2009ウイグル旅行編去りがたき愛しの都 〜 カシュガル 7    月が



もし職人街に戻ってこんどはこっちが店じまいしてたらどうしよう。
ハラハラしながら辿り着くと、まだなんとか営業時間中のようでホッとした。
楽器屋に行く前に見ててとりあえず一番マシっぽかった店に入った。
数種類ある中からそれぞれ選び、値段交渉へ。
「2個買うからまけてよ」「明日にはウルムチ戻ってしまうし」など言ってもなかなか折れてくれない。
私が「他の店はもっと安かったよ?」とか言ってると、店の兄ちゃんが私が持っていたミニホシタールを指差して
「アンタのそれ、いくらで買ったんだい?」と聞いてきた。
きっと、その値段を聞いてどのくらい適正価格で買っているのか探りをいれるつもりに違いない。
「これ?これは友人がプレゼントしてくれたんだよ」とFさんが言ってくれた。
兄ちゃんはそれを聞いてふーむとなっていた。
結局、2つ80元で交渉成立。値段はともかく(多分高くはないだろう)無事買えてよかったー。

ヤカンもゲットでき、旧市街の食堂で最後の晩ご飯を。
最後はやっぱりラグメンにした。
6日間のカシュガル滞在、今回もいろいろあったなぁ。
まず何よりもFさんといきなり知り合えたのがラッキーだった。
何人かには再会も出来て写真渡せたし、新しい出会いもあったし…。
そして最後にまた素晴らしい思い出も。

お腹いっぱいになってホテルに戻る道で、空にほぼ満月くらいの月が見えた。
薄雲がかかって霞んだ月が、オレンジ色の旧市街の上にぼんやりと浮かんでいた。