直訴状701−800
直訴状800 (05/17/99) (患者) (mabo)
直訴状798さんへ
そうでしたか..私達患者は病院と標榜診療科ぐらいしか選択できません。
脳神経外科の看板以外に脳腫瘍として標榜しているところを私は知りません。
あなたのような専門医をどのようにして捜すのでしょうか。
在阪の大きなところはすべてコンタクトとったのですが...
もちろん門前払いのところも多くありました。
直訴状799 (05/14/99) (医師) (ped)
直訴状787の方へ
個室料のことですが治療上の必要性から個室に入っている場合は個室料は払う必要はありません。保険診療の本に明記してありますし、管轄の役所に言えば払った分は病院から返還されます(なぜなら規則違反だからです)。ただし希望で個室を使用する場合は払わなくてはなりません。以前私のつとめていた公立病院で治療上個室を使用する場合は無料にして欲しいと医事課にかけあったことがありました。結果はだめでしたがもし患者さんがこの規則を知っていて払う必要がないといったらどうなると聞いたところ、医事課の返事はただにする、とのことでした。
直訴状798 (05/14/99) (医師) (ped)
直訴状774の方へ
直訴状769を書いたのは私です。クリックを忘れてその他の立場になってしまいました。私は腫瘍専門医です。医師を選ぶ際はその道の専門医を選んでください。それにしても献体するならとはひどい言い草ですね。まったく呆れてものがいえません。どこの病院もこんなんだと思わないでください。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状797 (05/13/99) (医師)
720のかたへ
もう診断はついているかもしれませんが、腎不全の原因として膠原病も鑑別しなければいけないと思います。妊娠中は体内にステロイドホルモンがたくさん出ているので、症状は押さえられていますが、出産と同時にステロイドホルモンを大量に作っている胎盤がその機能を失うので、隠れていた症状が顕在化する場合があります。SLEや慢性関節リウマチその他がありますが、ネフローゼなどが生命にかかわり重要です。出産後のむくみや蛋白尿はしばらく持続することも時々あり、その鑑別は容易ではないと思われます。心不全うんぬんのお話は、可能性としては低いような気がします。
奥さんの回復をお祈りします。
直訴状796 (05/13/99) (その他) (Banana)
直訴状794の方へ
これを医療現場への苦情と捉えてよいのかどうか悩んでしまいます。
念のためにYahoo掲示板も見せていただきましたが、これもなかなか面白いサイトでありました。
ただし、ネット上のエチケットとして「引用するときは正確に:要約する場合には、原典を参照できるように」等と言ったことがあります。
http://mirror.togane-ghs.togane.chiba.jp/netiquette/
等参照のこと。
批判を批判として冷静に受けとめ、ディスカッションすることができない方たちも多くおられるようですが、少なくともあなたはそうでないことを期待しております。
直訴状795 (05/11/99) (患者) (KT)
千葉県M市のST病院(H院長)は数年前突然巨大な病院をターミナル駅近くの商業地域に建設して一見大繁盛している。しかし、なぜわずかの間にそんなに巨大な病院を建てることができたのか、かなり疑問がある。
それを建てるまではその隣の駅に小さな病院を構えていたが、そこの乱診乱療ぶりはひどかった。関節に痛みがある、といって受診に初めて訪れた中学1年生に肺や腹部に至るレントゲンをとり、さらに心電図を取って、心房中核欠損症があるから、手術をしたほうが良いとすすめていたが、結局他の病院で全く問題のない性質のもので、もちろん手術なども必要ない、関節の痛みはその中核欠損から間接的に来ているなどといわれたが、それもまったくあてはまらない、結局間接痛は放置していても自然に治ってしまった。いわゆる成長痛の可能性。しかし、あるダウン症の子供が腹痛でその病院を訪れた。ダウン症であるため、しゃべれない。院長は心電図を取ったそうだ。特に問題はない、とあしらわれて、戻されたが、子供の様子があまりにもひどいため、聖R病院へ夜中に連れていったところ、実はその腹痛は盲腸ですでに破裂にいたっていたがすんでのところで一命をとりとめた。しかし腹膜炎をおこしていたので、大手術におよび、1ヶ月以上の入院となった。乱診乱療だけでなく、その前進であったちいさい病院は入院の大部屋でベッドとベッドのすきまがほとんどないほどすしずめ状態で、小さな、通常であれば4人部屋の広さに、8人から10人のベッドが向きをいろいろにしてむりやりいれてある状態で、そこの食事はたいへん粗末で食器も古くて傷だらけであった。なぜこんな病院が許されているのか!!誰か教えて下さい!!
この直訴状に対するコメント その1
直訴状794 (05/11/99) (患者)
ここは非常に濃い内容のHpですね。Yahoo掲示板とは大違いです。Yahoo掲示板は利用しやすいので最近頻繁に見ていますが、そこに書き込む医師達の低俗なことといったら医師不信者でなくてもあきれられていうようです。
例えば医師に対する不満やいいたいことを書き込むトピックスには、医療や医師に不信感を抱く書き込みに対し、医師がよってたかって不快を表明して個人攻撃のような書き込みをするのです。あげあしとりとしか言いようのない自己中心的で幼稚な論理展開などをその批判の文を隠す程度に十分なくらい連続してかきこみ、それを他のいい年をした医師がもちあげたり、友人の医師や応援の一般人をひきつれてすごい論調で攻撃をして批判的書き込みをした人間を貶めます。
中でも<ふーん、そんで?ほいで?そんなに医者のプライド傷つけてどうしようってわけ?憎悪と嫉妬で感情をぶちまけやがって
ふざけんな>こういう調子です。他人には<礼儀もしらねえのか、>といっておきながら自分はこういった礼儀などない書き込みで
激しく攻撃します。<うちの看護婦は極端なはなしいらねえな、><あなたが看護婦だということをこころから軽蔑します>
そういった書き込みに対し、抗議のレスを書いても、複数の医師はDr.××は言葉は悪いけれど、本音を言っています、正論だから、それに対して感情的なレスをするほうがおかしい。といわれます。また、医療ミスのトピックでもその延長戦のようになっていて、それらの医師が、<医療過誤と医療ミスgはちがうよ、そんなこともわからないでい。ちいちヒステリックにあげあしをとるな>という意味合いのことを書いています。他にも<患者が、薬出さなきゃあからさまに不満を表すから過剰と思っても出すんだよ>等々それらの医師らが医療を行っていることを見て、医療不信がぬぐいがたいものになるのは事実です。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状793 (05/10/99) (医師)
直訴状787について,詳細に関しては不明な点も多いのですが,わかる範囲のみ,医師の立場から説明を試みたいと思います.まず,入院時,一週間が山場であるとの主治医の発言はもっともだと思います.なぜならば,脳梗塞の急性期は,症状や梗塞が進行する場合が少なからずあるため,一般に,(特に高齢者の場合は)急変の可能性につき必ず申し上げるようにしております.また,お母さまの年齢についての記載がないのではっきりしませんが,その後肺炎やブドウ球菌感染の合併があったとすれば,その状態は極めて不安定であり,やはり,状況の急変につき適宜お話しするのが普通かと存じます.お部屋に関しては,もちろん患者さんの経済状況についても考慮すべきですが,患者さんの全身状態がよくない場合は,集中的で密接な治療ができるように,個室ないしは集中治療室への入室をお願いすること多いです.(例えば,集中治療のための機会や点滴等が大部屋には入りきれない,または管理できないということが少なからずあります.施設によっては,重症患者さんの管理が可能な大部屋もありますが,投稿からはそのことはわかりません.「窓口は一本化して・u「・譟廚箸糧・世鯢塰椣佞抜兇犬蕕譴討、蕕譴襪茲Δ任垢・の磴┐弌いノ・阿里海箸砲靴討癲いサ个気泙・勅爾魎・召靴討、蕕譴董さ・・・臧・阿魎・召気譴討い疹豺隋ぐ緡甜埖Δ箸靴討蓮い匹舛蕕鰺ダ茲垢戮C・・・蠅泙擦鵝イ海譴蓮ぜN鼎砲弔い討眛韻犬海箸如の磴┐弌そ・・觚・・澆里箸討眥磴ご擬圓気鵑紡个靴董た郵・撞朶鏨浜・篆澗.泪奪機璽犬魎泙狒廟現菽屬鮃圓覆Δ・い泙深・海剖瓩し舛如い修海泙任擦困砲任C觚造蠅亮N鼎鮃圓覆Δ・蓮ご擬圓気鵑硫搬欧砲茲辰討皸曚覆蠅泙后イ修里茲Δ幣・屬如げ搬欧琉娶・・・ぐ磴辰疹豺隋ぐ緡甜圓箸靴討蓮い匹舛蕕亮N鼎鰺ダ茲垢戮C・箸いθ獣任枠鷯錣忘て颪砲覆蠅泙后イ任C譴弌げ搬欧諒・料躇佞鬚發辰銅N鼎砲△燭蠅燭い里如ぐ娶・魄戝廚靴討い燭世・茲Δ寛搬欧馬辰傾腓辰討い燭世C燭ぁい箸いΔ里・崛觚・楼賈棆修靴討・譟廚箸いθ・世砲覆襪里任呂覆い任靴腓Δ・ゴ擬圓気鵑良他・砲弔い董て韻犬茲Δ砲寛搬欧諒・砲マ辰靴靴討盂Г気鵑亮・閏茲衒・・磴Δ海箸呂靴个靴亰亳海気譴襪海箸任后サ・・蓮覆海了个亙譴了爐鯊圓阻召鵑任い襦砲判颪い討い泙垢・い修里サ个気泙函いハ譴気泙亮N鼎修梁召砲弔い討マ辰傾腓い靴燭海箸・△・u驍フでしょうか.医療過誤があったかどうかは,貴方の投稿からは不明ですが,いずれにしても,まずお姉さまを含めたご家族の方とよくお話し合いをして,その上で,疑問点や希望があれば,ご家族と一緒に,主治医の先生と話しあうことを勧めます.それが,貴方の疑いを晴らすための最短距離と考えます
*一部文字化けをしております再投函をお願いします。
直訴状792 (05/10/99) (医師) (ふくい)
767の投稿者の方へ
あなたのお母様の病状と、それに対して施された医療の内容、その結果が妥当なものかどうかは、データがないので判断できません。
>私が主治医に、病状の詳細、今後の特別室の必要性などを相談し
>ても、「窓口は一本化してくれ」ということで取り合ってもらえ
>ない。どうやら付き添っている(5ヶ月病室に寝泊りしている)
>姉と何か話し合っているらしい。(この姉は母の死を待ち望ん
>でいる。)
どうやら、ご兄弟の間のコミュニケーションがうまくいってないようですね。
患者さんとその家族に病状を説明し、今後の治療方針を決めるというのは、現代医療の中では重要な手順のひとつです。(インフォームドコンセントといいます。)
ただ、そこで、いちばん困るのが、患者さんの家族がてんでバラバラに主治医のもとにきて、病状の説明を求め、それぞれ別々の治療方針を主張することなのです。
医学知識のない方に病状をわかりやすく説明しすることは、手間も時間もかかる仕事です。家族に病状を説明するのは医師の義務ですが、同じ話を何度も何度も繰り返し、揚げ句の果てに家族会議の議長役までは引き受けるようなことはできません。
お母様の主治医は、ずうっと付き添っているお姉様に病状を説明し、今後の治療方針を決めているみたいですが、これはある意味では当然のことです。滅多に病院に来ない家族が治療方針を変えてくれと言っても、ハイ、わかりましたと言うわけにはいかないでしょう。
核家族化が進んだせいか、第一線の臨床医をやっていると、実はこういう事例はよく経験します。私は一応、患者の配偶者、それが不可能なら同居の子供、それもダメなら、いちばん長い間、病院で付き添っている親族を家族の代表とみなして病状を説明し、今後の治療方針を相談することにしています。
お母様の治療方針について、一度、ご兄弟全員で、よく相談されてはいかがでしょうか?
