2009ウイグル旅行編ハニラッカ      布地屋さんに再会



今日再会したい人の1人に布地屋さんがいた。
去年私がカメラを向けるととってもシャイな笑顔を向けてくれた人だ。
布地屋が並ぶエリアでひときわ呼び込みの声が元気で目立っていた。
この人は簡単に見つかるだろうと思っていたのにこれがまた全然分からない。おっかしいなぁ。
まだ調子が回復しきっていないから蒸し暑い屋根(テント)付きの布地エリアを探し歩くのは辛い。
そこで今日もその辺の人に写真を見せて「この人はどこ?」と尋ねてみた。
するとすぐに分かったようで「あっちだ」と指差した。その方向へ行ってまた他の人に尋ねて…を数回繰り返し、
ついに「こいつだよ」という人を見つけた。が。。。
「ええ〜〜〜?この人ぉ!?」と言うくらい雰囲気が全然違う!
だけど写真を見せると「おおっ、オレじゃん!」という驚いたリアクション。やっぱり本人だ。
去年のシャイでかわいい感じは全くせず、反対にワイルドな雰囲気でカッコイイ。
写真1枚だけの印象ってホント曖昧なもんなんだなぁ…昨日に続いて改めて思い知った私だった。
でも呼び込みの声を聞くとすぐに「あ、この人で間違いない」と分かった。エエ声フェチですから(笑)
ご本人にもとても喜んでもらえたが、周りの人たちがまた「オレも」「私も」状態で、
またまたたくさんの写真を撮ることになった。赤いテントの下だったからみんな顔が真っ赤な写真になったけど。

ワイルド布地屋さんは蒸し暑いテントの下で汗だくになりながら仕事をしていた。
やはり皆彼のエエ声に引き寄せられるようで、ここの店が一番客が多いようで繁盛していた。
そんな彼の仕事っぷりを収めたこの1枚は私のお気に入りのひとつになった。

写真というものは一瞬を永遠のものにする力があるけれど、
その捉えられた一瞬は必ずしも被写体の性格や本質を具現化しているわけではない。
そんな当たり前過ぎる事に改めて気付かせてもらった。
それでもいいじゃないか、短い旅なんてそんなものなんだし。出会った一瞬が全てなのだから。
1枚の写真で思い込むのも良し、こうやって再会して違いに驚くのまた良し…。
ただ、それで全てが分かった”というような驕りさえ持たなければいいんだと思う。

もしアブ氏に再会できたとしたら、「全然違う」か「想像通り」が、果たしてどっちになるのだろう?

他にも写真渡したい人は何人かいたが、昨日に続いて今日も全員に再会する事は叶わなかった。
夕方バスでカシュガルに戻りチニワク賓館までタクシーに乗った時、
運転手にわざと遠回りをされて通常より少し高い金額を取られてしまった。
Fさんが抗議してくれたがダメだった。私は体調のせいで怒る元気も出なかった。
冷や汗かいた後マシになってた気がしたが熱がぶり返しているようだ。
今夜はFさんと晩ご飯にも行けず部屋でぐったり。
寝込んでいられる日程の余裕は無いし、何とかして熱を下げないと…。