Introduction カシュガルまでの遠き道   何がなんだか…

まぁいろいろあったけどカシュガルの宿『東福賓館』まで辿り着きました〜。
…いえ、違います、ここはまだウルムチ(笑)

1時過ぎにカフェを出て搭乗口近くの椅子まで戻ってしばらくすると前の方に人が集まりだした。
お、いよいよかと思って行ってみるとそうではなくて1人の女の人が空港職員に詰め寄っていた。
その女性はだんだん怒りがヒートアップしてきて、大声で怒鳴り散らし始めた。
周りの人たちも応援に入り(見て笑ってる人もいたけど)、多数で抗議しだした。
「ピングァンなんちゃらかんちゃら〜!」と女性が叫んでいるところを見ると、
どうやらホテルを用意しろと怒っているようだった(ピングァン=
賓館=ホテル)。
初めは聞く耳持っていないようだった職員側も、怒りに押されてとうとう承諾し、引換券を配りだした。
私はとにかくみんなにはぐれないようについて行って引換券をもらい、バスに乗ってホテルまで移動。
ところが空港のそばにあるエアポートホテルに行くのかと思ったらけっこう長い時間バスに乗って
繁華街でもない中途半端っぽい場所にあるホテルに到着した。そこがこの
『東福賓館』だった。

フロントで引換券を出して部屋の鍵をもらって部屋に入った。
もうほんま何がなんだかワカランわ〜と疲れ切って、とにかくお茶でも入れようとしたらドアがノックされた。
宿の人かなと思ってドアを開けると、立っていたのはド派手なねえちゃんだった。
実はそのねえちゃんもカシュガル行きの乗客で、ものすごい個性的なチリチリヘアーと派手な服装で
ひときわ目立っていた人なので「ごっつい格好やなぁ」と思って見ていた人だった。
部屋を1人で使えると思ってたからちょっとビックリしたけど、
考えてみたら2人でいる方が次何か起こった時にも心強いなと思ってホッとした。
チリチリねえちゃんはさっさとベッドに入って寝始めたが、一旦起きるとひたすら彼氏?と電話をしていた。
私の中国語力は本当に最低限度のものしかないので会話というほどのものは出来なかったけど、
ニコニコと愛想が良く明るく親切なねえちゃんだった。お陰で少しは不安が解消出来た。