゼの料金を患者に請求してはいけません。また一律に1日2000円を徴収するというのもできません。患者が承諾すれば別ですが。すぐに保健所などに相談すべきだと思います。

直訴状1164  (02/11/00)  (医師)  (新輔)
指導医として再受験研修医を指導したこともあります。
車に喩えるのは失礼かも知れないが、現役合格者を新車とするならば、彼らはやはり、中古車ということになります。但し、その多くは廃車にすべき事故車。
私自身、実際中古車に乗っているわけですが、中には前のオーナーにお礼を言いたくなるような良い車もありました。まるで慣らし運転が済んだベストコンディションで納車されてきたような車ならば新車以上とも言えます。
多分、気に入っていて大事に乗っていたけど、経済的事情や転勤でどうしても手放さなくてはならなくなったんでしょうね。
でも、一回だけフレームまでいっちゃった事故車をつかまされたこともありました。無理して高い車種に乗ろうとしたからですが、悔しかったですね。
再受験生でも同じですね。何の挫折(能力、人間関係)もなかったが、途中で医学への情熱がわき上がってきたような人は素晴らしいです。確かに再受験生には素晴らしい人材がいます。そういう人を指導すると私にも勉強になります。
しかし、残念ながら「事故車」の比率が極めて高い。特に院生崩れはどうしようもありませんね。院生崩れだろうがリーマン上がりだろうが人間関係をこじらせた奴は人格がねじ曲がっていて言うことを聞かないし、人間関係はともかく研究や仕事を継続できなかった奴にも根性がない。どっちも役立たずで、指導するのに骨が折れます。はっきり言ってこんな連中を医者として送り出すの怖いですよ。
中古車販売店では丹念にボルトや塗装を調べて事故車をつかまされないようにしていますが、入試担当教官は自分のことじゃないから結局点数しか見ません。
本当に、院生崩れは全員不合格にして欲しいですよ。我々指導医が被る迷惑、患者さんがさらされるリスクについて真剣に考えて欲しい。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1163  (02/10/00)  (医師)  (TAKA)
直訴状1147について
とんぼ先生は京大卒のようですね。
医学の世界では東大、京大、阪大が日本の三頂点ですが(はっきり言って他は相当落ちるのが実状)、地方では頂点はあくまで東大であり、東大嫌いのために京大が用意されているという見方が主流です。阪大は学士入学で入ったのですが、ちょっと肩身が狭かったですね。阪大でなく古巣の東大に入学しなおすことは私も考えましたが、今は阪大でよかったなと思います。
ところで、最近阪大の院生で阪大に落ちて東大の後期に通った者がいました。
東工大卒のようですが、本当にそれなりではっきり言って研究能力のない、あまり頭も性格も良くない学生でした。東大も墜ちたものだと悲しく思います。
そのうち、阪大が最高峰と呼ばれる日が来るでしょう。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1162  (02/10/00)  (その他)  (ネ−ム忘れ)
先日、医療機関受診は危険、という引用文を書いたものです。
 2月9日の読売新聞で、予防接種も原因の一つとみられるC型肝炎陽性者の増加が報じられています。予防接種時に、注射針の使いまわしが原因と指摘しています。そういえば、私の小学校時代のツベルクリン反応検査時も、注射針の使いまわしをやっていました。子供心にも危険だという認識があったのを覚えています。
 「ほんとうに身体の具合が悪いとき以外は医者に行くべきでない」「真に必要なときにしか診療を受けないようにすれば、診断と治療につきものの危険を回避できる」と言ったスタンフォード大医学部肇生理学教授のロビン博士の主張を裏付ける事実でありましょうか。
 医事訴訟が増える昨今、万一の訴訟に備えて、可能な限り検査を実施して訴訟で不利にならないようにしておこう、という医療機関が増えていると聞きます。
 どこから医療機関にかかるべきか、見極めが難しいのもまた事実ですが・・・。
 
直訴状1161  (02/07/00)  (その他)  (元患者)
ある本を読んでいたら、次のような事が書かれていました。本当でしょうか。
『ポーリング博士のビタミンC健康法』(ライナス・ポーリング著、村田晃訳、平凡社ライブラリー)のp19からです。
 ・・・・最近(1984年)、スタンフォード大学医学部の内科および生理学の教授、ユージン・D・ロビン博士による注目すべき本が出版された。書名は『生と死の問題ー医療の恩恵と危険』である。この本で著者は、今日の医学の長所と短所について論じている。それによれば、「診断と治療の方法が医療に導入され使われる際の基本的な過程に重大な欠陥」があるので、「現に患者である者も、患者になる可能性のある者も、この医療の欠陥をよく知れば、危険を減らし、治療の恩恵を大きくすることができる」。また、自分の健康には自分で注意して「医師を神のごとく思う」のをやめれば、自分の健康で大きな過ちをしないですむ、と書いている。さらに、「ほんとうに身体の具合が悪いとき以外は医者にいくべきではない」と忠告し、「真に必要なときしか診療を受けないようにすれば、診断と治療につきものの危険を回避できる」と述べている。
ロビン博士はさらに続ける。「この忠告は、現代社会で医師が担っている重要な役割を軽くするのに役立つだろう。その役割とは、本当は不幸な人生そのものを解決してもらいたい、という患者を診ることである。この問題を解決しようとして医者にかかるのは患者の特権であるが、不幸な人生を巧みに解決できる医師などめったにいるものではなく、したがって、実際に助けてもらえる可能性は少ないことを患者は知るべきである。おまけに、医師を訪ねたばかりに、危険をはらんだ一連の検査や治療が始まるかもしれないのである。医者にかかろうと決心すること自体が重大かつ危険であることを悟り、決心をするにあたっては、得られる恩恵と同時に危険をも考慮すべきだ、ということが理解できれば、読者もこの本を読んだ甲斐があるだろう」。「病状が重くて病院でしか治療が行えない場合を除いて、入院はしないほうがよい。たいていの入院は不必要である。病院は危険な場所になりかねないのである」。・・・・・・・・・
 日本でも、『患者よ、がんと闘うな』を書かれた医師が、似たような事をおっしゃっていたように記憶しています。
 早期発見・早期治療は、嘘だったんですか。

直訴状1160  (02/07/00)  (その他)
自分の事は、棚に上げて、べき論や理想論をとくとくと語る人が多いんじゃ、ないだろうか?医療者に対して、一方的に献身を求めるその根性って、一体なんなんだろう?だったら、自分で医療者になれば?医学校が難しければ、看護学校はまだ難易度が低い。介護学校はもっと入学が簡単である。それでも無理なら、ボランチアで近所のお年寄りの身の回りのお世話をしてあげれば?口先だけなら、サルでも言える。?サルは喋れないか。

直訴状1159  (02/07/00)  (その他)  (医学生)
直訴状1155について
>厳しく統制して「規格品」を作るようにして
すごいお考えですね。「規格」外は退学ですか。我々にロボットになれと?そんな医師になるつもりは毛頭ございませんがね。
>偏差値秀才など代わりはいくらでもいるし、多少挫折させてもちっとももったいなくないですね
努力してこなかった人達に限って、こんな台詞をおっしゃるんですよね。人の不幸は蜜の味ですか(笑あ、あと偏差値秀才には「人間的に劣ってる」というダブルミーニングを暗にお持ちなんでしょうね(笑。もっと多くの人達と触れあた方が良いと思いますよ。周りの学生は真面目に考えてますよ。

>東大京大慶応大の出身者には医者の免許をやらず
笑わせて頂きました。よっぽど学歴コンプレックスをお持ちなんですね。理3には尊敬出来るような方たくさんおられるのですがね。
以上敢て挑発的に書きました。不愉快に思われた方には謝ります。けれどこれが私の本音なので。

直訴状1158  (02/06/00)  (その他)  (お気楽フリーター、時たま患者さま)
面白いサイトがあるんですね。好き勝手言える場所のようなので、飛び入りします。バックナンバーをつらつら見ると、患者の立場から物申すのが、一番好き放題に言えそうな気がします。てなわけで、ボクの「言ってもイイかな?」はコレです。
 医者って、そんなに働いてどうすんの?働き過ぎで、カラダ壊すよ。家族は、母子家庭?患者のため?ふーん。でも、自分のカラダ壊して、ついでに家庭も壊してどうすんの?それで、他人のカラダを守れるのかな?医者の傲慢さ、って誰か言ってたけど、もしかしてコレの事なの?それとも、社会にマインドコントロールされているのかな?アカヒゲ真理教の信者なのかな?まあ、信ずる者は救われる、お疲れ様です。
 ちょっと、言い過ぎたかなあ。

直訴状1157  (02/06/00)  (その他)  (bbb)
直訴状1139の方へ
 「残業100時間以上なんて結構あるはなし」と言われますが、これってやはり過酷なんじゃあないですか?
 日本の過労死は、「カロウシ」で外国で通じるそうです。最近は、過労自殺が増え、労災認定に中々してもらえずに、苦労しておられる遺族が沢山いるそうです。
 やはり、普通の労働で健康的に生活出来る社会が、良い社会なんではないですか?
 医者の、日勤・当直・日勤のトリプル・ヘッダーは、人権問題ではないでしょうか?これでは、過労死か、過労による医療ミスは、当然起こりうるでしょう。

直訴状1156  (02/06/00)  (その他)
直訴状1144の方へ
 患者はお客様、という見方をせよ、というご指摘ですが、そういう「反面教師的」患者は、他所の病院に行って頂く事は、いけないことでしょうか?一般的に言って、あまり横柄なお客サンは、どこのお店でも嫌がると思うのですが?
 素人目からしても、医療従事者と患者との信頼関係が、始めから損なわれていては良い医療は不可能だと思うのですが。周りの患者だって、迷惑です。
 以前、直訴状951で看護婦さんが、不信感をあらわにした患者の増加に、ストレスを受け、仕事を辞めようかと悩んでおられたようです。一度、お読みください。

直訴状1155  (02/05/00) (患者)  (Nori)
直訴状1138について
非常に馬鹿げていますね。
高々自分自身の勉強に耐えられず、人格を歪ませるような弱くて愚かな人間は何があっても医者になるべきではないですね。
医者余りの声が出て久しいのに学閥の下らない意地の張り合いで医学部の定員があまり減ってないみたいですが、この際入学させた後も試験とか面接を反復して厳しく統制して「規格品」を作るようにして、それに合わない人間は即刻退学処分にしちゃうことにしては如何ですかね?
国立大学の中で医学部は税金一番多く使っているからちゃんと恩返して欲しいですね。
音楽や美術の天才と違い、私立学校や塾で量産された偏差値秀才など代わりはいくらでもいるし、多少挫折させてもちっとももったいなくないですね。
その方が自分の能力のなさとか性格の悪さを自覚して身分相応の道を選ばせる機会となるから本人達のためになるくらいですね。
あと、偏差値が低すぎるのはともかく、高すぎるのもいろいろ問題が多いようなので東大京大慶応大の出身者には医者の免許をやらずに研究だけやらせればいいんじゃないかと思いますね。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1154  (02/05/00)  (医師)
”直訴状1139について”
医師の給与に関するご意見ですが、医師である私の立場からみれば、これは現状をご存じない方の偏った意見といわざるを得ません。最初に具体的に幾らなのだとのご質問ですので私の例でいいますと、卒後11年のいわゆる中堅医師で某国立病院に常勤医として勤務していますが、月給は手取りで40万を切る位です。同世代の国家公務員の給与に医師手当の分だけ多くなっています。私の給与は平均よりも安い部類に入ると思われるのであまり参考になりませんが、こういう医者もいることは事実です。
さて、この方の認識において大きく不足している点は、多くの医師に必要経費というものが認められていないということをご存じないことだと思います。私はこの給与から学会の年会費(1つあたり1万円前後、6件)、学会出張費およびその宿泊代、医学書購入費を支払っています。これらのお金は医療医学の最新知識を入手するための必要なものです。一部の病院ではこれらの経費に対して補助をしているようですが、全体から見れば少ないと思います。これがさらに大学病院などに勤務するケースでは仕事で使用するコンピュータなども自腹で買わなければいけないことが多いと思います。
(普通のサラリーマンの方で出張費を自分で払っている方がいらしゃいますか?)
さらに付け加えるならば医者は転勤を繰り返すため、世間並みの退職金を得ることがまずできません。ですから月々の給与から退職金に相当するお金を捻出する努力も必要です。
そういう理由で、基本的に医者は同期の一般の方より多くの給与をもらっていますが、上記した「必要経費」を差し引き、長い時間軸で見るとそんなには変わらないというのが私の感想です。
もちろん一般サラリーマンの中にもノルマ性の仕事をバンバンやって、高額の給与をもらっている人もいるでしょう。同じように医者の中にも本業以外に時間外のパートをしまくってお金持ちの医者もいます。以前のような「医者=高額所得者」という紋切り型の認識は今ではもう存在しないのです。普通の職種の方はバブルの頃、なにがしかの特典があったでしょうが、あの好景気の時でさえ、普通の医者はほとんど特典らしきものを得てないのです。景気にかかわらず給料はここ数年ずっと現状維持のままで、不況の悪影響だけを被っているのです。(具体的には「好景気でボーナスアップなどなかったのに不況のため減給」「リストラ反対の駒にされ、公立病院から他への移動が凍結」など)今回いわゆる勤務医の立場のものとして書かせてもらいました。開業医以外の多くは私と同様の立場にいると思います。

