チワン族自治区旅行編陽朔・迷走サイクリング


子うさぎちゃん

Little white rabbit, Yangshuo, Guangxi, China

今日はこの宿から昨日見に行って良かったホテルに移動。
昨日予約しておいた桂林-広州の航空券380元プラス手数料15元も支払う。
ホテルのレセプション周りをぴょんぴょん跳ねていた子ウサギちゃん、可愛すぎる!!
フロント係の若いおねえちゃんが飼ってるようだった。
写真を撮りたくてもなかなかじっと止まってくれなかったが、運良く中国らしい装飾と一緒に写すことが出来た。

今日のホテルはちょっとオシャレな雰囲気で、ベランダに椅子と机もあってネットも出来て150元→ディスカウント頼んで130元。
Fさんの部屋はベランダなしのネット無しで100元だった。



風光明媚サイクリング♪

Calm pond in Yangshuo, Guangxi, China

10時半頃から、日本から予定していたサイクリングに出発!10元+デポジット200元。
チャリンコは普通のママチャリだ。まぁそんなにアップダウンなんかもなさそうだし、問題ないだろう。

すぐに町の郊外に出た。私達以外にもサイクリングをしている旅行者は何人かいたが皆ガイド付きだ。
実は私達もガイドさせろとオバチャンにしつこく言われたが断っていた。何となくガイドがいたらのんびり出来なさそうで…。
それほど暑くもなく、景色は良いし快適なサイクリング♪




陽朔郊外の田舎道

A farmer in Yangshuo, Guangxi, China

……のはずが、しばらく走るとだんだんとガタガタ道に。。。
未舗装で石がゴロゴロしたあぜ道で
、お尻は痛いわハンドル取られて何度も転けそうになるわでえらいこっちゃ。
う〜〜ん、もしかして快適なのは最初だけだったか!?
しかも、標識も出ていたのは最初だけで途中からは全然出てなくて、やっぱりガイド雇わないと難しいかも。
でも道には何人も客引き(川の筏遊びの客引き)がいて、道間違いそうになると教えてくれたりもした。

そうやって「ちょっと初めに思ってたのと違うな…」と感じつつも、
イイ感じの光景を見つけるたびにFさんにも止まってもらって写真をパシャパシャ。



水牛君

Buffalo on the road in Yangshuo, Guangxi, China

一応超簡単な地図はあるけど現在位置などもさっぱり分からん。
「え、ここ〜?」というような道もあるけど、そこにいる人が「こっちだ」と頷いてるから信じて進む。
途中で何度か水牛に出会った。農作業に使っているようだ。

まだまだこの辺りではしんどいと言いつつも元気だった…(と今になると思う)。



遇龍川と奇岩

Karst mountains in Yangshuo, Guangxi, China

昼前くらいに『遇龍橋』という所に着いて、客引きのおばさんについてレストランに行った。
出発時はそんなに暑くなかったが、さすがに日が高くなってくると蒸し暑さが強烈になってきて、
レストランに着いた時にはもう汗だっくだく!店の人が扇風機を近くに置いてくれた。
遇龍川を見下ろせるなかなか景色の良い店でガッツリお昼ご飯を食べ、しばしゆっくり休憩。

さて、
遇龍橋から川を渡ると、地図によればサイクリングロードは2つある。
主に川沿いを走るコースと、“風光明媚”コース。
どっちにしよう?となって、風光明媚コースにしようという事になった。
(実際は風光明媚という言葉じゃなく何か似た言葉だったけどその地図を紛失したので忘れてしまった)

地図を頼りにこっちだと思われる方角に走り出した。
しかし何もないガタガタ道をひたすら走るのみで何の風情も無く苦行のよう…。
日陰が全くなくなってしまい、暑くてしんどくて超辛い!なんでや〜どこが風光明媚やねん!!
もうフラフラで熱中症寸前。前半の道の方がよっぽどまともだったという…。
誰も来ないしだんだんおかしいなぁと思い始めたがひたすら走り続ける2人。

やっと見つけた日陰で、消耗しまくってるエネルギー補給にと持ってきていた飴を食べた。
その時はウマいんだけど、後で余計に喉が渇いてしまった。
また走り出したがやはり風光明媚とは正反対の何もないガタガタ道が続く。
どないなっとんねん。。。絶対どこかで道を間違ったはず。ちょっとおかしいなと思った時に引き返すべきだった。
しかし引き返すのって勇気が要るんだよね(笑)せっかくここまで来たのにって。
「もう少し行けばまともな道に出るかも」とか考えてドツボにハマっていく私達であった…。




村の子どもとおじいちゃん

People in Yangshuo, Guangxi, China

そうこうするうちに、やっと人里らしき所にやって来た。良かった!!
小さな集落で、そこにいた人達にFさんが道を尋ねてくれた。
ああ助かった…これで何とかなりそうだ。
私は少し気持ちに余裕ができてそこにいた子どもの写真を。無理矢理顔をカメラに向けさせられてる(笑)

これで大丈夫だと思っていたのに、Fさんが何故かキレかけている。どした!?
「アカンわ、この人ら」と怒るFさんいわく、尋ねてもはっきり教えてくれなかったそうだ。
道は教えてくれないのに「車で陽朔まで送ってやる」とばかり言ってきたらしい。
車で送るから金くれという事のようで…。だから自力で行く道は教えてくれなかったとの事。
ひえぇ、恐るべしそのしたたかさ!!

