直訴状 1〜100

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直訴状100  (05/30/97)

私は、某医師会に勤めております。最近、准看護婦問題等で医師会が反対の声明をだしています。会議で、看護学校の教育理念をききますと、医師会員の福利のためだそうです。学生を安い給料で働かせ、知識はいらない。やさしいければいいのだそうです。典型的な男尊女卑の考え方です。医師に服従する看護婦がいい看護婦だそうです。なんという自分勝手な考えではないでしょうか。世間体には、地域に貢献するとかいって、本当は自分のためなのです。医療費がすごく増大し、保健料が値上がりします。医療スタッフが常に向上心があり、協力しながら医療・福祉を支えていかなければいけないと思います。それなのに、看護婦は、知識はいらない。大学病院の看護婦は注射もしない。文句ばっかり言うというのです。たぶん、開業医は、自分の診療に自信がないから、医療従事者が勉強し、医者と同等になるのが嫌なのです。こんな傲慢な医者はいりません。もっと、患者は賢くなることが大切です。こんな、傲慢な考え、自己中心的な考えをもっている開業医へいくのはやめましょう。検査や薬代で儲けて、本当に患者さんのことを考えて診療してくれているのかとっても疑問です 。

直訴状99  (05/25/97)
父は癌の手術をうけ、一年もたたない内になくなりました。その間の医師の対応にどうしても納得がいきません。手術が終わった時点で転移はなく、その後の経過説明でもなにもいわなかったのに、退院時のカルテに末期と書かれていたこと。(手術前の検査で転移はなく、手術可能な第2期であると説明を受けたにも関わらずです。)
父にはまだやりたいことがあり、そのためにもはっきりとした告知を望んでいました。確かに病名だけは告知されました。けれどその後のことは、父の望んでいたのとは全く違っていました。数カ月して腰の痛みがでてきたとき、主治医は老化から来る圧迫骨折と説明しました。本当はその時点で、腫瘍マーカーは常人の何十倍にも上がっており、MRIで転移も発見されていたのです。痛みで起きあがることもままらなくなり、再度入院して治療して欲しいとお願いしても受け付けてくれません。その間、医者は病状についての説明は一言もしません。家族にも説明はなしです。これらのことは、つてをたどり、その病院とは別な系列の病院に入院したときに、前医のカルテを見て分かったことです。カルテをコピーしておかなかったら、今でも知らずにいたでしょう。私には、激しい痛みを訴えているにかかわらず、痛み止めをだすだけで(麻薬は使われていませんでした。)放置していた、効くはずもない点滴(中身は胃の薬でした。)をくりかえしていた、この医者の考えていたことが分かりません。手の施しようがない末期だから、治療できなかったというつもりでしょうか。だったら、なぜ、ちゃん と説明しなかったのでしょう。母は何度か治療について話し合おうとしたのに。今まで医者と単数形で書きましたが、実際に最初の病院で父を診ていたのは3人です。後で知りましたが、その病院ではトップクラスのグループだったそうです。カルテはすべてコピーしてありますが、私たちは訴えるつもりはありません。ただ、この医師たちに伺いたいのです。あなた方は、なにを考えて診ていたのですか、と。


直訴状98  (05/24/97)
病院勤務の薬剤師です。最近、喘息薬フェノテロール(商品名ベロテック、ベーリンガーインゲルハイム社)の話題が「薬害疑惑」として取り上げられてますが、これに関して一言意見を申し上げます。
 程度の差こそあれ、薬というものは間違った使い方をすると非常に危険なものです。ですから、医師の処方箋がないと手に入れることができない仕組みになっているのです。ベロテックもその例外ではありません。ですから、薬物の過剰投与による副作用死を「薬害」と決めつけるのは無理があるような気がします。(医師は危険性を予測できたはず) 吸入薬には様々な種類がありますが、内服薬や注射薬に比べて安全性が高いと言われています。これは「局所投与(病気のある肺や気管支だけに薬を投与するので、全身に薬がまわらない)」という言葉で説明されています。しかし、正しい使い方をされてはじめて安全なわけで、間違った使い方は効果がないばかりか、副作用の危険性が極端に高くなるものなのです。ベロテックのようなβ2刺激薬は気管支拡張作用を有する一方で心臓に負担をかけるというのはいわば常識です。したがって、この薬の使いすぎ・間違った使用法は時には生命の危険もあるということを認識しておかなくてはなりません。私は、喘息患者に接することが多いのですが、新たに来院される患者のなかで、正しい吸入法をしているのはほんの一部に過ぎないというのが率直な 感想です。 文藝春秋6月号(1997)に櫻井よしこ氏が「喘息患者がつぎつぎに死んでいく」題名でエッセイを書いていますが、その中に星野徹君(仮名)の事例が出ています。亡くなった徹君のご冥福を祈りたいと思います。僅か、数十行の文章ですが、その中に様々な問題点があります。
(1)「病院から、ほぼ十日から二週間のに一本の割合でベロテックを渡されていた。」一日にいったい何回吸入していたのでしょうか?明らかに過剰投与です。
(2)「あの子は発作がおきるといつもシュッシュッと吸っていました。」1回に2吸入は多い。また吸入方法も間違っている可能性があります。病院から正しい吸入方法の指導は受けなかったのでしょうか?受けたとしても、自分で勝手に方法を変えたのでしょうか?うがいはしていたのでしょうか?(うがいは口から薬物が吸収されて全身をまわるのを防ぐ有効な手段、つまり副作用予防手段です。
(3)「碧さん(母親)は、徹君がベロテックを吸入する度にその余りの効き目の程に、却って恐ろしくなったという。」病院から、喘息の治療について何も説明を受けていなかったのでしょうか? ベロテックにも責任がないとは言えませんが、主な原因は、病気に対する認識不足、教育不足ではないでしょうか?そのために、重症になっても受診せず、ベロテックに頼ってしまったために取り返しのつかないことになってしっまったのではないでしょうか。
病院側には情報提供不足の責任があるし、もし適切な情報提供・指導がなされていたのなら、それを実行しなかった患者や家族にも責任があると思います。そうであったら、早めに受診して(時には入院して)治療を受けることで最悪の結果を防げたかもしれません。 薬剤師として、心配しているのは、余りにも安易(この言葉はあまり適切でないかもしれませんが)に薬剤が投与されているという実態です。医師の十分な診察もなしに電話一本で薬が家に郵送される、その間何カ月も受診しない、そんな病院もあるそうです(私の働いている病院もそれに近いものがあります)。病院側も、患者側もそれぞれの立場の責任を果たしていないのではないでしょうか。トリルダンの話題が少し前に話題になりましたが、あの場合も製薬メーカーの責任というよりは医療側の過失の度合いが強いような気がします。問題が起こった時に、きちんとした原因追究もせずに、製薬メーカー(あるいは薬)だけを問題視して、それを排除しようとする。こんな事をやっていたのでは、薬による医療事故はいつまでたってもなくならないと思います。
医師をはじめとする医療従事者はもちろん、患者の意識改革も必要だと思います。 (今回のベロテックやトリルダンの件は、「薬害エイズ」とは切り離して議論しなければならないと思います。)

直訴状97  (05/22/97)
西島さんのようにとりくまれているかたは、にほんにいったいどのくらいいるのでしょうか?ほんとうにわずかでしょう、だからがんばってください。
悪徳医者が多いのはもうしかたがないのでしょうか?私の知っている松戸駅前の大きな新しい病院はとてもひどい、らんしんらんりょうでたんきかんで、ものすごいおおきくなって、そのびょういんがたったのですが、そのいいんちょうはひどいですよ。でもあれだけおおきくちからをもてば、もうかんかされるのでしょう。くすりのふくさようということについて、びょういんでは、くすりのふくさようということをかんがえずに、そのひとのせきにんにしますね。どうしてでしょう。もっと、りょうしんてきに、かんがえてほしいですね。
いしゃやびょういんがくすりやさんになっているからでっしょう。これをかいぜんするべきだとおんもいます。くすりのつかいすぎで、びょうきにしているということが、なぜりかいされていないのでしょう?


直訴状96  (05/20/97)
数年前のことです。
母が腰を痛め病院に行った話です。 レントゲンを撮った結果 フイルムが惚けていたそうでそれを見ていたレントゲンギシが「婆動いたろう」と母のいる前で聞いたそうです。母は憤慨してました。私も聞いたときは腹が立ちました。その病院は救急指定でもなく最近立派なビルを建てました。こんな病院問題です。

直訴状95  (05/19/97)
駐車料金は「医療費控除」の対象になると思いますが、戻ってくるお金とか税金免除なんてほんのわずかですね。それに、年間10万円を越さない限り、控除もできないわけです。駐車場がまったく無料のところもあるわけですから、これは何とかならないものかと思います。医療費についてなど、http://www1.raidway.or.jp/~onoyan/mmkanja.html に少し載っています。


直訴状94  (05/17/97)
川崎市中原区の、******病院。とにかく駐車場の、駐車料金がべらぼうに高い。へたをすれば営利目的の、近くの時間貸し駐車場の方が、安い料金設定になっている。(実際にそうなってます)1時間300円、以後30分毎に100円ずつ加算される。患者から医療費を取って、その患者の家族から駐車料金を取る。取るなとは言いません。駐車場の管理にかかるお金も、バカにならないとも思います。ただ見舞いに行く度に、1000円以上の駐車料金を取られる家族の事を、少しは考えて欲しいと思います。(家族だけでも、何とかならないものでしょうか?)

直訴状93   (05/12/97)
2週間ほど前、親不知を2本抜きました。下の歯は、水平に生えておりました。治療前に、治療後しびれることがあることは、その口腔外科の先生からは聞かされておりませんでした。もちろん、人によってはそれが一生治らないとも知りませんでした。いまだに下唇と中の歯が4−5本、感覚が麻痺した状態です。不安になり、もう一度先を訪ねましたが、この数十年間で治らなかった人は、2人ぐらいしかいないとおっしゃり、あなたもその一人になるかどうかは知らないけれど、と笑って付け加えられました。 直訴ではないのですが、どういう意味でおっしゃったのかわかりません。非常に気になりますし、レーザー治療などの方法もあると聞いたことがありますが、まだ様子を見るだけでいいのでしょうか。唇は毎日じんじんとしびれておりますし、歯はまだ麻酔が効いているような感覚です。 ただ何もしない状態がもどかしく、ご意見を伺えればと思い、書かせていただきました。専門の方にお返事頂ければ幸いです。


直訴状92  (05/09/97)
薬局を開局して17年保険調剤を始めて2年になります。面分業(不特定の病院の処方箋を受け付けている)を行っています。医薬分業が目立ち始めてきましたが、しかし、ほとんどが病院の側で処方箋を受け付けている調剤薬局ばかりです。これでは本当の意味の医薬分業とは言えないではないでしょうか。病院が院外処方箋をだすにあたってマージンを要求したり、トンネル会社から医薬品購入するよう指示したり。病院、薬局、双方の利益を目的とした調剤業務。レセプトの改ざん。これでは医薬分業の目的を果たしてはおりません何よりも処方箋が本当の意味での第三者のチェックを受けることが大事ではないでしょうか処方箋を受け付けを始めたころはできるだけ慎重に仆のないように調剤を心がけ患者さんの身になって情報を提供したり、服薬指導をしてきたつもりですしかしそれでも調剤ミスを何回か起こしてしまいました。すぐに隠さず、正直に(当然ですが・・)患者さんにその度謝罪しました。大事にいたらなかったのが幸いでしたがふるえたものでした。処方箋をみると記載ミスもけこうあります薬剤名の間違い内容量の記入ミス相互作用のチェックにかかるものこれらのミスは医師の記 入ミスの場合もありますしまた事務での入力ミスの場合もありました。患者さんとよくお話をするようこころがけているつもりですが、はなしたがらないかたもいます。またお嫁さんの不満を長く話していく方もいらしゃいます。でも、総じて病気、薬、病院、医師、への不満が多いようです。当然薬剤師に対する不満も多いことでしょうが、面と向かってはいいにくようです。すべてがオープンに隠すことのない、国、製薬会社、病院、薬局、がガラス張りの医療を目指して本当に弱い患者さんのために考えていけたらと願う、町の薬局の薬剤師です。


直訴状91  (05/05/97)
某医大内にある、老人内科病棟に勤務する看護婦です。うちの病棟の主治医は、理事長夫人です。その主治医は患者のためには何もしてないように思います。なぜなら自分より下の先生にまかせてばかりです。過去にあった話ですが、自分の担当している患者がアレストしているのを見て「先生をよんで!」と言い残し立ち去ったそうです。主治医としての立場・責任と言う自覚が欠如していると思うのですが・・・皆様の周りではこのような事があるのでしょうか?


