Introduction カシュガルまでの遠き道   雪の空港

タラップを降りて、とうとうカシュガルの地を踏んだ。

1998年の旅の時は行きたかったけど当時はまだウルムチからの鉄道が開通していなくて断念し、
2001年のパキスタン旅行の時もフンザからカラコルムハイウェイで目指そうと思ったら時期的に国境が閉まってて、
私にとっては行きたいと思っても
なかなか行けなかったカシュガル。
今回はウルムチからカシュガルまで飛行機で2時間、楽勝やんって思っていたらこんな事に。
あぁ、
カシュガルはやはり遠かった…
障害がある方が燃える恋ってわけじゃないけれど(笑)、簡単にひとっ飛びで行けなかった分感慨も深かった。
飛行機を降りて歩いて空港の建物に向かう途中、振り向いて今乗ってきた飛行機を写真に収めた。
写真には写っていないが、雪はものすごく粒子の細かい粉雪だった。
ライトに当たるとまるでダイヤモンドダストのようにキラキラ輝いて、何ともいえず幻想的…。

最後まで私の事を気にかけてくれた親切なチリチリねえちゃんとお別れし、空港から市街へ向かう民航バスに乗った。
ウルムチに比べるとだいぶマシな寒さのように感じられた。
リムジンバスは、行き先を告げるとそこまで行ってくれるのでなかなか便利(以前はなかったみたい)。
カシュガルの2大ホテルのひとつ、チニワク
賓館の名を告げて到着まで窓から外を眺め続けた。
夜10時頃だったが道を歩いている人はけっこういて、女性一人でも普通に歩いているのを見ると
町の治安もまぁ良さそうかなと安心した。もっとも、2時間遅れの『新疆時間』では今はまだ8時なのだが。
バスの車窓からも街灯に照らされて粒子状の雪がキラキラ舞っているのが見えた。
私はこんな雪は初めて見たので、非常に美しく印象的な夜のシーンだった。

チニワク賓館に着き、80,100,160,200〜元の部屋の中から100元の部屋を選びチェックイン。
通された部屋はシャワーは熱いが部屋が寒くてトイレがとても汚くてげげげっ!
もう今日は疲れ切ってるから明日160元(朝食付き)の部屋に変えてもらおう。

こうやって長い長い一日が終わった。明日から、どのような風景に出会えるのかな…。