直訴状501−600
  メニュ−に戻る  


直訴状600  (01/29/99)   (その他〉
直訴状568 大学院生の方へ 上手には言えないのですが、貴方様は身分も大学院生であり、無休も当然です。コメディカルとの関係 も今は上手にやるしかありません。もう少し我慢して下さい。大学院を出ましたら是非、過疎地へ派遣 医(嘱託医)として来て下さい。
 給与は最低でも医療職(T)1級2号給(月) 241,000円  
 医師手当(月) 130,000円(医長、診療部長、副院長へと金額上昇)
 診療手当(月) 180,000円
 研究手当(月) 150,000円
 時間外往診手当   往診料の4割
 時間外手術手当   手術料の1.5割
 分娩介助手当(月) 100,000円(専ら分娩介助に従事する医師)
 緊急呼出を受けた医師 1回 1,500円(但し5,000円限度) 
 X線透視診断に従事する医師 1件につき 800円
 宿日直手当(医師)1回 30,000円
 その他 住宅は無料、当然、航空運賃、運転手付公用車にて送迎無料。
 診療部長・副院長・院長はボーナスあり 年5.25ヶ月分
最低でも、だいたい月100万円にはなるはずです。100万円の価値は充分あります。それだけ医師 は大変な仕事なのですから。ですから医師の休暇に対する代替要員もこれから全国の病院特に過疎地で は必要になって来ますね。それから大学病院教授にお願いです。短期派遣ではなく長期に派遣して下さ い。医療機器・診療も決して劣っていません。コメディカルも優秀です。ただ医療従事者が不足してい ます。助産婦、看護婦、准看護婦(25歳以下、新看護Aに付き出来れば看護婦)、診療放射線技師、理 学療法士、臨床工学技士を募集しています。次回は医療従事者の労働条件について掲載予定。 看護婦、准看護婦
この直訴状に対するコメント その1

直訴状599  (01/29/99)  〈その他〉
現在4ヶ月の息子が難治性下痢症で入院中です。 生まれてから体重は300グラムしか増えていません。まったく予備力もない状態です。 入院中のその部屋は20人くらい小さい子がいます。中には感染力の高い菌を持ってその部屋に入院してくる子もいるらしいのです。つい先日までこの時期に流行るというロタウィルスのこどもが何人もいました。一応カーテンをひいて伝染予防をしているようなのですが、結局うちの子のように抵抗力のなくなっているこどもが入院している部屋です。毎日一人づつカーテン内の子が増えていくのです。 いぜん、子供がお世話になった大学病院では、ロタで入院してくると完全に個室に入れていました。 病院によってずいぶん応対がちがいますよね。親しか子供を守れない・・と、先日お子さんを亡くされたお母様に言われました。せっかく子供専門の病院に転院したというのに、なぜか安心できません。 ハード面ではとても優れているいるのでしょうけど、ソフト面はいかがなものでしょうか。 私も、病院関係者へ直訴すればよいのでしょうが、何分子供を人質に取られている身です!?他のお母様とも話題にはなるのですが、直訴まではいきません。このHPをお借りして直訴させていただきました。でも、がんばらねば・・
この直訴状に対するコメント その1

直訴状598  (01/28/99) 〈医師〉
590の看護婦(士)様へ
コメディカルは医師のお手伝いさんではないとは思いますが、独立して存在する職種でしょうか? 看護婦の業務のなかには「医師の指示のもとに・・」と書かれているものはないのでしょうか? 現在の医療制度が規定する、患者一人当りの医師数と看護職員数の間には4〜5倍の 開きがありますが、これは医師の仕事量は看護職員の1/4〜1/5だということを 示しているわけではないでしょう。 隷属して欲しいとは思いませんが、筋の通った指示には、スムーズにしたがって欲しいものです。 蛇足ですが、「指示簿に書いておきさえすれば」指示が確実に実行されているのならば 非常に優秀なスタッフのそろった病院だろうと思います。 私の知っている病院の多くは、指示簿に書いておいただけでは、かなりの確率で指示もれに なってしまいました。必然的に、看護婦さんに確認の意味を込めて、「指示をお願い」 していました(笑い)。

直訴状597  (01/28/99)  〈患者〉
22才、大学生の元患者です。 自分では覚えていないのですが、親に聞いた話によると、幼い頃随膜炎にかかり入院したそうです。 その時の医師の説明では、4分の1で死に、4分の1で後遺症が残るということだったそうです。 もし死んでいた、もしくは後遺症が残っていたとしたら、両親は医療関係者に対し不満をもっていたのではないかと思います。 今は健康で楽しい日々を送っております。

直訴状596  (01/28/99) 〈その他〉
職場の上司部下の関係に人間性はいらないというのは極論のように思いますが。まるで部下は機械かロボット扱いですね。

直訴状595  (01/28/99) 〈患者〉
投稿591に対して
前段というかお怒りのご趣旨がわかりませんので気がかりは気がかりなのですがあなたの結論は 少し過激ではないでしょうか。他の良識的なお医者さんに迷惑でしょう。現在国立の付属病院を退院したばかりの私は怖くなりました。あなたのご主張が決して実現しないことを祈ります。

直訴状594  (01/28/99) 〈その他〉
直訴状588の方
論点を都合の良いようにすりかえるなって。仕事上の上下、命令で厳しいのは軍隊だと思います。 その軍隊だって人間性を無視すると裁かれますよ。最近ではベルリンの壁を乗り越えて逃げた市民を 射殺した将兵が罰せられました。人間性を考えずに仕事をすればどうなるか。エイズ薬害が如実に 示してるじゃないですか。大学の先輩後輩(学者ー役人)の上下関係とか学閥がからみ、人間性を 一顧だにしなかった結果でもあるんじゃないですか。また、戦時中に軍部や教授の命令でアメリカ人 捕虜を生体解剖したのも医者じゃないですか。仕事するとき人間性を一々考えていたら仕事できんだと。そんな仕事は(特に医療においては)してもらっては困るんだよ。ほんと。
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2

直訴状593  (01/28/99) 〈医師〉
590の方へ
私達の目的は患者さんに良い医療を提供することであり、そのためにはあなたがいわれるように 医師と看護婦は、お互いを認めあって協力していかなければなりません。 お互いに協力し合うという意味では、看護婦が医師のお手伝いをしたり、逆に医師が看護婦の お手伝いをすることは当然、必要だと思います。医療における医師の主な役割は、診断・治療です が私が勤務した大学病院では、診断・治療に必要な指示を出しても看護婦はなかなか動こうとせず、 またできないと言うことも度々でした。時間的、物理的に無理なのであればしかたないのですが、 とてもそのようには思えませんでした。そのような事が積み重なり大学病院はとても診断・治療 に専念できるような環境ではなく医師と看護婦が協力し合っているとは考えられませんでした。 一般病院では、看護婦さんは本当によく働いてくれます。おかげで私自身も大学病院の何倍も質、 量とも良い医療を提供できたと思っています。

直訴状592  (01/27/99)  (医師)
直訴状584に補足です。 現在、官営病院以外では経営が非常に苦しくなってきています。 そこで、経営者がとる方法は、人件費の圧縮と、出来高部門での点数増加です。 いわいるco-medicalの方々は、自発的に検査や処置を行うことはできず、すべてを 医師の指示のもとに実施されています。 この状態で、各部門の実績を上げ、各人の勤務評定を維持するためには、医師の指示に スムーズに従い、むしろ医師に多くを指示してもらうようにするのが、道理です。 翻って、官営病院では、職員(公務員)の身分は原則として保証されており、 実績によって収入が変わったり、リストラに危険に出会うこともありません。 勤務評定も、各部門の上司が行うので、別に医師に阿る必要性はありません。 つまるところ、お役所で有名な「親方日の丸」体質のなせる技なのでしょう。 私も、大学病院にいるときには看護婦、検査技師、放射線技師の皆さんの中に 「この人とは仕事をしたくない!!」と思う方が少なからず居られました。 もちろん、無理を聞いて下さったり、親切にして下さった方もたくさん居られます。 では、民間病院にはこういう人は居ないのでしょうか?  いえ、必ず存在するのですが、官営病院と違って、そのような方はいつの間にか  辞めていなくなっていくのでした。

直訴状591  (01/27/99)  (医師)
暴言です。 多額の税金を使って運営されている国公立病院と、民間病院を同列に扱うな! 国公立病院を利用する患者は、民間病院の利用者に比べて、物的/人的にはるかに 多くの拠出を税金から受けている。 豪華できれいな設備、広い駐車場、多数のスタッフ、最新の医療機器。 これらは、民間病院でものどから手が出るほど欲しいが、経営的な制約から 断念せざるを得ないものばかりである。 これらのサービスを受けるからには、医学教育の実習材料となっていただく だけでなく、薬剤治験への参加や、新しい治療法の実験台となっていただくことを 義務とし、それを断る場合には、保険給付を受けられないなどのペナルティを 課してもらいたいものだ。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状590  (01/27/99)  (看護婦(士))
584へ
確かに医師の指示の元に他のコメディカルが動けば、医師はさぞかし仕事がしやすいかと思います。 しかし、コメディカルは医師のお手伝いさんではありません。 指示簿に書いておきさえすれば、看護婦やコメディカルやるのが当たり前のような今回の発言に 不快感を覚えました。 いつまでたっても、医師が一番と思っているのかと思うといっしょに仕事をする気にならないです。 大学の医師は自分で動かなければならないので、確かにいろいろなことを1人でできる場合が多いですが、一歩外勤の病院に出てくれば何一つ自分でする気のない態度にあきれるばかりです。 看護婦がいなければ、点滴の一本も手術のメスひとつも自分で準備することができないのは医師の怠慢ではないでしょうか? それぞれの職種がお互いを認め合って協力しなければ、いい医療は提供できないのではないですか?
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2  コメントその
  コメントその4

直訴状589  (01/26/99)  (医師)
投稿585に対して
この投稿を読んで全くウチの病院と同じだと思いました。ひょっとして同じ病院の看護婦さんが書かれたのかな、と思います。あってはならない手術室での患者取り違えですね。といっても、昔から同じような事故はあるようで、古くて新しい話題です。このケースも内部告発なのでしょうが、内部告発がなければ闇から闇へ葬られています。まぁ、表面化する病院は救われるとも言えますね。報告される医療ミスが少ない病院が決していい病院ではありません。上手に事件を隠蔽すれば、みかけは「立派な」病院になりますから。  患者取り違えは、とりあえず患者が手術室に入室時に主治医が確認するということに尽きます。大学病院では主治医は研修医クラスで執刀医は講師クラスということが多いと思います。つまり執刀医は患者の顔を知らない、あるいは一度くらいは回診時に見てはいても、ハッキリと記憶にはとどめられない、ということがあると思います。主治医である研修医は雑用で忙しく、患者の入室時には立ち会えない、ということがあるのではないでしょうか。看護婦の申し送りミスということも伝えられてはいますが、主治医がきちんと確認すればすむことです。  看護婦の資質の問題ですが、確かに手術室という職場は他の看護部門の職場とは違い、独特のものがあります。2年のローテートでころころ看護婦をかえらたらたまりません。ところが、総婦長というのは人事異動が好きなんですねぇ。どんどん人事異動をします。なぜかと聞くと、将来のため(主任や婦長に昇進したときに、いろいろな職場を経験しておくほうがいい)ということらしいです。でも主任や婦長には絶対になれない「准看護婦」にも同じことを強いています。言葉は悪いですが、このような方には「専門ばか」になってもらうのもいいと思います。主任や婦長にはなれないが、手術室業務なら主任や婦長以上のことができる、という意味です。  それからうちの病院のことですが、病棟や外来では患者とトラブルをおこすのでどうしようもなく手術室業務を続けている看護婦もいます。外来や病棟では同じ患者と何度も接する機会がありますが、手術室ならそう何度も同じ患者とは接しませんし、些細なトラブルくらいは患者も大目に見るだろうということですね。そういう看護婦に限ってなかなか退職しません。逆に「この看護婦は続けてもらいたい」という人に限って配置転換や退職でいなくなるものです。建設的な意見ではありませんが、どこの病院も同じようなものだと思い、一言書かせてもらいました。

直訴状588  (01/26/99)  (その他)
586のかた
医者じゃなくたって、上司・部下の人間性をいちいち問題にしていたら仕事なんてスムーズに運びませんよ。 あなたは学生さんですか?だったらごめんなさい
この直訴状に対するコメント その1

訴状587  (01/25/99)  (患者)

直訴状579の患者です。 医療過誤ではない、という言葉、納得はしませんが理解は出来ます。きちんとした説明を聞けてうれしいです。 私が一番言いたかったのは処置の前に医師の言っていた「こんなに大きいのう胞だから絶対に失敗しない」という言葉がいかにひどいものかということです。  こんな事を言わずに、処置を行う事によって起こり得る事をきちんと説明してくれればなにもこんなに腹を立てる必要も無いわけですから。さらに、処置中の 「会議があるから早く終わらせよう」という無神経な一言が怒りを増す原因になったのです。部分麻酔ですから患者は意識がはっきりしているわけで、せめて聞こえないように(苦笑)やってほしいですね。冗談はともかく、心ない一言は患者を怒らせるので気を付けてください。 最後になりましたがこのような機会を作ってくれたHPの作者の方と御意見を下さった方には感謝しています。ありがとうございました。

直訴状586  (01/25/99)  (その他)
直訴状584の方へ
いや、驚きました。仕事上の上下関係って人間関係そのもの、従って人間性は当然問題になるんじゃないの?医者って論理的じゃないのかな。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状585  (01/24/99)  (看護婦(士))
先日手術患者を間違って執刀するという事件がありました。 私が11月まで勤務していた手術室でも、この2ヶ月間に患者を間違えて入室させるという事件が2回ほどありました。 手術室の看護婦とは5年で一人前といわれていて、私自身は手術室は職人的な部分があると思っています。 しかし、人事異動で早ければ2年ぐらいで移動(私は今回2年半で移動)、手術室のプロになるどころか、やっと何とか仕事ができるようになったと思うと移動となり、手術そのものに対してもナースのレベルが低いため手術時間の延長、必要物品が揃えられないなど悪影響を及ぼしています。 手術室は医師と看護婦とのチームワークであり、手術室に向いている看護婦とそうでない看護婦が居ることを医師も会議で発言してくれたのですが、看護婦の人事に医師が口を出すなと言われたそうです。 病棟でトラブルメーカーの看護婦が手術室に移動になるという現実を見てきて、総婦長をはじめ人事に関係して居る人々はいったい手術室をどんなふうに考えているのかと悲しくなります。 手術室の怖さを知らずに、いいかげんな仕事をしている看護婦はたくさん居ます。 たまたま事故が起きずに居るだけで、私の勤務している病院でもいつ患者を取り違えてもおかしくない状況を看護科のトップである総婦長がつくっています。 そして、手術室婦長は事故があったことを外部に漏らさずに内々でもみ消そうという考えの人です。 患者が急変したときに対処できる看護婦が2〜3名、麻酔科からは役立たずといわれています。 手術室は看護婦なら誰でも勤務できる場所ではないと、私は思うのですが。 手術室看護婦はどのようにあるべきか、またどのような事を望まれるか意見をお聞かせ下さい。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状584  (01/23/99)  (医師)
医師とコメディカルの関係が問題提起されています。 ここで初心に戻って考えて必要があるのですが、本来 医師がほとんど検査などやっていました。次第に 医療知識が増加しそれを補う上で検査技師などが 誕生してきています。現在はそれぞれがプロとして 活躍しており、完全な補助役ではありませんが、 やはり病院というのはある程度、医師の命令の下 職員が働く状態にしないと、うまくいきません。 人間には指示を与えるべき人とそれを遂行すべき 人がいるべきで、仕事上では上下関係が職種にあるべき と考えます。それは人間性の問題ではありません。 これが、うまくいっていないのが、大学病院の 多くで医師が医師が行うべき、思考、技術習得よりも 雑用に追われているのが実情です。看護婦も点滴 さえしないとこさえ(医師の指導下ではよいのですが) あります。看護婦というより技術的には看護助手 のようなレベルで他の病院では使えません。 検査技師も大学では細胞診断などが医師がやってしまうので あまり、専門的な知識をもっているかたもいません。 近い将来、検査機械の進歩と緊急用の検査装置の 普及で検査技師は、今の1/10位で済むでしょうから 少しは初心に戻り働いてくれるかも知れません。
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2

