イェキシェンベバザール 1 〜もうひとつの日曜バザール  バスターミナル

次の日(12月30日)、北京時間の朝8時にアラーム。外を見るとまだ真っ暗。
明るくなってきたのは9時半〜10時くらいからだった。ウルムチより更に時間が遅いようだ。
部屋を変えてもらおうと別棟にあるレセプションに行くため外に出ると、昨日の雪がカチコチに凍って歩きにくい!
特につるつるしたタイル張りの階段とかは非常に滑りやすく、ほんの短い距離をおっかなびっくり歩いた。
この時期部屋は余裕で空いているから簡単にチェンジが出来た。160元の部屋はまともっぽく一安心。

今日は日曜日。
日曜にカシュガルにいるなら、町一番の名物の「日曜バザール」に行くのが当たり前。
私も元々はその為に会社を一日多く休んで日曜にカシュガルにいるようにスケジュールを組んでいた。
しかし今日私が向かおうとしているのは、“もう1つの日曜バザール”イェキシェンベ・バザール。
その名もズバリ「日曜バザール」という意味の、カシュガル近郊にある村だ。
この村の存在を知ったのは、ウルムチに着いた日にしゃぶしゃぶに連れてって下さった方の情報からだった。
カシュガル名物バザールも捨てがたかったが、観光客もほとんど来ないような村の素朴なバザールの方に
より一層の魅力を感じたので敢えて村の方を選択したのだった。時間があれば両方行けるかもという思惑もあったけど。
村への期待で胸いっぱいになりながらホテルからバスターミナルへ歩き出した。

ところが…、雪など滅多に降らない瀬戸内地方に暮らすこの私、カチコチのアイスバーン状になった雪道に苦闘!
通常の倍以上の時間をかけてゆっくりゆっくりと小幅なペンギン歩きでしか歩けない。
歩道はつるつるしていて、ちょっとでも道が斜めになっているとずるるっと滑ってこけそうになる。
雪も降ってきて、地図を持つ手がかじかむ…。
大通りを超徐行で歩き、写真でよく見た有名なエイティガール寺院(モスク)の前を通ってバスターミナルへ。
途中、とうとう雪道で盛大にこけてしまった!巨大な毛沢東像の目の前で(笑)

時間かかってやっとバスターミナルへ着いたのは良いが、イェキシェンベバザール行きがどのバスか全然わからん。
そこにいたおじさんに聞くとウイグル語で色々言うがさっぱり理解出来ず困っていたら、
おじさんは私の腕を掴んでタクシーがいるところへ引っ張っていった。周りの人たちがそれを見て笑ってる。
ドライバーに何か話して、私に5元を見せた。5元でこのタクシーでどこかへ行けと言っているようだ。
言われるままにタクシーに乗って、連れて行かれたのがこの写真の「喀什汽車客運南駅」だった(汽車=バス)。
この南駅ですぐに目的のバスが見つかり、一番後ろに乗り込んだ。あ〜時間かかったけど助かった。
しょっぱなから親切なウイグル人に助けてもらえてラッキー。しばらくしてバスは出発した。