直訴状1153  (02/05/00)  (医師)  (Phillis)
努力が金銭や社会的地位によって報われない悪平等にこそその原因がある。
臨床の腕の優れた医師に対する診療報酬は今の3倍、ゴミ論文の量産でなく人類に有意義な研究業績を持つ研究者へは高額の年俸(3000万円程度)を出すべきだ。一方、質の悪い医師、研究者はどんどん失業させればいい。
また、優秀な臨床医をどんどん臨床講座教授として採用する(呼戻す)ことも必要だ。ポストをゴミ論文の数で決めるのはナンセンスきわまりない。
そうすれば日本の医師、研究者のレベルが劇的に上がるし、一方、医療過誤はぐんと減少するはずだ。
医学生についても同じである。優等生には報酬的要素を含めた高額の奨学金(年1000万円程度)支給し、出来の悪い学生はどんどん放校処分にする。
高偏差値大学ほど医学生が塾講師のアルバイトで身を持ち崩す例が多いのでこれを抑制するだけでもトップクラスの頭脳を持つ医師、研究者の数を増やせるはずだ。

直訴状1152  (02/05/00)  (医師)  (Verdandi)
ここ数年ほどの間に全国の医学部に広がったものとして「シケプリ」というものがある。これは講義の中で試験に出そうなポイントだけを集めたり、レポートに書き込む要点をまとめたりして、授業に出なくても単位だけは取れるようにするアンチョコのことだ。また、そのために学生達は「シケタイ」という係を決め、その後は「シケタイ」以外は授業、時として実習にすら出ない。
現在の医学部のカリキュラムは確かに非常にきついことは認めるが、要領よく楽することばかり考えているとろくなことはないだろう。しかも、医学部の授業や実習はそれでも決して網羅的ではなく、自分で補完しなければ話にならない。
そのために和洋の優れたテキストが紹介されることは常である。
しかし、講義に出ない学生はおそらく教科書を通読することもなく「シケプリ」で単位を取得し、挙げ句の果てに何割かが国家試験に落ちる。
「シケプリ」発祥の地となった東大医学部が学力においては日本一の学生を集めているはずなのに、国家試験合格率は中位以下という実態はそのためだろう。
それが今では全国の医学部に同じ名前で広がっている。理由は受験マニアの東大卒再受験生が若い学生の歓心を買うためにこの制度を持ち込んだからである。
彼らは自分が東大卒であることを一生ひけらかし続けるが、その手段としてこれは最高に効果的だったようだ。(我が母校もすっかり汚染されているようだが)さらに最近は教官に問題の前ばらしを平気で求めると聞く。
試験に通ることだけを重視し勉強しない医学生。日本の医療の将来は絶望的だ。

直訴状1151  (02/03/00)  (患者)
都内港区のとある病院のコストの取り方について疑問を感じています。
”民間なんてそのようなもの”ですませることなんでしょうか。みなさんはどう考えますか?
患者の立場の方は、うかうか請求されたとおりに支払っても平気ですか?
 例えば、手術で使ったものとして、ディスポのガウン・手拭きを使っているので、それらの料金や、ディスポの四角巾、手術用手袋など、病院側の都合で不潔にしたとしても、使った分は患者に請求されます。
 手術点数に含まれているはずの、血液等を拭くのにつかったガーゼも、自費請求されていました。
 2例同種のオペが続く場合に、1セットしかないコードはカバーをかけて使いますが、そのカメラカバーは、どちらの患者に請求するのでしょうか?折半でしょうか?それはどのように計算されますか?
 本当は何度も再生して使用しているものなのに、毎回新品の料金を患者に請求しています。
 入院にかかる費用も、1日につき自動的に2000円が取られます。見なくてもテレビ代とか、寝具・寝巻代、歯ブラシ・コップセットと称して1日につき2千円かかるんです。30日入院したら、何もしなくても大部屋でも6万円かかる計算です。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1150  (02/03/00)  (医師)  (フムフム)
直訴状1140に対して
★お節介で押しつけがましいがいざという時には患者よりも自分を優先する。…誰でもそうです。
★不要な薬を売りつけようとする。収入目当てで再受験したとしか思えない。…医院の経営も苦しいのです。
★威張り散らす。気にくわない質問をしようものならすぐキレて叱りつける。…再受験生だからということはないでしょう。
★社会で挫折したが、高いプライドがそれを許さないので医者になった感じ。…当たっています。

直訴状1149  (02/03/00)  (医師)  (pucchimon)
1139の方へ
医師の給料ですか、とても高いと思います。わたしは親は普通の会社員(育英会の奨学金がもらえるくらいだから平均以下の給与)でしたが、卒業三年目に親の給料を抜きました。卒業して15年、6つの病院を変わりました。年300万の大学病院をのぞけば、最低は年800万、最高は1800万、現在は1500万くらいです(40〜80時間の時間外手当含めて)。数年おきに病院を変わるので退職金はほとんどつきません。今後これ以上に増えることもあまりないでしょう。基本給は同学歴の事務の人とほとんど同じだから、医師手当の入らない賞与は冬で100数十万です。 
 たしかに若い頃は同じ学歴の人に比べ多いです。40代で同じ学歴で大企業でエリートコースを歩いている人と同じくらいでしょうか。企業へ入ったらとても成功しないような人にとっては、高い収入が得られると思います。
 偏差値でものを言ってはいけませんが、最も偏差値の低い医学部へ入った人が、もし医者にならなかったらどの程度の給料でしょうか。医師は給料に見合うものを持っていなくては世間に顔を向けられません。

直訴状1148  (02/02/00)  (患者)  (mabo)
1135の方へ
 ムダな公共事業うんぬん、は現状の医療を良くするための医療費、保険制度の改善のために必要な一例でして、医療機関と患者の間ではどうする事も出来ない費用の問題だと言いたいだけなのです。
おっしゃる通りそれで生活が成り立つ人も多いわけですが、民間ではもっと酷いリストラが進んでいます。  つまりは政治、宗教感を抜きにしては医療費問題は進まないと思うわけです。 以下に述べられている事柄は、ふくいさんが現場で賢くない患者さんを多く扱われているからでしょうね。
やはり、医療の現状を広く公開して情報を与える事からではないかと思います。
不都合らしきことは行政も医薬品会社も、そして医療機関すら隠そうとしますよね。
そういう現状では、自らの個体生命維持のために医療機関と対決するようなスタンスになりがちです。
センセーお願いします、と、無条件に頭を下げるだけの方は、
賢くない患者が多いと感じています。
その点ジレンマを持たれると思いますよ。
医療機関の評価を進めているところを見かけた(インタネで)のがそこかどうか解りません。 後で見に行ってきます。

>これと同様に、米国等に較べて安価な医療費の日本の医師が手抜きをしてるわけ>ではないことはご理解ください。
 相当数のDr.はそうだと思いますし、悪徳と言い切れるDr.は少数だと承知しています。 言いたいのは、じゃ、給料が安いから整備もいい加減それで飛行機が落ちた、ではとおりませんよね、そういうのは会社と交渉して、乗客の安否に関わる事態に持ち込むな、という意味なんです。
 医療制度の話は国家予算の使途と切っても切れない話ですが個別にはどうあるべきか考慮しておく必要があると思います。
いつも読んでいただいてありがとう。

直訴状1147  (02/02/00)  (医師)  (とんぼ)
医学生の実態紹介が、いろいろ告発されていますが、先手を打って、ある事を情報公開しておきましょう。
 「再入学は税金の無駄」論者には、怒り心頭に達するような事がらです。
 再入学は再入学でも、国立の医学部から他の国立医学部へ再入学される方の話です。(私の結論から申せば、悪くはない、という事です。)
 若者には、やはり上昇志向と言う物があり、それがより上位の大学を目指させているのでしょう。私の出身大学(国立大)でも、二人の方が、他大学の医学部(国立)から、再入学してきていました。一方で、他の医学部(東大)へ出て行かれる方もいました。彼らにとっては、一年を棒に振ってまで、再受験する価値があったことになります。大学としては、入学生の「歩留まり」を読み間違えたのか、あるいは最低合格点を複数人が取っていたのか、少し多めに入学許可を出してた学年でしたので、最終的には、ほぼ規定の定員数で卒業となりました。蛇足ながら、再入学して来た方は、立派な学生していました。
 マスで考えると、何処かで帳尻が合っているものです。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1146  (02/02/00)  (その他)  (最近評判悪い'再受験生')
直訴状1139の方へ
 再受験の医学生です。私は企業に4年程勤めてから、もう一回(6年のコース)受けなおしました。動機につきましては、それはもうかなりの長文となり〜(笑)、また人生観・価値観も人それぞれだと思いますので、ここでは割愛させていただきます。
 問題の医者の給料ですが、僕の計算によるとそのままサラリーマンやってたほうが生涯賃金は、良かったと思います。(後悔はしてません)ちなみに私の勤めていた会社は、一部上場企業でしたがそれほど景気に左右されない業種です。(バブル当時、初任給は17万8千円でした)まあ、それ以降は大卒の地方公務員と同程度の金額だと考えてください。
 さて、研修医でいきなり、35万くれる病院っていったらかなり限定されます。たとえば○○会系の病院などがその代表です。しかしそこから年功序列で劇的にあがっていくのかと思いきや、殆どず〜と変わらないそうです。で、役職を持つような、腕の立つ先生方は他からヘッドハンティングしてくるそうです。(そういう方は軽〜く年収1千万は超えるでしょう)つまりは、そのままそこで1千万以上稼げるようにはならないというわけです。
 で、普通の勤め医者は、専門医の資格を取るために6〜7年シャニムになって働きます。おそらく収入は夜間、他の病院で体を削ってかせぐバイト代だけでしょう。(例:1晩5万円×10回=50万円/月)それでも高いと思う人もいると思うでしょうが、この金額、有給休暇無・ボーナス無・週休1日、おまけに夜勤の次の日も、通常勤務です。ちなみに看護婦さんは3交代制で夜勤のあけた日は基本的に非番です。(深夜→日勤というめぐり合わせの悪い日もあるかと思いますが)で晴れて専門医の資格をとって、経験と自信をつけて、胸を張って一般病院へ勤めることができるのです。医者の求人広告で求められる医者はこのレベル以上のひとです。(一部を除く)
 医者の求人情報から抜き出した金額を書きますと、内科系で一千万〜一千八百万円、外科系で一千三百万〜2千万円です。もっと高いところもありましたが、条件が厳しいか・・・かなりの田舎です。もちろん退職金も殆ど出ないと思ったほうが良いでしょう。
 しかし、稼げる道もあります。こちらの方が逆に強調されすぎていると思うのですが。決して一般的ではありませんので、念の為。美容整形外科は3千万〜4千万円(勤続3年目)、開業医はピンきりだと思いますが、透析の病院で推定年収5千万〜1億円はくだらないと思います。(そんなに稼いでないと言う方、ごめんなさい。やり方が悪いのでは・・・)しかし仕事としてはそんなに面白いものではないのかも。ここまで来ると一種の事業家みたいなものでしょう。
 
