[HOME]  [絵本・子どもの本]  [メルマガ]  [育児とおもちゃ]  [さくらんぼのパイ]  [リンク]   [サイトマップ]


えほんの虫のあいうえお



絵本にかこまれてお昼寝するりな
絵本に囲まれてお昼寝中のりな。(1歳3ヶ月のとき)
このころにはすっかり絵本は生活の一部になり、
毎日ほとんど「えほんの虫」状態でした。



 このコーナーは 絵本でのやり取りを通して 莉奈がどういうふうに言葉を獲得 していくのか親としてとても興味があったので 記録しておこうと思い作りました。
 なぜこのようなページを作ろうと思ったのかというと、同じ絵本を読んでみせ ても、 月齢によって反応に違いが出てくるのが面白かったのと、果たして絵本は子ど もの言葉作りに どう影響するのか観察してみたいと思ったからです。
 だからここは まだ結果の見えない、子どもの成長と共に完成されて
いくコー ナーなのです。

1. 生後5ヶ月〜9ヶ月 絵本と出会う
2. 生後10ヶ月〜12ヶ月 絵本が好きになる。 はじめての言葉はワンワン。
3. 生後1歳0ヶ月〜2ヶ月 絵本を真似し始める。 絵本の虫のはじまり。
4. 生後1歳3ヶ月〜4ヶ月 ごっこ遊びを楽しむ。 恐いものに目覚める。
5. 生後1歳5ヶ月〜6ヶ月 絵本のセリフを言うように。 テレビに夢中。
6. 生後1歳7ヶ月〜8ヶ月 語彙が豊富になる。 言葉の爆発期。
7. 生後1歳9ヶ月 ママとの言葉のやりとりがさかんに。 形容詞が現れる。
8. 生後1歳10ヶ月 動詞、2語文がでてくる。
9. 生後1歳11ヶ月 自分のことは「あーちゃん」!? 何でも自分でやりたがる
  2歳〜の記録へ
 

  生後5ヶ月〜9ヶ月

絵本は子守り歌?

最初のうち ぼけーっと本を眺めているだけだった莉奈も、 7ヶ月目頃になると
好みの絵本、好みの場所というものがでてくるようにな りました。
 特に、『わたしのワンピース』は最初から大のお気に入りで、何度も何度も繰 り返し
読まされました。 なかなか泣き止まない時、”まっしろなきれ ふわふわって 空からおちてきた ” と絵本のフレーズを 耳元でそっとささやくと、ピタッと泣くのをやめてしまうのです。

絵本の言葉のもつ力ってすごい!

まだ赤ちゃんでも 耳に心地よいリズムってあるみたいです。
とくに『わたしのワンピース』は莉奈にとって 母親の体内で聞くリズミカル な音楽のような
もの なのかもしれません。 夜なかなか寝なくても、この不思議な呪文
”まっしろ なきれ ふわふわって...”を 始めると、スッと静かになったのには
不思議でなりません。 それは1歳を過 ぎても同じです。
 でも1歳も半ばになると莉奈も知恵がついてきて、この呪文が聞こえると「あ っ、寝かされるな!」と気づくようで 以前なら目を閉じて そのままスーっと眠りに入ったのが、
目をぱっちりあけ たまま お話を楽しむ態勢になってしまったのですけど。

でもまだ絵を読む感覚はなさそうです

もっぱらひざの上に抱っこして 体を密着させた姿勢で 絵本をながめるのが 好きみたいで、 絵本を開くと なんだかリズミカルな言葉が聞こえてくるぞ〜、といった感じ でしょうか。 絵の人物が何をしている、ということまで 様子からしてまだ分かっていなさ そうです。
形のはっきりした絵とか 色の印象的な絵は じーっと見入っています。
『ころころころ』とか『がちゃがちゃ どんどん』なんかは そういった点で 赤ちゃん向けとして最高じゃないでしょうか。

絵本はつぎはぎだらけに!