直訴状90  (05/03/97)
この春、人生2つめの大学に入学した者です。インフォームドコンセントをとらず、危険な実験的検査&治療行為を行う医療の現状に強い不満を持ち、将来、医療弁護士として働くため、医学部の学習と並行して、司法試験の勉強を始めました。大学でHPを作れるようなので、医療問題や、それを扱う法律について調べて、書いて、発信していこうと思います。大学病院で出世するつもりは全くないです。
そのような「実験」の一例に叔母が遭ったり、その病院で、とんでもない医療過誤が起きたのに、それを隠匿した事例には心から悲しくなります。医者が信用できず、一人でも信用できる医者を、と決意した、とは同級生には話せません。

直訴状89  (05/01/97)
不満とは少し違うかもしれませんが、以前診ていただいていてとても、信頼できた先生をさがしたのいのですが、当時の病院に聞いてもどこの病院へいかれたかわからないのか教えてくれません。他の病院を受診するのに、あまりしつこく聞くのも気が引けてしまいます。どのように、探したらよいのでしょうか。

直訴状88  (04/28/97)
早稲田大学3年武井ゼミの学生ですが、お聞きしたい事がありメールを送りました。今回医薬品のマーケィングについて調べる事になり、僕たちの班は、薬価基準制度について調べることになりました。しかし、あまりなじみのない分野で資料などが集まりません。そこでお尋ねします。薬価基準制度についての概要と、その現状と問題点について分かりやすくおしえてください。よろしくおねがいします。

直訴状87  (04/27/97)
福岡市の**矯正歯科で矯正治療をうけています。しかし、体型は崩れるは、接着剤でおかしくなるは散々なめにあいました。殺したいほど恨んでいます。

直訴状86  (04/27/97)
直訴状77に対して
 立派な恐喝ですね。私の知っている話ではこんな例があります。O大学のN教室が関連病院(教室に所属する医師の派遣先の病院のこと)に年間1億円の寄付をするように申し出たところ、その病院は拒否しました。それまではもっと少ない額の寄付だったようですが、今のご時世で年間1億円とは無茶苦茶です。結局、教室と病院の関係がごたごたして派遣先の医師も嫌気がさして皆退職してしまいました。最終的にはこの病院にはK大学から医師が派遣されることになったようです。直訴状77のケースとは若干異なりますが、あまりなことをしていると内部告発されて痛い目に合いますよ。FAXなんか流したら自ら恐喝をしていますと認めるようなものです。

  
直訴状85  (04/20/97)
直訴状82に対して
 医師です。自費診療なら治療費は医者と患者が納得したうえで決めるわけでしょうから、1か月40万円でも100万円でもおたがい納得ずくならいいわけです。診療内容から見て1回1万円くらいの医療費にはなると思いますが、これがほとんど毎日となると若干高いように思います。 保険診療を受けられない事情はわかりませんが、とりあえず治療費の領収書はもらっておくことです。後でトラブルになったときに何かの役に立つかもしれませんし、この場合は確定申告すれば税金が戻ってくるはずです。 多分前立腺炎だろうと思いますが、これなら「性病科」ではなく「泌尿器科」を受診されたらどうでしょうか。

直訴状84  (04/20/97)
直訴状81に対して
 医師です。私も手術をしますが、患者さんに「傷は分からない」と言うことは絶対にありません。「傷はできだけ目立ちにくくします。そのためにはアフターケアが必要です。」と後療法の必要なことも説明して手術をします。手術の傷痕がきれいになるかどうかは単に手術の上手・下手だけではありません。 傷痕の治療はとりあえず形成外科で相談されるのがよいと思います。しかし、先ほどの******は、皮膚科、形成外科、泌尿器科という普通の看板を出しているわけですね。まさかこのクリニックで相談するわけにもいきませんから(相談してはいけないというわけではありませんが)、大学病院や総合病院の形成外科(認定医のいるところ、これは電話などで尋ねれば教えてくれます)を受診されるのが無難だと思います。 開業医の場合は、もともと形成外科のできる先生でも形成外科だけではメシは食えないので、開業するときは他の診療科も標榜することが多いです。というわけで見極めはわれわれ医者でも難しいです。もちろん形成外科だけで診療されており、健康保険も取り扱っている開業医ならまず安心だと思います。

直訴状83  (04/20/97)
直訴状79に対して
 医師です。後半部分が文字化けして切れていますが、やはり将来臨床医を目指す若い人たちが基礎医学の研究をすることは無意味ではないでしょうが、その労力を臨床研究や実地の臨床に向ければ日本の医療ももう少しましになると思います。大学院という限られた時間でそれなりの結果を出そうとすると臨床研究では無理です。仕方がないので学内留学や国内留学という形で基礎医学の教室に短期間所属して論文を書くわけです。私の出身医局でも以前は大学院生も自分の教室で研究をして論文を書き、学位を取得していました。しかし、最近は大学院生はすべて基礎医学教室で研究をします。4年間で確実に学位を取るのはこれが一番手っ取り早いわけです。 日本の臨床研究が海外でほとんど評価されない理由は色々ありますが、とりあえず予算不足ということが大きな問題です。私の以前所属していた医局では年間の研究費は数百万円で、4月から執行されますが、2〜3か月で底をつきます。後は「治験」(製薬メーカーからの事実上の寄付)で賄わねばなりません。ところが昨今の社会情勢は「治験」に対して厳しく、結果として研究費の出所がありません。仕方なく基礎教室でやっている研究に便乗さ せてもらって、学位論文を書くということになっているようです。優秀な人たちは海外留学をして研究をしますが、それはごく一部に過ぎません。 そのような学位(医学博士)に対した意味がないことはわかっていますが、その内幕を知らない患者さんにとって「医学博士」の肩書は医師過剰時代には有効な患者集めになるかもとれません。私も学位を取得しましたが、病院勤めでも学位がないと部長になれないなど昇進の面でも差別されます。将来大学教員を目指さない人でも医師として働くためには学位は医師免許証とほぼ同様に「必需品」という時代になったのだと思います。


直訴状82  (04/19/97)
直訴と少々ことなるかもしれませんが、申し訳ございません。 12月頃から会陰部に痒みと尿道に違和感を覚え、もしかして、STDかと思い、ある医者にみてもらいました。そのときは、軽い尿道炎で検査の結果、淋病でもなければ、クラミジアでもありませんでした。雑菌だろうと判断され、薬をいただき、尿道の違和感はとれました。しかし、会陰部の痒みは残りもう一度(2月)、今度はアレルギー検査をしてもらいましたが、原因の特定はできませんでした。どうしても、心配だったので、今度は街でよく見かける性病科なるところにいきました。前立腺に炎症(グラムなんとか菌)をおこしていると言われ、それから、ほぼ毎日通院し、一回ごとに注射代(1万円)と薬代(6千円)がかさみ、妻の検査代とあわせると40万円位(1ヶ月弱)使っております。無保険診療とはいえ、こんなに経費がかさむものなのでしょうか。よろしければ、ご意見いただければと思います。

この直訴状に対するコメント

直訴状81  (04/19/97)
私は、泌尿器形成の雑誌記事に騙されました。ある雑誌に完全に記事(インタヴュー)のかたちで出ていたものを信用し、文京区向丘の*******を尋ねました。すると、東大医学部出身の医学博士という、****医師(すべて経歴、肩書きは雑誌に出ていました)は、ろくに診察もしないで、「仮性でもなおしたほうがいいよ」、「傷はまったくわからないようになる」、「自他ともに認める芸術品的出来」などといい、簡単な手術後の消毒法などをおしえただけで、手術に取掛かりました。医者がやる事だから、間違いはないだろうと思っていたのですが、よく調べると仮性は手術の必要はないということがわかりショックを受けました。医学的に根拠のない手術をあたかも必要かのように誤信させるやりかたは、許せません。「傷は分からない」というのも嘘でした。最近、特に大手の「包茎専門病院」でめちゃくちゃな手術を行い、切りすぎなどで機能的にも深刻なダメージをあたえているところがあるようです。先日、派手な広告を出している包茎専門の「*****クリニック」を経営する******(中野区)が、朝日新聞に「資格がなくったって白衣を着て医療に携わわれます」という 求人をだしていました。たしか、2−3週間前の月曜の求人欄だったとおもいます。とにかく、いまの男性泌尿器形成についての実態はひどすぎます。相談しようしようにも、なかなか一般の病院に行きにくいということにつけこんだ、悪徳商法だとおもいます。傷痕の治療などはどちらに行けばいいのでしょうか。
 なお、先ほどの******は、皮膚科、形成外科、泌尿器科という普通の看板を出していて、保険診療もやっています。普通の病院と同様、主婦や、おばあさんなどいろいろな人が来ているところ(主に皮膚科?)で、雰囲気的にもまさか、とは思っていたのですが・・・。

この直訴状に対するコメント

直訴状80  (04/17/97)
過誤ではなく悪意で
顔面外傷の件で大阪***病院の形成外科を訪れました。その時、当直の年増の女医に逆セクハラをうけた上に顔面の皮膚を無理矢理引きのばされて顔の皮膚が大きくたるんでしまいました。傷口も余計に広がって醜くなってしまいました。常識では考えられないようなとんでもない人間が堂々と医者をやっているものです。ひょっとして無資格医かも知れません。その女の姓は「****」です。医師も人間ですから間違いはあると思いますが、悪意を持って故意に苦痛を与えるような医師も少なからずいると思います。あなたも気がつかない内に思わぬ悪戯をされていることもあるかも知れません。

直訴状79  (04/16/97)
私は国立大学に所属する大学院生です。私の所属する研究室には、大学院生あるいは研究生として医師が所属しているのですが、彼らを見ていていつも疑問に思う事があります。将来、研究者として生きていく訳でもないのに、なぜ平日の大半を基礎医学の実験に費やすのでしょうか?基礎医学の研究をしたからといって、臨床のスキルや知識が向上しないことは明白であるし、2〜3年実験をしたからといって、医学の進歩に貢献したというのもかなり怪しい。彼らと話しをしていると医局の方針と医学博士を取りたい、実験をしたいという個人的な希望の所産らしいが、20代後半から30代前半の人間が自分本来の職業的訓練よりも、直接将来に関係の無い、あるいは職業に関係の無い基礎 医学研究に打ち込む姿は見ていて、かなり奇異な印象を受ける。彼らも生活のために週に1〜2日、市 中の病院で医師としてバイト(*1彼らはこのように称している。*2正確には知らないが、一日のバ イトで7〜8万を稼げることもあるそうです)をしているようだが、彼らの生活及び心の中における  臨床の比重は極めて低く、研究中心の生活をするための日銭稼ぎの位置ずけでしかない。(御存じ無 い 方も多いと思いますが、研究は極めてハードであり、彼らが(私も)目標としている有名雑誌に論文を 発表するには、かなりの時間と集中力が必要だからです)。私も含め多くの人間は自分の仕事に自分の 時間と労力の大半を傾けています。しかし、病院における医師という仕事は、医師にとってこの程度の努力で、できる仕事なのでしょうか?あるいは、この程度の興味とやる気しか引き起こさない仕事なのでしょうか? 臨床では論文が出ないから基礎医学の研究をするというのは本末転倒ではないですか?(日本 で行われた臨床研究が海外の有名雑誌に掲載されることはまず無い。しかし、基礎医学p丘丘丘丘LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL?,u闢鉗蛟跖縄崖庚姥?,u黼髷燥緕陏蛹赱Q浴竕銓闢荵??狂蓬

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直訴状78  (04/13/97)
最近、一部医療機関の広告が過剰すぎるといわざるを得ません。特に、美容形成に関しては医療法違反の広告が横行しています。男性泌尿器形成の広告は、全く医学的根拠を欠くものがほとんどで、儲け主義そのものです。今後、そのような違法広告に厳しく対応していく必要があると考えます。


直訴状77  (04/11/97)
私はある有名国立大学であるK大学の内科系の研究室に所属しているものです。私の実家は病院を経営しており、私も一時期、実家の病院で働いていたことがありました。
私は、2年前より現在所属している研究室から同僚医師を派遣してもらっていました。尚、私自身は1年前より一切の病院のしごとをやめ、大学で仕事をしていました。 K大学は研究室がそれぞれのボスを中心に別個に独立しているようなシステムをとっており、それを統括するように教授が存在していましたが、実際にはほとんど教授は自分の専門外の分野については野放し状態でした。私のボスも教授とは全く異なった分野の研究者であったため自分で独立して研究室の運営をしていました。 H9年3月末に、実家の病院でアルバイトをしてくれていた研究室の医師が、病院側の都合で突然解雇されました。病院の医師をK大学からでなく、F医大から派遣してもらうことになり、それが決定したのが3月の半ばすぎだったということもあり、解雇を伝えるのが遅くなったらしいのです。 解雇の際には、1??分の給料を支払うことで、病院側は解雇された医師側から同意を得ていたようです。が、その医師から「『勤務態度が悪いため、解雇された。』と思われると困るのでボスに会って解雇理由をきちんと説明して欲しい。」と要望があったため、私の所属する研究室のボスに、実家の病院の事務 長が会って、直接解雇理由を説明することになりま した。  私がそれを知ったのは1or2日後でしたが、4月から決まっていた私のアルバイトを譲ることを解雇された医師に伝えましたが、「お金の問題ではない。」と言われました。 病院の事務長にボスは「もう1年だけでいいから、アルバイトをさせてやってくれ。」と言ったそうですが、すでにF医大から交代で医師が派遣されることも決まっていたため「それはできません。F医大からの派遣が決まってしまいましたので。」と言ったそうです。すると「常勤医なら、裁判沙汰だ。こんな風にこじれた時は、君お金だよ。****万円を大学総長の名前宛で寄付しなさい。そうしないと、医師会やK大学、F医大にも『○○病院は、派遣医師に不当な解雇をした。』などとFAXをながして、この業界で仕事ができなくなるようにするよ。」と言われたそうです。
  私はそのあと、院長が都合で会えなかったため、代わりにボスに呼ばれ、事務長と同じようなことを言われました。私はひたすらそのときは「私の力不足で申し訳ない。」と言っていましたが、後から考えると、私は現在病院と直接関係があるわけでもなく、むしろこれは、寄付の強要であり、恐喝に近いものではないか、と考えるようになりました。 大学の医局が関連病院として医師を派遣する裏側に、このような悪質な『寄付』という名のわいろが動いていいものでしょうか?権威を傘に着た一流国立大学医学部の教官の恥ずべき行為は、犯罪ではないのでしょうか?
この直訴状に対するコメント

直訴状76  (04/10/97)
私は医療問題を取材する記者です。現在、大阪府内のある民間病院について取材しております。医療上の様々な問題がかなりあると思われますが、今着目していますのは、病院の土地を巡る話です。それは、病院経営陣が所有していた病院の土地が、彼らの親族が経営するダミー会社に一旦売却され、さらに、彼らが持つ医療法人がダミー会社から購入しているのです。脱税絡みの話かとも想像しますが、土地や病院の税金についてはあまり詳しくないので、彼らが意図していたことがよくわかりません。もし、このような病院の土地売買についてご存知の方がいらっしゃいましたら、どのようなメリットがあるのかを、ご教示願えないかと思っております。よろしくお願いいたします。


直訴状75  (04/08/97)
直訴状32に記入した、患者の家族です。本日、裁判所の方と弁護士と一緒に、亡くなった母の入院記録、カルテを押さえる証拠保全という手続きをして参りました。私の場合、医者に全く怒りをぶつけていませんでしたので、病院側は突然、カルテを押さえられたとという状態で、主治医は一生懸命冷静を保っていましたが、動揺は隠しきれてませんでした。しかし、事務の方はずいぶん動揺していたように見受けられます。婦長に文句を言ってしまっていたので、かいざんされているのではないかと心配しておりましたが入院当時のまま、押さえられたと思います。しかし、どこかずさんで、レントゲンの数が足りない言い訳は見物でした。失礼ないい方ですが、私は、ずいぶん、小気味いい思いをしてまいりました。医療過誤裁判は、カルテのかいざんは当り前の世界だといいます。ぜひ、皆さんも、不幸にして粗悪な医療に出会った場合、患者第一に考え、その場では医者を責めず、医者のプライドを保って、患者の命を守ってください。真実を明らかにしたければ、こっそり、弁護士に相談する冷静さを持ってください。幸運にして、私は、素晴しい心あるお医者様をたくさん知っております。しかし、 近ごろ、偏差値社会が産んだ心無い粗悪な医者が増えているのも事実です。不幸にして粗悪な医者に当たってしまった場合は、家族が、何とかして親身になってくれるお医者様を探しだして、夜逃げしてでも病院を抜けだす努力をした方がいいと思います。もしも、疑問を持ちながら入院しているのなら、その場は穏便に。医者や看護婦に嫌われてしまっては、患者は不幸です。これからの患者やその家族は、カルテのかいざんを防ぐためにもそうする、ずる賢さが大切ではないでしょうか?