 下世話な話でどうもすみませんでした。さて勉強勉強・・・・・・

直訴状1145 (02/02/00)  (その他) (ANP/BNP)
 私は以前,新設国立医科大学の教養課程(実際は制度上そんなものはありませんが)の講座の助手をしており,その際に何人かの医師と共に研究もしました.その立場からの意見を述べさせて頂きます.医師の待遇について医師からは不満が,患者さん側からはむしろ厚遇すぎるとの批判がありますが,もう少し別な立場からの見方もあります.医師としてはおそらく高校,大学時代の一流企業に就職した同級生に比べて収入も福利厚生も勤務条件も悪すぎるといった不満が多いようです.彼らは決して開業医との比較で言っているのではありません.それはわからなくはないのです。たとえば大学病院の医師は、医員・大学院生にはまず全く休みがない(入院患者の主治医なら)のには驚きました。休日・祭日はおろか年末年始も毎日入院患者の診察義務があり、看護婦が三交代なのに比較して、些細なことでポケベルで呼ばれる24時間スタンバイ体制への不満が大きいようです。
 もちろん休日・祭日・超過勤務手当は皆無に近い(重症当直手当はあると聞きました)し、しかも病棟主治医のほとんどは日雇い扱いの医員です。批判される方々はここのところをあまり理解されていないようです。月の収入が数万円というのは私立大学のことでしょうが、それでがまんしろとは、本気で言われるのでしょうか?研修医を丁稚扱いするなら,准看学生に御礼奉公させる開業医を批判できません.また、確かに医師に全知全能・聖人君子の赤ひげたれというのは、無理だと思います。患者だって聖人君子であるわけないし,医師にそのようなことを要求できるわけがないと思いますが。
 しかし、私の立場からは少し違う見方ができます。一般の大学教員や大学院生の経済的状況は、医師である人たちと比較して極めて悪いのです。公務員である医師も地域医療への必要性?の大義名分の本にいわゆるアルバイトが可能(このことはあくまで公務員規則の例外だったのですよ!今後は変わるようですが)であり、医師でない我々よりも数倍の収入を得ているのです。確かに大学付属病院の医員は名目上大学教官ではありませんし、必ずしも研究が本意でない方もおられます(共同研究のかなりの割合は医員あるいは院生の博士号獲得のための研究です)が、いわゆる一流企業の待遇とのみ比べるのではなく、我々の様な立場の者がいることも考慮していただきたく思います。
 医師は週1-2回のアルバイトと文部省からの日給(笑ってはいけませんが)で,少なくとも生活に困ることはないはずです.一般の大学教員や大学院生は大多数が(?)生活に困窮しています!ついでに言うと医学分野での日本人研究者の活躍度は他の理科系分野の中でもまあまあです.統計処理の杜撰さはいただけませんが.ただ,日本でも欧米でもPh.D.(医師以外の博士号収得者)がM.D.(医師)よりも下に見られるのは残念ながら同じで,上記の経済状況も欧米でも同じようです.世間知らずな不満を言われる医師にも,むやみに医師を敵視する方にも,双方の言い分をききわける態度が必要と思います.言い忘れましたが,再受験うんぬんは個人的には全く本質的な問題ではないと思います.大学教官として低学年の学生の指導もしましたが,別にそんなことに問題はなかったと思います.

直訴状1144  (01/31/00)  (患者)  (しゅか)
直訴状1138について
> 大学医局員時代も、国立大学の助手では、文部教官と言う事で、薄給です。
文部教官でも一般学部と医歯学部ではずいぶん違いますよね。
私が友人から聞いた額はとても薄給ではありませんでした。
おいくらを薄給だとおっしゃっているのでしょうか。
> 患者さんの中には、「オレは、患者様だ。この病院のお客様だ。」という態度で見えられる方もいらして、対応に苦慮(笑)します。
お客様というのは正しいのでは。患者側がそう思うのはあまりに礼儀がないとは思いますが(これはどんな商売についても客側の態度としてそう思います)、しかし一方で医師側は患者に対してお客様という意識をもっと持ったほうがよいと思います。私は医療は究極のサービス業だと思います。接客態度によって「サービス」の結果が異なる可能性すらあるのですから。これだけサービスの割合の高い業種はなかなかないですよ。またそんな回りくどいことを言わなくても、実際に患者側からお金をもらって生活しているのですから、その相手がお客様じゃなくてなんだというのでしょう。その感覚が不思議です。そもそも世の中オレはお医者様だ、という医師が多いんだから、オレは患者様だという患者がたまに訪れるのも反面教師としてよいのでは。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1143  (01/31/00)  (その他)  (野次馬・金太郎)
朝日新聞だったか、四コマ漫画で、「ののちゃん」(昔は、「となりの山田君」)という漫画が掲載されている。その中に出てくる医者のキャラクターは、随分なキャラである。一応、近所の町医者で、「かかりつけ医」なのだろうが、この上なく無愛想である。まあ、医者って、こんなモンと考えておけば、あまり腹も立たないのではないだろうか?また、こう言う医者ってのも、案外通ってくる患者も居て、「タデ食う虫も好き好き」ということなんだろう。他人がどうこう言う筋合いでもないだろう。まあ、「定説だ」とか「修行するぞ」なんて言い始めたらヤバイけど。
 まあ、ワシだって陰ではいろいろ悪口を言われているだろう。他人のフリ見て我がフリ直せ、「医者のフリ見て我がフリ直せ」である。
 しかし、最近は、医者の応対が良くなリ過ぎて来てるんじゃないか?この間、医者行ったら、医者が診察室で「金太郎さんですね。私は○○と申します。宜しくどうぞ」と言ったぞ。何となく気味の悪い思いをしたな。医者らしく、キチンと威張れ!とワシは言いたい。まあ、あまり行きたくないのが、病院だけどな。

直訴状1142  (01/30/00)  (患者)  (ひよこ)
初めて投函します
どなたか、産科関係のことでご意見を伺える方を探していますというのは・・主人の妹が第2子を出産したときに肩甲難産で主治医が無理やり右腕を引っ張ったため上腕神経叢麻痺となり右腕が全く肩から下が動かない状態です出産直後に医師に出産時の状態などについて聞いたのですが、「肩甲難産で難しいお産だった。もっとひどければ肋骨を折ってでも無理やり出す人はいる」などと横柄な態度で取り合ってもくれませんとりあえず弁護士に依頼し、カルテなどは入手、また二次救急で運ばれた小児科のカルテも入手しましたその小児科のカルテを見ると、臍帯巻絡もあり胎児心拍も低下していたようで、医師としてはとても慌てたと思われます私自身も薬剤師なので、本などを購入して悪戦苦闘しておりますが、なかなか現場の状況はつかめず、どのように裁判していけば良いのか色々検討中ですもし、何か同じ様な経験をされた方などおられればご意見お願いします

直訴状1141  (01/30/00)  (医師)  (TORU)
直訴状1128へのレス
正直な感想を申し上げます。
あなたの書き込みは妬んでいるようにしか見えず、非常にみっともないです。
批判されるべき医学生の存在は認めますが、あなたの経歴でそのような書き方をしても誰もが聞き流します。(しかも、心ではあざ笑いながら)そんなに悔しい、許せないと思うのなら、もう一度力を尽くして医学部に入るべきでしょう。
(意志、能力の両面で)それが出来ない程度の人間のルサンチマンを受け入れるほど社会は甘くない。
ところであなたって大学名に拘って医学部を諦めた人間じゃないんですか?特にあなたが難関大学の学生なら大笑いですね。

直訴状1140  (01/29/00)  (その他)  (受験生(19歳))
近くの医院の医者(再受験医師)の人格についての家族の考え(ひどすぎ?)
★お節介で押しつけがましいがいざという時には患者よりも自分を優先する。(祖母)
★不要な薬を売りつけようとする。収入目当てで再受験したとしか思えない。(祖母)
★威張り散らす。気にくわない質問をしようものならすぐキレて叱りつける。(母)
★社会で挫折したが、高いプライドがそれを許さないので医者になった感じ。(姉)
父は京大理学部を卒業後、医学部に再受験して医者になったのですが、最近の再受験医師にはこういうタイプが結構多いと嘆いています。父は勿論違います。(力説)
実は僕も工学部から進路変更して医学部に出願しました。つまり、再受験生です。
中には年だけ取ったゴミ人間がいるのかも知れないけど、父のような立派な再受験生もいると信じたいです。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1139  (01/28/00)  (その他)  (しゅか)
直訴状1108について
医師の給料はそんなに高くない、とありますが、実際はどのくらいなのでしょうか。大学を卒業して札幌市内の病院勤めだした医師の友人たちから話を聞くと、やはり高いなあと思います。人にもよりますが手取りで35万円くらいだと聞きました。安いとおっしゃっている方は世間の標準はどのくらいだと思われているのでしょうか。
院卒メーカー就職の初任給の手取りはせいぜい16〜7万くらいですよ。
あと労働が過酷だと言っている方がいましたがSEで働いている皆さんは残業月100時間以上なんて結構ある話です。忙しいのは医療従事者だけではありません。(研修医の給料が数万円なんてこの際問題になりません。 たかだか丁稚時代の数年の話じゃないですか。)
高度な専門知識に基づき働いているのは医療従事者だけではありません。それを考えると医師の給与は他のジャンルの人に比べて高いと思います。
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直訴状1138  (01/28/00)  (医師)  (sheep)
「医学部入試に、人格面の検査を導入すべき」という議論が、世間でチラホラ聞かれます。一部の医師の言動に問題があり、それを排除して行くには、医学部入学段階で、厳しくチェックすべきである、という論理だと思います。
 しかし、医学部入学後、また医師国家試験合格後に「人格の低下」が起こった可能性は、ないのでしょうか?
 例えば、良く言われる大学教養部の問題。やる気のない教養部の先生方に感化(笑)されてしまったとも考えられます。
 専門過程でも、「暴力的暗記」と喩えられる、膨大な医学知識の暗記の過程で精神的に歪みが出てしまった、という可能性も否定出来ません。「受験勉強が性格を歪ませる」とは、世間で人気の仮説だと思いますが、もしこの仮説が正しいのなら、医学生にだって当てはまるはずです。何と言っても中学受験時代から、試験の連続で、普通は大学(例えば文系学部)で一息入れれるのですが、医学部は更にもう6年もあります。
 進級試験にしろ卒業試験にしろ、また国家試験にしろ、かなりの厳しさだと思います。医学生の試験プレッシャーは、相当過酷であるとも言えます。
研修医時代も、かなりハードな生活が要求されます。健康を害して、研修プログラムを休止する方も出てくる場合もあります。また、以前、針刺し事故で研修医が2名ほど劇症肝炎で亡くなりました(新聞報道あり)。恐らく過労による注意散漫が事故の原因ではなかったかと、想像されます。また、過労による免疫力低下が、死亡の一因かもしれません。お気の毒です。
 大学医局員時代も、国立大学の助手では、文部教官と言う事で、薄給です。それで、研究・教育・診療をこなさないとなりません。医局人事は、中々断れません。
 勤務医時代も、経営者から、色々介入を受けながら、ハードな勤務体制を敷いています。患者さんの中には、「オレは、患者様だ。この病院のお客様だ。」という態度で見えられる方もいらして、対応に苦慮(笑)します。
 これで、医師の性格良かったら、何が彼をそうあらせたのでしょうか?
 そう言えば、アメリカでは、医師の離婚率、自殺率、アルコール依存症の率が高く、平均寿命も短いと聞いた事があるのですが、本当でしょうか?ご存知の方は、お教え下さい。
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2
  
