2009ウイグル旅行編夢のあとに 〜トルファン・ウルムチ     日没



バスの前方に風車群が見えてきた頃、ちょうど太陽が空を赤く染めながら沈みかけた。
うっわーー、これもまたなんという良いシチュエーション。
しかし、自分の窓からはこの夕日の写真は角度的に撮れないし、前を撮ろうとするとどうしても人の頭が入ってしまう。
どんどん太陽は沈んでいくし、あぁもどかしい!と思っていると、突然運転手さんから声が掛かった。
何言ってるか分からないが、身振りから「ほら、ここに来て撮りなよ」と言ってくれているようだ。
運ちゃんと車掌さんが「さあ、早く早く!」と手招きするので急いで前まで行った。
一枚撮って液晶を見ると露出が全然ダメで、慌てて設定いじくってやっと撮ったのがこの写真。
太陽がほとんど地平線に消えてしまってるのが惜しいけど、なんとかギリギリ撮れた。

いきなり声が掛かってビックリしたが、私は前から2番目だったから車窓の景色を色々撮ってるのが見えていたのだろう。
そして席からは前の人の頭が邪魔で撮れないのを察して前に招いてくれたのだろう。
「撮れたよ」と液晶画面を車掌さんに見せると「うんうん、良かった」という表情をしてくれた。
でも彼らは私が日本人だとは分かっていなかったようで中国語で何か話してくるから、
数少ない
覚えている中国語で「我是日本人」と言うと、2人は「日本人カメラ好きだもんな〜ハハハ!」と言ってるようだった(笑)
シャッターチャンスを作ってくれてありがとう運ちゃん達。

なんか正直もうすっかり旅は終わったという気分になっていたのだが、最後にまたこういうイイコトに恵まれた。

ちょっとした事なんだけど、こういう一期一会の積み重ねが旅の醍醐味。

まだ旅は終わっていなかったんだ。