アレキサンドリアへ

アレキサンドリア・マスル駅

エジプト、アレキサンドリア鉄道駅

朝目覚めて、今日アレキサンドリアに行くかどうかしばらく悩んでいた

ここ!という見所があるわけでもなさそうなんだよなぁ。でもこれまでに行った町とは違う『地中海的雰囲気』も味わいたいなぁ。
しかしちょうどこの日、宿の人と日本人宿泊客の男の子がアレキサンドリアに釣りに行くというので、
体調もまだ万全ではないがやっぱり私も行ってみよう!と彼らと一緒に日帰り旅へ出発することにした。

私は釣りはしないから、一緒には行くけど現地に着いたら別行動で帰りも1人で帰るつもり。
カイロのラムセス駅前のバス乗り場からアレキサンドリア行きのマイクロバスに乗っていざ地中海へ!
楽勝やろ〜と思っていたのだが…、道が悪くてバスが揺れまくり、車内は冷房もなく暑さでムンムンしていて
途中から気分が悪くなって「やばい、やばい。。。早く着いてくれ〜〜〜」とゲ○寸前の顔面蒼白状態。
道は舗装されてて一見ちゃんとしているのに、何故かボコボコで何度もひどくバウンドしてその度に「うえぇぇ」。
揺れのせいで膀胱も刺激されトイレにも行きたいしヤバ過ぎ。
マジでもうアカンーーーとなってきた頃、とうとうアレキサンドリア中心部の終点に到着した。
着いたのは美しいヨーロッパ風のアレキサンドリア・マスル駅の前。
ヨレヨレになった私は2人と別れて、町に出る前にまずは駅のトイレに駆け込んだ。



駅の入口

エジプト、アレキサンドリア鉄道駅入口

写真だけ見たらヨーロッパの街角みたいなマスル駅の入口。
ちなみに、着いた時は写真どころじゃなくてこれと上の写真は町から帰ってきた際に撮ったもの。




駅のカフェテリア

エジプト、アレキサンドリア駅のカフェ

駅のトイレに行って膀胱の方は落ち着いた(笑)けど、あの揺れのせいで車酔いしてしまって気分が悪いので
駅のカフェテリアで休憩してから町へ出ることにした。
カフェテリアからは鉄とガラスで作られたパリの駅みたいなホーム部分の屋根も見える。




地中海〜!

エジプト、アレキサンドリア、海岸を走る馬車

冷たい飲み物で気分が落ち着いてからようやくアレキサンドリアの町散策へ出発。
駅のすぐそばにあった小さな円形闘技場から「地中海世界に来たな」と期待に胸が膨らむ私。
そこから東へ歩いていくと…来たーーー♪地中海だわ!!
2002年の南イタリア&チュニジア旅行以来の地中海。
ん〜、しかし、晴れてはいるもののちょっと霞んでいて青い海っ!という感じではないなぁ…。



デートスポット

エジプト、アレキサンドリアのカップル

海沿いの大通り『コルニーシュ通り』をぶらぶら。
堤防には若いカップルが何組か座っていて、どこの国でもやはり海岸はデートスポットなんやね。
チュニジアでも海沿いの町シディ・ブ・サイドの海岸にカップルがずらりと並んでいてビックリしたのを思い出す。



海岸の人々

エジプト、アレキサンドリアの海岸

堤防の下を見ると、釣り人がたくさん。一緒に来たあの子達はいないかな?とか思いつつ歩く。
しかしそれにしても暑い!海岸沿いは日陰になる所がないから日差しがもろに直撃して体力が奪われる。
弧を描いた海岸のずっと向こう側の端っこに観光スポットの城塞があり、当初はそこへ向かって歩いていたのだが、
こうして見てみると霞んでるせいで実際以上に目的の場所が遠くに感じられて(空気遠近法ってヤツ?)、
トラムに乗っていきゃいいんだろうけど
この様子だとイマイチ絶景は期待出来なさそうだし面倒になってきた。
そう、私はこれまで何度も書いてきたように暑さがとにかく苦手で暑いと思考力も行動力もテンションも下がりまくってしまうのだ。




カフェから見たコルニーシュ通り

エジプト、アレキサンドリア

…というわけで、結局城塞まで行くのはやめて通り沿いに並ぶカフェから適当な店を選んで中に入った。
カイロのカフェは店先にオヤジ達がずらりと並んで水タバコふかしたりしてて女1人で入り辛い雰囲気だが
さすがにアレキサンドリアの地中海沿いの店だからそれなりにこざっぱりしてて他にも外国人客もいたりして躊躇せず入れた。

コルニーシュ通りに面した席に座ってシャーイを注文し、外を眺めつつぼんやり過ごした。
残念ながら堤防があるため海はほとんど見えなかった。




ミントティー

エジプト、アレキサンドリアのミントティー

ここのシャーイはリプトンのティーバッグ。
まぁ珍しいことでもないし、逆にこの方がこちらの人にとっては「オシャレ」なのかもしれない。
ミントをたっぷり入れたシャーイも、チュニジアとかモロッコといった地中海アラブ文化圏を思い出させるなぁ。




路面電車

エジプト、アレキサンドリアのトラム

カフェでだらだらして再び外に出た。さてこれからどうしよう…。
せっかく3時間以上かけて来たのにろくに観光もしていない。というかする気が起きない。
明日は夕方出発とはいえもう旅もほぼ終わりだというのに、なんだかなぁ〜。

コルニーシュ通りの1本裏の道を走るちょっとレトロなトラムの写真を撮ったりしていると突然猛烈に気分が悪くなってきた。
吐き気が込み上げてきて我慢できない。ダメだ、どこか人目の無い場所で吐くしかない!
しかし、路地の片隅でおえ〜〜としようとしたが、幸いというべきか何故か出てこなかった。
冷や汗と脂汗滲ませて涙目になりつつ路地の日陰で落ち着くまで深呼吸。
体調万全じゃないのに無理して来て、あのバスの揺れと暑さですっかりボロボロになってしまったみたいだ。
地中海も期待ほどじゃなかったし、来なくても良かったかもしれない。。。