病状がわからないと言うのであれば、ご兄弟全員が揃って病院に行き、主治医に病状の説明を求めることをお勧めします。おそらく、主治医は快く説明の時間をとってくれると思いますよ。
直訴状791 (05/10/99) (患者) (mabo )
直訴状784のかたへ
あなたがどういう組織の医師か知りませんが
私も全国組織の某病院に現在もかかってますし、某生協病院に見学にもいきました
某宗教団体の病院も見にいきました。大学系列以外はどうなんだろーと
大いに関心があるからです。
#768ですべての医師ととらえられたのは心外です。
国民すべての代表でない国会で決めたことが日本のすべてになっているのです。
直訴状790 (05/10/99) (患者) (mabo )
直訴状785の方へ
程度の悪い医療機関が一般の者には見分けがつかないのです。
多少知識を得てから指示された転院先を下見にいきました。
外観、標榜科目、診察室、医師と看護婦数、待ち合い所、病棟まで見学にいきましたが見るべきポイントが定かで無く、つまりは入院するまで解らないものかも
知れません。
あなたがた医療関係者はもしもの時はかかりたいところを決めているでしょうが
我々には仮面の下が見えにくいものです。
そして具体的にアピールする手段に窮しています。
ここにカキコミしてる実態が如実にあらわしていますから..。
そう、訴訟しか無いのです。 しかしお金がかかるし、まず勝てないでしょう。
カルテ開示問題すら未だに釈然としません。
しかし患者も馬鹿では無いので「口コミ」という手段に出ます。
私は知る者すべてに訴えました。
だから病院の近辺に出かけて評判を広く聴取するのも一方かと思う次第です。
直訴状789 (05/10/99) (患者) (mabo )
直訴状788のかたへ
なるほど、良く理解できました。 最後の部分ですが、少しの差益でもゾロを使えーていう病院も多いと聞いています
そのようなところでは、病院が持ち出ししてまでも使用してくれないかと想像して
しまいます。 いろいろご意見を拝見してて、ますます医療機関(医師)の選択が命懸けだと
いう現状を憂います。
直訴状788 (05/09/99) (医師) (Tex)
直訴状768に関して 「小児用バファリン」の成分であるアスピリンの血小板凝集抑制作用その他を期待して狭心症(?)に使用されています。他にアスピリン製剤はあるのに、なぜわざわざ「小児用バファリン」が使用されたかというと、アスピリン含有量の少ない(血小板凝集抑制のためには少量投与で良い)錠剤がこれしかなかったからです。
その当時、アスピリン少量投与は目新しい治療法であったために、大学病院などではされるようになってきていましたが、保守的な治療方針を取る民間病院では採用されない
事も不思議ではありません。 では一般に、新しい治療法がどのように拡散していくかを述べておきます(薬屋が始める場合は一寸違います)。
(1)最初に誰か(多くは残念ながら外国人です)が、新しい治療法として学会誌に発表します。
(2)少数の先進的施設(大学病院や国立センターなど)がこれを追試する形で試します(この時点では、人体実験としての要素が少なからず存在します)。
(3)ある程度の症例数が集まり、多くの施設から「有効だった」との報告がなされるようになると、「今日の治療指針」などの一般の医師が手にする書物にも治療法の一つとして紹介されるようになります。
(4)ますます広く実施されるようになると、いわいる「標準的な治療法」として認められるようになり、保険で賄えるようにして欲しいという圧力が生じてきます。
(5)保険収載なり、適応拡大なりが認められてようやく保険でこの治療法を使うことができるようになります。
現在の保険医療システムでは、一部の例外を除いて混合診療(保険の効く診療と、保険の効かない診療を同時に行うこと)を認めていません。
つまり、厳密に言うならば上記(5)の段階になるまでは、新しい治療法を導入した場合には全額自費となる可能性もあります(べらぼうな額です)。
(3)程度の段階で新しい治療法を採用した場合には、保険者(あなたの自己負担分意外の治療費を支払っているところです)から、「こんな治療方法は認められていないので、その分の治療費は払えません」と言ってきます(これが「査定」です)。少額であれば面倒なので、その分は病院の持ち出しになってしまうのですが、額が大きくなるとそう言うわけにも行かないので、「この治療法は、これこれの文献でも認められている治療法で、この場合にはどうしてもこれが必要でした」という申し開き(注記と言われています)を、一人一人について、保険で認められるまでの間、毎月、医師が書いて提出しなくてはなりません。
「保険適応がないので、損だから薬をださない」のではなく、「保険適応が無いということは、公に認められていない、いわば人体実験の要素があるので、あえて採用しない」と言うこともあります。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状787 (05/08/99) (患者)
医療過誤かどうかわかりませんが、投稿させてください。私の母は98年11月脳梗塞で倒れ、某医師会病院に入院しました。主治医の診断では、1週間が山場であろうと。それならば、皆が付き添えるようにと、特別室(一日13000円)を希望しました。その後は肺炎の併発、ブドウ状球菌による院内感染、それと体力の低下のせいか、ゴールデンウィークがヤマだと。しかし、もうヤマ場だといわれるのはもう何度目か分かりません。私が主治医に、病状の詳細、今後の特別室の必要性などを相談しても、「窓口は一本化してくれ」ということで取り合ってもらえない。どうやら付き添っている(5ヶ月病室に寝泊りしている)姉と何か話し合っているらしい。(この姉は母の死を待ち望んでいる。)再度主治医に病状についての説明をアポをとって求めたが、「兄弟の意見はまとまったか?」と問われた。あと数日で死ぬかもしれないといっておいて、意見をまとめる必要はどこにあるのだろう。主治医は皆に事実を伝えているのか、疑いが消えない。もし特別室を出て行けば、病院の収入は減るのだろうから。こういった問題は、どこに提起すべきか教えてください。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状786 (05/08/99) (医師) (Tex)
民間病院の診療レベルを上げる根本的方法は無いのかも知れません。
民間である以上、「営利を追及しない」と言っても最低限「倒産しない」だけの利益は上げる必要が
あるのですから。「貧すれば鈍す」とも言います。厳しく会計を監視しても構いませんから、
倒産ぎりぎりの所まで追い詰めないで、もう少し儲けさせてください。
健康保険の診療報酬が抑制されても、見えない医療費からお金の出る病院は診療レベルを変えなくても
よいでしょう。でも、民間病院では抑制された分はどこかに転嫁しなくてはなりません。
もっとガメツクやるか、削れるところを削るかです。すると、「民間はこれだから嫌だ」などと
公的病院へ患公的病院には「医療費を抑制しよう」という動機は希薄ですから、診療点数が下がる訳もなく、
苦しい民間病院はさらにガメツクなるので、一人あたりの点数を上げてきます。すると、
全体の医療費が増えてくるので、「もっと抑制しよう」と言う話になります。(最初に戻る)
直訴状785 (05/08/99) (医師) (---)
直訴状767にもう一度
民間だと治癒成績も悪い、死期も早い、看護も悪いからQOLも悪い
全面的に正しいとは思いませんが、「治療/看護レベルに差がある」ことは確かだと思います。
しかし、これは当然だと思えと言う事ですね というのは違います。むしろ、あなたのように
「間違っている!」と声を大にして欲しいと思っています。
「同じ自己負担金を払っているのに、治療/看護レベルに差があるのはなぜだ!」
「同じ税金を払っているのに、行く病院によって見えない医療費に大差があるのはなぜだ!」
とアピールしてもらいたいものです。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状784 (05/08/99) (医師) (BuiBUi)
直訴状768の方へ
国会は国民の総意ですか?私のような非自自公支持医師会の方針が、あなたの気に触るからと言って、全ての医師に問題があると考えるのは早計です。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状783 (05/07/99) (医師) (ふくい)
直訴状 780の方へ
医療保険・介護保険のコストの件ですが、私は、現在のような国営の国民皆保険制度を維持するという前提下では、自己負担を若干引き上げると同時に、付加価値税(消費税)のようなかたちで、お金を国民全体から薄く広く集める以外に方法がないと思っています。
保険料の値上げは、未払い者を増加させ、平等性の点で好ましくないように思います。"人的負担を重くする"というのは、要するに保険制度の否定であり、好ましくないでしょう。
ただ、医療や福祉の費用に関しては、政府が今後いかなる対策を取ろうとも、減ることはないと思います。
なぜなら、医療は金銭的な尺度では評価できない人の命を守るサービスであるにもかかわらず、それを確実に実現する方法はまだ見つかっていないからです。
ややシニカルな見方をすれば、不老不死という、冷静に考えれば絶対に叶うことのない人間の願望を実現しようとしてるのが医学・医療なわけで、いくら医療費が増えようとも、医学や医療は"もうちょっとカネを出したら、もっと長生できるよ"という甘い言葉で、現世に未練たらたらの国民から、もっともっとカネを吸い上げる続けることでしょう。
ま、要するに場末のボッタクリキャバレーと同じ構造ですな。(笑)
この直訴状に対するコメント その1
直訴状782 (05/06/99) (患者) (mabo
)
直訴状777の方へ
循環器のDr.じゃないからでしょうが、私も狭心症で小児用バファリンを処方
されていますよ。 今では狭心症に適応とされ、保険で支払われていると聞いていますが違いますか?
他の多くの患者に聞いても処方されているとのお話です。
話が変りますが最近はニトロ系でない投薬が始まっていると同じ患者さんに
聞きました。 なんでも流行のViagraはニトロ製剤と反応するので非ニトロ系だと
服用出来るとか、ほんの最近に始まったらしいのですが、その薬は通常に
出回っているのでしょうか? 私はこれも一つのQOL改善ととらえています。
直訴状781 (05/05/99) (医師) (calm)
直訴状764に対して。
「自分に余裕のない人間が、他人を思いやる心など持てるはずがない」、おっ
しゃ >るとおりで、小生も自戒したいと思います。また、医師の労働時間・責任負担の程
度 (肉体的、精神的)・危険性(感染リスク、誤解で訴訟されるリスク等)・給料に
関 して、具体的に提示して戴き、有難う御座います。ここで、追加させていただくと
す>れば、医師になるまでの、時間・費用・努力の量に関してでしょうか。日本の場
合、 浪人(1−2年、つまり半分位しか現役で受からない)、医学部(6年以上、つま
り留年など結構>あります)、研修医(2年、つまり日給8千円位の非常勤職員で2年)、都合8>−10年かかります。直訴状771の方には失礼ながら、医学部6年間の勉強はか
なり>厳しいですよ。入学試験・国家試験も小生にはハードな関門でした。それから、高
校>の同級生が他学部でしっかり遊んで(失礼)22歳で就職、一応一人前の給料と身
分>保証(正社員)・福利厚生(有給休暇、保養施設等)・公務員なら原則9−5時勤
務 ・週休2日、を確保している。一方自分は親のスネかじり(バイトは忙しくて少し
しかできない)で自立出来てないのでは。またこんなに勉強大変で本当に医者に
なれるのか。途中で挫折してしまうのでは、等々心配し続けたように記憶していま
す。
直訴状780 (05/04/99) (その他) (HT3
)
36歳内科医師です.このページに参加されている方の意見を伺いたくて
投稿します.介護は,今度もますます費用が増えると,考えられますが,
その負担は,誰が,どのように負担するのが良いとお考えですか?.
介護保険導入の目的である,社会的入院,施設入所者を在宅にもっていく場合
の大きな問題の一つに経済的理由があります.多くは,介護のため仕事をやめれば
生活できなくなるのが理由です.ただ,同じことを行うのに,自分でするより
病院にまかせた方が安価であるのは不思議ではありませんか.これが,できたのは
国民皆保険で,費用を負担しあってきたためと考えます.現在,この機能が限界
にきているので問題となっていると思います.厚生省の介護保険導入の建前は,
必要な時に必要な介護が平等に,安価に提供できる環境を作るですが,医療経済
が機能しなくなったと同様のことがもう問題視されています.今後,
1)保険の費用 負担を増やす.
2)自分の肉親が必要な時の,自己費用負担を増やす.
3)他に人に 頼んでいたことを介護者が行い,人的負担を重くするの方法があると思いますが
いかがでしょうか?.
この直訴状に対するコメント その1
直訴状779 (05/04/99) (医師) (mambo
)
直訴状767に対して 財団法人日本医療機能評価機構[http://www.jcqhc.or.jp/]という組織があります。ある程度客観的に病院の機能を評価しているようですが、書類審査がほとんどで、実際に入院している患者や一般職員に対する聞き取り調査はないと聞いています。認定されている病院名を見ると「こんな病院でも認定されるのかー。」という印象はありますが、病院選択の一つの手がかりにはなると思いますよ。
民間病院に対して厚生省は「生かさず殺さず」という対応のようですね。国立病院を閉院しようとしていますから、民間病院をどしどし潰すわけにもいかないし。
直訴状778 (05/04/99) (医師) (mambo )
直訴状771に対して
新設医大といいましても開設されて20年以上は経過しています。医師供給が過剰になった現在、医科大学、医学部の統廃合は現に計画されています。医師養成には多額のお金がかかりますから、それを民間(私立大学)に依存すること自体がおかしいと思います。
しかし制度として私立医大が認められている以上、私立医大の卒業生だけを差別するわけにはいきません。まともに卒業して医師国家試験をパスすれば医師免許が与えられるのは当然のことです。それで世の中をなめた医師ばかりが排出されるのなら仕方がないことです。逆に国公立大学の医学部を卒業した医師が医師としてまともな人間ばかりということはありませんので、単なる医師養成課程だけの問題ではないように思います。
直訴状777 (05/04/99) (医師) (mambo
)
直訴状768に対して
循環器の医者ではないのですが、小児用バファリンは狭心症ではなく、心筋梗塞や脳梗塞などに処方するのではないでしょうか。それはともかく、バファリンの保険適応は確かにこれらの疾患にないですね。でも公的病院では処方して、民間病院では処方しなかったということはないです。保険適応のない薬剤を処方して「査定」されても文句は言えません。もっとも「査定」されるのを覚悟で出す医師(公的病院、民間病院に限らず)はおられますし、「査定」されれば、支払基金へ怒鳴り込むつもりで腹をくくって処方する医師もいます。保険適応外の薬剤の処方については従来も、今後もしてはならないことに変わりありません。しかし、バファリンのように一日の薬剤料が205円未満のものではレセプトに薬剤名が記載されませんので、処方する医師はそのことも念頭に置いているでしょう。支払基金でもチェックするのは高額のレセプトが中心です。
医療機関の赤字の構図がどのように作られてきたのかを検証することは困難かもしれませんが、ご指摘のように厚生官僚と癒着した製薬メーカーと「薬価差益」に依存した病院経営を行ってきた病院経営者にも責任はあると思います。もちろんそのような医療行政をしいてきた厚生省の責任も大きいですね。医療費の膨大な伸びを続けるので厚生省や大蔵省は薬価差益をなくそうと、マスコミを動員したキャンペーンを張り、一応の成果を見せました。医療機関によっては収入が激減して、赤字に突入しているわけです。日医は技術料を評価するように要望を出していますが、厚生省が首を縦に振るはずもありません。私のようにサラリーマン医師の場合、支払われる給料はどんな診療行為をしようが同じですが、開業医や一部の民間病院の勤務医では出来高払いですので、無茶苦茶なことをする輩もいると思います。医療の世界はやはりそこに身を置いてみないと実状はわかりにくいと思います。
医者になって周りを見る余裕がでてきた時にはどっぷりとその世界に浸かって、もはや転職できるような年でもないし、ということで惰性で仕事を続けている人も多いと思いますよ。
直訴状776 (05/03/99) (医師) (ped )
直訴状758へ
今は官公立病院でも保険のとおらない薬は使いません。そのような薬でどうしても必要な薬は研究費で購入して使っています。いまの厚生省の方針からすれば、いづれはそのような薬を使って欲しい人は自費でということになるのでしょうね。ちなみにご意見の後半部分には賛成いたします。ところであなたはよりよき医療を実現するためには、もっと医療費が増えてもよいとお考えですか。また、病院へ行って、薬を処方されなくても文句はありませんか。たとえば飲んでも早く治るわけでもない風邪薬や、薬局で買えばすむ湿布薬などのことですけど。