直訴状583  (01/22/99)  (医師)
直訴状579の患者さんへ.
私の回答がお役に立てたならばよろしいのですが.576の医師がいわれるように合併症の中にはある程度の確率で発生してしまうものがあります(中心静脈確保というのはその最も典型的な一例で,下の「無給」院生は実は私です).患者さんとしては納得しがたいかもしれませんが,やはりこれは「過誤」とはいえないでしょう.法的な問題は別です.静脈の走行異常・変異などは予測がつきません.まさか,そのために血管造影をするわけにはいきませんし,すればしたでこんどは血管造影の合併症の方が危険性が大きくなります.また,日本医師会に私は入会していません(笑).弁護士会と異なり,医師会は強制加入ではなく,私のように親が開業医ではない学位収得前の医師の多くは入会していません.個人的には医師会は主に開業医の利権確保のためのもの(悪意で言っているのではなく,一定の職能団体としては当然のこと)と考えており,私個人とは全く無関係です.院生としての立場の発言は,医療従事者にもそれぞれの立場があるということです.放射線技師の方が現状からは首を傾げたくなる投稿と言っておられましたが,それはあなたが一部しか知らないからです(断定)!少なくとも私は大学病院,公立病院,私立病院(全て複数)のそれぞれで臨床に従事してきました.例えば私立病院の場合,経営者は通常,理事長兼院長である医師であり,co-medical は雇用者かつ監督者(看護婦・士,放射線技師は医師の指示のもと業務を行う旨法律に規定されている.また病院の責任者である院長は医師しかなれない)の二重のしばりのもとで業務を行うことになり,医師に不満が募るのは理解できます.でも,それが全てではないのです.全国の国公私立全ての大学病院では,私の言っているのと大同小異の現状があるのです.卒業したての研修医は遠慮もあるでしょうし,言いたいことも言えないかもしれませんが(研修医のみなさんの意見お待ちしています!),30過ぎて医療現場の様々な現実を知って帰ってきた私としてはこれではいけないのだと思います.
例えば漫画の「おたんこナース」では,医師が人工呼吸器を使用するのに看護婦が反対する場面がありましたね.私のいる大学病院でもまず反対されます.でも理由は違います.それは看護業務特に準夜勤・夜勤業務の負担が増えるからです!これはそのようにはっきり言われるのです!率直に言っていわゆる末期の患者さんにはこちらからは人工呼吸器を用いることをすすめはしませんし,家族も通常そうは希望しません.しかし,なかにはこれを希望する家族もいます.そのため人工呼吸器管理下において,もし主治医が研修医だと看護婦は腹いせにあからさまな主治医いじめを始めるのです.これはとてもこの大学だけの現象とは思えません.患者さん方にはこんなことは信じられないかもしれません.看護婦さんは9Kに苦しんでも懸命に働く白衣の天使!(看護婦さん自身にはいやな言葉でしょう)で,医師は高給取り(オイオイ!)の高慢な輩(そんなのは確かに多いかも)で,医療現場では常に強者(こちらもいろいろ患者さんには泣かされるのですが)という設定でしょうから.大学病院の看護婦(士)の全ての方がそうだとは言いませんが、他の医師が言われるようにもし一般病院に再就職したらどうするんだろうという方が多いのは事実です。これについては反論があるでしょうし、またあるべきです!看護婦(士)、放射線技師からはそれぞれの立場からの意見があるはずです。私は自分の意見のみが正しいとは言いません。意見を下さった技師の方達には失礼ですが、医師の人間性に期待をもてないから議論をしたくないでは建設的ではありません。また、医師だって違う意見の方も多いと思います。個人的には医師が中心となって上意下達的に業務を遂行せよと言うのは無理があると思います。それでは医師以外の大多数の医療従事者の意欲をそぐことになります。これらのことについて患者さんの立場からの意見を頂きたいですね。

直訴状582   (01/22/99) (その他)
578の方
こんな本があります。
「医者・病院に強くなる本」 天野教之著 主婦と生活社 「医者がすすめる専門病院」 医療研究グループ編 ライフ企画 「医者は患者の味方です」  箕輪良行著 潮出版社 こんなのもあります。 「バカな患者!!」     患者を罵倒する医師の会編 データハウス その他いろいろ出ているようです。ご参考まで。 

直訴状581  (01/21/99)  (看護婦(士))
私は*生会**病院で働いています。神経内科の先生は透析医学会の指導医でとてもよく透析を知っていらっしゃいます。先生が来られて私たちの病院は透析医学会の認定施設の指定を受けました。先生は毎月*生会**病院透析室の先生や技師さんや看護婦と勉強会をされています。**医大透析室の依頼で**医大の透析室で研修に来ている看護婦に講義もされています。それなのに、私たちの病院では、神経内科医だということで、透析を担当されている先生だけでなく病院ぐるみで透析に関して先生を無視しています。患者さんはできるだけ良い治療と看護を受ける権利があり、そのためには病院はより良い治療と看護に努力しなければならないと思います。今よりずっと良い透析になるはずなのに。なぜ一番透析を知っていらっしゃる先生を無視しているのか理解できません。

直訴状580  (01/20/99)  (医師)
直訴状 575の放射線技師の方へ
私も大学院生ですが臨床にもたずさわっています。 昨年までは民間病院などをずっとまわっておりました。 民間および通常の病院ではたしかに技師の方や看護婦さんたちも 大学病院よりはるかに仕事が速いです。 前述の医師も書いておられましたが,たしかに現在 院生なので給料はありません。だけども医師として働いている以上 自分の担当の患者さんだけはしっかりみています。 鋪徠筑╋Wはおたがい譲り合いだとおもっていますので ギブ and 丹vいます。それがわからないような人は なるべく避けるようにしています。。。。

直訴状579  (01/20/99)  (患者)
直訴状550,561で意見を取り上げていただいた患者です。
ご丁寧な回答ありがとうございました。「医療ミスとは言えない」という部分には賛成しかねる気持ちもありますが、かなりスッキリしました。 医師の方には患者がいかにインフォームドコンセントを望んでいるかということをきちんと認識していただいて、私のような心情的なトラブルが起きないように心がけていただきたいと思います。日本医師会全体がそのような方向に進んでくれるとうれしいのですが。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状578  (01/20/99)  (患者)
私は現在、幸いにも大きなけがや病気は持っていませんが、ここに書いてある文を読んで、将来なにかあったときに、単に近くにあるとか大きな病院であるとかいう理由だけで入院先等を決めることに不安を覚えてきました。 そこで、なにかいい病院の見分けかたなどあったら教えてください。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状577  (01/19/99)  (放射線技師)
571の放射線技師です。
遠慮気味の書き方だったでしょうか。そう言われてどうしてか考えました。一つは先生方を始め我々も今の医療状況では本当に必死に働かないと生き残れないですし、 その中で人間関係もよりギスギスするようになるでしょう。それを具体的に言い合っても空しいと 思い込んでる部分が私にあったのでしょう。もう一つは、やはり性格といいますか人格はもって生まれたものに近いし教育では如何ともし難い所があると思います。失礼ながら、医師の免許がなければどうしょうもない人だなあとつくづく思わされる先生も多いです。しかし一方でどんな世界や仕事でも立派に通用する先生(2割位か?)もいらっしゃいます。それで、多少歯切れが悪くなったのでしょう。

直訴状576  (01/17/99)   (医師)
鎖骨下からの中心静脈穿刺では1-2%に気胸が起こるわけで,それは必ず患者さんに説明しています.このような当然一定の確率で生じうる合併症は医療過誤とはいえないのではないでしょうか.ただ,このような合併症を患者さんのみならず,看護婦さんなども過誤扱いすることがあるのは悲しいことです.


直訴状575  (01/17/99)  〈放射線技師〉
568の医師へ
大学病院とはそういう所かもしれませんが。 私は、600症ほどの私立病院に勤務しています。 医師の世界は封建的で上下関係が厳しいと聞いていますが、我々コメディカルは医師の部下でもなく、まして手足でもありません。大学病院の一部の医師のように自分が神様のような存在と勘違いされている方(そんな人はいないのなら謝ります。)が、見下すような言動をされれば医療従事者だって人間ですから、事あるごとにいやな思いをすると思います。もう少し人間関係を考えていけば、良い方向に向かうのでは?586さんのように、おねがいします、ありがとうをきちんと言えるような方であれば当院では気持ちよく仕事ができると思います。コメディカルの私たちでって、患者さんが第一ですよ。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状574  (01/17/99)  〈医師〉
直訴状571の放射線技師の方へ.
質問した医師ですが,私は反論があって当然と思って質問したのです.あなたも少し遠慮気味の 書き方でしたが,できればもっと具体的な例を示して医師に反省を求めて下さい.私の個人的経験 からは公立病院・私立病院勤務時代に技師の方に高圧的に命令!できるような立場ではありません でしたが.あなたの言われる「青年」医師はかなり広い範囲なのでしょうか(笑)? 一般的にはあなたの言われるようなことが多いことは推定できますよね.このような公開の場で お互いの言い分を聞いてもらうのはいい機会ではありませんか. 直訴状570の看護婦(士)の方へ. 横浜市立大の例を見るまでもなく,医療過誤を起こすのは医師だけではありません(個人的には この引き継ぎの看護婦に全責任があるのではないと思いますが).あなたの言われるのが以前の どのことを指しているかよくわかりませんが.質問ですが,例えば中心静脈確保(いわゆる CV line ) の際に起きる気胸(手技的に盲目的に行うことが多いわけだから,どんな医師でも起こしうるはず) などに,あなたはどのように対応したらよいとお考えですか?具体的に考えを示して下さいますか.
この直訴状に対するコメント その1

直訴状573  (01/15/99)  〈医師〉
人間の曖昧差について。 人間の遺伝子には個人差があり、そのため病気に対する 反応が大きい。しかし持っているgene が多すぎるため 今の所はその人間が長生きするかどうか、病気に成りやすいかは 家族歴などで医師は予想している。 例えば、貴方の父母共に高血圧であり糖尿病でしかも 脳卒中などになっていたら、貴方が長生き出来る可能性は 低いどころか、植物状態になったりして子供に迷惑を 掛けることもありうる。しかし、それはあくまでも 可能性の問題である。 近い将来、個人の遺伝子を調べることによって その人間の将来の健康、病気の可能性が判定できるだろう。 しかし、それでも可能性である。そのためにあなたの 医療保険料金があがったりすることもありうる。 私はこれ以上医学を進歩させて人間をそういうことを 知ることができるのが幸せなのかは判らない。 私は医師であり科学者でありそのようなことに興味は あるが、人類にとってはどうだろうか。 最近の中年の医師は延命には醒めた感覚をもっている。 それが患者、患者家族に冷たいと思われるのかもしれない。 しかし、私なら無用な治療を施す若い研修医や医療に 期待をもっていた時代の50才以上の医師に診られるより は、そのほうが有難いがそのような感覚を患者が もつのは難しい。また患者家族にとって良かったと 感じられることが、患者にとって良かったのとは 一致しないことも多い。 とりとめも無いが、最近のアメリカ人と日本人がどうも 人間を機械と勘違いしているようで治療がやりにくくて しょうがなく、いろいろ考えている。日本とアメリカ が非常に感覚が似ているのだろう。どちらも機械に頼り 大量生産に明け暮れ、不潔なものには蓋をして みていたのは奇麗なものばかり。

直訴状572  (01/15/99)  〈医師〉
直訴状567の方へ.
前回投稿した医師です.回答を読み返すと詰問調になっていますね.不愉快に思われたかもしれません. 治療法についてですが,通常は初期研修中は上級医の指導下で基本を学びます.その後は経験のない症例について 文献検索や上級医との相談,カンファレンス等で治療方針を決めます.ただし,治療法にただ一つの正解はありません. 患者さんが治療法を調べる上で最も頼りになるのは「今日の治療指針」でしょうが,日常診療においてこれと必ずしも 同じないようにはなりません.患者さん個々の例で違いますし,施設間の方針の違いもあります.どんなに経験のある 医師でも文献検索は不可欠です.治療法は日進月歩で進みますし,経験のない病気はいくらでもあるからです.むしろ 高齢の医師は古い治療法に固執する傾向があります.よく,医師の質の面で若い医師や医学部入試のことが話題になり ますが,では既存の医師が優れているかどうかについて,私は否定的です.医学部受験生に医師のあるべき姿を聞くより 医学部教授選の候補者に金を懐に入れないよう誓わせる方が現実的ですね.高齢だからといいかげんな治療法になるわけ はないでしょう.現在でも治療対象の多くは高齢者です.ただし,寝たきり・痴呆などのある方が家族との相談で積極的 な治療を行わない方針になることはあり得ます.医療者・患者間の信頼関係ですが,そういえば最近は「ラポール」と いう言葉よりも「インフォームドコンセント」がよく言われていますね.それはともかく,何を根拠に信頼があるのかと いうとこれはかなり主観的な問題ですね.患者さんの主観的価値観に合致するように行動せよと言われても(そういう 意味で言われているのではないことは承知していますが),できない・してはならないこともありえます.

直訴状571  (01/15/99)  〈放射線技師〉
568の先生へ
建設的にと釘をさされていますので言いにくいのですが、先生は紳士だから 悩まれるのではないでしょうか。無給医とか何とか関係なく顎でわたし等を 使いまくって「ありがと」の挨拶もなさらない前途有望な青年医師が多数派 じゃないでしょうか。事実に照らせばどうも理解に苦しむ投稿なので一言。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状570  (01/15/99)  (看護婦〈士))
医師が人間である限り、医療ミスが起こってしまうと言うのなら、人間として過ちを認め、申し訳ないと言って欲しい。償って欲しい。二度と同じ過ちを犯して欲しくない。 そう思うのは当然のこと。 なのに自分の過ちから逃げようとする医師は、結局人間ではないではありませんか。 だったら、医師だって人間だからミスもするなんて言わないで欲しいです。

直訴状569  (01/14/99)  (患者)
私は現在妊娠8ヶ月のものですが、妊娠7ヶ月ごろより喘息がひどくなり通院している総合病院の呼吸器科において診察を受けました。治療薬として気管支拡張剤(テオドール)ステロイド剤(メチルプレドニゾロン)等をいただきましたが、ステロイドの内服は心配でしたので私が妊娠していることおよび薬の安全性を確かめたところ「大丈夫だ。」ということでしたので約3週間内服しました。内服中には呼吸も楽になっていましたが、ひどい口内炎となりステロイドの内服は中止しました。その後本日別の医師に診察していただいたところ、普通はこのような薬を使わないこと、副作用の心配などを聞かされました。またカルテには私が妊娠していることも明記されていませんでした。現在は別の薬を内服しているのですが、子供のことが心配です。そこでお伺いしたいのですが、ステロイド剤の内服は心配ないものなのでしょうか?また妊婦への投与はよく行われるものなのでしょうか?胎児に対する副作用としてはどんなことが考えられるのでしょうか?。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状568  (01/13/99)  (医師)
大学病院にて臨床に従事する大学院生です.以下の文に建設的なご意見をお願いします. 身分は大学院生ですが,実態は無給どころか学費を払う(年間約45万)「無給」医局員です. 最後に休みを取ったのは2年半前の夏休みで3日間だけ帰省しました.以来休みはありません. 1週間で大学にいるのは120時間ぐらい,ほとんどが診療関係の雑務に費やしています.これでは 研究の時間はありません.それはともかく,いつも不満に思うのはco-medicalの非協力的態度です. 9Kとも言われる看護婦は年休付きの3交代でご帰宅(定時ではないでしょうが),主治医を24時間いつでも 呼び出してくれます.病棟への入院はなるべく一日2人まで!と制限はするは,雑用はあんたの仕事 (私は給料もらってないっての)とばかり押しつけてくるは,業務上のことで質問してもまともな 答えはかえってこないはとほとほと呆れます.また,夕方見回った患者さんが深夜急に投薬を希望 したために(これがまたよくある),やむなく薬剤部緊急受付に行って薬を受け取れば,薬剤師が なんでこんな時間に調剤させるんだと思うだけでなくはっきり口にしてくれます.そのたびに 申し訳ありませんがお願いしますとくり返しています(その直後に別の患者が処方を希望することが これまたよくある).夜間の急患で,撮影が必要なときも申し訳ありませんがお願いしますとくり返して 夜間起こされて不機嫌な放射線技師をなだめて撮影してもらいます.私の希望としては,もう少し互いに 協力的にできないのかと思うのですが.みなさんの立場からのご意見をお願いします.
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2  コメントその3

