2009 Uyghur (Travel for Reunion)

新疆ウイグル自治区旅行編(ウルムチ、カシュガルと近郊の村、トルファン)


はじめに ― 出発まで ―

前年のウイグル旅行(2007-08年越し旅行)から1年以上が過ぎた2009年3月…。
銀世界のポプラ並木道、ロバ車行き交うバザール、凍てついた迷路の旧市街、
そして寒さも忘れるくらいに明るく温かい人々にすっかり魅了されたあの冬の旅。
またもう一度ウイグルを訪れたいという気持ちが強まるばかりの日々を過ごしていました。

とりわけ私にとって一番印象深い思い出は、カシュガルの楽器屋で偶然出会った民族楽器演奏家さんでした。
目立たない外観の狭い店内に響き渡るシルクロードの楽器ドタールの哀愁ある音色、
それを奏でていたのは男っ前かつ柔和な
紳士アブドゥレヒムさん
(彼は現地ではかなり有名な演奏家だと知ったのは帰国後の事でした)
その演奏家さん(勝手に略してアブ氏)にももう一度お目にかかってみたい…!

毎日のようにカシュガルで買ってきたアブ氏のCDを聴いたりネットで彼の動画を見たりしながら
「いつウイグルに行こうか」と考え、その時期を悩んでいました。
冬のウイグルは幻想的で着膨れした子ども達もとっても可愛らしかったけど、
やっぱり再訪するなら青空と緑のポプラ並木やカラフルな民族衣装の人々が見られる時期に行きたい。
お盆休みは現地は暑すぎて私には絶対無理だろうから9月の5連休に前後休みを取って行くのがベストかな。
秋はウイグル特産の果物がたくさん食べられそうだし気候も爽やか。うん、秋がいいな。

そんな風に悩んでいたわけですが、4月に入ってしばらくした頃、ふとカレンダーを見て
9月の連休は無理だ!と気が付きました。業務の都合上その時期は前後の休みは取れない〜。
…ということは、GWしかないやん!
慌てて航空券の手配を始め、関空ーウルムチ往復(北京経由)は当初キャンセル待ちだったけど後日取れ、
ウルムチーカシュガルもオンラインで取って、5/1〜5/10の10日間のGWウイグル旅行が無事決定しました。
今回もカシュガル近郊のバザール村めぐりをする予定。初めての村にも行くつもりです。

前回の旅で印象に残った人で居場所が分かりそうな人たちには写真を焼き増ししておきました。
この人たちみんなに逢えて写真渡せたらいいなぁ。。。

しかし!!肝心のアブ氏の居場所が分からない(笑)
去年はたまたまカシュガルに帰省してただけで普段はウルムチにいるらしいが住所は知らない。
電話番号は教えてもらったけど私ウイグル語喋られないから電話もかけられない。どうすんねん!?
本当ににアブ氏に再会出来るんだろうか?会えたとしても言葉通じないのにどうする?
でもとにかく行ってみるしかない!

そんなわけで、期待と不安でいっぱいになりながら出発の時を迎えました。
青空に映える新緑のシルクロード、と言いたい所ですがこの時期黄砂が酷いらしいというのも不安材料。
まさか、また飛行機が飛ばないなんてトラブルは起こらないでしょうねぇ?

2009年5月1日、ウイグル『たずね人の旅』が始まりました!



ウイグル写真約200枚!&旅行記本編は“出発ゲート”からどうぞ>

因智喜旅遊2009ウイグル旅行編 出 発 ゲート


こちらから旅立って下さい!
(旅行記へ進む Click to view Uyghur photo & travelogue )
ウイグル旅行編 こちらからご覧下さい

<この旅行で訪れた場所>
ウルムチ、カシュガル、カシュガル近郊の村々(イェキシェンベバザール、ハニラッカ、ヤプチャン、ブラックス)、トルファン
こちらも是非併せてご覧下さい!
(アブ氏のエピソードは「ドタール奏者との出会い」セクションです)

→ 2007-08 ウイグル厳冬年越し旅行編


新疆ウイグル自治区旅行記(ウルムチ、カシュガル、トルファン)



※新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uygur Autonomous Region)
 中国西端にあり、中国国土の6分の1を占める(フランスの3倍,日本の4.5倍)。区都はウルムチ(烏魯木斉)。

 人口の過半数はウイグル族だが、近年漢民族の数が急速に増えている。他にもカザフ族・キルギス族等多くの少数民族が暮らす。
 ウイグル族はトルコ系で、そのほとんどはムスリム(穏健派)。文化的にも中国よりずっと中央アジアに近い。

 北京から遠く離れている為、公式の北京時間以外に非公式的に北京から2時間遅れ(日本とは3時間差)の新疆時間が使われている。
 この地の歴史的経緯から、ここでもチベットと同様に長年民族問題を抱えている。
…と、このように難しい面もあるのは事実ですが、この旅行記では『いち旅人』としての視点で、旅を通してたとえ上っ面だけだとしても
現地の人々の日常に触れ・垣間見て・感じたことを自分なりに綴っていきます。


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