直訴状775 (05/02/99) (患者) (mabo
)
直訴状765の方へ
やっぱりそうなんですか、医局内のDr.がおっしゃるのだからそうなんでしょう。信じます。
そういえば医者がかかりたい医者**選とかどこかにありましたが
的を得た選択手なのかとあらためて認識しました。
それにしても家族を診させたく無いほど酷いところなんですね
出来ればあなたの大学病院が私立かどうか知りたいものです。
>その人が信頼できるか、人間味あるかをぜひ判断していただきたい。
>表情に乏しく、マトモそうな顔をした医者に限って患者をだましているのです。
はい、肝にめいじて置きます。 φ( )m
直訴状774 (05/02/99) (患者) (mabo )
直訴状769の方へ
同じ地域の2大学病院で、その検査が出来なかったのでしょうか。
(そのた)の立場での発言ですから、にわかに信用出来ません。
セカンドオピニオンと良く耳にしますが具体的にそれを求めるのは
大変困難なことでした。病院自身他病院にも判断を求めたと聞いて
います。それが事実ならあなたの言われる「容易に診断が付く」とは
信じがたいのは無理無い事でしょう。 苦労の上公的病院に転院とアドバイスを求めに行きましたが
有益な事は何一つありませんでした。 唯一献体していただけるなら転院が可能と言われました。
生存している患者を品物のようにとらえている一事例でもあります。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状773 (05/02/99) (医師) (calm )
直訴状771の方へ
ご投稿の内容は、やや抽象的すぎませんか。もう少し、具体的事実をお教え戴けないと、ご指摘の内容の真偽が検討できないのではないでしょうか?貴方が嘘を言っているという意味ではありません。マスコミで言われていることや噂をそのまま信じるのは危険です。人間、自分で見た事でさえ誤解する事も多々あります。そんな時、他人の意見Bそういう意味で言っています。 もし医学教育にご興味がおありでしたら、日本医学教育学会という学会があります。一般の方も入会できるはずです。小生も入会9年目です。年会費1万円で、年6冊学会誌『医学教育』が送られてきます。今度の大会(学会発表)は、平成11年7月29日(木)30日(金)に「なかのZERO」(東京・・諱jで開催され、基調テーマは「暖かいこころで満たす医学教育」です。大会会費は、確か6千円位だったと思います。
大会事務局は、0422−31−0116まで。
医学教育学会への入会は、03−3816−5311です。
ご参考までに。
直訴状772 (05/02/99) (その他) (内科医ロック
)
直訴状728の方へ。
ハンドルネーム(以下HN)の通り、私は内科医ですが、
ここではインターネット利用者として”その他”の立場で投稿します。実は
私は管理人さんにHNをお願いした一人です。おっしゃる通り、HNは最近
認められたので、以前は付いてなかったのです。理由はあなたの言われるよ
うに発言の自由を確保するために、でしょう。しかしHNの使用は投稿者個
人の自由でいいと私も思います。ですが「うまく表現できないがこういうつ
もりだった」という言い訳(とお考えになるのはどうかと思いますが)をす
る為に「過去の私の発言を見て下さい」と投稿をするのがなぜいけないので
すか?。以前の発言を前提にして投稿した時に、言葉尻を捕らえて以前の投
稿内容を無視して反論される場合もあると思います。ディベートには過去の
発言を引用してはいけないというルールはないと思います。また、あるテー
マに対して投稿が飛び交った時に、途中から投稿に参加した人が以前からの
経緯を知らずに、最新の投稿だけを読んでその発言内容を誤解して投稿する
事がないと言えますか?。それに対して以前の投稿内容を再度投稿して反論
すれば結局同じことです。誤解を元にして議論した発言者にそのまま誤解を
解かずに発言を発展させると、その方の発言だけが本来の話題と食い違った
りする事もありえますし、そういう場合はかえって失礼になると思います。
ただ、HNを付けない自由は当然あっていいと思いますので、あなたがHN
をつけない事はそれでいいと思います。おそらく当サイトもHNの強制はし
ないでしょう。ただ、私のHNを騙って投稿する輩もいないとも限りません
ので、管理人さんへはメールアドレスを必ず送っています。直訴状735さん、
こういう事を考えれば、”お気の毒”などとおっしゃらないで下さい。ネッ
ト上の危険性を考えれば、HNの強制はすべきではないです。”全く別人の
人に書いているのかもしれない不安”に対しては、発言したい投稿に直接行
えばいいと思います。
直訴状771 (05/01/99) (その他)
私立の医学部が赤字とのことですが、いわゆる新設の私立医大に存在価値はあるのでしょうか。卒業するために1000万円、入学時の寄付金もいれると3000万ともいわれていますが、形だけの入試をパスして入ってその後医師となるようなことは、まあいえば金で医師免許を買ったようなものです。フェアではないと思います。国家試験といったって普通に勉強しておればまず間違いなくとおるような試験でそんな試験さえ、新設医大の学生は6年で卒業して1回で国家試験にとおるのは約半分といわれています。もちろん、これらの卒業生のなかにもすぐれた医師はいますがまれです。このようにして医師になったわけですから世の中を舐めたような人が多く、これで人の痛みのわかるのかと思います。やはり、国民の健康を守る医師は税金で養成すべきではないでしょうか。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状770 (05/01/99) (その他) (ped
)
私立の病院が赤字とのことですがなぜそこまでして個人で病院をつくりたがるのでしょうかね?やはりなにかよいことがあるのかなと勤務医である私は疑ってしまいます。そもそも日本ほど個人病院が多くある国はないでしょう。武見医師会会長の時代に個人病院、開業医はもうけまくったのですがそのときに悪徳医師を医師会の自浄作用が働かずに放置して、国民の信頼を失ったつけが今になってまわってきているのでしょう。これからは病院、医師の能力や技能が宣伝してよい時代になり、また各病院の治療成績が公表される時代になるので、病院、医師は淘汰されることになります。色々と問題もありますがだめな病院の多くはつぶれていくでしょう。一度医師会の会合にでましたが、どうしたら儲かるかといった話しばかりでほとほといやになりました。ですから私はこんな医師会には絶対に入りたくありません。
直訴状769 (05/01/99) (その他) (ped
)
直訴状745、752へ:
CD45という抗体を使って病理検査をすれば悪性リンパ腫の診断は容易についたはずです。人それぞれに能力差があるように、病院にも能力差があるので病院を選ぶことは極めて大切なことです。他の病院にセカンドオピニオンを求めることも方法のひとつです。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状768 (05/01/99) (患者) (mabo )
直訴状758の方へ
例えば狭心症の治療にかつては「小児用バファリン」は保険適応じゃないけど
有効だから公的病院では出し、民間は損だから出さないという時期があったと
記憶しています。違っていたら教えて下さい。
今後はそのような事は有り得ないと言う事でしょうか。
医師会が医師の総意ではないとすると、病院経営者会 とでも変えてもらわないと
一般の者にはわかりませんね。 赤字の構図はいろいろあると思いますが根本は無理な医療費削減とかつて甘い
汁を吸ってきた(今でもか?)医薬品メーカーと病院経営者を放置してきたから
と認識しています。税金の使途も納得できませんが、このような環境でも
医師になろうと思う動機は何でしょうか。 医師だけに過酷な勤務を求められるのが嫌なのにね。
パイロットよりも安い収入と文句いわれてるのにね。
それほど医師の仕事に誇りを持って病人につくしたいからでしょうか。
大変いやみです。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状767 (05/01/99) (患者) (mabo )
直訴状760の方へ
民間病院は補助金が無いとおっしゃいますが、例えば1ベッドについての補助金
が少ないだけで0¥では無いでしょ。本当に0¥ですか?
同じ土俵で戦わせると酷だというのは、民間だと治癒成績も悪い、死期も早い
看護も悪いからQOLも悪い、これは当然だと思えと言う事ですね。
これで仕方無いんだと民間のDr.はあきらめて納得してるとすれば
恐ろしい事です。単に職業だから知らんと割り切って無いDr.もいると期待します。あなたがいわんとする事はわかりますが、おいそれと行政も変りません。
金を積むか縁故が無いと民間に移されてしまうのですから
いつまでたっても金次第ですね....。 民間一般営利企業と比較すれば存続も怪しいほどの病院がわんさとあると言う事
でしょうか。 今での私の考えでは各病院の評価基準を決めて公表し、患者が納得して病院を
選択出来るようにしてもらわないと我々患者は手段を持て無いと思う。そして
それをされたら困る病院が多いかもと思うと空恐ろしい事態です。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状766 (05/01/99) (患者) (mabo )
直訴状755の方へ
>(このサイトの話題ではないと思うのでやめます)
そうして下さい。
直訴状765 (05/01/99) (医師) (大阪の大学病院医師
)
私が思うには、患者を人間と見ず、単なる自分のための手術練習の標本としか思っていない医者が見受けられます。私は絶対にこのような医師のいる大学病院には家族、知人を行かしたくありません。私もいきません。私は今大阪の大学病院に勤務していますが、家族が病気になっても絶対に連れて行くつもりはありません(良い医師もいますが)。 私の病院のあるS医師は次々に患者を入院させますが、症状の軽い、なぜ手術が必要なのか、もし自分だったら手術をしてもらいたいのか担当医師に聞きたいです。人間ならそんなに簡単に切られたい訳がありません。単に自分の自己満足で人を切っていることもあるように思えます。患者はもっと勉強すべきです。中にはこのような医者がいることをぜひ知っていてもらいたいです。まず医者の診察を受けたなら、その人が信頼できるか、人間味あるかをぜひ判断していただきたい。表情に乏しく、マトモそうな顔をした医者に限って患者をだましているのです。
直訴状764 (04/29/99) (医師) (ふくい
)
医療関係以外の方のお考えのなかには、『医者→金持ち→金もうけ』という固定された見方があるような気がしてなりません。
確かに、医師の給与というのは、一般の労働者から見れば高給でしょう。(ちなみに、私=30代半ば・経験11年・内科勤務医の昨年の総手取り収入は約700万円でした。)
ただ、他業種との賃金格差は年々縮小し、現在は金融保険業の大卒社員とほぼ同じだそうです。(二木立:病院チェーンと勤務医給与の最近の動向.「日本の医療費 国際比較の視角から」,pp221,医学書院,1995)
労働基準法の適用もなく、32時間ぶっ続けの当直勤務や休日出勤などに代表される超長時間労働(このGWも、とりあえず完全に休めるのは2日間です。もちろん、代休はありませんし、ポケベルがなれば即病院直行です。)、患者から感染症にかかるリスク、ポケベルが鳴れば、たとえ家族との団らんの時間であっても、何はともあれ病院に駆けつけないといけないという精神的重圧、学会費や医療過誤に対する保険料(開業医なら当然"必要経費"でしょうね。)など、仕事に必要な費用を給与から捻出していることなどを考えると、まあ、割にあう仕事ではないような気もしてます。
個人的に正直なことを言わせてもらうと、医師の給与をあまり下げるのはどうかなあという気はしてます。
医師は、その広大な裁量権を患者の生命と幸福のためだけに使うことが許されていると思います。けれどもまた、医師も聖人君子ではありません。8000人(毎年誕生する医師の数)の中には、金を儲けたい、いい暮らしがしたいと思ってる奴もいるでしょう。(あなたは何のために医者になるのですか?−金儲けのためです。なんて答える奴はいませんから、どんな試験をしようが、そういう連中を完全に排除するのは困難です。同様に、"医師の免許を更新制にして、人間性や思いやりのない奴は免許を取り上げろ"という(よくある)意見も、実行は困難でしょう。"人間性"や"思いやり"なんて、そう簡単には評価できないからです。)
私自身は、今の給料で不足のない生活ができるし、今以上の給料を貰いたいとは思ってませんが、"こんな給料じゃやってられないっ!!"と思う医者の割合が増えると、患者にとっては、おそらくろくなことはないような気がしてます。
きれいごとの精神論はさておき、現実問題としては、自分に余裕のない人間が、他人を思いやる心など持てるはずがないと思うからです。
直訴状763 (04/26/99) (医師) (calm )
直訴状754youyeeさんへ
高額な和解金とか医療機器のお話ですが、儲かっているからというよりも、社会システムがそのような金額で動いているのではないでしょうか。高額な支払い分だけ、医療従事者が安い給料で働いているというメカニズムも在るように、思えます。 いろいろご疑問あるようですが、せっかく学生という勉強できる環境にあるのですから、がんばって医療問題の勉強・B解決に一役買いたい、と思われたら厚生省へ行くという道もあります。
直訴状762 (04/26/99) (医師) (calm )
直訴状749・JJ氏へ
おっしゃるように、世間一般では、犠牲的精神は推奨されるどころか軽蔑の対象になっているようです。そんな中、医療職のみやや一方的にそれを求められているのは何故か。難しい問題です。特に、看護職の方のほうがつらい立場で、しかも面と向かって言われる事もあるそうです。私の場合、看護職の方が患者さんとして来診された時、「ご苦労様です。」と、マクラ言葉を入れています。ちょっと変でしょうか?
直訴状761 (04/25/99) (医師) (Bravo)
直訴状754の学生さんへ
まず、大学生なのですからもう少し自分で勉強してから投稿したほうが良いので
はないかと思います。
>「患者と6000万円で和解」など、大きな金額< いまどき、交通事故でもこれ
くらいの額になります。
>数千万の機械の導入だとか、過誤事件の支払い等<
私も経済には疎いのです が、儲かって余ったお金で
機械を導入しているような優雅な病院はないと思います。それ以上の収益を上げ
ることを目標にして 借金して導入してますよ。普通の会社でも同じだと思いますが??
>情報公開が...当然それに伴って、病院の責任が重くなる<
重くなるのは 「負担」で、責任は公開しようがしまいが変わらないように思います。それとも
あなたは「公開できる情報がないので責任はない」という
厚○省を目指しておられるのでしょうか?
>「この治療法は...まかり通っている様に感じる<
これに対しては問いただ したい!本当にこんなことがあったのですか?それとも妄想ですか?また「認め
られた」は「許可」でしょうか「認知」でしょうか?
まず、学会にはある治療法を許可したり禁止したりする権限はありません。ま
た、学会で認知された治療法だけしか行えないとしたら、誰がその治療法を始め
たのでしょうか? 「もう一つの質問」は、回答の困難な部分があります。手術法はたくさんあると
も言えますが、実際に 適応できる方法は限られてくることが普通です。しかし、あなたの顔が他の人と
同じでないように、同じ病名でも病態はかならずしも同じではありません。つま
り、「Aの病気には(現在の医療水準に照らして)Bの手術法しかない」という
ときに他の手術方法をとって、患者に損害を与えた場合には医療過誤として責任
を問われる可能性はあります。しかし、いくつかの手術方法が考えられて、それ
が現在の医療水準に照らして妥当であれば、手術法の選択に責任を問われること
はないと思います。 それでも、「バチスタ手術(自分で調べてください)」のように、いまだに評価
の定まらないものもあり、 「現在の医療水準」というのもあいまいな物なのが実情です。
直訴状760 (04/25/99) (医師) (--)
直訴状753に対して
715の名無しの権兵衛です。 発言の前半はそのとおりだと思います。実際には国公立病院であっても、金のこ
とを色々言われますし、昔のように自由に診療はできません。
補助金のある国公立病院は、金の心配をせずに十分な診療ができる。しかし、補
助金の無い民間病院は 診療報酬が不十分なために診療を制限しなければいけない事態が生じていること
は事実です。 これが、「国公立病院と民間病院を同じ土俵で戦わせるのは酷だ」ということな
のですが、わかりませんか? これを打開する手段として、全ての医療機関を公立にして、従業員を公務員とし
て採用するという選択肢も あるのかも知れませんが、まず無理でしょう?全ての民間病院が補助金を受ける
のもだめでしょう。 やはり、補助金がなければ十分な診療を行うことができないという現状を改める
べきだと 思いませんか?つまり、診療報酬制度を改正することで、患者に必要な医療を行
うことができるように することが必要ではないでしょうか?