直訴状567  (01/11/99)  (患者)
560の方へ
551で意見を述べた者です。認識も甘い上に、医療現場のことをよく知りもせず失礼な 発言であったこと、お詫びします。ただ、私が言いたかったのは、技術的・専門的なこと は言うまでもないのですが、患者の身になって治療してほしいと言うことなのです。 医学のことをよく知らない者は、医師の言うことを信じて治療を任せるしかないのです。 でも、医師にだって、知らないこと、はっきりしない曖昧なことは、たくさんあるという ことでしたね。患者の症状や、治療方法がよくわからない医師の方は、一体どのように治 療を決められるのですか?どのお医者様も先輩に尋ねたり、もっとよい治療法はないかと 書物を調べたり、できるだけの努力をしてくれているのでしょうか?高齢だからもうあき らめようと、簡単に結論を出したりしてないことを望みます。誰だって、家族には、最善 の治療を受けさせてやりたいと願います。転医しようか、どうしようか、と悩んだことの ある人はたくさんいると思います。そこには、やはり、医師と患者・患者の家族の信頼関 係がなかったからではないのでしょうか?私は、2年前母をガンでなくしました。息子よ り若い主治医の先生でしたが、母はこの先生でないといやだと言って聞きませんでした。 不安がないわけではありませんでしたが、末期ガンであったこともあり、母の意思を尊重 して、転医はしませんでした。その病院は、「病気を治すだけが医師の仕事ではなく、患 者に信頼されなければだめ。」といった感じのお医者様が多かったように思いました。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状566  (01/07/99)  (医師)
直訴状559の臨床工学技師の方へ。
 循環器内科医です。結論を言えば、患者さんの転送を考えるべ きだったと思います。あなたの現状を聞かれなかったのなら、改めて電話しなおして、病院から 120km程離れていていつ到着できるかわからないと告げるべきでした。連絡した人もまさかあなた がそんな遠くにいるとは思わなかったのかもしれませんし、あなたの状況を考える余裕もなかっ たのでしょうし。私なら(他に対応できる技師がいなければ)搬送の危険を承知で他院へ搬送し ます。一刻も早く手術しなければ死を招くからで、手術までどれだけかかるかわからないのに待 つ訳にはいきません。首都高速から一般道を経て20kmの病院なら、移送可能な病院はあると思い ます。それに今回は間に合ったかもしれませんが、”あと30分到着が遅かったら”ということは、 渋滞や、あなた自身がひき起こした事故であなたの到着が遅れて患者さんが亡くなっていたら、 それどころか多くの人々を巻き込んだ大事故を招いていたら(ごめんなさいでは済みませんよ) ・・・。大目玉を食らうのは当然です。そして体調を崩し、次に同じ状況に会った時に対応でき る体調でなかったら、更に迷惑をかけるだけです。今回はあなたはヒーローでしたが、一歩間違 えば大事故をひき起こした暴走車のドライバーで、来るはずのないあなたを待ち続けた患者さん をも死なせたかもしれないのですよ。”私が事故にでも巻き込まれていたらどうなったかなぁ? ”なんてのんきな言い方ではすみませんよ。以前、医療従事者は患者さんのために命をかけろ、 という投稿がありましたが、少なくとも無関係の他人の命をかけるべきではありません。もしく はこれは可能かどうかわかりませんが、警察に事情を話してパトカーに同乗して連れてきてもら うということもできたかもしれません。おそらくあなたは熱血漢で患者さん思いの技師さんだと 思います(茶化しているのではなく、本当にそう思います)。でも、緊急を要するあまり冷静に なれなかったのでしょうが、今回患者さんもあなたも命を長らえているのは運がよかったので、 今一度冷静にお考えになり、以上のような次善の策があったのではないか、よくお考えになって ください。

直訴状565  (01/07/99)  (患者)
今日、3歳の娘の虫歯治療に幼稚園の校医である歯科医院に行きました。 娘は歯科検診以外では歯医者は初めてで、座ったとたんに泣き出しました。 すると医者がいきなり怒った口調で「泣くな!黙れ!」と言い娘の涙を拭いていたハンカチを取り上げると娘の口に押し付けました。当然怖がってまた大泣きしました。 すると今度は「泣くな!」と言って頭を叩きました。やっぱり娘はさらに泣きました。 すると助手の人が持っていたバキュームのノズル(今まで口の中に入っていたよだれだらけの)を 娘の顔中に押し付けたのです。 そばで見ていた私は唖然としてしまいました。 さらに「初めて連れてきていきなり治療じゃあ怖がって泣くに決まってる!」と捨て台詞。 そう思ったら医者が判断して今日は慣らしだけにしましょうとか先に言ってくれればこちらも従うのに 小児歯科とはなんなんでしょう。それは泣いた娘も悪いと思いますがそれをなだめながら治療してくれるのを期待してはいけないのでしょうか?さらに泣かせてどうする!と私は言いたい! どんな嫌なことがあったか知りませんが、それを医療現場にもろに表すなんて医者失格だと思います。

直訴状564  (01/05/99)  (その他)
直訴状558の方へ.
御参考になりましたでしょうか.追加説明として医師・歯科医師は共に6年の学部・4年の大学院博士課程制度があります.大学院基礎系は両者に入学資格があり,それぞれの口腔外科(医学研究科・歯学研究科双方にある)以外の臨床系入学にはそれぞれの資格を要します.両者は対等であり,歯科医師はいわゆる co-medical ではありません.例えば心臓病の患者の歯科治療・口腔外科手術に際して処置・手術を行うか否かを決定するのは歯科医師です.実際には循環器科医師の意見を聞くでしょうが,その意見はあくまで参考です.逆に言えば責任は全て歯科医師にあり,また医師の監督下にはないのです.実地の口腔外科・顎顔面外科の治療に際しては事実上歯科医師に制限はありません(だからこそ前記のごとき同等の学歴用件を要する).抗癌剤どころか放射線治療もかまいませんし,遺伝子治療(今はされてないが)もかまわないはずです.顔面の形成手術に際しては骨盤からの骨の移植もします.だったら二元化しておく必要がないだろうて?そのとうりですね.歯科医も過剰ですし,将来的にドイツのように医学の一分野に吸収される可能性はあります.

直訴状563  (01/05/99)  (医師)
直訴状561の患者さんへ.
後半が文字化けしてしまい申し訳ありませんでした.さて今回のご質問ですが, 1)この病状説明は医療において本来ならば最も重要なことであるのですが,残念ながら旧態依然たる医師至上主義と医療者側の時間のなさ,保健点数上の低評価のために多くの病院では十分になされていない可能性があります.ただし,大学病院や公的病院では重視されてきている傾向があります.私は観血的処置を行う際は1時間程度の説明を行うようにしています.基本的には,患者側の求めがあれば納得ゆくまで(あくまで常識的範囲で)行うようにしています.実際には week day は診察・検査その他でいっぱいなので,夜間か休日にしています.必ず医師2名以上,患者側2名以上が原則です.従ってご質問の医師達の態度は責められてもしかたないでしょう.医師としては時間がないというのには同情すべきものはありますが.この大きさの嚢胞様病変ならば何もないではすまない可能性が大きいと思います.公的病院では責任問題を考えて十分な説明を行うように指導しています. 2)納得いくまで署名する必要はありません.処置に対する同意なしには何もできません.すれば傷害行為です. 3)この場合エコーガイド下(超音波で位置を確認しつつおこなうこと)にて針を刺入したはずですが,必ずしもおっしゃるような「合併症」なくすむとは限りません.あなたのように出血・血胸が起きても「医療ミス」とは言えないと思います.残念ながらこのようなことはときに起こります.珍しくはありません.事後の適切な処置を行えば「医療事故」とは言えないと思います.この点に関しては異論のあり得るところでしょう. 4)医師の態度があなたの言われる理由に基ずく可能性はありますが,それよりも旧態依然たる医師至上主義によるものの可能性が大と思います.合併症の発生は珍しくなく,最初の病状説明の時に合併症の内容と危険性を十分説明していれば通常トラブルはありません.あなたの場合も「たいしたことはない」といわれてこのようなことになったからお怒りなのでしょう.前回書いたようにあなたの場合かなり危険性は大きいと考えて,私ならば危険性を強調し,放置の際の危険性はそれより大と説明します.トラブルが起きてからの対応よりも起きる前の対応の方が有効に決まっています.

直訴状562  (01/04/99) (患者)
患者の家族です。直訴というわけではなくおたずねしたいことがあります。脱随性末梢神経障害という診断で、 ステロイド剤の治療を行いましたが、あまり効果はありませんでした。 残るは血漿交換と免疫抑制剤、ガンマグロブリンの3つということですが。 早急には必要ないということで様子を見ていました。 最近少し悪くなってきたのでなにかしらの治療が必要であるといわれ、 今ガンマグロブリンのちけんをしているのでどうかと進められています。 この場合どのように対処するべきなのでしょうか? 医者からの説明もわかりにくく、もっと医師の方から説明があるべきではないかと思います。

直訴状561  (01/04/99)  (患者)
直訴状550で取り上げていただいた患者です。
 まずはお返事を頂いた医師の方へ、丁寧な御意見ありがとうございました。後半が文字化けしてしまったのが残念です。 さて、お返事を読ませて頂いて思った事などを書かせていただきます。
@インフォームドコンセントについて 入院前及び処置を行う前に担当の医師からの「説明」はありましたがその内容は以前投稿した通りのものでした。通常はもっと詳しく行われるものなのですか?どこまで要求できるものなのでしょうか?私の場合は繰り返し説明を求めたのですが返って来る答えはいつも同じ「たいした病気じゃないし、処置も大した事はない」でした。
A同意書について 同意書への署名は確かに行いました。たいした説明を受けていないのに同意した私がうかつだったのでしょうが、納得のできる説明を受けるまで署名を拒否する事はできるのでしょうか?
B処置について 私の処置は肋骨の下から針を刺したところ針が肝臓の血管を刺してしまい出血、次に肋骨の間から針を刺して今度は胸膜を破ってしまって嚢胞の内容物と血液が「胸くう」に漏れ出してしまい、最終的に鎖骨の下から針を刺してようやく排液できたとういう状況でした。通常の処置でこんなことが起こり得るのでしょうか?もちろん100%の成功なんてあるとは思っていませんが、専門のかたの意見をお聞かせ下さい。
Cその他 担当の医師は絶対に謝ろうとしなかったのですが、医師というのはそういうものなのでしょうか? ものの本では「患者に謝罪すると後々裁判等になったときに不利になるから謝るなと指導している」ということがあるとあったのですが本当ですか?このホームページに御意見を寄せて頂いている医師の方には失礼になりますがどうしてもお聞きしたいです。

この直訴状に対するコメント その1

直訴状560  (01/02/99)  (医師)
直訴状551の方へ。
あなたのおっしゃることにはいくつかの現状認識の足りない点があるようです。
1)「この医師が二度とこんなことをしないように」 この医師の治療上の過誤が前提のようですが、糖尿病治療に携わる私にとっては、原文には明確な過誤は見当たりません。なにを根拠に医師のミスというのでしょうか。患者さんが亡くなったからでしょうか。それならば病人の死亡は全て医療過誤なのでしょうか。
2)「人の命を曖昧に扱う」 残念ながら病態の把握に限らず、医療の全てが曖昧なものの上に成り立つものです。今の科学なら全てが明確なのでしょうか?CTをとってもそこにあるのは白黒の濃淡であり、診断根拠は「曖昧な」経験的判断です。コンピューターが病名を診断してくれるとお思いですか?また、「死」とはなんですか?あなたは脳死を死と認めますか?肯定・否定のいずれにしろその根拠は何ですか?誰もが受け入れる明確な答えはあるのですか?「死」さえ明確なものではないのです。
3)「医師は誤診で懲罰を受けないー殺人行為に等しい」 もし医療過誤であれば明確な業務上過失致死で刑事上、民事上の責任があります。
4)「医師が社会的に経済的に恵まれている」 開業医が念頭にあるのでしょうが現状は勤務医が多く、高校などの同級生と比較して収入は真ん中より下のレベルで、拘束時間が2倍くらいです。看護婦(士)さんより給与は高いが、いつ呼ばれるか分からず、私は学会期間中以外は24時間オンコール体制です。このことについては看護婦(士)さんなどから意見を聞   きたいですね。現状では確かにまだ「お医者様」という扱いはありますが、そんなものは将来的に完全になくなるでしょう。医療サービス提供とその代価の支払いという関係になると思います。
5)「医療を監視するシステム」 これは必要と思いますが、合併症として?逆に医療費を押し上げる要因になりかねません。また不正の監視は必要ですが、医療者側性悪説には納得いかないものがあります。

この直訴状に対するコメント その1  

直訴状559  (01/02/99)  (臨床工学技師)
12月29日の午前1時,ポケットベルが鳴った.「解離性大動脈瘤の上行弓部大動脈人工血管置換術 を行うのですぐ来て欲しい.医師も今こちらに向かっている.スタッフがそろい次第手術室に入室 する.すぐに脳分離体外循環での人工心肺の準備をして欲しい」.と病院との電話でのやり取り. 内容からして緊急を要するのはわかりきったこと.しかしその時私は病院から120km程離れた場所 にいました.さあそれからが大変でした.車で一般道を20km程走行して,それから東北自動車道を 走り,首都高速へ,そしてまた一般道を20km程走行して病院に着きました.全行程で120kmを 1時間で走り抜けました.手術室に入ったのは2時10分.途中の高速道路は時速160〜180kmで, 首都高速は時速140〜160kmで走っていました.「そんな無茶な事をして事故でも起こしたらどう するんだ?」と職場のスタッフから大目玉を食らいました.しかしあと30分到着が遅かったら患者 さんは...それに私が呼び出しを受けた時,私の現状も聞かずに,「状態が悪いから至急準備を!」 だったのです.そりゃぁ慌てるし,緊張もします.どんな理由であれ人工心肺が準備出来なくて 手術が出来ずに,大動脈が破裂して患者さんが亡くなった,なんて許されるわけないですよね. おまわりさん,私に道を譲って下さった方,その他ご迷惑をおかけした皆さんごめんなさい. でもおかげで患者さんは無事助かりました. でも私は極度の緊張と肉体疲労,精神的疲労とカゼ のぶり返しで今現在体調はボロボロです. でももしあの時,私が事故にでも巻き込まれていたら どうなったかなぁ? やっぱり身を削っででも行かなくちゃいけないんだろうな?
この直訴状に対するコメント その1

直訴状558  (12/31/98)  (その他)
歯科医師さんが外科的治療が可能なのに、何故医師会が分かれているのか常々疑問でした。 抗癌剤を投与出来るという事も大変興味深いです。有り難うございました。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状557 (12/31/98)  (医師)
直訴状551の方へ。 あなたのおっしゃることは一般論としては妥当と思います。しかし、個々の例としてこれが医療 過誤とは言えない(少なくとも文中からわかる明確な過誤はない)と思います。患者さんの側 からは入院前元気だった肉親が癌でもないのに「糖尿病」のような病気で死ぬのは医療ミスだと 思われるのでしょう。失礼ですがこれはとんでもない誤解です。糖尿病による易感染性から 敗血症・多臓器不全に陥り亡くなることは珍しくありませんし、糖尿病に基ずく様々な合併症は 治療において重大な障害となります。545の父上のような経過は残念ながらかなり多いのです。 似たような例を私も数多く経験しています。その場合24時間勤務が数週間続くことになります。 そのあげくに死んだのは主治医の責任だといわれては納得いきません。この主治医の場合、生前 に剖検を申し込んだり、死亡診断書を書いたなどと確かに家族への配慮は行き届いていませんが。 一般論として医療過誤を防ぐ手だてをという主張は当然ですが、この例で文面で判る範囲で医療 ミスだと言う人はいないでしょう。遺族の感情はわからなくはないですが、この例ではある程度 ご自分で調べても医療ミスというより主治医の配慮不足(ただし、これだけでも家族が怒るのは 当然です)と判断するべきです。