直訴状74  (04/04/97)
医療関係者の奢りははなはだしいものであると感じます。今日4chで医療過誤のドラマをしますが作り物は見る気がしません。いや、もっと腹立たしくなることを避けるためかもしれません。私自身がその被害者だからです。当事者のやり場のない怒りを知ればきっとわかるでしょう。本来あるべきの医療を歪めているのはこの国の医療のシステムなのかもしれないけれど、けれどもゆるされざることがあまりにも多いと思うのです。


直訴状73  (04/02/97)
直訴状70にコメントします。
市立病院勤務医です。外来での処方書きには大変気を使います。そちらの院外処方箋は手書き処方なのでしょうね。毎回カルテから薬剤名を写すのは大変なのですが、「医師が異なれば記載モレやミスがあって当然」というのでは、あまりにもお粗末ですね。誰が見ても間違いのないよう原本に薬剤名をわかりやすく記載しておく必要があります。 それ程頻回に間違いがあれば、病院管理者に知らせておく必要があろうかと思います。その診療科のシステムの欠陥を治す必要があり、ひいては他の患者さんのためにもなると思います。
また、もうされておられると思いますが、自衛手段を講じて下さい。すなわち、正しい処方内容をメモしておいて、処方箋をもらったらすぐにその場で間違っていないか確認して下さい。 外来処方を軽視すると思わぬ大事故がおこる事があります。同じ薬剤を重複投与して脳内出血をおこした事例や、抗癌剤を妊婦さんへ誤投与した事例などが過去にあります。
   
格言:処方箋を甘くみる医療従事者は、処方箋に泣く!



直訴状72  (04/01/97)
直訴状70の方へ。患者の立場からすると、薬に関するセカンドオピニオンを第三者の薬剤師からもらえると、安心ですよね。先日、薬剤師さんと話す機会があったので、そんなことができないか意見を伺いました。すると「自分が薬を売るときは、薬に関する情報付きで薬を売っているので、説明を十分にしたからといって金をとってはいけない。薬を売らずに、情報提供だけすることは考えられるが、客が金を出すかどうか疑問」とのことでした。その薬剤師さんは、説明をよくする方のようでしたが、「説明してもしなくても、とれる金は変わらないから、説明がおざなりになってしまう」薬剤師は多そうです。まあ、第三者機関の設立を待つよりは、「信頼できる薬剤師」を探す方が早そうですけど。大阪にお住まいでしたら、市民団体COMLが、4月6日に「くすりの相談室」を開くそうですので、利用してみてはいかがでしょうか? 詳細については、 http://www.airnet.or.jp/abe/misc/info.html#drug970406 を参照ください。

直訴状71  (03/26/97)
私は26歳の会社員です。昨年の10月、私の友人が腎結石のため某大学病院に入院しました。友人の親族の方が遠方に住んでいたため、私が毎日病院に行き、看病するという日々が続きました。
今日は直訴状とまでは言いませんが、その時に私が、そして友人が感じた病院に対する不満をお話したいと思います。
 入院初日、友人は泌尿器科のベットに連れて行かれました。そこは8人部屋で、ほとんどの方高齢者の方でした。ある日、一人のおじいさんが「背中が痛い」と言って、ナースコールをかけましたが応答なし。その方は、ご自分で起き上がる事も出来ないので自分でナースセンターに行く事も出来ず、その後数回呼び続けていました。看護婦は姿を見せず、私の友人は見かねておじいさんに声をかけました。実は私の友人は義肢装具士であり、整形外科の分野なら知識があるのです。友人がおじいさんの病状を聞いて、それは“圧迫骨折”であるという事がわかったそうなのですが、看護婦を呼んでその事を訴えても、もちろん取り合ってくれません。とりあえず、おじいさんの様子を医師に伝えるという事でしたが、結局整形外科の医師がくるわけでもなく、何も処置はされないまま、痛み止めを飲ませて事は終わってしまいました。
 そしてまたある日、友人が廊下を歩いていたところ、院内感染の隔離病室から(友人は隔離病室がある事も気づいていました)、看護婦が手を消毒せずに出てきたところを発見しました。友人はその看護婦のところへ言って、注意したそうです。その時に看護婦は「ごめんなさい、忘れちゃったわ。でもそんな事わかる人が入院してるなんて知らなかった。」と言ったそうです。緩慢な態度に腹を立てたそうですが、とりあえずその場ですぐ消毒してもらいました。そして友人が超音波で石を砕き、その後まだ痛みもひかず、石も出ていないという状況で突然医師に呼ばれ、こう言われました。「もう大丈夫でしょ。痛みは痛み止めで何とかなるでしょ。うちはベット数も少ないし、そろそろ退院してみましょうか?」ひどい医師でした。痛み止めを大量に渡され退院しました。結局友人はまた発作的な激痛に耐えられず、救急車で別の国立病院に運ばれ、増尿をして頂き、無事元気になりました。
最初のおじいさんの件といい、看護婦の勤務態度、医師の患者に対する態度、病院は治してやってるんだ的な考えが充満しているように思えます。ある程度の威厳は必要に思いますが、あまりにも横柄な態度は本当に信じられませんでした。長々となりましたが、病院においてこういった事は日常茶飯事に思えます。皆さんはどうお思いでしょうか。

直訴状70  (03/24/97)
質問に部類するのかも知れませんが?私は、大阪市東淀川区にある*******病院で呼吸器系の慢性疾患で、10年近く外来治療を続けています。ところが、厚生省の指導とやらで院外薬局で購入する形式で投薬薬品の処方のみをいただく形に本年より移行されたのですが、今年になって以下のような経験をしました。 1.調剤処方箋への必要薬品の記載モレ 2.慢性疾患での処方のはずが、直近で受けた別の診療での投薬を誤処方これらの事象がこの3ヶ月の間で4回もあった為、窓口で苦情を訴えると、逆に『外来で同じ医師の診断を受けないから悪いのです。医師が異なれば記載モレやミスがあって当然』と、言われました。以前に、継続して多量に投与を受けていたステロイドを当院で、急に停止をした1ヶ月後くらいに心肺停止で生死をさまよったことがあるので、このような病院の対応に余計に納得がいきません。今、別にこの事で、病症の悪化等はありませんが、このような事を監視・忠告していただける機関がないものなのか知りたいと思います。

この直訴状に対するコメント   その2


直訴状69  (03/23/97)
(直訴状50に対して)  公的病院の医師です。確かにどの医療機関でどんな治療が行われており、どの程度の成果が上がっているとか、あるいはスタッフの数や関連施設・設備などに関する情報はわれわれ医師にとっても皆無です。口コミで情報を知れるしかありません。テレビの番組で新しい治療がとれあげられていたとのことですが、どの医療機関ででも実施できる治療ではなく新進的な治療ということだろうと思います。その治療法の適応があるかとか難しい問題もありますし、マスコミに取り上げられるのは往々にして成功例だけです。うまくいかなかった例は日の目を見ることもありません。むしろ医師としては失敗例の報告が臨床上役に立ちます。病院の「広告」は医療法などで厳しく制限されています。表に出してもよいのは、病院名・診療科(標榜科)・医師の氏名・診療日および診療時間帯・病医院の住所および電話番号・病床数などです。たとえば医学博士や専門医の資格があるということですら表に出してはいけないことになっています(院内でこっそり出す分には問題ないようです)。どういう新進的な治療をしているとか、この医者の専門領域は何で今までどのような治療成績をあげてい るとかいうことは看板に出すわけにはいかないのです。もちろん患者さんからのお尋ねには答えてもよいことになっています。その点インターネットではある程度病院の診療内容も公開してよいことになっています。つまり電話などで患者さんや他の医療機関からお尋ねがあり、それにお答えするという程度のことは問題ないとのことです。公的病院はまだ当たり障りのないHPしかつくっていませんが、それでも従来は「行ってみなければどんな医者がいるのかもわからない」状況であったわけですから、大きな変化だと思います。また、病院を評価する独立機関(アメリカ合衆国にはあるそうですが)が病院を客観的に評価し、その結果を公開するなどの方法も有効かもしれません。今後インターネットが真の意味で医療機関の情報公開につながることを期待しています。


直訴状68
  (03/23/97)
直訴状67の方へ。
一勤務医です。大変お気の毒でした。お子さまのご冥福をお祈りします。私の個人的な感想ということでコメントさせていただきます。

1.胎便が分娩時にでているのはよくあることです。子供が弱かったと思いたい、という医師のコメントはそういう意味では同業者として理解できます。(4.に続く)

2.助産所ならともかく、病院で分娩に医師が立ち会わないというのはいただけないと思いますし、妊婦さんの期待に反することだと思います。(余談ですが、こういうことがあるので、助産所でのお産には私は反対です)ところが、人手不足からそうした病院も結構あるようです。実際に呼ばれても間に合わずに着いたら産まれていたということはときどきありますが、最初から正常分娩だから医師は立ち会わないというのは個人的には反対ですが、法的に責任を問えるかというと、私にはわかりません。

3.帝王切開に切り替えるのは病院であればもちろん可能であるはずです。しかし、帝王切開というのは一般の方が考えるより大手術で、輸血が必要なほど出血することもあります。また、切り替えてから産まれるまでたいていの病院では1時間くらい(早くて30分)はかかると思います。下から出せれば下から急いで出した方が子どもの予後がよいことも少なくありません。帝王切開に切り替えれば、すべてOKというわけではないのです。

4.胎便吸引症候群と診断されるのは出生後です。ただ、胎児が子宮内で便をしたらしいということは、羊水が緑色になるので破水した時点でわかります。その時点で要注意ということにはなるのですが、1でも書いたように羊水が濁っているのはしょっちゅうあることです。羊水が少々濁っていてもたいていの場合何の問題もありません。それだけですぐ出さなくてはいけないということにはならないのです。濁った羊水を胎児が子宮内でどの程度吸い込んでしまったかで、胎便吸引症候群発生の確率が決まってきます。それを出生前に知るのは困難ですが、分娩監視装置での胎児心音の様子である程度はわかります。胎児が苦しいと濁った羊水を肺に吸い込んでしまうのでしょう。その苦しいサインとして胎児心音が低下することがあるのです。苦しいサイン(と考えられる程の胎児心音の低下など)が分娩監視装置にでていたかどうかが問題となると思います。

5.羊水混濁は予定日を過ぎたお産に多い傾向があるようです。それは胎盤の働きが衰えてくるせいとされています。胎盤の働きが衰えてくると、羊水が減ってきたりすることがあります。エコーをするのは必須ではありませんが、妊婦健診のたびにしている施設もあります。エコーにより、胎児の発育の状態、羊水が少なめであるとか、臍帯巻絡(へその緒が身体の一部に巻いていること)がありそうだとかがわかります。つまり、要注意のお産であるか、そうでないかがある程度わかるということです。へその緒が首に巻いているからといって全て帝王切開にするわけではないので、今回のことを直接的に予測するのはエコーを毎回していたとしても不可能です。

 お産は全てのお産が母児ともに元気というわけにはいきません。子宮内で原因不明になくなってしまうというようなことも時々あります。今回は残念でしたが、気持ちに踏ん切りがついたら、また新たな気持ちで妊娠・分娩に臨んで下さい。少しでも多くの方が母児ともに元気なお産をできるよう努力しているのが産婦人科医であり小児科医(新生児科医)です。我々は応援しています。その病院がどうであるかは知りませんが、残念ながら伝統的に産婦人科医と小児科医は問題があると責任問題になるためか、あまり仲が良くなく、連携の悪い病院もまだまだ多いと思います。その辺を改善していくのは今後の大切な課題のひとつと考えています。



直訴状67  (03/21/97)
私達は昨年*月*日、"長野県***の**病院"において、女児(3.478g)を出産いたしました。 しかし、娘は出産途中のトラブルが原因で約7時間後に死亡してしまいました。
 原因は「胎便吸引症候群」。へその緒が首に絡まっていたため苦しくなり外にでる前に呼吸を始めたようです。 その結果、汚れた羊水が肺まで入り、呼吸困難となってしまったのです。
 出産には助産婦のみで医師は一度も立ち会いませんでした。 もう少し早いうちに手当がされていればこんな結果にならずに済んだのではないかと思っています。出産は自然分娩で、出産前の陣痛・心音などは正常な範囲だったとのことです。
 しかし、結果として亡くなったのは、出産途中の異常に気付けず手当が遅れたという病院側の判断ミス、及び認識不足が原因だったのではないかと思っています。また、産婦人科と小児科が同じ階にありながら連携もスムーズにいかず、死亡原因についての見解も違うなど、私達には納得のいかないことばかりです。しかし、"国立"病院ゆえか、病院側の誠意ある態度は感じられませんでした。 "国"というバックがあるからでしょうか? 医師の態度も横柄でした。
 私がこの病院を選んだ理由の一つに、以前この病院で「卵巣嚢腫」の手術・治療を受けたことがあり、また、初めての出産ということで、大きな病院ならば何があっても安心だろうと思っていたのですが、お産は病気でないためか、結構、軽んじられていたように感じます。
 苦しがって、亡くなっていった娘は、果たして報われるのでしょうか?そして、二度とこのような納得のいかない死があってはならないと思います。
状況としては、

