南疆鉄道でクチャへ     ウルトラマン〜!



列車は定刻に発車した。
発車のベルとかはなく、しかもとてもスムーズな発車だったから動き出してから気付いた。
発車の瞬間を動画で撮ろうと思ってたのに出遅れてしまった。
長ーい駅のホームをゆっくりと進み、最後にホームが途切れて駅から離れていく時、
動画のカメラを構えたまま「さようならカシュガル!」と心の中で別れを告げた。

さて、同じコンパートメントのメンバーは、私以外は皆ウイグル人でなく漢民族だった。
(この時は正直「残念…」って思っていた)
茶髪で派手な母親と小さな子どもと男性二人連れ。
子どもは手にウルトラマンのおもちゃを持って、ニコニコしてとてもかわいらしい。
ママは初め中国語で話しかけてきたが日本人だと知ると、カタコトながら英語で会話してくれた。
そして男性2人のうちの1人は、緑色の制服を着た警察官のような…と思ったら、なんと『武警』!
武警とは武装警察のことで、暴動鎮圧の時なんかに出てくる人たちだ。
持って入ってきたピギーバッグは迷彩柄で、でっかく 武 警 と書いてあってビビる私。
もう1人は私服だったが多分この人も武警だろう。
2人ともすごく背が高く、狭いコンパートメントに2人が座るとかなりの威圧感が。。。