しかし政府は、保険給付の削減、参照価格制度の導入などさらに、医療給付を制
限する方向で政策を進めております。あなたが文句を言うべき先は医者だけでは
ないと思います。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状759 (04/24/99) (臨床工学技士) (KK
)
直訴状748の方へ。
文面からこの透析病院の治療内容等に対するコメントは、控えますが、在宅透析も検討されるべきかと思います。一例ですが、愛知の某センターで実施しているケースでは、北海道から九州までの患者を受入れています。但し、一ヶ月程の教育入院(透析に関係する手技等を学びます)を当人(及び介助者)に必要とするようですが。実際に在宅透析が始まりますと検査データ等は、月に数回提携(?)近隣医を通して検査会社に依頼しているようです。保険点数も昨年から認められたものと思いますので現在の透析病院から離れる事は、可能かと思います。以上参考になるか判りませんが。
直訴状758 (04/23/99) (医師) (mambo )
直訴状753に対して
公的病院が赤字になっても補填があるから医者は好きな治療(無駄な治療という意味ではないです)ができ、保険適応のない医薬品も使用できるかというとそんなことはありません。他の方もお書きのように、医療機関の赤字の原因はやはり人件費ですね。最近でこそアウトソーシングが普及していますが、ついこの間までは公的病院の職員はすべて公務員で固めていました。医師や看護婦の数を減らすことはできませんから、結局は事務職員をいかに削減し、省力化を図るかで民間病院は経営をしています。公的病院も遅ればせながらそのような方向に向きつつあります。公的病院は当然議会のチェックも受けますので、赤字を垂れ流すわけにもいきませんし、医師も会議のたびに適正な保険診療を遵守するようにいわれています。これは民間病院と同じだと思います。
医師会は確かに利権団体ですが、多くの勤務医師は医師会とは無縁です。医師会の意志が医師の総意ではないことをご理解いただきたいと思います。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状757 (04/23/99) (医師) (mambo )
直訴状754に対して
>病院というものは儲かりますか?
このページで他の医療関係者が書いているように、全く儲かりません。「和解金6,000万円」というのは裁判所の判決ですから、お金があろうがなかろうがどこへも文句を言っていく訳にもいかないです。
>いつも、数千万の機械の導入だとか、過誤事件の支払い等、いやあ、もうかっているんだなあと思いますが、病院とはそういうものですか?
数千万円の機械の導入は、それで売り上げが上がりペイすると判断されたので導入するわけです。それは医療機関に限りませんね。どの企業でも同じだと思います。ただし、採算を度外視してでも導入することもあります。特に公的な医療機関では、単に需要が少ないから、という理由だけで必要な医療機器の購入を断念するわけにもいきません。その場合は税金で補填するということもあるわけです。
>「この治療法は学会で認められていないはずですが?」「うるさい!」こういう応対がまかり通っている様に感じるのですが。
学会で認められているだけではだめです。保険診療の適応があるか、ないかということですね。患者さんは「保険が利かない治療、薬でもいいです。」などとおっしゃいますが、実際にはそう簡単に自費診療というわけにもいかないのです。学会で認められていない治療行為は、当然保険適応もないですから、通常の医療機関では行いません。
>対応策は何にもできていないけれども、金を出したら患者は黙るだろう、そんな価値判断はなされていないでしょうか?
この文章の意味がよく理解できませんので、コメントしません。確かに金をほしがる患者はいますし、金を出しても黙らない患者もいると思います。病院としてはお金は出したくないことは確かですが。
>例えば2割のお医者さんが行っている 手術法と8割の医者が実践している手術法があるとしたら、2割の手術法で失敗したとしたら、その医者は責任を問われますか?
手術方法の選択が純粋に医学的に妥当な判断であれば、責任を問われることは絶対にありません。少なくとも医師はそう考えています。そうでなければ手術なんかできないです。患者さんはそれぞれ皆違うわけですから。患者の数だけ手術方法があるといっても過言ではないです。
直訴状756 (04/23/99) (医師) (K)
直訴状754について.
病院はもうかっていません.私の勤務する私大病院は年間20億円の赤字です.
その損失は他の文系の学部などとの総合的な収支でつじつまをあわせているようです.
無給医局員を大量に抱え,医師に対する人件費が一般病院に比べて格段に安いにもかかわらず,赤字なのです.
文系学部の教員は教育と研究を職務としています.医学部の臨床系教員は,そのほかに診療を行なっていますが,給料はほとんど他の学部と差はありません.
研修医(最低24歳)の給料は夜討ち朝駆けで仕事を行なっていても(当直の翌日も通しで仕事をしています),新人のナースの半分以下です.
直訴状755 (04/19/99) (?)
直訴状736に
729の(?)です。あなたが相手の立場によって発言内容を変更されるのは自由
ですが、 ネット上で不特定多数の方が読むことを考えれば、引用する発言が何であれ
まともに発言すべきではないかと思います。(このサイトの話題ではないと思う
のでやめます) 今回の発言を見るかぎり、直訴状729の内容を読み違えておられると思います
(故意にでしょうか?)。 そもそも、あなた個人の支払がどうこうということが問題なのではありません。
直訴状742でも述べられていますが、あなたもご存じのように国立病院には
多額の補助金が投入されています。高度な医療とは、その補助金によってなりた
っているわけです。 つまり、現状では民間病院が国立病院並のことはできないようになっているので
す。
>儲けの多少で といわれます。でも、民間病院が自らの儲けのために患者を犠
牲にしているのではなく、 補助金なしででも国立病院レベルの医療水準を得られるような診療報酬になって
いないのが原因です。
>ナースの本に とかかれています。「新社会人のために」等と書かれている本
を見たことがあるでしょう? この手の本にかかれていることを、実際の現場でみんなが実践していたら、さぞ
かし すみよい社会になっているでしょう。「建前と本音」ということです。わかりま
すよね?。
最後に、「他のホームページに書いてあった」といわれるときは是非、その所在
も教えて下さい。 でないと、確認のしようがありません。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状754 (04/22/99) (その他) (youyee
)
初めて投稿する、21才の大学生です。表現、言葉づかい等、ご迷惑をおかけしますが
どうぞ、ご了承ください。 現在医療過誤について、ニュース等でにぎわっておりまして、「患者と6000万円で和解」など、大きな金額で解決する、といった事がよくありますが、病院というものは儲かりますか?いつも、数千万の機械の導入だとか、過誤事件の支払い等、いやあ、もうかっているんだなあと思いますが、病院とはそういうものですか?
病院のカルテ開示、インフォームドコンセント等により、情報公開が急速に広まって来ているように感じます。当然それに伴って、病院の責任が重くなるわけではありますが、
責任の重さに対応した医療が行われているか?「この治療法は学会で認められていないはずですが?」「うるさい!」こういう応対がまかり通っている様に感じるのですが。
対応策は何にもできていないけれども、金を出したら患者は黙るだろう、そんな価値判断はなされていないでしょうか?
あと、もうひとつ質問があります。 手術法というのは、たくさんあるのでしょうが、例えば2割のお医者さんが行っている
手術法と8割の医者が実践している手術法があるとしたら、2割の手術法で失敗したとしたら、その医者は責任を問われますか?多数決で決まったりするものなんでしょうか?
どうも、素人にはわからないことが多いです。どういう組織なのか、どういう仕組みかわからず、僕たちは結果のみをみていい悪いを判断しているような気がします。
医療の現場と私たちとの垣根の排除、これが医療過誤の減少にもつながるような気は
するのですが。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2 コメントその3 コメントその4
直訴状753 (04/20/99) (患者) (mabo )
直訴状742の方へ
わたしも公的病院への補填を存じています。そして
目に見えない医療費を支払っているのも良く解っているつもりです。
でもそこからが患者としての私の考え方は違って来ます。
赤字でもつぶれないのでDr.は使いたい医薬品を使える、保健点数を値切られるかもしれないが手をつくしたい治療を選択出来ると思います。
民間だとDr.個人はそう思っても上から文句をいわれませんか?
どのみち無駄な税金がばらまかれていると感じていますし患者としては己の命第一です。理不尽な税金の使途(ムチャクチャと思ってます)と比較にもなりません。医師会が多額な献金をしている真の目的は何でしょうか。
医療という特殊な業界?と利潤の追求とはそもそも馴染まないのかと思ったりします。政治、行政の怠慢とおごりが末端の看護ミス迄あい通じるモノがあると感じています。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状752 (04/20/99) (患者) (mabo )
直訴状745の方へ
100%の正診率があるとは思っておりませんし不可能だと認識しています。
ただ著名なDr.数人ですらこのような現状であると知っていたならば、開頭手術は
キッパリ拒否したでしょう。 大学病院に入院中に他のウィルス性脳炎とかも再検査をしたが兆候無しとも聞いて
おりました。ずっと後ですが報道から知りましたが術後に硬膜から狂牛病をもらったかもと想像しました。K総合病院では「ややこしい病気かも、素手で患者を触ってはいるが...」と聞いた覚えがありますし...。
再検査を、とお勧めいただいてますが入院中に病院でやるはずのものでしょ?
残念ながら入院したまま生きて退院出来ませんでした。
コメントいただいて「やはり」と思いました。
ですがこうかもしれない、わからないかもしれない、と本当の実状を説明されたと
すれば、これは又困ります。ウソでも「まかせなさい」と言って欲しい時もありますし、インフォームドコンセントの難しさを改めて認識しました。
直訴状751 (04/19/99) (医師) (mado )
直訴状744に対して
本当にちけん(治験)だったのでしょうか。治験であれば担当医などが必ず文書で承諾をとるはずです。もし何の承諾書もとられなかったのならは「治験」ではないはずです。
それから身内の人が(たとえ医者であろうがなかろうが)でできて、治療に対して口を挟むのはどうかと思います。もちろん担当医としっかりコミュニケーションがとれておれば別ですが。担当医としては、何もわからん者がしゃしゃりでてきていらんことを言う、という気持ちになるのは仕方ないと思います。それらの検査の必要性を確認した上で検査・治療を受ける必要はあるとは思いますが、一概に「治験」だと思いこんで、不要な検査だと断言するのはあまりにも早計です。
直訴状750 (04/19/99) (医師) (内科医ロック
)
HSP(はせぴょん)さん、失礼致しました。また、私の話をご理解頂いてあり
がとうございました。atukoさんへ。受診時の対応についてどうするかですが、ま
ずは常識的な事を考えればいいと思います。実際、HSP(はせぴょん)さんの
おっしゃる”頭が痛いと言って皮膚科にいく”ような方も実際おられますし、そ
れ程でなくとも、社会常識的知識の欠除した受診の仕方をされる方も実は多いの
です。それ以上の事は医療関係者と患者さん側のお互いの連係プレーという事に
なるでしょう。
直訴状749 (04/18/99) (医師) (JJ
)
医師の皆さんへ
皆さんの本音が聞きたいです。 皆さんは患者と自分のからだや自分の家族のどちらが大事ですか?
昔から、医者と言えばこの手の滅私奉公医者がたたえられており、
医師であるからには自らを惜しんではいけないと言った風潮があります。
確か、一昔前までは「会社のためなら...」とか「お国のためなら...」といった
犠牲的奉仕が美徳であったことは認めますが、世間一般ではあまりいわれなくなって
来ているように思います。 しかし、医師に対しては未だにこのような犠牲的精神を要求されていると思われる
論調が散見されるのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?