*/* 午後10:40 陣痛が始まる
*/* 午前 2:35 入院(NST・内診等)
         9:25 分娩室へ      
         10:17 出産(4分程度後にやっと鳴き声がする)※助産婦は大丈               夫といった
         10:30 分娩室には入ってきた他の看護婦が異常に気づいた様子
              小児科の医師が呼ばれる
     午後12:30 一度は快方に向かったが危篤となる 
     午後 5:25 呼吸困難が改善されず死亡
小児科の医師の話では、「死亡の原因は出産の途中、へその緒が絡まっていたため苦しくなり、羊水を吸ってしまい、肺に大量に入ってしまった。 レントゲンに肺が写らないはほど羊水を吸っていた。私が分娩室に呼ばれたときは、全身チアノーゼで手遅れの状態だった。
  肺の洗浄もできず。出産途中の異常に気付かなかったことを言われると産婦人科の医師としては辛い。 子供に問題があると言うより、羊水が汚れていたことを考えると、母親の胎盤の機能が問題だったのでは?」産婦人科の医師の話では、「一度快方に向かったのに亡くなったのは、子供が弱かったと思いたい。 医師が立ち会わなかったのは、母子共に正常な範囲だったため。 出産は国家試験を通った立派な助産婦に任せてある。 人手不足のため厚生省へ増員の要請を出しても通らない。 若手の医師を指導教育しながら、出産全部に立ち会うのは不可能。 市中病院の方がよほど良い」今回のことでの私達の疑問
 1. 母子共に正常な範囲と言いつつ、子供が弱かったと思いたいと言うのは矛盾しているのでは?
 2.  もし、本当に子供が弱かったのであれば、医師が立ち   会わなかったこと自体判断ミスなのでは?
 3.  出産の途中、帝王切開に切り替えることは、本当に無   理なのでしょうか?
 4. 「胎便吸引症候群」とはどの時点でわかる事なのか? 助産婦にも途中気がつくことは可能なのでしょうか?
 5.  7ヶ月以降、超音波(エコー)を一度もとっていないが、もし検診していれば何か解ったのでしょうか?(通院は決められたとおりで、ドップラー・内診のみ)
  文章が支離滅裂でお判り頂けるか、不安ですがもしお答えいただければ幸いです。弁護士にも相談したのですが、"国立"と言う事で今は、躊躇し、何もできない状態です。少しでも何か知りたいのです。 よろしくお願いいたします。
この直訴状に対するコメント

直訴状66  (03/20/97)
関西圏に在住の方以外はご存知ないかも知れませんが、大阪府下の安田病院(大阪市住吉区)、医療法人北錦会円生病院(大阪市東住吉区)、同会大和川病院(柏原市)の3病院(実質的に安田基隆理事長経営)に職員数の水増し、診療報酬の不正受給の疑いで大阪府・厚生省の医療監視が行なわれたことが報道されています。大和川病院は以前患者の虐待で週刊誌をにぎわせたこともある曰く付きの病院ですが、これらの3病院が幽霊看護婦やうその出勤簿でこれまで医療監視の目をくぐり抜けていたり、患者の扱いに大きな問題があるとして内部告発がなされ、大阪府や厚生省もいよいよ重い腰を上げねばならなくなったという事件です。 実は私もこの病院に関係したことがありますが、少なくとも病院を経営していくには医者が必ず必要です(看護婦がいらないというわけではないので誤解のないように)。ではこんな曰く付きの病院に勤務してくれる医者がいるのかというとあまりいないのです。仕方がないので理事長や事務長のつてで大阪市内や近郊の大学病院の医局に大学院生や研修医クラスの医師を回してくれるようにお願いするわけです。地方の大学病院ならいざ知らず、都会の大学病院では医者余りのポ スト不足ですから、医局の方は喜んで医師を回してくれます。週1回3時間程度のアルバイトですが、病院は必ず保健所に医師免許を持参し「これこれの医者が当院で勤務しています。」と届け出なければなりません。特に大学院生は決まった就職先がありませんので、その病院では常勤医師扱いで届け出がなされるわけです(本当は週3時間しか勤務していなくても48時間勤務しているように)。まあ悪徳病院と大学医局の腐れ縁みたいなものです。新聞にはこんなことは書いていませんが、いかがわしい病院が存在するというのは決して理事長一人でできることではなく、バックには必ず大学病院がつ}w) 同様の病院はほかにもあります。大阪市都島区にある***病院もそうです。同区内の****病院、鶴見区の新***病院とも同一のオーナーが経営していますが、医療監視の時には院内の設備を整えたりしています。同様に近郊の大学病院の医局から大学院生を派遣してもらい常勤医師として保健所に届け出ています。***病院は主に生活保護患者や行き倒れの患者(繁華街などで酔いつぶれて寝てる人やホームレスの人)を扱っています。これらの患者の中には救急車をタクシー代わりに使い、病院をホテル代わりに 使って一晩寝たら自己退院される方も多いのですが、こんな患者でもしっかりやるべき検査をしておかねばオーナーに大目玉を食らいますので看護婦さんも大変です。もちろん医療費は公費ですから取りそこねる心配もありません。1週間も入院していただければ高価な検査もしっかりいたします。入院させた患者がすぐに死んでしまったりしたら大変叱られます。つまり高度な(保険点数の高い)診療をする機会をみすみすのがしてしまったことになるからです。 こんな病院も、悪い面はありますしもちろんそれは改めねばなりませんが、それを必要としている人達がいることは事実です。痴呆老人を狭い住居では看ることもできませんし、受け入れてくれる病院があればたとえ1週間で亡くなってもありがたいと思う人もいるわけです。結局、社会福祉の貧困という一言で片付けられてしまいますが、根は深いところにあると思います。 今の医療保険制度では、病院は鷹揚に構えていたのでは潰れてしまいます(昔はそれでよかったそうですが)。公的な病院はほとんど赤字です。私立病院が引き受けたがらない不採算な診療もやらねばならないという事情もありますが、まじめにやっていれば少なくとも黒字に はなりません。私は病院経営の経験はありませんし、悪徳病院を弁護する気もありませんが、経営者は貪欲にやって何とか赤字を出さないようにして、厚生官僚が潰したがっている病院の生き残りをはかろうと必死なのかも知れません。


直訴状65  (03/19/97)
直訴状62に対して いわゆる大病院(ベッド数による区分ですが)に他の医療機関からの紹介状を持たずに受診すると初診療養費(私もはっきりした名称は覚えていませんが)という自己負担料金を徴収してもよいということになっています。確か2年くらい前からこの制度が始まりました。厚生省は医療機関の分業(あるいは分化)をはかる計画です。患者の大病院指向を抑制し、医療費の抑制をはかる計画です。大病院には検査や治療の設備が充実していることからどうしても点数の高い診療が行われがちです。したがって、患者さんにはとりあえずかかかりつけの医療機関を受診していただき、どうしても大病院での診療が必要と判断されたら紹介状を持参の上受診していただく、その際には初診料に上乗せされる金額は健康保険が適用されるということになります。紹介状のない患者さんに対しては病院が自由に「初診療養費」を徴収することができます。私の勤務している病院では400円(+消費税)ですが、1000円でも10000円でもいいわけです。相場は1000〜2000円らしいです。まあ、厚生官僚の考える受診抑制策の一つですから。 (直訴状64の投稿者のご意見に対して)別に特定機 能病院でなくてもこの「初診療養費」を徴収することはできます。課徴金という意味合いではないですが、保険外の医療費になりますので、例えば老人や母子、原爆など医療費の自己負担が無料か一部負担ですむ方でも全額自己負担になります。そういう意味では「課徴金」なのかもしれませんね。

直訴状64   (03/19/97)
直訴状62の方へ私は医療関係者ですが、その疑問にお答えできるかもしれません。そのシステムは厚生省の定めた特定機能病院システムではないかと思います。地方の機関病院でその指定を受けた病院では紹介状のない初診の患者に対して罰金のような課徴金を上乗せします。従って私たち職員も近くて便利なのですが課徴金を支払っているのが現状です。(近所の別の医院へ行けば済むことではありますが)

直訴状63  (03/16/97)
初めてこのページの存在を知りました。少しショックすら感じました。病院によっては、はちゃめちゃな医療をしていてしかも堂々と金を請求する。そんな事が、地方では(都会でもそうかな?)まだまだ多いです。この原因の一つには、現在の医療行為(手術や検査)はどこでやっても良いし、どこでやっても同じ金額と言う仕組みにあると思います。とても設備が十分とは思われない病院で大きな手術を行ったり、危険の多い人に手術したりする。こんな事をほっといてはいけないと思う。なんでも大病院と言うのはいけないかもしれないけれど、やってはいけないところでやってはいけないことをする。これこそ医師の傲慢であり怠慢であると思う。そこからバイト代をもらわなくては生活できない自分にも情けなくなります。医師の給与ってそんなに多くないですよ。若手の医者は、みんな身を削って寝る間を金に換えて生活しているんですよ。


直訴状62  (03/15/97)
三ヶ月ぶりに 総合病院の歯科にいきましたそのとき「特別療養費」(たしかこんな名称)というのを 1,030円とられました大病院での初診の人や久しぶりにきた人にかかる費用だと 説明されましたでも 市内の他の2つの総合病院では この病院の半額くらいらしいのですこれは院長の方針だと言ってました何につかわれるお金なのか 病院によってなぜ金額がちがうのか 知
りたいです。
この直訴状に対するコメント  の2

直訴状61  (03/12/97)
歯科医師国家試験の事前漏洩は毎年ひどすぎます.厚生省はこれいじょう信頼を失しなわないためにさっそく対策を考えてはいかがでしょう.とくに一部私立大学ではほとんどの問題を事前にしってますので厚生省からの流失が十分かんがえられます.十分な調査と反省が必要ですね.


直訴状60  (03/08/97)
直訴状58の方へ。
一勤務医です。造影剤に対するアレルギー検査は昔は必ずやっていましたが、今はやっても意味がないということでしなくてもいいことになっていると思います。

直訴状59  (03/08/97)
直訴状58の方へ
問題点:
1)十分なインフォームド・コンセントがなされなかった。
全く説明のないまま投与されたのですか。普通でしたら、投与前にアレルギー体質の有無などの問診を行うはずですし、事前に副作用の可能性についての説明があるはずなのですが。
2)必ず行うはずのヨード造影剤に対する、アレルギー反応検査を実施しなかった。
残念ながら、ヨードテスト実施の効果は否定されています。ほんの少量を投与しただけでもショック状態に陥る人がいれば、テストでOKだとされてもヨード造影剤を全量投与したら副作用が出現した、ということはよくあることです。
3)点滴後、十分な経過観察をしないで、看護婦がいなくなった。
ひどいですねえ。


直訴状58  (03/05/97)
激しい腹痛を訴え千葉県内の総合外科病院に入院した。CTにより胆石症との診断がなされされた。その後同日なんの説明も受けず、造影剤を点滴され、全身紅潮、、血圧低下、意識不明のショック状態に陥った。身内の通報により医師、看護婦がかけつけ、ことなきをえたが、このことに対する説明を病院側はさけている。問題点:1)十分なインフォームド・コンセントがなされなかった。2)必ず行うはずのヨード造影剤に対する、アレルギー反応検査を実施しなかった。3)点滴後、十分な経過観察をしないで、看護婦がいなくなった。このような、素人でも知っているような常識的検査が、医療現場で遵守されていないことに恐怖と憤りを感じる。もしも、近くに身内がおらず、そのままヨード造影剤を点滴されつづけられたなら、最悪命をおとす可能性も充分あったのです。病院側の十分な説明と謝罪、今後二度とこのような、無意味な苦痛と生命の危険を患者に与えない教育の徹底を強く希望します。
この直訴状に対するコメント   その2

直訴状57  (03/05/97)
私の知り合いが怪我をして、横須賀中央駅近くにある**会病院へ入院しました。その知り合いとは、まだ小学生です。彼は、入院後、夜泣きを始めるようになりました。それに対して、当直の看護婦は、その度に薬(クロロフォルム?エーテル?)を嗅がせて無理矢理眠らせたそうです(相部屋の他の患者さんが、看護婦がガーゼを口に宛い、しばらくして彼が静かになるのを目撃したと教えてくれました)。その後、彼は頭痛を訴えるようになりました。そのことを、担当医に相談してからは、薬で眠らせるようなことは無くなりました。しかし、その後、看護婦が彼に対して冷たい態度をとるようになりました。検温等の毎日のチェックが行われず、小学生の幼い子供に対して言ってはいけないような酷い言葉を投げかけたり・・・


直訴状56   (03/05/97) 
やはり、どう考えてもあの病院はゆるせない。父が同じ病院を9日に退院したが、それというのも1月の中旬には胃癌で、ここでは手術ができなくどうしようもないと宣言された。そこで別の病院を紹介してほしいとたのんでも老人病院と呼ばれるところをいうばかりで最新の設備をもっていそうな所をいってもまったくあいてにしてくれない。以前に入っていた警察病院にいってこちらから頼み込んでやっと紹介状をかいてくれる。ところが、12日にいくとさっそく入院の手配で、17日検査するとすぐに入院すぐに救急のICUにはいり3日間生死の境目たどった。まえから胃の内部から出血があったらしく極度の貧血状態になっていたのが原因らしいが、最初の病院では一体何をしていたのか?
今から考えると他の科でも外来のときにひどい扱をされたことがいっぱい思い当たる。小児科では受け付けを忘れてお昼までほっておかれたり、耳鼻科では子どもが泣くので故意に順番をとばされたりおかげで町の医院がどれだけ親切で丁寧かがわかったけどとにかく、なおせもしない患者を別の病院を紹介するでもなく、ただ漫然と死をまたせる。かといって苦しみをやわらげることもない。「今日が、峠です」といってさっさと家に帰る無神経さ「お母さんはお気の毒に」とうすら笑いで平気で言える厚顔さ。「思ったより早かった」という看護婦。どうしてこんな病院の一部にでも税金を払う必要があるのか。どう考えても彼等や彼女らの行動の原理が理解できない。聖職とは思わないけど、一人でも治って欲しいとは考えないのだろうかあのICUの医者は、「あくる日が手術」といっていたけれど一晩中みていてくれた。別に設備がいいとか有名な病院だとか関係ないだろうけど、自分の職業に対するプライドや倫理感はとても感じられない


直訴状55  (03/01/97)
実名を書きますが、大阪の堺筋本町にある***皮膚科です。何がまずいかって、診察の内容(声)が待合室に筒抜けです。OLのおねーさんが膀胱炎なのが判りました(^_^; 男は良いですが女の人はかわいそうです。 それに、診療開始時刻になっても一向に始まらないと思ったら、医者の爺は未だ帰って無いようで、20分も待たされるし。


(注)実名を***で修正しました

直訴状54  (02/23/97)
 診療放射線技師です。
 これは医療従事者に対して当てはまることだと思うのですが、自分の職業が「聖職」だと考えておられる方はかなり多いと思うのですが、いかがでしょうか。
医療従事者(特に医師)の勤務態勢は、給料の割にはメチャメチャ仕事の内容がハードであり、1ヶ月の間に休日が1日もないという話はよく聞きます。別に医師を弁護するわけではないのですが、ごく一部の方々を除外すれば特に給料が高いというわけではなく(本当です)、勤務以外の時間は学会の準備や勉強に費やされます。看護婦さんの場合は休日についてはある程度保証されますが、不規則な夜勤のため生活のリズムがメチャメチャになります。私のような「その他の医療従事者」についても例外ではなく、当直やポケベル待機、超過勤務などはザラにあります。本当に「患者さんのため」という自己犠牲の精神がなければ、今すぐにでも他の職業を探したくなります。日本の医療負担はアメリカに比べると格段に安いそうですが、その分のとばっちりがわれわれ医療従事者にのし掛かっている、ということを忘れないで頂きたいものです。
「優秀な人材は給料が高い職種に就く」原則はいまも昔も変わらないので、あと何十年か経ったら、「医療従事者はバカばっかり」になるかもしれませんよ。

直訴状53  (02/20/97)
私は歯科医師です。ある国立大学を卒業しました。国家試験について一言言いたいことがあります。我々歯科医の間では常識で一般には知られていないことを申しあげます。はっきり言いまして国家試験の問題は私立大学に事前にながれています。これは本当に我々の間では常識です。何年か前に問題を流した鶴見大学の教授が捕まりました。我々は驚きました。どうして今回はばれたのだろうと。私立歯科大の生徒は国家試験の前日は全員ホテルに学校ぐるみで泊まり込みます。いったい何をしているのでしょう。私立歯科大もまともなところとどうしようもないところがあります。特に新設の私立歯科大はひどいです。もちろんまともな学生も大勢いますが、もし問題の横流しがなければかなりの人が不合格になっているでしょう。



直訴状52  (02/18/97)
ある公立病院の薬剤師です。やっぱり公立で働くスタッフの多くは甘いです。患者の立場に立ってない。自分の保持ばかりしている。何か問題があっても「患者第一」選択ではなくて「自分第一」選択をしている。患者へ何も説明しない人が、人が患者へ情報提供をしてクレームがつく。急ぎの情報活動をしていると、上が私を無視した!プライドが傷ついた!と文句を言う。何かあれば、上のご機嫌取りをしている。こんな状況で本当にいい医療ができるのだろうか?
          

