ジャイアンツは7月14日〜16日の3連戦にメークドラマを賭けていましたが、見事2連勝で撃破!!その後も「メークドラマアゲイン」
とマスコミでは言われていますが、実質この3連戦(16日は雨天中止でしたが)連夜のサヨナラ勝ちで2強対決へと至ったのでした。
特に7月15日の試合は歴史的にも凄い試合でした。この日のベイスターズ先発は斎藤隆、ジャイアンツは桑田でした。
斎藤隆は立ち上がりからめちゃくちゃ悪く、初回いきなり清原に3ランを食らいました。更には3回にも、なんとまぁ桑田にタイムリーを
打たれてノックアウトでした。
でも諦める訳にはいきません。今まで点差があろうが逆転してきたベイスターズ打線、回が浅い事もあり、またジャイアンツ投手
陣を考えると、まだ負ける気はしていませんでした。ここまでで既に7−0でしたが、桑田も悪く4回7安打集中で1点差と追い上
げムードとなってきました。しかし7回何の為に出てきたのか河原が松井にホームランを食らい、更には変わった島田が打たれて
9−6と点差が広がってしまいました。
それでも諦めないベイスターズ打線は、その裏入来から鈴木尚典のホームランに始まり佐伯・中根のタイムリー
で同点!!でも
逆転は出来ませんでした。そして阿波野が8回に高橋に3ランを食らい12−9。さすがにこの時点で私も、もう諦めムードでした。
8回裏尚典のヒットで槙原登場しローズタイムリーで2点差。 しかし佐伯をライトフライで3アウト「もうダメか」と思った瞬間、
審判よりボークの宣告!!ライトフライはノーカウントで再勝負となり、なななんと佐伯起死回生の同点2ランが
ライトスタンドへ飛び込んだのでした!! こんな事があるのであろうか(感涙)。更には9回波留のサヨナラタイムリーヒット
で歴史的死闘を制したのでした。しかもMKT揃い踏みホームラン&猛打賞でも勝ってしまった!!
この試合は本当に涙出そうでした。また観戦できた事を誇りに思います。
そしてこの試合から、死んでも生き返る「ゾンビ打線」と言う言葉が生まれ、
さらには権藤監督の名文句「物の怪にとりつかれたよう」が出たのでした。
最後に、この試合のスコアーテーブルを書きましたのでご参考にして下さい。 |