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子どもの本についての本  




ここでは子供に読み聞かせする本を選ぶ上で参考になる図書や
子どもの本に関することを書いたものを紹介します。
そしてス トーリーテリングに関する本も集めてみました。


contents
「読み聞かせ」
この素晴らしい世界
「赤ちゃんからの読み聞かせ」 「子どもたちを お話の世界へ」
ストーリーテリングのすすめ
「えほん育児学のすすめ」
知力と心をぐんぐんのばすえほんの活かし方
「ごたごた絵本箱」 「はじめての子育てに この本を」
様ざまな戸惑いに確かなヒントを与える110冊の絵本
「絵本のせかい こどものせかい」 「子育て絵本相談室」
こまったときの絵本だのみ
「絵本いろいろお話いろいろ」
---母と子の読書術---
「絵本を抱えて部屋のすみへ」 「絵本のちから」 「こどもの本の使い方」
いっしょに読むからおもしろい
「読み聞かせわくわくハンドブック」
家庭から学校まで
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「読み聞かせわくわくハンドブック」
 
-----家庭から学校まで--------
代田知子 著 (一声社)

図書館司書である著者による、家庭や公共施設での読み聞かせを上手に行うための
ガイド本。 「読み聞かせ」の経験のない初心者から、中級者に向けて編集された内容。

図書館で長年「読み聞かせの会」を主催してきた著者ならでの、読み聞かせに関する実践的なアドバイスがわかりやすい。 イラストも多用されていて、親しみやすい内容である。
ぺープサートや紙芝居、エプロンシアターなどの参考図書や、読み聞かせにふさわしい絵本も紹介してあり、参考書としても役に立ちそう。   →もっとよむ
0歳から小学校高学年までの 読み聞かせに関するガイド本
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「こどもの本の使い方」
 
-----いっしょに読むからおもしろい-----
吹田恭子・編著  (ひとなる書房) 2001年 

児童書専門店のオーナーである著者による、絵本と子どもの本についてのエッセイ。
絵本を取り上げているのだけれど、どちらかというと育児に対する筆者の考えをまとめた、「絵本を仲立ちにした育児書」的な色合いの濃い内容である。
「子育ても、本選びも、専門家の言葉に左右されず、のびのびと大らかに」といった、
型にはまらない柔軟な筆者の姿勢で一貫している。 

「子供を本から遠ざける"良書"コール」や、「読み聞かせの時、子供がウロウロしていても、子供はけっこうお話を聞いているもの」など、親として聞いてためになる助言が
たくさんあり、子どもに絵本を読み聞かせる時の参考になる。 

でも本書で筆者は、上の者から下の者へ授けるニュアンスを持つ、「読み聞かせ」という言葉を使うのを嫌い、「共に楽しんで読む」という立場で絵本を薦めているので、「子どもと絵本を読む時の参考になる」 と言い直したほうがいいかもしれない。
また、1999年に刊行された『ちびくろさんぼのおはなし』が、復刊に至るまでたどってきた道筋などが詳しく紹介してある点も見逃せない。
0歳から大人向け絵本。 絵本や本にまつわるエッセイ。
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「絵本のちから」
川西 芙沙 (大和出版) 2000年

今までいろいろな絵本評をまとめた本を読んできた。 ごくごく入門者向けの絵本紹介から、子育てや読み聞かせの実体験に基づく案内本。 絵本エッセイもそれぞれ個性があって、松井るり子さんは、子育ての経験というバックグラウンドを十分に生かした感性豊かな文章だし、江國 香織さんのは幼い頃の絵本体験がたくさん折りこまれた、凝ったレトリックをふんだんに使った作家らしい仕上がり。同じ絵本でも、著者の個性でずいぶん印象も異なるのだな、と思う。 

この本も絵本の紹介本なのだけれど、絵本の奥深さを感じさせてくれるという意味では今まで読んだ中で一番かもしれない。 美術、歴史、色彩学等、幅広い知識があるほど、深く濃く絵本を鑑賞できるのだと実感させてくれる。 
個人の感性だけで鑑賞するのではなく、完成された芸術作品として絵本をみる著者の姿勢が感じられる。
章の構成は、「宇宙」「自然」「愛」「美しさ」「空想」の全5テーマ。
幼児向け〜絵本。 大人向けの絵本紹介本。
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「絵本を抱えて部屋のすみへ」
江國 香織 (白泉社) 1997年