直訴状51   (02/11/97)
 私も久しぶりにこのページを見ました。
昨年、直訴状7で投函しました市立病院の臨床工学技士です。直訴状45に私に対する意見が出され大変嬉しく思います。又、直訴状49の診療放射線技師の方の反論もありました。私もたいへんな愚痴を言ってしまいました。反省しています。
私は率直な意見として投函させて頂きます。昨年、パソコンやインクリボンが買って貰えず、その後、診療部長(医師)に相談したところ即購入する事ができました。私の仕事は臨床工学技士で人工透析、医療機器管理(ME管理)人工呼吸器等、高気圧酸素治療などに携わっています。どうしてもこれからはパソコンによるシステム管理が必要です。今現在、各部署のシステムを作っています(基本ソフトをベースに)。国公立病院の予算は大変厳しいものがあります。又、無駄な所も沢山あります。矛盾もあります。ですから全てオープン(情報公開)にすることが良いのではないかと思います。又、出張についても、ある市町村議員が視察を名目に旅行していたとの報道もあり、ほんとうに必要な出張なのか、議論する所であります。私も前は自費で研修会、学会等に行っていました。

*後半部分が文字化けしてしまいました。再度文字化け部の再投稿をお願いします。
(最近、投函される直訴状が後半部分で、文字化けするものがあります、プロバイダ−のCGIに問題があるのかどうか解りませんが現在調査中です。どなたか、原因のおわかりの方いましたら、アドバイスお願いします。)




直訴状50    (02/03/97)
2月2日放送のNHKスペシャルを見ました。日大板橋病院での脳にダメージを受けた患者の治療方法に関する内容でした。体の温度を下げて脳細胞が破壊されるのを最小限に食い止めるのだそうです。これまでは手のほどこしようがなかった交通事故や蜘蛛膜下出血の患者が回復していく様子が放送されていました。私の妻は入院中の事故が元で寝たきりです。問いかけには答えず、目をあけて寝ているだけの毎日です。回復できたかどうかはわかりませんが、あの時同じ治療が受けられたらと思います。「こういう治療法がある」と紹介してくれればよかったのにと思ってしまいます。入院した病院や救急車で運ばれた病院によって「こういうものだ」「仕方がない」と決められるのはおかしいと思います。きちんと選ばない患者が悪いということになるのでしょうか?医師の裁量権ってなんなんでしょうか?いったんその病院に入ったら医者の言うことを聞かざるをえないのは変だと思います。まるで人質に取られているようです。もっと病院は情報提供をするべきです。治療方針、設備、スタッフの数、関連施設など知りたいことはたくさんあります。ですが、どこで調べたらいいのかわかりません。
この直訴状に対するコメント

直訴状49  (01/28/97)
私は準公的病院といわれる病院に勤務している診療放射線技師です。直訴状45の方に反論させていただきます。私たち医療技術職は、今の医療の進歩に追いつくため必死に頑張っています。これは自分たちの知識、技術が遅れればその分患者さんに迷惑がかかると感じているため、職業倫理として自助努力で行っています。休日に自費で研修会に参加したり、学術的な研究もほとんどが自費で行っています。病院の現場ではチーム医療と言う言葉が使われています。医師だけでなく他の職種も高度な知識と技術を持ち、互いに補いつつ患者さんの病を癒やす手伝いをすることだと思っています。そのためには、医師と対等に話せるだけの専門的知識と技術を持ち合わせなければなりません。自分たちのためにだけ頑張っているのではありません。全て患者さんのためと


直訴状48  (01/23/97)
直訴上43のお医者様へ
何度か投稿している者です。私は両親のガンを12年間見続けてきました。私は、医療ミスというのはあってはならないと思いますが、ある程度は仕方がないことと思っています。お医者様はその医療専門家ではありますが、最終的には人間。神様じゃありません。どんなにミスを起こしても、その後の心あるケアーをしてくれれば、患者やその家族は医療裁判など起こそうなんて思いません。私は命を預かっているという初心を忘れ、自分たちの研究材料として見ていたり、余生が少なく自分の研究材料として扱えない患者に興味を抱かなくなり、ずさんな事をする医者が加害者になるものだと思います。今後、加害者にならないようにするのは簡単なことです。正しい、インフォームドコンセント。自分がその人の立場だったらどんな気持ちか、もし、自分が病気になった場合、自分のような医者に見てもらいたいか、これを頭において、生身の人間を扱っていることを肝に銘じるだけと思います。しかし、このページだんだん面白くなって来ましたね。

直訴状47  (01/21/97)
直訴状18の主旨がどうも正しく伝わってないようですので補足説明をさせて頂きます。医師も人間ですので時には過ちをおかすことがあります。医薬分業とは要するにダブルチェックなのです。万一、医師が勘違いをしたり問診表の見落としがあった場合、医師の処方がそのまま投薬されたら大変なことになります。ソリブジン事件でも同一処方でフルオロウラシルと併用されて死者が出た例があります。その意味において医師の処方がチェックされずにそのまま投薬されることは危険なことなのです。少しでもリスクを減らすためにダブルチェック即ち医薬分業が必要なのです。どんなにすばらしい医師でも、多忙の中、患者から併用薬、副作用歴、体質等を聞き出し、個々の薬物の相互作用、禁忌等を完全にチェックすることは困難です。従って、医師の処方をチェックする専門家が必要なのです。その専門家として薬剤師がいるべきです。単に調剤だけをするのならそれは薬剤師ではなくて調剤士です。機械でもできるようになるでしょう。私が言いたいのは「大病院には薬剤師がいます。その薬剤師が調剤士ではなく、薬剤師としての本来の職能を生かしきれば、大病院にお いて院外処方をする必要はない。」ということです。病院薬剤師は「忙しいから、薬歴管理も併用薬の相互作用も副作用歴もチェックする暇はない。」と言って逃げるべきではないと思います。外来患者において自らの職能を放棄することになるからです。人員が不足しているなら増員するように、行政にも経営者にも世論にも訴えるべきです。面分業と題して街の保険薬局で、院外処方せんが出た後でもがくより、院内で薬剤師がチェックすべきです。大病院には薬剤師がいます。できるはずです。それが患者の為です。厚生省は薬剤師の勤務していない一般の診療所医院の医薬分業を第一に推進するべきです。医師の処方が何のチェックもなくそのまま患者に投薬される・・このリスクを軽減するために医薬分業が必要なのです。薬剤師のいない診療所医院は、患者の副作用歴、体質、併用薬相互作用等のチェックは困難です。かといって薬剤師を雇うのも経営上難しいと思います。こういう所こそ院外処方が有効だと思います。街の一般保険薬局は現状では医療薬まで手が廻らないでしょう。当面は医療機関としての調剤専門薬局が処方せんを受けるべきです。厚生省は病院薬剤師の増員と調剤専門薬局の開 設推進へ方向転換すべきではないでしょうか?


直訴状46  (01/20/97)
臨床医のもつ医学博士に疑問を持つ医師です。日本の医療にひずみをもたせている理由の一つに医学博士の制度授あると思います。白い巨塔(山崎豊子作)の中に描かれている臨床医局の内容は今でも真実に近いと思います。医師免許をもつ医師がなぜ,教授にぺこぺこするのか,不思議に思われる方が多いと思いますが,医学部を卒業して医師免許を得ても,まずなにもできないことが多いのです。医師になって5年くらいは誰かに教えてもらわねば一人前にはなれません。ですから,医局に入局し,大学の関連病院である公的病院へ派遣してもらうのです。就職時に履歴書をかかない職業は医師ぐらいです。さらに,医師免許だけでは将来的に不安なのです。医師過剰といわれている今,大きな公的病院の部長になろうと思うならば,医学博士と所属する学会の認定医や専門医に。
 医学博士授与は教授の意志で決定されるため,教授は,医学博士授与を人事のひきかえとして絶対的服従を要求するようです。認定医や専門医は試験やそれなりの審査基準があり,ある程度公平に評価されているようですが,試験には教授の推薦状が必要な場合があります。但し,多くの認定医ができすぎており,お茶やお花の免許程度の価値しかなくなりつつありますが。ですから,医学博士は基礎医学を志す医師(基礎医学とは生理学,生化学など臨床医学をささえる部門です)のみに授与し,臨床医には与えない資格とするべきではないでしょうか。医学博士が全く臨床能力を評価しないことを知っているのは医師が一番と思います。

直訴状45  (01/20/97)
目安箱を見て驚きました。医療従事者(特に公的病院)の中には世間知らずが多いようですね。臨床工学技師の方は、病院がパソコンやインクリボンを購入してくれないとこぼしていますが病院や職制側が購入してくれないのは、予算がなかったり必要性がないからです。また出張が認められないのも同様の理由でしょう。自費で出張しているようですが、年休ではなく勤務時間中に出張しているのではと心配になります。4時には帰り支度の方もおられるようですね。医療の民営化シフトを進める必要がありそうです。目安箱が医療従事者のなかよしクラブにならぬよう祈ります。

直訴状44  (01/20/97)
昨年の事ですが大阪大学病院の検査部門に関連して二件新聞を賑わせました。一件は、検査の不正請求ですが、他方は概略以下の通りと記憶しています。(事件の概要)大学医学部側の主張  数年前付属病院が新築移転した際、某業者より数千万円の検査機器を新品で無償提供して もらつた。その機器が故障したので業者に修理を依頼したら、中古の機器にすり替えられた。 国有財産を不当に詐取された。刑事告発したい。業者の主張 当該機器は貸与したものである。 この件(事件)で不思議なのは、当時マスコミが大きく取り上げたにも関わらず、その後続報 がないのは不可解。常識からは無償提供は考えられないのに、医学部側がただで貰つたと言い 張のは不思議です。ただであれば、有形無形の形で業者に対し見返りが供与されるはずですが 結果的に大学側が業者との裏取引を容認するからです。この事件に詳しい方フオローして下さい。日本の医療の問題は、保険制度や役人天国の問題も大きいのですが、医学部の封建的なシステムの問題も注視すべきと考えます。


直訴状43  (01/19/97)
私は医師です。最近の医療事故裁判の動向をみておりますと患者さんの人格権(説明と同意など患者と医師間の人間関係)に関する内容が増加しているように思います。訴訟提起される患者のご家族(訴訟に至る例の患者さんは死亡していることが多いので)のお気持ちは,主治医が自分の家族である患者さんに対して誠意を持って診療してくれたかどうかを裁判という形態の中で証明してほしいのではないかと思います。この時勢の中,いつ医療裁判に発展するような医療事故の加害者になるかと心配しながら,毎日診療しています。加害者側になる医師の意見として,医療裁判を提起されるような事態に遭遇された折りには,病理解剖をされておくことが大切だと思います。死因に不明な点があれば,病理解剖しか解明方法はありません。
 病理解剖には死亡した患者さんのご遺族の同意が必要であり,医師が勝手に実施できるものではありません。従ってご遺族が医師の説明する死因について少しでも不信をもつならば,積極的に医師に対して病理解剖を申しでる必要があります。また、医師側も医療訴訟に発展するおそれがある事例に遭遇した際には,医師から病理解剖を申し出る必要があります。その際,家族が病理解剖を拒否するならば,不同意である理由を書面にして残す必要があるでしょう。現在の裁判は,証拠主義,書面主義であり,カルテの記載だけでは水かけ論でおわることが多いと思います。すると裁判所は,弱者救済の意思が根底にあるため,説明と同意など患者の人格権の保持を医師の作為義務まで演繹し,救済判例をだすように
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この直訴状に対するコメント


