ドタール奏者との出会い    所狭しと並ぶ楽器



はやる気持ちを抑えつつペンギン早歩き(笑)でずんずんと職人街を歩いていると、
なんか背後から私の名前が呼ばれている気がした。
でもそんなわけないからそのまま歩いていたがやっぱり呼ばれている気がするので振り向いてみると、
店のもう一人いた店員さんが自転車で私を追いかけて来ていた。
その人曰く、「道、そっちじゃないよ」。
私が迷ってしまわないか心配で追いかけて来てくれていたのだった!
店の売り上げになるわけでもないのに、その心遣いがものすごく嬉しかった。
行き過ぎてしまっていた道を2人で戻って、一緒にCD屋まで歩いた。
その店員さんはどうやら兄弟のようだった。英語はこちらの人はカタコトだったけど。

無事CDショップでアブ氏のCDとついでに他の民族音楽CDも2枚ほど買って楽器店に戻った。
「ほら、買ってきたよ〜!」とアブ氏のCDを本人に見せるとアブ氏も周りの人もニッコリ。
(はっきり言って、CDジャケット写真より実物のアブ氏の方が何倍も男前だ)

いっぱいの民族楽器と穏やかな人たちに囲まれて、
この目立たない小さな店の中では
夢のような楽しい時が流れていた。