センダックやフランシスシリーズ、おさるのじょーじ、といったよく知られた絵本から、邦訳の出ていないアメリカの絵本、日本のものでは「八郎」「花さき山」で有名な斉藤隆介など作者の思い入れの深い絵本によせて書かれたエッセー集。
選ばれた絵本は外国の古典的なものが中心で、ほとんどどこかで見たり聞いたりしたことのある有名なのが多い。作家らしく言葉の選び方にこだわりが感じられ、著者独自の絵本観、世界観が新鮮だ。
幼児向け〜絵本。絵本に関するエッセイとして楽しむ。
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「絵本いろいろお話いろいろ」
---母と子の読書術---
松井るりこ 著 (学陽書房) 1994年

全部で7章、かいじゅうやお姫様などおとぎばなしの世界の題材を、筆者なりの観点で解釈している。 かならずしもテーマに分類されてはおらず、話の流れるままに関係のある図書が紹介されている。 
「妖精辞典」なんて本当にあるんだ?なんて思っていたら、この前図書館の「○○白書」などが並んでいるコーナーにしっかりと置いてあったのにはびっくり。 幼い子どもを育てている時期を「初恋のように貴重な時間」といったり、絵本を超えて、子育てのヒントをもらえる書。
3歳くらい〜中学生向け絵本、児童文学など。絵本に関するエッセイとして楽しむ。
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「子育て絵本相談室」

こまったときの絵本だのみ

横山眞佐子 ・ 村中 李衣 著 (ホプラ社) 1999年

子どもの本の専門店のオーナーである横山氏と、大学教授であり童話作家でもある村中氏との絵本にまつわる対談集。
赤ちゃんにもOKの「もこもこもこ」から、ケストナー「飛ぶ教室」といったジュニア世代まで幅広い年齢層の絵本を取り上げ、それらについて著者2人が意見をかわす、という形ですすめられていく本。 古今の名作からわりと最近のものまでいろいろ取り上げており、単なる子供向け読み物としての絵本ではなく、一つの立派な文学作品として深く捕らえているところがすばらしく、勉強にもなる。 やりとりを読むだけでもとっても楽しい。 
幼児〜大人向け絵本、 絵本を通じて子どもの世界を知る
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「絵本のせかい こどものせかい」

松岡享子 著 (日本エディタースクール出版部) 1987年

3歳くらいからの子供によさそうな絵本の傑作を紹介している。
紹介されて いる多くはいわゆる絵本の古典とでも言うべき、昔から読みつがれてきた
誰もが一度は目にしたことがあるようなもの。
著者いわく、古くからくり返 し飽きずに読みつがれている本は 時代を超えて子供を惹きつける 魅力に富んだものである。    その絵本が本当に子供に価値のあるものであるか 判断するひとつの目安は、版が多く出ているものを選ぶこと、と言っている。

絵本に対する深い洞察力はみごとで、「どろんこハリー」や「ティッチ」など の良さを分析しているところが単なる「こんな子にはこのような絵本を」
と紹介している本と一線を引くものがある。 グループの読み聞かせに向く本 などの分類もあり、中身の濃い一冊として一読をすすめる。
3歳〜小学校中学年向け、 読み聞かせの参考に
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「はじめての子育てに この本を」
様ざまな戸惑いに確かなヒントを与える110冊の絵本
下村昇 + 岡田眞理子 著 (自由国民社) 1997年

たとえば、「いろいろと好き嫌いのある子に」→「にんじん」、「おむつが取 れそうな時期に」→「はけたよはけたよ」、「乗り物に興味を持ち始めたとき」→「のりものあれれ絵本」、「長子のつら さを理解させたい」→「ぼくはおにいちゃん」、
「もうすぐ幼稚園に行く子に」→「わたしようちえんにいくの」 というよう にまず目的が書かれていて、それに見合った絵本、というような紹介がされてい る。
ひとつの絵本に対して1ページ絵本の表紙と紹介文が書かれている。
必ず しも的を得たものばかりではないが(個々のケースはさまざま なので)、
何を選んだらいいのかわからない時、贈り物として買いたい時の参 考になるので便利。 巻末の索引は見やすい。
0歳〜小学校低学年向け、 課題解決用として
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「ごたごた絵本箱」
松井るりこ 著 (学陽書房) 1990年