直訴状556  (12/29/98)  (医師)
直訴状545の方へ.
私も546,547の医師の意見とほぼ同意見です.ただし,547の医師の方の生前 の剖検申し込みが一般的ということはないでしょう。剖検申し込みに関しては医師の側も慎重に ならざるを得ません。家族の感情を害するような言動はとらぬようにしていると思います。剖検 については遺族としては感情的には受け入れがたいと思います。実際、私は父の亡くなった時に 断りました。でも、今は患者さんの亡くなったときは必ず剖検を申し込みます。直訴状545の方の 父上の場合もやはり必要なことと思います。糖尿病による易感染性に基ずく感染症・敗血症が最 も疑われると思いますが(残念ながらこれは珍しい例ではありません)、増悪傾向の強かった 原因の検索は妥当でしょう。遺族としては肉親が亡くなったことを主治医の責任と考えたい (あなたは否定するでしょうが)気持ちになるのは理解できますが、それが真実か否かは別 問題です。むしろこの文面からは問題は治療方針の説明において家族の十分な理解を得られなかっ た点にあるようです。失礼ですが、おそらくあなたは主治医の説明を十分理解出来なかったよう です。文中の画像で見えない癌というのはおそらく増悪傾向の強かった原因の可能性の中で言われたので しょう。しかし、治療においてそもそも主治医が原因を検索しながら行ったわけですから、その時 の治療内容を理解しろといってもそれは難しいでしょう。やはり十分なインフォームドコンセント が必要ということです。最後に剖検が病院の都合上(指定病院その他)要求されることがあることもつけ加えます。

直訴状555  (12/29/98)  (医師)
これは異論のあるところと思います。大学病院だからといって別に珍しい症例ばかりではなく、 開業医・市中病院で対応できる場合がほとんどでしょう。厚生省はこれを防ごうと色々画策し ていますが。だから、大学病院で医師があなたを実験材料にしようと待ち受けているわけでは ありませんよ。むしろ患者さん(特に研修医に押しつけられない外来患者さん)は少ない方が よいのです。治療上必ずしも必要でない、研究上欲しい検査データは、十分なインフォームド コンセントのないまま集められる事は多いと思います。この傾向はそこのチームのボスの態度 いかんでしょう。立身出世・栄達のためになりふりかままぬ人はいますし、そのような人が上 に残るのが大学病院だからです。チームのボス的な人は実際には患者さんに接することは少なく、 多くは研修医レベルかあるいは学位をとるために大学に帰ってきたばかりの医師が、深く考える こともなく使い走りさせられていますね。また一般的に大学の医療としてのレベルは最高とは 必ずしも言えません。手術がアブナイ外科の教授は極めて一般的ですし、試験管ばかり振ってい た内科の教授も同様です。一般的には大学に限らず、中堅どころが最も最新の医療もしています し、確実と言えると思います。

直訴状554  (12/29/98)  (その他)
549の直訴状の方へ。
理由は医師と歯科医師はそれぞれ医師法、歯科医師法により一般人には禁止されている医療行為・歯科医療行為を免許されている人のことをいい、それぞれは別のものだからです。後者が前者から独立しているのは、広義の医療行為の中でも頻度が高いこと、その内容の特異性(補綴・充填等)からくるものでしょう。世界的にもこの医歯二元性が一般的です(当然、一般医になってから歯科医師となる国もある)。ただし、現代あるいは将来において二元化しておく必要性は必ずしもないかもしれません。また医療行為・歯科医療行為には重複領域があり、口腔外科領域がこれにあたります。医師が抜歯しても法的には問題ありません。逆に歯科医師が口腔癌の治療のために抗癌剤を経口あるいは血管内投与することも問題ありません。ついでにいえば、医師は補綴・歯科矯正等はできませんし、歯科医師は風邪の治療は(原則として)できません。

直訴状553  (12/29/98)  (医師)
550の直訴状の患者さんへ。
この内容の最大の問題点は十分なインフォームドコンセント(患者さんに対する情報提供と医療行為に対する承認)がなされていなかったことでしょうね。本来ならば施術前にこの処置の必要性と危険性についての説明がなされ、納得すれば同意書に署名を求められるはずです。その際必ず合併症という偶発事故(医師の過誤もあるうる)についての説明もあるはずです。このような巨大な嚢胞でなくとも穿刺による悪心、腹痛、血圧低下、気胸、出血、感染、輸血・緊急手術等の必要性の説明はなされるべきで、絶対大丈夫などとは言えるわけがありません。また、逆に言えば患者さん側からの100%安全であるべきだなどという要求は不適切なのです。また、前述の同意書は医療者側の責任を回避するもの(あなたが死んでも私は責任をもちませんなどという内容はありえません)ではなく、あくまで処置の必要性について説明するもので、今嚢胞を放置しておく危険性よりも施術による合併症の危険性の方が小さいということを説明するものであるべきです。ただし、あなたの場合穿刺排液が適切な処置とは思えません。肝嚢胞は確かに何の症状もぁw)覆韻譴佇ン屬靴討・泙い泙擦鵑・△海里茲Δ傍霏腓覆發里覆藺昭栖気隆嬖未睇・廚覆呂困如∧・・豐病け童〆催_魎泙瓩神査左紂・_C両豺腓旅洋犬靴導芦陛、塀菽屬・電・隼廚い泙后0幣紊瞭睛討蓮△△・泙任盍擬圓気鵑梁Δ・蕕両霾鵑亡陲困・發里派・困靴眄気靴ぞ・靴・聴・任C討い襪錣韻任呂覆い海箸鮨修慧困┐泙后・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込竅齡闥・莅・謨鼈蜊甅・痺・闍uモ黼髷燥緕・ヒ陏蛹赱・・堰ル裃・・痺蜴・鼈・瓢ホ价・

直訴状552  (12/28/98)  (医師)
直訴状549の方へ。
医師会と歯科医師会はなぜ別なのでしょうか?との事ですが、単に職種が似て (似ていない?)非なるものだからです。質問の主旨がわかりませんが、これでよろしいのでし ょうか?。ある部分では協力する事もありますが。

直訴状551 (12/28/98)  (患者)
NO.545の方へ
お父さんを亡くされましたこと、心からお悔やみ申し上げます。 あなたが、「この医師が二度とこんなことを繰り返さないために・・・」と書いておられ ること、すごくわかります。医療従事者でもない患者の立場から思うのですが、患者の家 族として、このような曖昧な形で人の命を扱ってほしくない、また、扱いたくないと思う のは当然です。世の中で、なにより大切なのは命ではありませんか?それなのに、「よく わからない」とか「こういうこともよくあります」なんていう曖昧な形で、診断をしてほ しくないです。それに、わざとそんなことをする訳がないと信じますが、仮に、誤診によ り患者を死なせてしまったり、処置のミスで大きな障害が残った場合、医師が何のペナル ティーも受けないのはおかしいと思うのです。ミスにより、患者が死亡した場合、それは、 殺人行為に近いような気がするのです。医療に携わるのなら、それぐらいの覚悟を持って ほしいのです。だからこそ、医師は、社会的にも、経済的にも、他の職業よりも、秀でて いるのではないのですか? わたしも、つねづね、どうして、医師の医療行為を現場で監視する公のシステムがないの かなあと不思議に思っています。でも、多分、今の政治が変わらない限り、この先も、こ んな患者の声は闇に消されるのでしょうが・・・ ・・・お父さんのご冥福をお祈りいたします。
この直訴状に対するコメント その1   コメントその2

直訴状550  (12/22/98)  (患者)
非常に頭に来ている患者本人です。 事の起こりは今年(98年)の2月でした。右わき腹と背中の痛みが続いていたのでかかりつけの内科医院へ行ってレントゲン撮影を行ったところ右の横隔膜が異常に上へ上がっており、肺が通常の半分以下の大きさになっている事がわかりました。 急遽この地区の大きな病院へ行ってCT等による診断を行ったところ「巨大肝のう胞」という病気である事がわかりました。肝臓に袋が出来てその中に水がたまるという病気です。さほど珍しくはない病気らしいのですが、私の場合はその大きさが10センチ*15センチと大きい事と袋の場所が肝臓の外側(横隔膜の側)にある事が特殊である、との事でした。
この病院で担当となった医師は「『肝のう胞』なんて針を刺して『水』を抜けばすぐに治るし、これだけ大きければ失敗もしないからすぐ入院して処置しましょう」と言い、私もその言葉にしたがって入院、即処置を行う事になりました。  担当医のほかにその上席医師、部長医師も立会い、処置が始まりました。エコーの機械で針を場所を決め、針を刺したところ担当医が「おかしい、出血してしまった」と言い、看護婦に「輸血の準備を」と言っているのが聞こえてきました。更に立ち会っている部長医師が「もう少ししたら会議なんだから早く何とかしろ」と言うのが聞こえた時は「失敗しないと言っただろ!いいかげんにしろ!」と怒りが湧き上がってきました。  この時は結局針を2本刺して2本とも失敗、後刻改めて針を刺してようやく『水』と『血』を抜く事ができました。  しかし担当医、上席医師、部長医師から何の謝罪も無く、「再発などしない」という言葉とは裏腹に12月現在、再度水が溜まり入院する羽目になってしまいました。
今度は外科へ入院する事になったのですが、前回の担当医、部長医師はもう在籍しておらず、外科への引継ぎもきちんと行われていませんでした。挙句のはてに、外科医いわく「『肝のう胞』は治っているようだ。今回『水』が溜まっているのは他の病気で原因不明。もしかしたらもともと『肝のう胞』ではなかったのかも」ということでした。  あまりの対応の悪さにはらわたが煮えくりかえる思いで一杯です。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状549  (12/17/98)  (その他)
医師会と歯科医師会はなぜ別なのでしょうか?教えて下さい。
この直訴状に対するコメント その1    コメントその2

直訴状548  (12/16/98)  (患者)
大学病院は教育,研究機関でもあることは承知していますが,患者には治療の一環のような顔をして,研究用に組織を切除したり採血したりレントゲンをとったりしても問題ないものなのでしようか. 大学病院の実態を教えてください.よろしくお願いします.

直訴状547  (12/16/98)  (医師)
545に対して 医者ですが、主治医でも糖尿病の専門家でもないので、一般的なことを書きます。
1. 医療費の支払いについて...お気持ちは分かりますが、これはやはり支払う必要があります。死亡した患者の医療費を支払ってもらえなければ、病院は倒産してしまいます。
2. 医療費の明細について...医事で1日ごとに医療費を計算していないことが多いから、明細を出すのが面倒なのだと思います。医療費を支払ってからレセプト開示請求をするという手はあります。しかし、1日ごとの医療費は分かりません。
3. 解剖(剖検)をすべきケースだと思います。
4. 分かりません。分からない病気というものはいくらでもあります。
5. 通常、死亡の前に病理解剖の申し出がなされることが多いです。


直訴状546  (12/14/98)  (医師)
直訴状545の方へ。お父様の急な死をお迎えになり、誠にお気の毒です。情報があまりに限ら れており、結論から言って、医療行為に問題があったかどうかはわかりません。ただ、確か に担当医の言葉には問題はありそうですが。まず血糖値が800あれば、それだけで緊急入院に なったのは当然です。放っておけば昏睡状態になります。見えない写らないガンというのは 恐らくその時のお父様の状態でできる検査でわかる範囲では、という意味だとおもいます。 軽症の糖尿病が悪化するには感染症が原因であることがよくあります。熱も続いたので、そ の可能性もあったでしょう。でもその熱の原因がよくわからず、”体力の弱った父に検査を ”と申されても、検査しなければわからないことも多いですし、体力をみながら可能な検査 はするべきでしょう。また、原因は何であれ、危篤状態であれば、もう亡くなりますと告知 せざるを得ません。ただ、解剖を生前に告げるかどうかは議論のあるところでしょう(以下 に述べます)。ただ、”死亡診断書は書いてありますから”という言葉は確かにどうかと思 います。
1.お父様の医療費ですが、将来はともかく、現在は出来高払いである以上、支払 い義務はあります。 医療過誤であるかどうかもわかりませんし。
2.医療費のおおざっぱな 明細というのがどのようなものかわかりませんが、”1日ごと”の詳しい明細というと、保 険業務のコンピューターもそこまで対応していないと思いますので、恐らく手作業で大変な 労力を強いられますので、通常は行われません。また、本当に医療過誤かどうかの判断には そのようなものは必ずしも必要ではありません。
3.この主治医に同じ過ちを犯さないように、 と申されても、急に血糖が上がって原因もつきとめられないまま亡くなられた、という状況 しかわからないので、主治医の言動に問題はあっても医療過誤があったかどうか、常識的な 診療をしていれば助かったのか、この内容では判断しかねます。
4.レントゲンや血液検査で すぐにわかる癌もあれば、そうでない癌もあります。特にお父様は短期間にしかも状態が悪 い、となれば(あなた自身がこんな父に検査ばかりして、とおっしゃっておられます)、体 に負担のかかる検査はできようもなく、できる検査が限られればわからない事も多いのは当 然です。しいて言えば、原因不明の病態なので、癌も可能性の一つとして考えた、という程 度のことだったのかもしれません。
5.生前の解剖の申し出は私はこのような反感をかう恐れ もあり、あまりやりません。しかし、このままただ死んだのでは納得がいかない、原因を知 りたい、という家族の方に申し出たことはありますので、やって悪いわけではありません。 おそらく主治医もそう考えたのでしょう。これはむしろ熱心さのあまり、だと思います。ま た、もしその医師が何かまずい事をしてしまった、家族をごまかそう、と思うなら、もし裁 判となれば有力な資料となりますので、むしろそれが露見しかねない解剖を勧めないでしょ う。病理解剖は診療内容の検証をいう意味もあるのです。それを考えると、言葉使いが悪い が熱心な医師だった?かもしれません。かえって解剖していれば、納得いく結論が出たかも しれません。もちろんそれでもわからない事もありますが。もう少し病気のことが詳しくわ かればいいのですが。”医療費のおおざっぱな明細”の内容などでもわかれば、検査や治療 について少しは判断できると思います。


直訴状545  (12/12/98)  (患者)
先月11月22日に65才の父を京都府宇治市の第2**病院で亡くしました。 医療100番がないものかと色々さがしまして、こちらに来ました。
ここ一年ほど父は軽い糖尿ということで血糖値があがったり下がったりしていました。 今年10月29日に急に血糖値が800になり、自分で車を運転し、診察に行ったところ、そのまま検査入院という名目で入院したまま20日あまりで原因不明で亡くなってしまいました。 糖尿病科の主治医Kが言うには、見えない写らないガンだと思うというのです。 入院してから、検査が連日続き、熱がひんぱんに出るようになり、点滴もつながれ、歩けなくなりどんどん体力が低下し、入院して17日目にはとうとうものを食べる力もなくなり全部点滴からの栄養に変わってしまいました。 主治医はなぜ熱が出るのかわからない。なにが原因で血糖値が上がるのかワカラナイといって 体力の低下した父を検査し続けました。結核かもしれない・血液の菌の病気かもしれない・・と。 挙げ句の果てに、もう亡くなりますよと2晩続けて告知され、「もう僕のやれることはやりましたのでもうやれることはありません」とさじを投げられてしまいました。それでも父は生き続けました。 亡くなる2日前の午後、まだ少しは意識もあったのですが、付き添いの母を呼び、解剖させて下さいと 言われるのです。母が相談しておきますといい、夜中に親族一同集まって相談していると、主治医が「今日も山ですから、泊まります」といわれ、その後、解剖を断ると「解剖はすぐ終わりますから」といってはじめは2時間かかるといっていたのを、1時間でできるからと食い下がるのです。まだ父は生きているというのに・・「今日は疲れているので、帰ります。後は当直にたのんでありますから。明日も忙しくてみられません。死亡診断書は書いてありますから・・」と言うのです。 夜中中、父をこの病院で死なすわけにはいかないと、心当たりを探しましたが、もう父は移送できるような状態でもありませんでした。また、あてもありませんでした。仕方なく、次の日、院長に直談判しました。K主治医の言動は許せないと。もうその主治医に父を診させるわけにもいきません。結局亡くなる朝の前日夕方近く主治医が変わり、一から説明を受けましたが、もうやはり手の施しようがないとのことでした・・その医者も、まえの主治医のとった判断医療は正しかったと思うといわれます。 ・・もう、死んでしまった父は帰ってこないのですが、こういう事実があったと言うことをたくさんの人に。特に京都府宇治市あたりに住んでおられる方に知っておいてほしいのです。 あと、質問です。 1.今、母は、父の入院にかかった医療費を支払いたくないとまだ支払っていませんが、このようなことは可能でしょうか? 2.医療費の請求が、おおざっぱな明細しか届いておらず、1日ごとの詳しい明細を送ってくれと言っても、断られます。明細をもらうのは不可能でしょうか? 3.結局解剖もしていないし、医者の施した薬や点滴等詳しいメモなどほとんどないに等しいのですが、なにかこの主治医に同じ過ちを犯さないようにしてもらう手だてはないものでしょうか? 4.レントゲンに写らないガン、血液検査でもわからないガンというのはあるのでしょうか。 5.亡くなるより以前に解剖の申し出はふつうされるものなのでしょうか? 以上宜しくお願い致します。
この直訴状に対するコメント その1   コメントその2  コメントその3  コメントその4