直訴状1137  (01/25/00)  (医師)  (HS)
開業医をしてます。毎年この季節に従業員、といっても看護婦に限れられますが求人に苦労します。求人広告して集まった中から1-2名採用するのですが元々応募者が少ない上に条件の合致した人物を見分けるのは至難の業です。こんな事いつまで続くのかと思うと気が重いです。

直訴状1136  (01/25/00)  (その他)  (世間知らず)
直訴状1128(masa)の方へ
 志望学部を諦めた心残りが、あるのかも知れませんね、貴方にも。
 友人の人格を云々するのも、宜しいかも知れませんが、「だったら俺の方が、人格が上だ。」とおっしゃりたいのかも知れません。ひいては「自分の方が、医者に向いている」とおっしゃりたいのかも知れません。
 でしたら、もう少し、医学部を受験し続けられたら、どうですか?まだ21歳くらいでしょう?世の中、50歳すぎて医学部に入学される方もあります。色々世間様の誹謗を浴びながらも(税金の無駄使いだ!等々)、記憶力の減退に悩まされながらも、学資の調達に苦労されながらも、頑張っておられます。
 最近の日本医事新報という雑誌の「医事案内・求縁紺徹」に、作業療法士の方が、「援助進学」の広告を出しておられます。私立医大の学費を援助してくれる婿養子希望の資産家を、募集しておられます。なかなか見つからずに、何ヶ月も広告を出されていますが、こういう方法もアリなのですよ。世の中というものは。
 勿論、今の進学先で、意欲的に勉学されておられるのなら、そちらで頑張って下さい。

直訴状1135  (01/24/00)  (医師)  (ふくい)
1110のかたへ
 『ムダな公共事業を削って...』論の欠点は2つあります。
 今の日本には、公共事業で収入を得ている人がかなりいます。この人たちにとっては、自分とは直接関係がない医療を充実するために収入が減ることは納得できないでしょう。当然、議論は際限なく拡散し、なかなか結論が得られないと思います。
 もう一つの欠点は、結果的に患者さんは一切の負担をせず、医療充実のメリットだけを享受できることです。つまり、医療の供給者(売り手):医療機関 vs 医療の消費者(買い手):患者さんの関係がぼやけてしまうのです。
 日本では、患者さんがよく『病院に薬を貰いに行く』と言いますね。逆に医者のほうも『薬をあげるから』という言い方をしますが、私はこの表現は好きではありません。
なぜなら、患者さんは決して薬を貰ってるのではないからです。医師の処方せんに基づいて、お金を出して薬を買っているのです。(同時に、患者さんの払った金額の少なくとも2倍のお金が健康保険から支払われるわけですが。)
 もし、患者さんにこのような意識があれば、処方された薬に関して、『本当に必要な薬か』とか、『まだ服用する必要があるのか』とか、『同じ効果でもっと安いのはないのか』という疑問が当然湧いてくるはずです。ろくに診察もせず、薬ばかり処方する医者はたちいかなくなるでしょう。『医者から貰った薬が多すぎて、半分は捨てている』ということもなくなります。結果的に製薬会社の儲けは減るかも知れません。
 私は、いい意味で、患者さんに『カネを払って医療サービスを買っている』という意識を持っていただきたいと思っています。そうすることによって、患者さんを『診てやってる』と考えている態度の悪い医者はもっと減るでしょう。(同時に、腕のいい医者が増えるかどうかはわかりませんが。)
 そういう視点からすると、『値上げぶんは医療機関や製薬会社の懐に入って、患者のメリットはないのじゃないか』というmaboさんの懸念は十分理解できます。医療サービスは高度に専門的だし、たいていの人にとっては、不測の病気に伴ってやむを得ず行く場所ですから、医療の質の向上を実感できる場面は少ないかも知れません。
 そのためには、情報公開と第三者機関による評価が是非とも必要です。後者に関しては、(財)日本医療機能評価機構(http://www.jcqhc.or.jp/)が病院の質の評価を始めていて、今回の医療法改正で医療機関自身がその評価結果を広告・宣伝することが解禁されようとしています。
>医療に安いからとかを持ち込まないで欲しいものです。
>医師はだだの月給取りと違う、医療技術も人間性も格段
>優れていて欲しいのです。
 患者さんの素朴な願いとしては理解できますし、我々だってカネのことを考えずに治療に専念できればどれほどいいでしょうか。けれども、現実問題として、市場万能の時代の流れのなかで、その考え方をまったく取り入れずに医療を発展させることは、もはや不可能なように思います。
 なお、たとえば1泊3万円の高級ホテルでも、5000円のビジネスホテルでも、多くのホテルマンは料金の範囲内で少しでも快適な宿泊サービスを提供すべく頑張っているはずです。だけど、結果的にビジネスホテルのサービスは高級ホテルより劣るでしょう。それは低料金だから仕方ないわけで、決して、ビジネスホテルが手抜きをしてるわけではありません。
 これと同様に、米国等に較べて安価な医療費の日本の医師が手抜きをしてるわけではないことはご理解ください。
>重ねて言いますが、医師個人は給料の問題は所属団体へ
>訴えて下さい。
 客観的事実として、医師の給与は相対的に低下していますが、私自身は、医師個人の給与の引き上げのみを主張したことは一度もありません。
 このWebでは、医療制度に関する患者さんの意見が少ないようです。その中で、貴重なご意見を述べてくださるmaboさんには大変感謝しております。今後ともよろしくお願いします。

1118のかたへ
 『医療費2倍、消費税2倍』というのは、さすがにちょっと非現実的な提案だったと反省してます。
私自身は渡米した経験がないのでよくわからない点もあるのですが、ご指摘の企業が医療費を更に負担することは、『会社丸抱え』というひと昔まえへの制度の退行にあたるような気もするのですが、いかがでしょうか。
 医療保険については、個人がその意思で、高負担・高給付にするか、低負担・低給付でいいのかを選ぶべきだと思います。

1130のかたへ
 ご自身の病名をお尋ねになった相手は、S病院の事務職員でしょうか
 だとすると、『糖尿病』というのは、いわゆる『保険病名』である可能性があります。一般に、カルテの表紙に記載されてるのは保険請求用の病名(保険病名)で、患者に説明したり、治療方針を決めたりするうえでの診断名とは若干異なることが多いです。事務職員が知りうるのは前者のほうで、後者は実際に診療に従事する医療専門職(看護婦等)が使います。両方知ってるのはたぶん医師だけでしょう。きちんとした病名を知りたい場合は、予め電話でアポをとったうえで、必ず担当の医師に尋ねてください。どうして病名が2種類あるのか、大いに疑問に思われるでしょうが、その背景を解説すると長くなるので、今回は控えます。
1114のかたへ
 この世に生を享けた人間(個体)は、やがて年老い、病に斃れ、そして死ぬ。だからこそ、人間(男女)は、恋愛をし、結婚をし、次代を担う子供を産み育てる。それによって、種としての人間(ヒト)の寿命は永遠に保障される。
 そう考えると、不老不死を究極の目標とする医学とはいったい何だろう、1分1秒たりとも患者の生きてる時間を延ばすべく働いている自分は何なんだ、と思えてきます。だって、もし仮に不老不死が達成されれば、子供を産む必要はなくなり、結婚や恋愛は、単なるゲームとしての意味しか持たなくなるんですから。これって、いい人生ですかね。
 公的医療の目標は、不老不死や単なる長寿ではなく、この世に生を享けた人間すべてに、平等に、同じ長さの健康な時間(人生)を保障すること----そう考えると、多少は合理的になりますね。
 この考えに基づくと、平均寿命+αの年齢まではみんなタダ、それを過ぎたら全額自費という究極の医療制度が見えてきます。(+αは、平均寿命を延ばすための投資)
『何と酷な』と言う意見もあるでしょうが、もし、平均寿命+α以上に生きたければ、それまでに一生懸命働いてカネを貯めればいいのです。医療制度は、万人に同じ長さの健康な人生を保障してるわけですから、その時間をどう使うかはまさしくその個人の自由なんですね。
 とまあ、これは半ば冗談ですが、先進国で共通してみられる出生率の低下は、個人(個体)の自由・幸福を重視するあまり、種としての生命維持がおろそかになってると考えられます。

十分な社会保障がない時代は、子供を生み育てることが自分の将来の幸福を保障する手段でした。この状態では、個体の生命と種の生命は表裏一体の関係だったのですが、子供に代って社会が一定の保障を行なうようになると、自分の幸福を追求することと子供を育てることは必ずしも一体の関係ではなくなってしまったのです。窮屈な結婚をして、子育てに時間を費やすより、バリバリ働いて自分のキャリアアップをしたほうがいいと考える人は少なくないでしょう。そうして多額の収入を得れば、老後の生活も保障される時代です。
 それはある意味では、個人が尊重される成熟した社会のあり方だと思います。ただ、その変革があまりに速いと、将来の自分の幸福を託して子供を育てたのに何の見返りもなかったという世代が生じます。いまの日本の昭和ひと桁生まれの方などは、そうでしょうね。
 個人(個体)の幸福と種(社会)の幸福のマッチングをどうとるか、難しい問題だと思います。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1134  (01/24/00)  (患者)  (mich)
直訴状1128について
私は国立大学の医学部生ですが、あまり状況が変わらないように思えます。一夜漬けはもちろん、カンペ作りに励む学生がいます。私がやらないと「プライド高いんだね」と言われる始末です。
しかし、最近は、よく考えると他の学部生もこんなものなのだから、医学部生も特別ではないんだな、と思うようになりました。彼らが後々困るのかどうか分かりませんが、卒後教育で必要なことは憶えていくという話も聞きます。そこらへんどうなのでしょうか?>諸先生方

直訴状1133  (01/23/00)  (その他)  (cool)
直訴状1121の方へ
 ご丁寧な、レスポンスをいただき、恐縮です。私も、言い過ぎがあったのでは、と反省している所でした。有り難うございました。

直訴状1132  (01/23/00)  (医師)  (calm)
直訴状1118の方へ
 小生の「直訴状1101」をお読み頂き、また本をお探し頂き(笑)有り難う御座います。
 指摘させて頂いた本(『日本の医療を問いなおす』)ですが、「ちくま新書175」です。ただ、ちくま新書自身は、何処の書店でも、マイナーな扱いを受けており、中々見つかりません。田舎に住む小生も、大都会に出張したついでに購入してきたものです。
 著者の鈴木氏に関してですが、日本の医療を考える時、厚生省やマスコミに対して、これほど率直に批判されたのは、お見事と思いました。やはり、日本の権力者である官僚とマスコミを批判するのには、勇気がいると思います。何らかの報復を恐れて、ついつい無口になるのが普通だと思いますので・・・・・。

直訴状1131  (01/22/00)  (医師)  (calm)
いつもながら、お節介な本の紹介をさせて下さい。
 小生自身、まだまだ勉強不足で、この「直訴状」から、多くを勉強させて頂いております。ご一緒に勉強するヨスガとして、基礎文献の読みこみをして参りたいと、考えております。
 『医療と福祉の経済システム』(西村周三、1997年、ちくま新書111、660円)を、ご紹介します。著者の西村氏は、1945年生まれ、京都大学・経済学部・教授。ご専門は、保険論、臨床経済学、医療経済学だそうです。著書は他にも、『「病院化社会」の経済学』や『医療の経済学』などがあるそうです。著者は、この本で、「さまざまな医療や福祉の問題を、経済の立場からできるだけ簡単に解説し、筆者自身の考えるあるべき改革の方向性を示すこと」を目標にされています。
 以下、目次を紹介致します。