赤ちゃんってなんでも 五感を通してものを知っていくようなので、
絵本も興味の対象となった暁には なめられ、やぶられ、食いちぎられ、の洗 礼を受けることになります。
 でもこうやって全身を使って 絵本というものを知ろうとしているんですね。
「あ〜〜!」っと 何度も叫んでしまいましたが、テープでちゃんと補修して 大事に大事に
使っています。

top

  生後10ヶ月〜12ヶ月

ぶっくくらぶに入会する

すっかり絵本好きになった莉奈に 本屋さんで選んだものを買い与えているだ けじゃ
なにか物足りない。  そこで莉奈が10ヶ月の時「童話館のぶっくくらぶ」というところから 月齢 に合った絵本を毎月自動的に贈ってもらうことにしました。
 送られてくる予定の絵本は 前もってリストで届き、自分の家にすでにあるの は別の
絵本に置き換えることが出来ます。  長年子どものための本を扱ってきたところだけ
あって、良書をバランスよく選 んであります。

 早速送られてきたのが、『がちゃがちゃ どんどん』と『こぐまちゃんおはよ う』。
この頃になると もう最初の頃のように 絵本をめったにびりびり破いたりしなくなりました。これくらいから集め出し た絵本は 割合きれいな状態を保っています。

絵本の言葉を真似しはじめる

11ヶ月を過ぎると 絵本の中で自分の気に入った個所、言いやすい言葉を真 似しはじめるようになりました。
それも 親がいつも読む時にしている動作も一緒につけて 一生懸命です。
『がちゃがちゃ どんどん』では ”ざあー” というところで手を上下に動か し、
”ぶわぁ”のところで「ばっ」 と言ったりしていました。
『くだも』」では ”かき”を「きっ」、”もも” を「ぱぱ」 と真似ていました。

絵に興味を持ちはじめる

1歳も近づいてくると 絵本の中にでてくる動物の中に 普段よく見かける犬と ネコを
見つけるとよろこぶように なってきました。 『いないいないばあ』ではとくにネコが出てくるページに 反応を示します。
 どうも人物よりも動物により強く感情移入するようですが、『ねないこだれだ』 の中に
出てくる女の子だけは例外で 莉奈に雰囲気が似ているもんだから まるで自分が登場したかのように そのペ ージがでてくると「あ、あ、あ」と 指差して反応するのです。
 ようやく絵本に描かれた絵が なにで、何をしてい るのか、といったことが 区別できる
ようになってきたみたいです。

ものと言葉が結びつくようになってくる

10ヶ月も過ぎると 生活の中で何度も繰り返し出てくる言葉が だいぶ身につ いて
きました。  まだまだしゃべるまではいかないけど 言葉と対象が頭の中で結びついて、
記 憶できるようになってきたのでしょう。
 たとえば 靴下をいつも履かせる時「はい、靴下はきましょうね」 と話しかけ ていたせか、 『かくしたのだあれ』のなかにでてくる ”くつしたかくしたの だあれ” と いうところで  いつのまにか 手でつま先をにぎるようになっていました。
他にもその頃冬だったため よく 手袋をはめていたせいか ”てぶくろかくしたの だあれ” のところで 両手をにぎにぎしたりしていま した。
言葉に敏感になり 言葉をため込んでいる時期、絵本は確かに言葉を自分のものにするための味方となってくれるようです

最初の言葉は「ワンワン」

1歳になるほんの少し前、犬を見て「ワンワン」と初めて言葉を話しました。
それ以来、どんな動物を見ても みんな「ワンワン」でしたけど。

top

  生後1歳0ヶ月〜1歳2ヶ月

この頃の言葉(1)

最初すべての動物が「ワンワン」だったのが どういうわけかすぐに
「きゃー きゃ」(ねこのこと)に。
まだ鼻に抜ける音「にゃーにゃ」は発音できないらしく、こういう言い方にな るようです。

 「おひさま あはは」という絵本のなかに見開きのページに いろいろな生き物 が出ている
場面があるのですが、 めざとく犬とネコを見つけ 指差して「きゃーきゃ」というのです。
漫画チッ クな絵でもちゃんと何が描いてあるのか わかっているようです。

この頃の言葉(2)

『せいかつえほん』という絵本が 1歳1ヶ月の時ぶっくくらぶから届きまし た。
この絵本は子どもが日常生活でよく目にするものが カタログみたいに並んでいるの
ですが、いろいろな名詞を覚えるのにすごく大 きな役割を果たしました。

 正確な発音はまだまだ出来ないのですが、たとえば「スリッパ」→「パッパ」 、
「シャワー」→「ワワー」、「かさ」→「タタ」、 「ぼうし」→「ボボボ」or「ボウボ」、など一応
それらしいことを言ってい ました。
 面白いことに、発音はできなくてもちゃんと日本語の拍はつかんでいるのです 。
これらは家の内外で実物を見るたびに指差して 名前をいっています。