直訴状42 (01/19/97)
 はじめまして。ある公的病院の医者です。医者叩きが多いこの手のHPですが、医療関係者の投稿が多いので少し驚きました。主催者の意向によるものかと思います。昨年8月から色々な投稿が出ています。一つは種々の医療ミス、一つは医薬分業、一つは医療労働者の労働条件、そして医療従事者のモラルというところでしょうか。 医薬分業と医療労働者の労働条件についての私の考えを書きます。 医薬分業については、薬剤師の方のコメントが正論だと思います。一つ屋根の下で医者と薬剤師が居れば医薬分業というのは全くの誤解です。医薬分業が進んでいない現状では白髪染めやゴキブリ退治に詳しくなければ、薬局・薬店を経営していけないでしょう。また、病院薬剤師を経験して薬局を経営される方も多いので、余り神経質になるのもどうかと思います。私はむしろ医者と同様に新人の多い大学病院の薬剤師の方が危ないと思っています。また、実際に処方される薬が何万種もあるというのも誤解です。薬剤としてはそれだけあったとしても実際に処方されるのはせいぜい数百種でしょうし、繁用される薬剤はもっと少ないはずです。医者は古典的な薬剤と新薬を主に処方しますから。 私の勤 務する病院ではいわゆる薬価差益はありません。むしろ逆ザヤになっています。現状では院内で薬を処方すればするほど赤字を生んでいます。本音を言えば病院経営者(公的病院もです)は完全に医薬分業を実施したいのです。医者から薬を取り上げていただくのは大いに結構だと思います。厚生省は医薬分業が進めば不要な薬の処方が減るので、たとえ調剤料が余分にかかってもトータルの医療費は削減できるのだと考えているようです。 日本の医療が薬師(くすし)から始まったのが今日の不幸のもとになっています。患者から見れば医療・治療イコールクスリなわけです。クスリがないと「薬はないのですか?」と催促されることもあります。クスリには治療代を払っても技術には払いたくないわけです。薬価は諸外国と比べてもずいぶん高いのに、技術料はうんと安いわけで、これでは病院はやっていけません。皆さんは同じ治療代(例えば10000円)払うのなら、クスリ代が8000円で診察料が2000円の方が良いでしょうか、それともクスリ代も診察料も5000円ずつの方が良いでしょうか。高いクスリ代は製薬企業(厚生官僚の天下り先)の懐に入るだけで、患者サービスの向上にはほとんどつながりません。前 厚生事務次官は「技術料を引き上げても奥さんの毛皮に化けるだけだ。」といいつつ、厚生官僚の天下りが問題になると「時期が少しまずかった。」と反省の色もありませんでした。 経費削減のしわ寄せは一番立場の弱いところから始まります。病院での人員削減というのは、まず看護婦、ついで医者です。これらの職種は入れ代わりが激しいので、退職者の補充をしないという形で人員削減になります。しかし、直接患者さんと接する機会が一番多い職種ですから当然患者サービスの低下につながることは明らかです。また、機械化ができない職種でもあります。そんな状況でも外来では患者さんを長く待たさせると怒鳴られる始末です。いったいどうすればよいのでしょうか。外科医に代って手術をしてくれる機械でも発明されれば別ですが。私事で恐縮ですが、完全に丸一日休みをとれるのは月に1、2日です。こないだの年末年始の9連休も毎日出勤しました。この1カ月間は1日も休みなしでした。今日が久しぶりの休日です。  日本で言う完全看護(正確には基準看護)は、決して「完全」ではありません。その基準は患者二人に対して看護婦一人(これが最高の基準です。これ以上看護婦の数が多くても その人件費はどこからも出ません。)というわけです。看護婦の勤務は通常3交代制ですから、平均すれば患者6人を一人の看護婦が担当するということになります。これでは重症者の多い病棟ではまともに看護ができるはずがありません。諸外国と比較しても低水準です。せめて患者一人に看護婦一人の割合でないと付添いを免れることは無理でしょう。ご家族は「完全(基準)看護だからどんな重症患者にも付添がいらない。」と思われかもしれませんが、はっきり行ってこれは危険です。私は家族が重症(例えば言葉での意志疎通ができないとか)であれば、付添をします。 私の勤務している病院でも看護婦の超過勤務は日常的に行なわれており、大部分はサービス残業です(いろいろな勉強会とか研修が勤務時間外に行なわれ、これには給料は支払われませんがほとんど強制的に参加させられているようで気の毒です)。マスコミではほとんど取り上げられませんが、多くのの病院ではこのような状態であることを医療関係以外の方にも少し分かっていただけたらと思います。まとまりがなくなってきたので今日はこれまでにします。


直訴状41  (01/15/97)
直訴状37(01/12/97)にコメントさせて下さい。
>私は医者なのですが、自分がいつ加害者になるか?と心配することがあります。
 私も外科医ですので、同じような不安は常にあります。しかしこの不安を持つ事が大切と考えています。つまり医療行為を行う時、事故やミスが起こりうると思って医療行為を行うべきであろうと思います。どういう点が事故やミスにつながる危険があるのか、いつも考えておく事によって、おのずから注意が喚起され、対策がなされると思います。医師がそのような気持ちで対処すれば、患者さんや家族にも、「医療は100%安全なものではない」という事をあらかじめ理解してもらう事が可能になると思っています。「自分は事故などおこさない」という慢心や慣れが最も危険と思います。

 

直訴状40  (01/15/97)
しばらく留守にして、このページを見ました。ホームページのオーナーの方、私の呼びかけを赤文字にして下さって有難うございます。 39番のお医者様アドバイス有難うございます。母の場合、転医一日前、どんなにナースコールで呼びかけても看護婦さんや当直の医師に相手にしてもらえませんでした。カルテがどうなっているか楽しみです。私が訴えようとしているお医者様がこれを見ているかも知れないので、今私の考えはここでは申し上げられませんが、記載して下さった所にご相談させて戴くこともあると思います。厚生省の管理の元、働いているお医者様の大変さや、新米・ベテラン関わらず、医療費は同じという現実などいろいろ医学の世界を学びました。志高く、患者の立場に立てるお医者様ほど、バカを見るのが今の医学の世界みたいですね。一日も早く、変な体質が改善され、良心的な素晴しい腕を持つお医者様だけが優位にたてる社会になるよう心から祈っております。このホームページが益々発展いたしますように。

直訴状39  (01/13/97)
ある医師です。直訴状32(12/28/96)の事例については、問題にするとすれば、やはりカルテの差し押さえが必要と思います。どういう原因で低ナトリウム血症がおこったのかを調べる必要があります。脳疾患などでは止むをえず低ナトリウムがおこります。あるいは点滴管理が不十分な場合もあります。また、搬送直前のナトリウム値がどうであったかも調べる必要があります。詳しくは下記にご相談下さい。

1)医療事故情報センター  〒461 名古屋市東区泉一丁目1ー35 ハイエスト久屋 6階  TEL:052-951-1731 FAX:052-951-1732
 
2)「医療消費者ネットワークMECON」 東京都   
  電話(FAX兼用): TEL 03-3332-8119

3)ささえあい医療人権センター COML   〒530 大阪市北区西天満 4-1-11 昭  栄ビル南館 305号  TEL:06-314-1652

直訴状38   (01/13/97)
私は公立病院の勤務医です。当院の院長は長年当院にいるたたきあげの人でワンマン経営で有名な方です。私はこの病院に来て数年になりますが、病院の古い体質について機会あるごとに会議で提案したり院長に直訴したりして改善を依頼してきました。しかし、そのような行動が逆に私の身に火の粉となって降りかかってきました。私の所属医局の教授(私の人事権はこちらにあります)に、その院長が直接私の事を話しに行ったようです。 先日教授に呼ばれました。『君はあの病院で随分勝手をやっているようだね。患者さんや他のスタッフに迷惑がかかっているように聞いているが...』などと言われました。私自身は、他のスタッフから嫌われるような勝手な行動はしていないつもりでしたし、ましてや患者さんを巻き込むような事は論外でしたので驚きでした。 こちらの弱みである人事を介してプレッシャをかけるとは、卑怯な人だとガッカリしてしまいました。『あの人は院長を長くやっているが、あの程度の人だったんだ....』『意見する人を力で抑えこむ、いわば独裁的陰湿さを持った人だ』というのが実感です。しかしキリスト教的に言えば可哀想な罪人でしょう。自ら罪人であることに 気がつかず、自分が何をしているのかわからないのですから。そんな罪人である隣人をも許さなければとは思いつつ、なかなか難しいですよね。この事は親しい友人と妻にしか言っていません。今後どうなるかわかりませんが、このまま私の心にしまいこんでおこうと思います。もう病院の事を考えるのはやめにしました。今は、黙って診療に専心したいと思っています。


直訴状37  (01/12/97)
 私は医者なのですが、自分がいつ加害者になるか?と心配することがあります。どんなに医学が進んでも、限界があり、人間のすることに絶対ミスがないわけでない。 少しでも、事故を防ぐために看護婦や医者の待遇改善も必要に感じます。おおくの大学病院では、研修医の非常勤(日雇い)で給料は信じられないくらい安いです。(いま私がいる病院はまだましな方ですが、ほとんど出ない病院もある。)生活のために他の病院へアルバイトへ行ったりしては、充分な研修はできるはずがありません。あと、当直でほとんど徹夜しても翌日は外来をしなければいけなかったり、看護婦も、準夜、深夜勤務の繰り返しで、体調をくずす人も多いようです。医療現場の感覚では、医者、看護婦は慢性的に不足しています。消費税をあげるなら、公約どうりに福祉、医療に予算をちゃんとさいてほしい。
この直訴状に対するコメント

直訴状36  (01/10/97)
以前、お医者様を訴えるために投函したものです。全く、意見がもらえなくて残念に思っています。弁護士さんは勝てないと言ったのでなく、勝っても経済的に損するお金がかかって、儲からないよ。とおっしゃっただけです。地元で弁護士さんを依頼するようにいわれ、見つけました、医療に強いスペシャリストの弁護士さんを。このページが一方通行でなく、もっと、よりよいページになることを祈りつつ、再投函致しました。


直訴状35  (01/08/97)
医薬分業について・・・病院勤務の薬剤師さん頑張って下さい!「外来患者が殺到し薬歴をつける暇も、患者に適正な説明をする暇もありません。」などと言われ、だから、「暇な薬屋さんで薬をもらいなさい。どこの病院へ罹っても薬をもらう薬局は一つに決めなさい。それが医薬分業です。」じゃあ失望してしまいます。だって、医師が使う薬は何万種類もあるんでしょう?一つの病院の薬の情報だけでも提供するのは大変でしょうのに、どこの病院の薬もすべて、暇な薬屋さんなら説明してくれるのかしら?そんなにすごい優秀な薬屋さんがどうして暇なのかしら。そのうち評判になって忙しくなるでしょう。でも忙しくなれば病院の院内薬局と同じように、薬歴をつける暇も、患者に適正な説明をする暇もなくなるでしょう。さてさて、そうなった時は今度はどこで薬をもらえば良いのでしょう?たらい廻しにされるのは、いつも患者ですよね。病院勤務の薬剤師さん頑張ってもらえませんか?私の正直な気持ちとしては、薬屋さんに勤務されてる白髪染めやゴキブリ退治に詳しい薬剤師さんよりは、病院に勤務されてる商売抜きの医療人としての薬剤師さんに薬の説明をして
も らうことを切望します。病院勤務の薬剤師さん頑張って下さい。


直訴状34  (01/05/97)
私の娘(4歳)は出産時の事故で最重度の脳性マヒとなり寝たきりの状態です。大脳のほとんどが死滅してしまい、首も座らず、笑うこともできず、口から食事を摂ることもできず、体温の維持もできない状態です。現在、茨城県牛久市の産婦人科を相手に医療裁判を起こしています。こんな体にされてしまった娘に謝罪して欲しかっただけなのですが、カルテや母子手帳に書いてある遅発一過性除脈を公判中に否定したり、証人尋問では平然と脳性マヒの原因は出産時の低酸素ではなく、遺伝や先天的な異常・ウイルス感染だというのです。私どもに説明したこととは180度逆のことを言うのです。自分のみを守るためにはどんな手でも使うのでしょうか。謝って欲しいだけだったのに。

直訴状33  (01/01/97)
私は歯科の開業医です。患者さんが安心して医療サービスを受けたいと思うのは当然です。しかし、安心するには、医者の人格に任せるしかないという現状は、とうてい容認できるものではありません。私の歯科診療所では、カルテを患者さんご自身に公開し閲覧自由としております。このことにより、患者さんは、歯科医の私が、どのように考え、どのように治療を進めているのか、いつでも、知ることが、できます。また、反対に、歯科医は、患者さんの我が儘にも、毅然と注意や改善のうながしができます。患者と医療従事者の対等な立場が不信感を払拭するのです。医療過誤をなくすことや、医療費抑制や、望ましい看護の実現には、情報公開をすすめる必要があるのではなかろうかと思います。これは、医師や行政サイドからみれば、利権の消失にほかなりませんが、よい社会、希望のもてる社会、正義の実現する社会、安心できる社会をつくるには、情報公開が必要であるとおもいます。


直訴状32  (12/28/96)
医者を訴えるために、このページに投函した私です。インターネット不慣れなもので、取り合えず、必死文字入力を打ち込んだら、感情的、かつ内容のないメールになってしまった深くお詫びいたします。母は、5年前に、乳癌手術をし、5年キッカリで、胸に水が溜まるという症状で、息苦しくなり、入院しました。その時私は治る見込みがないのなら、抗ガン剤の使用をしないで、本人が痛い、辛い、苦しいといった症状をとってあげてほしいとお願いしました。医師は、母を手術した医師でなく、45才独身、非常に変わっているという評判の医者で、脈も見なければ、触りもしない、本人が食欲不振で何も食べられなくなっても、食べてください。というだけ。母は、全く何もしてくれないと嘆き、ただ病院に泊まっているだけといった感じで入院生活は、半年を経過しました。私は知り合いの医者数人に相談したところ、非常に処置が悪いので、転医を勧められ東京・築地の日本一といわれる医療体制の素晴しい病院に引き受けていただくことになりました。すると、転医一日前より、母の体調は急変。最後に打った透明の点滴から母はナースコールで、必死に苦しみを伝えました。しかし、深夜のため、 看護婦は精神的なものと医者を呼ばず、あまりの苦しみようで、真夜中3時ようやく、到着の医者が現われました。しかし、その医者は、こ「こんな、夜中に苦しいと言われても困る」といって、聴診器を当てただけ。結局なんの処置もせず、母は、ボケ老人のような反応しか、しなくなりました。その実は、その病院、大阪の病院でして、翌日、新幹線に乗って、東京に、向かうというスケジュールでした。母は、意識朦朧のなか、車椅子にのせ、大阪の病院を退院。看護婦は、のんきに手を振って見送っていました。しかし、その後、新幹線のなかで、痙攣、発作を起こし、脈も心臓も止まるという惨事に。幸いにも、そのときは、私の知り合いの女医さんが乗り合わせていたのと、新幹線にたまたま乗り合わせていた、心あるお医者様2人が現われ、心臓マッサージを施していただき、蘇生していただきました。新幹線のぞみを新横浜で緊急停車してもらい、救急車に乗せ、新横浜近所の救急病院へ。そこで、極度のナトリウム不足と診断され、何とか、そのあと、目的地である、転医先の病院に移して頂きました。転医先の病院での診断も無茶苦茶な栄養状態。ということで、癌の再発ととうよりも、まず、 体の状態を整えるといった状態で、そのあと、ホスピスも考えた、緩和治療をという治療方針を誠意ある主治医に報告していただきました。しかし、思っていた以上に母の体調は、最悪で、母は、娘の私に、いいたい事、これからやってほしい事をだけを告げるために、生き延びたようで、転医先の病院で一週間後になくなりました。私が、疑問に思うのは、病院に入院してなぜ、栄養不良にさせられたのか?最後の点滴で苦しがったのは、なぜなのか?こんな最悪な状態で、なぜ、診察もせず、退院させたのか?新幹線に、乗り合わせたお医者様は、癌というよりも心臓が悪がったのではないかとおっしゃいます。母から、大阪の主治医に、心臓が肥大している、みたいなことをいわれたと聞いています。どうも、私は、転医する前に、抹殺してしまいたかったのではないか?という疑問が湧いて仕方ありません。母は、転医一週間前より、ガクンと体力を落とし、これまでなかった下痢をしていました。いったい、どんな点滴をしたのか?透明な生理食塩のような点滴でぁw)后Z廚づ燭觧☆?,uLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL?,u闢鉗蛟跖縄驩T糒葦覬纉莅痲韋丘黼髷燥緕

