チワン族自治区旅行編陽朔郊外古鎮めぐり2


漓江と奇岩

Li River reflecting Karst mountains in Xingping, Guangxi, China

古い町並みを抜けると漓江が。
薄曇りで靄がかかった感じな山々がいかにも山水画で見るような雰囲気だけど、
モサモサと茂っている椰子の木っぽい森はちょっと山水画のイメージと違ってて惜しい!



20元札の景色

Boats and mountains in Xingping, Guangxi, China

船着き場辺りにやって来た。観光用と思われる筏がずらりと並んでいる。
ここに辿り着くまでにも客引きがものすごくしつこく付きまとってきて「ブーヤオ(不要)!」と何度言った事やら。
ここからの眺めはなかなか良かったが、期待していたほどでもなかったというのが正直なところ。
テレビや写真であるような神秘的な光景を見ようと思ったらやはり船に乗らないとダメなんだろうなぁ。
でも、テレビや写真ほどの景色を期待せずに見れば十分いい感じ。

ちなみに、帰国後に知ったのだが、20元札の裏面の絵はここシンピンの漓江の景色なんだそうだ。
確かに20元の裏面って山水画っぽい絵だったなとは思ったが、シンピンだったとは!
ただし、その絵と同じ構図を見ようと思ったら筏でそのスポットまで行く必要があるようだ。



昼下がりの船着き場

Boats on the Li River in Xingping, Guangxi, China

ここでもだらだらとカードゲームしてる人達が。ほんま好きなんやな〜。
でも必死になって各引きしている人達よりも、こんな昼間っからぐだぐだやってる人達の方に
より中国らしさを感じてしまう私であった(笑)





Old window in Fuli village, China

川から町に戻って再びぶらぶら散策。なかなかステキな私好みの窓を発見。



屋根のデザイン

Old building in Fuli village, China

建物は一見ボロボロだけどよく見ると装飾が残っていたりする。
この家も、窓の直線な変わり格子に対して屋根はカーブしてて、龍か唐草のような絵もあり、とても美しい。




福利特産・デカ扇子

Making big fans in Fuli village, China

一通りシンピンの町を見て昼ご飯を食べた後、14時頃次の目的地『福利古鎮』へ向かった。
ここもシンピンと同じく古い町並みが残されている川沿いの小さな町らしい。
バスで到着すると、こちらはシンピンと違ってバス停から古鎮までは少し離れていた。
薄曇りだが相変わらず蒸し暑く汗が出るし、なんだかもうお疲れモードになってきている私達。

古鎮エリアに辿り着くと、さっきのシンピンより更に静かでちょっと寂し気…。
ガイドブックによれば2,5,8の付く日は市が立ってとても賑やかになるらしいけど今日は違うし。
『画扇』というデッカイ飾り物用の扇子がここの特産地だそうで、何軒か作っている所を見た。



赤いお札だらけ

Big white fan in Fuli village, China

ここは何かの記念館と書いてある。
まだ真新しそうな赤いお札がたくさん貼ってあり、白い作りかけの画扇と良い対比になっていた。



二胡を奏でるおばあちゃん

A woman playing the Erhu in Fuli, China

何だか静かすぎるし予想以上に小さな町で、この旅最後の観光スポットなのに
最後を飾るにしては寂しすぎる場所で残念な気持ちになっていた。
Fさんもすっかり疲れ切っている感じで言葉も少なく…。

ん〜〜〜、いい場所ではあるんだけど物足りなかったなぁと思いつつ
そろそろ陽朔へ帰ろうかという時、ふとどこかからか弦楽器を奏でる音が聞こえてきた。
おおっ!?と音のする方へ行ってみると、一軒の小さな商店でおばあちゃんが二胡を弾いていた。
音程は狂っててお世辞にも上手とはいえなかったが、静けさと疲れで沈みかけていた心を
思いがけなく響いてきた二胡の柔らかな音色が“旅モード”に引き戻してくれた。
おばあちゃんは微笑みで写真に写ってくれて、恥ずかしがりながらも動画も撮らせてくれた。

お礼を兼ねて冷たいペットボトルのお茶を買って店を出た。
少し歩くとまた元の静かでうら寂しい道になった。



お勉強中

A boy studying on the street in Fuli village, China

古鎮エリアからバス停までの道をトボトボ歩いた。やっぱりしんどい。
道すがらに見かけた光景。
男の子が学校の宿題だか、本を真剣に読んでいた。私のカメラに全く気付かずに。

やっぱり私は、ただ美しいとか古い町並みとかよりも、人々の暮らし・生活を見たり
感じたりするのが好きなんだなぁと改めて実感した古鎮巡りだった。
もちろん建築も人間あればこそで『その地の人々が風土や風習に合わせて作り上げてきた文化の象徴』でもあるから、
いろんな国や土地の建築を見て回るのは大好きなんだけど、そこに住む人が見えないと自分としては
やはり物足りないんだよね。
とにかく、最後に二胡のおばあちゃんに出会えて良かった。