 第1章 医療と福祉 −いま何が問題か?−
 (1)日本の医療費は高いか?(2)老人医療に対する疑問(3)誰が、どのように負担するのか?(4)患者負担増は医療費を抑制しうるか?(5)保険制度は地方分権がよいのか?(6)保険制度に選択の自由は必要か?(7)医療の質をどのようにして確保するか?(8)診療報酬制度の問題点(9)薬剤比率がなぜ高いのか?(10)機能分担はこれでよいのか?(11)医療の研究・教育体制の問題点

 第2章 高齢社会の見とおし −経済社会の変貌と医療・福祉の将来ー
    1.高齢化と経済・社会
    2.年金・医療・介護政策と二十一世紀の高齢者

 第3章 医療保険制度と福祉制度
    1.現行制度の問題点
    2.国民医療費の予測−特に老人医療費に焦点をあてて
    3.介護保障の見とおし
    4.医療・介護における公私の役割分担
第4章 医療保険制度の改革 −長期積立型医療保険制度の提唱
    1.改革の方向 
    2.長期積立型医療保険の構想
    3.移行に伴う問題点と調整措置
    4.長期的な医療保険制度の方向性

 第5章 国保問題をどう解決するか −地方分権と医療・福祉
    1.国保制度の現状
    2.老人医療費が市町村財政に及ぼす影響
    3.老人福祉費の推移
    4.国保制度の改革
 第6章 規制と医療・福祉
    1.公共サービスにおける規制
    2.医療福祉に対する規制の根拠
    
 第7章 薬価問題と医薬品産業

 第8章 医療・福祉の技術進歩 −結びに代えて
    1.なぜ医療費が上昇するのか? −医療の技術進歩
    2.技術進歩の方向性とそのための組織
 以上です。


直訴状1130  (01/22/00)  (患者)  (さざんか)
97年に、子宮内膜症による疼痛のためボルタレン座薬を頻用したために、激しい下腹部痛を起こし、座薬の副作用による腸炎と診断され埼玉県S市のS病院に緊急入院しました。
一人部屋しか空いてないと言われ、翌々日は2人部屋に移されましたが、私がざっと見たところ名前の札が埋っていない大部屋もありました。
回診も検査も殆どなく、点滴と鎮痛剤の注射をたまにするだけ、深夜は徘徊老人が奇声を発するので3泊4日で退院しました。
翌月、他県ですが、インフルエンザをこじらせて高熱と下血が酷くなり入院しました。
3週間のうち、2週間ほどは絶食状態で、子宮内膜症の疼痛も重なり、非常に苦しい日々を過ごしました。
絶え間ない点滴と、鎮痛剤の注射、各種検査を受けました。
が、差額ベッドを除いても、S病院と次の入院での費用は殆ど同じでした。
退院すると健康保険組合から、S病院の医療費の払い戻しの書類が届いており、入院症病名を記入する必要があり、S病院の受付で確認したところ、「糖尿病」と聞かされました。
そんなバカなと思い、カルテを見せてもらうと、しっかりと「糖尿病」と記入されています。
S病院で一度も「糖尿病」と聞かされてもいませんし、その後の入院でも、3ヶ月後に手術を受けた大学病院での精査でも「糖尿病」などと一言も言われていません。
主治医を捕まえて問い質したかったのですが、不在とのことで、できませんでしたし、質問することで「糖尿病」がないカルテを作成されそうな気もしたので、泣き寝入りしました。

直訴状1129  (01/22/00)  (医師)  (tameike)
直訴状1111 の方へ
「医療相談は投函をご遠慮下さい。」と言う、ここの趣旨に反しますが、一般の患者さんへの啓蒙として、、、
>本人のいる前でプープー消毒液をかけて拭きまくらなければ

例えば結膜炎は、感染力が強大で、上記の程度のことをいたしませんと、他の患者さんへの感染もでてまいりますし、医院としては、必要不可欠な行為であります。
医療の場は、公共的な部分も存在いたしますので、十分ありえる話です。
しかし、基本はこうした疑問を担当医とお話なさらないで、ここのような所に投稿すべき内容ではないと思われます。
>2歳半の子供にどこへも触るなといっても無理なこと

それでは、逆お尋ねいたします。もし、お子さんの行動で死に至らしめるほどの感染症にかかったら、どうなさるおつもりでしょうか?
病院や診療所で床に転がったり、あちこちベタベタと触りまくったり、お子さんが待合室で、日常茶飯事にやられております。
「感染」という問題からすると、これは親の躾の問題だと思います。私もそう躾られましたし、私の子供も、同様にいたしました。

直訴状1128  (01/22/00)  (その他)  (masa)
大学生です。
私大VS国立について。私は医学生ではありません。医学部をあきらめて別の道に進んだ者ですが,わたしの高校時代の同級生で,私大の医学部に進んだ者(3年生)に何度か電話で大学生活のことを聞いたのですが,テストはすべて一夜漬け,レポートはすべて丸写しと豪語していました。周りもそうだし,時間は貴重だよ,などとのたまっていました。「こんなもんどうせ役に立たないんだから。あーあ,いやだな。
いままで小さいころから学校に通ってきたようにこれからもずっと病院に通い続けるだけの人生なんだぜ。つまんねーな。それより聞いてくれよ。
研修期間の給料って3,4万なんだってよ。そんなの聞いてねーよ。
なんだよそれ。」高校時代,私と同じく医学部志望であきらめざるを得なかった友人が何人もいますが,彼よりは人格がすぐれていたようにおもいます。
私大生だからどうとかというつもりはありませんが,入試時での学力の差はだれもが認めるところだとおもいます。事実,彼も国立は歯学部にすらおちています。かといって,学力試験を難しくしたところでまともな人格の持ち主がはいってくる保証がないのは,三重大医や慶応医の不祥事からもわかります。たとえ僕が猛勉強して医学部にはいり直したところで上記の現状がかわるものではありません。
自堕落人間の排除,入試の公平性をなんとか確立してもらいたいものです。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1127  (01/20/00)  (医師)  (figaro)
直訴状1115に対するコメント
あなたは『「長い間の社会経験」とは結局推薦状を得る為に研究室に長居したということなのです。』と書いているわけですから、その様に断定的に一般化することが誤解を生む間違った軽率なコメントであると指摘しているのです。
「反論を控える」ではなくて、「できない」が正解でしょ。maboさんが、「医師のアルバイトでは1晩で5万10万をもらうのに文句が多い。
お布施をもらう医師を軽蔑する」との発言に反応してのコメントで「大学病院の医師のの給料はこんなモンだ。新聞社の社員はもっともらっている。実体を知った上で文句を言え」と発言し、しかも「看護婦さんの待遇が悪いのは私も知っていますが、それをいうなら新聞配達員だって大変な職業ですが新聞社の社員とは比べ物にならない位収入は悪いですよね。そういう社会が嫌なら日本を捨てて共産主義の国にでも移住して下さい。」と続いています。で自分はこの仕事が気に入ってると言い訳をしている。
1088とその後の発言をみているとあるジャーナリストが入院した時に、医師は金欲、名誉欲が強く傲慢でうぬぼれが多いことがわかったと言っていたのを思い出しました。

直訴中1126  (01/19/00)  (患者)  (mabo)
直訴状1118 の方へ 
医療費の負担ですが、サラリーマンでも大会社で単独に健康保険組合を持っているところと業界等で連合して助け合っているところとかいろいろあります。
本人と会社と折半で健康保険料を負担していますよね。裕福な健康保険組合等は本人が負担して2割の医療費の大半を後から補填しています。公務員の所属しているところもそうです。
表向き本人2割りと言えど、なんら腹の痛まない人と大きく痛む人とが混在しています。
つまりは政治を動かせる力のあるグループはこういう「利益」がいたるところにある現状では、弱い立場の者は誰が助けてくれるのでしょうか。
つまりは国家予算使途をリストラしないとどうにもなりません。
政治絡みになってしまいますが、それが根本です。
暴言になりますが、補填してもらえる保険証で医療を受けに来た人からはたっぷり頂戴して、そうでない人にはおまけしてくれませんか。
直訴状1114 の方へ
素朴な意見をとのことで、意見を書きます。
健康なままで長寿なら本当にめでたいことと思います。
今、現役の世代が支えるご老人は子供もいっぱい作り、お粗末な環境で子育ても社会も建設してくれた方々です。
それと若い(30代ぐらまでかな)人達が子供を生まないのと何ら関係がありません。 所詮お粗末な国政の元で生き方を選択しているだけです。
動物にたとえるなら、増えすぎると困る社会だから増えないのでは?
>>「若い人がお年寄りを支える」 これは両者ともに幸せですか?

そうでなければどうしたいのですか? 現役をリタイアしたら姥捨てにと見えますけど。私は人間だからこその義務と思います。

直訴状1125  (01/19/00)  (その他)  (嫁)
みなさんはじめまして。現在義母と同居する嫁です。
義母が現在ちょっとした手術のために入院しています。義母は5年ほど前から義父との仲がうまくいかず、いろいろあって本人曰く「薬を飲まずには眠れない体になってしまった」とのこと。
心療内科に週1回程度通っており、睡眠導入剤をもらっているとのこと。
ところが最近、自分が使った覚えのないのに化粧水がなくなっている、自分の持ち物にいたずらがされているとのことを言うようになっていました。よくよく聞くと義父がやっているとのこと。
ちょっと言うことがあまりにひどいので親戚とも話しあったのですが、どうも薬のせいではないかという話しになりました。義母は軽い薬だから平気だと言っていますが、毎晩缶ビールを1本必ず飲んでおり、そこらにも関係していないかとも思います。
果たして睡眠導入剤にはどのような副作用があるのでしょうか。軽い薬なのでしょうか。
また、入院中に一度心療内科の先生にも治療の内容についてお聞きしたいのですが、時間が取れないので本人が外来で来るときに一緒に来てくれとのこと。
まさか本人の前で「こんな行動があるのですが・・・」とも言えないし、どうしたものかと悩んでいます。本人に気を遣わせることなく、主治医とコンタクトを取るのにはどうしたら良いのでしょうか。本人以外のものが先生とお話するというのはあまりないものでしょうか。

直訴状1124  (01/18/00)  (医師)  (mmm)
直訴状1111(幼児のママ)さんへ
 お気持ちは、分からないでもありませんが、医療機関には、他の患者さんへの感染を防ぐ義務も課せられてます。
 仕事に追われていると、ついつい配慮が足りなくなる時もありますが、悪気があっての事ではないと思います。
 また、キチンと消毒を遂行したというパフォーマンスを、待合室の他の患者さんに見ていて頂かないと、万一「はやり目」に感染してしまった患者さんがおられた時、責任を追及される恐れが出てきます。
 他の患者サンのお気持ちも、察してあげて下さい。

直訴状1123  (01/16/00)  (その他)  (のりこ)
医師をやめようと思っている研修医さんへ。
 私は20才の栄養士です。医師の職業に自信がなくなったと書いておられたので、以外な気持ちで投書を見ていました。以外な気持ちというのは、医師になった人で、自信がないとか、不安だとかいう人を見たり、聞いたりした事がないので・・でも、どんな職につくとしても、これでいいのかなという不安はつきものですし、どうしても合わない職業はあるものですから、自分をそんなに責めないで下さいね。日本の病院は医師がほとんど全権をもってるようなものですが、それでは医師にかかる責任は大きすぎるのではないかと思います。医師以外のコメディカルとも積極的に意見を重ねながら治療していくのが理想じゃないでしょうか。もっとも他のコメディカルも医師と対等に話しができるほど知識を増やしていかねばならないでしょうが。
 
直訴状1122  (01/16/00)  (その他)  (自称・評論家)
直訴状1114(小児科医)の方へ
  お仕事、ご苦労様です。
 ところで、「お年寄りを守る動物」は居るのではないでしょうか。それは、人間という動物です。逆説的な言い方で、申しわけありませんが・・・・。
 「人間と動物とを区別するモノは何か?」という問いが、良く出されますが、「言葉をしゃべる」とか、「道具を使う」とか、「挨拶をする」とか、言われますが、上記の『お年寄りを守る』という定義は、いかがなものでしょうか?

