No.13 単行本12巻 「ゆうれい城へ引っこし」より



「住宅ローン」や「金利」なんて言葉、全く無縁だと思っていました。 いざその言葉に関心を持ったときに「ハタ」と思い出したこのシーン。

小さい頃…いえいえ、大人になってからもこのシーンは理解できませんでした。 「とうぶん借家ぐらし」と言って微笑むパパやママのしみじみとしたペーソスを 理解したのは、つい最近のことです。 パパとママの会話は、子供達にとっては「深刻そうだけど、難しい」話としか伝わらないのです。

「ドラえもん」の素晴らしいところは、このシーンのパパとママの会話のような「平凡な日常」を ちゃんと描いているところにあると思います。

ちなみに「通勤2時間」は、私はイヤです。


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