絵本の中の登場人物を真似るようになる

1歳2ヶ月にもなると、絵本の中に出てくる人や動物がやっている動作を 自 分も真似
してやってみるようになってきます。
 『だっこして』の最後に お母さんに抱っこされて ”ねんねんよー”とやって いる女の子の絵があるのですが、 この場面に来ると、莉奈も同じように抱き上げろと要求します。
 同じ本で こ ぐまちゃんがお父さん熊に ”たいかいたかい” してもらう場面でも 同じことを求めるのです。  同様に、『おひさまあはは』 の最後のお母さんに抱き上げられるシーン、 『いないいない ばあ』の中の動物の いないいないばあ に合わせて自分も、 というふうに。

絵本の虫

1歳を過ぎると、親は毎日毎日、朝から夜寝るまで 「絵本をよんでよんで」 と莉奈の絵本読んで攻撃に さらされるように なってしまいました。
1冊読み終わる毎に ひざの上から立ち上がって、本棚 のところに行き新たな本を
持ってきます。  最初はこれもうれしいのですが、食事やおふろ以外のすべての時間を 莉奈の 絵本読みに使うわけにもいかず 毎日必ず「もうやめてくれ〜!」と叫ぶことになってしまったのです。  とに かくこうなってしまうと、かなりの忍耐力が必要です。

top

  生後1歳3ヶ月〜4ヶ月

生活習慣が身につく

日常生活の流れがわかるようになり、たとえば「はみがきくちゅくちゅしよう ね」と言うと 洗面所に向かい、 「布団しくよ」というと 押し入れの前で待っています。
まだまだ言葉にはな らないけど こちらの言うことは かなり理解できるようになって
きました。  一生懸命 生 活に関わりのある言葉を中心にためこんでいるんでしょうね。
 
 こんなとき 絵本の中の言葉がとても助けになっています。  たとえば、服を着 せている最中『おててがでたよ』の 赤ちゃんを真似して  ”ぱっ おててがでたよ。もう一つのおててはどこかな? ”  と言いながら袖を通したり、 食事を与える時は『くだもの』を真似して
”さあ どうぞ” といって渡したり 、 『こぐまちゃん おはよう』からは
”はみがき くちゅくちゅ” ”おかおをぷるぷる いい気もち” を使って実際 の洗面を
やってみたり、という具合に。

恐いものに対する感受性が芽生える

以前はまったく平気だった暗闇を怖がるようになってきました。
暗い部屋を ちょっとのぞいては 後ずさりをし、 暗い部屋に親と一緒に入ると ぴったり
体をくっつけて 何度も後ろを振り向い たりするのです。
 この頃から『ねないこだれだ』の絵本をけっこう頻繁に本棚から持ち出し、読 んでくれ、とせがみます。  そして読んでいる間 目を見開き、”こんな時間に おきているのはだれだ” と言うところで 私にぎゅっと しがみつくのです。  誰が教えたわけでもないのに、
いつのまにか暗闇や おば けの存在を恐がるようになっていたのです。

 これを悪用して なかなか寝ようとしない夜に 「ほら、おばけがでるよ」と一 言いうと
効果てき面、サッと布団に うつ伏せになります。  あるいは ”とけいがなります ボーン
ボーン...”  というふうに 絵本のフレーズを言うだけで 寝る態勢に持ち込むことができるわけです。  でも、やっぱりあまりよくない んでしょうね。  こういう おどしのテクニック
として 絵本を利用するのって。  どう思います?

ごっこ遊びを楽しむようになる

絵本の中の人物がやっていることを 実際に自分も代用品などを使ってまねご とをして遊ぶようになってきました。
 たとえば、『うんちが ぽとん』という絵本では おばあさんが ”まあくん” という男の子に
プレゼントを 渡すシーンがあるのですが、”あるひ、おばあさんが まあくんに 大きな
プレ ゼントをくれました”  とそのページを 読むと、莉奈は立ち上がって なにか箱のようなものをどこからか見つけ出し 、私に 「はい」と実際に絵の様に プレゼントを渡すのです。  教えたわけでもないので、これはおそらくこの絵 が 幼い子にもわかりやすいという
ことでしょう。

