JR東日本3月からホームライナーを500円へ値上げ(1999/02/13)
JR東日本が3月からホームライナーを500円へ値上げを発表しました。
ホームライナーとは通勤時間帯に昼間の特急車両を利用して、座席定員制という座席を指定しないで乗車車両を指定したキップを座席数だけ発売し、通勤客が座って通勤できるというものです。コーヒー1杯分で乗れるをコンセプトに300円で始まり、消費税改訂による値上げで310円になっただけで、今回の値上げは初めてです。現在乗車率は85%で平日は殆ど満席で乗車できない客もいました。
特に湘南ライナーは神奈川県県西地区から横浜駅を通過させて、東京へ通勤する客を目当てに企画されたもので、最初の頃は朝の湘南ライナーにはモーニングサービスの車内販売もありました。
しかし今回の改訂には何なの??と言いたくなってしまいます。JR側は特急や急行の指定席料金(通常期500円)と見比べて改訂したと言っていますが、乗車出来る駅でしか売っていないし、東京駅では前売りをしていない。また絶対座れるが座席を指定しているわけでもない。これは運賃を値上げすると批判を多く浴びるので、儲けられる所から儲けると言う隠れた値上げである。以前から急行列車を特急列車に格上げし実質値上げとしたのと同じではないかと思われる。
JR東日本はこの値上げで10億の増収を見込んでいるとか。
私も以前良く利用していましたが、310円ならば何気なく支払っていますが、500円だと考えてしまうでしょうね。でも利用客は変わらないだろうなぁ。やっぱり楽だし。それでもこの負担増には怒りを感じます。だからJR東日本は嫌い。 |