ちなみに、私は「患者の立場にたった医療」を実践しようとして、
収益不足でリストラされて家族に迷惑を掛けてしまいました。
ちょっと後悔しています。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状748 (04/18/99) (その他) (やっさん
)
透析を専門にした地方の病院の話です。この病院の患者さんが、今年に入って少な
くとも8人は死亡しています。死亡原因の多くは動脈血栓による組織の壊疽と、そ
の合併症のようですが、いずれも他の病院に強制転院させられた後、数日で亡くな
られています。この病院の医師は、患者さんが痛みを訴えても鎮痛剤や睡眠薬を与
えるだけで何の処置もせず放置し、組織の壊疽が進んで手後れになってから、他病
院へ転院させるという理解不能な行為を繰り返しています。
この地域では透析が行える施設が限られており、この病院に見放されると転居など
を余儀なくされるため、患者や遺族の多くは泣き寝入りをしている模様です。他の
病院も、患者を受け入れる余裕はないため問題を知りつつ黙認しており、この病院
の他の透析患者さんは座して死を待つ状態となっています。現在も、あきらかに組
織の壊疽の兆候が見られる患者さんがおられるようですが、バイパス手術などが検
討されている様子はまったくありません。 手後れになる前に、患者さんを助ける良い方法はないものでしょうか。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状747 (04/17/99) (医師)
直訴状734の方へ:
医療ミスは増えているのではなく、表面化することが増えただけです。以前はしらんふりをしてもみ消すのが普通でしたが、最近はおこった過失を正直に話し、謝罪するべきと考える医師が増えてきているように思います。733の方のケースも以前なら血圧が下がったことなど知らされていないでしょう。しかし、単純ミスは単純であるゆえに必ずある一定の頻度でおこり、忙しければ忙しいほどその頻度が増えるのも事実です。看護婦数は欧米の約1/2、ついでに医師定員も不足しています。国民一人あたりアメリカの1/2.5、フランスの1/2程度の医療費ではやむをえないのでしょう。最近は安かろう、悪かろうだと開き直っています。あなたのような精神論だけではどうにもならないのです。ちなみに所得に応じた責任をとのことですが、事故をおこした大学病院の勤務医の給料は800-900万円前後、他の大病院の給料もそれより少しよいくらいです。パイロットの給料が2000万円ほどですから、所得に応じた責任ということになれば、勤務医の責任は軽いということになるのでしょうかね。
直訴状746 (04/16/99) (医師) (恭 )
直訴状733の方へ
御意見を拝見致しました。私は外科で15年ほどの経験を持つものです。受けられた手術は「膵頭十二指腸切除術」なのだと思います。腹部外科の中でも、最も大きな手術の一つであり、術後お元気に回復されていることをお喜び申し上げます。御指摘の両側下肢のしびれについてですが、私も手術中の身体の固定による長時間の神経圧迫が原因ではないかと考えます。一般に、特に長時間の手術や特殊な体位での手術では、神経圧迫による麻痺の防止は重要な問題です。しかし、膵頭十二指腸切除術では仰臥位といって、普通に仰向けに寝た体位で手術をします。この体位は、神経麻痺などはあまり起きないもので、この術後になぜそのような麻痺が発生したのかは不明です。普通の体位で、普通に手術をしたら、術後に神経麻痺が起こって医者もビックリ、なのでしょうか?医療側が不適切な治療をしたためか、注意を怠ったのかと言うような「医療ミス」とまで言えるものかどうかは、不明です。
血圧低下や麻酔の注射の場所の件ですが、まず、麻酔の注射の事について考えてみます。お話から類推するに、硬膜外麻酔の細いチューブを背中から挿入し薬液を注入したものと思われます。この麻酔の重篤な合併症として、穿刺部の出血、血腫による脊髄の圧迫があります。骨に囲まれた狭い管の中にある脊髄が血液の固まりによって圧迫され障害を受けることです。傷害された部位より下半身は麻痺します。そして、この障害は不可逆的と言われていますから、貴方の症状は、この合併症には当てはまらないように思います。
また、術後に鎮痛処置をすると血圧が下がることは、けっこうあることです。手術による体力の消耗、出血による循環血液量の不足や脱水、麻酔による血管の拡張など血圧調節機構がうまく働かない、等のためとされています。そのために、一般的に術後はICU
や回復室と呼ばれるような場所で管理をします。心電図や血圧、尿量などを時間ごとに観察し、変化に応じて手を打ちます。
。「何千人に一人の特異体質」かどうかは判りませんが、そんな体質でなくても血圧の低下は珍しくはありません。ましてや、膵頭十二指腸切除術のあとでしたら尚更です。その病院も、術後にきちんとした治療をしたように思えます。
神経症状が遷延しているため、お悩みのことと思います。不愉快な症状は大変だと感じます。その症状の治療は、今やられている、ビタミンB12とリハビリくらいしかありません。あとは、時間を半年とか1年くらいじっくり経過を見ることと思います。
誤解を恐れずに言わせていただければ、神経麻痺が起こっているようですから、医療紛争を起こせば少々の慰謝料は取れるでしょう。今の「和解」制度では、医師・医療機関がどんなに適切な治療をして落ち度が無くても、死亡や障害の遺残と言った結果があれば、いくらかの解決金が要求されます。裁判まで行くと、このお金は出ないようです。
へんな事も書きましたが、ご参考までに。外科医としては、これで訴えられるのはたまらんなあと思います。
直訴状745 (04/16/99) (医師) (恭 )
直訴状708の方へ。
732の方がおっしゃっていますが、私も悪性リンパ腫ではないかと考えます。組織検査、細胞診検査と言うものはいつも100%の正診率があるものではありません。必要に応じて、再検査が必要になることも結構あります。また、悪性リンパ腫や白血病などの血液系の腫瘍細胞の場合、特に診断は難しく、複数の病理医による診断の一致率は6〜7割と言ったところではないでしょうか?これは、ある意味で現代医学の限界とも言えます。(この限界が患者さん達に理解されることが難しく、マスコミはこの「限界」が判っていて、知らぬ振りして「医療過誤、誤診」と批判しているようです。)
再検査を恐れず、受けられることをお勧めいたします。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状744 (04/15/99) (患者) (yuri)
ある市立病院の話しです。父が高血圧で長いことかかっていたのですが、
主治医が開業してしまい、担当医が変ったとたんに、この薬は変えましょう
と言われ、新しい薬にされ、調子狂ってしまいました。どうもちけんの薬だった
ようです。それにピロリがいますから退治しましょう。と言われ、月に一度は
カメラを飲まされ、ピロリの薬はそれはもう大変苦しんでいました。
その先生の患者の中で歳よりの人は皆その治療のパンフレットをもっていた
そうです。血管造影の検査もすると言うので、そんなことはやめたほうがいい
と家族で言うとやっとやめる気になった父、父はお医者様と言う考えなので
ばかのように支持に従ってきました。義理の弟が精神科の医者ですが、
聞いて見るとやはりそこまでする必要はないとのこと。体調を崩してまで
従うことはないと思います。その先生は検査をやらなかったことにすごく
腹をたてており、精神科の医者になにがわかると言ったそうです。
精神科だって最低限の全ての知識は持っているはずです。こんな発言する
医者は最低です。これもちけんだったようで、一つでもデータがかけると
いけないのでしょうか。同じ思いをしている患者さんがかわいそうです。
その後父は開業した先生を頼って少し遠いですがかよっています。
いくらお金になるからといっても、必要ない患者に無理にさせるのは
どうかと思いますがどうでしょう?
この直訴状に対するコメント その1
直訴状743 (04/15/99) (患者) (yuka)
某大学の研究室にいます。我教室の教授は医者ですが、医者以外は研究しては
いけないと何もやらせて貰えず、雑用ばかり、その下にいる医者は研究能力が
なく、又医者のプライドだけで、知識もなく情けない限りです。
この医者共は医者以外は人間じゃないと言い、医者が一番偉いんだと教育され
てきたと言います。国立大学はこんなんでしょうか?
患者の気持ちになれないような医者のどこが偉いんでしょう?おまけにぼくは
初診の患者は見れないと平気で言うのです。
バイト先に急患で来た患者はよそへ回し、看護婦をしかったとか、いくら老人
病院とはいえあんまりです。 こんな医者を使っている病院長の顔が見たいです。パイロットと同じ様に医者
にも定期的に試験したらいいんです。
直訴状742 (04/14/99) (医師) (ふくい
)
国公立病院と民間病院についての議論がなされていますが、公営企業と民間企業が同じ公定価格のもとで競争しているような業界というのは、あまり例がないですね。
『国公立病院と民間病院を較べるのは酷だ!』という意見(おそらく、民間病院を経営さなっている先生のものだと思います。)はもっともですが、けれども、それは経営者の視点であって、患者の立場にたったものではないですね。
患者にとっては、自己負担が少なくて十分な医療・看護が受けられれば経営主体はどこでもいいわけですから、そういう意味で、県立病院、市民病院と呼ばれる施設が多くの患者を集めることは理解できます。
ただ、注意しないといけないことは、こうした公的施設は税金を払うどころか多額の赤字を国や自治体の予算から補てんしてもらっているということです。わかりやすく言えば、患者さんは病院の窓口で支払う自己負担金や健康保険の保険料のほかに、県や市の税金という形で目に見えない"医療費"を支払っているわけです。この補てんの総額がいくらになるかはわかりませんが、個人的にはこのお金も"国民医療費"に組み入れてしかるべきではないかと考えています。
厚生省が医療費を削減し、効率的な医療を目指すのならば、この点にも留意しておかないと、結局、国が医療予算を削った分、地方自治体が公的病院の赤字補てんというかたちで医療費の"肩代わり"をさせられる可能性は大いにあると考えます。
これらの公的病院が毎年多額の赤字を出しながらも存在している理由として、"採算の取れない医療を行うため"という説明がよくなされます。
私はこれはまったくまやかしの説明だと思います。なぜなら、日本の医療は事実上すべてか国が定めた"公定価格"によって取り引きが行われているからです。"採算が取れない"というのは、社会的に必要であるにもかかわらず、市場の評価が原価を下回る状態を言うのであって、仮に"採算の取れない医療"があるとすれば、コストに見合った"公定価格"を設定していない国の怠慢以外の何者でもありません。
私自身は、公的病院の赤字補てんに投じられるカネを医療保険の補助に回して、それを原資に保険点数を原価にみあったものに引き上げたうえで、研究や教育など、特殊な目的で設置された病院(大学病院や国立ガンセンター、循環器病センターなど)を除いて、すべての病院を民営化してしまえばいいと思います。
私は、公的病院、私立病院双方の勤務医経験がありますが、いわゆる医療の効率という点では、両者の"格差"は非常に大きい感じがします。公的病院の赤字補てんに投じられるカネを優秀な民間病院経営者に配分すれば、おそらくもっと効率的な医療が実現するでしょう。
もちろん、民間病院が不正を働かないように、十分な情報公開を義務づけることがその前提ですが。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状741 (04/14/99) (患者) (mabo)
精神医療の荒廃がここ数年明らかになりつつあり、大阪では大和川病院を初め
患者の人権を無視し食い物にしてきた病院の話題が持ち上がりました。
行政で持て余した精神障害者を向かい入れる病院はやっかいもの払いで
さぞ重宝がられたことは良くうなずけます。
その結果、俗にいう「お迎え」をしてくれる病院が極端に少なくなりました。
家族の異常な言動に保健所のソーシャルワーカーを尋ねること1年余り。
日々つのる不安にただ話を聞いてくれるだけ、ごうを煮やしてなんとかしてくれー
と訴えるも効のある行動を何一つとってもらえなかった。
インターネットで調べると当都道府県には100程の精神病院あり次々と電話
するも家族が連れてこないとどうにもなりませんと断られる。
どうにも連れていけないのに一体どうすればいいのか、いろいろ調べると二人以上の医師が診察して異常と認定すれば強制入院させられるとか、それを保健所のソーシャルワーカーに相談すると「大変なことだから」と強く反対された。
同席の嘱託医も賛成らしきことは何も言わない。
唯一正解と知ったのは某警察病院に電話したときに出たナースの一言
「力持ちの体力ある学生アルバイトを何人もやとって連れて来なさい」
結局警察を最後の頼みと頼ったが、何一つ実効あることをしてもらえなかった。
これが精神障害者への扱いの現状なのである。
直訴状740 (04/14/99) (患者) (mabo)
直訴状732(医師)(ped )さんへ
コメントありがとうです。 ステロイドで消えたのかどうかについては何も伺っていませんでした。
ただ首をかしげるばかりでした。私は放射線一度の照射で重篤に陥った非常手段として使われたと認識しています。
>しかし病理標本を特殊染色すればリンパ腫の診断は簡単なはずです。
そうなんですか?組織を採取後、病理検査をしてもらったのはO医大ですし
消失してから借りて来てK医大に持ち込んだ後も、北*病院の脳神経外科専門医にも検査依頼をしたと聞いていますが診断がつかないということでした。
簡単だとすれば組織診断の権威者(K総合病院の医長談)の二人迄もが何故
出来なかったのでしょうか...?
直訴状739 (04/14/99) (医師) (ふくい
)
エスパさん いわゆる"医療過誤"ですが、(1)患者の取り違えとか異型輸血のような医療スタッフの単純なミスと、(2)俗に"誤診"と呼ばれる医師としての診断上の判断誤りは一応別物として考える必要があると思います。
>ミスはあたかも看護婦がしたかのごとく言われてますが、医師の指導の
>下に彼女たちが実行している事を忘れてはなりません。
という発言からして、(1)に類する医療ミスについての意見であると思いますので、これについて、私の考えを書きます。
確かに、法律上、医師には看護婦を始めとするパラメディカルスタッフを指揮・監督する義務と責任があります。私が指示した点滴の調剤を看護婦が間違え、その結果、患者が死ねば、私の責任です。(だから、保険に入ってます。万一のときは1億円出ます。保険料は年間5万円弱です。もちろん個人持ちで、病院は支払ってくれません。)
ただ、第一線で働く臨床勤務医としては、"その責任はすべて医師にある"という趣旨には同意しかねます。(従って、偏差値教育や世襲など、医師の資質と看護婦のミスの関連はないと考えます。)
なぜなら、看護婦の配置、勤務体制、教育については、院長の指揮のもとに、看護婦の管理職、つまり婦長や看護部長が掌握しており、現場の医師には、そうした権限は存在しないからです。
大病院の看護部長ともなると、個室と秘書があてがわれており、アポなしで面会を求めると、たとえ医師と言えども追い返されることも少なくありません。(けれども、法律上は、看護部長であっても、駆け出しの研修医の指示に従わないといけないことになってます。マンガですね。)
権限がないのに監督ができないことは自明です。
機械化の進んだ現在でも、医療という仕事はまったくの手作業です。
たとえば、輸血。輸血のオーダーがコンピュータ化されているところは多いのですが、そのオーダーに基づき、マッチングといって、個々の輸血製剤がひとりひとりの患者にあっているかを検査室で判定しているのは臨床検査技師という人間です。病棟に運ばれてきた輸血製剤を患者のもとに運び、患者の顔と照合して針を刺すのも看護婦という人間です。どこかでミスをすれば、それは即患者の命にかかわりますが、それをバックアップしてくれる機械は存在しません。
>医師も人間、過ちは絶対あります。
確かにその通りです。そのミスの監視を機械に任せることができないとすれば、あとは複数の人間が同時にチェックするしかありません。
個人的には、医療スタッフの増員をはかる以外、こうしたミスをなくすことはできないと考えていますが、"私は看護婦を監督する医師として、人手が足りないと感じます。夜勤を3人にしてください。"と言って、"ハイ、わかりました"なぞと応じてくれる病院などどこにもないと思います。現在の医療経済情勢がそれを許さないからです。夜間休日に複数の検査技師が勤務している病院など、大学病院でもごく一部でしょう。
だとすれば、看護婦への負担を減らす以外にないのですが、これは即ち患者へのサービス低下です。否、サービス低下であればがまんできるでしょうが、病院として当然やらねばならない治療を人手不足を理由に行わないというのは、医の倫理に反すると考えます。結局、医師は、やらねばならぬ治療とパラメディカルの負担を秤にかけて、あるときはスタッフに無理を言い、あるときは患者の不利益に目をつぶって、仕事をしてるということになります。
病院における医師とパラメディカルの関係については、現状と世間一般の方の認識に大きなズレがあると感じます。以前、某大学病院の先生が書かれていた、"患者を緊急入院させたいのだけれども、看護婦が怖くてできない"という話、ふだん、病棟で看護婦に偉そうに命令している医師の姿に接している患者さんサイドからは想像しがたいと思いますが、私自身は身につまされる話として読みました。
"看護婦さんと仲良く仕事ができる"ことが、医師に求められる資質のひとつであることはもはや常識です。
エスパさん、いかがでしょうか? なお、ここに書いた"医師"というのは、第一線で患者を診ている医師のことです。院長など、病院全体を指揮・監督する立場にいる管理職医師は、現場の看護婦のミスについても、責任を負わねばならないのは当然だと考えますから念のため。
直訴状738 (04/13/99) (患者)
大学病院の研究、教育に関する問題で投稿した古い直訴状548のものです。
真摯なコメントを下さった方々ありがとうございました。患者としては自分の病気による苦しみが闇に葬られるものではなく、その後の医療に役立てていただけるならむしろ救われる思いがするものです。しかし、医学が苦しむ患者のためにあるものなら、そのための研究、教育であるはずであり、目の前の患者の健康回復は、研究、教育に優先されるべきではないでしょうか。医学の進歩のために、目の前の患者を更に苦しめることは、本末転倒と思うのですが。
身体に影響を与えるような研究は、拒否するチャンスを与えてほしいのです。
直訴状674の大学教官の方、「倫理的に認められない」ことが平然と行われ許されているのが今の日本の大学病院の現実なのではないでしようか。
直訴状737 (04/13/99) (医師)
直訴状731に対して
「人命は地球より重い」ということは、人命のためならば医療経済は無視しても
構わないということでしょう。 患者さんのことを真剣に考えておられる素晴らしい医師だと思いますが、
今日の医療情勢はこのような医師の存在を許容しないように思います。
一部の経済しか頭にない医師を除いて、人命なんてどうでもいいと思っている
人はいないと思います。もちろん私もそうです。
しかし、社会の「医療にコスト意識を持たせる」ことへの圧力は年々強くなっています。
欧米ではすでに、治療の見込みのない疾患にたいする人工呼吸器の使用が医療給付の
対象から外されたり(筋疾患などで人工呼吸器さえ付ければ生命予後が悪くない場合でも)、
血液透析の継続が打ち切られたりといったことがおき始めています。
日本でも、これらの制度を見本とした医療費抑制政策がとられようとしています。
是非これに対する、患者の意見が聞きたいと思います。
直訴状736 (04/13/99) (患者) (mabo)
直訴状729の(?)の方へ
細かくかきませんが公的ホームページで看護基準を調べての発言です。
(?)なのであまりまともに発言する気になれませんが...