 『みんなうんち』の絵本の中では、うさぎがいて あちこちに散らばったうん ちの絵と共に
”あちらこちらでうんち”  と書いてあるぺーじがあります。  そこにくると なぜかひざの
上から離れ、四 つ這いになってその辺をうろうろ 歩き回ります。 ”あちらこちら” のイメージが伝わっているのでしょうか。
 他にも『くだもの』を読むと、口を開けて果物を口まで運んで欲しいと 態度 で示すようになりました。  だからこの頃からいつも ぶどうや いちごの粒を 絵の中から取る真似をして 莉奈のお口にせっせと運んでやらねばならなくなったのです。

top

  生後1歳5ヶ月〜6ヶ月

この頃の言葉

1歳5ヶ月の莉奈は まだまだ名詞をあやしげな発音で(ジョッ、ギョ、オウ 、トゥ などが
よく聞く音)単発的に並べるだけです。
自分で覚えたらしい名前は 絵本を開けるだけで 指差し、「ちょうちょ」 など と言ってい
ます。  それがとてもうれしいらしく、知っている名前がどんどん増えてきました。
で もまだ聞いて解るもののほうが圧倒的です。

 同じ年頃の仲間たちのなかには もうぽつぽつと言葉らしい言葉をしゃべれる子が出てきています。  そしてまだ話せないけど こちらの言っている言葉の意味は かなりのところ
理 解しているようです。  でも 「あそこに 置いてきて」 「取ってきて」 などの命令文は
反抗期がき たら 聞いてもらえなくなるんだろうな。きっと。

テレビに夢中になる

この頃からすっかり「おかあさんといっしょ」「いないいないばあ」「ひとり でできるもん」
など 一連のテレビのお子様番組にはまってしまった莉奈は、朝食が済むとさっそく テレビのスイッチを入れに行きます。
 あまり早くからテレビ漬けにするのは 本意ではないのだけど やはりそこは核 家族の
限界、家事に忙しい時の お子様番組は 親にとっては ありがたい味方なのです。
朝の忙しい時間帯、夕方の忙しい時 間帯、絶妙のタイミングで放映されるこれらの
番組は主婦の強力な助っ人であると共に 子どもにとっても充分魅力的なものであり親の私はすっかりテレビという魔法の箱に 頼り切るようになっていったのです。
でも、そこはやはり落とし穴。  楽をす る分 あとからそのつけはやってくるわけです。

 あれほど絵本が好きで ほとんど中毒のように読み聞かせを求めていた莉奈が テレビに心を奪われるようになると 以前ほど 「読んで読んで」とせがまなくなってしまったのです。 むしろテレ ビのチャンネルを切り替えるためにテレビの前に 釘付けになっていることが多くなりました。

恐いものはこわい

この頃になると 一時期ほど『ねないこだれだ』を持ってこなくなりましたが 、やはり恐い
ものに対する興味は健在で 恐いもの見たさみたいな気もちは しっかり莉奈の中に根を生やしたようです 。
 以前頻繁にやっていたように、なかなか寝ようとしない夜  ”こんなじかんに おきているのはだれだ”  という風に 絵本を使って脅かすことは やはり避けることにしました。
あまり脅かしすぎ るとよくない、と夫と話し合った結果です。

『ねないこだれだ』を読んでも、恐さを知らなかった頃のように無邪気な反応 を見せることは 今では全くしなくなり、 いつでも親にしがみつくことが出来るよう 体を密着させて
首だけ絵本に向け ているという姿勢を保ち、 表情は一貫して真剣そのものです。

絵本の中のせりふを覚える

絵本を自分で選んでもってくるようになると、もう背表紙だけ見て 何の絵本 かわかる
ようになってきました。  きっと 絵本の色と タイトルの文字の形を覚えたのでしょう。
 それから時々 日常生活の中で 何度も読んだ本のごく簡単なせりふが ふと現れるようになりました。

 たとえば 着替えをしながら、”ぱっ、ぱっ” と言います。 これは『おてて がでたよ』のなかに出てくるせりふです。  他には『のせて のせて』のなかでねずみが手を挙げているシーンで  ”まぁー ”  というところがあるのですが、 このところがお気に入りらしく、よく  ”まぁー”  と小首をかしげながら言っ ています。
 また、絵本を読む時一緒になって 音のリズムやせりふを言葉にならない言葉 で しゃべることが多くなってきました。
『がたんごとん』では、”がたんごとん がたんごとん” という繰り返しで 声の調子を合わせたり、 ”のせてくださーい” では 「あーい」 と言って最後の延ばすところを一緒 にいったり
『ころころころ』では 「こう こう こう」 などと一緒に言おうとするのです。