直訴状544  (12/04/98)  (臨床工学技師)
私の勤務先で開院以来ずっと使用し続けている人工呼吸器があります.もう15年 以上使用しています. 取り扱い説明書に従った部品交換,校正を専用測定機器で高精度で行い,患者さ んに使用する環境での 品質は維持してきました.しかし各部の消耗はどうしようもなく,内部のシリコ ンパーツ接続部の密着 度が弱くなり少しずつ 患者への供給酸素,空気が漏れるようになってきまし た.シリコンパーツを新品 に交換すると一台あたり多額の費用がかかります.これが4台もあるためパーツ 交換の実施は本体の消耗 度を考慮すると意味がありません.かなり痛んでいるので更新が妥当です.所属 長の麻酔科医師に伝えると 「俺達が今入れ替えのための購入申請をしている麻酔器だって買ってもらえない のに人工呼吸器なんか 買えるか!」と一蹴されました.入れ替えようとしている麻酔器は購入後5年経 過しただけです.しかし 昨年同時期に導入された麻酔器は4年で入れ替えさせられました. 以前の学閥の 異なる麻酔科が購入した 物が気に入らないようでした.麻酔器といっても1台800万円程する 物です.そ れを自分達は減価償却も終 わらないうちに勝手に入れ替えて,集中治療方面に重要な人工呼吸器は15年以上 使用してボロボロになって いても まだ患者さんに使用しろというの?
  事務部門も医師の言いなりです.状況を知っていても反論する者はいません.公 立ってそんな所なんですね. 所詮は市民の税金,そして予算の範囲であればどうでも良い.「余計な事に口を 出してもめ事を起こしたく ない」とまで言った事務の人間もいました. 「今のこの機種の人工呼吸器では品質維持,患者の安全性が確保出来ない可能性 がある.今後は出来る限り 使用したくない.しかしこのままでは台数的に不足が生じてしまう」と所属長に 話をしたら,なんと答え は「不足した時はメーカーに言って借りれば良い」とのことでした.いったい誰 が不足の状況を判断して 手続きと取ると思っているの? 不足しているから貸せと連絡したところですぐ に用意されとはかぎりま せん.その間患者さんはどうなるの? 不足事態の発生が夜間,土日だったらど うするつもり? 救命救急 のある当施設はいつ重症患者が来るかわからない.多数の重傷患者さんが同時に 運ばれてきて,いざ人工 呼吸器を使用するときになってから人工呼吸器が不足で無かった! なんて事許 されるわけないでしょ. それとも他の患者さんから無理矢理外す? 一晩中でも手で換気する? それと もボロボロの危険性の高い 15年以上使用している物を使う? 「ICUの責任者は俺だ.責任は俺がとる」な んて威張ってよく言うけど, 責任とはどういう事? 患者さんを生き返らせて,その代わりにあんたが死ぬっ てか?


直訴状543  (11/25/98)  (医師)
最近「とんでもない上司」を告発する医師の投書が見受けられます。 一般社会では、上司の命令(業務命令)で実行された不法行為の責任は、上司や組織にも あるように思うのですが、医師の世界ではどうなるのでしょう? 私も、要求された「必要最大限の医療(違法にならない最大限)」と、自らの考える 「良識ある医療」との板挟みになり、良識をとったがために病院からリストラされてしまいました。 医療の世界にも「組織ぐるみの犯行」という概念は通用するのでしょうか? 昔、「医師の行為は、すべて自らの責任」というような話を聞いたような気がするのですが? どなたか、法律に明るい方からのコメントをお待ちしています。
 規制緩和の一環として、一般企業にも医療機関の開設を認めよという話があります。 ここで語られているように、本来「営利を目的としない」者が、「競争を制限された」状態にあってさえ これほどの乱暴な医療が、経営のために行なわれています。 次々に明るみに出る企業の不法行為を見るまでもなく、元来「飽くなき利益の追求」のために存在する 企業体が「自由な競争のもと」に医療に参入してきた場合、どのようなことが起こるか考えるだけで 寒気がします。

直訴状542  (11/19/98)  (その他)
直訴状444509のかたへ
 大変おきのどくでなんと申し上げていいか分かりませんが、心からお見舞い申し上げます。  私は自分自身も今長期療養中ですが、ある弁護士の文献調査(主に医学文献)のお手伝いをしています。一度相談されたようですが、できれば、医療過誤を手がけている弁護士に相談されることをおすすめします。愛知県なら名古屋の加藤弁護士がいいかもしれません。名古屋弁護士会に電話して番号を聞いてみてはいかがでしょうか。もし、不都合があれば、メールください。VED04472@niftyserve.or.jp です。  でも本当に申し訳なく残念なのは、弁護士は補償のことなどの相談に乗れても体をもとのとうりにはできないことです。  ともあれ、こちらの弁護士に直訴状を見てもらいましたが時効の問題があるので相談に行くなら早い方がいいということでしたので取り急ぎお知らせします。状態が少しでもよくなられるようお祈りしています.

直訴状541  (11/16/98)  (医師)
都内にある(別の意味で)有名な個人の救急病院に、大学から派遣で働いています。最近、この病院は患者数が減っており、交通事故や、労災事故の患者が入院すると、MRI、CTは当たり前、サーモグラフィー、血管造影など不必要な検査をしまくって、患者が不信におもうと、無理矢理退院させようとするとても医師とは思えない上司の下で働いています。手術の適応は、医学的なものではなく、経営的なことで決まります。自分の身内が入院しても、同じことができるのでしょうか?経営と医療は別のところにあるのですね。 13年医師をやってますが、こんなにひどいところは初めてです。

直訴状540  (11/15/98)  (患者)
患者の家族の者です。実家の糖尿病の母が、10月の末に糖尿から来るうつ病と判断され、市立の病院から、うちでは対処できないとされ別の精神科の病院を薦められ転移しました。もともと気弱な母は、うつ状態になっている所へ糖尿の病状の悪化を自分のせいだと自虐的に考える様になりさらに精神科へ入ったことで余計に滅入ってしまい余計に悪くなっていきました。もちろん転院時は、私たち家族も元の病院にも、行き先の病院にも様々な心配があったため、話し合いました。本人も嫌がってましたが、精神科の先生が、完全介護だし心配いらないと言う言葉を信じ入院させました。結果悪くなってしまった事に関して、私たち家族は、自分たちの判断よりもプロの病院の方の重大な過失があったとしか思えません。毎日、年老いた父と60キロほどある遠方から兄が戻ってきては、病院に様子を見に行っていたのですが、一向に様子が変わらず、最終的には精神科がサジを投げた状態になり元の病院に戻しました。そこの見識では、そこは大きな病院で精神科でも、糖尿は診ることは出来るが満足の行く治療が受けられる環境ではなかった。また検査の結果、投薬の方法で誤りがあったために今の状態 になったことを知らされました。脱水症状、栄養失調状態が見受けられ、そのままそこに居るとあとわずかの日数で死に至る状態であったと言う事です。元々紹介状を書いた、市立病院にも大きな責任は感じますがその精神科に関してはかなりの憤りを感じています。数少ない地元の精神科のため何でも受け入れる様なずさんな体制になっていたのではないかと思ってしまいます。今、父と兄は交代で毎日泊り込んで病院で母に付き添っています。今の状態は、1、元々慢性の肺炎気味の状態がある。2、腎臓に生涯が出ている。3、余り何も喋らなくなってしまった。4、栄養は点滴のみその他詳細は、一度帰って会ったのと兄からの話だけなので余り判りませんが何か糖尿病及び精神医療に携わっておられる方家族が特に気をつけなくてはならない事、または上記病院に関してどのように思われるかご意見を頂きたく思います。

直訴状539  (11/12/98)  (患者)
直訴というより ちょっと聞きたいことがありまして・・・腎臓とか肝臓とか心臓というのは なくては生きていくができないですよね。だから臓器移植というのがあるのだと思います。でも子宮とか卵巣とか なくても生きていける臓器もあります。こういった臓器の移植って できないんでしょうか?ホルモンとか遺伝子とか そんな関係でできないんでしょうか?私は6年ほど前に子宮全摘手術をしました。先生のお話しをきちんと聞いて納得して手術をうけました。それは今でも同じです。でも好きな人の子供を産みたい気持ちは強いです。代理母ならできるかな とか思ったりしたこともあります。「なにバカなこと言ってんだ」って 思う方もいるかもしれません。でも どなたか教えてください・・・・子宮とか卵巣とかそういう臓器の移植はできないんですか?

直訴状538  (11/16/98)  (医師)
直訴状532の方へ
交通事故の際の健康保険適用については以前の投書でいろいろ書かれていますので参考にしてください。救急外来を実際担当している、医師としても交通事故は頭が痛いのです。交通事故などのように、加害者、被害者がいるのは一般の病気と異なりナーバスな検査、診療が行われているのが実態です。事故の後、被害者側の訴えに対して加害者が病院での対処の不備をついて、加害者というよりはその代理人の保険会社がぐだぐだいってくる可能性があるからです。そのため、CTなどとる必要も無いと思われてもとっていることがあります。現在、健康保険組合も破滅的な経済状況です。そのため、交通事故に関しては、できれば自賠責を使って欲しいという通達が、実際あります。(保険者=保険組合から。)また、私個人の考えでもありますが、交通事故は健康保険はできるだけ使うべきでは無いと考えています。あくまで、病気に対してであるべきで、健康保険の法律上使えたとしても少ない財源を事故に回すべきでは無いでしょう。また、病院は本当は交通事故の患者が収益が多いから欲しいということは普通ありません。軽傷でも重傷でもできれば、本当のところは来て欲しくはありません。 150%でも300%でもそんなところです。

直訴状537  (11/11/98)  (患者)
こういうページがあることを始めてしりました.
  ここ数年ほど 米国で仕事をしています. 生活しているので病気にもなり医者に行くのですが,日本で医者に行って治療を受けるのとかなり違うと感じています.
1.米国の方が良いと感じる部分 
 1)基本的に予約システム. 電話で予約してから行くので長時間病人がたくさんいる待合室で待たされることがない.
 2)10−15分は医者と会話しながら治療を進めることができること.
 3)ちゃんと処方箋(プリスクリプト)をもらって,薬局は自分で決めた場所に行く.   薬局は個人情報を蓄積しておいて,もし薬の内容に疑問があれば医者に電話して確認してくれる.
 4)だから持病はここで治療しておこうと思う.
2.米国の方が 良くないと感じる部分.
 1)国民的健康保険制度がなく,医療サービスを全く受けられない人がたくさんいること.   親がどうあれ,子供が最低限の医療を受けられないのは,非常に悲しいことだと思う   お金があれば,自分で健康保険を買うことができる.金次第.
   この点において,治療内容はともかく,まず医療を受けることのできる日本の方が幸せかもしれない,
 2)上記1.1)の裏返し.緊急を要するときでも予約がいっぱいになっていたら,受け付けてもらい難い(医者次第).すぐ,救急病院を紹介される.
3.お願い.
 日本は,最低限の医療が国民全員が受けるられることは維持すべき,一方で多様性は見とめても良いかもしれない.
 患者が 受けたい医療を選べるようにすべきだと思う.
 他の社会の良いところは 何でも見習って改善してください. やはり,医療は我々が生物である限りどうしても必要なものです. どうか日本の医療を少しでも良くしてください. 私たちにはあなた方の力がいるのです. 日本医療の影の部分が大きく,根深いことはなんとなくわかりますが,是非解決してください.


直訴状536  (11/06/98)  (看護婦(士))
いやはや・・ここまで腐った医療を堂々とされてしまうと、誠意を持ってまじめに仕事している医療従事者はまるで馬鹿のようですね。いったい何を信じたらいいのか・・・ 100あるうちのたった1つしかないような誠意ある病院を探すのも一苦労ですね。患者になったらどうやって情報を集めたらいいのでしょう。当たって損した得したと、まるでくじびきのような気分で治療を受けるしかないのかしら・・

直訴状535  (11/06/98)  (患者)
患者の家族です。祖父が岩手県にいまして、2年前に元気でしたが未破裂の動脈瘤と言われて、入院してすぐ手術しました。そのあとは、寝たきりです。今は施設に入ったり出たりしています。両親は先生より説明を受けて一応納得してしょうがないね。といっていましたが、僕は最初から納得できませんでした。未破裂の動脈瘤というのは、そんなに慌てて手術しなければならないのでしょうか。偶然みつかったらしいのですが。手術前はたまに、そのあと悪くなることあるけど心配しないように言われていたのに、手術後は頭の手術だから、こんなことはよくあるといわれたのですが、そんなに危険な手術ならもう年だったしうけなかったと思うのです。病院の看護婦さんたちは一生懸命でしたし、がまんしていましたが、今回ここを友人に紹介されました。(医者です)そこにでてきたのが、今回読みました岩手県の病院です。祖父は総合**病院で手術を受けました。ここに投書されていたのが、その病院ではないかと家族で相談しています。現在、僕は東京で仕事しています。このようなことを相談できる、医者や弁護士などを紹介してくれる相談所みたいのはないでしょうか。よろしくお願いします。

直訴状534  (11/05/98)  (医師)
525の医師へ
私は、東洋医学と西洋医学が共存できると考える立場のものです。法律がどうあれ、既成の事実を積み上げれば良いのではないでしょうか。鍼灸師に任せると言うよりも医師として、東洋医学が充分に出来る医療制度を作る方が先決だと思います。その過渡期として医師がどんどんやるのは大賛成です。やはり、医療は医師が中心に、医業類似行為としては治療院として行なえば良い。鍼師が病院で働くのは法律上無理は当然と言えば当然。