誤解されてると思う部分ですが、「高度な医療」を求めてと言う発言は
日常の看護を含めてのことではありません。
それと費用についてはどうでも良かったのです。どのみち高額療養費を越えて
いましたからいくら支払いしても社会保険事務所で還付してくれます。
その他も折角ですが存じております。 民間と国立でベッドあたりの補助金もどれほど違うかも知っておりますが
それほどアンフェアとおっしゃるのなら損ばかりして私財を投入してるのですか?
そこまでやるなら病院経営止める人が殆どと思います。
ま、あなたが立場もわからないのではね...
つまりはもうけの多少の問題で患者は苦しみ死んでいくのです。
病院選びも寿命のうちはまだまだ事実かとあらためて思いました。
>褥瘡を作らないために.. 看護婦の恥とナースの本にあっても
経営者が指導するどころか「そんな時間無いぞ、ほっとけー」て陰で言ってる
かもと思うと改めて怒りが込み上げてきました。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状735 (04/13/99) (患者) (mabo )
直訴状728の医師)の方へ
あなたの主義はもちろん御自由です。ただ私がこれを書いていても全く別人の
人に書いているのかもしれない不安があります。どのような立場で発言するか
もちろん自由です。ただ特定の人として周辺で誰と推測されると困るという事と
理解します。 周りの目を気にされる立場でお気の毒です。
ただ過去の発言は一切無視で「このようなサイトではそのとき発言した内容がすべてだと思うし」との事には私はとうてい賛成できませんのであしからず。
私は悪人ではありません、念のため。
直訴状734 (04/11/99) (その他) (エスパ
)
他の直訴状;最近a院での医療過誤がマスコミをにぎわせてます。医師も人間、過ちは絶対あります。只、昔より発生頻度が増えたのは確かでしょう。つまり挙_が物質化し、局部的対応に終始しているからです。いわゆる偏差値教育の結果の先生方が増え、問題を起こしているのが実態のような気がしてなりません。投下資金の回収とか、親の引継ぎ、サラリーマン化とか、医師としてのふさわしくない人がその現場に従事し、緊張感は勿論、使命感がそもそも欠如しているのでないか。先日のテレビ放映で看護婦達は医療ミスの存在は日常茶飯事と認識しており、危険極まりなき状況にあります。対策として、医療ミスは絶対許すべきでなく、引きつずきマスコミはそれを取り上げ、情報公開を継続し、病院名・医師名を公表する必要があります。ミスはあたかも看護婦がしたかのごとく言われてますが、医師の指導の下に彼女たちが実行している事を忘れてはなりません。所得にふさわしい責任は医師にある、その代行者が看護婦である訳で、忙しさがミス発生の原因だと言う人が居るようですが、そう考える方は医師免許を返上すべきです。患者達は情報の共有を通じ w)・綮佞閥Δ防袖い遼侈任卜廚瓩譴个塙佑┐討泙后・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込韶隸喚諱鼈蝸甌迯・・鬯褓w)專纈ソ艱銓込酪F跛甎堪・・闕鞜・碎綮ヒ喇・堪葦・怏鈔阯・控・
*後半部分が文字化けをしてしまいました。再投函をお願い致します。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状733 (04/11/99) (患者) (ちゃぼ
)
手術後の足のしびれについて
昨年98年11月に膵臓の手術で膵臓の半分程度・十二脂腸の摘出・胆のうの
摘出・盲腸の摘出の手術を受けました。手術時間は10時間ぐらいとの事でした。
手術が終わってICUで意識が覚めた時、まず、血圧の異常低下について説明
がありました。130ぐらいの血圧が痛み止め?を使用したとき60以下になり
危険な状態だったとの事でした。数万人に1人の体質とか言ってました。
問題は、その後のことですが、両方の足首から先が自分の思う通りに動かない
のです。上下にあげようとすると左右に少しだけ動き、かなりしびれていました。
主治医に聞いたら、こうまくがい麻酔のうつ場所が悪かったのではと
言っていましたが、翌日には、手術で足をベットに固定していた為、長時間
正座をしていた状態のひどいものだと説明されました。
一週間程度で思うように動くようになりましたけど、足のしびれは残っていて
6ヶ月以上はかかるのではと言われています。
現在ビタミン剤を服用しながら、リハビリしていますけど
最近の医療ミスの報道を聞いてまさかと思ったりしています。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状732 (04/10/99) (医師) (ped )
直訴状708について
ステロイドで消えたとの経過からするとやはり悪性リンパ腫が最も疑われます。この程度の治療では再発の可能性が高いですからはやく血液専門医に相談されたほうがよいでしょう。抗癌剤がよく効きます。診断の過程については状況がよくわからないのでコメントできません。しかし病理標本を特殊染色すればリンパ腫の診断は簡単なはずです。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状731 (04/10/99) (医師) (ped )
直訴状714について
あなたの意見は極端すぎて危険です。やはり命は地球より重いのです。手術をしてもしなくても結果が同じなら、医療費のことではなくて患者さんの体のことを考えて手術を受けないことを勧めるべきです。医師と患者に信頼関係があればわかってもらえるはずです。患者との関係を考える場合、悪い結果が予想される場合は特に、患者本人や家族が精神的に満足できる医療を行うことが最優先でしょう。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状730 (04/09/99) (医師)
医療は経済活動であるか社会福祉であるかという問題が根底にあるような
気がします。 私が医師として不満に思うのは「その行動規範に社会福祉を要求され、経営に
医療経済を要求される」ことです。 一部の「経済活動を行動規範にして、社会福祉的保護を経営に悪用する」医療
機関があるために困難ではあると思いますが、「医療経済を要求するならば、
他の企業と同様の経済的自由度を、社会福祉を要求するならば、経営の福祉と
しての保護を」求めたいと思います。 だいたい、「経済効率のよい社会福祉」というようなものが存在すると思われますか?
直訴状729 (04/09/99) (?)
直訴状725の方へ
>厚生省の決めた基準を満たしていない民間病院
といわれますが、具体的にはどの看護基準の病棟で入院患者あたり何人の看護職
員がいたのでしょうか? 「看護の基準」にある例では「入院患者50人2.5対1看護10対1看護補助」という
かなり手厚い看護で、 必要な看護職員の数は25人です。3交代しますから平均すると1勤務帯には8.3
人。週休2日とすると実働は 5/7ですから6人。婦長、外来兼務など常には患者業務をしていない人も含めるの
で、1勤務帯に5人程度と なります。 また、>患者は高度な医療を期待して医大を訪れると思います。
といわれますが、K医大は国公立でしたでしょうか?もしも私立でしたら、以下
は読み飛ばして下さい。 もしも、国公立大学病院と民間病院で同じ治療、同じ看護を行った場合どうなる
かを考えてみましょう。 当然、あなたが支払う自己負担金も、保険からくる診療報酬も等しいはずです
(規模などの問題は有りますが)。 民間病院では、その収入から薬剤費、材料費、医師・看護婦・その他職員の人件
費、施設(建物、 駐車場etc)の費用、税金などを捻出します。民間病院では経営を維持するた
めにこれらの費用を なるべく削りたいと考えています。しかし、薬剤費や材料費を削るには限界があ
るので、如何に人件費を 削るかで倒産するか発展するかが決まってくるといえるでしょう。
しかし、国公立大学病院では、それらの費用は予算として収入と直結せずに入っ
てきます。施設費用などは そもそも収入とは全く無関係です。人件費はあらかじめ基準が決まっていますか
ら、収入がどうであろうと 確保できています。身分も安定していますから人員確保も容易です。
あなたならどちらで働きたいと思いますか?これらを同じ土俵で戦わせるのはア
ンフェアだと思いませんか? ちなみに、「厚生省の決めた基準」は「褥瘡を作らないためにこのような看護を
しなければならない」とか 「病棟の巡回は何回しなくてはならない」などという具体的なことは一切規定し
ていません。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状728 (04/09/99) (医師)
直訴状724、725の方へ
このサイトでバンドルネームが採用されたのはごく最近のことですので、
過去の記録を眺めるとバンドルネームが付いている投稿者の方がまれなのは
当たり前です。 バンドルネームに関しては「いろいろな立場として発言する自由」を確保する
ために、「付けない自由」を維持するべきだと思っています。また「うまく
表現できないがこういうつもりだった」という言い訳をするために「過去の私
の発言を見て下さい」などという投稿をする人もいるが、このようなサイトでは
そのとき発言した内容がすべてだと思うし、自分の過去の発言に言及するのは、
それを元にして議論してきた発言者に対して失礼だと思います。
さらに、バンドルネームを元に「個人攻撃」を始めるような不作法な輩も多い
ので、私はバンドルネームを付けません。万一、このサイトがバンドルネームを
強要するならば、毎回違った名前を使うつもりですのであしからず。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状727 (04/08/99) (患者) (HSP(はせぴょん))
直訴状722について
内科医ロックさん、どうもコメントありがとうございます。
まず最初に「あなたは622の方ですね」とありますが、
それは人違いです。でも、622の方は僕のネット上での
友人です。622に「病歴ン?十年」と書かれている通り
大先輩患者さんですが、僕は病歴5年です。僕のデビュー
書き込みは「直訴状127」で、医療者に対する暴言者的
な存在です。それが僕の本性・信条です。 さて、患者さんが勉強しないうんぬんですが、やっぱり、
一般人が病気のことについて勉強するのは必要だと考えて
ます。たとえば、頭が痛いと言って皮膚科にいくのも困る
わけですし、目がかゆいのに歯科へ行くのも困りモンです。
若い世代(20才以下)にそういう人がいても変ではなく
なる時代が来るかもしれません。あなたが言うように健康
な時に勉強する人はいないし、20才以下で慢性病を患っ
ている人も少ないですから。 僕の考えですが、簡単なことを義務教育内で教えたほうが
いいんじゃないか?なんて思います。こういう症状はこの
診療科へ行きなさいとか、こういう病気があって、これは
こういう症状で、一度かかると治らないとか、簡単なもの
で構わないから、国民の医療知識向上、健康増進の一環と
してやったらいいと思ってます。
直訴状726 (04/08/99) (患者) (atuko
)
直訴状722の内科医ロック先生へ
直訴状707のHSPさんは、直訴状622の患者ではありません。
私はatukoです。私も主治医から「賢い患者になりなさい。」と
言われていますし、そうありたいと努力しています。
ただし、患者会の役員だけが知りうるような、コネ、情報等をを使って自分だけが恵まれた医療を受けたいとは、決して思っておりません。
一般の患者が、ごく普通の方法で受診した場合どうなるのか、どんなときに
受診拒否をされるのかを知らなければ、患者の立場での改善運動ができません。
もちろん、私の所属する患者会の規約・目的の第一項は「ベーチェット病について正しい知識を高め明るい療養生活をおくる。」となっています。しかし、言うは易く行うは難しです。
直訴状725 (04/05/99) (患者) (mabo)
直訴状715の識別出来ないDr.の方へ
このホームページが信頼出来る限り直訴したいことがたくさん有ります。
ひとつお願いがあるのですが、(医師)だけというのは止めてもらえませんか?
同一人の方かどうかホームページの運営者しかわかりませんのでね。
ここだけのハンドルぐらい付けられてはいかがでしょうか。
(医師)は立場対立場という構図に思っておられるように感じますよ。
>医大病院の医療を基準にして、民間病院と比べるのは酷というものです。
患者は高度な医療を期待して医大を訪れると思います。だからスタッフも医療機械も比較しておりませんが、看護については厚生省の決めた基準を満たしていない民間病院が攻められるべきじゃ無いでしょうか?どこが酷なんでしょうか。
実際は医療関係者の間ではこんなものだと知っていていわれてるのでしょうか?