直訴状1121  (01/16/00)  (その他)  (RA)
直訴状1119のかたへ
ご批判ありがとうございます。自分自身の言葉の矛盾を指摘していただきありがたく思います。また差別という言葉も安易につかっていたようです。この場合は偏見という言葉の方が適切であったでしょう。また「高レベル]かどうかは差し控えますが、現在議論されている医療費の話題を興味深く拝見しております。このような議論をこの直訴状に期待します。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1120  (01/16/00)  (医師)  (sheep)
直訴状1116(IN)さんへ
 勇気ある、ご投稿かと思います。自分の弱みを曝け出すのは、辛いものです。しかし、そのような告白が出きる事自体が、あなたの良心の現れですので、「良い医者」になれる素質を備えておられると、私は思います。
 研修医時代は、かなりハードであると思います。かなりの体力・精神力が要求されます。そんな中で、疲れてしまいどうにもならなくなってしまう方も出てこられるのは、自然です。あなたが、悪いのではありません。
 出きれば、指導医に相談して、しばらく休養に入られてはいかがでしょう。十分回復されてから、研修を再開されても、遅くはありません。
 芥川賞受賞作家で医師でもいらっしゃる「南木圭士」氏が、『医者という仕事』(朝日文芸文庫、500円)のなかで、ご自身の恐慌性障害(パニックヂィスオーダー)にかかられた時の事を、書いておられますよ。ご参考になるかも知れません。

直訴状1119  (01/15/00)  (その他)  (cool)
人様の議論に対して、「低レベルである」とか、「差別につながる」とか、結構気軽に言われる方が、おられますが、そういう方は、一体何様でいらっしゃいますか? ひょっとして、「神様」(笑)。
 「神様」が、どう思っておられようが、そのテーマが問題であると認識し、その解決策を模索すべく、様々な提案をなし、その提案の是非を考える、というのは、問題解決法の一つでありましょう。少なくとも議論の当事者にとっては。
 「低レベル」とこともなげに、切り捨てるだけでは、そう言う方の自己の優越感なり、自己顕示欲を満足させるだけに陥り、なんら現実問題を解決できずに終わる恐れもあるのではないでしょうか?
 ともあれ、「神様」の「高レベル」の議論に期待したいと思います。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1118  (01/15/00)  (医師)  (Blackjack)
直訴状1105の方へのコメントです。
ふくいさんが今論じておられる事は日本の医療を考えるに当って大変重要な事だと思います。ただサラリーマンにとって現在健康保険料を負担しているのは天引きという形ですが企業ですよね。健康保険料を増やすと、当然企業は社員の手取りを減らすわけにはいかないので、それだけ負担しなければなりません。増え続ける医療費に企業側が対応できなくなり、結局勤務者本人の医療費負担が1割から2割に増えたのは記憶に新しい所です。
まじめに働いているサラリーマンの方が慢性疾患で通院しているケースで考えます。これまで毎月負担していた医療費が2万円だとすると、ざっと4万円に跳ね上がるわけです。薬剤費をいれるともっと増えます。疾患によってはもっと負担しなければならないでしょう。
病気を抱え働いている人は結構おられますよね。その負担が大きい事を想像するのは難しい事ではありません。今の保険制度ではそうした人たちが犠牲になっているといっても過言では無いでしょう。そうした人たちが日本の医療費を安いと思っているようには私には思えません。
アメリカでは企業が社員に対し健康保険を提供するのが義務です。当然企業の負担は日本より多くなります。大抵の企業では健康保険をいくつかのプランから社員が選べるようにしています。今では病気しても自己負担がほとんど0であるHMO型の保険を選ぶ人がほとんどでしょう。先にも述べた通りHMOには多くの問題がありますが、仮に病気した時、いくら治療費がかかっても負担は初診料の数十ドル程度なので社員は安心して働けます。
私は日本の企業はもっと社員の医療費を負担しなければならないのではないかと考えています。今のように「声の小さい」病気した社員に負担を押し付けるようなやり方には憤りを感じます。
もっとも我々勤務医もおなじサラリーマンで、なにか訴えても然るべき所まで私達の声を届けてくれるような組合や団体はありませんが。
 直訴状1101の方へのコメントです。
御指摘の本を大学生協の本屋で探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。確かに日本は欧米諸国と比べ異常に製薬会社が多いです。欧米のようであれば日本の製薬メーカーは1社くらいしか生き残れないと言われているようですが、現状のように多いのはもちろん手厚く保護されているからです。これだけ保護してもらうのには当然なんらかの利益供与が行われていると見るのが自然です。厚生省が製薬会社の方しか向いていないような行政を行う限り、被害を被るのは患者さんたちであり、現場で勤める医療スタッフです。もっともキャリア官僚の方々も決して多いとはいえない給料で長い時間働いているわけですから、その労に報いるよう彼等の給料と退職金を大幅アップさせた上で天下りを禁止すれば良いように思うのですが、そういう事を提案する事はマスコミではタブーなんでしょうか?そういうことに税金を遣うのであれば私は喜んで増税に賛成しますが。人減らしと天下り禁止と叫ぶだけではキャリア官僚も天下りのようなアメでもない限りやってられない気持ちになるでしょう。
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2

直訴状1117  (01/15/00)  (医師)  (yyy)
 直訴状1105(ふくいさん)に対して
>医療関係者が『医療にはこれだけカネがかかってるんだ!!』と訴えても、消費者、つまりは患者が満足、あるいは納得しなければダメなんです。
 その通りです。Low cost、High quality、Free accessはどの業界においても成り立ちません。安価で質の高い医療をいつでも提供してほしいのは患者側の希望ですが、現実にはあり得ません。結局どこで妥協するかですね。質の高いサービスを提供してくれるホテルに予約無しで安く宿泊できればいいのですが、現実にはそんなホテルはありません。懐具合がいいので高いルームチャージを払って高級ホテルに宿泊するか、出張旅費を浮かすためにワンランク下げたホテルに宿泊するか、客が自分で決めなければなりません。ただ医療においては、このような選択の幅がきわめて少ないと言うことはいえます(すべて自費診療なら別ですが)。
 とにかく保険で最低限度の面倒はみて、あとは個人の負担能力に応じて提供するサービスを選択するということが現実的です。こういうことを言うと必ず「命を金で買うのか」という批判がでます。患者にとっては選択の幅が広がりとてもよいことだと思うのですが、いかがでしょうか。患者が選択しなければその医療機関は倒産するだけです。

直訴状1116 (01/14/00)  (医師)  (IN)
私は内科研修2年目の者です。大学病院の内科で研修をしてきましたが、もう仕事を辞めてしまおうと考えています。理由は疲れて自信を失ったからです。自分が「良い医者」になれるとはとうてい思えず、また努力しても報われないという気がして何もする気力がなくなるのです。うつ病じゃないかと言われてもいます。
そうかもしれません。自分の教育にどれぐらいのお金がかけられたかを考えたり、解剖学実習の最初の日、献体して下さった方に誓ったことを思い出すと申し訳なく、もう生きていてはいけないのかとも感じます。でも、甘えた気持ちで仕事をすること、今の自分の精神の不安定さを考えるとどうしても続ける気が起きません。ミスを犯すこと、責任の重大さ、自分自身の健康・・・考えるにつけ、不安ばかりが大きくなり押しつぶされてしまったのです。
これはこのページの直訴の主旨とは異なる書き込みでしょう。「医師の立場」にしましたが「その他」が適切だったかなとも思います。読まれて不快な思いをされた方がいらしたら申し訳ありません。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1115  (01/14/00)  (医師)  (Blackjack)
 直訴状1084の方が患者さんの立場から「医学部再受験だからダメとか良いとか決め付けるのはおかしいと思う。」とコメントされておられますが、私もそう思います。それどころが学生時代に多くの学士入学者と一緒に勉強し、その後の活躍ぶりを目の当たりにしていますので、再受験がダメだとは考えていません。現在私の上司の中には学士入学を経て優秀な医師となられた方もおられます。私は単にアメリカの医学部受験事情を書き込んだだけで、日本の医学部再受験を批判する意図はありません。
 直訴状1096に対するコメントですが、
>私が留学したアメリカの大学では40才、子供3人という人がいましたがそういう人>はレアケースなのでしょうか?
>見たところ1/3くらいがストレートみたいでしたけども。(あとの2/3はワンク
>ッションの人ばかり)
その通りで、大学を卒業してすぐに医学部に入学する人は少数派ですね。私の周りには一旦大学を卒業して研究室に勤務したりして推薦状を得た人が多かったです。紆余曲折の人生を歩んで、40歳くらいでようやく推薦状を得るような人も当然いるでしょう。但し研究室で上司と衝突し、勤務評定が悪かったりするとその評価は一生影響します。そのような事情で結局アメリカの医学部入学を断念した人も知っています。
  直訴状1103に対するコメントですが
>プロ野球を志していたもの、数学者だったもの、薬剤師から転身したもの、
>30歳の半ばで外国から移住してきて研究にむなしさを感じて医者になったもの
とのことですが、例えば薬剤師をされていた方はどのように推薦状を得たのか興味があるところです。またプロ野球を志しておられた方がおられたとのことですが、それはいつの事でしょうか?私の出身大学(日本の大学です)にも高校時代にプロ野球を志していた人はいましたが。また数学者の方は当然これまでの研究実績があったから医学部入学に有利だったのではないでしょうか?最後に外国から移住された方の事も書いてありますが、その方は本国での研究実績があるのでアメリカの研究室に勤務することが出来、さらにはその研究室での功績が認められて医学部への推薦状が得られたのではないでしょうか?
製薬会社の研究室に勤めているような特殊な例を除いた、一般社会人が例えば会社で人間関係がまずくなりその結果、転職感覚で医学部に入学したような実例を期待していたのですが、残念です。もしいたとしてもその数は少数でしょうが。ちなみにアメリカの医学部への入学が絶望的となった人は、アメリカでの再チャレンジが困難なためメキシコやカリブ海諸国の医学部に入学するケースがあります。そのようなコースで医者になる人が全米医師数の一割を占めると聞いた事があります。
>Blackjackさんのコメントは医師がお布施をもらうことのいいわ>けとして、医者の給料が銀行員よりすくないことをあげているんです。
ここまで私の文章を曲げて解釈していただけるfigaroさんの国語力には敬意を表したくなります。せっかくのお言葉ですが、このような文章に反論するのはあまりに空しいのであえて控えさせていただきます。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1114  (01/13/00)  (医師)  (小児科医)
24時間患者受けをしている病院につとめる小児科医です。病院のレベルは2次(紹介状持参)なのですが、直接こられた患者さんは断らずに診ています。小児の時間外の患者は非常に多いのですが、告示している休日診療所よりも受診者が多いといった状況になっているのが実情です。患者の多くは休日診療所よりも大きな病院などのほうがいい医者がいてると思ってるのかもしれませんが、実際は休日診療所のほうがベテランの先生の場合が多いですし、大部分の患者は休日診療所で対応できる患者です。この掲示板をご覧の方はなるだけそのようにしていただきたいです。なぜかといいますと、ひとり入院するとその患者だけでしばらくは手がまわらなくなるのです。その間しばらく外来の患者はみることができないからです。時代の流れとして24時間診療はかまわないのですが、それを支える体制(各医療圏内に24時間診療のできる休日診療所)がないと、世間の小児科医は疲弊しきってしまいます。投薬量も少なければ入院日数も少ない、採血、検査どれをとっても大人の倍は時間がかかるし人手もかかる、そのくせに診療報酬は少ない、事務からは入院率をあげろといわぁw)譴襦8什澆凌芭妬鷭契・戮發・┐覆韻譴仂・m覆覆鵑討笋辰討蕕譴覆い任后・・w)きれいごとかもしれませんが、子供がかわいいからやってるだけですね。大人に罪はあっても子供には罪はないですから。
 ついでにもう一つ。
皆さんの素朴な意見も聞きたいですね。
「長寿」本当にめでたいことなんでしょうか。ささえる子供が少ないにもかかわらず。
子供を作らなくなっているのも大人の勝手。長生きするってことは必然的にからだの機能も落ちるわけですよね。
「若い人がお年寄りを支える」 これは両者ともに幸せですか?
私は医者ですがこう思うのです。人間も所詮は地球上の一生物である。子供を守る動物はいても、お年寄りをまもる動物はいない。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2