直訴状533  (11/04/98)  (医師)
直訴状531の先生へ
内部からそのような率直な意見が出されて私はびっくりしています。ちなみに私も岩手県の某県立**病院の外科に勤務したこともあり、また岩手にある私立の総合**病院の外科にもいたことがあります。併せると6年位はいました。現在は幸いなことに岩手を離れM県に移りました。他の診療科の批判は本来したくないのですが、貴君の出身医局のみならず、岩手県の脳神経外科は酷いですね。ちなみに貴君が一例を出している**厚生病院と同じ都市にある総合**病院にいたことがあるのですがそこの脳神経外科たるものや、看護婦までが入院させたくないといいきって、**厚生病院に家族を連れて行ったりするぐらいですから、押して知るべしでしょう。ちなみに、そこの脳神経外科の科長---Kは**医大出身で現在の**医大の教授と共に宮城県の脳神経外科の医局に居たようですが、現在はそちらと縁がなくなり **医大に属しているそうです。酷かった。ここは惨かった。元気な未破裂動脈瘤の働き盛りが今ホームで寝たきりが普通。高齢者に平然と20時間の手術(それも、しなくてよいような)を行って術後、意識が戻ること無く死亡。こんなことが2ヵ月で立て続けに起きたりしてました。ザールで、みていても麻酔科医が露骨に脳神経外科の手術をいやがっていました。しかも、全く反省の色は見られない。カルテに平然とよく見えなかったので、適当にクリップしたと書いたりする。この科長---Kは同僚の医師からは全く評価は無し。
しかし、状態を悪くして入院患者を増やし更に薬の量も増えて、経営サイドは評価が高いのですね。最後は内科サイドとトラブルにまでなってしまったようです。前の県立**病院では腕はともかく人間的にとても信頼おけず暴走している科長がしきっていました。問題としては、まず**医大のみらなず、国立** 大学の脳神経外科の医師も他科の医師と十分なコミュニケーションを特に科長がとれない、プライドが高いということにあるような気がします。あとは、県立でもやたら売り上げを気にする医療局の意向に他の科以上に忠実であること。つまり、やらなくて良いことをやってしまう。これも、上意下達の医局出身の為ではないでしょうか。また、総合**病院は完全に利益至上主義の上に出来だか払いの給料制を医師にとっているので無理なことでもすれば、病院だけでなく医師まで儲かるということなので、さらに酷くなっているのでしょう。先の科長Kはそれに10年以上も勤めて染まり切っていました。しかも他の科以上にそれに忠実なんですね。しかし、総合**病院と名付けて救急車をお金でまで集めている病院が安田病院の様な出来だか払い給料で良いのでしょうかね。ここに連れて来られなければ助かった救急患者は山の様にいた様な気がしますが。岩手ではしょうがないのか。やはり。こんな病院やらを放置しておくのが良いのでしょうかね。

直訴状532  (11/04/98)  (患者)
初めまして。このような場があるとは知りませんでした。是非ご意見宜しくお願いします。
先日追突事故に遭い鞭打ちになりました。(もう治ってます)その時行ったとある外科では「交通事故は健康保険が使えません。医師会の○○支部の申し合わせで診ないことになってます」と言うではありませんか。ご丁寧にそこの支部では健康保険の使えない場合と言うポスターまで作ってます。健康保険法のどの条項にも交通事故で健康保険を使ってはならないと言う規定はありません。また、社会保険事務所や国保の窓口では交通事故も健康保険で治療が受けられますという保険給付のしおりを配ってます。聞くところによると、公立病院でも健康保険の150%、中には300%位を自由診療で取ってる所もあるとか。健康保険を使わせない理由は同じ処置をしても健康保険より高い報酬を得れるから、しかないと思うのですが、交通事故の治療費は自賠責保険が出所となっており、これは一般消費者が車検時に負担している中から支出されてるお金です。自由診療でなく保険診療でやってれば自賠責保険料ももっと下がると思います。皆さんはどう思われますか?自賠責保険は病院などを儲けさせる為にある訳ではありません。交通事故の被害者救済の為にあるものです。何とか体制が変わらないものかと思っ ております。自動車保険(任意保険)では自由化の進展と共に、保険約款自体に健康保険の使用を前提としている物も登場してきてます。(保険会社にも頑張ってもらわねば)

この直訴状に対するコメント その1

直訴状531  (10/31/98)  (医師)
このまま忘れ去ってしまおうと思っていました。しかし、医療過誤・事故に対する本がいくつもだされ、さらに以前在局し私が辞めた**医大脳外科のその原因の数々が全く改善していない現況をきくにおよび、読んでもらいたく書きました。
原因の医師は下記のとおりです
 岩手県立**病院脳神経外科科長 **** A
 岩手**病院副院長・脳外科部長 **** O
 **医科大学脳神経外科医局長  **** K
  県立**では8件の医療過誤・死亡事故がありました。(95年4月〜96年3月:****)
1.明らかな辱創を起因とするsepsisに対し、Aはカンジテック検査をだしただけ。その時点で39度以上の発熱、頻呼吸、shockをきたしていた。Aは抗生剤の指示すらださず、そのまま死亡させた。さらに、その間の記載など全くなく指示もすべて口頭で行っていた。(私が気ずき抗生剤を始めた時は既に手遅れだった。)
2. 在宅酸素を行っている患者が入院してきて、いきなり酸素の投与をやめた。Aに理由を問うと酸素の投与の指示をしなかった内科が悪いといいはなった。同様のケース:10Lでようやく60torrの患者。呼吸器内科と1か月以上かけて治療していた。Aは苦しくなさそうだといきなり中止。これもカルテも指示もいっさい記載なく夜中にチアノーゼで呼ばれ始めてAの暴挙を知った。あわてて再開したが結局、呼吸不全をきたしさらに消化管出血にて死亡。
3. 水頭症の患者に脳室ドレナージを施行していました。Aはその高さの調節で脳室髄液の排出量を調節するのではなく、一定量でクランプという方法を指示していた。
 よって、ガーゼ汚染を毎日きたし髄膜炎となり死亡した。科長の指示のため、私には変更することはできなかった。
4. くも膜下出血術後で、状態が悪く瞳孔も開きかけて、Aは血管撮影を行う機会がなくなるからと、私に血管撮影を行わせました。その日の午後に死亡。家族の苦情あり。
5. もう1件、同様のことがありましたが、私は拒否。Aが自分でやって死亡。
6. 減圧開頭(そのAの皮切もいいかげんであったが)の骨入れ術施行後、1週間たったからとAはいきなり抜糸、開創。カルテにAは「抜糸をしたら創が開いた」と書いて、ガーゼをあてただけ。私はデブリし再縫合したが、1週間後Aはまた抜糸し、開創。もう一度処置する意欲を失い消毒のみ続けた。Aはいきなり転院させたが、3か月後頭蓋内感染として、送り返されてきた。しかしAは根本治療せず、感染を広げ死亡。
7. くも膜下出血術後、スパズムをきたしたため、私がhypervolemic,hyperdynamicによる治療を行いスパズムを脱しかけtaperingをしていたなら、Aはいきなり中止。カルテにも指示簿にもいっさい記載なし。スパズムは完成してしまい死亡。
8. 交通事故。頭部・腹部打撲。Aが診察。初診消化器のDrはエコーを施行していた。Aは頭部の件のみ私に申し送った。私は他の回診・処置等があったのでそのままうのみにし3時間後にCTを予定した。ところがその寸前に血圧低下。結局、腹腔内出血で手術を施行したが、大量出血に起因するDICにより死亡。ヘルペス脳炎の診断をAが全くつけられず、放置された20歳位の男性。私が診断しアシクロビルを使用し事無きを得た。きれいな脊髄症状をAは全く診断できず髄膜炎として抗生剤を使用するのみ。私が診察にて脊髄症状を発見、あわててMRI施行。症例は23歳。亜急性脊髄炎としてパルス療法施行。軽快。初診の150?/100にいきなり、Aはベーターブロッカー。そして放置。 39度以上の発熱、CRP20以上、尿沈査白血球・細菌多数、その所見をAは見ていながら、上気道炎として入院させ治療はせず、Aの追加検査は脳SPECTのみ。

  ****では4件の死亡事故(96年4月〜12月:*****)
1)80歳位。**厚生病院で未破烈脳動脈瘤の手術を施行。すべての検査は終了し長期療養を目的に**に転院。(手術の適応も問題はあるが)。ほぼねたきりで、腎不全もあった。Oは、療養目的のため検査はすでに不要であるのに、収益のため全症例に、MRI, MRA, Zn‐CT, IMP‐SPECT, ヘリカルCT, IV‐DSA を施行。危険がないならいざしらず、この80歳、慢性期、腎不全にヘリカルCT(造影剤をbolusでiv)を強行。予想通り腎不全が悪化し死亡。
2)同様に高齢、慢性期の患者に不要なヘリカルCT施行。造影剤Shockにて死亡。
3)高齢、慢性期、狭心症の患者に不要なZn‐CTを施行。結局、心筋梗塞・心不全症状をきたし、死亡。
4)Oは血小板凝集能の値しか見ない。よって、脳出血後遺症の患者にその値だけで判断しパナルジンを2錠処方投薬し、再出血をおこし死亡。慢性期の入院のため不要である検査を繰り返し、さらに脳循環・代謝改善剤を投与し、常に収益・収益といって患者の生命を危険にさらしていた。
 
収益優先のため、上記のように不要・危険な検査を繰り返していた。さらに、降圧剤の処方も1か月できるにも関わらず、1週間処方を基本とし表面上の患者数の確保を図っていた。 #収益優先はどうでもよいが、このような連続死亡事故をなんとかしてほしいと、**医大脳外科医局長K(現・****脳外科部長)に申しでたが、対策をとらないばかりか、私は医局に呼びつけられて起こられ上にさからうな従えとの1点ばりであった。それ以前も私が去ったあとも現状は変化がないようである。この現状に失望し、97年3月私は退局した。いずれも私も主治医となっていたが(当時私は卒後10、11年目で専門医資格も有していた)、上司の明らかな異常な医療・指示にしたがわなければならなかった。事故というより無知あるいは意図的な、***大脳外科医局の組織的犯罪とさえ思える。 
この直訴状に対するコメント その1


直訴状530  (10/28/98)  (医師)
直訴状524の方へ
 弟さんが、良かったのならそれで良かったと思った方が気持ちが楽ですし、自然でしょう。32-34才という年齢ならば、家族より本人に説明しますし、敢えて更に家族に詳しく説明しないのも其れほど不自然ではありません。この場合では30代という弟さんが、その医師を敢えてかえようことをしなかったことから、弟さんにとって悪い医師に当たったわけでは無かったのかも知れません。貴方の言うように、個人間の関係になりますから、家族には合わなくても、患者と医師の関係が良好なことは実は良くあるのです。 兄弟と言えども他人なのですし、理解力に乏しい子供、老人を除いては本来は家族にとも言えども余り説明すべきではないのですが、実際日本では『親切』といわれる医師にはやたら親戚やら兄弟やら親に説明したがります。本来は守秘義務に違反しているケースも多いようです。それを凄く嫌がる患者がいて、医師を変えたくても逆に家族には親切にみえて本人に変えないように勧めるケースも良くあります。 32才の進行胃癌の経過としてはそれほど、珍しくはないです。家族が金銭を送るか送らないかは殆どの場合は医師の態度を変えることは実際ありません。また、化学療法につ いては胃癌には全く効果は無いといっても良いです。おまじないのような、ものでしょう。早く投与しても先ず意味は無かったと思います。

直訴状529  (10/28/98)  (患者)
直訴状522の先生へ
 直訴状515の投稿をした者です。 読みづらい文にコメントをいただき感謝しています。 そもそも患者である女性は担当医師の言動が『軽い感じ』であることに信頼が置けず、また、ヘルニアと診断された時は医師の休暇の前日で、泊まりで遊びに出かける予定のために整形外科へ回したのではないかと疑ったそうです。真偽はともかく、はじめから信頼関係が損なわれていたようです。 その後、診断・処置に関する疑問などを書面にて渡し、回答をもらったそうです。医師側では彼女がこのような不信を持っていたとは予期していなかったようで、お互い咬みあっていなかったようです。その医師の回答では「他の医師が診断した場合、違う診断・処置をしたかもしれない」との事で、彼女はまたも不信を抱いたのですが、同じ患者を診察しても(ある程度の範囲は絞れるとしても)医師によって(誤診も含め)診断が違うのは当然で、正直な回答だと私は思います。他の直訴状を拝見しても思うのですが、患者と医師の信頼関係の構築は難しいですね。 現在、患者の女性は件の医師の治療を終了し、他の泌尿器科医を探しているそうです。「直訴状515」に書いたような診断ですので、完治は難しいと 思いますが、進展がありましたら、ご報告させていただこうと思います。ありがとうございました。

直訴状528  (10/28/98)  (歯科医師)
直訴状527の方へ
まず、その最初に削り始めたという歯がどのような状況であったかをその歯科医にきちんと説明してもらってください。確かに患者さんの同意をちゃんと得ないうちに治療を開始したことについては、弁解の余地はないと思いますが、口腔全体をみた場合、症状のある歯だけを治療しても、消化器としての口腔機能が十分に発揮されないことが少なくありません。

直訴状527  (10/27/98)  (患者)
現在歯の治療に通ってうますが、なかなか治療が終わらず、かれこれ1年もかかっています。その歯医者で神経を治療した歯が2本とも膿んでしまいやり直しになってしまったんです。他にも治療していた歯があったので、それが済んだらやりますと言うことで、その歯が終わったときに次回はこの歯ですよねと確認したにもかかわらず、次の週にその確認した歯の隣の歯(他の歯医者で神経治療済みクラウン状態)を削り初めてしまい、違いますと言ったのですが、いやこのはも悪いんですよと勝手に削ってしまい、すぐにその隣の傷んでいるはも削りはじめました。 私は、その間違った歯には痛んでいるととかの症状は言っていませんし、またすぐにその隣の症状のあるはを削りはじめたことから、最初に削りはじめた歯は間違って削ってしまったと思っています。(その歯のために隣の歯を削ったのでもないし、委任のことも知っています。) この件で告訴しようと思っています。許せません。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状526  (10/26/98)  (その他)
どこに相談していいのか分からず、突然相談などをして失礼かと思いますが、何かの手がかりになればと出させていただきます。
父60歳が、昨年の11月に胆石の手術を致しました。その後体調も良く、結果が良好と思っていました。ところが、春頃からお腹が異常に膨れて、痛みは無かったのですが、この度腹膜ヘルニアであることが分かりました。手術部位が剥がれたそうです。近く手術をするそうですが、胆石手術の時のミスということはありえないのでしょうか。