現状追認主義は医療過誤の元かと認識しております。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状724 (04/05/99) (患者) (mabo)
#718のcalmさんへ
めずらしく識別名の有る方ですね。ハンドルの有る方歓迎します。
その後過去の書き込みも全部目を通しました。このホームページの目的とか少し
不安を持っていましたが期待出来ると判断しました。
私なりに悔しい思いをぶつける事も出来ず、多くの人もそうであるように
あきらめていきました。しかしここを見つけて少し読んでるとメラメラと
当時の悔しさが込み上げて来たので書き込みしたというわけです。
自分のホームページに少し書いてみたり通信の世界に発表したりとか
ささいな抵抗?告発?を試みる程度しか出来ませんが、投稿することも意義があると感じていますので続編もカキコミしていきます。
患者の間では口コミが結構大きな評価を得ているようです。
それから医師会も莫大な献金をして政治、行政に圧力をかけようと
しているのだから、厚生省、医師会、医薬品業界はダンゴ3兄弟かと
思ってしまいます。 開業医のかたはいわば自営業、或る程度自由な発言が出来るのではと
期待しています。
直訴状723 (04/05/99) (医師) (calm)
最近の論調で、「医療はサービス業で、自由競争の場で市場原理に基づいて取引・提供されるべきだ」 、というものがあります。一面の真理を含むものと考えますが、一方で、何か割り切れない・納得できない部分もありました。 この疑問に関して、つい最近読み始めた本の中に面白い記述をみつけました。・・・・・(市場価値のみを考慮の対象とすべきだという主張は)市場の行動には現われない広い範囲の個人および社会的な価値を無視している・・・・・・・『グローバル資本主義の危機』 p90 (ジョージ・ソロス、日本経済新聞社、1999・1、1800円 )・・・ジョージ・ソロスは、国際的な投資家でかつ慈善事業家だそうですが、この本をよむと思想家でもあります。 小生の前述の疑問の一部が解けたようで喜んでいます。同様の疑問を持たれている方にお勧めします。また、自由競争・市場原理でより一層の理論武装されたい方にも、一見の価値がありましょう。貴方の論敵は、将来この著書からアイデアを借りてくる可能性は高いと思われれます。良い議論を期待しています。
直訴状722 (04/05/99) (医師) (内科医ロック)
直訴状704の医師です。直訴状707のHSPさんへ(直訴状629の医師でもありま
す)。
あなたは622の方ですね。”医師は「病気を治療すること」以外に「患者
さんに対して病気・治療・療養の啓蒙をする」という仕事もあると思います”と
の事。全くその通りでして、704の投稿文を最後まで読んでください。”不勉強
な患者さんには改めて言いますが、決して黙らせるのではなくて教育を、という
事です”とあるように、あなたのその意見と全く同じ事を投稿したのです。実際
に、あなたのように自分の病気に詳しい患者さんばかりではないのが多数ですか
ら。誤解のないように追加しておきますが、不勉強な患者さんの存在はその患者
さんの責任ではもちろんありません。健康な時にそうそう病気の事は考えたくな
いのが人情です。また、今まで古い時代の医療は治療の決定権は専門家としての
医師がもって、患者さんの立場を尊重する考えが不足していた事が問題のおおき
なひとつであることは間違いありません。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状721 (04/04/99) (医師)
あしたは月曜日,何人の外来患者さんが来るのだろう?
午前中だけで50人も60人も受診してもらっても困るんだけど。
昼御飯は何時に食べられるかな? あー、憂鬱になる(^^;
アメリカでは外来患者さんって, 一日,十数人しか診察しないって本当なのだろうか?
直訴状720 (04/02/99) (患者) (帝王切開)
693(患者)のその後。 某産婦人科で帝王切開後、急性腎不全と判断され、治療の効果無く大学病院に移送された妻の事を記します。
大学病院の診断では、ネフローゼ症候群ではないかということで、ステロイド剤の投薬治療を始め、少しずつ
ですが、快復の兆しが見えてきました。でも、退院は順調にいって3ヶ月後ということですが。さて、私はどうしても
妻がこの腎障害になったかが知りたく、某産婦人科に行き手術を担当した医師と話し合いました。で、この医師は
こう言いました。「帝王切開が引き金になって、今まで出てこなかった腎臓病が併発したんですね」と。しかし、妻は
一度も腎機能が悪いといわれた事もなく、それに何の証拠もなく決めつけるのは、明らかに責任転嫁ではないかと
思います。だから、手術時間の異常な長さと、血圧の急低下について問いました。医師は「時間がかかったのは、
切腹したら中がグチャグチャなってたからと」との答え。グチャグチャってどういうことでしょうね?一人目もこの病院
で帝王切開で生んでるのですが、この手術がいけなかったと言っているのでしょうか?それとも、おなかが中が
グチャグチャであった妻が悪いとでも言うのでしょうか?あと、血圧ですが全然問題じゃ無かったと医師。「その証拠に
輸血はなかったでしょう?」、確かに輸血は無かったのですが、手術後貧血が出、鉄分の補給を行っているのですが、
これに何か意味が隠されてるような気がするんだけど・・・。結局、質問しても専門用語等を並べ、うまくかわされて
しまいましたが、どうしても釈然としません。医師の方に質問します。血液検査や尿検査でわからない腎機能障害
があるのでしょうか?妻は手術前、尿タンパクがプラス2ぐらいだったのですが、これで腎障害とはいえませんよね。
妊婦にはよく有ることだと聞くし(ちなみに血圧は正常)。あと、おなかがグチャグチャとは、どういう事でしょう。癒着
だったのでしょうか?それと最後に、手術によって腎機能障害がおこりえる原因を教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状719 (04/01/99) (医師)
( calm )
厚生官僚に一言。 数年前、非加熱製剤(血友病の)に関する厚生省の内部資料隠匿事件が表ざたになった頃のことです。日本医学教育学会の懇親会の席上です。来賓で招かれていた若手厚生官僚が挨拶のスピーチをしました。隠匿事件に触れてこう言っていました。「嵐が過ぎ去るのを身を潜めてじっと待ってます」と。 問題の抜本的解決・再発防止に知恵を絞るのではなく、その場をやり過ごそう・ほおっかむりしてしまえという根性が見えたようで、不愉快になりました。今までは、それですんだでしょうが、今後は無理でしょう。国民も政治家も段々賢くなり主権者としての自覚・責任感も備えるようになっています。公僕たる任務をおもいおこし、『主権者』に忠実になって下さい。
直訴状718 (03/31/99) (医師) ( calm )
直訴状705(mabo)さんへ。
「ここに書きこみした事は何かに反映されるのでしょうか?』と言われてますが、思いますに、何かを訴えたからといって何かに反映されるとお考えになるというのは、あまりにナイーブなのではないでしょうか。ここに書かれた事を参考にしながら、誰かが何処かで地道な努力を積み重ねて、始めて現状が改善されてくると考える方が現実的です。 maboさんが、保健所に善処を求めて相談された事も地道な努力の一つです。また、提案させて欲しいのですが、「患者の看護について医療機関の格差」を認識されたのですから、更に突っ込んだ調査(ご近所の医療機関を対象に、看護の評判を聞き取り調査する)をされ、それを保健所に提出したり地域のミニコミ紙に発表するのはいかがでしょうか。確かに、そんな大変なこと誰もやりたくはない、というのが本音でしょうが、そこはひとつ頑張ってみて戴けないでしょうか。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状717 (03/31/99) (医師)
697の先生へ
>684の方こそ、医療訴訟を増やさずに日本の診療レベルを向上させるためにはどうすればよいか教えて下さい。
との難題を頂きました684です。私の答えは、このサイトで延々と議論されているように
「患者の評価が経営的な圧力に繋がるような医療報酬制度にする」としておきましょう。
訴訟をおこすには、「不満」だけではなく「違法」であることが必要ですが、経済圧力にはそのような制約が
ないので、さらに広範囲に対応できるのではないかと思います。
「顧客満足度調査」の点数がある基準以下になると、1点あたりの報酬が漸減するなんて言うのはどうでしょう。
直訴状716 (03/31/99) (医師)
694の方へ
クリニックの医師に感情的な対応をされて怒っておられるのだろうと思いますがちがいますか?
整理しておかなくてはいけないこととして、あなたのお子さんに関する治療方針に問題があったのかどうかということと、
医師の対応に問題があったかをきっちり分ける必要があります。
まず、対応の問題はこの文面を見るかぎり、この医師はお粗末な対応をしていると言わざるを得ません。
すくなくとも、患者の前で感情的になってしまったことは、大いに問題です(でも、私もこういう対応を
したことがないとは言いません。腹の立つ患者も世の中にはいます)。
次に、治療方針に関しては、文面からだけでは断言はできません。しかし、風邪から来る発熱、嘔吐、下痢に対し、
「絶食と水分補給、そして 乳糖が分解してあるミルク」という治療は、間違っていないと思います。
「嘔吐は1日半で治まった」事からも、その時点までの治療方針に問題はなかったものと思います。
しかし、次回の受診はいつするように指示されていたのでしょうか?また、この治療をいつまで、もしくは
どのような状態になるまで続けるように指示されていたのでしょうか?
また、嘔吐が止まった3日目に受診されたのならば「何を食べてもよい」といわれたのも問題はなく、先の治療方針と
矛盾するものでもありません。そして、4日目の時点で「絶食やミルクは
必要ない」といわれたのも、何の不思議もありません。
「 今、最初に言った(行った)クリニックの医師の指示を聞いていたらと思うとぞっとします」と書かれていますが、
総合病院の小児科の医師も、「嘔吐のある初日から、何を食べてもよく、絶食の必要もない」と言ったわけではないだろうと思います。
ですから、この医師の感情的な対応は責められるべきだと思いますが、治療内容を問題にしている「一つの症状だけにとらわれず、
全身症状や機嫌なども総合的に判断すべきだと思います」というお怒りは筋違いだと思います。
また、鼻炎の薬が何を指すのかは定かではありませんが、もしも抗ヒスタミン剤ならば食欲増進を狙って処方することもあります。
最後に、なぜこの医師がこれほど感情的になったかを考えるとき、思い返して欲しいことがあります。
それは、あなたがこの数日のことを「すべてをお話した」時に、「発熱と嘔吐は1日半で治まりました」ということに対する感謝/喜びの部分と、
「3日目にひどく不機嫌になり、他の病院では食事制限はいらないと言われ」た事に関する疑問/批難の部分のどちらに重点をおいて話をされたかということです。
万一、最初から「治療方針に間違いがあったのではないか」という目で見られたら、どんな医師でもいい気はしないのではないでしょうか?
直訴状715 (03/31/99) (医師)
705の方へ
今後多くの問題を投稿していただけるようなので楽しみにしています。
でも591と673にもありますが、医大病院の医療を基準にして、民間病院と比べるのは酷というものです。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状714 (03/31/99) (医師)
直訴状702の先生へ
「わがまま」ではなく「希望」というべきでしょうか?
心情的には、「生きたい」「助かりたい」という希望にそってできるかぎりの医療をしてあげたいと思っています。
しかし、668で先生がおっしゃったように「医療経済的」な側面を考えると、これらの希望をかなえることには
困難が伴うようになっているのも事実です。
うまい例ではないかも知れません、「悪性腫瘍、手術の危険性は非常に高く成功の望みは統計的にはゼロ、転移は確認できず、
万一手術が成功すれば延命が可能、しかし、保存的治療により安楽な余命を送ることが可能」といった場合はどうでしょう?
予想される結果はほぼ同等ですから、高額になる手術を望むのはわがままだということですよね?
また高齢になると、治療した場合の平均生存期間より、いわいる寿命のほうが短いという場合も出てくるとは思われませんか?
この場合も予想される結果は(数字の上からは)同じですから、治療を望むのはわがままですよね?
「何となくスッキリしないから点滴して下さい」といった望みはわがままで、このような場合は違うのでしょうか?
どんな場合でも「生きたい」「助かりたい」と思うのは決してわがままではないとお考えの先生ですから、きっと
「人命は地球よりも重い」なんていう言葉にも賛同されるのではないでしょうか?「医療費削減」は人命よりも重たいのでしょうか?
この直訴状に対するコメント その1
直訴状713 (03/31/99) (医師)
直訴状693の方へ
奥様の御容体はその後いかがでしょうか?一日も早い回復をお祈り申し上げます。
さて、まずあなたのなすべきことは証拠保全と...という話は誰かがすると思いますので、ここではやめます。
もう一度、あなたが勉強された結果を携えて、主治医に説明を聞くのが先決ではないでしょうか?
ふつうの医師であれば、出産後の症状が「妊娠中毒症である」などと言うとは考えにくいと思います。
そもそも、妊娠中に妊娠中毒症が有ったのでしょうか?無かったのでしょうか?
もしも、妊娠中毒症が無かったのならば、主治医の説明はあなたが言われるとおり、問題外の対応だと思います。
早々に、訴訟の準備でもしましょう。 しかし、妊娠中毒症が有ったのであれば、また、帝王切開に至るなんらかの理由があったのならば、必ずしも
病院のミスではなかったのかも知れません。「分娩前の妊娠中毒症を原因とする急性腎不全」
は有り得ると思います。 また、「帝王切開にかかったかなりの時間」が、通常の帝王切開の時間と比べてどうなのかは、何を基準にされたのでしょうか?
「血圧の下の方が20ぐらいまで下がり」といわれますが、最低血圧のことでしょうか?「最高血圧が最も下がったときに」ということでしょうか?
そして、帝王切開/分娩では手術に問題がなくても大出血する可能性は否定できませんが、それについての説明はあったのでしょうか?