テレビと折り合いをつける

一時はテレビばっかり観て 絵本離れしたかのように思われた莉奈も 1ヶ月く らいすると絵本に戻ってくるようになりました。
でも以前のように 朝から晩まで いつもいつもではなく、日に数回まとめて読 み聞かせを要求するわけです。
 テレビの害については いろいろ言われているのを知ってはいるのですが、や はり
忙しい時 ぐずっている時 親に体力がない時 などはどうしてもかかせないものになって
います。  親がイライラしながら子 どもと始終一緒にいるよりは 一時でもテレビに
子どものおもりをまかせて その後ゆっくりと向き合ったほうがお互いのため に いいと思うのです。
 ようは メリハリです。 だらだらとみせるのは極力避け テレビは朝と夕方の それぞれ
だいたい1時間ずつ と決める。  テレビの見過ぎが習慣化しないように 時にはコンセントを抜いたりもしまし た。
なかなか忍耐のいることですが おかげで莉奈は絵本の世界に戻ることができ ました。

1歳6ヶ月健診

健診の日に申告した「言える言葉」は次の通りです。 「ブーブー、ワンワン 、ニャー
ニャー、いないいないばあ、 シャワー、まんま、ジュース、ちょうちょ、パン、クック」。 
これらは一応 思いつくものだけですが 実際は パンが 「パッ」であったりしてそんなに
はっきりした発音ではありません。
top

  生後1歳7ヶ月〜8ヶ月

1歳7ヶ月〜8ヶ月前半くらいまでのことば

少しずつボキャブラリーがふえてきてはいるのだけれど、まだ何か要求すると きなど、
「フー、フー」 といいながら指を指したり、人の手を冷蔵庫の前まで引っ張っ ていって
指さすなど 言葉以外の行動で示すことがほとんどです。 
でも気をつけていると、「いた い、いたい」 「バイバイ」 「いいこ、いいこ」 のように同じ
言葉を繰り返すパターンが増えてきたように 思えます。
他には 「バス、あちー(熱い)、ジュース」 などがよく口から出てきます。

 それと歌を歌ってあげると、以前は一緒に首を左右にかたむけながらリズムを 楽しむ、といった感じだったのですが この頃になると自分も歌える箇所を一緒になって歌ったりするようになってき ました。
たとえば 「犬のおまわりさん」の ”にゃんにゃんにゃにゃん” ”わんわ んわわん”の
部分などです。

今は第1次反抗期?

この時期からよく親の言うことに対して 「いやよー、」 「いやだー」とほ とんど必ず拒否の態度を あらわすようになってきました。 そして、時々 「もうー、やだー!」と顔 を
しかめながら言ったりするのを 見ていると母親である私が普段からいかに頻繁に 
「もうーいやだー」 と莉奈 に対して言っているかを現しているのではないかと
ひやりとさせられるものがあります。 子どもは実によく親の言うことやるこ とを観察していて それをちゃんと 実行するのですからあなどれません。

1歳8ヶ月後半は言葉の爆発期?

1歳8ヶ月の終わりに近づいたある日、突然 「これ何?」 と莉奈が言ったのです 。 
正直、耳を疑いましたが対象となる薬箱を手に持ってこう言っているわけです から間違いありません。
「これはお父さんのお薬よ」とはやる気持ちをおさえて答えてあげると、莉奈 もなんとなく
納得顔。  ちょっと怪しげなイントネーションではありましたが、ちゃんと質問ができた
わけです。  はじめて会話らしい会話が生まれた瞬間でした。 

 それからというもの、堰を切ったように目に付く物皆 「これ何?」と聞きま す。 既に知っているものに 関しても「これ何?」。 毎日毎日、「これ何」の嵐となりました。 
そして 、すでに聞いてわかる 言葉に関しても以前よりかなり明瞭な発音で言うことが
できるようになり、印 象的な言葉なら(言葉というより音?) 一度聞いただけで口に出せることが多くなってきました。
 絵本を通して 「これはな〜に?」などとやりとりしていたのが、時期が来て 言葉となって現れたのでしょうか。

top


  生後1歳9ヶ月

言葉のやりとりを楽しむ

1歳8ヶ月の終わりごろから急に言葉数を増やしてきた莉奈は 2〜3日ごとに
新しい名詞やいいまわしを身につけ口にするようになってきました。 正確にいえば
聞いて理解している言葉を口に出して表現出来るようになった、ということでしょうか。
相変わらず「これ何?」「ねぇねぇ、これ何?」は毎日、しかも一日に何度も言います。
 どうやら最初のように目にしたものの単語を単発的に発するだけじゃなく、
相手と関わりをもって「会話する」ことに興味をうつすようになったみたいです。
たとえば何か欲しいときに「かして」、親が「○○しなさい」と言うと「いい の!」、
伺いをたてる時「いーい?」、などと言い、こちらが「おいしい?」とか「楽しかった」などと
質問すると「うん」とあいづちを打つようになりました。

公園登園拒否!?