直訴状525  (10/25/98)  (医師)
保険医療機関内ではり治療は出来ない。
衆議院議員 *藤*美 殿  
平成9年12月11日
厚生省保険局医療課「はり、きゅうについて(確認のお願い)に対する回答について」
この内容の取り扱いは、現在も変わりないものであること。
Q.医師が「はり治療」を行うことができるか。
A.医師が医師免許において、医業としてはりの施術を行なうことができる。医師以外の者は、はり師免許が必要である。Q.保険医が「はり治療」を有料で施行することは、差額徴収に該当するか。A.保険診療中の患者に対して「はり治療」を有料で行なうことは、「差額徴収」になり禁止。Q.保険診療、即ち投薬、注射を行なわない別の日に「はり治療」を行なっても有料であれば差額徴収に該当するか。A.混合治療禁止からして、一連の診療行為の中で保険診療と自習診療の併用は認められていない。Q.保険医が「はり治療」を施行しても無料であれば違法ではないと考えてよいか。A.一連の診療行為の中で、保険診療とはり治療が併用すれば違法。Q.その際、続いて薬事法で承認されている機器に通電するなどして、低周波治療に該当すれば消炎鎮痛処置の35点は算定できるか。A.「はり治療」に関連する場合は、算定できない。Q.入院患者については同意書は発行出来ないか。A.入院患者は入院管理されており、主治医等の許可がない限り外出できない。施術同意書は外来患者だけである。Q.保険医は入院・来院患者に対して、院内のはり師による無料の達も指示できないのか。 A.保険医療機関においては、例え無料であっても、はり師によるはり治療はできない。Q.保険医療機関において、あん摩・マッサージw圧師、はり師が施術した場合、保険診療の点数上の評価はあるのか。A.はり師の配置は、はり施術に対する保険診療上の評価は行なっていないので患者に対して誤解を抱くことになり、好ましくない。マッサージ師は保険医療機関において業務を行なうことが出来る。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状524  (10/23/98)  (患者)
10月7日に34才の弟を、胃癌で亡くしました....。2年前に胃を全摘、秘蔵、膵臓をとり、今年4月頃より腹水がたまり、7月7日に”再発”と診断され、入院しました。私は、主治医の対応に、全く、”誠意”を感じられず、今でもこの”死”に、納得いきません!主治医は、東大出のプライドの高い人らしく、合う人は合うけれど、合わない人は、合わない、ということを聞いたことがあります。弟は、私のように感じてはいなかったようですが、私はずっと信頼感がもてませんでした。再発の検診結果を詳しく聞きにいくと、事務的に冷たく言い放ちました。もっと色々聞きたかったのですが、そういう雰囲気ではなかったので聞けませんでした。ホスピス病室をすすめられ、その病室の化学療法の先生に会い、初めて心がすくわれました。(残念ながら、その病室には3日しかいられませんでしたが...)ホスピス病室をすすめる時も、抗癌剤で悪くなった時も、説明をしたのは主治医ではありませんでした!廊下で主治医と会い、”お世話になっています”といった時でさえ、”何ですか!?”と、言われたこともありました。ホスピス病室に移る朝、廊下で私を見かけるや否や、クルっと向きを 変え、何処かに行ってしまいました!とにかく、いつも堂々(というよりは、ふてぶてしい感じですが..)としていて、恐れ多くて話し掛けられない雰囲気の人でした..。亡くなってからも、ホスピス病室の先生から懇切丁寧なTELを、頂きましたが、主治医を含む外科の医者からは、なに一つ言われていません。(現状はこんなもんなんでしょうか?望む私が間違っているのでしょうか....?)まあ、主治医が何も言わないのに他の先生が何か言ってくれるわけありませんが... ...ホスピス病室の先生からのTELがなければ、大事な命が失われたのに病院からは、なにも言ってくれなかったのですよ!弟の友達から、亡くなってから、聞いた話によると、手術のころ、”ほりえしのぶ(10年位前の芸能人)も、癌で死んだんだよな”と、弟の前で言ったり、めったに、”痛い”と言わない弟が、”痛い”と言うと”そんなのは、痛くない”と、言ったそうです。弟も”恐い先生”とは、思っていたらしいですが、私だったら主治医を変えましたが、弟はそのようには考えていなかったようです。弟は、先生や、治療のことましてや自分の気持ちを、一切、家族に言わなかったので、本心はわかりません。先日、お世話になった外科の先生に偶然会ったので、お礼を言おうと声をかけると、とても困惑した顔で私を寄せつけない態度をとったので、私の気持ちは、”怒り”に変わりました。医者というもの、技術だけではなく人間性も必要です。ましてや、”命”に関わる仕事をしているのであれば、人の命をもっと大切に考えてしてほしいものです。タッチセラピーがあるように、冷たい言葉より、たった一言の励ましの言葉が、どれだけ、患者、家族を安心させてくれるか...!!裁判 を興す程、こちらは、有利ではないのでできませんが、なんとか、公の場で此の実態を知らせるために、良い方法はないものでしょうか?私の主人に言わせると、こんなことは日常茶飯事で、法に触れることではないので騒ぐだけ無駄だ、と言われていますし、弟も、もめ事は嫌いなので”お姉ちゃん、いいよ、もう!”と、言っていると思いますが、私は、納得行くまで、なにかをしたいのですが... 私が、不信感を抱くのはお互いのコミニュケーション不足だと思います。医者に近寄りがたい雰囲気があるのに、こちらからは歩み寄ることができませんでした。それでも、私達に”非”があるのでしょうか!?主人に言わせると、両親の医者に対する対応が悪かった、といいます。ろくな挨拶もせず、金一封すら渡さなかった!と... いくら言っても、聞いてくれない両親の変わりに次の日でしたが、姉の私があげました... もちろん、癌が、最終的には悪かったと思いますが、自分の人生だから、全て、本人に選択をさせてきたと、医者は言います。そして、抗癌剤投与を、再三勧めたのに拒否し続けてきたと、言われましたし、カルテにも書いてありましたが、弟に聞くと、1度”抗癌剤はいやなんだしょ?”と言われただけと聞きましたし、再発でお腹がパンパンのときでさえ、”入院を拒否しています!”とさえ、言われました。これも、弟に聞くと、日にちを今日か、明日のどちらにしようか、ということで”どうしようか..”と言ったようですが.. 抗癌剤は、再発の時私が勧めると、応じました。本当に、医者は何度も勧めたのかな?という思いは疑問です。化学療法の先生は、弟が抗癌剤を拒否したのは正解だった、と言っていました..。早かれ、遅かれ、”死”は、やってきたとは思いますが、主治医がもう少し柔軟に治療法を色々示唆してくれれば(素人考えですが...)という思いはあります。本当に、あたった医者が悪かった..!の一言に尽きます。化学療法の先生も”もっと早く会いたかった”と、言ってくれました。ホスピス病室を見学した時、”ここは、別世界ですね”と嬉しそうな顔をし、その部屋に移るのを、とても楽しみにしていたのが今でも、忘れられません...!!(病気は、その部屋に入るのを待ってたかのように、その日を境に悪くなりました. ..!)私のこの気持ちを晴らす良き、アドバイスをお願いします!
この直訴状に対するコメント その1


直訴状523   (10/23/98)  (患者)
娘の事で、関連HPを閲覧していてこのページにたどりつきました。私の娘は現在5歳になるのですが、脳性麻痺で寝たきりの状態となっています。娘は出産時に未熟児として生まれて、即待機していた救急車で公立の病院に搬送され処置をして頂きました。その後の経過は良好で、担当のお医者さんも看護婦さんも「もー大丈夫」といって頂き、約1ヶ月後に「自発呼吸も出来るでしょう」いう事で呼吸器を外したんですが結局、うまく呼吸ができずその晩に担当医の方から連絡があり、生命的に危ない状態だと伝えられました。その時に担当医の方が、「あまりにも経過が順調だったので、ちょっとはやまりすぎました」とポっおっしゃられたのがずっと心にひっかかっており、その後は娘も順調に回復して呼吸器なしで現在に至っております。そこで素人としての疑問なのですが呼吸器を外して自発呼吸が出来ないのであれば、即、呼吸器を装着すれば良かったのではないか?と考えるんです。なによりも、外す前はとっても順調で、だからこそお医者さんも判断をして外されのだと思いますが、呼吸器を外した事により様態が悪化したのは事実ですので、処置に問題がなかったか、かねてか ら疑問だったんです。なにを今更とおっしゃられるかもしれませんが、いろいろな思い、事情により現在に至っております。その担当医の方には現在もお世話になっています。解りずらい文章で申し訳ありません。専門の立場の方のご意見をお聞かせ下さい。どうか宜しくお願いします。

直訴状522  (10/21/98)  (医師)
直訴状515の方へ
又聞きの為でしょうか。余り貴方の情報では良く判りませんので返答が難しいし役には立たないと思います。『先ず逆行性造影撮影の際、細菌が入ってしまったとの説明を 受けたが、それはそもそも技術に問題があるのではないか?』については、かなり清潔に気を付けても起こりうることなので、それだけで、技術に問題ありとは言えないと思います。 『何故、ヘルニアと間違えたのか?』は、良く判りません。『8の内視鏡処置(内視鏡による尿管の切開、人口管を一定期間挿入して尿管を太くするとは確実で適当な処置なのか?』は適切であったと思いますが。『9の尿管屈曲のため内視鏡処置は不可との診断は妥当か。』これも妥当と思います。『?・高度の水腎症の場合は開腹手術するまでのリスクを冒して処置するまでもない、との 診断は妥当か?』については、水腎症によって、腎機能が低下しているのなら妥当なのでしょう。これ以上は、状態が曖昧なのでちょっと答えられないです。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状521  (10/20/98)  (薬剤師)
195の方などがおっしゃっている問題についてです。
 私は去年医科大学の研究室におりましたがそこの教授は、やはりあまり(というか全く)研究をせず、毎日、接待と称しては飲み歩いていました。旅行会社の人に、視察旅行をする代わりに家族や、私(単なる学生でした)を無料で連れて行くようにせまったりしていましたし、研究発表の当日までなにもせず、講師の先生が作った研究結果を当日の朝いそいで眼を通して、発表を行っていました。しかし他方で、毎日深夜まで真摯に医学の研究に携わっている方も大勢いらっしゃいました。そういうお給料も決して高くないのに、何日も少ない睡眠時間で信念を持って働いておられる方にとって同業者の不正は、一層許しがたいものだと思います。このページを見てらっしゃる方はきっと後者にあたるのでしょう。しかし、やはり狭い世界で、企業に比べて利益団体という感覚が低いためか、権威にものを言わせて実力以上の利益を得る、古い体質もいまだに消えていないところもあるようです。きっとお互いに甘えた関係なのでしょうが、そういう関係はいずれ取り残されていくと思います。日本が世界から取り残されないためにも、私達は、仕事にプライドと責任を持ちたいですよね!

直訴状520  (10/16/98)  (患者)
最近、お医者さんや医学生さんがいろいろ不満を言っているページを見つけました。 http://thor.prohosting.com/~jaques/weird_science/bbs.cgi 医療従事者というのは白衣を着ていてもブルーカラーで肉体労働なんですね。本当のこと言うと、患者の立場としてはあまり不満やグチはききたくないなぁ、、、、、でも、人間だからしょうがないのかな、と思ったりもして、、、、、いろいろ大変でしょうけど体壊さないように気をつけて下さいね。私もなるべくお世話にならないようにしますから(笑)

直訴状519  (10/15/98)  (患者)
いやいや、久しぶりじゃった。例のベーチェット患者だぞぇ。何とか元気にしておったわ。んで、ひとこと言うのじゃが、挑戦的な患者で何が悪いのじゃ!! ワシは相変わらず大学病院の担当医をアゴで使ってるぞ! つい先日もワシの好きな薬を無理矢理出させたわい。きちんと治療薬マニュアル持参で通院しとるのじゃ。それに、ワシは大学病院以外にも通院してるところがあるんじゃ。だから、大学ではやらないような処方例をたくさん知ってる。もちろん、全て実績のある処方じゃ。ワシのことをいい加減に言う医者が多いが、ワシは証拠にもとづいた処方を指示しとる。だから、とやかく言われる筋合いなどないのじゃ!それにしても大学病院の若いレジデントはゴミ以下の存在じゃ。あそこの医局は「痰壷」と呼んでもおかしくないわい。ぺっ!っと吐き捨てるような医者しかいないという意味じゃ。そういう若いやつらを一人前に育てるのも苦労するよ。だいいち、自分の仕事でもないし、何の報酬もないのだから、ワシの指示通りにしてくれて当然じゃわい。

直訴状518  (10/13/98)  (医師)
先日、急性感音性難聴の患者さんが来られました。一人は最初から挑戦的で、色々と質問されました。ある程度、病気のことを、勉強されているようでしたしっかり時間を取って、あれこれ質問されました。他にも待っている患者さんがいることは、その人も百も承知のはずなんですが、ゴーイングマイウエイでした。あげくのはて、結局、薬は副作用が恐いとのことで、内服されませんでした。後日、再診されましたが治っていませんでした。面白いことに、全く同じ症例の患者さんがもう一人来られました。この人はきっと、前の患者さんとわたしのやり取りをどうも聞いていたようです。わたしの説明をよく聞いてくれて、あまり質問をされませんでした。前の人と同じ薬を処方しました。この人は薬をきちんと内服されました。後日、再診時には見事に治っていました。たまたまかもしれませんネ。急性感音性難聴は治療しても治らないこともあるし、自然治癒もありますから。

直訴状517  (10/11/98)  (医師)
人間は何歳まで生きれば満足するのだろう?100歳、200歳生きても、満足せずもっと長生きしようと、病気になった時は病院に行くんだろうか?え、わたしですか、60歳の定年まで勤めることができれば、もう、いつ死んでもかまいません。えー、あと十数年ですけど・・・それまで癌になったらどうするかって?じたばたせずあきらめます。治療はもちろん受けますが、治ろうと治るまいと、ガタガタ言わないつもりです。でも、癌になったらドーナーカードあまり役に立たないナー。ま、献体だけですかね、最後のご奉仕(^^)

直訴状516  (10/07/98)  (患者)
直訴状502の方へ
同じ喘息患者としてあなたの行動はちょっと恥ずかしいです。その医院か病院はおそらく、外から来た薬だけ欲しいというのに対応しなくなっちゃうかもしれません。それが、その地域が医療過疎だったとしたら、あなたの行動は他の患者に迷惑をかけたことになりますよ。一番悪いのは自分が薬を忘れたことではないですか。それを棚にあげて喧嘩越しの態度なら、相手も不愉快になりますよ。それも、単に薬をくれ、というだけじゃ。そもそも、薬屋さんじゃないんだから、本当は診察をしてそれに合わせて薬を自分で決めることが出来るのがお医者さんではないですか。こんな方が増えるから、ここに書いている小児科の先生みたいにいやになっちゃう先生が増えるんでしょうね。



直訴状515  (10/01/98)  (患者)
知人の事でご相談します。 知人は38歳の女性、一児の母で会社勤めをしております。 この夏、人間ドックの超音波で腎臓肥大の所見があり、水腎症と胆嚢ポリープの精密検査を指示され、某病院で診察を受け、現在も通院と入院を繰り返しています。 知人は担当医師の診断と処置に疑問があるようで、専門の方のご意見を伺いたく、私が彼女に代わって投稿いたします。
1)人間ドックの超音波で腎臓肥大の所見があり、水腎症と胆嚢ポリープの精密検査を  指示される。
2)某総合病院内科受診。超音波検査。胆嚢経過観察・腎臓泌尿器科受診指示。
3)同泌尿器科受診。水腎症の診断。進行の確認のため逆行性造影撮影を指示される。
4)逆行性造影撮影の翌日、激しい腰痛があり、泌尿器科に連絡の上、受診。
5)ヘルニアと診断され、同病院の整形外科を予約され帰宅(痛みは放置)。
6)同日深夜、腰痛・発熱・嘔吐のため救急外来へ。腎不全と診断され、入院待機。
7)入院・レントゲン検査。Jステント挿入処置(症状回復)。  CT検査。レントゲン検査。退院。
8)内視鏡処置の予備検査(血管確認の血管造影検査)のため入院。
9)血管造影検査(本人談:物凄く痛かった)の結果、尿管屈曲のため内視鏡処置は不可とのこと。
10)今月初め、Jステント抜管のため入院の予定。
上記のような経過で、彼女の不安は、・4〜6の症状はあとになって、逆行性造影撮影の際、細菌が入ってしまったとの説明を 受けたが、それはそもそも技術に問題があるのではないか?起こりうる症状ならば、 何故、ヘルニアと間違えたのか?・8の内視鏡処置(内視鏡による尿管の切開、人口管を一定期間挿入して尿管を太くす る)とは確実で適当な処置なのか?・9の尿管屈曲のため内視鏡処置は不可との診断は妥当か?・高度の水腎症の場合は開腹手術するまでのリスクを冒して処置するまでもない、との 診断は妥当か?などです。当初、自覚症状は全くなく、検査によって不具合が生じた印象はぬぐえないようです。 片側の尿管移行部狭窄を放置した場合、反対側の腎臓機能に問題が起こるのでしょうか? 当事者ではないので、わかりにくい文章になってしまったと思いますが、腎盂尿管移行部狭窄による水腎症の治療について何か情報がありましたら、教えてください。 また、都内・神奈川県近郊で信頼のおける泌尿器科の医師・病院の情報がありましたら、あわせてよろしくお願いいたします。
この直訴状に対するコメント その1

直訴状514  (09/30/98)  (医師)
直訴状506のドクターへ
 もし、将来臨床医として一生を進むなら、1ー2年の基礎研究をするべきです。逆に基礎に進むなら2年位の臨床研修をするべきです。日本の医師は24歳で免許がとれます。慌てることはないのです。臨床医にも論文を読みそれを判断し指導する力が必要です。経験、上司からの知識だけでは的確な治療とは言えなくなります。 同じ努力と能力なら、将来の伸びが違います。大学以外で日本の中にいてそのような経験はつめないです。外国にはいわゆる研究病院というのがありますが、日本でそれに値するのは癌センターや循環器病センターのような病院しかありませんし全員がそこで勉強はできません。 最近、大学病院への批判が強まっています。私も日本で大学病院で研究したのは非常に短い(一年)です。しかし、そこで教えられたことは10年以上経過してみると、実際の患者の見方などではなく、研修医を指導する仕方、医学書の読み方、論文の書き方などなどその後の自分の勉強のやり方を学べたと思っています。