以下の直訴状は追加投函されたものです。

不馴れなもので、字ばけしてしまいましたね。すみません。とにかく、どんな、点滴をしたら、突然、人は苦しみだすのか? 栄養不良、ナトリウム不足になるのは、なぜなのか?皆さんは、私の母の担当主治医の事をどう思われたか?などのご意見を掲示して欲しいと思っています。どうか、宜しくお願いします。私は、両親を大阪の同じ病院で、亡くしてしまい。今年の年末年始は、一人ぼっちなので、毎日、この、目安箱に目を通します。医者どおしのかばいあい。閉鎖的な医療。私は、両親の癌と12年間つきあってきました。そして、今、東京に出てきて、仕事でたくさんのお医者様と出会い、たくさんの健康食品に出会える立場の仕事携わっています。将来的には、医療ジャーナリストを目指し、私の知っている素晴しいお医者様。私が出会った、機能性食品の紹介。そして、私の母の人生を無茶苦茶にしたT医者を告訴する事により、医療に提言していきたいと思います。ヤブ医者を排除して、心ある良心的なお医者様ばかりになれば、患者は安心して医療を受けられるのに、なんて、思っているだけでは、ダメ。微力ながら、頑張ります。どうぞ、宜しくお願いします。
この直訴状に対するコメント


直訴状31  (12/27/96)
私は、私の母のクオリティオブライフを無茶苦茶にし、結果、栄養不良で死に至らせた、ズサンな医療をした医者を訴えるために、コンピュータを購入。ずさんな医者を訴えるための情報をこのホームページを見つけてうれしくなりました。弁護士から、裁判しても、お金にならない。と言われたが。金より、そんな医者が存在するのが許せず、私は、告訴し、彼の医者としての人生を無茶苦茶にしてやりたい。と考え、裁判に持ち込みます。このホームページに期待します。

直訴状30  (12/24/96)
こんにちは。私は市立病院の臨床工学技士です。きょうは透析も終わりもうそろそろ4時になるので帰ろうと思います。2部ある時は8時頃まで超勤します。国立大学病院の看護婦さんと歯科医師の直訴状をみてびっくりしました。考えられないのです。労組はなにをやっているのか、人事院は。申し訳ありません帰る時間ですので近い内に必ず詳しく述べたいとおもいます


直訴状29  (12/23/96)
こんにちは。私は病院に勤務している薬剤師です。「医薬分業」に対する意見を読ませていただきました(直訴状18、19)。私の意見は、少し違いますのでこの点について述べさせていただきます。「医薬分業」とは医師が診断・処方して、薬剤師が調剤するということですが、これだけでは双方とも患者に対して義務を果たしていることにはなりません。薬剤師に限って言うと、処方内容のチェック(@用法・用量は適正か、A投与してはいけない薬が処方されていないか、B相互作用で薬の効果が変わらないか、副作用の危険性が増えないかなど)と、薬歴をつける(いつどのような薬が投与されたかのチェックするため)、その患者に薬のことを理解してもらってより安全に服用していただくための説明(@薬の名前と飲み方、Aどういう効果が期待できるか、B薬を服用することで日常注意すべきこと、C重大な副作用が報告されていれば、そのような症状が起こったときの対処法など)をしなければなりません。しかし、病院の薬局には外来患者が殺到し、薬歴をつける暇も、患者に適正な説明をする暇もありません。それに加えて、他の病院で同じような薬をもらって飲んでいたのではもうお手上げで す。そういう意味で、病院では処方箋をもらって薬局で薬を受け取る本来の医薬分業が必要なのです。それは、大病院でも例外ではありません。ここで言う「医薬分業」とは、患者は薬をもらう薬局を1つに決めており、どの病院でかかってもその薬局で薬を受け取るシステムのことです。そうしないと、的確な薬の説明もチェックもしてもらえず何の意味もありません。高知医科大学の悲しい事故も医薬分業が適正に行われていれば防ぐことが出来ていたかもしれません。医師の過失もさることながら、行政の怠慢も原因の一つではないかと思うのは私一人でしょうか? 薬剤師会は建て前では、上記のような医薬分業を推し進めているのですが、薬局レベルではどこかの病院と手を結んでそこの患者を自分のところに回してもらうことが、どこでも行われているのです。薬剤師会は大部分がそういう薬局の薬剤師が構成員なので、客観的に考えて理想的な医薬分業が上手くいくはずがありません。この文章を読まれている方、明日から自分の薬局を決めて、どこの病院の薬もそこでもらうようにしましょう。それが、薬で泣かない唯一の手段なのです。 病院が(正確には薬剤師会のはず?)薬局にFAXを送っ ているのは、患者を待たせない一種のサービスであると考えてください。別に待つのが嫌いでなければそのまま持っていってもいいですし、自分の通っている薬局がなければ、申し出ればいいのではないでしょうか? 来年の4月に改正された薬剤師法が施行されます。これによって、薬剤師は必要な情報をきちんと患者に伝えないといけないことになります。今からの時代、薬剤師も最新の情報を入手し、勉強していかなければ調剤なんて出来なくなります。薬剤師の教育には、患者の協力も必要です。「どうもありがとうございました」と薬をもらうだけでなく「この薬はどういう目的ででているのか」「どんな副作用があって、でた場合どんな症状でどう対処すればよいか」など思ったことをどんどん聞いて薬剤師を困らせてください。そうすることで、薬剤師を取り囲む日本の医療も少しづつですが、改善されるのではないかと思います。

直訴状28 (12/14/96)
こんにちは。国立病院勤務の歯科医師です。国公立の医療機関も行革の波にさらされています。国の財政事情が逼迫している現況ではやむを得ない面もありますが、やり方に問題があります。例えば事務職員に欠員がでても補充がありますが、医師、歯科医師、とくに看護婦に欠員が出ても補充がありません。我々は昼休みもなしに働き、深夜まで時間外手当がつかないにもかかわらず仕事をすることなど日常茶半なのに、彼ら事務職員たちは、お昼の12時から1時まではきっちり窓口を閉じ(区役所でもそんなことないところが増えているのに)、電話にさえ出ようとしないものまでいるしまつです。「3時間待ち、3分診療」は医療担当者だけの責任ではありません。
 国民皆保険といっても、同じ病気でも都道府県によって受けられる医療が異なります。保険診療の審査が都道府県ごとに異なるからです。こういうこと皆さん御存知でしょうか?私は憲法違反だと思っています

直訴状27  (12/11/96)
このような問題をネットワーク上で活発に議論されることは非常によいことだと思います。しかし、「直訴状」にあるような問題をこの場のみにとどめておくことでいいのでしょうか?私は医学生です。みなさんの「目の敵」にされるかもしれない立場の人間です。今の医療の体制はひどい!これは私にもわかります(今まさに医師の立場から見た医療現場を体験しているときなので)。問題によっては医師も患者もそうせざるをえなかった状況だったということもあります。AIDSの問題、MRSA の問題、癌告知の問題、脳死の問題、ベッド供給体制の問題、薬価差益の問題、受益者負担の問題etc...。このような問題はいろいろな人が医師をはじめ、医療の中で「偉い」といわれている人たちにいっていかねばならない問題であるし、医師達も同じようにいっていく必要がありますし、患者の不利益なら協力して解決しないといけない問題です。みなさん、ネットワーク上のみならず、勉強会をしたり、場合によっては協力的なお医者さんを呼んだりして話を聞いたりしてこの問題はどうすればなくなるのかを考えていかなければならないのではないでしょうか?


直訴状26  (12/07/96)
医療ミスをおこしている病院名をこの目安箱で公表しては...という意見を読みました。しかしこれは、なかなか難しい問題です。匿名であっても、病院名を公表する事で、ある程度誰がそのような内部告発をしたかが推測される危険があります。特に、院内でそのような問題を取あげてきた人間には、すぐ疑いの目がむけられるでしょう。やはり自分の立場が危なくなる事は、できれば避けたいと思うのが人情です。 私自信、私が問題にした事が発端となって明らかとなった投薬ミス問題で病院から pressureがかかっています。私達公立病院勤務医師の人事権は、実質的には出身大学の医局が掌握しています。この大学医局に対し、私が勤務する病院から、私を転任させるように最近働きかけがあったようです。幸い、大学の後輩が医局長をしており、私にその事実を知らせてくれましたので判明しました。堂々とdiscussするのではなく、裏で人事に手をまわすやり方が行われるとは非常に残念ですが、医療ミスを告発するからには、最悪の場合は退職を覚悟してやる必要があるのです。

直訴状25   (12/07/96)
ある個人医院での話(名古屋市緑区)1週間でその医院から救急車が患者を他の医療施設に搬送される回数が5回以上ある医院があります。この医院の先生の専門科目は心臓外科と聞いているのにその医院の看板には内科・小児科と書かれている。しかもこの医院5年以上通院してないのにたまに診療しているかのように国保の明細がくる。ということは医療費の不正請求をしていることだと思います。ある大きな病院での話(名古屋市南区)この病院での整形外科は待ち時間も長くその上何回診察してもらっても薬が5種類ぐらいのローテーションで変わるだけでいっこうに直らない。また別の大きな病院での話(名古屋市港区)腎臓結石で入院してEMSで手術したのに砕けなかった。その上手術料だけ10数万円取られた。そして今度は切開手術をするというのでまたうまくいかないと思い違う個人病院でEMS手術をしてもらい一回で成功。この個人病院の設備は大病院にもない最新の医療設備が整った医院である。


直訴状24  (12/2/96)
ある国立大学病院の看護婦をしています。休みが少なくて、病棟のスタッフの不満が募っています。週休2日ですが、40日ある年休も12月になるというのにまだ1日しか使われていません。祝日の休みも取れて半分ぐらいです。夏休み、年末年始のお休みも、5〜7日程度です。そして、夜勤は4週間で12〜13回もあるのです。私立や、開業の病院ならあきらめもつきますが、国立、しかも有名な大学病院でこれでは、どうしようもありません。勤務時間以外にも、看護研究、研修会、勉強会などで、休みも全くの自由というわけではありません。ストライキもできないし・・・どうしたらもっと休みがもらえるのでしょう!!患者を看護するのに、心のゆとりがなければよい看護はできません。2交代とかいってないで看護婦の人数の規定をもっと増やして、休みをもっと多くください。妊婦さんがいても、産前休暇にマイナスで働かないといけないのでは、病棟も困ります。もっと待遇改善して下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

直訴状23   (12/2/96)
このホームページや新聞、雑誌等を見てもわかりますが、現在の日本の医療がおかしいと思っている医療関係者の方がいることは患者にとってうれしいことです。でも患者はその人たちがいる病院がどこにあるかわかりません。もっと堂々と名乗りをあげてほしいと思います。ミスの全くない完璧な医療などありえませんが、患者は少しでも人間味のある医療を望むはずです。もっとも、他の病院ではもてあますような患者ばかりが集まっては病院の経営も大変になるでしょうが...。逆に医療過誤があった場合、その病院を実名で公表するべきです。いつまでも差し障りなく隠していたら状況は全く良くなりません。難しい点もあるでしょうが、躊躇している間に次の被害者が出るかもしれないのですから。とにかく今出来ることは、このホームページで西島さんがやっているような試みをどんどん広げることです。個人が出来ることはわずかでも何人も集まればきっと良い方向に行くと思います。まずはこうして目安箱に投函するだけで良いのですからそこから始めましょう。

直訴状22   (11/28/96)
内の婦長は、口うるさく自己中心的である。男だったら殴っているところだ。そもそも看護婦長は、患者さんとのコミニケ−ション、医療スタッフとの調和を考えるべきである。先生を中心とした症例検討会も開いてほしいし、みんなで話し合って何事にも決めるべきである。それと、影で医療スタッフの悪口はよくない。直接、本人に言えばいいんだ。話はかわるが医療事故、厳密に言うと医療過誤の投函が目に付くが、これは勇気をもって告訴し訴訟にもっていくべきである。その前に医療事故なんだかセンターというところに電話をする。詳しい事は今わからないが書店にいけばかならず載っているはず。訴訟であるが、これは弁護士を頼まず(お金のある人は頼む)自分で家庭裁判所にいって書類を書く。親切に事務官が教えてくれる。訴訟を起こすとカルテ類は無条件で閲覧、コピーできる。最終的には和解しかないのだが、それでなければ最高裁までやるか。納得するまでやって欲しい。必ず勝てると信じている。現在、30l位しか勝訴していないと報道されていたと思った。

直訴状21   (11/13/96)
舅のことです。狭心症で、10年以上もかかってきた大学病院に、10月3日に、発作を起こして、入院しました。C.C.Uから一週間ほどで、大部屋に戻ってから、食欲がいっこうに出ないので、胃カメラを19日に受けました。 6月に胃透視では、慢性胃炎と診断されたのですが、今回、末期癌と診断されました。ところが、心臓の方が治まってきて、退院となっても、癌の方の治療としては、危険なので、何もしない方針を選択して、退院した後は、例え、食べられなくなったからと言って、こちらでは、入院は出来ない。他のところへ、行って貰うことになる、と言われました。そういうものなのでしょうか? そう言われると、家族のものとしては、不安で、退院せずに、このままずっと、入院している方が良いのか? と迷い始めております。退院までに、次の病院を紹介して貰うことは、出来ないのでしょうか?