直訴状1113  (01/12/00)  (患者)  (植木裕一)
私は2年前に喘息発作で近所の内科に入院しました。ひどい気管支炎を起こしており、1ヶ月入院しました。自営業のために発作が治まった4日目から医師の許可を得て、日中は家にもどり仕事をし、夜は病院にもどっていました。
 当初よりステロイド療養をしておりましたから異常に元気でした。
 しかし、入院2週間頃より咽の異物感があり、咽喉科へ行くように促されました。ファイバースコープでは何も映りませんでした。結局、原因が分からないままでしたが薬のせいだと思い、本を調べましたらステロイド(アルデシン)の副作用とありましたから、内科医に告げたところ机を叩いて「副作用は絶対に無い!」と怒りました。信頼関係が崩れましたから、もう行くのをやめましたが、その後もリバウンドで何度も死にかけました。
 それでステロイド抜きの別の病因に通いほぼ完治しました。
 しかし、1年後「特発性大腿骨頭壊死」になってしまいました。医師に内容証明書で被害請求をしましたが何の返事もありません。どうしたら良いでしょうか。

直訴状1112  (01/12/00)  (その他)  (グランモニ)
冗長な文が多いので簡潔に書きます。
 国立対私学の問題は、医学知識の問題と人格的問題に分けられる。知識は医学関連団体で定期的なチェックをして不勉強な医師を排除する『仕組み』を作る。無知な人は自分が無知だと思いませんから第3者のチェックが必要です。人格的な問題は、患者及び一般団体においてチェックする『仕組み』を作らねば医師の団体は互助の団体ですから自浄を期待するのは無理です。
 とにかくとにかく必要なのは医師を評価する機関です。自浄能力がないのですから。『客観的に評価』して問題のある大学や不正入試を行う私学はは消滅する『仕組み』を作らなければ。『評価』に基づかない議論はむなしい。
 あと、お布施はやめて、主治医に年賀状、暑中見舞い、手紙などを出しましょう。人間的な関わりを持って医者を人格的に評価して成長させましょう。そんな応対の中に、医師の人間性を見ることができます。

直訴状1111  (01/11/00)  (患者)  (幼児のママ)
巣鴨のK眼科でのこと。目ヤニの出ている子供にどこへも触れないようにとのこと。たしかにはやり目の疑いがあるかもしれないけれど、子供が歩いたところからドアまで、本人のいる前でプープー消毒液をかけて拭きまくらなければいけないほどなのでしょうか?しかも、2歳半の子供にどこへも触るなといっても無理なこと。待合室の真ん中で抱っこして立っていろと言われたのですが、眼科医では、それが常識なのですか。しばらく外へ出て遊ばせてくるというとダメだといわれました。またドアに触れるからなのでしょうか。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2

直訴状1110  (01/11/00) (患者)  (mabo)
直訴状1105 の方へ
1011は私じゃありませんが私への問いかけが入ってますので...。国家の予算配分問題に至るのは当然なんです。
ここに至ると結論が出ないとおっしゃるのは、どんな結論を期待してのことか良くわかりません。
「他を削れ」と言う人が多いなら的を得ていると思いますよ。
医療提供者と患者の間には、予算以外にもいっぱい問題がありますよねそういう論議で実があるかと、ここを巡回しています。
現行の医療制度、予算の範疇を容認してしまうと、ふくいさんのように医療を充実させるから高くても我慢しなさい、となるのでしょうね。
いろんな立場の不満がお金が原因と決めてかかると議論の余地がなくなりそうです。
ふくいさんの提案された「....」は、たとえ初めはそうでも、よりもうけたい人達への貢献にはなっても、患者のために良い状態が続くとは思えません。
つまり、医師個人がどうにも出来ない問題だからです。
あなたが実権をもった方なら考えますが、政治も医療機関も製薬業界も利権を基に行動してて信用するに足らないと思い知らされています。
例えば医師が医療説明するにあたり点数をつけるかとの問題があります。表向き患者に親切な制度に見えますが、実に複雑な問題が隠されてると思っています。  ちなみに、
1:医師不足になるから大学病院、医局が喜ぶ
2:病院経営者はレセプトのごまかしでよりもうかる。
3:だから音頭取りの政治家が献金を多くもらえる。
4:本来やるべき説明を金にして欲しいと言うだけ。
誰もが患者になりうるのだから、もっと国民に医療知識を啓蒙するべき問題と言えます。  重ねて言いますが、医師個人は給料の問題は所属団体へ訴えて下さい。
医療に安いからとかを持ち込まないで欲しいものです。
医師はだだの月給取りと違う、医療技術も人間性も格段優れていて欲しいのです。
それが不足している現状に危惧を抱いています。

直訴状1109  (01/11/00)  (医師) (figaro)
1104の方へ
私の言いたいことを誤解されているようです。1103でも書きましたが、私も多くの医学生が推薦状を得るために研究所でテクニシャンとして働いていることは、そのような多くの友人がいますから知っています。私が言いたいのはそうではなくて、いろんな経験の後、医師へ方向転換した、いろんな経験の人がいるということです。元記事の方の『「長い間の社会経験」とは結局推薦状を得る為に研究室に長居したということなのです。』と断定的に書かれていますが、この文章からは、長い社会経験は(能力が不足しているから)研究室に長居した、すなわちアメリカでは決して社会経験があることを肯定的にとらえているのではない、と言っているわけですから、その様に一般化し断定するのは間違いだと言っているんです。
あなたは「日本と違ってもう10代ではありませんから、(日本と違って)甘い考えで大金はたいてメディカルスクールには入りません。」と書いていますが、この「甘い考え」は、どう言う考えの事をいっているのですか、説明してください。それとアメリカでは数多くの奨学金がありますから、必ずしも「大金をはたく」とは限りません。

直訴状1108  (01/10/00)  (その他)  (RA)
私立大と国立大の差の話、医師になった人と医師になりたかったがチャンスが無くなれなかった人の話、どちらも低レベルの話だと思います。どうして一人の人間として見るのでなく、私立大出身の医師だから・・などとワクにはめたがるのでしょう。高校の時はアイツのほうが馬鹿だったなどというのなら、同じ高校出身者として、A高校の出身だからといわれて同じに見られるとは考えないのでしょうか。
このような考え方が差別につながっていくんでしょうね。
それから医師の待遇の話、もっと労働条件に見合った待遇にするべきでしょう。
医師だから金持ち、この図式は成り立ちません。一部の開業医をのぞいては。ただしそれは労働の内容からすればしかるべきものではないでしょうか。医師や看護婦の最大限の努力のみで今の医療を良くすることは困難でしょう。医療は金もうけをしてはいけない、患者に最大限奉仕しなければならないと考えている一般の人がほとんどでしょう。でも医療スタッフだってひとりの人間です。労働に見合った報酬を要求することは罪なのでしょうか。もしそうであれば今の医療体制をスタッフの努力だけで良くしろといわれても難しいでしょう。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1107  (01/09/00)  (その他)  (レオママ)
私の祖母はアルツハイマーです。昨年は痴呆症状が進み、同居者の祖父と母はその介護をしていましたが、徐々にその介護による精神的なダメージが大きくなってきたため、お医者さんとも相談してしばらくの間、祖母を痴呆専門の病院で預かってもらおうということになりました。選んだ病院は痴呆・アルツハイマーにおいて全国的に権威のある先生がいらっしゃる大学病院で、新聞のコラムやインターネットでも「(痴呆の)専門相談と病期・進展度に合わせた治療法の確立」を行っているとして有名なところとして扱われおり、家族一同安心したものです。祖母は昨年末その病院の精神神経科に入院しました。約2週間ほどは本人を安定させるため面会は遠慮くださいということで、しばらくして祖父が様子を見に行ったところ、本人の精神は確かに安定し、家族の判別ができるようになっていました。ところが、入院前は長時間の歩行はもちろん、排泄や入浴などすべての日常生活ができていたはずの祖母が、車椅子で現れたというのです。看護婦さんの説明では「食事を摂らないため点滴をしている、今は歩けないし、排泄等も自力ではできない」というのです。まだ入院1ヶ掘w)遒靴・个辰討い覆い砲發・・錣蕕困任后・兵,紡海・・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込粱癢旭悪竟闌圧握・譎鏖・鉗鶤繚膊闥・闍uモ黼髷燥緕・ヒ陏蛹赱・・ヲ竢逅癆蛯跂・羊錨ウ・・羊璃荻技ユ蜴粹・キ県w)
こちらとしては、てっきり祖母の症状に見合った入院生活を送っているものと思っていたため、祖父の話に唖然としました。その後、担当の先生から話があり「当病院では(祖母に対し)何もしません」と宣告されたそうです。慌ててその病院を選んでくださったかかりつけのお医者さんに事情を相談したところそのお医者さんも祖母の変わり様に驚き頭を抱えたものの、その大学病院とは自身が個人的なつながりがあるため、苦情や意見を言える立場ではないらしく「もうしばらく待ってください。私も考えます」と苦しい返事だったそうです。
世間に対し「これだけの治療をしています」と公言しているにも関わらず、実際には「何もしない」というのはどういうことなのでしょうか?祖母は入院させなければ精神面はおかしくとも、歩くことも買物だってできていたのに・・・と思うと悔しくてなりません。体力的に以前のままであれば、自宅介護に戻すことも簡単だったのです。しかし、今では寝たきり老人とほぼ同じです。現在は転院先または老人ホーム等の入所先を探しつつ、自宅での介護に戻すことを考えています。痴呆老人はどこの病院でもこのような扱いを受けているのでしょうか?

直訴状1106  (01/09/00)  (患者)  (医学部への再受験・編入)
医学部再受験や編入に関する書き込みが多いですが、そうして医師になった人の「質」ってどうなんでしょうか?本当に現役合格者より優れているのでしょうか?でも、それならば誰も反対なんてしないはずですよね。
というのは、再受験・編入医師は社会経験や研究経験からくる下らないプライド(実は劣等感の裏返し?)が高く、研修医として指導するのが難しいという意見を聞くからです。
そのせいでもし医療技術の習得が不十分な人がいて医療過誤が起こるようならは、やっぱり大問題ですよ。
弁護も結構ですが、この場合は批判される方にも問題があると考えるべきです。
今週センター試験を受けた再受験生の人、来年編入しようと思っている人もここを見ていると思います。下らないプライドを捨てて18歳の心に戻れない人は絶対医学部に行かないで下さい。そういう人が医療過誤を起こせば他のまともな医師までが信用を失うと思うので。