今まで毎日喜んで通っていた公園なのに、この頃急に行くのを嫌がるようになって
しまいました。 入り口を入るところまではいいのに同い年のいつも遊んでいる仲間の
姿が見えたとたん、しりごみをしてママにしがみついてしまいます。
それでも少し年上のお姉さんお兄さんとは遊びたいらしく、喜んで近寄って行くところを
見ると、どうやら同い年の子どもとの交流だけが意識してしまって出来ないようです。
やがて次々と仲間の子ども達もこの公園登園拒否症にかかっていき、しばらくすると
症状もおさまりまた公園に復帰できる、というパターンを面白いことに順送りで繰り返して
います。
 
 共通するのは、どの子もみな言葉が出始めていてとくにお母さんと強い関わりを求めている、ということです。 莉奈も母親の私のやることをなんでも真似してみようとするし
言葉を介した関わりができるのがとにかくうれしい時期だったことから、親、特に母親
といつも一緒にいて安心したい気持ちと少し自分より年上の子どもから何かを吸収したい
欲求が強くて 今まで遊んでいた自分と同列の友達から遠ざかるようになってしまった
のだと想像します。 (あくまでも想像)

この頃の言葉

ものの名前に加えて、形容詞が出てくるようになりました。
【形容詞 】   寒い(”ままい”と発音する)、
         辛い、暗い、かゆい、いたい、熱い、こわい
【名詞】     ひこうき、ぶらんこ、みかん(”こたん”と発音)、氷
【他】      あちち!、おかえり(”おかえい”)、浮かんでこない(?)
【50音】    あいうえお    がぎぐげご   ぱぴぷぺぽ
         かきくけこ    だじずでど
         たちつてと    ばびぶべぼ
         なにぬねの    まみむめも
          や ゆ よ    わ   ん
         (まだサ行、ハ行、ラ行は発音出来ない。特にサ行は難しいものね。)

莉奈とママの短い会話
@母 「(風邪をひいたので)ミッキーの先生の所にいく?」(ディズニーキャ ラクターがたく さんある小児科のこと)
 莉奈「行かない。」
 母 「(眠そうなので)ねんねする?」
 莉奈「ねんね、ない。」
 母 「パジャマに着替える?」
 莉奈「いやいや」
 母 「おむつきれいきれいしようか」
 莉奈「いやいや」
 ほんと、反抗期の会話!

A(夕方5時になると小学校のチャイムがキンコンと鳴り出すのを聞いて)
 莉奈: ごじ〜? ごじ〜?  
 母 : そう、5時よ。
 莉奈: くらいよー、くらいよー。

莉奈と近所の9歳の子どもの会話
 莉奈  :(恐竜の絵のTシャツをみて)「これなに?」
 A子: 恐竜。
 莉奈  : ガオー!
 
とにかくどんどん語彙が増えているのでいちいち覚えていられない〜!
そうそう、夜寝付いてからも「これなーに?」と寝言をいっているのも聞いちゃった!

絵本との関わり

ここのところとくに『かおかお どんなかお』がお気に入りのようで、”おこったかお” 
”た くましいかお”  ”こまったかお” ”からいかお”といった以前は出来なかった
複雑な表情をなんとかつくろうとするようになりました。

 また、このころやたら「こわよー」と言うようになってきました。たとえば綿棒で耳を「きれいきれいする?」と聞くと、「こわいよー、こわいよ ー」。 病院に入ると「こわいよー、
こわいよー」。  どこで覚えたのかと思ったら 『なにをしてきたの?』という絵本の中に、子猫が ”こわいよーこわいよー ”と犬から逃げるシーンがあったのを思いだしました。

 時には物語の主人公に同化して 共感していることもあるようです。 ちゃんとした絵本
ではないのだけれど、 保険屋さんからもらった『ピングー』の物語がけっこうお気に入りで
その話の中でピングーがお母さんに お尻をたたかれて「いたいよー」といって
泣くところがあります。  そのシーンになると、莉奈も一緒に顔をゆがめて「えーん」と
いってみせ、私の体に触って泣きそうな顔をするのです。

top



  生後1歳10ヶ月

動詞の登場

この頃から莉奈が自分の意志を伝えるのにぽつぽつと動詞を使うようになって
きました。たとえば、

  (絵本を手に持って)「よむ(ムムと発音することが多い)」
  (外に出たいとき)「いく」
  (外から帰ってきてコートを脱ぎたいとき)「ぬぐ」
  (疲れたときや、甘えたいとき)「だっこって(だっこしてのこと)」
  (遊びたい時など)「あそぶ(あぶぶ)」

