アブ・シンベル

アブ・シンベル行きのコンボイ

エジプト、アブシンベル行きのコンボイ

朝、というか夜中、記憶が確かじゃないけど3時か3時半くらいに宿に迎えが来て
アブシンベル半日ツアーに出発した。マサルさんや他の人たちは別の車だったので私1人でバンに乗り込んだ。
すぐアブシンベルに向かうのではなくて、町の一角で停車してバンやマイクロバスが全て集まるまで待たなければならなかった。
車列を作って前後を軍が先導する、いわゆる『コンボイ』を組んでアブシンベルまで行くシステムになっているからだ。
そこまでしないといけないほど危険なんだろうか…?突然ゲリラが出てきてテロが起きたりするの??
全てのツアー車が集まるまでかなり時間がかかりそうでめんどくさいなぁ。



観光バスと兵士


エジプト、アブシンベル行きのコンボイ

長い間待たされてトイレに行きたくなってどうしようと思ってたら、トイレらしき方角に歩いて行く人が何人か見えたので私も行ってきた。
出発してしまったらヤバいと慌てて行ったがそれでもまだ出発しなくて、車の外に出て写真撮ったりして時間つぶし。




アブ・シンベルへの道を突っ走る

エジプト、アブシンベルへの一本道

4時くらい?にやっと出発。アスワンからアブシンベルまでは4時間くらいかかるらしい。
うとうとしたりしているうちに、夜が明けて大地が赤く染まってきた。
荒野の一本道を突っ走る。いいねぇ〜!
しかし…、コンボイっちゅうても既に前の車が全然見えないくらい離れてしまってるんですけど。。。
車列組む意味無いやん(笑)



アブ・シンベル大神殿!

エジプト、アブシンベル大神殿正面

そしてついにアブシンベルにやって来た。ものっっすごい青空!こうでなくっちゃね。
幸い、私の乗った車はコンボイの先頭からかなり近かったためまだ人が少ない。
人がたくさん来てしまう前に行って写真撮らなきゃ!と急いで入口から神殿がある方へ早歩き。
神殿は思ったより遠く、まだ朝なのにジリジリ照りつける太陽の下、早くあの有名な神殿の姿を見たくてドキドキしつつ歩いた。
美しいエメラルドグリーンの湖のほとりを抜けると……
出たーーーー!!これよこれ!!!テレビや写真で何度も見たこの姿!!!!
朝の東からの光を浴びた神々しいアブシンベル大神殿だ。
予想通り、まだほとんど観光客が来てなくてラッキー。今のうちに写真パシャパシャ!




入口のラムセス2世像

エジプト、アブシンベル大神殿のラムセス2世像

でかい、でかいよ!!ラムセスさん…。
ほんと、これだけの規模の神殿を作ってしまうファラオってどれだけ凄い人物だったんだろう。
現代の私達でもこれほど驚嘆するというのに、あの時代の人々にとってはまさに神のような存在だったのかなぁ。

これを作らせたラムセス2世が凄いのはもちろん、遺跡をそっくりそのままこの場所に移築した現代人も負けちゃいない。
移築したなんて聞かなければ気が付かないくらいフツーにこの場所に溶け込んでるように思う。
日本の大手ゼネコンもこの大事業に関わったと知ってかなり嬉しい。



神殿と犬

エジプト、アブシンベル大神殿と犬

神殿の前を黒い犬がうろうろ。

さてさて、写真を一通り撮ったからいざ神殿の中へ…。
残念ながらここは内部撮影禁止なので中の写真はありません。
内部も想像以上に広くて、これまたレリーフがひたすらビッシリ施されていた。
入口以外に窓など無く、薄暗く照明がつけられていたが外光が入らないとなんか不気味というか変な圧迫感があるというか…。
今まで見てきたカルナック神殿やメディネト・ハブなどとはちょっと雰囲気が違っていた。
外に出ると太陽が眩しい〜!外と中とのギャップが激しく、それがまたこの遺跡の『不思議感』みたいなのを増幅させていた。

ちょっと離れた場所にベンチが並んでいて、座ってしばらく休憩してると警官のような制服のオッチャンがやってきた。
近くに座ってきてなんだかんだと話しかけてくるが鬱陶しいので適当にあしらっていたら、「ペンをくれ」「飴をくれ」と(笑)
「ありません」と冷たく言うと去って行った。1人で来てる日本人見つける度にやってるのかね?



アブ・シンベル小神殿

エジプト、アブシンベル小神殿

ちょっと離れた場所にアブシンベル小神殿が建っている。
大神殿を見てしまった後の目には実際以上に小さく感じられてしまうなぁ。
もう既に感覚が麻痺してしまってるので、内部も見たけど「すげー!」とはならず…。



門番のおじさん

エジプト、アブシンベル小神殿入口と門番

小神殿入口にぼけーっと立っていた門番のおじさん。
カップルで来るとドアに差してある『アンク』というカギを持たせて記念写真撮ってあげたりしているのだが、
私は“お一人様”なので当然のごとくスルーされた(大神殿の方でも同じ事やってる)。

記念写真撮ってこれも小遣い稼ぎにしてるという話を聞いていたが、私が見ていた時は金取ってなかった。

快晴のアブシンベルを満喫し、神殿から駐車場の方へと戻った。
駐車場付近はお土産屋などがずらりと並んでさすがは大観光地。トイレもきれいにしてあって良かった。
集合時間になり、車に戻って一路アスワンへ。
と思ったら途中で停車し、1日ツアーの人達が降りていった。全員半日コースじゃなかったのね。
私はアブシンベル神殿だけ見たらもう満足。アスワンハイダムとか見ても別に〜ってなりそうな気がして。
そして午後、アスワンに帰ってきた。早起きで疲れたから今日もまたまたしばらく部屋で休憩タイムだ。