直訴状1105  (01/06/00)  (医師)  (ふくい)
1011のかたへ
 予算配分にあたって、パイの拡大が期待できなくなると、『こっちはもっとカネがいるから、他を削れ』という意見が必ず出ます。(無駄な公共事業をやめて...という意見がその典型!)
 けれど、たいていの場合、議論がここに至ると結論は出ません。『真に必要ならば、増税してでもカネを出す。不必要なものには仮に予算が余ってもカネは出さない。』という発想でいったほうが建設的だと思います。
 『医療費と消費税は2倍になります。けど、病院での待ち時間は半分になります。夜勤の看護婦も倍増します。病室は全部個室にします。カルテも全面開示します。貴方は賛成ですか?』
こういった具体的なプランを提示しながら、主権者であり、医療サービスの消費者である国民の判断を仰ぐというのが、厚生省や政治家、医師会の責任ある態度だと思いますね。
 現場の医師個人のレベルでは、患者に対するインフォームドコンセントという概念がかなり浸透してきました。これからは、マクロ的視点で、厚生省が国民全体に対するインフォームドコンセントを行わなければならない時代になっていると思います。
 で、moboさん、現に医療をお受けになっておられる立場で、たとえばこの問いならば"Yes"でしょうか、"No"でしょうか?
1095のかたへ 
 私を含めて、医療サービスの提供者が現行医療費を低いと考えるのは当然です。問題は、医療サービスの受け手である患者がどう思っているか、です。
 市場経済のもとでは、モノの値段はコスト(原価)の積み重ねで決まるのではありません。いくら原価をかけても、市場で評価されなければそれっきりです。医療関係者が『医療にはこれだけカネがかかってるんだ!!』と訴えても、消費者、つまりは患者が満足、あるいは納得しなければダメなんです。
 『現行医療費ではやっていけないから値上げを』という医療者側の悲鳴はよく聞くのですが、これはまさしく現在の医療保険制度にどっぷり浸ったお役人的発想で、市場経済下では、買い手が支払える対価の範囲内で買い手に満足を与えられない企業や組織は消える以外にありません。
もちろん、医療は高度に専門的なサービスであり、我々医療者には、原価やコストを考えずにやらねばならぬ仕事も多々あります。従って、他の産業分野と同次元で扱えないことは重々承知してます。ただ、医療保険制度の改革(後述)などとあわせ、医療機関と言えども、今後はこういう発想も持たねばやっていけないであろうと思う次第です。
1099のかたへ
 "悪平等"とも評される現行医療保険制度に対するお考えですね。
 私も、世の中の価値観が多様化する中で、単一の制度の中に全国民を収容する現行医療保険制度はいずれ破綻するのではないかと思います。
自動車保険の分野では、強制加入の保険以外に、各自が任意に保険をかけてますね。
 これと同じように、最新の医学・医療から半歩遅れたところに位置して全国民を普遍的にカバーする国営医療保険と、各自が経済力や考え方に応じて選択する任意医療保険の2本だてにするのが現実的だと思うのですが。
 ただ、この場合、『カネがない故に最新の医療を受けられず、死んでしまった』という例が出てきます。患者の意志で任意保険に入っていなかったわけですから当然のことなんですが、個人の自立・自己責任の原則が徹底している米国ならともかく、日本でそのような冷酷な現実が国民に受け入れられるかどうか、少々疑問にも思います。(こうしたことが現実のものとなった場合、非難の矢面に立ち、患者とおカネの板挟みで苦悩する羽目になるのは、霞が関のお役人ではなく、現場で働く我々臨床医なんですから...。)
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2

直訴状1104  (01/05/00)  (医師)
1092の方へ
『いいかげんなことを言うのをやめなさい』と、あなたは書いていますが、アメリカの多くの医学部志望者の社会経験が医学部入学の為の推薦状のためだというのは常識ではなかったのですか。
まさか、このことに対しての発言だとすると、1)自分の知識の範囲内であなたが誤解して認識していたのか、ただ、ついでに2)金のことをいうやつだから、これもおそらく嘘なんだろうとの推測したのでしょうか。少なくとも、物事を知り、それを判断しまた、責任をもって決断し実行する医師という仕事に向いている方ではないんだなーと感じました。
アメリカの研究室に行くと、推薦状の為にフラスコ洗いなどするテクニシャンとして働いてそこの教授に醫學に貢献したとの推薦状を以来する人は沢山います。
わざわざ、ボランティアとしてイヤイヤ補助看護婦をする医学部志望者も死ぬほどいます。
しかし、そういう風潮はアメリカという世界では別段、当然のことでほとんど批判されたり、『いいかげん』なことだとみなされることは決してありません。こういうことはメディカルスクール入学の為だけでなく、他の仕事へのワンステップに教師をしたり、いい大学に入るためにチアリーダーになるのが美徳の国ですから。
ついでに、言えばアメリカのメディカルスクールの入学者の半分位は当初からの目的が、医師としての収入及びそれに伴う生活にあります。日本と違ってもう10代ではありませんから、甘い考えで大金はたいてメディカルスクールには入りません。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状1103  (01/05/00)  (医師) (figaro)
直訴状に1099対するコメントです。
私もアメリカの病院での研究を経験し、数多くのアメリカの医師の友人を持っている物です。プロ野球を志していたもの、数学者だったもの、薬剤師から転身したもの、30歳の半ばで外国から移住してきて研究にむなしさを感じて医者になったもの、上げればきりがありません。貴方がわずか数人から聞いたことを、さもアメリカでの実情であるかのように、間違った事実を断定的に書くことは避けてください。日本での社会人の入学を否定的にとらえるあなたの意図が感じられます。

直訴状1095に対するコメントです。
そういう意味ではありません。一連の流れを読みなおしてみてくださいmaboさんが「病人の弱みにつけこむような「お布施」を貰う人は軽蔑しています。」とコメントしたのに反応して、Blackjackさんのコメントは医師がお布施をもらうことのいいわけとして、医者の給料が銀行員よりすくないことをあげているんです。それなら医者はかってに賃金闘争なり転職なりをすればいいわけで、患者からのお布施をもらうことの正当性にはつながらわけです。大蔵省のお役人が給料が少ないから、銀行に天下りするのは当然だという理論と同じで、問題の本筋を外れています。


直訴状1102  (01/04/00)  (その他)  (TETSU)
医師としての立場から
医師の賃金について、及び労働条件
日本の医師はその技術及び知識に対して非常に低賃金である。これは厚生省も認めている。日本の医師のレベルは非常に高いところにあり、卑下するところではない。アメリカとの比較はこのような所ではしても、議論にならない。
実際、アメリカの公立病院とくにHMOに管理された病院で働くことが一番の近道である。幻想はいけない。
アメリカの医師と比較したがるのが、患者、医師の悪い癖である。一方、それを批判する役人もいるがそもそも、競争排除、全国均一保険制度をおしつけ医師から自由な職場選択を失わせた役所にいわれる筋は全くない。ここでアメリカ化したらまず地方の病院には医師が全くいなくなるだろう。
他の業種と比較してもしょうがないのだが、低賃金で高いレベルの仕事をつづけるのは困難である。
そのため、他業種で同じような学歴、労働条件の人間との比較になってしまうのはいたしかたない。
困難さからいえばかなり違うが、弁護士、検事などは大学医師より、待遇はよい。
金融などはかなり良かった。最近は今一つであるがそれでも良い。
マスコミは非常に高所得である。
また、医師の労働時間、拘束時間も考慮にいれるととんでもなく低賃金である。私にはとてもこの条件では一生働く気には慣れず方向転換した。(収入は4倍、労働時間は半分になった。その分、海外、国内問わず一日に2時間は勉強できるようになった。
多くの人が考えるのと違い、大学の講師、助教授など実際、自分の勉強する時間もままならない。
自分の研究分野に目を通すのがやっとである。
看護婦との格差も問題になるが、大学ではほぼ平等である。病院でも公立では1:1.5くらいである。
しかし、私は1:3くらいが丁度良いとおもう。
そのくらい、その知識、技術に敬意を払ってもらいたい。また、結局責任の重圧も医師にある。
このような、大学病院、大病院の低賃金を放置するのは決して好ましくない。こんなことを、いわず働け、患者に奉仕しろというのは、自分をさておいて無茶苦茶な論理である。医師も人間であり、家庭人であり、地域住民である。患者より家庭を大事にするのは当然なのであるが、仕事を優先することが多くの投書で美化されてしまっていることが恐ろしい。
現実、最近は医師の供給は減少している。医師過剰を防ぐためであるが、しかし、卒業生の中から内科外科産婦人科、小児科などをめざすのは20年前の半分にも、みたない。特に小児科、産婦人科などは各地の病院で部長がいなくなったあと、誰もいない、大学院の学生が代わりにみるというのが4年まえより地方病院では一般化してしまった。
投書した、妊婦さん、あなただけではありません。
全国で起きていることです。それから、子供が生まれても、本当の小児科の医師は減少し続けている。
これから、五ー10年は一つの医師不足の山場であろう。
解決策としては、日本人が物、労働時間に敬意を払う、マルキストでなく単なる結果を重視するアメリカ方式でなく、投入する知識、技術に対して正当な評価をし、それに対価をはらうように方向転換しなければならない。保険医療がそれを率先し、保険点数の診療費用、技術料の大幅な上昇をしなければならない。それに伴い自己負担を増やすか、保険料を上昇させるのは致し方ないと国民も思うべきである。
低賃金の医師、看護婦がいつまでも、最大限の努力をすることを期待し、世界中で一番の高齢国家の医療費が国民当たりでも低く、それで高いレベルの医療を求める国民がいたら、本当にお目出度いとしか言えないのではないだろうか。

直訴状1101  (01/03/00)  (医師)  (calm)
今回も、僭越ながら、参考文献の紹介をさせて下さい。この様な参考文献は、議論を実りあるものにして行く上で、ひょっとして有効ではないか、と小生は考えております。
 『日本の医療を問いなおす』(鈴木 厚、ちくま新書、1998年、660円)は、日本の医療の全体像を、ざっと見渡すのに、良い本であると思われます。
 著者は、1953年生まれ、北里大(医)卒、医学博士、市立病院・内科医長と紹介されています。
 「はじめに」の中で、以下の様に述べておられます。
 ・・・・(前略)良心的な病院は赤字経営で苦しみ、その結果、患者サービスの低下を余儀なくされています。また看護婦をはじめとした医療関係者は過酷な労働環境の中で重労働を強いられています。その一方、製薬業界などの医療周辺産業は大好況で笑いが止まらない状態を続けているのです。これが厚生行政が招いた日本の医療の実情なのです。(段落)厚生省は医療情報を操り、医療費増大という不安を国民に煽り、医療費増大の責任を病院に転化(嫁?)させています。  
 そして、医療期間の犠牲をさらに強化する政策を次々に行おうとしています。また官僚の天下り先である製薬業界などの利益を優先させる政策が、さらには国民に負担を強いる政策が、日本国民全体の不幸を招こうとしているのです。日本の医療を考え、日本の医療を改善するためには、日本の医療を統制している厚生省を、まず俎上に乗せることが必要です。(中略)マスコミが医療問題に行ってきた手法は、自らの不勉強を省みず、医療の本質的な問題を医師の悪口にすりかえ、国民の不満を恣意的に医療機関に向けさせ、医療問題の本質を故意にはぐらかすものでした。しかし、このような方法では何も解決しません。(後略)・・・・

 なかなか挑発的な「はじめに」です。反発を感じた方も、賛意を表する方も、一度目を通されてはいかがでしょう。ご参考までに、目次もご紹介します。

 はじめに
      官僚が支配する日本の医療。医療制度はどこへ向かっているのか

 第一章 日本の医療費は高いのか
      誤解されている日本の医療費。医療環境の国際比較 
欧米の医療制度。医療費抑制が叫ばれるカラクリ。
      現実離れした医療費の将来予測。医療の価値とは。

 第二章 病院"冬の時代”
      経営難の病院。「三分診療」には理由がある。
      薬価差益の消失。うるおう医療周辺産業。

 第三章 保険医療制度の問題点
      複雑なシステム。保険医療の歴史。
      医療報酬の査定と支払い拒否。医師のジレンマ。

 第四章 医療における官僚絶対主義
      無責任につくられる政策。統制医療。 
      医薬分業のねらい。消えゆく院内薬局。

 第五章 医療をとりまく文化
      薬を投与する医師の心理。検査する医師の心理。
      医師を訴える社会。医学部教育の問題点。
      医療効率と経済性。予防医学の効用。
      出来高払いと定額払い。マスコミの責任。

 第六章 医療を正しく理解するために
      限られた医療費をどう使うか。ガンの告知。
      臓器移植。病気の多様性と不確実性。
      医師は「説明不足」か。インフォームド・コンセント
      医師という職業に対する誤解。臨床医としての主張。