こんだけしんどいんだから、ちょっとくらい金出しても送ってもらった方が良かったかも…
などというのは後になって思うことで、その時は教えてもらうのを諦めてまた自転車に跨がっていた。

再び出発してどんどん走っていくと、そのうち自力でこぐ事も出来ないようなケモノ道のような所に入り込んでしまい、
自転車から降りてついて歩いていたが、とうとう行き止まりに来てしまった!!
あっちゃーーーヤバいなぁと思うがこれまでの道を引き返すと思うとぞっとする。
しかもこんなボコボコ道、もしチャリンコがぶっ壊れたりしたらどうする…?そうなりゃ結局ヒッチハイクで戻るしかない。



薄い橋

Karst mountain and a small bridge in Yangshuo, Guangxi, China

今になってみれば「あの時のケモノ道の写真でも撮っておいたら良かった」と思うけど、
その時は必死で登った道が行き止まりでショックがデカく、写真撮る精神的・肉体的余裕があるはずもない(笑)

ケモノ道から少し戻って、別の道を走り出した。
ぐずぐず言ってもどうしようもないから、迷走でも何でも、とにかく進んで行くしかない!
しばらくすると人が通りかかって、またFさんが尋ねてみたら今度は好感触っぽい。
どうやらこの道をずっと行くとどこかの町に出るようだ。やった〜〜〜!!!

とんでもないガタガタ道から少しまともな道に出た。町に近づいてきているのかな。
少しだけ心に余裕が生まれて、いい雰囲気な場所で写真を撮ることができた。



水路を渡る水牛

Buffaloes in Yangshuo, Guangxi, China

少し心に余裕ができたとはいえ、体力の方はかなり限界に近づいてきている。
まだ足の筋肉痛が治っていたわけではなかったし、湿気たっぷりのねっとりした暑さ…。
時々日陰で休憩しつつ走った。



泳ぐ水牛

A woman and swimming buffaloes in Yangshuo, Guangxi, China

ああ…本当に写真で見るだけだとまったりした良い光景なんだよなぁ。



月亮山

Famous "Moon Hill" near Yangshuo, Guangxi, China

広めの道に出た。おっ、町は近いか!?
しかしその道は広いけどガタガタな上に長い長〜〜い坂道だった。。。。。
私より体力があるFさんはグイグイと坂を登っていく。遅れてはいけないと私も必死で後ろから追う。
もう苦行以外の何ものでもない、迷走サイクリング。
ケモノ道が最大のハイライト(?)かと思ったのにまだこんな超ロング坂道が待っていたとは!

「もうアカン、もうアカン…」と心の中でつぶやきながら死にものぐるいで漕いでやっと頂上らしき場所に近づいてきた。
前を走っていたFさんが「店がある!!!」と叫んだ。
坂のてっぺんに1軒だけ商店があった。
嗚呼!コーラ、コーラよ!なんて美味しいの…!!
ものすごい勢いでコーラを一気飲みし、道端に転がり込むように座りしばらく休憩した。

商店の人が陽朔までの道を教えてくれた。
陽朔まで行けると分かってひと安心し、コーラで補給した力を振り絞って走っていくとやっとやっと舗装された道に出た!
うわぁ、なんてラクチンなの〜〜。
しばらくしてやっとやっとやっと有名な『月亮山』に着いた。
山の途中に空間が開いていて、それが月のように見えることで有名な山だ。
一応、今回のサイクリングコースでここにも寄る事になっていたのだが、とんだ遠回りをしてしまった。
しかし予想を裏切る小ささに拍子抜け…
あんな小さい山だったとは!ガックーーン。
ガックリしつつもチャリンコに乗った記念写真も撮り、また売店で甘いお茶を買って一気飲みした。
もう汗だくで身体中ベトベトのどろどろや〜〜。

それから30分ほどで帰ってこれた。陽朔の町が見えた時、めちゃめちゃホッとした。
いやぁ〜ガイド雇って行くべきだったな。後悔先に立たず。
しかしこのハチャメチャなサイクリングは一生忘れないはず。今になれば良き思い出だ。
帰国後調べてみたら、やはりかなり遠回りをしていたようだった。でもどうにかなるもんなんだなぁ。
次に来る機会があれば、今度はボートでマッタリ川遊びでもするとしよう…。

宿に帰って速攻洗濯とシャワーして、夜はマッサージへ。足ツボと全身按摩で2時間80元という安さ。
足ツボは大した事無かったがふくらはぎ揉まれると悶絶。
その後四川料理の店で晩ご飯を食べ、カフェにも行きカプチーノとバナナクレープも食べた。食べ過ぎ!
たくさん喋って宿に帰ったら12時半くらいだった。
疲れてるはずなのになかなか寝付けなかった。疲れを通り越してハイになっていたのか!?(笑)