2009ウイグル旅行編カシュガル2 〜再会第1弾はこの人!    旧市街取り壊し危機…



再び旧市街を通ってチニワク賓館まで戻る途中で、このような看板を見つけた。
これは、『旧市街(老城区)を取り壊して新しい集合住宅に作り替えますよ』という宣伝の看板。
なんでも今の建物はボロくて地震などの災害時に倒壊する恐れがあるから建て替えないといけない、という
政府の主張で、歴史ある旧市街の日干しレンガの建物の85%ほどを取り壊す計画だという。
ほんの少しの部分だけはそのままにして観光客目当てのツーリストゾーンにして、
残りはマンションなどに建て替えてしまうらしい…。
今ここに住んでいる人たちは郊外などに追い出されてしまい、新しいマンションには
主に流入して来た漢民族たちが住むようになるのじゃないだろうか。
(戻ってきたくても家賃が高くて戻って来られない人も多い)
エイティガール寺院横が再開発という名の下に取り壊し/建て替えられた時も、
元から住んでいたり店を開いていたウイグル人の中には新しい家賃が高すぎて戻れない人が何人もいたらしい。

こうやって『ウイグル文化のゆりかご』と言われるカシュガルの旧市街はその面影を失ってしまうのだろうか。
現在エイティガールの横にあるような品のないインチキイスラムふう建築が建てられていくのは
いち観光客として悲しく寂しく悔しい限りなのだが、ウイグル人の中でも同じように不満を持つ人々もいれば
「町が発展していくのはいいことだ」という歓迎派の人たちもいるとのことで、どちらが正しいとか単純に言えないだろう。
これからこの町の姿はどうなっていくのだろうか。私達は遠くから見守るしかない。
部外者の勝手な意見としては、やっぱり旧市街はいつまでも今のまま残っていてほしいんだけどなぁ。。。