猫美ちゃんの館
第1話 風薫る丘香る街かほる KAZEKAORUOKAKAORUMACHIKAORU


'00/05 コミティア52発行
'00/08 完成版 コミティア53発行

コピー誌 B5/本文8p/¥100

■ 完成版一刷 00/08 ■

表紙

2話を描きたいな〜とゆ〜希望のもと、コミケがあって、ワンフェスいって、次の週ってことで、ま〜、順当にペン入れバージョンがでることに。
四つ切色画用紙がB4よりふた周りぐらい大きくて、まず、B4に切ってからプリンタに突っ込まなければならないとゆ〜事態に。コピー誌に色画用紙は向かんのね。(;_;゚~



なんか、久しぶりのペン入れで、何箇所もすねって(まだ乾いてないインクをこすること)、かなり愕然としました。いかんな〜。



う〜んと、ペン先とインクを今回色々試しました。
PILOT証券用、製図用、アイシーのコミックスーパーブラック、アートカラーのコミックインクと、ゼブラとタチカワのGペン。



4pの2コマ目の猫美とか、線が死んでます。アイシーとタチカワの相性がサイアクだった。やわらかいペン先と伸びのよすぎるインクの組み合わせはど〜にもイカン。太い線を描きたいなら別だけど。



逆に、Gで、証券用ってのは、インクの伸びがよくなくて、これまた全然ペンが進まなくて、今サンぐらいでした。



結局、ゼブラGに、PILOT製図用とフツーの組み合わせになって、これがまた描いてて落ち着くと判明。なにやってんだか。これで、インクの口がもっと広ければ言うことないんだけど。




■ 未完成一刷 00/05 ■

表紙

本文自体は、もとから、ビジP(サークルOB誌)と共用予定。
だったんだけど、ティアには、ペン入れ間に合わず……。テンション上がらずにぎりぎりまでエンジン掛からなかった感じ……。で、結局、下書きのまま。完成してないくせに本にするのもアレなんで、作ったのは5部+1(見本誌)だけでした。
なんか、開始40分ぐらいでなくなっちゃいましたね……。10ぐらいなら作ってよかったかも。



この猫美ちゃんの館のシリーズは、最初に描いたのが95年の第3話が最初です。いや、だからと言って他の構成が考えられてるわけじゃないんですが。で、今回ので4本目…だと思う(^^;゚~。しかも、話数自体はテキトーに付けてるので、1話と3話の間の時間がかなり開いちゃうな……。どしよ……。
あと、サブタイ自体は、意味が有るような無いようなのを付けることにしてます。



このシリーズは、基本的には、ざくっと描く、ってのも目的の一つなんですが、直下(ちょくした:コンテを切らずに原稿用紙直接下書き)は流石にまずいんで、コンテは切る様にしてます。で、トーンも使わず、定規も使わず、完全アナログ、できれば、すべての作業を一晩、ってのを目標にしてます。が、ちょっと無理っぽいです。でも、最初に描いた第3話は一晩で、直下→7枚ペン入れまでいきましたから、下書きが一発ラインで決まるようになれば作画だけなら不可能じゃないですね。



今回は、ティア初参加なので、それに合わせて第1話を描こう、と思いたったんですが、8pで、見所を考えてるウチに今回の構成になってしまって、全然第1話の役割は果たしてない気もします。さっぱりキャラわかんないですよね…。



んで、これまた、ページの都合上、場面転換が早くて、かなり読むにはつらいとは思います。一応、ギリギリのフォローは入れてるつもりなんですが。
今回は、裁ち切りが多くて描く面積が広かった…(笑)。



さらに、話上の社会環境、つまり設定なんかが全然フォローされてない、ってのも特徴です。ビミョーに感じられる様には描いてるつもりなんですけどね……。この辺りはシリーズのテーマと重なるんで難しいんですけど……。例えば、猫美が何故こんなに深くお辞儀してるのか? とかとか。


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