昭和の金利 | 単行本3巻 | 「ボーナス1024倍」より |
パパのボーナスが少なかったので、定期預金で100年間預けて増やしてしまおう、というお話。 ドラえもんの 「定期預金だと10年で倍くらいに増える」
というセリフは、超低金利時代の現在から見ると非常にうらやましい限りです。 ちなみに、パパのボーナスが50万円として、10年間の定期預金を現在 組むとすると、
どの銀行に預けても、金利は一緒で、ほんの少ししか増えないのですね (金利は2005年2月現在の数字です) 。 100年預けても、「ボーナス1.16倍」というのが今の数字なのです。 なんと夢のない話。 逆算すると、10年で 倍増えるためには 約7.1% の金利が必要でした。 現在の金利(0.15%)で倍にするためには、463年(!)預けないといけません。 やっぱり、「ドラえもん」は夢があるお話の方がいいですよね。 |