オリオン 以降に、筆者がハマったゲームや映画等を紹介していきます。
好きなゲームや映画は他にもたくさんありますが、3Dシューティングという観点で絞ります。
スターラスター |
ナムコ |
1985年 |
ファミコン |
★★★★★ |
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オリオンの次にハマッた3D宇宙シューティング。 迫力は劣るものの、
レーダーを使って索敵/迎撃をしなくてはいけないので、オリオンよりも3D空間を飛びまわっている気持ちが味わえました。
過去に2回暗黒惑星(最終ステージ)に行きましたが、クリアを果たしていません。
このゲームもオリジナルアイデアはアメリカ産で、
ATARI の STAR RAIDERS が元ネタのゲームです。
ちなみにスターラスターの敵機「ディスラプター」の名前は、
エドモント=ハミルトンの「スターキング」に登場する宇宙破壊兵器から取っています。
「スターキング」は昨年末に久しぶりに復刊されたので、スターラスター好きの方はぜひ読んでみてはいかがでしょう。
サンダーセプターU |
ナムコ |
1986年 |
アーケード |
★★★★★ |
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サンダーセプターを操縦して、行く手を妨げる敵を破壊しつつPOWERが切れる前にハイパーウェイのゴールを目指す、というゲームです。
Uでは面数が増えて、液晶ゴーグルによる立体映像のゲームになりました。
スピード感と立体感がすばらしく、毎日ゲーセンに遊びに行ったものです。 ゼビウスにも登場したバキュラの間を高速で
通り抜ける時には、眼にバキュラが突き刺さってきます(立体映像なのでこういう印象でした)。
このゲームがエミュレーターで遊べるようになればいいのですが。
スターフォックス |
任天堂 |
1993年 |
スーパーファミコン |
★★★☆☆ |
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このページの中のゲームでは最も有名ですので説明不要でしょう。
迫力やスピード感に不満は感じましたが、「仲間と編隊を組んで戦う」というアイデアを面白く思いました。
個人的には64版よりも、スーファミ版の方が味わいある作品になっていると思います。
バルクスラッシュ |
ハドソン |
1997年 |
セガサターン |
★★★★☆ |
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マクロスのバルキリーのような ロボットに変形する戦闘機を駆使して様々なミッションをクリアしていくゲームです。
各ステージとも 後半巨大ボスが登場します。
プレイ中、ナビゲーターが音声で「右行け」だの「左行け」だの「ヘタクソ」だのと指示してくれるのが特徴です。
操作性がよく、敵の配置も良く練られていて、スコアアタックがとても熱いゲームでした。
グラフィックが荒いことや、絵にクセがあることを差し引いても純粋に面白い3Dシューティングです。
スターファイター (The Last Starfighter) |
1984年 |
映画 |
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B級SF映画の傑作。
ゲーム好きの主人公が近所のゲームでハイスコアを出した夜、宇宙人が現れて宇宙戦闘機のパイロットにスカウトされます。
実はただのゲームではなく、パイロットの素質を持つ人を探すスカウトマシンだった…というあらすじ。
宇宙のドッグファイトシーンはすべてCGです。 この主人公が駆る宇宙船"ガンスター"が非常にカッコよいのです。
劇中に登場するゲームはぜひ遊んでみたいのですが、残念ながらカット用に作ったダミーCGでゲームは実在しないとのこと。
ファイヤーフォックス (Fire Fox) |
1982年 |
映画</td> |
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監督/主演 クリント・イーストウッド。
ソ連が開発した新型戦闘機、Mig-31"ファイヤーフォックス"を盗み、米国に持ち帰る、というあらすじ。
前半はスパイ映画、後半はSFXを駆使したドッグファイトという映画です。
この映画のドッグファイトシーンは、昔(かなり前です) 「映画史上最も体感速度が速い映像」という記事をどこかで読んだ記憶があります。
さすがに今見るとSFXは古臭いのものの、なかなかのスピード感を味わえます。
原作はクレイグ・トーマス。
ファイヤーフォックスがソ連圏を脱出したあとのエピソードを綴る続編 「ファイアフォックス・ダウン」もあります。
SPEED |
SIM
DRAKE CODEX PRODUCTION |
1993年 |
Amiga |
DEMO |
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AMIGAのデモ。 かの名著 『コモエスタ・アミーガ』 で紹介されていた作品。 一度見てみたいと思っていたのですが、
UAEというAMIGAエミュレーターで実現しました (最近はUAEでデモを見まくっております)。 さて、この "SPEED"
、やはり名作と言われることはあります。 3Dスクロール、ワイヤーフレームなど、当時のどのデモもやっている映像ながら、カッコ良さはピカイチです。
ギブソンの小説のような、ひと昔前の電脳空間。 サイケなゾウ、最高です。
『コモアミ』ではディスク4枚組とのことですが、ネットで落とせるものは3枚組。 残りの1枚、ご存知の方教えて下さい。
井上さんからいただいた情報により、4枚組版のデータを入手できました。3枚版では映像が崩れていた最後のパートが、4枚版では正しくみることができました。
井上さん、情報ありがとうございました!(GIFアニメも修正しました)
ZONE
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SYSTEM SACOM |
1985年 |
★★★☆☆ |
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1985年当時、すごく遊んでみたかったゲーム。 「回転イスに座って遊ぶと、転げ落ちてしまう迫力、さすが16ビット」
というようなレビューが書かれていました。 このような記事を読むと 「オリオンと どれくらい違うのか?」 と興味を持ったのですが、遊べる環境がありませんでした。
昨年オークションでディスクのみ購入し、試行錯誤の末ようやく起動に成功しまし た。
マニュアルはなかったので、 「復刻版ファミコン通信創刊号」 の記事を参考に 遊んでみました。
ゲームシステムは…
強制スクロールで高速に飛行しつつ、浮遊しているエネミーを破壊します。 エネミーはビームを一定時間注ぎ込むことで破壊できます。 照準はロックオン方式で、自機近くの敵を自動的にサーチしてくれます。
ノルマの数だけエネミーを破壊すると、ゲートが現れるので、そこを通過すると次のステージに進みます。 敵のデザインや背景はステージごとに切り替わります。
敵やミサイルにぶつかるとダメージとなり、ライフが0になるとゲーム オーバーです。
遊んでみた感想ですが、イスからは落ちなかったものの、なかなかの 迫力でした。 板を重ねて表示して立体物を表現しているのが、とても面白く思いまし
た。 ビームを注ぎ込む→破壊のグラフィックが気持ちよく、慣れるとついつい続けて遊ん でしまう中毒性があります。 このゲームで(私が)最も難しかったのは、ゲートをくぐる時です。通過に失敗する
と、もう一度同じ面をプレイすることになります。ゲート出現時には速度が上がり、またゲートの大きさも小さいのでしばしば進入に失敗してしまいました。
グラフィックも内容も非常にアブストラクトで、「シューティング」とは少し違う印 象のゲームでした。SEGAの 「スペースハリアー」 や novagen社の
「ENCOUNTER」 に影響を受 けているのではないかと思われます。 実はオリジナルの実行速度を見たことがないので、推測した速度でプレイしています
(普通に起動すると速すぎて遊べないのです)。 プレイの仕方やルール等に間違いがありましたら、ぜひ御指摘お願いします。 加減速や方向転換の仕方や意味が、今ひとつわからないのです…。
to be continued...
「この3Dシューティングはオススメ」「あの3Dシューティングは面白かったぞ」というのが ありましたら、
ぜひ こちら までご連絡下さい。
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