面白いことに動詞のほとんどが原型で使われるのです。 「だっこって」は、おそらく絵本の『だっこして』を何度も聞いているので 自然な形で出てきたのでしょう。
 それからある夜莉奈が布団に入るとパパに向かって 「こっち来て」と言っていました。 ふっとこんなふうに 単なる名詞じゃなく、意味のある文を口にだすことが多くなってきた
のもこの頃です。


2語文のはじまり

ある日公園に出ると、「ブランコのゆー(乗るー)。」といいました。
2語文のはじまりです。 そして一度出てくるとあとはほとんど毎日のように聞くように
なりました。
「おっとうは?」と聞くと「こっち、行った」、 「ジュースのむ」、 「こっち、いる」 、
「みみ、いたい」などとどんどん言いたいことを表現するようになったのです。

この頃の言葉1

他の表現として、「あぼぼ(あそぼ)」 「こっち、いこう」 、「うまい!」「うめぇ!」 (^_^;)。
また、こちらの言うまとまった文章がかなりのところ 理解できるようになってきている
のにも気が付きました。  たとえば、アイスクリームをねだったと き、 「おむつ取り替えて、おしりきれいきれいしたら、アイスクリームあげるから ね」 と言うと、ちゃんと素直に
おむつのある場所まで直行してくれたり。
 
  そして返事がちゃんといいタイミングで出るようにもなりました。
「〜〜しようね」というと、 「うん」。
他にも、「おいしい?」と聞くと、 「うん、おいしい」 。
「〜〜にいく?」と聞くと、 「いくー」
「〜〜する?」と聞くと、 「しゅゆー(するー)」などなど。

 つい1ヶ月くらいまえまでは、「〜〜?」と聞いても、
おうむがえしに「〜〜?」と返事を返す程度だったのが、この1ヶ月くらいで ちゃんと
会話らしい形におさまってきているのです。 いったいどうやって わかるようになったの?

この頃の言葉2

どんどん増えていく語彙をすべて書き留めておくことは困難になりつつあります。
とりあえず新しいものを思いつく限りでまとめてみました。

【形 容 詞】  固い、かわいい、重い、ばっちい、甘い、からい、すっぱい、恐い
【動   詞】  かく(かいた)、作る、勝った(じゃんけんで)
【さそいかけ】 作ろう、行こう、遊ぼう、(こっち)来て
【その他】  12345(なぜか「いち、にー、さん、しー、ごー、にー、 さん、しー」と数える)         ピンク、赤、黒、黄色、白
        いーい?(伺いをたてるとき)、じゃんけんぽん、いっぱい 
        じいじばあば 

・ 絵本を見ると、今まで絵にしか興味を示さなかったのが、絵の隣に書いて ある
  字に興味を示すようになり、「これ、字?」と必ず聞くようになる。

・ 「どこ?」とこちらが聞くと、「ここ/こっち」
  「どれ?」と聞くと、「これ」 と答えるようになった。
  でもまだ正確なコソアドは理解しておらず、遠くにあるものでも「これ」 という。
  
・ 「だれ〜?」に対する答え方も理解するようになってきた。
  いちおう身近な人(おっとう、おっかあ)に関しては言える。

・ 莉奈はなんでもひとりでやりたがる子だが、なにかやってみて出来ないこ とがあると、
  「できなーい。」と言って、助けを求めるようになった。

・ 文章の中からポイントをおさえられることが多くなってきた。
  たとえば、「これなーに?」と莉奈が聞くので、「お料理するときのソー スなのよ」
  というと、「ソース?」と聞き返す など。

top



  生後1歳11ヶ月

だいぶ状況を理解するようになる

自分の身の回りで起きている物事をだいぶ理解できるようになってきました。
ちょうど雛祭の頃で、3月3日が過ぎお雛様を片付けようとすると、「ばいばい?」と聞くのです。  「うたえほん」という童謡を集めた絵本の中にある ”ひなまつり” の曲を雛人形が飾られて以来いつも リクエストしていたのだけれど、人形が取り去られた後この曲のページにくると 「いないよ、ばいばい」と言うようになったのです。

何でも自分で!