直訴状20  (11/04/96)
今、テレビでロシアの医療を見ました。ロシアは医者と教師は冷遇されて、給料は払われずパラメディカルはどんどん職場を離れていって、医者だけが使命感に燃えて職場に止まっているのだそうです。医者を冷遇した国がどうなるかという実例だと思います。個人的な誹謗や中傷をやめてもっと高い位置から日本の医療を見つめて欲しいと思います。そういう意味でこのホームページは実名を伏せ、格調高いページだと思います。高校では成績のいい生徒は学校も担任教師も医学部進学を進めます。それは医学部に何人進学したかでその高校の評価が決まるからです。そこには医者の資質とか適性ということは全く考慮されません。偏差値の高い生徒は医学部進学を進められます。医者というのはあまり頭のいい人間には向かないのです。医者というのは理学部ではなく文学部なのです。医者になってお金持ちになりたいという人が、家業を継ぐ人以外の動機です。したがってこれから日本はどういう医者が増えるかということは、自明の理です。たしかに今までは医者の権威にあぐらをかいた前時代的な医者がいることは確かです。しかし、これからは先生と言われる職業は権威が落ちるのは目に見えていま す。しかし、あまり医者を叩くと今のロシヤ医療社会になりかねません。厚生省はどうしたら医療費が節約できるかという発想でしか政策を考えていません。割を見るのは国民です。

直訴状19  (11/03/96)
薬師(くすし)と言われた日本の医師と違い、教会に修道女が病人を収容し医師を教会に迎えた西洋の医師とは基本的に異なっております。文化が違うのだと思います。医薬分業も西洋の医療システムですが、何故厚生省は医薬分業にこだわるのでしょうか。薬剤師会の強力なプッシュがあるとも考えられます。病院を出るときには薬を一緒に持って出られるシステムのどこが悪いのかよくわかりません。薬剤管理が「かかりつけ薬局」なら出きるというのは分かります。今の薬剤師にはそこまでの能力はないとして、またその能力がついてきたとしても、処方箋料、調剤料など患者さんの負担が増えてきます。ひいてはそれでなくても足りない医療費をますます増やしていくような気がしてなりません。

直訴状18 (10/29/96)
”医薬分業政策の不思議”医薬分業とは本来、「医師が処方して薬剤師が調剤する」というしくみである。この意味において日本の大病院(いわゆる医療法における病院)では、すでに薬剤師の雇用が義務づけられているので、分業は成立している。一方、一般の医院・診療所では薬剤師が勤務している所はほとんどなく、院内で医師自ら調剤している場合が大多数である。この薬剤師が勤務していない医院・診療所において院外処方せんの発行を推進するのが本来の医薬分業を確立する手段であるべきはずなのに、厚生省及び日本薬剤師会は、すでに薬剤師が院内で調剤している大病院の院外処方せんの発行ばかりを推進しているように思えるのは私だけだろうか?某国立病院の待合室にFAXを設置して、強制的に患者にFAXをさせ、処方せんを得ているグループ薬局の後押しをするのが厚生省・日本薬剤師会の医薬分業政策なのでしょうか?処方せんには「どの保険薬局でも有効です。」と記載してあるのに、そのグループ薬局でしか調剤できないような錯覚を受けるようなポスターも貼ってあります。薬剤師会名で。




直訴状16 (10/22/96)
この医療の目安箱に医療被害に遭われた方が投函されたメッセージを読みました。実際被害に遭ったとき、どこに相談してよいか、まったくわからないものです。私の父も医療被害に遭いました。私は、その悔しさをバネに「医者にメス」ホームページを開設しました。 URLは、http://www.airnet.or.jp/abe/です。そこに「不幸にして医療被害に遭った場合の相談窓口」を紹介していますので、実際に被害に遭われた方は、そちらを参照されてはいかがでしょうか?


直訴状15 (10/18/96)
私は20歳になる女子学生です。去年の夏椎間板ヘルニア2箇所を患い、一箇所だけ随核摘出術を受けました。しかし、今年の夏もう一箇所のヘルニアが悪化し、緊急でとある病院に入院し、今度は切開手術を行いました。手術前に、いくつかの検査をされましたが、その内の椎間板造影検査で臀部から大腿部にかけての麻痺と排泄障害を起こしてしまったのです。

直訴状14   (10/10/96)
大阪
の香里園にあるひらがなの産婦人科で中は御殿のようなきれいな病院です。駅から歩いて3分位の場所です。そこで生まれた孫が、正常に生まれてきたのですが、2.3日目から熱が38度くらいあったかと思います。それを5日間放置され、小児センターに健康診断に行ったときには無菌性髄膜炎と診断されてそれからは、2ヶ月間そこで療養しました。結果は、重度の精神薄弱者になりました。そこの病院の対応が何もなされなかったので、こういう結果になりました。どなたか、ご存知のかたがいらっしゃると思いますが、あの病院では4人にひとりは帝王切開になっていると聞いています。こういう場合はどこに相談したらよろしいのでしょうか。明らかに医療ミスであることは間違い有りません。去年生まれて、現在までずっと苦しんでいます。今はてんかん治療のためにまた、2ヶ月入院しています。同じような事で苦しんでおられる方がいらっしゃいましたら、是非、ご意見をお聞かせ願えませんか。


直訴状13 (9/25/96)
愛知県の愛知学院大学歯学部付属病院 病棟看護婦 ****!! いいかげんにしてくれ。
1.患者のプライベートを 面白おかしく ほかの患者.医師 .看護婦 友人 などにしゃべりまくる。私は以前その看護婦と親密な関係になってたのですがそのころ指輪A金銭をねだられかなりお金を使いました。しかし用済みになれば家族や患者の悪口いい放題。たとえば以前障害者のもうひどい悪口のいわれようです。先日他界しましたがそのことも、面白おかしく言ってるようです
2.自分から進んで医師、患者、その他 いろいろ 性欲処理のお手伝い。僕もその中の一人ですが。
同じく インターン生 *****
1.抜歯した後 消毒しないおかげで 口腔内が 腫上がってしまった。 後日 そのことで文句を言ったら鼻で笑われた。カルテにはしっかり消毒代が書かれていた。ここの病院はどうなってるんだ???

注: 投函されたものの個人名を*で編集しました

直訴状12 (9/15/96)
私は医師です。皆様は様々な疑問、怒り、不信感をお持ちです。私も現状の医療には大きな不満があります。患者さんにより良い医療を提供することは私も常に考えているつもりです。しかしそのためにはコストがかかります。それは単に高い薬や器械を使うということではなく、マンパワーの問題が最も大きいと考えます。現在の病院の内情は看護婦だけでなく医師も不足しているのです。マンパワーがもっとあれば解決する問題が非常に多いと思います。皆さんは病院で暇そうにしている医師や看護婦を見かけますか?ただ健康保険や法律の立場から見かけ上足りているだけなのです。今日本は低負担低福祉の状態なのです。現状の打破にはどうすれば良いのか高福祉のためには高負担が必要と考えます。そうすれば必ず良くなるわけではありませんがひとつの解決策と考えます。

直訴状11 (9/14/96)
子供が5年前より「てんかん」と診断され、発作はその後1回もなく、その間に主治医も代わりましたが(開業したため)、いよいよ断薬に入ろうか?と言うときに、「最初の頃のカルテは無い。私が来て見だした2年間しかなく、申し送りのメモがあるだけ・・・。」そんな事ってアルのですか?法律では、5年間は保存らしいし、継続してそこの病院にかかっていた患者なのですよ。マイクロフィルムか何かに残しておくんじゃないの?  別に去年の地震で、建物も壊れなかったんだから・・・。

直訴状10 (9/10/96)
現在東京都足立区に住んでおりますが、大学病院はもとより、総合病院と呼べるものすら無いのが、現状です。知り合いや友人はバス・電車で他区の総合病院へ通っています。足立区の住民は約60万人おりますがこのような現状はなぜ起こっているのでしょうか。


直訴状9 (9/10/96)どこのどなたが企画したのでしょうか。医療従事者は見てくれるのでしょうか。私も看護婦と保健婦の免許を持っていて、東京のS病院に勤めていました。その時は、完全看護の名の下、看護婦が責任を持って患者さんをケアしていました。すべての病院がそうなのだと思っていたら、帰郷して地元の病院の看護を見てびっくり。一種のカルチャーショクでした。基準看護で看護料をとっているにもかかわらず、付き添いをつけるのが当たり前。付き添いをつけられない患者はみじめなものです。このひとたちは自分の専門性をどう考えているのだろう?と不思議でした。個人が悪いのではない、そういったシステムが作り上げられていて、それを不思議と思わない病院の体質のためだと思います。看護婦さん、「まともな」看護をしている病院を一度、見てください。あなたがたは「専門職」として働き、給料をもらってる。その給料は、患者の払う入院費と保険から出ているのです。患者から直接料金をもらわないから忘れがちですが、患者は金を払っているのです。あなた方の「看護」に。それに見合う看護をしていますか? 「患者はお客 さん」です。「サービスを売っている」という感覚も少し持ってほしいです。


直訴状8  (9/6/96)
私の父(56歳)は脳幹梗塞でT県T総合病院に入院しています。父は、意識はしっかりしているのですが、口から下の全身麻痺のため、口も利けず、寝たきりの状態となってしまいました。しかし、病院の看護婦の態度に深くショックを受けています。その病院は、基準(完全)看護ということで、付添は原則付けないということになっていますが、看護婦から、「忙しくて手が足りないので、付添いを付けるように」と言われました。私は、遠方に嫁いでおり、母も経済的に厳しく仕事を止められないため、何とかお願いしましたが、「なかなか要望には応えられないですよ。」と言われ、その後に次のようなことがありました。
1.付添っている間は体位変換はほとんど付添い任せで、清拭はしたかどうか聞くだけ、手を貸して欲しいというと、「担当じゃないから」といって断られた。  なら、誰か手のあいてる人にと頼むと、「誰も来ないわよ」と取り合ってくれなかった。
2.長時間、気管からの吸引を行い、そこから出血すると、血をタオルで拭いて、タオルを床に  投げ捨ててあった。
3.婦長に抗議をしたら、「私は見ていないので、何ともいえないわ、でもあまりしつこくいうと,お父さんが不利になるわよ」と、まるで人質をとっているような口振りで言われた。この時、私は、悔しいこととと悲しいことで涙が出て来た。
4.看護婦が医者の了解もなく食べ物を飲み込む練習だと言って、バナナを父に食べさせたが、父は飲み込めず、喉頭部につかえたが、そのまま放っておかれた。
5.熱が39 度以上もあるのに入浴させる寸前であった(母が止めるよう頼んで、止めてもらった)。
など、いろいろありますが、このまま放っておくと父が殺されてしまうのではないかと心配です。このような相談をどこにしたらよろしいのでしょうか。婦長に相談してもあの調子ですし、どうすればもう少し安心して入院をさせておけるのでしょうか。ちなみに私も独身の時には看護婦をやってましたが、看護婦の誠意の無さに深く悲しんでいます。


直訴状7 (9/5/96)
市立病院の臨床工学技士です。当院ではパソコンも買ってもらえず。個人で買って業務に使っています。今日もインクリボン経理に注文したのですが、個人で購入したので「ダメ」といわれた。又、出張も認めてもらえず、いままで個人持ちで行ったことが幾つもある。カラ出張だの、癒着だの、とんでもない話である。

直訴状6  (9/1/96)
6年前に造影剤の副作用で,私は歯医者以外は悪い所はなく来ましたが,その後から全身の疾患に及びまして生活は一変してしまいました。エイズだけが今クロ- ズアップされ、毎日報じられ医者の責めに及ばない0-157だけは一日何回となく報じられていますが、患者が氣付かなければ隠し通して来た様に、造影剤の投与の副作用で、私は仕事も止めざるを得なくなって6年になりますが、私と同じく造影剤を投与され、その後からずっと全身疾患で苦しんでいて、何故全身疾患に迄及び進行している原因すら素人では氣付かず苦しんでいる被害者が、私同様全国に沢山おられるに違いありません。ですからネットワ-クで、造影の副作用の被害を呼び掛け様と慣れないパソコンを導入して、もう5ヶ月になろうてしていますけれどホ−ムペ−ジの作り方が難しく、未だにネットワ−クに被害の実態をアピ−ル出来ずにおります。


直訴状5 (8/17/96)
私の働いている病院には、患者さんから「袖の下」をもらって「医者」という立場を利用し、融通を利かしている先生がいます。例えば、重症の患者さんでも、その人(金持ちや権力者)が入院してくると「部屋を空けろ」と命令してきます。婦長も拒否できず、その重症の患者さんは大部屋か記録室から遠い部屋に移されます。恥ずかしい話ですが現実なの

直訴状4 (8/16/96)
医師から薬物使用を制限させるべきである。遠慮という日本の国民性を利用し続けた、今までの医療内容(医薬分業されていない)にたいし医師が反省しなければならないのでは。処方のずさんさをしっかり考えて下さい。医師から薬物を取り上げるべきである。警察官だって人を殺せる武器に対しさまざまな制約があるごとく、医療においても、医師の薬物使用に対し制限があって当たり前であるのに????医薬分業により初めて患者のための薬物使用がうまれるのでは。京北病院の問題にしろエイズ問題にしろ、医師が患者のための処方から生まれるのでなく、単に患者への処方使命でなく、処方権利で医療における薬物投薬が行われているから起きるのであって、特に京北病院の院長は何か勘違いされてるのでは。警察官が悪い奴ならいつでも銃器を振り回せる理屈と一緒にならないであろうか。いますぐに、医師たちにいいたい、薬を手放しなさいと!!!!

直訴状3 (8/9/96)
今年の7月、大阪府豊中市の市立病院において、MRSAが発生し、死者が出ました。しかし、全く報道されていません。情報の握り潰しでしょうか?

直訴状2 (8/8/96)
医師に、薬や病気中の生活について、こうしたらいいのですかと質問したところ、患者は黙っていうことをきけばいいと言われた。また、今まで経験したことのある病気について再診を他の病院でしたときに以前はこのようであった、自分のこの薬に対する今までの経過はこのようであったと説明したところ、聞く耳を持たずに前の病院の独りよがりだと言われ、結局その病院での治療では悪化してしまい他の病院でかつての治療法で全快した。薬局によっては渡された処方せんの説明が不十分なことがある。聞いたところ黙って飲めと言われた。


直訴状1(8/8/96)
この企画おもしろいと思います。薬害エイズの問題にしても、一般の国民は重要な情報の外に置かれて、医療を受けているのが、実態です。一方、不治の病などでは、QualityofLifeや死に方の選択の様な言葉に代表される、患者主体の医療体制についても、議論が高まって来ているのも事実です。一人一人ではなかなか立ち向かえないものにも、みんなの力が集まれば、きっと少しずつでも、変わっていく様に思います。インターネットはそのような庶民の力を結び付けてくれる良いメディアだと思っております。国会議員、医者、教師、とかく先生と呼ばれる人達に、一般国民は弱いものです。先生達を、庶民のレベルに引き降ろしてくれるであろう当企画を応援し