直訴状513  (09/28/98)  (医師)
510に対して
小児科の場合は特にそうでしょうが、最近は大人の親子連れもかないませんねぇ。先日経験した例ですが、子供が社会人(20歳代)で親が60歳代とかいう例です。「ウチは年金生活ですが、子供(社会人ですよ)の病院代も(交通違反の)反則金もみんな親が出しています。だからクスリは院外処方ではなくて、病院で下さい(院外処方のほうが少し割高になるので)。」などといいながら、子供(患者)の診察が終わってから診察室に入ってきて、本人に説明したことを改めて説明せよなどと迫られます。これだけ世の中や親に甘えていたのでは治る病気も治らないでしょう。甘えと病気が治るか治らないかにどんな関係があるのかと疑問に思う人もあるでしょうが、本来病気なんて自分(患者)が主体的になって治すものです。人任せにしていては治るものも治らないです。まあ、たいていの方は「何とか病気を治したい」と思って医療機関を受診するのですが、なかには「医者が全部やってくれるから、あとは寝てるだけでいいや。」などと、ずぼらをかます人もいます。戦後間もない頃のように急性感染症が主体であればそれもいいでしょうが、「生活習慣病」などは患者本人が自覚しなければどうしようもありませ んからね。

直訴状512  (09/28/98)  (看護婦)
ある病院は最新の機械を多数もち、最新の治療知識を持つわりに、人間性と技術が伴わない医者が多いと感じた。医者は病院の金もうけ(結局は自分の給料UPのため)に 100歳近い転移性癌患者で痴呆があり、本人は理解しないまま主治医と家族の意向によってOPEとなる。家族は専門的なことは分からないから主治医にOPEをすすめられるとそのいいなりになってしまうのがほとんどである。このような高齢者のOPE患のほとんどは抵抗力がなく痴呆のためにOPE後の創部清潔が守れず、抑制されており OPE後の縫合不全や感染症で命を落とされる。この病院のスタッフは、自分の家族・親戚は絶対にこの病院には入院させないし外来さえも連れてこないと言い合っている。ただ、こういう内情でも病院はつぶれることなく売り上げは黒字である。

直訴状511  (09/27/98) (患者)
お医者様が自信をなくしてしまったなんて、患者にとっては、とても不安です。だって、命を預けているんですから。病院選びって、一つの賭みたいなところがあります。腕がいいとか、何が得意だとか、患者側には公にされていないことですから。うちの子が骨折したとき(NO.495)あれこれと妙な質問もしましたが、**労災病院の主治医の先生の答えはいつも専門的で簡潔、理路整然としていました。でも、いやな感じは全くしませんでしたし、むしろ、安心できました。患者の中には、挑戦的だったり、猜疑的だったりする人もいるでしょうが、全ての患者がそうではありません。お医者様の技術を信頼して、治療を任せようと思っている人もたくさんいると思います。ですから、先生も自信を持って下さい。私は、小学校に勤務していますが、一生懸命やったことでも、結果が悪いと努力は認めてもらえないし、うまくいって当たり前の世界です。逆に、失敗を認めない教師もいるし、研修もせずにうまくいかないと「今の子はこんなこともできない」と子どものせいにする者もいます。医療の問題も同じだと思いますが、どんな世界でも信頼関係って大切だと思います。家庭の中でも、学校でも、 病院でも。それに、新しい専門的な知識を学ぶ姿勢も・・・口コミで医者の良し悪しは伝わるとありましたが本当ですね。私も、めいっぱい、人に話してしまいました。それに、井戸端会議は嫌いでしたが、これからは人の噂にも耳を傾けて情報収集しないとね・・・・!


直訴状510  (09/26/98)  (医師)
最近イヤな患者が増えました。初診で外来診察室に入ってきたときからやけに挑戦的だったり、詰問調でいったいそれは何の薬ですかと言われたり、入院の場合は子供の食事の面倒を見てくれなかったとか、診察の時に子供の名前を呼ばなかったとか、イロイロです。ちなみに私は今まで患者とトラブルをおこしたことは一度もなく、最近は自信喪失気味です。ちなみに私は小児科医です。最近もなにか薬を使うときは仕事場まで電話で知らせろという入院患児の父親もいました。医療とは結局は人と人との関係ですから、お互い気持ち良くやれないとダメだと思います。生死にかかわるような疾患の場合は転院を勧めようかと最近は思っています。こんなことを考えるようになったのは、以前車を買うときに値引きを強く迫ったときに、お客とセールスマンと両方が気持ち良くないとね、といわれハっとしてからです。車と言えば車検の時にあんまり細かく問い詰めないでしょ。プロに任せるところは任せたほうがよい結果が得られると思います。もっとも、医者の腕が良ければの話ですが。あまりプレッシャーをかけると医者が萎縮して治療も消極的になってしまい、よい結果が得らぁw)譴覆い茲Δ忙廚い泙 后・・w)LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLw)倆齡蜴・蓖齡込雜矮甓皰闢甓・隰齒弱煤E絎褓w)專纈艱銓込
この直訴状に対するコメント その1


直訴状509  (09/25/98)  (患者)
No444の投稿したものです。私は、現在腰椎癒着性くも膜炎で両下肢不自由の身障2級2種の車椅子生活をしています。病状の詳細はNo444に記しています。今、精神的に悩んでいます。と言うのも、先日私の執刀医師が、新聞によるとH7年の頚椎の手術で歩行困難で身障1級になった患者さんに医療ミスを認め、K市民病院が示談したと掲載してありました。私は、腰椎ヘルニアの手術をS63年にし、それ以降8回手術(この医師が7回執刀)し、H7年には自費で脊髄電極埋め込みもしましたが、結局直らず車椅子になってしまいました。この医師は、私の自宅にてH7年に結果的ミスは認められましたが、医療ミスはないし裁判になっても勝つし、争いになれば名誉毀損で逆に告訴するといってました。私も、不本意ではありましたが、公に戦う強い気持ちが良いことなのか、自分がこの医師を頼って手術を受けたことが自分にも責任があるように思っていました。
 でも、今回の医療過誤の件で私の知っている範囲ではこの患者さんはこの医師の奥さんの親戚筋(この病院にH7年末までこの病院の整形外科に8年近く長期入院していたこの病院の主とも言われていた患者さんの話では今回の患者さんが手術を受ける前にご本人が親戚だと言っていたとのこと)であったとすれば、私には医療の中であまりにも不平等ではないのかという疑問が出てきています。私には、障害に至るまでの段階的な経過があり、私にはこの医師に何らかの責任を問うことは不可能なのでしょうか。今も、私はこの医師の下に月に1〜2回通院しています。それは、私の最大限出来るこの医師への接触であり、この医師が責任として私を診ていくのが当然のように思います。でも、通院に車で50分かかり体力的にもいつまで続けられるかわかりません。本当は、この医師が往診してくれればいいのですが。私の考えは、間違っているのでしょうか。弁護士、医師の方々教えてください。

この直訴状に対するコメント その1

直訴状508  (09/24/98)  (医師)
直訴状499の看護婦さんへ
民*連の病院について、これ以上ここで議論するのは問題だと思うのですが。私は民*連の病院での医師、看護婦などの医療への熱意は全く批判しません。どころか、おそらく多くの病院の中では、スタッフの患者への、『思い』はおそらくピカいちなんじゃないかとも、思っています。しかし、現在の医療は『思い』だけでは、通用しません。特に医師というのは人間性が最近は問題になっていますが、技術や知識が伴わなければそんなものは、本質的には役に立ちません。医師がすごく、向上心があること、まじめで患者思いであること。その割に指導する医師に恵まれないためか30代中盤になると伸び悩むこと。種々問題はあるが、大学での研究生活がないため、基礎的な科学論文を読みこなせないこと。また、自己完結的で他のよりレベルの高い病院への紹介が遅れがちなこと。このような現象がみられるのは、患者のみならず医師にとっても不幸であると思われるのです。おそらく、全ての病院がそうと言うわけでは無いのでしょう。しかし、私の知る5つの病院からはそのような印象を受けています。

直訴状507  (09/24/98)  (医師)
直訴状502の方へ
 後味は悪かったかもしれませんが、正しい薬をもらうことができ、よかったと思います。日本グラクソのサルタノールと同じ会社で出している吸入薬と色違いの薬というのはアルデシンと同じ作用の薬で、ステロイドだから気管支拡張作用が強いのではと間違える医者もいます。 時々旅行中であったり、出張中の方が来院することがあります。薬がなくなったから、と言って来て,何を飲んでいたか訪ねると、白いカプセルと,赤い粒の薬と・・・と言われてしまうことがあります。仕方なく話の中からできるだけ近いと思われる薬を処方しますが,やはり心配です。

直訴状506  (09/22/98)  (医師)
497へのコメント
大学病院で研修して、研究したセンセはそんなに立派な人ばかりなんですか?薄っぺらなセンセもいますよ。逆に大学病院で研修や研究していなくても立派なセンセはいますよ。そうでないセンセもいますがネ。結局言いたいのはナンノコッチャ?
この直訴状に対するコメント その1

直訴状505  (09/21/98)  (医師)
直訴状502の方へ。
それは大変でしたね。しかしこのような事例はよくあることなのです。普段から自衛策を講じておく必要があります。参考にしていただければ幸いです。
1)まず慢性疾患で常用薬がある場合、出かける際忘れないことです(緊急の場合は仕方がありませんが)。というのは飛び込みで受診する病院・診療所では常用薬と同一の薬剤の処方はあまり期待できないからです。同系列の薬剤でも剤形の違い等により完全に同じ効果は期待できないと思ったほうが良いでしょう(たとえばテオフィリン系の経口薬で、同じミリグラムでも徐放錠など数種類あります。メプチンエア等の吸入薬も1回で噴霧される薬剤の力価が異なります)。また処方する側も長期経過がわからない患者さんに薬剤を処方するのは不安なものです。
2)常用薬のリストを携行します。とくにいつ発作が起こるかわからない気管支喘息や心疾患の方は必ず必要です。リストをくれないような医療機関なら転医を考慮すべきです。
3)残念ながら間違い処方はわりと高確率だと思って下さい。受け取った薬はその場で必ず確認し、疑問点はすぐに尋ねることです。私も似たような薬剤名で全く作用の異なる薬を処方されたこと(医師のミス)や、点眼禁忌の薬を「点眼薬」として渡された(薬剤師のミス)ことがあります。自分でも間違えて処方したことが何度かあります。
以上医師でもあり患者でもある私なりの自衛策でした。


直訴状504  (09/19/98)  (その他)
直訴状495を書いた者です。お答え下さった直訴状500のお医者様、ありがとうございました。
嬉しいことに、9月17日で通院も終わりとなりました。もうどんな運動をしてもいいと言われ、大喜びでいます。今回、骨折をしてみて分かったことですが、治療は、けがや病気のところだけを治すのではなく、患者の精神的なケアをするものだと痛感しました。主治医の先生は、とても優しく楽しい方で、娘は予約日に病院に行くのを楽しみにしていました。子どもには、学校のことやけが以外の話などをして、気持ちをほぐして下さいました。このページを見る限りでは、どのお医者様も、とても忙しくされているにもかかわらず、ゆっくりとにこやかに話をされるので、こちらも見ていて心が安まりました。今回のけがは学校でのことでしたが、学校の処置にも疑問を感じ親も悩んでいたので、診察室でお話を聞くたびに、親の方もほっとしていました。技術もすばらしかったと思いますが、この先生の人間性に触れることができたからこそ、回復状態も良かったのでしょう。本当に感謝しています。17日にも、「こんなに良くなって、本当に良かったなあ。」と子どもの顔を見ながら言われました。忙しいと患者の方を見もしない医師がいるとも聞いていましたが、まだまだこんなすばらしいお医者 様がいるんですよ。初めに行った外科での誤診があり、どうなることかと不安でいっぱいでしたが、いいお医者様に出会えて、ラッキーだったと思います。


直訴状503  (09/18/98)  (医師)
直訴状495、500について。
確かに病院・診療所選びは難しいですね。私も知人からよく「どこの病院にかかればよいのか」と相談されますが、専門外の分野だと自信をもってアドバイスできません。このサイトは医師も結構見に来ているようなので、具体的に相談すれば答えがみつかるかもしれません。(<相談例>宮城県内で腹腔鏡を使った胆嚢摘出を受けたいのですが、良い病院を教えて下さい。以下のアドレスにメールをお願いします。XX@XXXX)例えば同じ外科でも医師によって得意分野が必ずあります(当然不得意分野もある)。また例えば呼吸器科を標榜していても夜間対応してくれないところもたくさんあります(喘息の方は困るわけです)。このように患者さんの疾患、状態によって「良い病院」は違ってくる可能性があります。必ずしも大きい病院が良いとは言えないし、疾患によっては小さい診療所が得意としていることもあります。また受診する側の自衛策としては、たとえば皮膚科を受診するときに、「内科・小児科・皮膚科」と標榜してある診療所を避けるのも一考だと思います。このような標榜の場合、医師は内科専門で、小児科と皮膚科はおまけであることが多いからです。しかしなかには内科医と皮膚科 医がいる場合もありますが・・・。

直訴状502  (09/16/98)  (患者)
処方箋を書いてもらう の巻き
2歳から気管支喘息 現在32歳(女)
友人宅に1週間程 宿泊予定 → 薬を忘れてきた。(不覚にも)
いつもの薬の処方を申込む → 笹塚の**医院 通常飲み続けている薬
1、 アルデシン (吸入式喘息治療剤、ステロイド剤の吸入薬)
2、 メプチンエアー (気管支拡張剤、発作時を速やかに治める薬)
3、 スロービット100俟 (気管支拡張剤の経口薬)
処方された薬
1、 アルデシン 同じものを処方される
2、 スロービット 100俟 同じものは無い。
  テオドール 100俟 同じネオフィリン系?の薬に決定、過去に処方経験あり
決めるに当たり、薬の検索本で医師と一緒に成分を確認し、実物も確認
スローK 会計後、渡された薬 ( カリウム不足の薬?) ステロイド剤によるカリウム低下のため?★否、過去6年間、点滴はしてない!かつて、喘息薬として処方された事があるのか?★私は無い!
3、 メプチンエアー 気管支拡張剤 ( 私の命綱 と言っても良い) 同じものは無い。作用の同じ薬を処方する。と、医師
医師は薬の棚の前で、数分間看護婦と会話。 医師はこれを処方します。と言って、吸入薬(ラベル剥)見せる。その際、薬の検索本の参照なし名前不明(日本グラクソのサルタノールの色違いで、ベージュの本体、茶のキャップの薬)しかし、この薬の外袋には、この薬は喘息の発作を速やかに治める薬ではありません。と明記してあった。ちょっと!!気管支拡張剤欲しいって言ったでしょ!

なんでこんな薬くれたの、の巻き
薬が違う! → 当然病院に戻り、「薬が違う!!」 → スロービットの代りに渡された薬名スローK → 名前が似てるから間違えたんじゃないの? → 気管支拡張剤の吸入薬が欲しいと言ったのに!
そこで医師の発言集
私: スロービットと名前が似てるから間違えたんじゃないの?
やぶ医者: スローKについては、吸入の薬の副作用のために処方した。
私: それじゃ経口薬の気管支拡張剤は?
やぶ医者: そんなのくれっていってた?
私: カルテになんて書いてあるか見なさい。(私が欲しいと言った薬名が書かれている。)
やぶ医者: (ふくれっつらで無言)
私: 間違えたなら間違えたで、なんか言う事無いの?
やぶ医者: いや、あれは副作用の・・・なんでそんな事を言われなきゃならない・・・(不服そうな態度)
ばばあの看護婦: (攻撃的な態度。)
やぶ医者: じゃーお金返せばいいんでしょ?
私: 自分は悪くないと思ってるでしょ
やぶ医者: (わたしは無視しながら看護婦に) 早くお金返して。
私: なんか言う事無いの?すいませんとか何とか。
やぶ医者: あーすいませんでした。
私: 気を付けてくださいね。
やぶ医者: ふん
以上のような会話でした。 50歳を過ぎた男のとる態度とは思えない情けない事だ。
この直訴状に対するコメント その1  コメントその2  コメントその3


直訴状501  (09/15/98)  (医師)
どんな医者であれ、医療ミスは少なからず過去に経験していると考えます。そのミスに対して、いかに誠意を持って対応するかに患者さんの信頼も違ってくると思います。知識だけの医者よりどんなに経験が浅くとも自分の家族のように誠意を持って接する医者こそが優秀な医者と考えています。



メニュ−に戻る 目安箱に投函する  

E-mail: nishi@sf.airnet.ne.jp