ママのやることは何でもやりたがるようになってきたのもこの頃。 たとえば着替え。 
上から下まで、自分ではまだできないにもかかわらず、 着せようとするとひどく怒るのです。とりあえずズボンは足を通すところまでは 成功するのだけれど、 そのあとお尻がうまくはいらず、「できなーい。」と必ずいうところがまだなんとも。
掃除をしているときも、アイロンをかけるときも、雑巾がけをするときも、
洗濯物をたたむときも、洗濯物をピンチからはずすときも、なんでも 一緒にやりたがり 
道具をママから取り上げるのです。

 雑巾みたいに莉奈用のものを用意できる時はまだいいけれど、掃除機やアイロンの
場合は終わるまでじっとこちらも待っていなければなりません。
これも正常な発達とみて喜ぶべきなのでしょうけど、現実問題足手まといで
毎日毎日本当に忍耐力をためされている気がします。 

 他にも特に水仕事が好きみたいで、水の音が聞こえるとすごい勢いでやってくるのです。たとえば洗面台のところにいると かならず「おてて、洗うー!」といってイスを持ってやってきて 長々とじゃぶじゃぶやって、ついでに周りをびしょびしょにぬらして遊ぶのです。
食器を洗っている時も、必ずイスを持ち出して一緒に参加したがります。

少しずつ指示が理解できるように

なんでも自分でやりたがるようになってきたこの頃、ためしにたたんだ洗濯物を指示して
莉奈に引き出しに納めさせてみました。
台所用ふきんを渡し、「これは台所の流しの引きだしの中ね。」というと
流し台の方にかけていき、「ここ?」とちゃんと聞いて引き出しをあけ、 ぐちゃっと中に
放り込み、ばたんと閉めるのです。
自分にも立派に仕事ができることがわかって 莉奈は本当に満足気です。
その後私は、すべて引き出しの中身をちゃんとしまい直すのですが。

この頃の言葉 1


ボキャブラリーは日増しに増えていきます。 まず、朝起きると「おはようー」といいながらダイニングにやって来ます。 食事の前は「いただきまーす(ままーっちゅ)」。  そして「おいしー」。  絵本を読んだ後など「おしまい(ちちまい)」。
ある日お茶を莉奈に飲ませようとしたとき、「おいといて!」などと命令までしました。
飲ませた後は「おっかあも飲んで」。 「なにしてたの?」と聞くと、「ここにいたの。」  おしっこした後、「ちっちした」。  「おっとうは、どこ?」と聞くと、「あっちいったの。」 など。

 この頃莉奈はなぜか自分のことを「あーちゃん」と呼ぶようになりました。
「あーちゃんのふとん」「あーちゃんのかばん」「あーちゃんのくっく」et c。
「お名前は?」と聞くと「りな」とちゃんと答えるのに。 全くの謎。 

他に、「あ、そうだ」(といって、忘れ物を取りに戻る)
    「着替えるー」
    「おんも、暗いね」(外をながめながら)
    「今日は、雨?」(天気予報を一緒に見ながら)

この頃の言葉 2

莉奈の言葉で気づいたこと。 
「おいしいの、これ」
「すっぱいの、びたん(みかん)」
「赤いの、くっく」   「大きいの石。大きいのボール」
このようになぜか 形容詞+名詞(指示代名詞)の形が まるで中国語の文法のように変形してしまうのです。  中国語は 『 形容詞+的(〜の)+名詞 』 であらわします。
これってひょっとして妊娠中、中国語教室通っていたせい?

他に最近とみによく使う言葉は 「いっぱい」「おおきい」 。
それから
【物の所有者を確認する質問】
   「これ、おっとうの?」「おっかあの?」「〜の?」

【過去形】
   「書いちゃった」(自分の書いたテーブルの落書きを指差して)
   「ふいたよ」(自分のこぼしたジュースを拭き取って)
   「これ、買ったの?」(最近なんでも物を指してこう言う)
【願望】
   「飴、食べたい」(「〜たい」 の形が出るようになってきました)

他に、「あのねー、ジュースねー、こぼしちゃったの」
    「せんべい食べるー」
    「オッケー」(教えたつもりはないのに、ちゃんとOKの意味で使っている)
top

2歳〜の記録へ


[HOME]  [絵本・子どもの本]  [メルマガ]  [育児とおもちゃ]  [さくらんぼのパイ]  [リンク]   [サイトマップ]