本の紹介が 次々とひとつのテーマに沿って連鎖的につながっていて、
読者対 象年齢は統一されていない(書いていない)。
筆者の書評がエピソードと共に 丁寧にたっぷり盛り込まれていて、
独断でか なり厳しい評価をくだしている本もある。
自分の知っている絵本を このような考えで受け止めていたのか、と
別の意見 を知ることも出来、独自の解釈もなかなか面白い。
どちらかというと 絵本や児童文学を材料に使ったエッセイ集のようで、大人 が読んでみたいと思わせるような紹介の仕方をしている。
幼児〜大人向け、 エッセイとして楽しむ
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「えほん育児学のすすめ」
知力と心をぐんぐんのばすえほんの活かし方
浜島代志子 著 (偕成社) 1984年

特にまとまった人数向けの 読み聞かせの方法が 図解入りで丁寧に紹介されて
いるので、ボランティアで読み聞かせやストーリーテリングをする方、
幼児教育に携わる方むけの 実戦の手引きとして役立つ。
著者は3人の子どもを育てた経験と、お話の専門家として「おはなしキャラバ ン」で全国をストーリーテリングしてまわった経験から 子どもを本好きにする 0歳〜8歳くらいまでに保育者がやるべき環境づくり や、ストーリーテリングをするための下準備、
子どもの喜ぶ絵本リストなどを紹介している。
0歳〜8歳くらい向け、 読み聞かせ・ストーリーテリングの参考書として
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「子どもたちを お話の世界へ」ストーリーテリングのすすめ
E・コルウェル 著、 松岡享子 ほか訳 (こぐま社) 1996年

集団を相手にする場合、個人を相手にする場合、また学校へ行く前の子どもた ちに語るには、5歳から12歳までの子どもたちに語るには
など ストーリーテリングをする上で大切なことを丁寧に助言した書。
お話の 時間のプログラムの立て方、正しい発声の方法など 正統派の技法を多く紹介している。 また、イギリスをはじめ 世界の児童文学 の良書をたくさん選出し、日本語訳がでているものは 邦題 及び出版社も載せている。
個人的に大好きなアイリーン・コルウェルさん。 児童図書館員として、多く のあらゆる階層の子どもたちに本を読み聞かせてきた実績を持つ。
彼女のことをもっとよく知るのには「子どもと本の世界に生きて_児童図書館 員のあゆんだ道_」(こぐま社)がおすすめ。
3歳〜小学校低学年くらい向け、 ストーリーテリングの参考書として
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「赤ちゃんからの読み聞かせ」
浅川かよ子 著 (高文研)1989年

元保育園の園長が 自分の孫二人を育てる上で どのような絵本を選んだか、
ま た読み聞かせを通して孫たちがどう成長していったかを孫が0歳のときから
小 学校4年生くらいまでにわたって 紹介したもの。
幼児教育者であったにもかか わらず 子どもの成長や絵本との出会いを 素直に新鮮な
驚きをもって 記録し、よくあるタイプの「読み聞かせるポイントは こうこう こうすることです、良い絵本とはこういうのをいいます」 といった上からものを言う 押し付けがましさを感じさせないところが とても いい。
著者いわく、絵本は大人だけで見てもそのよさがなかなか 理解できない、
むしろ子どもと一緒に見て 子どもの反応を見てはじめてその 絵本の価値がわかる、
という。  そして実際紹介されているのも良書ばかりだ。
絵本の対象年齢にとらわれない選別と 子どもがその絵本をどうよろこんだか 、
といった生の様子がよくわかり、ぜひ手にとってもらいたいと思う一冊。
0歳〜小学校中学年向け、 子供の成長の記録
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「読み聞かせ」この素晴らしい世界
ジム・トレリース 著、 亀井よし子 訳 (高文研)

新聞記者であり 2人の子供の父親である著者が自ら読み聞かせをしてきた体 験を
通して すべての親と教師に 早くから子供と本を出会わせることの大切さをといている。
子どもに読書の習慣をつけるには 本を読みたいという 欲求を大人が植え付けなければならないという。
そのためには マクドナルドが企業として成功を収めたやり方を見習って、
来 る日も来る日も宣伝しつづける(読み聞かせ続ける)必要がある、
などとジャーナリストらしい 説得力ある主張が印象的。
他にも 読書嫌いに 育ってしまった子どもを どう指導するか、読み聞かせをする上で
やってほしいこと、やってはならぬことなど 、親や指導的立場にある人のた めの
アドバイスも丁寧(独断的見解と多少の偏見はある)。
テレビの子どもに及ぼす影響についても 独立した章を設けている。
0歳〜中学生向け、 親のための子育てのヒント、 教職員向けの手引きとして
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