さらに、大学病院に移送されたことを主治医の責任放棄のように書かれていますが、良識有る医師ならば、自分の手に負えないと判断したときに
高次医療機関に転送するのは、むしろ責任のある行為だと思います。
いずれにせよ、この投稿の内容だけでは、なんらかの問題があったかなかったかもよく判りません。
皆さんの記憶の薄れないうちにできるだけ素早く正確に情報収集をしたうえで、納得するなり提訴するなりしましょう。
直訴状712 (03/30/99) (医師)
訴状700について
私も同感です。感じ方は、患者さんによって様々です。脱ぐことに抵抗感のある患者さんであれば、それを察知して、必要性を簡単に説明して脱衣を促すようにすることが必要です。そばにいる看護婦がそれをすべきだったと思います。プロなんだから。万人に納得のいく説明よりもその人に必要な説明ができるかどうかです。
直訴状711 (03/30/99) (医師) (彷徨)
676 および 700 の方へ
700 の方の意見にほぼ賛成です。ただ、我々医師が患者さんに希望するのは「誤解しないで頂きたい」という事なのです。これまで多くの医師が述べたように、適切な診察のためには上半身裸になってもらう必要があるのです。676
の意見では「前の医師はそんな事しなかった」という内容が書かれている点から「上半身裸は必要ない」という誤解があるのはまず間違いありません。誤解が原因で苦情を言われては困惑してしまいます。「ちょっとした一言があった後なら」も、わからなくはありませんが「上半身裸でないと適切な診察ができない」くらいは患者さんも勉強しておいて下さいよ。お願いしますよ。「必要性は理解しているが、それでもこれは猥褻行為だ」というのであれば、話は別です。あと、698の医師が書かれている「わいせつ犯という、誤解されると男性としてわいせつ行為をうけた女性と同じ位恥と感じる」は、私も同感です。病院でそんな噂を立てられたら、退職を考えざるを得ません。
直訴状710 (03/29/99) (医師) (ジッピィ)
昭和40年から50年代にかけて私立医大が乱立しました。子弟を医師にしたい開業医の利害と、
お金をかけずに医学部や医師を生み出したい国の思惑が一致して何十もの私立医大ができました。
当時、お金さえあれば医者になれる仕組みに批判が出たものですが、最近では批判の声が聞かれません。
しかし、当時と何も変わっていないのです。
偏差値がすべてとは言いませんし人格も大切ですが、やはり最新の医学を学び世界と同じレベルの医療を保つには
ある程度の能力が必要ですし、幅広い知識は患者の多様性を受け入れる素地にもなります。
しかしながら、現状は悲しいものがあります。いくら医学教育の重要性を訴えても英語の文献をほとんど読めない
程度の医学生がいては話になりません。医師になってから初めの数年は差が少ないのですが、
その後自分で考えて学習する能力がやはり違います。それにそういう医師ほどよく威張るし謙虚さがない。勉強しないから自分の無知さがわからないのですね。国家試験などは勉強すれば誰でも通るのでフィルターにはなりえません。確かめたわけではありませんが、世界で
私立医大があるのは日本と韓国とアメリカと少数の国です。
20年前に批判された医学生がいまは現場で活躍するようになり、いろんな政党の党首や偉い人の子供が私立医大に
入るようになっていまはほとんど批判の声は挙がりませんが、患者にとって不幸なことです。でも問題にならないでしょうね。問題があっても患者さんにはきっとわからないだろうから。
直訴状709 (03/29/99) (医師)
投稿705に対して 誰でも、どの患者さんでも高度な医療を受けたいという要望はあると思います。K医大もそのような高度な医療を提供する医療機関の一つであると思いますが、ある程度の集中的な治療(急性期治療)が終われば慢性期治療に移るわけです。急性期治療には医師や看護婦の数も多くして、とにかく慢性期治療に移れるような状態まで患者を持っていくことが主眼となります。その後は少ないスタッフの数で治療を行おうというのが我が国の厚生省の考えです。先進欧米諸国に比較すると急性期治療に当たるスタッフの数でも大幅に少ないですし、慢性期治療(いわゆる療養型病床群)ではなおさらにスタッフの数が制限されます。病院としてスタッフの数を増やしたくても、支払われる医療費が増えない限り病院は赤字になってしまいます。
K医大にしても患者が長期に入院されると支払われる医療費はどんどん少なくなり、結局病院が赤字になるのでやむなく退院をすすめるのです。これは厚生省がすすめる在院日数短縮化の政策による誘導です。誤解の無いように言いますと、先進欧米諸国に比較すると日本では在院日数がきわめて長いです。いわゆる「社会的入院」ですね。これを何とか減らそうと厚生省も躍起になっているのと、人口の高齢化によりいやでも国民総医療費が増加しますから、これも減らしたいというもくろみもあります。そうかと言ってこれ以上医師や看護婦の数を増やそうという気もありません。ご指摘の病院の看護婦の数が少ないのは確かにそうだとは思いますが、「基準に満たない」のかどうかはこの投稿だけではわかりかねます。日勤看護婦が少ないようでも、通常看護婦は二交代か三交代勤務ですから、トータルで考えなくてはいけません。
直訴状708 (03/29/99) (患者) (mabo)
つづいて第二の疑問を投稿します。 医療機関での診断てそんなに難しいのでしょうか?
もしその診断が違っていたとすればどんな不利益を被るでしょうか?
診断の経緯を述べますと、O市大でインターフェロンの治験後1:O市大病院では発見されず鬱と診断2:民間T総合病院でも発見出来ず3:民間N総合病院にて脳梗塞CT)の診断4:脳腫瘍(MRI、脳血管造影)→astrocytomaとして開頭手術→治療法無し(民間Y脳神経外科病院)(1994)5:K医大にて放射線開始後重篤に陥り中止、ステロイドで存命しその後CT上で陰影が消滅した。担当医が首をかしげるので私が(YはO医大の派遣医であり医局に持ち帰った)プレパラートを借りて来てK医大に渡したが結論が出ないまま半身マヒのためリハビリをするようにとの理由で転院を進められた。転院先のK総合病院では独自にCTを撮りK医大からの派遣医である脳神経外科部長が脳梗塞だという。
脳圧が上がるからとかでシャント手術を進められたが改善がみられなかった。
その後は医長が担当しK医大に問い合わせた内容によるとK医大で結論が出ず、他病院にプレパラートを持ち込みするも結論出ずとのことでした。組織を取ってもこのように診断がハッキリ出来ないものなのですね。
その後は悪性リンパ腫と名づけられましたがその根拠はついに不明のままでした。
今もどこかおかしいなーと思っています。専門医のかたどう思われますか?
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状707 (03/29/99) (患者) (HSP(はせぴょん))
直訴状704について
ほんとしばらくぶりに書きこみますね。自ら「患者士」
と名乗ってる、北海道のベーチェット病患者っす。
んで、直訴状704のお医者さんに言うんだけど、患者が
勉強するってことは、その患者に「何とか病気良くしよ
う」という心構えが無きゃだめなこったね。自分の病気
に興味の無い患者は、周りの人間がいくら言っても全然
勉強しませんよ。それこそ「馬を川岸まで連れてきたけ
ど、馬が水を飲もうとしないから全く水を飲まない」と
いうのと同じです。 医者としては患者に勉強してほしいでしょうが、それは
なかなか難しいですね。僕のような患者なら、担当医に
処置・処方を指示するまで勉強してるけど、そうじゃな
い患者さんだってこの世にいます。たとえば、80才を
超えた患者さんに「薬の名前を覚えなさい」とか「自分
で対処できることはしなさい」とか「日々データを取り
なさい」というのは無理に等しいです。幼児や児童でも
同じことが言えると思いますね。また、障害などで体が
不自由な人も同じように難しいかもしれないな。全ての
患者に勉強してほしいのはわかりますけど、それは非常
に難しいことです。 医師は「病気を治療すること」以外に「患者さんに対し
て病気・治療・療養の啓蒙をする」という仕事もあると
思います。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状706 (03/29/99) (その他) (tatuya)
精神科、心療内科に行こうとされている方々へ
根本解決になりませんので、やめといたほうがいいですよ!
医学知識なんて現在ならだーれでも簡単に入手できます。
ちょっと前までは、先生方が先生と呼ばれつづけるために、なかなか一般人には
入手困難でした。(そればかりとはいいませんが・・)
精神科に受診しても、医者はせいぜい患者の状況を推測して薬を処方することしか
できません。 医学的知識が同等となりうる以上、
10分程度の患者の言動から状況を推測するしかない医者と、
とても言葉に変換しきれない繊細な症状を直にもっている患者とでは、
自分を楽にするために何がベストかを判断する、 判断に質 が違うのです。
特にクスリについては、服用したことのある患者と、その経験の無い医者とでは、
明らかに服用経験者のほうが詳しいのです。
私は事情あって神経症の方々を多く知っているのですが、ほとんどの方は、うまく
医者をコントロールして、自分にあったクスリをゲットしています。
カウンセリングについても、いくらカウンセラーの勉強したところで、人生経験
の浅い、神経症経験の無い人の言葉はまったく重みがないばかりか、的はずれ
なことばかり、のたまうそうです。(中には、能力のあるカウンセラーいることは
否定いたしませんが) とにかく、自分をらくにするためには何がベストか?自分自身が一番それを理解
できる立場にあるのです。 私は、医者にあきれて、通院をやめたら、すべてが好転いたしました。
当時を振り返ると、「だまされつづけていた」「時間とお金の無駄使い」という
感じです。
現在の私は、仕事に、遊びにとても充実しています。
直訴状705 (03/28/99) (患者) (mabo)
患者の家族として投稿します。 ベットの補助金の差とか医療点数の差とかいろいろ理由があるでしょうが
1:まず患者の看護について医療機関の格差を取り上げたいと思います。
K医大では何時間置きか決められた基準で患者のトコズレ防止に昼夜を問わず
巡回してくれました。しかしここでも長期入院による医療点数の低下が原因か
転院を勧告されました。事情がわからないので承諾するしかありませんでしたが、
K民間総合病院では、またたくま(1weeks)にトコズレを作られました。
注意して観察していると看護婦の数がひどく少ない。
トコズレが出来るまで防止の策をこうじて無いばかりか、作ってしまってからも
防止用具もろくろく施さないし官囲・も穴が空いてるとかでは自費で購入したが
もう治癒しないままであった。 あまりの酷さに所轄保健所に基準に満たない看護婦しかいないのでなんとかしてもらえないか相談すると、書類審査のみでOKになっている、立ち入り調査するには
人員が不足しているとのこと。 誰も患者のための策を講じてくれないことが今の日本の現状だと認識しました。
それでここに書き込みした事は何かに反映されるのでしょうか?
この他にも多くの問題をかかえました。様子を見ながらおいおい問題を分けて
投稿したいと思います。
この直訴状に対するコメント その1 コメントその2
直訴状704 (03/28/99) (医師)
686の方へ。
667の医師です。えらく乱暴な誤解ですね。私は「よく勉強して欲しい」と書いたはず
です。では勉強していない患者さんはどうか?という事に対しては何も述べていないはずです。そ
れ以前の直訴状へのレスと思って書いたので、わざと簡単な投稿にしたのです。このサイトではハ
ンドルネームの欄がないので、これまで私が述べてきた直訴状を示しますので読み返して下さい。
そこには勉強していない患者さんが誤解しやすい状況が書かれています。この話題は633あたりが
始まりのようです。638もそうです。642で患者さんの立場で、患者さんもクレームをつけないのが
よくないという話。644で患者さんの評価の基準も異なり、いい成績を示そうにも、データをごま
かすかもしれないし、という話。646で評価システムの提案。648、651でそれに対する医師の意見
(651は私で、ここがあなたの意見に対する回答になるかもしれませんので、読んでください)。
655で651に対する医師の反論。662にその反論が誤解であるという私の投稿。659では実績で評価は
?との医師の意見。660で他の医師から反論。ここで667の私の意見で、重ねて言いますが、651の
意見をもとにした単なるレスとして書いたもの。668であなたのいわれる患者自身が善いと思う医
療が善いというだけでは、医療経済情勢から難しいという話ですからここも読んでください。669
で私はそれに賛成していますので。687で668に反対する意見(これに対する私の意見は送信済み
)。688で669の私の意見への反論(これに対する投稿も送信済み)。674で訴訟をもって医療技術
の向上をはかるという意見。684でそれに反対する意見。675でその他の立場から668と669の意見に
賛成する意見。ざっとまとめたもので、投稿者の意図と誤解している寸評があるかもしれません
が、その際は訂正してお詫びいたします。私は692の先生の言われるようなアメリカ市民の反応が
あっていいと思うのです。そういう努力はみなさん方もやればできるはずです。Paternalismを改
善するにはそれこそ患者さん自身も勉強を、不勉強な患者さんには改めて言いますが、決して黙ら
せるのではなくて教育を、という事です。
この直訴状に対するコメント その1
直訴状703 (03/27/99) (医師)
684 の先生へ
*開業医の問題>心配はありません。訴訟大国のアメリカでさえ、訴訟を経験する医師は約
1/3 です。日本ではいくら訴訟が増えてもアメリカ程にはならないと考えますので、良心的な診療をしていればまず訴訟の対象にはなりません。
*悪徳の基準>当事者間で利害が一致していれば、すなわち患者さんが満足しているということなので、良いんじゃないですか?リンパ球液事件などはごく稀です。まずは大勢を良くしましょうよ。
*訴訟ゴロ>対策として、医師からの逆訴訟もしやすいような法体系にしましょう。つまり「正しい診療をしているにも関わらず、訴訟により損害を受けた場合の補償請求」です。これにより「本当に診療行為に不満がある人」のみが訴訟を起こす事が期待できます。
*「ほぼ満足な結果」の根拠>医療訴訟判例集を読みました。申し訳ありませんが、手元に無いので題名はわかりません。
直訴状702 (03/27/99) (医師)
687 の先生へ
668 の医師です。私は「ほとんど助からない患者が助かりたいという」や「90や100になってもいきたいという」のは、わがままとは考えません。先生はそうお考えですか?
この直訴状に対するコメント その1
直訴状701 (03/27/99) (医師)
患者さん側と医療機関との間のトラブルを仲裁する第三者機関を創設する、というのはいかがでしょう。この機関は寄付やボランテアで運営し、医師・看護者・パラメヂック・医療に関心のある方々に参加してもらいます。患者さん側で、自分の受けた医療行為・サービスに対して疑問・疑惑のあるとき、そこに電話照会したり尋ねたりできるようにします。第三者機関ということで、医療機関や医師に向かって面と向かっては質問しにくかった事も、比較的自由に聞けるのではないでしょうか。場合によっては、ボランテア(医療専門家含む)が、問題になっている医療機関・医師の元へ出向き、疑問点を問いただす事もします。第三者機関の医療専門家が関与・仲介するというのが、ここのミソです。専門化同士の話し合いであれば、専門用語を交えて突っ込んだ議論や説明が可能でしょうし、患者さんの依頼(許可)ですのでカルテを見ながらの検討も可能でしょう。たとえ患者側にカルテの公開はしないとしている医療機関だとしても、医師同士ならば、その院内ルールもクリアーできるのではないでしょうか。 こうすることで、無用な疑心暗鬼(医療機関に対する患者側の、また患者に対する医療機関側の)が減ってくれれば、有難いと思います。もし医療ミス・非礼が明らかになった場合でも、すみやかに和解交渉へ入れたりお詫びする事もできるのではないでしょうか。 以上、普段考えている事ですが、このような機関があれば、小生も、ボランテアなり寄付をさせてもらうつもりです。 この案もいろいろ未熟な点もあるかと思います。皆さんのご批判・ご批評を戴ければ幸いです。